JP2011025843A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体を容易に傾斜させることができ、旋回操作が容易で、車体の安定を維持することができ、また、旋回性能を向上させることができるとともに、乗り心地がよく、安定した走行状態を実現することができるようにする。
【解決手段】互いに連結された操舵部及び駆動部を備える車体と、操舵部に回転可能に取り付けられた車輪であって、車体を操舵する操舵輪と、駆動部に回転可能に取り付けられた車輪であって、車体を駆動する駆動輪と、車速を検出する車速検出手段と、乗員が要求する車体の要求旋回量を検出する要求旋回量検出手段と、車体を旋回方向に傾斜させる傾斜用アクチュエータ装置と、傾斜用アクチュエータ装置を制御して車体の傾斜を制御する制御装置とを有する車両であって、車体を車速と要求旋回量とに応じて決定された傾斜角度になるように旋回方向に傾斜させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも左右一対の車輪と、左右一対の車輪を支持するリンク機構とを備える車両に関するものである。
特に、旋回性能を向上して、安定した旋回を行うことができるとともに、乗員の負担を軽減して、快適性を確保することができる車両に関するものである。
近年、エネルギ資源の枯渇問題に鑑み、車両の省燃費化が強く要求されている。その一方で、車両の低価格化等から、車両の保有者が増大し、1人が1台の車両を保有する傾向にある。そのため、例えば、4人乗り車両を運転者1人のみが運転することで、エネルギが無駄に消費されるという問題点があった。車両の小型化による省燃費化としては、車両を1人乗りの三輪車又は四輪車として構成する形態が最も効率的であるといえる。
しかし、走行状態によっては、車両の安定性が低下してしまうことがある。そこで、車体を横方向に傾斜させることによって、旋回時の車両の安定性を向上させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−155671号公報
しかしながら、前記従来の車両においては、旋回性能を向上させるために、車体を旋回方向内側に傾斜させることができるようになっているが、車輪自体を傾斜させることができないので、車体を傾斜させる操作が困難であり、旋回性能が低いので、乗員が不快に感じたり、不安を抱いたりしてしまう。
本発明は、前記従来の車両の問題点を解決して、リンク機構を作動させて車輪を傾斜させることによって、車体を容易に傾斜させることができ、旋回操作が容易で、車体の安定を維持することができ、また、旋回性能を向上させることができるとともに、乗り心地がよく、安定した走行状態を実現することができる安全性の高い車両を提供することを目的とする。
そのために、本発明の車両においては、互いに連結された操舵(だ)部及び駆動部を備える車体と、前記操舵部に回転可能に取り付けられた車輪であって、前記車体を操舵する操舵輪と、前記駆動部に回転可能に取り付けられた車輪であって、前記車体を駆動する駆動輪と、車速を検出する車速検出手段と、乗員が要求する前記車体の要求旋回量を検出する要求旋回量検出手段と、前記車体を旋回方向に傾斜させる傾斜用アクチュエータ装置と、該傾斜用アクチュエータ装置を制御して車体の傾斜を制御する制御装置とを有する車両であって、前記車体を前記車速と前記要求旋回量とに応じて決定された傾斜角度になるように旋回方向に傾斜させる。
請求項1の構成によれば、旋回する場合に車体及び左右一対の車輪を傾斜させるので、旋回走行時に車体を安定して傾斜させることができ、操作性及び乗り心地を向上させることができる。
請求項2の構成によれば、乗員が重心を移動させなくてもよいので、乗員の負担や不快感を軽減することができる。
請求項3の構成によれば、車両の構造を簡素化することができる。
請求項4の構成によれば、車体の姿勢を安定させることができ、安全性が向上する。
本発明の第1の実施の形態における車両の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における車両のリンク機構の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における車両の傾斜姿勢を説明する第1の模式図である。 本発明の第1の実施の形態における車両の傾斜姿勢を説明する第2の模式図である。 本発明の第1の実施の形態における車両の傾斜姿勢を説明する第3の模式図である。 本発明の第1の実施の形態における車両の旋回制御処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における車両の旋回制御処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における車両の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における車両の構成を示す図、図2は本発明の第1の実施の形態における車両のリンク機構の構成を示す図である。なお、図1において、(a)左側面図、(b)は背面図である。
図において、10は、本実施の形態における車両であり、車体の本体部20と、乗員が搭乗する搭乗部11と、車体の前方において幅方向の中心に配設された前輪である操舵輪としての車輪12Fと、後輪として後方に配設された左側の車輪12L及び右側の車輪12Rとを有する。さらに、車体を左右に傾斜させる、すなわち、リーンさせるためのリーン機構、すなわち、車体傾斜機構として、左右の車輪12L及び12Rを支持するリンク機構30と、該リンク機構30を作動させるアクチュエータとしての傾斜用アクチュエータ装置25とを有する。なお、前記車両10は、前輪が左右2輪であって後輪が1輪の三輪車であってもよいし、前輪及び後輪が左右2輪の四輪車であってもよいが、本実施の形態においては、図に示されるように、前輪が1輪であって後輪が左右2輪の三輪車である場合について説明する。
旋回時には、左右の車輪12L及び12Rの路面18に対する角度、すなわち、キャンバー角を変化させるとともに、搭乗部11及び本体部20を含む車体を旋回内輪側へ傾斜させることによって、旋回性能の向上と乗員の快適性の確保とを図ることができるようになっている。すなわち、前記車両10は車体を横方向(左右方向)にも傾斜させることができる。なお、図に示される例においては、車輪12L及び12Rは路面18に対して直立している、すなわち、キャンバー角が0度になっている。
前記リンク機構30は、左側の車輪12L及び該車輪12Lに駆動力を付与する電気モータ等から成る左側の回転駆動装置51Lを支持する左側の縦リンクユニット33Lと、右側の車輪12R及び該車輪12Rに駆動力を付与する電気モータ等から成る右側の回転駆動装置51Rを支持する右側の縦リンクユニット33Rと、左右の縦リンクユニット33L及び33Rの上端同士を連結する上側の横リンクユニット31Uと、左右の縦リンクユニット33L及び33Rの下端同士を連結する下側の横リンクユニット31Dとを有する。また、左右の縦リンクユニット33L及び33Rと上下の横リンクユニット31U及び31Dとは回転可能に連結されている。なお、左右の車輪12L及び12R、左右の回転駆動装置51L及び51R、左右の縦リンクユニット33L及び33R、並びに、上下の横リンクユニット31U及び31Dを統合的に説明する場合には、車輪12、回転駆動装置51、縦リンクユニット33及び横リンクユニット31として説明する。
そして、駆動用アクチュエータ装置としての前記回転駆動装置51は、いわゆるインホイールモータであって、固定子としてのボディが縦リンクユニット33に固定され、前記ボディに回転可能に取り付けられた回転子としての回転軸が車輪12の軸に接続され、前記回転軸の回転によって車輪12を回転させる。もちろん、インホイールモータ以外の種々のモータを適宜使用することができる。
また、前記傾斜用アクチュエータ装置25は、電気モータ等を含む回転式の電動アクチュエータであって、固定子としての円筒状のボディと、該ボディに回転可能に取り付けられた回転子としての回転軸とを備えるものであり、前記ボディがリンク機構30の上側の横リンクユニット31Uに固定され、回転軸が本体部20の中央縦部材21に固定されている。なお、前記ボディが中央縦部材21に固定され、回転軸が上側の横リンクユニット31Uに固定されていてもよい。そして、傾斜用アクチュエータ装置25を駆動して回転軸をボディに対して回転させると、上側の横リンクユニット31Uに対して中央縦部材21が回転し、リンク機構30が屈伸する。なお、傾斜用アクチュエータ装置25は、回転軸をボディに対して回転不能に固定する図示されないロック機構を備える。該ロック機構は、メカニカルな機構であって、回転軸をボディに対して回転不能に固定している間には電力を消費しないものであることが望ましい。前記ロック機構により、回転軸をボディに対して所定の角度で回転不能に固定することができる。
そして、前記中央縦部材21は、その中間部分においてリンク機構30の上側の横リンクユニット31Uにおける左右の中央部分に回転可能に連結され、その下端部においてリンク機構30の下側の横リンクユニット31Dにおける左右の中央部分に回転可能に連結されている。なお、前記傾斜用アクチュエータ装置25の回転軸は、中央縦部材21と上側の横リンクユニット31Uとの連結部分の回転軸と同軸になっている。これにより、リンク機構30を屈伸させて本体部20を傾斜させることが可能となる。また、該本体部20とともに車輪12も傾斜する。
前記搭乗部11は、本体部20の前端に連結部24を介して連結されるとともに、座席11a、フットレスト11b、風よけ部11c及び荷台11dを備える。前記座席11aは、車両10の走行中に乗員が着座するための部位である。また、前記フットレスト11bは、乗員の足部を支持するための部位であり、座席11aの前方側(図1(a)における左側)下方に配設される。本実施の形態において、「連結」とは、搭乗部11を本体部20に対して旋回方向(左右方向)に揺動自在に連結すること、または搭乗部11と本体部20とか固定されるように連結することの両方を意味するものである。
そして、座席11aの前方には、操縦装置41が配設されている。該操縦装置41には、操舵装置としてのハンドルバー41a、速度メータ等のメータ、インジケータ、スイッチ等の操縦に必要な部材が配設されている。乗員は、前記ハンドルバー41a及びその他の部材を操作して、車両10の走行状態(例えば、進行方向、走行速度、旋回方向、旋回半径等)を指示する。なお、乗員が要求する車体の要求旋回量を検出するための手段である操舵装置として、ハンドルバー41aに代えて他の装置、例えば、ステアリングホイール、ジョグダイヤル、タッチパネル、押しボタン等の装置を操舵装置として使用することもできる。また、操縦装置41は、操舵装置としてのハンドルバー41aの操舵量を検出するエンコーダ等の操舵量検出器を備える。本実施の形態においては、要求旋回量として操舵装置の操舵量を検出する。
さらに、搭乗部11の後方若しくは下方又は本体部20には、図示されないバッテリ装置が配設されている。該バッテリ装置は、回転駆動装置51及び傾斜用アクチュエータ装置25のエネルギ供給源である。また、搭乗部11の後方若しくは下方又は本体部20には、図示されない制御装置、各種センサ装置、インバータ装置等が収納されている。
なお、車輪12Fは、サスペンション装置(懸架装置)の一部である前輪フォーク17を介して搭乗部11に接続されている。前記サスペンション装置は、例えば、一般的なオートバイ、自転車等において使用されている前輪用のサスペンション装置と同様の装置であり、前記前輪フォーク17は、例えば、スプリングを内蔵したテレスコピックタイプのフォークである。そして、一般的なオートバイ、自転車等の場合と同様に、乗員によるハンドルバー41aの操作に応じて操舵輪としての車輪12Fは舵角を変化させ、これにより、車両10の進行方向が変化する。
また、本実施の形態における車両10は、図示されない制御装置としての車体制御システムを有する。該車体制御システムは、一種のコンピュータシステムであり、操縦装置41、回転駆動装置51及び傾斜用アクチュエータ装置25に接続されている。また、前記車体制御システムは、車輪12の回転速度を検出する図示されない車輪回転計及び車体の傾斜角度を検出する図示されない車体傾斜角度計を含み、車両10の動作を制御する。
次に、前記構成の車両10の動作について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における車両の傾斜姿勢を説明する第1の模式図、図4は本発明の第1の実施の形態における車両の傾斜姿勢を説明する第2の模式図、図5は本発明の第1の実施の形態における車両の傾斜姿勢を説明する第3の模式図である。なお、図3において、(a)〜(c)は従来の車両、(d)〜(f)は本実施の形態における車両を示し、図4において、(a)及び(b)は従来の車両、(c)及び(d)は本実施の形態における車両を示し、図5において、(a)〜(c)は従来の車両、(d)及び(e)は本実施の形態における車両を示している。
本実施の形態においては、車両10が直進して走行するような通常の状態では、図3(d)に示されるように、車体を直立した姿勢に維持するが、車両10が旋回して走行する場合には、傾斜用アクチュエータ装置25を駆動させてリンク機構30を作動させ、図3(e)に示されるように、車両10は、車体全体を旋回内輪(図3(e)に示される例においては左側の車輪12L)側へ傾斜させるようになっている。したがって、旋回時であっても、車両10は安定して走行することができる。
一方、「背景技術」の項で説明したような従来の車両の場合、車両10が直進して走行するような通常の状態では、本実施の形態と同様に、図3(a)に示されるように、車体を直立した姿勢に維持するが、車両10が旋回して走行する場合には、車体の本体部20は傾斜せず、搭乗部11のみを旋回内輪側へ傾斜させるようになっている。なお、図3(b)及び(c)に示される例において、搭乗部11は枢(すう)軸pを中心に回動することによって本体部20に対して傾斜するものとする。
また、図3〜5において、S1 は搭乗部11(搭乗部11上の乗員及び搭載物も含む)の重心であり、S2 は本体部20の重心であり、Sは車体全体(搭乗部11上の乗員及び搭載物も含む)の重心である。また、矢印gは重心Sに作用する車体全体(搭乗部11上の乗員及び搭載物も含む)の重力を示し、矢印Cは重心Sに作用する遠心力を示し、矢印Fは重力と遠心力との合力を示している。
従来の車両の場合、前述のように、搭乗部11が枢軸pを中心に回動することによって本体部20に対して傾斜するので、図3(b)に示されるように、合力を示す矢印Fの先端の位置、すなわち、接地荷重の作用点が、左側の車輪12Lの路面18との接地点と右側の車輪12Rの路面18との接地点との中心でなく、該中心の外側に位置する。そのため、搭乗部11に搭乗している乗員は、旋回の外側に持って行かれるような力を感じることとなり、乗り心地が悪くなる。
また、図3(c)に示されるように、矢印PR で示される右側の車輪12Rの路面18に押し付けられる力である接地荷重が、矢印PL で示される左側の車輪12Lの路面18に押し付けられる力である接地荷重より大きくなる。すなわち、車輪12の接地荷重が左右で不均等となる。その結果、左右の車輪12のグリップ力が不均等となり、走行状態が不安定となるので、外乱に対して弱くなってしまう。
これに対し、本実施の形態においては、リンク機構30が作動し、左右の車輪12とともに、車体全体を旋回内輪側へ傾斜させるので、図3(e)に示されるように、合力を示す矢印Fの先端の位置である接地荷重の作用点が、左側の車輪12Lの路面18との接地点と右側の車輪12Rの路面18との接地点との中心に位置する。そのため、乗員の尻部を座席11aに押し付ける方向の力成分を増加させることができる。つまり、乗員の尻部を座席11aに押し付ける力として横加速度である遠心力を作用させることができるので、その分、乗員に遠心力を体感させにくくすることができる。したがって、搭乗部11に搭乗している乗員は、旋回の外側に持って行かれるような力を感じることがなく、乗り心地が良好となる。
また、図3(e)に示されるように、車輪12の接地荷重が左右で均等となるので、左右の車輪12のグリップ力が均等となり、走行状態が安定し、外乱に対して強くなる。さらに、左右の車輪12をともに旋回内側へ傾斜させることができるので、矢印PR 及びPL で示される車輪12の接地荷重が路面18に対して斜めに作用し、横力によるキャンバースラストを発生させ、旋回力の向上を図ることができる。
もっとも、従来の車両の場合であっても、搭乗部11の傾斜角度を調整することによって、図4(b)に示されるように、合力を示す矢印Fの先端の位置である接地荷重の作用点が、左側の車輪12Lの路面18との接地点と右側の車輪12Rの路面18との接地点との中心に位置することは、可能である。しかし、この場合、搭乗部11の傾斜角度θ1 が大きくなり、乗員は不安になってしまう。
なお、図4において、mは路面18に対して垂直な垂線を示し、nは搭乗部11の幅方向の中心を通過して搭乗部11の上下方向に延在する搭乗部軸線を示し、傾斜角度θ1 は垂線mに対する搭乗部軸線nの角度である。
これに対し、本実施の形態においては、リンク機構30が作動し、左右の車輪12とともに、車体全体を旋回内輪側へ傾斜させるので、図4(d)に示されるように、搭乗部11の傾斜角度θ2 を小さくすることができる。すなわち、θ2 <θ1 となる。したがって、同様の走行速度及び旋回半径で旋回する場合、本実施の形態においては、搭乗部11の傾斜角度を小さくすることができ、その結果、乗員から路面18までの距離が長くなるので、乗員の恐怖感を減少することができ、乗り心地が良好となる。また、リンク機構30を作動させるための傾斜用アクチュエータ装置25の仕事量も小さくなるので、傾斜用アクチュエータ装置25の消費するエネルギ量を削減することができる。
なお、従来の車両の場合、図5(b)及び(c)に示されるように、搭乗部11の枢軸pが、より高い位置に存在するタイプのものもある。このようなタイプの車両では、図5(b)に示されるように、合力を示す矢印Fの先端の位置である接地荷重の作用点が左側の車輪12Lの路面18との接地点と右側の車輪12Rの路面18との接地点との中心から大きく外れ、旋回外側輪(図5(b)に示される例においては右側の車輪12R)に接近する。そのため、搭乗部11に搭乗している乗員は、旋回の外側に持って行かれるような力をより強く感じることとなり、乗り心地が更に悪くなる。
そして、搭乗部11の傾斜角度を調整することによって、合力を示す矢印Fの先端の位置である接地荷重の作用点を、左側の車輪12Lの路面18との接地点と右側の車輪12Rの路面18との接地点との中心に近づけようとすると、図5(c)に示されるように、搭乗部11の傾斜角度を非常に大きくする必要がある。そのため、乗員は強い恐怖感を感じ、乗り心地が極めて悪くなる。
これに対し、本実施の形態においては、図5(e)に示されるように、搭乗部11の傾斜角度を小さくすることができるので、乗員から路面18までの距離が長く、乗員の恐怖感を減少することができ、乗り心地が良好となる。また、合力を示す矢印Fの先端の位置である接地荷重の作用点が、左側の車輪12Lの路面18との接地点と右側の車輪12Rの路面18との接地点との中心に位置するので、乗員は、旋回の外側に持って行かれるような力を感じることがなく、乗り心地が良好となる。
次に、前記車両10における旋回制御処理の動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態における車両の旋回制御処理の動作を示すフローチャートである。
旋回制御処理が開始されると、車体制御システムは、まず、車両10の走行速度Vが低速であるか否かを判断する。具体的には、低速と高速との境界を示す所定の閾(しきい)値(例えば、8〔km/h〕)未満、つまり、V<8〔km/h〕であるか否かを判断する(ステップS1)。なお、前記閾値は、任意に設定することができる。
また、旋回制御処理は、車体制御システムの電源が投入されている間、車体制御システムによって繰り返し(例えば、0.2〔ms〕間隔で)実行される処理であり、旋回時において、リンク機構30を作用させて左右の車輪12L及び12Rに旋回内側へのキャンバー角を付与するとともに、車体を旋回内側へ傾斜させて、旋回内輪側に重心を移動させることで、旋回性能の向上と乗員の快適性の確保とを図る処理である。
そして、走行速度が低速である場合、車体制御システムは、リーン機構制御、すなわち、車体を傾斜させる制御を実行する(ステップS2)。続いて、車体制御システムは、車両10が停止している、つまり、V=0〔km/h〕であるか否かを判断する(ステップS3)。そして、車両10が停止していない、つまり、走行している場合、車体制御システムは、操縦装置41の操舵量検出器から取得した信号に基づいて、操舵装置としてのハンドルバー41aの操舵量を計測する(ステップS4)。
続いて、車体制御システムは、旋回半径を計算する(ステップS5)。操舵量に応じて変化する操舵輪の舵角、すなわち、車輪12Fの舵角をαとすると、車輪12Fと車輪12L及び12Rとの軸距離(ホイールベース)Lと、旋回半径Rとの間には、次の式(1)の関係が成立するので、式(1)に従って旋回半径Rを求めることができる。
R×tanα=L ・・・式(1)
続いて、車体制御システムは、車両10の走行速度Vを取得する、すなわち、速度計測を行う(ステップS6)。なお、速度計測は車輪回転計から取得した信号に基づいて行うことができる。そして、車体制御システムは、旋回半径R及び走行速度Vに基づいて車両10の横加速度Fを計算する(ステップS7)。横加速度Fは、次の式(2)に従って求めることができる。
F=MV2 /R ・・・式(2)
なお、Mは車両10の質量(乗員及び搭載物の質量も含む)である。
続いて、車体制御システムは、車両10の適切な傾斜角度、すなわち、リーン角を算出する(ステップS8)。適切な傾斜角度は、望ましくは、図4(d)に示されるように、接地荷重の作用点が、左側の車輪12Lの路面18との接地点と右側の車輪12Rの路面18との接地点との中心に位置するような傾斜角度θ2 である。
続いて、車体制御システムは、算出した車両10の傾斜角度に基づいて、傾斜用アクチュエータ装置25を駆動制御し、車両10の傾斜角度を制御する、すなわち、リーン角制御を行い(ステップS9)、旋回制御処理を終了する。
これにより、リンク機構30を屈伸させ、左右の車輪12をともに旋回内側へ傾斜させることができるので、横力によるキャンバースラストを発生させ、旋回力の向上を図ることができる。さらに、前記左右の車輪12と同方向へ傾斜させることができるので、旋回時に、車体を旋回内側へ傾斜させ、車両10の重心位置を旋回内輪側、すなわち、車両10の重心位置を旋回内輪(図3〜5に示される例における左の車輪12L)の上方へ移動させることができるので、その分、車両重量のより多くを旋回内輪に作用させ、該旋回内輪の接地荷重を増加させることができる。その結果、遠心力に対する対抗力を増加させることができるので、旋回内輪の浮き上がりを防止するとともに、旋回外輪と旋回内輪との接地荷重比を均一化して、旋回性能の向上を図ることができる。
また、旋回時に搭乗部11を旋回内輪側へ傾斜させることができるので、搭乗部11の傾斜によって、乗員の尻部を座席11aに押し付ける方向の力成分を増加させることができる。つまり、乗員の尻部を座席11aに押し付ける力として横加速度である遠心力を作用させることができるので、その分、乗員に遠心力を体感させにくくすることができる。
このように、旋回時の遠心力による乗員の負担や不快感を軽減することができ、直進走行時と同様の姿勢のままで旋回を行うことができるので、乗員の快適性及び操作性の向上を図ることができる。
また、V=0〔km/h〕であるか否かを判断してV=0〔km/h〕である場合、すなわち、車両10が停止している場合、車体制御システムは、重力方向を計測する(ステップS10)。なお、重力方向は、図示されない加速度センサ、ジャイロセンサ等のセンサから取得することができる。
続いて、車体制御システムは、車両10の適切な傾斜角度、すなわち、リーン角を算出する(ステップS11)。この場合、図4(d)における搭乗部軸線nが重力方向を示す線、すなわち、鉛直線と一致するような車体の傾斜角度を算出する。路面18が水平であれば、路面18に対して垂直な垂線mが鉛直線と重なるので、搭乗部軸線nを垂線mと一致させるような傾斜角度は0となる。しかし、路面18が左右に傾斜している場合には、垂線mが鉛直線に対して傾斜するので、適切な傾斜角度は、垂線mの鉛直線に対する角度と絶対値が等しく、正負が逆の値となる。
続いて、車体制御システムは、算出した車両10の傾斜角度に基づいて、傾斜用アクチュエータ装置25を駆動制御し、車両10の傾斜角度を制御する、すなわち、リーン角制御を行い(ステップS12)、旋回制御処理を終了する。
これにより、停止中であっても車体の姿勢を適切に維持することができ、例えば、路肩のように、路面18が左右に傾斜している場所に停止した場合であっても、搭乗部軸線nを鉛直に維持することができるので、乗員の負担や不快感を軽減することができる。なお、停止時間が所定の値以上となったときには、傾斜用アクチュエータ装置25のロック機構を作動させて傾斜用アクチュエータ装置25をロックさせることが望ましい。これにより、長時間の停車であっても、傾斜用アクチュエータ装置25を作動させることなく、電力を消費せずに、搭乗部軸線nを鉛直に維持することができる。
さらに、V<8〔km/h〕であるか否かを判断してV<8〔km/h〕でない場合、すなわち、車両10の走行速度Vが中速又は高速である場合、車体制御システムは、車体を傾斜させる制御を停止する、すなわち、リーン機構非制御状態として(ステップS13)、旋回制御処理を終了する。なお、傾斜用アクチュエータ装置25のロック機構は作動させず、回転軸をボディに対して回転可能な状態とする。
これにより、中速又は高速で走行中に、乗員は、自分で重心を移動させて車体を旋回内側へ傾斜させ、旋回速度に応じた傾斜角度とすることができるので、乗員の快適性及び操作性の向上を図ることができる。なお、傾斜用アクチュエータ装置25の回転軸が自由に回転する状態となっているので、リンク機構30も屈伸可能であって、左右の車輪12をともに旋回内側へ傾斜させることができるので、横力によるキャンバースラストを発生させ、旋回力の向上を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図7は本発明の第2の実施の形態における車両の旋回制御処理の動作を示すフローチャートである。
本実施の形態における旋回制御処理では、中速又は高速で走行中には、乗員の重心移動を検知してリーン機構、すなわち、リンク機構30及び傾斜用アクチュエータ装置25の抵抗を調整するように、傾斜用アクチュエータ装置25を作動させる。なお、低速で走行中又は停止中の動作については前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。すなわち、図7に示されるフローチャートにおけるS21〜S31の動作は、S2に対応する動作を含まない点を除いては、図6に示されるフローチャートにおけるS1〜S12の動作と同様である。
本実施の形態においては、V<8〔km/h〕であるか否かを判断してV<8〔km/h〕でない場合、すなわち、車両10の走行速度Vが中速又は高速である場合、車体制御システムは、乗員が車両10を傾けて自分で重心を移動させたときに、リンク機構30に加わるトルクを検出するによって、重心移動を計測する(ステップS32)。続いて、車体制御システムは、計測されたリンク機構30に加わるトルクに基づいて、車体傾斜をアシストするのに適切なリーントルクを算出し(ステップS33)、算出したリーントルクを発揮するように傾斜用アクチュエータ装置25を作動させ、リーン制御を行って(ステップS34)、旋回制御処理を終了する。
これにより、中速又は高速で走行中に、乗員は、自分で重心を移動させて車体を旋回内側へ傾斜させ、旋回速度に応じた傾斜角度とすることができるとともに、乗員による車体を傾斜させる動作をリンク機構30及び傾斜用アクチュエータ装置25がアシストするので、操作性が向上する。
なお、前記第1及び第2の実施の形態においては、車両10が前輪が1輪であって後輪が左右2輪の三輪車である場合についてのみ説明したが、前記車両10は、前輪が左右2輪であって後輪が1輪の三輪車であってもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図8は本発明の第3の実施の形態における車両の構成を示す図である。なお、図において、(a)正面図、(b)は左側面図である。
図に示されるように、本実施の形態における車両10は、前輪及び後輪が左右2輪の四輪車である。そのため、本実施の形態における車両10は、前輪として前方に配設された左側の車輪12FLと右側の車輪12FRとを有するとともに、車体を左右に傾斜させる、すなわち、リーンさせるためのリーン機構、すなわち、車体傾斜機構として、左右の車輪12FL及び12FRを支持する前方リンク機構30Fと、該前方リンク機構30Fを作動させるアクチュエータとしての前方傾斜用アクチュエータ装置25Fとを有する。
なお、本実施の形態における車両10は、前記第1の実施の形態における車両10と同様に、後方の車体傾斜機構として、後方に配設された左右の車輪12L及び12Rを支持するリンク機構30と、該リンク機構30を作動させるアクチュエータとしての傾斜用アクチュエータ装置25とを有する。
そして、前方リンク機構30Fは、左側の車輪12FLを支持する左側の前方縦リンクユニット33FLと、右側の車輪12FRを支持する右側の前方縦リンクユニット33FRと、左右の前方縦リンクユニット33FL及び33FRの上端同士を連結する上側の前方横リンクユニット31FUと、左右の前方縦リンクユニット33FL及び33FRの下端同士を連結する下側の前方横リンクユニット31FDとを有する。また、左右の前方縦リンクユニット33FL及び33FRと上下の前方横リンクユニット31FU及び31FDとは回転可能に連結されている。さらに、前方傾斜用アクチュエータ装置25Fは、後方の傾斜用アクチュエータ装置25と同様の構造を備えるものであり、ボディが前方リンク機構30Fの上側の前方横リンクユニット31FUに固定され、回転軸が前方本体部20Fの前方中央縦部材21Fに固定されている。
なお、本実施の形態においては、前方の車輪12FL及び12FRに駆動力を付与する電気モータ等から成る回転駆動装置が省略されているが、必要に応じて、後方の車輪12L及び12Rに駆動力を付与する回転駆動装置51と同様の前方回転駆動装置を配設することができる。
ここで、前方リンク機構30Fにおける左右の前方縦リンクユニット33FL及び33FR、上下の前方横リンクユニット31FU及び31FD、前方中央縦部材21F、並びに、前方傾斜用アクチュエータ装置25Fは、後方のリンク機構30における左右の縦リンクユニット33L及び33R、上下の横リンクユニット31U及び31D、中央縦部材21、並びに、傾斜用アクチュエータ装置25と同様の機能を発揮し、同様の動作を行うものであるので、その説明については省略する。
また、前方本体部20Fは、操舵力伝達機構19を介して搭乗部11に接続されている。そして、一般的な自動車等の場合と同様に、ハンドルバー41aの操舵力が操舵力伝達機構19を介して車輪12FL及び12FRに伝達される。これにより、乗員によるハンドルバー41aの操作に応じて、操舵輪としての車輪12FL及び12FRは、舵角を変化させ、車両10の進行方向が変化する。
なお、その他の点の構成については、前記第1及び第2の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。さらに、旋回制御処理における前方リンク機構30Fの動作は、前記第1及び第2の実施の形態において説明した後方のリンク機構30の場合と同様であるので、その説明を省略する。
また、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、少なくとも左右一対の車輪と、左右一対の車輪を支持するリンク機構とを備える車両に利用することができる。
10 車両
12F、12FL、12FR、12L、12R 車輪
25 傾斜用アクチュエータ装置
30 リンク機構
33L、33R 縦リンクユニット
41a ハンドルバー

Claims (4)

  1. 互いに連結された操舵部及び駆動部を備える車体と、
    前記操舵部に回転可能に取り付けられた車輪であって、前記車体を操舵する操舵輪と、
    前記駆動部に回転可能に取り付けられた車輪であって、前記車体を駆動する駆動輪と、
    車速を検出する車速検出手段と、
    乗員が要求する前記車体の要求旋回量を検出する要求旋回量検出手段と、
    前記車体を旋回方向に傾斜させる傾斜用アクチュエータ装置と、
    該傾斜用アクチュエータ装置を制御して車体の傾斜を制御する制御装置とを有する車両であって、
    前記車体を前記車速と前記要求旋回量とに応じて決定された傾斜角度になるように旋回方向に傾斜させることを特徴とする車両。
  2. 前記車速と前記要求旋回量とに基づいて前記車体に発生する横加速度を算出する横加速度算出手段を更に有し、
    前記制御装置は、前記横加速度算出手段が算出した横加速度に基づいて前記傾斜角度を決定する請求項1に記載の車両。
  3. 前記操舵輪は、前記車体の前方の幅方向の中心に配設された単一の車輪であり、
    前記駆動輪は、前記車体の後方に配設された駆動輪である請求項1又は2に記載の車両。
  4. 前記操舵輪及び前記駆動輪は一対の車輪である請求項1又は2に記載の車両。
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