JP2011024945A - カテーテル収納チューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】収納状態のカテーテルを確実に保護することができ、また、収納状態のカテーテルを引き出す際に当該カテーテルが損傷を受けるのを確実に防止することができるカテーテル収納チューブを提供すること。
【解決手段】カテーテル収納チューブ1は、カテーテル20を収納するチューブ状のチューブ本体2を備えるものである。カテーテル収納チューブ1のチューブ本体2は、その基端部の管壁23の縁部が少なくとも1回外側に折り返された基端側折り返し部22を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、カテーテル収納チューブに関する。
未使用のカテーテルは、通常、台紙に設けられたツメによって台紙に固定され、その上で包装袋に詰められて搬送されていた。しかし、該搬送方法では、柔軟なカテーテルが台紙のツメで傷つく、搬送時の衝撃でカテーテルが動き、ツメとツメとの間でたわみができるといった問題があった。そこで、当該カテーテルを保護する保護チューブ(搬送チューブ)に収納する方法が考えられた(例えば、特許文献1参照)。この保護チューブに収納されるカテーテルは、可撓性を有する長尺なカテーテル本体と、カテーテル本体の基端部に設けられたハブとを有し、主にカテーテル本体が保護チューブに収納され、カテーテル本体とハブとの境界部付近が保護チューブに嵌合するものである。
さて、保護チューブは、前述したようにカテーテルを保護するためのものであり、かつ、カテーテルを引き出した(抜き出した)後は一般的に破棄されるものであるため、できる限り低コストで製造される。そのため、保護チューブは、保護チューブよりも長い母材となるチューブを単に所望の長さに切断したものが用いられる。そして、その切断部(開口部)には、エッジ(バリ)が形成されることとなる。このエッジにより、カテーテルは、保護チューブから引き出される際にカテーテル本体の外周部が損傷を受けるという問題があった。
また、カテーテルは、保護チューブに収納された状態でも、カテーテル本体とハブとの境界部付近がエッジにより損傷を受けるという問題もあった。
また、カテーテルを保護チューブに収納して搬送する場合、保護チューブを台紙に固定して包装体に包装するときに保護チューブの端部のエッジで包装体が損傷を受けるという問題もあった。
特表2005−532833号公報
本発明の目的は、収納状態のカテーテルを確実に保護することができ、また、収納状態のカテーテルを引き出す際に当該カテーテルが損傷を受けるのを確実に防止することができるカテーテル収納チューブを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(11)の本発明により達成される。
(1) カテーテルを収納するチューブ状のチューブ本体を備えるカテーテル収納チューブであって、
前記チューブ本体は、その基端部の管壁の縁部が少なくとも1回外側に折り返された基端側折り返し部を有することを特徴とするカテーテル収納チューブ。
(2) 前記基端側折り返し部は、前記チューブ本体の全周にわたって形成されている上記(1)に記載のカテーテル収納チューブ。
(3) 前記基端側折り返し部は、前記チューブ本体の管壁が屈曲変形して折り返されたものであり、その角部は、丸みを帯びている上記(1)または(2)に記載のカテーテル収納チューブ。
(4) 前記チューブ本体は、その少なくとも前記基端側折り返し部が形成された部分が硬質材料で構成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のカテーテル収納チューブ。
(5) 前記基端側折り返し部の折り返しの回数は、2〜4回である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のカテーテル収納チューブ。
(6) 前記チューブ本体は、その先端部の管壁の縁部が少なくとも1回外側に折り返された先端側折り返し部を有する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のカテーテル収納チューブ。
(7) 前記先端側折り返し部からは、前記チューブ本体に収納されている前記カテーテルの先端側の部分が突出する上記(6)に記載のカテーテル収納チューブ。
(8) 前記カテーテルは、可撓性を有するカテーテル本体と、該カテーテル本体の基端部に設けられたハブとを備えたものであり、
前記チューブ本体は、前記基端側折り返し部付近の内周部に、その内径が基端方向に向かって漸増したテーパ部を有し、
前記テーパ部には、前記チューブ本体に収納されている前記カテーテルの前記ハブまたは前記カテーテル本体と前記ハブとの境界部付近が嵌合する上記(1)ないし(7)のいずれかに記載のカテーテル収納チューブ。
(9) 前記カテーテルは、前記テーパ部と嵌合する部分がテーパ状をなし、そのテーパ角度が、前記テーパ部のテーパ角度とほぼ同じである上記(8)に記載のカテーテル収納チューブ。
(10) 前記テーパ部には、凹部または凸部が形成されている上記(8)または(9)に記載のカテーテル収納チューブ。
(11) 前記カテーテルは、可撓性を有するカテーテル本体と、該カテーテル本体の基端部に設けられたハブとを備えたものであり、
前記チューブ本体と、該チューブ本体に収納されている前記カテーテルの前記ハブとを連結する連結部材をさらに備える上記(1)ないし(10)のいずれかに記載のカテーテル収納チューブ。
本発明によれば、基端側折り返し部は、例えば鋭利なエッジが露出したものとはならない。そこで、チューブ本体に収納されているカテーテルを基端側に引張ると、当該カテーテルは、その外周面が基端側折り返し部に当接しつつ、引張り方向に移動する。これにより、カテーテルは、引き出される際に、カテーテル本体の外周面が前記エッジ等で損傷を受けるのが確実に防止される。
また、カテーテルは、チューブ本体に収納されている状態でも前記エッジで損傷を受けるのが防止される。これにより、収納状態のカテーテルを確実に保護することができる。
また、カテーテルをチューブ本体(カテーテル収納チューブ)に収納して搬送する場合、チューブ本体を台紙に固定して包装体に包装するときにチューブ本体の端部のエッジで包装体を損傷することが防止される。
本発明のカテーテル収納チューブ(第1実施形態)にカテーテルを収納した状態を示す部分縦断面図である。 図1に示すカテーテル収納チューブからカテーテルを抜去する途中の状態を示す部分縦断面図である。 図1に示すカテーテル収納チューブが有するチューブ本体を示す縦断面図である。 図1に示すカテーテル収納チューブが有する連結部材を示す斜視図である。 図2中の一点鎖線で囲まれた領域[A]の拡大詳細図である。 本発明のカテーテル収納チューブ(第2実施形態)が有するチューブ本体の折り返し部を示す拡大縦断面図である。 本発明のカテーテル収納チューブ(第3実施形態)にカテーテルを収納した状態を示す部分縦断面図である。 図7に示すカテーテル収納チューブからカテーテルを抜去する途中の状態を示す部分縦断面図である。
以下、本発明のカテーテル収納チューブを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明のカテーテル収納チューブ(第1実施形態)にカテーテルを収納した状態を示す部分縦断面図、図2は、図1に示すカテーテル収納チューブからカテーテルを抜去する途中の状態を示す部分縦断面図、図3は、図1に示すカテーテル収納チューブが有するチューブ本体を示す縦断面図、図4は、図1に示すカテーテル収納チューブが有する連結部材を示す斜視図、図5は、図2中の一点鎖線で囲まれた領域[A]の拡大詳細図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図3および図5(図6〜図8についても同様)中の左側を「基端」、右側を「先端」と言う。また、図4中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。
図1、図2に示すカテーテル収納チューブ(以下単に「収納チューブ」と言う)1は、カテーテル20を収納した収納状態で用いられるものである。収納状態では、例えば、カテーテル20を収納チューブ1ごと搬送したり、保管したりすることができる。また、カテーテル20を収納チューブ1に収納した状態で、包装体に包装して、搬送および保管することで、滅菌状態を保つことができ、より好ましい。収納チューブ1は、長尺なチューブ本体2と、収納状態カテーテル20とチューブ本体2とを連結する連結部材9とで構成されている。
また、収納チューブ1は、連結部材9が省略され、長尺なチューブ本体2と収納状態のカテーテル20とで構成されていてもよい。
収納チューブ1について説明する前に、カテーテル20について説明する。
カテーテル20としては、例えば、バルーンカテーテル、ガイディングカテーテル、マイクロカテーテル、造影カテーテル、血栓吸引カテーテル等が挙げられる。
図1、図2に示すように、カテーテル20は、可撓性を有するカテーテル本体201と、カテーテル本体201の基端部に設けられハブ202とを備えている。
カテーテル本体201は、長尺なチューブ(中空管)で構成されている。なお、カテーテル本体201の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組合せたもの(ポリマーアロイ、ポリマーブレンド、積層体等)を用いることができる。
カテーテル本体201の基端部には、硬質樹脂材料で構成されたハブ202が固定されて(接続されて)いる。このハブ202は、カテーテル本体201よりも外径および内径が大きい筒体で構成され、その内腔がカテーテル本体201と連通している。また、ハブ202の外周部には、一対の突片203、204が突出形成されている。これらの突片203、204は、ハブ202の中心軸を介して配置されている。
カテーテル本体201とハブ202との境界部、すなわち、カテーテル本体201とハブ202を連結している部分には、補強機能を有する被覆部材(耐キンクプロテクタ)205が設けられている。これにより、当該境界部の折れ曲がり(キンク)がより有効に防止することができる。被覆部材205の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料が挙げられる。あるいは、被覆部材205の構成材料としては、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー材料が挙げられる。
なお、被覆部材205は、その外径が先端方向に向かって漸減したテーパ状をなしているのが好ましい。
また、被覆部材205には、リング状(または螺旋状)の溝206がカテーテル長手方向に沿って間欠的に複数配置されている。各溝206は、それぞれ、被覆部材205の周方向に沿って形成されたものである。このような溝206が形成されていることにより、被覆部材205は、前述したようにカテーテル本体201とハブ202との境界部を補強しつつも、柔軟性を有するものとなる。すなわち、被覆部材205は、補強と柔軟との相反する機能を有するものとなる。
次に、収納チューブ1について説明する。前述したように、収納チューブ1は、チューブ本体2と連結部材9とで構成されている。
図1、図2に示すように、チューブ本体2は、チューブ状をなし、その中空部21が、カテーテル20の主にカテーテル本体201が収納される収納空間を構成している。
また、チューブ本体2は、硬質材料で構成されており、直線状をなすものである。これにより、例えば、図1に示す状態(収納状態)でカテーテル20を搬送する際、カテーテル20のカテーテル本体201が外力によって折り曲げられたり、押圧されたりして不本意に変形するのを確実に防止することができる。よって、カテーテル20を確実に保護することができる。
チューブ本体2を構成する硬質材料としては、特に限定されず、例えば、金属材料、硬質の樹脂材料が挙げられる。金属材料としては、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム等を用いることができる。硬質の樹脂材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、フッ素系樹脂、ポリスチレン、ポリアクリル酸エステル等を用いることができる。
図1〜図3、図5に示すように、チューブ本体2の基端部には、基端側折り返し部(第1の折り返し部)(以下単に「折り返し部」と言う)22がチューブ本体2の全周にわたって形成されている。この折り返し部22は、チューブ本体2の管壁(壁部)23が、その縁部において2回外側に屈曲変形して折り返された部分である。また、折り返し部22では、内側から外側(エッジ24側)に向かって配置された4つの角部221、222、223、224が形成され、各角部221〜224は、それぞれ、丸みを帯びている(図5参照)。また、折り返し部22には、当該折り返し部22を形成した管壁23同士の間に複数の間隙229が形成されている。
ところで、折り返し部22を形成する前では、チューブ本体2の基端開口部には、その縁部(特に内側の縁部)にエッジ24が存在して(露出して)いる。そして、例えば図5に示すように、折り返し部22を形成した場合には、エッジ24が折り返し部22の内側に位置する(隠れる)。
図1に示す状態(収納状態)からカテーテル20を例えば図中左上方(または左方(基端方向))に引張ると、図2、図5に示すように、カテーテル20は、カテーテル本体201の外周面201aが折り返し部22の前記丸みを帯びた角部221に当接しつつ、左上方に移動する。このように、カテーテル20は、引き出される際に、エッジ24ではなく、角部221にカテーテル本体201の外周面201aが当接する。これにより、カテーテル本体201の外周面201aがエッジ24で損傷を受けるのを確実に防止することができる。
また、カテーテル20を収納チューブ1に収納して搬送する場合、収納チューブ1を台紙に固定し包装体に包装するときに収納チューブ1の端部のエッジ24で包装体を損傷するのを防止することができる。
また、図1に示すように、カテーテル20は、収納状態でも被覆部材205付近がエッジ24で損傷を受けるのが防止される。これにより、収納状態のカテーテル20を確実に保護することができる。
前述したように、チューブ本体2は、硬質材料で構成されている。これにより、折り返し部22が塑性変形した部分となり、よって、折り返し部22が再度展開状態(折り返し前の状態)となるのが防止される。
図3(図1、図2についても同様)に示すように、チューブ本体2には、その基端内周部(折り返し部22付近の内周部)に、テーパ部(嵌合部)25が形成されている。テーパ部25は、その内径が基端方向に向かって漸増した部分である。このテーパ部25のテーパ角度は、カテーテル20のテーパ状をなす被覆部材205のテーパ角度とほぼ同じである。図1に示すように、収納状態では、チューブ本体2のテーパ部25には、カテーテル20の被覆部材205が確実に嵌合することができる。これにより、カテーテル20がチューブ本体2から不本意に離脱するのが確実に防止され、よって、カテーテル20を使用するまでの間、収納状態のカテーテル20を確実に保護することができる。
また、テーパ部25には、螺旋状をなす凸部(リブ)251が突出形成されている。図1に示すように、収納状態では、凸部251がカテーテル20の被覆部材205の溝206に挿入される。これにより、凸部251が溝206に係合することとなる。この係合により、カテーテル20がチューブ本体2から不本意に離脱するのがより確実に防止される。これにより、収納状態が確実に維持され、よって、カテーテル20を使用するまでの間、収納状態のカテーテル20をより確実に保護することができる。
また、収納チューブ1(チューブ本体2)の内表面の一部に凸部を設けることにより、ガス滅菌時に、収納チューブ1の凸部が設けられていない部分(嵌合していない部分)よりガスが流れ込み、確実に滅菌することができる。
なお、チューブ本体2にその基端側からカテーテル20を挿入して収納状態とするには、カテーテル20をその軸回りに所定方向に回転させつつ先端方向に向かって押し進めることにより、その収納操作を行なうことができる。また、収納状態では、カテーテル20のハブ202の外周部に形成されたテーパ部208が、チューブ本体2の折り返し部22に当接する。これにより、カテーテル20のチューブ本体2に対する位置決めがなされ(挿入深さが規制され)、よって、カテーテル20が過剰にチューブ本体2に入り込むのを確実に防止することができる。
一方、収納状態のカテーテル20をチューブ本体2から抜去するには、前記とは逆方向に回転させつつ基端方向に向かって引張る、もしくは、基端方向に向けてまっすぐ引張ることにより、その抜去操作を行なうことができる。また、抜去操作する際には、指を折り返し部22に掛けることができ、よって、その操作を容易に行なうことができる。
図3に示すように、凸部251の頂部252は、丸みを帯びている。これにより、収納状態のカテーテル20をチューブ本体2から抜去する際、カテーテル本体201の外周面201aは、凸部251の頂部252に当接するが、この頂部252で損傷を受けるのが確実に防止される。
なお、凸部251は、螺旋状のものであるのに限定されず、例えば、テーパ部25の内周面に沿ったリング状のもの、単一または複数の突起であってもよい。
このような構成のチューブ本体2を製造するには、例えば、螺旋溝を有する台座つき円錐型金型を準備し、該金型を加熱する。チューブ本体2となるチューブ状の母材の端部に金型を差し込み、金型を押しながら母材の端部を円錐台座まで到達させる。さらに、金型を母材の内部に押し込むことにより、母材の端部に丸みを有する折り返し部22が形成される。また、これに伴って、母材の内表面には、凸部251が形成される。金型および母材を冷却後、金型をその軸回りに回しながら、金型と、加工した母材、すなわち、チューブ本体2とを抜き取る。
次に、連結部材9について説明する。
図1に示すように、連結部材9は、収納状態のカテーテル20のハブ202とチューブ本体2の途中とを連結するものである。
図4(図1についても同様)に示すように、連結部材9は、カテーテル20のハブ202に装着される第1の装着部91と、チューブ本体2のテーパ部25よりも先端側の部分に装着される第2の装着部92と、第1の装着部91と第2の装着部92とを連結する連結部93とを有している。
第1の装着部91は、「C」字状(円弧状)に湾曲した板片で構成されている。この第1の装着部91の内径は、ハブ202の基端部の外径とほぼ同じまたはそれより若干小さい。第1の装着部91にハブ202を装着するには、上方に向かって開口した開口部911からハブ202を押し込むことにより、ハブ202と第1の装着部91とが嵌合する。これにより、第1の装着部91にハブ202を装着することができる。また、第1の装着部91からハブ202を離脱させるには、開口部911からハブ202を引き抜くことにより、その離脱操作を行なうことができる。
第2の装着部92は、上方に向かって開口した溝921を有する長尺なブロック体で構成されている。この溝921は、ブロック体を貫通している。また、溝921の内面は、「C」字状(円弧状)に湾曲しており、その内径は、チューブ本体2のテーパ部25よりも先端側の部分の外径とほぼ同じまたはそれより若干小さい。第2の装着部92にチューブ本体2を装着するには、溝921の上方に向かって開口した開口部922からチューブ本体2を押し込むことにより、チューブ本体2と第2の装着部92とが嵌合する。これにより、第2の装着部92にチューブ本体2を装着することができる。また、第2の装着部92からチューブ本体2を離脱させるには、開口部922からチューブ本体2を引き抜くことにより、その離脱操作を行なうことができる。
連結部93は、棒状体で構成され、第1の装着部91と第2の装着部92とを離間した状態で連結するものである。
このような構成の連結部材9は、収納状態で、チューブ本体2のテーパ部25とカテーテル20の被覆部材205との嵌合、チューブ本体2のテーパ部25の凸部251とカテーテル20の被覆部材205の溝206との係合と相まって、カテーテル20がチューブ本体2から不本意に離脱するのがさらに確実に防止される。
なお、連結部材9では、第1の装着部91と第2の装着部92と連結部93とが一体的に形成されているのが好ましい。これにより、連結部材9を製造する際、例えば金型成形により、その製造を容易に行なうことができる。
また、連結部材9の構成材料は、特に限定されないが、例えば、チューブ本体2についての説明で挙げた材料と同様のものを用いることができる。
<第2実施形態>
図6は、本発明のカテーテル収納チューブ(第2実施形態)が有するチューブ本体の折り返し部を示す拡大縦断面図である。
以下、この図を参照して本発明のカテーテル収納チューブの第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、折り返し部の形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図6に示すチューブ本体2Aでは、折り返し部22Aは、その折り返しの回数が3回のものとなっている。これにより、4つの角部221、222、223、224、225、226が形成され、各角部221〜226は、それぞれ、丸みを帯びている。
このような構成の折り返し部22Aは、前記第1の実施形態での折り返し部22よりも折り返しの回数が多い分、強度が増大している。これにより、例えば折り返し部22Aに外力が作用して押圧されたとしても、当該折り返し部22Aが変形するのが防止され、よって、収納状態のカテーテル20を確実に保護することができる。
なお、折り返し部22Aの折り返しの回数は、4回でもよいし、または5回以上であってもよい。
<第3実施形態>
図7は、本発明のカテーテル収納チューブ(第3実施形態)にカテーテルを収納した状態を示す部分縦断面図、図8は、図7に示すカテーテル収納チューブからカテーテルを抜去する途中の状態を示す部分縦断面図である。
以下、これらの図を参照して本発明のカテーテル収納チューブの第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、チューブ本体の先端部の構成(形状)が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図7、図8に示すチューブ本体2Bの先端部には、先端側折り返し部(第2の折り返し部)26が形成されている。この先端側折り返し部26は、チューブ本体2の管壁23が、その先端部において2回外側に屈曲変形して折り返された部分である。また、先端側折り返し部26では、チューブ本体2Bの基端側に形成された折り返し部22と同様に4つの角部が形成され、それらの角部うち、少なくとも最も内側に位置する角部261は、丸みを帯びている。
また、図7に示すように、チューブ本体2Bに収納されるカテーテル20Bは、そのカテーテル本体201の先端部(先端側の部分)207が、外力を付与しない自然状態で所望の形状(図示の構成ではJ字状)に湾曲している。この先端部207は、収納状態で先端側折り返し部26から突出する。
図7に示す状態からカテーテル20Bを基端方向に引張ると、図8に示すように、カテーテル20Bの先端部207は、先端側折り返し部26の角部261に当接するが、この角部261は丸みを帯びているため、当該角部261で損傷を受けるのが確実に防止される。
また、カテーテル20Bをチューブ本体2B(収納チューブ1)に収納して搬送する場合、チューブ本体2Bを台紙に固定し包装体に包装するときにチューブ本体2Bの先端部のエッジで包装体を損傷するのを防止することができる。
なお、先端側折り返し部26の折り返しの回数は、2回であるのに限定されず、例えば、1回または3回以上であってもよい。
チューブ本体2Bには、その先端内周部(先端側折り返し部26付近の内周部)に、テーパ部27が形成されている。テーパ部27は、その内径が先端方向に向かって漸増した部分である。このテーパ部27のテーパ角度は、テーパ部25のテーパ角度と同じである。このようなテーパ部27が形成されていることにより、カテーテル20Bをチューブ本体2Bの基端側および先端側のいずれの方向からも挿入して、収納状態とすることができる。また、例えば、いわゆる「親子カテーテル」を収納する場合、基端側から第1のカテーテル(親カテーテル)を収納し、先端側からは第1のカテーテルのカテーテルチューブの内径よりチューブ外径の小さな第2のカテーテル(子カテーテル)を収納する。そして、チューブ本体2B(収納チューブ1)内で第2のカテーテルの先端を第1のカテーテルの先端の内部に収納することで、曲げが不本意に生じるのを防止して、2本のカテーテルを収容することができる。
以上、本発明のカテーテル収納チューブを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、カテーテル収納チューブを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明のカテーテル収納チューブは、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、基端側折り返し部および先端側折り返し部は、それぞれ、その折り返しの回数が1回でもよい。
また、チューブ本体の基端側のテーパ部には、螺旋状の凸部が形成されているが、これに限定されず、例えば、螺旋状の凹部(溝)が形成されていてもよい。
また、チューブ本体のテーパ部には、カテーテルの被覆部材が嵌合しているが、これに限定されず、例えば、カテーテルのハブが嵌合してもよい。
また、カテーテルの被覆部材は、溝(凹部)が形成されたものとなっているが、これに限定されず、例えば、凸部が形成されたものでもよいし、凹部や凸部が省略されたものでもよい。
1 カテーテル収納チューブ(収納チューブ)
2、2A、2B チューブ本体
21 中空部
22、22A 基端側折り返し部(折り返し部)
221、222、223、224、225、226 角部
229 間隙
23 管壁(壁部)
24 エッジ
25 テーパ部(嵌合部)
251 凸部(リブ)
252 頂部
26 先端側折り返し部
261 角部
27 テーパ部
9 連結部材
91 第1の装着部
911 開口部
92 第2の装着部
921 溝
922 開口部
93 連結部
20、20B カテーテル
201 カテーテル本体
201a 外周面
202 ハブ
203、204 突片
205 被覆部材(耐キンクプロテクタ)
206 溝
207 先端部(先端側の部分)
208 テーパ部

Claims (11)

  1. カテーテルを収納するチューブ状のチューブ本体を備えるカテーテル収納チューブであって、
    前記チューブ本体は、その基端部の管壁の縁部が少なくとも1回外側に折り返された基端側折り返し部を有することを特徴とするカテーテル収納チューブ。
  2. 前記基端側折り返し部は、前記チューブ本体の全周にわたって形成されている請求項1に記載のカテーテル収納チューブ。
  3. 前記基端側折り返し部は、前記チューブ本体の管壁が屈曲変形して折り返されたものであり、その角部は、丸みを帯びている請求項1または2に記載のカテーテル収納チューブ。
  4. 前記チューブ本体は、その少なくとも前記基端側折り返し部が形成された部分が硬質材料で構成されている請求項1ないし3のいずれかに記載のカテーテル収納チューブ。
  5. 前記基端側折り返し部の折り返しの回数は、2〜4回である請求項1ないし4のいずれかに記載のカテーテル収納チューブ。
  6. 前記チューブ本体は、その先端部の管壁の縁部が少なくとも1回外側に折り返された先端側折り返し部を有する請求項1ないし5のいずれかに記載のカテーテル収納チューブ。
  7. 前記先端側折り返し部からは、前記チューブ本体に収納されている前記カテーテルの先端側の部分が突出する請求項6に記載のカテーテル収納チューブ。
  8. 前記カテーテルは、可撓性を有するカテーテル本体と、該カテーテル本体の基端部に設けられたハブとを備えたものであり、
    前記チューブ本体は、前記基端側折り返し部付近の内周部に、その内径が基端方向に向かって漸増したテーパ部を有し、
    前記テーパ部には、前記チューブ本体に収納されている前記カテーテルの前記ハブまたは前記カテーテル本体と前記ハブとの境界部付近が嵌合する請求項1ないし7のいずれかに記載のカテーテル収納チューブ。
  9. 前記カテーテルは、前記テーパ部と嵌合する部分がテーパ状をなし、そのテーパ角度が、前記テーパ部のテーパ角度とほぼ同じである請求項8に記載のカテーテル収納チューブ。
  10. 前記テーパ部には、凹部または凸部が形成されている請求項8または9に記載のカテーテル収納チューブ。
  11. 前記カテーテルは、可撓性を有するカテーテル本体と、該カテーテル本体の基端部に設けられたハブとを備えたものであり、
    前記チューブ本体と、該チューブ本体に収納されている前記カテーテルの前記ハブとを連結する連結部材をさらに備える請求項1ないし10のいずれかに記載のカテーテル収納チューブ。
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