JP2011022730A5 - - Google Patents

Description

この発明の電子カルテ端末装置は、データベースを有するサーバ装置と、このサーバ装置に通信回線を介して接続された状態において前記サーバ装置との間でデータを送受信可能な端末装置とを有し、前記端末装置は、前記通信回線との接続を行うネットワーク処理部と、診療録を記憶できる領域を備える記憶装置と、入力装置と、表示装置と、これらの動作を制御する制御部とを有し、前記制御部は、端末動作中ネットワーク処理部の状態から通信回線状態を判断し、その判断結果に応じて、前記端末装置の記憶装置又は前記サーバ装置のどちらか一方にアクセス可能に制御することを特徴とする。
更に、前記制御部は、通信回線が接続されていると判断したときは前記サーバ装置との間でデータを送受信可能なようにアクセス先を制御し、通信回線が遮断されていると判断したときには前記端末装置の記憶装置との間でデータの送受信可能なようにアクセス先を制御するように構成すればよい。

また、この発明の電子カルテ端末の動作モード制御方法は、データベースを有するサーバ装置と、このサーバ装置に通信回線を介して接続された状態において前記サーバ装置との間でデータを送受信可能な端末装置とを有し、前記端末装置は、診療録を記憶できる領域を備える記憶装置を備え、端末動作中通信回線状態を判断し、その判断結果に応じて、前記端末装置の記憶装置又は前記サーバ装置のどちらか一方にアクセス先を制御することを特徴とする。
更に、前記端末装置は、通信回線が接続されていると判断したときは前記サーバ装置との間でデータを送受信可能なようにアクセス先を制御し、通信回線が遮断されていると判断したときには前記端末装置の記憶装置との間でデータの送受信可能なようにアクセス先を制御するように構成すればよい。

上記したように、この電子カルテ端末装置４００（５００）は、ＬＡＮ６０との接続状態により、院内端末モードと院外端末モードとが切り替られるように構成されている。このため、この実施形態では、制御部２０４がネットワーク処理部２０１の状態を、端末が起動した後の端末動作中も監視し、ＬＡＮ６０との接続状態が変化したときに、院内端末モードか院外端末モードを選択して切替るものである。

また、電子カルテサーバ１００は、操作に応じて診療録を入力する電子カルテ端末装置４００（５００）がＬＡＮ６０を介して接続可能な、記憶装置１２０を備え、制御部１１３により、これらデータの読み出し、更新が行われる。

ユーザが院外端末モードで使用しようとして、院外端末用のＩＤを入力してエラーが何度も発生する場合には、ユーザは、ＩＤの間違いかＬＡＮケーブルが接続されたままの状態かが認識できる。このため、ユーザはＬＡＮケーブルの接続状態を見て院外端末モードとして用いる予定にも関わらず、ＬＡＮケーブルが接続されている場合には、ＬＡＮケーブルを外すことにより、院外端末モードへの動作の起動に切り替えることができる。

Claims (8)

1. データベースを有するサーバ装置と、このサーバ装置に通信回線を介して接続された状態において前記サーバ装置との間でデータを送受信可能な端末装置とを有し、
   前記端末装置は、前記通信回線との接続を行うネットワーク処理部と、診療録を記憶できる領域を備える記憶装置と、入力装置と、表示装置と、これらの動作を制御する制御部とを有し、前記制御部は、端末動作中ネットワーク処理部の状態から通信回線状態を判断し、その判断結果に応じて、前記端末装置の記憶装置又は前記サーバ装置のどちらか一方にアクセス可能に制御することを特徴とする電子カルテ端末装置。
2. 前記制御部は、通信回線が接続されていると判断したときは前記サーバ装置との間でデータを送受信可能なようにアクセス先を制御し、通信回線が遮断されていると判断したときには前記端末装置の記憶装置との間でデータの送受信可能なようにアクセス先を制御することを特徴とする請求項１に記載の電子カルテ端末装置。
3. 前記制御部は、端末動作中、通信回線の状態を監視し、通信状態が変化したことを検出すると前記表示装置に通信状態が変化したことを表示させることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の電子カルテ端末装置。
4. 前記制御部は、通信回線が遮断されていると判断したときには前記端末装置の記憶装置との間でデータのアクセスを可能とする入力装置から診療録の入力を行う院外での動作モードに設定し、通信回線が接続されていると判断したときには前記サーバ装置との間で通信回線を介してデータのアクセスを可能とする院内での動作モードに設定することを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の電子カルテ端末装置。
5. 前記サーバ装置に院内での動作モードで使用する際に用いる認証情報を格納し、前記端末装置の記憶装置に院外での動作モードで使用する際に用いる認証情報を格納することを特徴とする請求項４に記載の電子カルテ端末装置。
6. 前記動作モードを切り換える際に前記制御部は認証情報に基づく認証情報入力画面を、院内での動作モードの認証と院外の動作モードの認証とを異なるように前記表示画面に表示させることを特徴とする請求項５に記載の電子カルテ端末装置。
7. データベースを有するサーバ装置と、このサーバ装置に通信回線を介して接続された状態において前記サーバ装置との間でデータを送受信可能な端末装置とを有し、
   前記端末装置は、診療録を記憶できる領域を備える記憶装置を備え、端末動作中通信回線状態を判断し、その判断結果に応じて、前記端末装置の記憶装置又は前記サーバ装置のどちらか一方にアクセス先を制御することを特徴とする電子カルテ端末の動作モード制御方法。
8. 前記端末装置は、通信回線が接続されていると判断したときは前記サーバ装置との間でデータを送受信可能なようにアクセス先を制御し、通信回線が遮断されていると判断したときには前記端末装置の記憶装置との間でデータの送受信可能なようにアクセス先を制御することを特徴とする請求項７に記載の電子カルテ端末装置の動作モード制御方法。