JP6330201B2 - 通信システム、通信方法、通信装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

通信システム、通信方法、通信装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信システム、通信方法、通信装置、及びコンピュータプログラムに関するものである。
特許文献1には、サーバからソフトウェアを取得するインターネット端末が開示されている。
特開平11−265279号公報
さて、ネットワーク接続されていない通信装置を、インターネットに接続させるには、スマートフォンのように携帯電話回線を介してインターネット接続可能な別の通信装置を利用することが考えられる。
例えば、スマートフォンのテザリング(Tethering)機能を利用すると、インターネット接続させたい通信装置(以下、単に「通信装置」という)を、スマートフォン経由で、インターネット(WAN)に接続させることができる。
しかし、スマートフォンのテザリング機能を利用する場合において、通信装置とスマートフォンとを無線LANで接続させようとすると、通信装置が、無線LANアクセスポイントとしてのスマートフォンに対して接続する必要がある。
通信装置がスマートフォンに対して接続するには、ユーザは、通信装置に対して、スマートフォンのSSID(ネットワーク名)及びパスワードの入力を行う必要がある。
通信装置は、入力されたスマートフォンのSSID(ネットワーク名)及びパスワード(WPAキー)を用いてスマートフォンに接続することになる。
上述のように、通信装置を、無線アクセスポイントとしてのスマートフォンに接続させるには、その通信装置は、SSID及びパスワードの入力を受け付けるための入力インタフェースを備えている必要がある。
しかし、通信装置によっては、入力インタフェースを備えていない場合もあり、ユーザが通信装置にSSIDなどを入力できるとは限らない。
そこで、通信装置を、スマートフォンに無線接続させるのではなく、逆に、スマートフォンを、通信装置に無線接続させることが考えられる。スマートフォンは、入力インタフェースを有しているため、ユーザは、確実に、通信装置のSSID及びパスワードをスマートフォンに入力することができる。
しかし、スマートフォンは、無線LANに接続すると、携帯電話回線への接続ができなくなるように構成されている。
したがって、スマートフォンを無線LAN経由で通信装置に接続させると、スマートフォンはインターネットに接続することができなくなる。したがって、例えば、通信装置が、スマートフォン経由で、インターネット上のサーバから、ソフトウェアをダウンロードするといったことが行えなくなる。
本発明は、上述のような問題を解消すべくなされたものである。
ある観点からみた本発明は、無線LAN通信が行える第1通信装置と、前記第1通信装置との間で無線LAN通信が行えるとともにインターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる第2通信装置と、を備え、前記第1通信装置は、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモードで動作するよう構成され、前記第1通信装置は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)パケットを、無線LAN通信で前記第2通信装置へ送信するDHCPサーバを更に備え、前記第2通信装置は、無線LAN及び携帯電話回線のいずれによる通信でもデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けることができるよう構成されているとともに、無線LAN通信においてデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けると、携帯電話回線による通信を行わず、無線LAN通信を行うよう構成され、前記DHCPサーバが無線LAN通信で前記第2通信装置へ送信する前記DHCPパケットは、前記第2通信装置に割り当てられるIPアドレスを含むが、デフォルトゲートウェイアドレスを含まず、前記DHCPパケットによってIPアドレスの割り当てを受けた前記第2通信装置は、デフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けていないことで、無線LAN通信を行いつつ、インターネット接続可能な携帯電話回線へ接続するようになる通信システムである。
他の観点からみた本発明は、無線LAN通信が行える第1通信装置と、前記第1通信装置との間で無線LAN通信が行えるとともにインターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる第2通信装置と、を備え、前記第1通信装置は、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成されているとともに、初期設定において実行されるモードが、前記アクセスポイントモードであり、前記第2通信装置は、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成され、クライアントモードで動作する前記第2通信装置は、アクセスポイントモードで動作している前記第1通信装置に対して、無線LAN通信によって、前記第1通信装置が前記第2通信装置へ接続するための接続情報を通知するよう構成され、前記第1通信装置は、前記接続情報の通知を受けた後に、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わり、前記接続情報を用いて、アクセスポイントモードで動作する前記第2通信装置に接続し、前記第2通信装置経由でインターネットに接続するよう構成されている通信システムである。
なお、本発明は、上記観点からのものに限られず、実施形態に示す観点から把握することもできる。例えば、本発明は、通信方法として捉えることもできるし、各通信装置として捉えることもできる。また、各通信装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム又はコンピュータプログラムが記録された記録媒体として捉えることもできる。
本発明によれば、第1通信装置を、第2通信装置を介してインターネット接続させることができる。
通信システムの全体構成図である。 車載器の構成図である。 携帯端末の構成図である。 第1実施形態に係る手順を示すフローチャートである。 DHCPパケットの説明図である。 第2実施形態に係る手順を示すフローチャートである。 CAN情報変換テーブルに関する処理手順を示すフローチャートである。
[実施形態の要旨]
本発明の実施形態の要旨としては、少なくとも以下のものが含まれる。
(1)無線LAN通信が行える第1通信装置と、前記第1通信装置との間で無線LAN通信が行えるとともにインターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる第2通信装置と、を備え、前記第1通信装置は、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモードで動作するよう構成され、前記第1通信装置は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)パケットを、無線LAN通信で前記第2通信装置へ送信するDHCPサーバを更に備え、前記第2通信装置は、無線LAN及び携帯電話回線のいずれによる通信でもデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けることができるよう構成されているとともに、無線LAN通信においてデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けると、携帯電話回線による通信を行わず、無線LAN通信を行うよう構成され、前記DHCPサーバが無線LAN通信で前記第2通信装置へ送信する前記DHCPパケットは、前記第2通信装置に割り当てられるIPアドレスを含むが、デフォルトゲートウェイアドレスを含まず、前記DHCPパケットによってIPアドレスの割り当てを受けた前記第2通信装置は、デフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けていないことで、無線LAN通信を行いつつ、インターネット接続可能な携帯電話回線へ接続するようになる通信システム。
上記(1)の通信システムによれば、第2通信装置は、無線LAN通信においてデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けると、携帯電話回線による通信を行わず、無線LAN通信を行うよう構成されている。しかし、第2通信装置は、IPアドレスの割り当てを受けても、デフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けることがないため、無線LAN通信を行いつつ、インターネット接続可能な携帯電話回線へ接続することができる。
(2)無線LAN通信が行える第1通信装置と、前記第1通信装置との間で無線LAN通信が行えるとともにインターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる第2通信装置と、を備え、前記第1通信装置は、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成されているとともに、初期設定において実行されるモードが、前記アクセスポイントモードであり、前記第2通信装置は、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成され、クライアントモードで動作する前記第2通信装置は、アクセスポイントモードで動作している前記第1通信装置に対して、無線LAN通信によって、前記第1通信装置が前記第2通信装置へ接続するための接続情報を通知するよう構成され、前記第1通信装置は、前記接続情報の通知を受けた後に、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わり、前記接続情報を用いて、アクセスポイントモードで動作する前記第2通信装置に接続し、前記第2通信装置経由でインターネットに接続するよう構成されている通信システム。
上記(2)の通信システムによれば、クライアントモードで動作する第2通信装置が、アクセスポイントモードで動作する第1通信装置に対して、第2通信装置へ接続するための接続情報を通知することができる。
そして、第1通信装置は、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わることで、アクセスポイントモードで動作する第2通信装置に接続することができる。第1通信装置は、アクセスポイントモードで動作する第2通信装置に接続すれば、第2通信装置のテザリング機能などを使って、第2通信装置経由でインターネットに接続することができる。
(3)前記第1通信装置は、クライアントモードに切り替わっても前記第2通信装置への接続が成功しない場合には、アクセスポイントモードに戻るよう構成されている前記(2)の通信システム。この場合、第1通信装置がクライアントモードに切り替わっても第2通信装置への接続が成功しない場合、アクセスポイントモードに戻るため、クライアントモードの第2通信装置との間で再び通信を行うことができる。
(4)前記第1通信装置は、車載ネットワークに接続された車載器である前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の通信システム。この場合、車載ネットワークに接続された第1通信装置をインターネット接続することができる。
(5)前記第1通信装置は、前記車載ネットワークから受信した受信情報を、前記第2通信装置による処理に適合させるために変換する変換テーブルを用いて変換し、変換された受信情報を前記第2処理装置へ送信する前記(4)記載の通信システム。この場合、第1通信装置は、車載ネットワークから受信した情報を前記第2通信装置による処理に適合させることができる。
(6)前記第1通信装置は、前記車載器が搭載された車両の種類に応じた前記変換テーブルを、前記第2通信装置を経由して、インターネット上のサーバから取得するよう構成されている前記(5)の通信システム。この場合、変換テーブルをインターネット上のサーバから取得することができる。
(7)無線LAN通信が行える第1通信装置を、無線LAN通信が行えるとともにインターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる第2通信装置を経由して、インターネットに接続させる通信方法であって、前記第1通信装置が、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモードで動作し、前記第1通信装置が、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)パケットを、無線LAN通信で前記第2通信装置へ送信する、ことを含み、前記第2通信装置は、無線LAN及び携帯電話回線のいずれによる通信でもデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けることができるよう構成されているとともに、無線LAN通信においてデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けると、携帯電話回線による通信を行わず、無線LAN通信を行うよう構成され、前記第1通信装置が、無線LAN通信で前記第2通信装置へ送信する前記DHCPパケットは、前記第2通信装置に割り当てられるIPアドレスを含むが、デフォルトゲートウェイアドレスを含まず、前記DHCPパケットによってIPアドレスの割り当てを受けた前記第2通信装置が、デフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けていないことで、無線LAN通信を行いつつ、インターネット接続可能な前記携帯電話回線へ接続する通信方法。
(8)無線LAN通信が行える第1通信装置を、無線LAN通信が行えるとともにインターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる第2通信装置を経由して、インターネットに接続させる通信方法であって、クライアントモードで動作する前記第2通信装置が、アクセスポイントモードで動作している前記第1通信装置に対して、無線LAN通信によって、前記第1通信装置が前記第2通信装置へ接続するための接続情報を通知し、前記第1通信装置が、前記接続情報の通知を受けた後に、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わり、前記第1通信装置が、前記接続情報を用いて、アクセスポイントモードで動作する前記第2通信装置に接続し、前記第2通信装置経由でインターネットに接続する通信方法。
(9)アクセスポイントモードで動作する通信装置であって、インターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部と、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)パケットを、無線LAN通信で、前記他の通信装置へ送信するDHCPサーバと、を備え、前記DHCPサーバが無線LAN通信で前記他の通信装置へ送信する前記DHCPパケットは、前記他の通信装置に割り当てられるIPアドレスを含むが、デフォルトゲートウェイアドレスを含まず、前記DHCPパケットは、デフォルトゲートウェイアドレスを含まないことで、前記他の通信装置が無線LAN通信によってデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けていない状態にして、前記他の通信装置が無線LAN通信を行いつつも、インターネット接続可能な携帯電話回線へ接続できるようにするためのものである通信装置。
(10)通信装置であって、インターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部を備え、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成されているとともに、初期設定におけるモードが、前記アクセスポイントモードであり、アクセスポイントモードで動作しているときに、前記他の通信装置から、無線LAN通信によって、前記他の通信装置へ接続するための接続情報の通知を受けると、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わり、前記接続情報を用いて、アクセスポイントモードで動作する前記他の通信装置に接続するよう構成されている通信装置。
(11)通信装置であって、他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部と、携帯電話回線に接続するための携帯電話回線通信部と、を備え、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモードで動作している前記他の通信装置に対して、無線LAN通信によって、前記他の通信装置が前記通信装置へ接続するための接続情報を通知するよう構成され、前記接続情報の通知後に、アクセスポイントモードに切り替わり、前記接続情報の通知を受けた前記他の通信装置からの接続が可能な状態になるよう構成されている通信装置。
(12)アクセスポイントモードで動作するとともに、インターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部を備えた通信装置、に搭載されたコンピュータを、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)パケットを、無線LAN通信で、前記他の通信装置へ送信するDHCPサーバとして機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記DHCPサーバが無線LAN通信で前記他の通信装置へ送信する前記DHCPパケットは、前記他の通信装置に割り当てられるIPアドレスを含むが、デフォルトゲートウェイアドレスを含まず、前記DHCPパケットは、デフォルトゲートウェイアドレスを含まないことで、前記他の通信装置が無線LAN通信によってデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けていない状態にして、前記他の通信装置が無線LAN通信を行いつつも、インターネット接続可能な携帯電話回線へ接続できるようにするためのコンピュータプログラム。
(13)インターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部を備えた通信装置、に搭載されたコンピュータを、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成されているとともに、初期設定において実行されるモードが、前記アクセスポイントモードであり、アクセスポイントモードで動作しているときに、前記他の通信装置から、無線LAN通信によって、前記他の通信装置へ接続するための接続情報の通知を受けると、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わり、前記接続情報を用いて、アクセスポイントモードで動作する前記他の通信装置に接続する装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
(14)他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部と、携帯電話回線に接続するための携帯電話回線通信部と、を備えた通信装置、に搭載されたコンピュータを、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモードで動作している前記他の通信装置に対して、無線LAN通信によって、前記他の通信装置が前記通信装置へ接続するための接続情報を通知するよう構成され、前記接続情報の通知後に、アクセスポイントモードに切り替わり、前記接続情報の通知を受けた前記他の通信装置からの接続が可能な状態になるよう構成された装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
[実施形態の詳細]
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、通信システムの概要を示している。この通信システムは、車両300に搭載された車載器(第1通信装置)1をインターネット(WAN)200に接続させるためのものである。本通信システムにおいて、車載器(第1通信装置)1は、スマートフォンなどの携帯端末(第2通信装置)2を介して、インターネット200に接続される。
車両300は、車載ネットワーク(CAN;Controller Area Network)を備えている。車載器1は、ケーブル130を介して、車載ネットワークに接続されている。
図2に示すように、車載器1は、制御部11、記憶部12、CANインタフェース(車載ネットワーク通信部)13、及び、無線LAN通信部(第1無線LAN通信部)14を備えている。
制御部11は、コンピュータを有して構成されている。制御部11は、CAN(車載ネットワーク)通信の制御、無線LAN通信の制御、インターネット通信の制御などを行う通信制御部11aとしての機能のほか、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバとしての機能を有している。DHCPサーバは、インターネットに接続しようとする通信装置(コンピュータ)に対して、IPアドレスなどの情報を割り当てるためのものである。
制御部11の各種の機能は、コンピュータが、記憶部12に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより実行される。なお、制御部11は、1つのコンピュータから構成されているものに限らず、複数のコンピュータから構成されるものであってもよい。
記憶部12は、前述のコンピュータプログラムを記憶しているほか、後述の変換テーブル12aを記憶することができる。また、記憶部12は、後述の接続情報を記憶するための接続情報記憶部12bとしての機能も有している。
CANインタフェース13は、CAN規格に適合したケーブル130を介して、車両300に搭載された各ECU(Electronic Control Unit)131,132,133に接続されている。ECU131,132,133は、エンジン制御などの車両の各種制御を行う。
車載器1は、各ECU131,132,133に対する指令を通知したり、各ECU13,132,133から各種の情報(CAN情報;車両情報)を受信したりすることができる。そして、車載器1は、CAN情報を、インターネット200上のサーバに送信することができる。つまり、車載器1は、車載ネットワークが外部ネットワークと通信するための通信アダプタとして機能する。また、車載器1は、車載ネットワークを制御するためのソフトウェアを、インターネット200上のサーバからダウンロードすることができる。
無線LAN通信部14は、無線LAN(WiFi)による通信を行うことができる。車載機1の無線LAN通信部14は、携帯端末2と無線通信を行うために用いられる。
本実施形態の車載器1は、ユーザが車載器1に対する直接的に操作するような入力インタフェース(スイッチ、キーボード又はその他の操作部)を有していない。したがって、ユーザ(車両の運転手等)が、車載器1に対して、直接的に、情報(携帯端末2のSSID及びWPAキーなど)を入力することができない。
なお、車載器1は入力インタフェースを有していても良い。
図3に示すように、携帯端末2は、制御部21、無線通信部22、記憶部23、及び入出力部24を備えている。
無線通信部22は、携帯電話回線通信部22aと無線LAN通信部(第2無線LAN通信部)22bとを備えている。携帯電話回線通信部22aは、3G回線などの携帯電話回線に接続するためのものである。携帯電話回線通信部22aは、携帯電話回線用の基地局201との無線通信を行う。3Gなどの携帯電話回線は、電話だけでなく、インターネット200への接続も可能である。
つまり、携帯端末2は、携帯電話回線通信部22aによる通信によって、インターネット接続が可能である。
無線LAN通信部22bは、無線LA(WiFi)による通信を行うことができる。携帯端末2の無線LAN通信部22bは、車載器1と無線通信を行うために用いられる。
入出力部24は、例えば、タッチパネルによって構成されており、情報の表示と、ユーザによる情報の入力と、を行うことができる。このように、携帯端末2は、入出力部(入力インタフェース)24を備えているため、ユーザは、車載器1のSSIDなどの情報の入力を、携帯端末2に対して行うことができる。
携帯端末2の制御部21は、コンピュータを有して構成されている。制御部21は、記憶部23に記憶されたオペレーティングシステム(コンピュータプログラム)及びアプリケーション(コンピュータプログラム)の実行によって様々な機能を実現することができる。
携帯端末2のオペレーティングシステムとしては、スマートフォン用の一般的なオペレーティングシステム(例えば、iOS(登録商標)又はAndroid(登録商標))を採用することができる。
記憶部23には、オペレーティングシステムのほか、各種のアプリケーションが記憶されており、例えば、通信用アプリケーション及び表示用アプリケーションが記憶されている。
携帯端末2が、インターネットに接続する場合、デフォルトゲートウェイアドレス及びDNS(Domain Name System)サーバアドレスが、携帯端末2に設定される必要がある。携帯端末2(のオペレーティングシステム)は、携帯端末2が、基地局201の通信エリア(セル)内に在圏した状態になると、デフォルトゲートウェイアドレス及びDNSサーバアドレスの指定を、携帯電話回線を通じて受けるよう構成されている。
また、携帯端末2(のオペレーティングシステム)は、デフォルトゲートウェイアドレス及びDNSサーバアドレスの指定を、無線LAN通信によっても受けることができるよう構成されている。
携帯端末2(のオペレーティングシステム)は、テザリング(Tethering)機能を有しており、インターネット接続させたい通信装置(例えば、本実施形態の車載器1)を、携帯端末2経由で、インターネットに接続させることができる。
車載器1をインターネット接続させるために、携帯端末2のテザリング機能を利用する場合、一般的なテザリング機能を前提にすると、インターネット接続させたい通信装置(クライアント)が、無線LANアクセスポイントとしての携帯端末2に対して、無線接続(WiFi接続)する必要がある。
無線LANアクセスポイントにアクセスしようとする通信装置(車載器1)には、そのアクセスポイントのSSID(ネットワーク名)及びパスワード(暗号鍵;WPAキーなど)が入力される必要がある。しかし、前述のように、本実施形態の車載器1は、入力インタフェースを備えないため、ユーザは、無線LANアクセスポイントとしての携帯端末2のSSID及びパスワードを、車載器1に入力することができない。
そこで、第1実施形態においては、携帯端末2が無線LANアクセスポイントになるのではなく、車載器1が無線LANアクセスポイントとなる。つまり、クライアントとしての携帯端末2が、無線LANアクセスポイントとしての車載器1に対して無線接続する。車載器1は、無線LANアクセスポイントとして機能するため、アクセスポイントモードで動作するように初期設定されている。
なお、スマートフォンのような携帯端末2は、無線LANアクセスポイントとして機能するアクセスポイントモード及び無線LANクライアントとして機能するクライアントモードのいずれでも動作可能に構成されている。いずれのモードで動作するかは、ユーザ操作又は携帯端末2のアプリケーションによる指令によって切り替えることができる。
図4は、車載器1がインターネット接続するための手順に関する第1実施形態を示している。
IPプロトコルを用いたネットワーク通信を行うため、車載器1及び携帯端末(スマートフォン)2それぞれにはIPアドレスが付与される必要がある。
そこで、本実施形態の車載器1には、IPアドレスを割り当てるためのDHCPサーバ11bが搭載されている。
まず、図4に示すように、車載器1の通信制御部11a及び携帯端末2は、DHCPに従った手順によって、DHCPサーバ11bから、IPアドレスの割り当てを受ける(ステップS1〜S4)。より具体的には、通信制御部11aは、DHCP Discoverメッセージ(IPアドレス要求メッセージ)を送信する(ステップS1)。DHCP Discoverメッセージを受信したDHCPサーバ11bは、通信制御部11aに対して、DHCP Offerメッセージを送信し、IPアドレスの割り当てを行う(ステップS2)。
さらに、携帯端末2も、DHCP Discoverメッセージ(IPアドレス要求メッセージ)を送信する(ステップS2)。DHCP Discoverメッセージを受信したDHCPサーバ11bは、携帯端末2に対して、DHCP Offerメッセージを送信し、IPアドレスの割り当てを行う(ステップS4)。
ここで、スマートフォンのような携帯端末2(のオペレーティングシステム)は、無線LANアクセスポイントに対して接続する場合、無線LANアクセスポイントからIPアドレスの割り当てを受けるだけでなく、デフォルトゲートウェイアドレス及びDNSサーバアドレスの指定も受けるよう構成されている。
したがって、スマートフォンのような携帯端末2が接続する無線LANアクセスポイントのDHCPサーバは、スマートフォンに対するIPアドレスの割り当てだけでなく、デフォルトゲートウェイアドレス及びDNSサーバアドレスの指定も行うのが一般的である。つまり、DHCPサーバが送信する通常のDHCPパケット(DHCP Offerメッセージ)は、図5(a)に示すように、クライアントに割り当てるIPアドレスのほか、DNSサーバアドレス及びデフォルトゲートウェイアドレスを含むべきである。
これに対して、本実施形態では、無線LANアクセスポイントとなる車載器1に設けられたDHCPサーバ11bが、クライアントである携帯端末2に送信するDHCPパケット(DHCP Offerメッセージ;ステップS4)には、クライアントである携帯端末2に割り当てられるIPアドレスは含むが、DNSサーバアドレス及びデフォルトゲートウェイアドレスは含んでいない(図5(b)参照)。
この結果、クライアントである携帯端末2は、IPアドレスの割り当ては受けるが、DNSサーバアドレス及びデフォルトゲートウェイアドレスの指定は受けないことになる。
携帯端末2は、IPアドレス割り当ての際に、デフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けないことで、無線LAN通信を行いつつも、携帯電話回線へ接続することができるようになる。
すなわち、iOS(登録商標)又はAndroid(登録商標)などのオペレーティングシステム)においては、その仕様上、デフォルトゲートウェイアドレスが無線LAN(WiFi)側から指定されると、無線LANから指定されたデフォルトゲートウェイを介してインターネット接続を行うべく、インターネット接続は無線LAN(WiFi)経由となり、携帯電話回線への接続ができなくなる。
つまり、携帯端末2が基地局の通信エリア(セル)に存圏しており、携帯電話回線側から、デフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けていても、デフォルトゲートウェイアドレスが無線LAN(WiFi)側から指定されると、携帯端末2は携帯電話回線への接続が行えなくなる。
しかし、本実施形態では、携帯端末2は、ステップS4において、無線LAN側からデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けないため、3G回線などの携帯電話回線が使用不可となるのを回避して、携帯電話回線を利用可能な状態が、その後も維持される。
そして、携帯端末2は、無線LAN上の車載器1(の通信制御部11a)を見つけるために、UPnP(Universal Plug and Play)のディスカバリ(SSDP;Simple Service Discovery Protocol)を行う(ステップS5)。車載器1(の通信制御部11a)は、自身のIPアドレス等の情報を、SSDPの応答として、携帯端末2へ送信する(ステップS6)。
これにより、携帯端末2からみて無線LAN上の車載器1が認識できる状態になり、携帯端末2の画面(入出力部24)に車載器1のSSIDが表示される。ここで、本実施形態の車載器1のSSID及びパスワード(WPAキー)は、車載器1の筐体に貼付されたラベル1aに表示されている。したがって、ユーザは、携帯端末2の画面に表示されたSSID(ネットワーク名)のうち、ラベル1bに表示されたSSIDに対応するSSIDを選択し、パスワードを携帯端末2へ入力することで、車載器1(の通信制御部11a)と携帯端末2との間の無線LAN通信が可能となる(車載器1と携帯端末2との間の通信セッション確立)。
なお、携帯端末2は、入出力部24を備えているため、パスワードの入力などの操作は容易に行える。また、上記の説明では、表示されたSSIDを選択する方法を説明したが、SSIDを携帯端末2に入力するようにしてもよい。
そして、携帯端末2は、携帯電話回線を利用可能な状態が維持されているのは前述のとおりであるから、携帯端末2は、無線LANと携帯電話回線の双方での通信を同時に行えるようになる(ステップS7,8)。
この結果、車載器1(の通信制御部11a)は、無線LANと携帯電話回線の双方での通信を行える携帯端末2を中継器として、インターネット接続可能である。つまり、車載器1は、インターネット上のサーバ3との間の通信が可能となる。
ここで、本実施形態では、車載器1と携帯端末2との間の無線LAN通信に関し、車載器1と携帯端末2との間では、様々な情報のやりとりができる。車載器1と携帯端末2との間でやりとりされる情報としては、例えば、i)車両の状態(車両速度、車両の制御パラメータなど)を示す車両情報、ii)車載器1の制御情報、iii)車載器1のソフトウェア更新データ、などがあり、これらの情報は、それぞれ、別々に確立された通信セッションによって伝送される。
本実施形態において、各通信セッションとしては、TCP(Transmission Control Protocol)又はUDP(User Datagram Protocol)の2種類の通信セッションのいずれかが用いられる。TCP及びUDPは、車載器1及び携帯端末2間で送受信される情報の種類によって使い分けられる。
UDPを用いた通信セッションは、リアルタイム性が重視される情報の伝送に用いられ、例えば、前述のi)車両情報の伝送に用いられる。
一方、TCPを用いた通信セッションは、通信の安全・確実性が重視される情報の伝送に用いられ、例えば、前述のii)車載器1の制御情報、iii)車載器1のソフトウェア更新データの伝送に用いられる。
[2.第2実施形態]
図6は、車載器1がインターネット接続するための手順に関する第2実施形態を示している。第2実施形態に関し、特に説明しない点については、第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、車載器1は、無線LANアクセスポイントとして機能するアクセスポイントモード、及び、無線LANクライアントとして機能するクライアントモードを選択的に実行可能であり、相互のモードに切り替わり可能である。ただし、車載器1の初回起動時においては、アクセスポイントモードで動作する。すなわち、図6に示すように、車載器1は、起動直後において、まず、接続情報記憶部12bを参照し、後述の接続情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS11)。車載器1の初期設定では、接続情報記憶部12bには接続情報が記憶されていないため、車載器1の通信制御部11aは、接続情報が無いと判断し、車載器1を、第1実施形態と同様にアクセスポイントモードで動作させる(ステップS12)。つまり、車載器1は、初期設定においては、アクセスポイントモードを実行する。アクセスポイントモードに設定された車載器1及びクライアントモードに設定された携帯端末2は、図4に示すステップ1〜ステップS6と同様のステップS1〜S6を実行する。これらステップS1〜ステップS6によって、車載器1及び携帯端末2間の無線LAN通信が可能であるほか、携帯端末2は、携帯電話回線による通信も可能となる。
そして、車載器1との間で通信セッションが確立した携帯端末2は、確立した通信セッションを用いて、車載器1(の通信制御部11b)に対して、モード切替要求を送信する(ステップS14)。モード切替要求は、アクセスポイントとしての携帯端末2へ接続するための接続情報(携帯端末2のSSID及びパスワードなど)を含めて送信される。なお、接続情報は、モード切替要求とは別に、車載器1へ送信されてもよい。
その後、携帯端末2は、クライアントモードからアクセスポイントモードに切り替わり、無線LANクライアントから無線LANアクセスポイントに変化する(ステップS15)。このモードの切り替わりは、携帯端末2を操作するユーザの入力によって行われてもよいし、携帯端末2の制御部21が自動的に切り替えても良い。
また、モード切替要求(接続情報)を受信した車載器1は、受信した接続情報を接続情報記憶部12bに保存する(ステップS16)。接続情報記憶部12bは、不揮発性メモリによって構成され、車載器1の電源OFF時にも接続情報を保持できる。
そして、車載器1の通信制御部11bは、モード切替要求を受けると、アクセスポイントモードから、クライアントモードに切り替わる処理を行う(ステップS17)。
クライアントモードに切り替わった車載器1は、アクセスポイントモードに切り替わった携帯端末2に対して無線接続する(ステップS18)。アクセスポイントである携帯端末2への接続に必要な接続情報(SSID及びパスワード)としては、接続情報記憶部12に保存されている接続情報が用いられる。
このように、第2実施形態では、車載器1がアクセスポイントで携帯端末2がクライアントとなった状態で、車載器1と携帯端末2との通信セッションを確立させておき、その通信セッションを利用して、アクセスポイントとしての携帯端末2への接続情報を、車載器1へ通知する。したがって、車載器1は、入力インタフェースを有していなくても、アクセスポイントとしての携帯端末2への接続情報を取得することができる。
その後、車載器1は、当初のアクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わって、取得した接続情報を用いて、アクセスポイントである携帯端末2へ接続することができる。これにより、車載器1とアクセスポイントである携帯端末2との間の通信セッションが確立する(ステップS19)。
車載器1がクライアントとして、アクセスポイントである携帯端末2へ接続するのであれば、携帯端末2のテザリング機能が利用可能である(ステップS20)。つまり、車載器1は、携帯端末2のテザリング機能を利用して、インターネット接続可能となる。つまり、車載器1は、インターネット上のサーバ3との間の通信が可能となる。
また、第2実施形態の車載器1では、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わり可能であるが、このモード切り替わりは、携帯端末2からのモード切替要求に応じて行われるため、ユーザによる車載器1に対するモード切替操作が不要である。したがって、本実施形態のように車載器1がユーザ入力インタフェースを備えていない場合にもモード切替が可能となっている。
一方、本実施形態の車載器1は、モード切替のためのユーザ入力インタフェースを有していないため、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わった後に、何らかの理由によって、アクセスポイントである携帯端末2に接続できなかった場合には、再びアクセスポイントモードに復帰することができなくなる。
そこで、本実施形態の車載器1の通信制御部11aは、クライアントモードに切り替わっても、携帯端末2への接続が成功しない場合には(ステップS21)、自動的にアクセスポイントモードに戻るように構成されている(ステップS22)。車載器1は、アクセスポイントモードに戻ると、図6のステップS12より後の処理を実行可能な状態に戻る。
携帯端末2への接続が成功しないことの判定は、例えば、クライアントモードに切り替わってから所定時間内に携帯端末2への接続が確立しなかったことなどによって行うことができる。
なお、車載器1を強制的にアクセスポイントモードに戻すために、車載器1をアクセスポイントモードに強制的に設定するユーザ入力インタフェース(モード設定用のユーザ入力部)を備えていても良い。
図6に示す以上の手順のうち、ステップS12、ステップS1〜S6及びステップS14〜ステップS16は、接続情報が接続情報記憶部12bに保存されていない初回起動時等においてのみ実行されるステップであり、2回目以降の起動時のように、接続情報が接続情報記憶部12bに記憶されている場合、ステップS11において接続情報有と判断され、車載器1は、アクセスポイントモードになることなく、クライアントモードに設定される(ステップS13)。そして、車載器1は、接続情報記憶部12bに保存された接続情報を用いて、アクセスポイントモードに切り替わった携帯端末2に対して無線接続することができ(ステップS18)、その後のステップS19〜ステップS22も実行され得る。
[3.CAN情報変換テーブル]
図4又は図6に示す手順で、車載器1が携帯端末2を介して、インターネット接続可能になると、車載器1は、車載ネットワークから受信したCAN情報(受信情報)を、インターネット上のサーバ3へ送信したり、携帯端末2の画面(入出力部22)に表示したりすることができる。
ここで車載ネットワークの情報(CAN情報)は、車種ごとに異なる。したがって、携帯端末2の画面にCAN情報を表示させようとすると、車種の違いによるCAN情報の相違を、車載器1において吸収してから、CAN情報を携帯端末2に送信する必要がある。
そのため、実施形態に係る車載器1の通信制御部11aは、CAN情報変換テーブル12aを用いた情報変換によって、車種の違いによるCAN情報の相違を吸収する。
具体的には、図7に示すように、車載器1がインターネット接続可能になると、車載器1の通信制御部11aは、携帯端末2経由で、サーバ3から、車載器1が搭載されている車両の車種に対応するCAN情報変換テーブル12aをダウンロードする(ステップS21)。このCAN情報変換テーブル12aは、車種ごとのCAN情報を、携帯端末2が処理可能な形式のCAN情報に対応付けたものである。
そして、車載器1の通信制御部11aは、ダウンロードしたCAN情報変換テーブル12aを、記憶部12に保存(インストール)する(ステップS22)。
その後、車載器1の通信制御部11aが、車載ネットワークからCAN情報を受信すると(ステップS23)、記憶部12のCAN情報変換テーブル12を参照して、受信したCAN情報(受信情報)を、携帯端末2が処理可能な形式のCAN情報に変換する(ステップS24)。
通信制御部11aは、変換されたCAN情報を携帯端末2に送信する(ステップS25)。携帯端末2は、受信したCAN情報を、表示用アプリケーションなどを用いて、携帯端末2の画面(入出力部22)に表示することができる(ステップS26)。また、携帯端末2は受信したCAN情報をサーバ3へ送信してもよい。
[4.付記]
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 車載器(第1通信装置)
1a ラベル
2 携帯端末(第2通信装置)
3 サーバ
11 制御部
11a 通信制御部
11b DHCPサーバ
12 記憶部
12a 変換テーブル
12b 接続情報記憶部
13 CANインタフェース
14 無線LAN通信部
21 制御部
22 無線通信部
22a 携帯電話回線通信部
22b 無線LAN通信部
23 記憶部
24 入出力部
130 ケーブル
131 ECU
132 ECU
133 ECU
201 基地局
200 インターネット
300 車両

Claims (14)

  1. 無線LAN通信が行える第1通信装置と、
    前記第1通信装置との間で無線LAN通信が行えるとともにインターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる第2通信装置と、を備え、
    前記第1通信装置は、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモードで動作するよう構成され、
    前記第1通信装置は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)パケットを、無線LAN通信で前記第2通信装置へ送信するDHCPサーバを更に備え、
    前記第2通信装置は、無線LAN及び携帯電話回線のいずれによる通信でもデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けることができるよう構成されているとともに、無線LAN通信においてデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けると、携帯電話回線による通信を行わず、無線LAN通信を行うよう構成され、
    前記DHCPサーバが無線LAN通信で前記第2通信装置へ送信する前記DHCPパケットは、前記第2通信装置に割り当てられるIPアドレスを含むが、デフォルトゲートウェイアドレスを含まず、
    前記DHCPパケットによってIPアドレスの割り当てを受けた前記第2通信装置は、デフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けていないことで、無線LAN通信を行いつつ、インターネット接続可能な携帯電話回線へ接続するようになる
    通信システム。
  2. 無線LAN通信が行える第1通信装置と、
    前記第1通信装置との間で無線LAN通信が行えるとともにインターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる第2通信装置と、
    を備え、
    前記第1通信装置は、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成されているとともに、初期設定において実行されるモードが、前記アクセスポイントモードであり、
    前記第2通信装置は、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成され、
    クライアントモードで動作する前記第2通信装置は、アクセスポイントモードで動作している前記第1通信装置に対して、無線LAN通信によって、前記第1通信装置が前記第2通信装置へ接続するための接続情報を通知するよう構成され、
    前記第1通信装置は、
    記憶部を備え、
    前記記憶部に前記接続情報が記憶されていない場合、アクセスポイントモードに設定され、前記接続情報の通知を受けた後に、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わり、
    前記記憶部に前記接続情報が記憶されている場合、前記接続情報の通知を受けることなくクライアントモードに設定され、
    クライアントモードにおいて、前記接続情報を用いて、アクセスポイントモードで動作する前記第2通信装置に接続し、前記第2通信装置経由でインターネットに接続するよう構成されている
    通信システム。
  3. 前記第1通信装置は、クライアントモードに切り替わっても前記第2通信装置への接続が成功しない場合には、アクセスポイントモードに戻るよう構成されている
    請求項2記載の通信システム。
  4. 前記第1通信装置は、車載ネットワークに接続された車載器である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記第1通信装置は、前記車載ネットワークから受信した受信情報を、前記第2通信装置による処理に適合させるために変換する変換テーブルを用いて変換し、変換された受信情報を前記第2処理装置へ送信する
    請求項4記載の通信システム。
  6. 前記第1通信装置は、前記車載器が搭載された車両の種類に応じた前記変換テーブルを、前記第2通信装置を経由して、インターネット上のサーバから取得するよう構成されている
    請求項5記載の通信システム。
  7. 無線LAN通信が行える第1通信装置を、無線LAN通信が行えるとともにインターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる第2通信装置を経由して、インターネットに接続させる通信方法であって、
    前記第1通信装置が、無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモードで動作し、
    前記第1通信装置が、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)パケットを、無線LAN通信で前記第2通信装置へ送信する、
    ことを含み、
    前記第2通信装置は、無線LAN及び携帯電話回線のいずれによる通信でもデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けることができるよう構成されているとともに、無線LAN通信においてデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けると、携帯電話回線による通信を行わず、無線LAN通信を行うよう構成され、
    前記第1通信装置が、無線LAN通信で前記第2通信装置へ送信する前記DHCPパケットは、前記第2通信装置に割り当てられるIPアドレスを含むが、デフォルトゲートウェイアドレスを含まず、
    前記DHCPパケットによってIPアドレスの割り当てを受けた前記第2通信装置が、デフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けていないことで、無線LAN通信を行いつつ、インターネット接続可能な前記携帯電話回線へ接続する
    通信方法。
  8. 無線LAN通信が行える第1通信装置を、無線LAN通信が行えるとともにインターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる第2通信装置を経由して、インターネットに接続させる通信方法であって、
    前記第1通信装置が、前記第1通信装置が前記第2通信装置へ接続するための接続情報を記憶していない場合、前記第1通信装置をアクセスポイントモードに設定し、
    クライアントモードで動作する前記第2通信装置が、アクセスポイントモードで動作している前記第1通信装置に対して、無線LAN通信によって、前記接続情報を通知し、
    前記第1通信装置が、前記接続情報の通知を受けた後に、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わり、
    前記第1通信装置が前記接続情報を記憶している場合、前記第1通信装置をクライアントモードに設定し、
    クライアントモードで動作する前記第1通信装置が、前記接続情報を用いて、アクセスポイントモードで動作する前記第2通信装置に接続し、前記第2通信装置経由でインターネットに接続する
    通信方法。
  9. アクセスポイントモードで動作する通信装置であって、
    インターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部と、
    DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)パケットを、無線LAN通信で、前記他の通信装置へ送信するDHCPサーバと、
    を備え、
    前記DHCPサーバが無線LAN通信で前記他の通信装置へ送信する前記DHCPパケットは、前記他の通信装置に割り当てられるIPアドレスを含むが、デフォルトゲートウェイアドレスを含まず、 前記DHCPパケットは、デフォルトゲートウェイアドレスを含まないことで、前記他の通信装置が無線LAN通信によってデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けていない状態にして、前記他の通信装置が無線LAN通信を行いつつも、インターネット接続可能な携帯電話回線へ接続できるようにするためのものである
    通信装置。
  10. 通信装置であって、
    インターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部と、
    記憶部と、を備え、
    無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成され
    前記他の通信装置へ接続するための接続情報が前記記憶部に記憶されていない場合、アクセスポイントモードに設定され、前記接続情報が前記記憶部に記憶されている場合、クライアントモードに設定され、
    アクセスポイントモードで動作しているときに、前記他の通信装置から、無線LAN通信によって、前記接続情報の通知を受けると、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わり、
    クライアントモードで動作しているときに、前記接続情報を用いて、アクセスポイントモードで動作する前記他の通信装置に接続するよう構成されている
    通信装置。
  11. 通信装置であって、
    他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部と、
    携帯電話回線に接続するための携帯電話回線通信部と、を備え、
    無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成され、
    前記他の通信装置が、前記他の通信装置が前記通信装置へ接続するための接続情報を記憶していない場合、クライアントモードで動作し、アクセスポイントモードで動作している前記他の通信装置に対して、無線LAN通信によって、前記接続情報を通知し、前記接続情報の通知後に、アクセスポイントモードに切り替わるよう構成され、
    前記他の通信装置が、前記接続情報を記憶している場合、アクセスポイントモードで動作するよう構成され、
    アクセスポイントモードで動作しているときに、クライアントモードで動作している前記他の通信装置からの接続が可能な状態になるよう構成されている
    通信装置。
  12. アクセスポイントモードで動作するとともに、インターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部を備えた通信装置、に搭載されたコンピュータを、
    DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)パケットを、無線LAN通信で、前記他の通信装置へ送信するDHCPサーバとして機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記DHCPサーバが無線LAN通信で前記他の通信装置へ送信する前記DHCPパケットは、前記他の通信装置に割り当てられるIPアドレスを含むが、デフォルトゲートウェイアドレスを含まず、
    前記DHCPパケットは、デフォルトゲートウェイアドレスを含まないことで、前記他の通信装置が無線LAN通信によってデフォルトゲートウェイアドレスの指定を受けていない状態にして、前記他の通信装置が無線LAN通信を行いつつも、インターネット接続可能な携帯電話回線へ接続できるようにするための
    コンピュータプログラム。
  13. インターネット接続可能な携帯電話回線に接続できる他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部を備えた通信装置、に搭載されたコンピュータを、
    無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成され
    前記他の通信装置へ接続するための接続情報が前記記憶部に記憶されていない場合、アクセスポイントモードに設定され、前記接続情報が前記記憶部に記憶されている場合、クライアントモードに設定され、
    アクセスポイントモードで動作しているときに、前記他の通信装置から、無線LAN通信によって、前記接続情報の通知を受けると、アクセスポイントモードからクライアントモードに切り替わり、
    クライアントモードで動作しているときに、前記接続情報を用いて、アクセスポイントモードで動作する前記他の通信装置に接続する装置として機能させるための
    コンピュータプログラム。
  14. 他の通信装置との間で無線LAN通信を行うための無線LAN通信部と、携帯電話回線に接続するための携帯電話回線通信部と、を備えた通信装置、に搭載されたコンピュータを、
    無線LANアクセスポイントとして機能するためのアクセスポイントモード、及び無線LANアクセスポイントにアクセスするためのクライアントモードのいずれでも動作可能に構成され、
    前記他の通信装置が、前記他の通信装置が前記通信装置へ接続するための接続情報を記憶していない場合、クライアントモードで動作し、アクセスポイントモードで動作している前記他の通信装置に対して、無線LAN通信によって、前記接続情報を通知し、前記接続情報の通知後に、アクセスポイントモードに切り替わるよう構成され、
    前記他の通信装置が、前記接続情報を記憶している場合、アクセスポイントモードで動作するよう構成され、
    アクセスポイントモードで動作しているときに、クライアントモードで動作している前記他の通信装置からの接続が可能な状態になるよう構成された装置として機能させるための
    コンピュータプログラム。
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