JP6262064B2 - 遠隔操作装置、遠隔操作システム - Google Patents

遠隔操作装置、遠隔操作システム

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Description

本発明は、通信網を介して接続された機器を操作可能な遠隔操作装置と、それを利用した遠隔操作システムに関する。
近年、通信網を介して接続された機器を遠隔から操作することが行われている。例えば、家庭内に設置した空気調和機を、家庭の外からネットワークを介して運転操作する事例や、盗難防止装置などの車載機器を遠隔から操作する事例がある。
例えば、以下の特許文献1には、車載機器を遠隔操作する場合、通信経路等の状況による車両側での操作コマンドの受信順序の逆転によって発生する安全性の低下を防ぐため、操作コマンドにその入力時刻を付加して、操作コマンドを送信することで、正しい順序で操作コマンドを実行する方法が記載されている。
特許第3829804号
しかしながら、上述した従来技術では、複数の操作コマンドの通信が、各々、異なる通信経路や異なる通信プロトコルを利用してなされた場合で、入力時刻の付加が必須ではない通信の場合については記載されていない。
そこで、本発明は、上述した従来技術における課題を解消するためになされたものであり、より具体的には、入力時刻の付加が必須ではない通信経路が含まれているような場合でも、ユーザの使い勝手を向上させることが可能な遠隔操作装置、及び、かかる装置を含む遠隔操作システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明によれば、例えば、以下の特許請求の範囲に記載の構成を採用する。例えば、その一例として、遠隔から通信回線を介し、又は、通信により、複数の制御装置からの操作指令を、操作対象である被制御機器に対して送信して、当該操作指令に従って制御を行うための遠隔操作装置であって、前記複数の制御装置と通信により接続し、前記操作指令を受信する第一の通信部と、前記被制御機器と通信により接続し、前記操作指令を前記被制御機器に送信する第二の通信部と、前記第一の通信部から受信した前記操作指令の操作時間を特定する操作時間特定部と、前記特定された操作時間を基に、実行可能な操作指令を抽出する実行操作抽出部と、前記第二の通信部から、前記実行操作抽出部で抽出された命令を送信する操作指令送信部とを備えたものにおいて、前記操作時間特定部は、前記操作指令に操作時間情報が付加されていた場合には、当該時間情報を操作時間として特定し、他方、前記操作指令に操作時間情報が付加されていない場合には、当該操作指令の通信経路における遅延時間を基に、前記操作指令の操作時間を特定するように構成されている遠隔操作装置が、又は、被制御機器の一部として構成され、操作命令を送信する複数の制御装置と前記被制御機器との間を通信で接続し、前記操作命令に従って前記被制御機器の制御を行う遠隔操作装置であって、前記複数の制御装置と通信により接続し、前記操作指令を受信する通信部と、前記通信部で受信した操作指令の操作時間を特定する操作時間特定部と、前記特定された操作時間を基に実行可能な操作指令を抽出する抽出部と、前記抽出された操作指令を前記被制御機器で実行する命令実行部とを備えたものにおいて、前記操作時間特定部は、前記操作指令に操作時間情報が付加されていた場合には、当該時間情報を操作時間として特定し、他方、前記操作指令に操作時間情報が付加されていない場合には、当該操作指令の通信経路における遅延時間を基に、前記操作指令の操作時間を特定するように構成されている遠隔操作装置が提供される。
更に、本発明では、操作命令を送信する複数の制御装置と、前記操作命令に従って制御される被制御機器と、前記複数の操作装置と前記被制御装置との間を通信で接続する遠隔操作装置とからなる遠隔制御システムであって、前記遠隔操作装置は、前記複数の制御装置と通信により接続し、前記操作指令を受信する第一の通信部と、前記被制御機器と通信により接続し、前記操作指令を前記被制御機器に送信する第二の通信部と、前記第一の通信部から受信した前記操作指令の操作時間を特定する操作時間特定部と、前記特定された操作時間を基に、実行可能な操作指令を抽出する実行操作抽出部と、前記第二の通信部から、前記実行操作抽出部で抽出された命令を送信する操作指令送信部とを備えており、前記操作時間特定部は、前記操作指令に操作時間情報が付加されていた場合には、当該時間情報を操作時間として特定し、他方、前記操作指令に操作時間情報が付加されていない場合には、当該操作指令の通信経路における遅延時間を基に、前記操作指令の操作時間を特定するように構成されている遠隔操作システムが提供される。
上述した発明になる遠隔操作装置及び遠隔操作システムによれば、操作者(ユーザ)の意図を反映しないような遠隔からの操作の実行を防止することにより、ユーザにとって、より使いやすい機能を実現できる。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1になるシステムの構成例を示すブロック図である。 上記実施例1における遠隔操作装置の構成の一例を示すブロック図である。 上記実施例1における操作指令データと通信方式データの一例を示す図である。 上記実施例1において操作指令の操作時間を特定する場合の動作を示すフローチャート図である。 上記実施例1における操作指令実行履歴のデータの一例を示す図である。 上記実施例1において実行可能な操作指令を決定する場合の動作を示すフローチャート図である。 上記実施例1の遠隔操作装置において操作指令が実行可能か実行不可かを判定する場合の通信シーケンスの例を示す図である。 上記実施1の制御端末がスマートフォントの場合の操作指令送信時の表示画面の一例を示す図である。 上記実施1の制御端末がスマートフォントの場合の実行結果受信時(可能)の表示画面の一例を示す図である。 上記実施1の制御端末がスマートフォントの場合の実行結果受信時(不可)の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施例2になるシステムの構成の一例を示すブロック図である。 上記実施例2における遠隔操作装置の構成例を示すブロック図である。 上記実施例2の第3の制御装置による操作指令を特定する場合の動作を示すフローチャート図である。 上記実施例2において操作指令を推定する場合のデータの一例を示す図である。 本発明の実施例3になるシステムの構成の一例を示すブロック図である。 上記実施例3の遠隔操作装置において操作指令が実行可能か実行不可かを判定する場合の通信シーケンスの例を示す図である。 本発明の実施例4になるシステムにおける操作指令データと通信方式データの一例を示す図である。 上記実施例4において、遠隔操作装置で操作指令が実行可能か実行不可かを判定する場合の通信シーケンスの一例を示す図ある。 本発明の実施例5のシステムにおける遠隔操作装置の構成例を示すブロック図である。 上記実施例5における除外条件リストのデータの一例を示す図である。 上記実施例5のシステムにおいて、除外条件リストを利用して実行可能な操作指令を決定する場合の動作を示すフローチャート図である。
以下、本発明になる実施例について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、本実施例としては、通信手段を用いて、例えば、家庭内に設置された空気調和器を家庭外から制御する方式について説明するが、本発明は、以下に図示される例に限定されるものではない。また、図面において、同一符号は、同一または相当部分を示す。
図1は、本実施例1になるシステム(遠隔操作装置)の構成の一例を示す。図において、参照符号1は、家庭外から制御するための遠隔操作装置であり、当該遠隔操作装置は、家庭内に設置された空気調和器2の動作を制御する。また、符号3は、第1の制御装置を、4は、ホームゲートウェイ(以降は、「HGW」と記述)、5は、インターネットなどの通信回線網(以降は、単に「通信回線」と記述)、6はサーバ、そして、7は第2の制御装置を示す。
遠隔操作装置1は、例えば、宅内LANを経由して、空気調和機2に対する操作指令を取得し、その内容を解釈し、専用の通信線で接続された空気調和機2に対し、操作指令を送信することで、空気調和機2を制御する。なお、本実施例では、当該遠隔操作装置1は、空気調和機2とは、異なる装置として記載されているが、これに限定されることなく、例えば、当該空気調和機2の一部として、同様の機能を提供するモジュールとして構成されても良い。
第1の制御装置3及び第2の制御装置7は、上記空気調和機2に対する操作指令を送信するための装置であり、例えば、携帯電話やスマートフォン、タブレット、遠隔端末等の装置である。しかしながら、本発明は、特にこれらに限定されることなく、上記空気調和機2を制御するためのユーザインターフェースが備えられている機器であればよい。
なお、第1の制御装置3が、空気調和機2に対して操作指令を送信する方法としては、その一例として、遠隔操作装置1に対し、宅内LANを経由して、例えば、「Echonet Lite(登録商標、以下同様)プロトコル」で上記操作指令を送信してもよい。
また、第2の制御装置7が、空気調和機2に対して操作指令を送信する方法としては、例えば、まず、通信回線5に接続して、サーバ6に、空気調和機2に対する操作指令を「HTTPプロトコル」で送信し、続いて、遠隔操作装置1が、HGW4とインターネット5を経由して、上記操作指令をサーバ6から「POPプロトコル」によりポーリング取得するようにしてもよい。
次いで、図2は、上述した本実施例1のシステム構成における遠隔操作装置1の内部詳細を示すブロック図である。即ち、図において、符号101は、制御部を、102は第1の通信部、103は第2の通信部、104は操作指令実行リストである。
かかる構成において、遠隔操作装置1は、上記第1の制御装置3や上記第2の制御装置7からの操作指令を、第1の通信部102で受信し、そして、制御部101に送信する。
制御部101は、受信した操作指令に対し、実行可能か不可能かを判定し、実行可能である場合、当該操作指令を第2の通信部103に送信する。
第1の通信部102は、制御部101での操作指令の実行結果を受信し、上記操作指令の送信元に対して、当該実行結果を送信する。
第2の通信部103は、制御部101から操作指令を受信し、空気調和機2に対して操作指令を送信し、そして、操作指令の結果を受信して制御部101に送信する。
操作指令実行リスト104には、上記制御部101において実行された操作指令と実行時間が記録される。なお、データの内容は後述する。
更に、上記図2にも示すように、上記の制御部101は、操作指令受信部201、操作時間特定部202、実行操作判定(又は、抽出)部203、操作指令送信部204、操作結果送信部205からなる。
かかる構成において、制御部101は、上記第1の通信部102から操作指令が送信された場合は、操作指令受信部201にて受信する。このとき、第1の通信部102は、操作指令受信部201に対し、通信方式データも合わせて提供する。
操作時間特定部202は、操作指令受信部201が受信した操作指令データおよび通信方式データから、その操作指令の操作がなされた時間を特定する。
続いて、本実施例1における操作指令データと通信方式データについて、図3を参照しながら説明する。
図からも明らかなように、操作指令データには、操作指令の詳細(操作内容、対象項目、設定値)と操作時間とが含まれる。但し、操作時間は含まれなくとも良い。
一方、通信方式データには、通信プロトコルの種類、接続先の種類、通信経路の情報が含まれる。但し、通信経路や通信先は、通信プロトコルから推定可能であれば、通信方式データには含まれなくとも良い。例えば、メールの通信プロトコルである「POP」でのやり取りであれば、通信経路が公衆回線、かつ、通信先がサーバであると、または、家電制御の通信プロトコルである「Echonet Lite」でのやり取りであれば、通信経路が宅内LANかつ通信先が操作端末であると推定しても良い。さらに、通信プロトコルが、例えば、「Echonet Lite」のように、宅内LANの利用が主に想定されている場合であっても、通信経路情報としては、例えば、遠隔地からの制御か否かなどの情報が提供されている場合には、提供された情報を通信経路として特定しても良い。
次に、図4は、上記の本実施例1において、操作時間特定部202が、操作指令の操作がなされた時間を特定する場合の動作の一例を示すフローチャート図である。
まず、ステップS101では、操作指令受信部201から、操作指令データおよび通信方式データを取得する。ステップS102では、上記操作指令データに操作時間が含まれているか否かを判定する。その結果、操作時間が含まれていると判定された場合には(図の「Y」)、ステップS103において、操作指令データに指定された操作時間をそのまま操作時間として特定し、その後、一連の処理を終了する。
一方、操作時間が含まれていないと判定された場合には(図の「N」)、即ち、上記ステップS102での操作指令データに操作時間が含まれず、データからは、操作時間が特定できない場合、ステップS104では、例えば、通信方式データから、通信の遅延を無視できるような場合であるか否かを判定する。例えば、上記の図3に例示した通信方式であれば、接続経路は宅内LANであり、かかる場合には、通信の遅延は無視できると判定する(図の「Y」)。
その結果、上記ステップS104では遅延が無視できる(図の「Y」)と判定したので、続く、ステップS105では、操作時間は、遠隔操作装置の日時情報とほぼ等しいとして、この時間を操作時間として特定する。他方、遅延が無視できない(図の「N」)と判定した場合には、ステップS106では、操作指令データに操作時間がなく、通信の遅延も無視できないため、操作指令の操作時間は未特定として、一連の処理を終了する。
実行操作判定(抽出)部203は、上述した操作時間特定部202が特定した操作時間と操作指令データとで、操作指令実行リスト104を検索し、当該操作指令が実行可能か実行不可かを判定し、実行操作可能な操作指令を抽出する。
図5は、操作指令実行リスト104に保存されるデータの一例を示している。図からも明らかなように、当該データには、「実行時間」として、第2の通信部へ操作指令が送信された時間が保存される。また、送信された「操作指令」の詳細として、「設定」や「状態確認」などの「操作内容」、「運転/停止」や「運転モード」などの「操作対象」、そして、操作内容が設定の場合に必要な、「停止」や「冷房」や「27℃」などの設定値が保存される。
図6は、上述した実行操作判定部203が、操作指令が実行可能か実行不可かの判定を行う場合のフローチャートを示す。
まず、ステップS201では、操作指令実行リスト104を取得する。ステップS202では、上記操作指令受信部201から操作指令データを、そして、操作時間特定部202から操作時間を、それぞれ、取得する。ステップS203では、上記取得した操作時間が未特定か否かを判定する。その結果、操作時間は未特定でないと判定された(図の「N」)場合は、ステップS204では、操作指令実行リストから操作時間以降のデータを抽出する。
その後、ステップS205では、上記ステップS204において抽出したデータに、上記ステップS202で取得した操作指令データと同一の操作対象であり、かつ、同一の操作内容の履歴が存在するか否かを判定する。その結果、操作対象と操作内容が同一の操作指令はないと判定された(図の「N」)場合には、操作指令の実施順序は正しいと判定し、上記操作指令を実行可能と判定する。
他方、上述した実行操作判定部203において、操作時間は未特定である(図の「Y」)、即ち、操作時間が特定できないと判定された場合、或いは、上述したステップS205で、操作対象と操作内容が同一の操作指令がある(図の「Y」)、即ち、操作指令の実施順序が正しくないと判定された場合には、ステップS206において、操作指令は実行不可と判定して、一連の処理を終了する。
上記実行操作判定部203は、さらに、実行可能と判定した操作指令を、操作指令送信部204に送信し、他方、実行不可と判定した操作指令を、操作結果送信部205に送信する。
続いて、上記操作指令送信部204は、上記実行可能と判定された操作指令を、第2の通信部103に送信すると共に、操作指令実行リスト104に、送信した操作指令のデータを保存する。
そして、操作結果送信部205は、上記実行不可と判定された操作指令について、実行結果を生成し、第1の通信部102に送信する。また、この操作結果送信部205は、第2の通信部103から受信した操作指令に対する実行結果を受信し、応答を生成し、第1の通信部102に送信する。
図7には、上述した本実施例1において、遠隔操作装置1で、操作指令が実行可能か実行不可かを判定する場合の通信シーケンスの一例を示す。
図において、シーケンスS301では、空気調和機2は、運転/停止=停止、運転モード=冷房、設定温度=27℃である。シーケンスS302では、第2の制御装置7から、運転停止設定、かつ、設定値=停止の操作指令が、サーバ6に対して送信され、当該サーバ6は、受信した操作指令を保存する。なお、操作指令内には、第2の制御装置7にて操作がなされた時間である「12:05」が操作時間として記載される(図中では、「T=12:05」と記載)。
シーケンスS303では、第1の制御装置3から、運転停止設定、かつ、設定値=運転の操作指令が遠隔操作装置1に対して送信され、遠隔操作装置1で受信される。このとき、操作指令には、操作時間が記載されていない(図中では、「T=無し」と記載)。
シーケンスS304では、上記シーケンスS303で受信した操作指令は、その操作時間の記載が無いが、しかし、宅内LAN経由での受信であるため、自身の時間である「12:10」をその操作時間として特定し、その後、実行操作判定部203において実行可能な操作指令と判定され、空気調和機2に対し、上記シーケンスS303で受信した操作指令が送信される。
シーケンスS305では、遠隔操作装置1に対し、上記シーケンスS304に対する操作結果として、実行可が送信される(図中では、「操作結果(可)」と記載)。
シーケンスS306では、上記シーケンスS305での実行結果を、操作指令元である第1の制御装置3に送信する。
シーケンスS307では、サーバ6へ、操作指令取得要求を送信する。
シーケンスS308では、上記シーケンスS307に対する応答として、上記シーケンスS302でサーバ6に保存された操作指令を取得する。このとき、この操作指令の操作時間は「12:05」であり、操作指令は、運転停止設定、かつ、設定値=停止であるが、しかしながら、上記実行操作判定部203での判定により、上記シーケンスS304に対して、操作指令の実施順序が正しくないため、当該受信した操作指令は実行不可と判定される。
シーケンスS309、シーケンスS310では、実行不可と判定された操作指令に対する実行不可の操作結果が、操作元である第2の制御装置7に通知される。
更に、図8、図9及び図10に、本実施例1における第1又は第2の制御装置がスマートフォントである場合の表示画面の例を示す。
図8は、上記図7の通信シーケンスS302における操作指令送信時の第2の制御装置7の表示画面の例を、図9は、上記図7の通信シーケンスS310における実行結果受信時の第2の制御装置7の表示画面の例を、図10は、上記図7の通信シーケンスS306における実行結果受信時の第1の制御装置3の画面の例である。
これらの図面からも明らかなように、本実施例1になる遠隔操作装置によれば、複数の操作コマンドの通信が、各々、異なる通信経路や異なる通信プロトコルを利用して行われた場合で、入力時刻の付加が必須ではない通信経路が含まれていない場合でも、ユーザの使い勝手を向上させることが可能となる。
次に、本実施例2は、上記遠隔操作装置1を経由しない制御装置から空気調和器が操作される場合に、空気調和機を、通信手段を用いて制御する方式であり、これについて、以下に説明する。
図11は、本実施例2になるシステム(遠隔操作装置)の構成の一例を示す。図中の符号8は、第3の制御装置である。なお、ここでは、上記実施例1と同じ構成内容については、同一の符号を付すと共に、その説明は、その重複を避けるため、省略している。
この第3の制御装置8は、有線もしくは無線で空気調和機2と通信し、上記遠隔操作装置1を経由せずに、制御対象である空気調和機2に対して操作指令を行う装置である。当該装置としては、例えば、リモコン、監視盤、などであるが、本発明は、特に、これらに制限されるものではなく、空気調和機2を制御するためのユーザインターフェースが備えられている機器であればよい。
当該空気調和機2は、上記第3の制御装置8から操作指令を受信すると、当該操作指令に従い、制御状態を変更する。さらに、現在の制御状態を、定期的に、遠隔操作装置1に送信する。
図12は、本実施例2における上記遠隔操作装置1の詳細を示すブロック図である。図からも明らかなように、この遠隔操作装置1の制御部101には、上記実施例1に比較して、更に、状態変更検知部206が追加される。
この状態変更検知部206は、空気調和機2の制御状態について、上記第2の通信部103を経由して定期的に受信し、過去の制御状態と比較することで、上記第3の制御装置8による操作指令を推定して、そして、操作指令実行リスト104に保存する。
図13は、本実施例2における第3の制御装置8による操作指令を特定する場合の動作を示すフローチャート図である。
図にも示すように、まず、ステップS401では、空気調和機の初期制御状態を取得する。ステップS402では、一定時間待機する。ステップS403では、待機時間の経過後に、空気調和機2の制御状態を取得する。その後、ステップS404では、上記ステップS403において取得した制御状態と、一つ前に(即ち、一定時間の待機する前に)取得した制御状態とが、同一であるか否かを判定する。ここで、同一であると判定(図の「Y」)した場合は、上記ステップS402に戻り、再び、一定時間待機から繰り返す。
一方、上記ステップS404において、同一でないと判定(図の「N」)した場合には、処理はステップS405に進み、制御状態の差分から操作指令を推定する。更に、ステップS406では、上記ステップS405で推定した操作指令を、操作指令実行リスト104へ保存する。この際、実行時間として、遠隔操作装置の現在時間を保存する。
図14は、上記ステップS405において操作指令を推定する場合のデータの一例を示している。
初回(取得回=1回目)では、比較対照となる過去の制御状態が存在しないため、操作指令は推定しない。2回目の取得では、1回目で取得した制御状態と比較し、差が無いため、操作指令なしと推定している。3回目の取得では、2回目で取得した制御状態と比較し、運転停止が停止に変化しているため、操作指令は、操作内容=設定、対象項目=運転停止、設定値=停止と推定している。
以上のように、本実施例2になるシステム(遠隔操作装置)によれば、上述した実施例1により得られる効果に加え、更に、遠隔操作装置を経由しない制御装置(第3の制御装置8)から空気調和器が操作される場合でも、ユーザにとって、より好適な遠隔操作を実行することができる。
次に、本実施例3は、上記第2の制御装置7からの操作指令が、上記実施例1とは異なり、サーバ(図1の符号6)による中継を実施せずに、遠隔操作装置1へ送信される方式であり、これにについて、以下に説明する。図15は、本実施例3のシステム構成の一例を示しており、なお、ここでも、上記実施例1と同じ構成内容については、同一の符号を付すと共に、その説明は、その重複を避けるため、省略している。
この実施例3では、第2の制御装置7は、通信回線5およびHGW4を経由して、例えば、HTTPなどのプロトコルを利用して、空気調和機2に対する操作指令を、遠隔操作装置1に送信する。
図16は、本実施例3において、遠隔操作装置1で操作指令が実行可能か実行不可かを判定する場合における通信シーケンスの一例を示す。
図からも明らかなように、シーケンスS501は、上記実施例1のシーケンスS301と同じである。
シーケンスS502では、第2の制御装置7にて、空気調和機2に対する運転停止設定かつ設定値=停止の操作が実行されると、その操作が操作指令として保存される。即ち、当該操作指令内には、第2の制御装置7にて操作がなされた時間である「12:05」が、その操作時間として記載される。シーケンスS503、S504、S505、S506は、それぞれ、上記実施例1のシーケンスS303、S304、S305、S306と同じである。
シーケンスS507では、第2の制御装置7へ、操作指令取得要求を送信する。シーケンスS508では、上記シーケンスS507に対する応答として、上記シーケンスS502において第2の制御装置7に保存された操作指令を取得する。このとき、この操作指令の操作時間は「12:05」であり、当該操作指令は、運転停止設定かつ設定値=停止であるが、実行操作判定部203における前記判定により、シーケンスS504に対して操作指令の実施順序が正しくないため、受信した操作指令は実行不可と判定される。その結果、シーケンスS509では、実行不可と判定された操作指令に対する実行不可の「操作結果(不可)」が、上記第2の制御装置7に通知される。
以上のように、本実施例3になるシステム(遠隔操作装置)によれば、上述した実施例1により得られる効果に加え、更に、制御装置(第2の制御装置7)からの操作指令が、サーバ6を経由しない場合でも、より好適な遠隔操作を実行することができる。
本実施例4は、第2の制御装置17から遠隔操作装置1に操作指令を送信する場合、HGW4においてプロトコル変換が行われる場合の方式であり、これについて、以下に説明する。
なお、本実施例4のシステム構成は、上記図1に示した実施例1の構成と同じであり、ここでは、重複を避けるため、その内容の説明は省略する。
なお、本実施例4では、第2の制御装置7は、空気調和機2に対する操作指令を送信する方法として、以下のような方式を採用する。例えば、まず、第2の制御装置7は、通信回線5に接続し、サーバ6に対しては、空気調和機2に対する操作指令を「HTTPプロトコル」で送信を行う。次に、HGW4が、インターネット5を経由して、当該操作指令を、サーバ6から「POPプロトコル」により、ポーリング取得する。そして、HGW4が、遠隔操作装置1に対し、宅内LANを経由して、例えば、「Echonet Liteプロトコル」で当該操作指令を送信する。
このとき、HGW4が、宅内LAN経由での上記操作指令の送信に際し、サーバ6から「POP」により取得したメール版の操作指令データを、「Echonet Lite」版の操作指令データに変換する場合、「Echonet Lite」版データには、通信経路として公衆回線経由などを経由した遠隔操作であることを記載する。また、メール版の操作指令データに操作時間が含まれる場合には、「Echonet Lite」版データの現在日時の項目を操作時間とみなし、メール版データの操作時間を上記項目に記載する。
図17には、本実施例4における操作指令データと通信方式データの一例を示す。
図において、操作指令データの項目と内容、通信方式データの項目は、上記図3に示した実施例1のものと同じである。
本実施例4では、通信方式データの通信プロトコルは、HGW4で変換が実施されるため、全て「Echonet Lite」となる。但し、HGW4において変換された第2の制御装置7からの「Echonet Lite」版の操作指令には、操作時間や通信経路の情報が記載されるため、これらが特定される。これにより、上記実施例1と同程度の情報(図3)が特定される。
図18には、本実施例3において、遠隔操作装置1において操作指令が実行可能か実行不可かを判定する場合の通信シーケンスの一例を示す。
図において、シーケンスS601、S602、S603、S604、S605、S606は、それぞれ、実施例1のシーケンスS301、S302、S303、S304、S305、S306と同じである。
本実施例4では、シーケンスS607において、HGW4がサーバ6へ、操作指令取得要求を送信する。シーケンスS608では、HGW4が、S607に対する応答として、シーケンスS602でサーバに保存された第2の制御装置7の操作指令を受信し、この操作指令をメール形式から「Echonet Lite」形式へ変換して、遠隔操作装置1に対して送信する。
更に、シーケンスS609では、遠隔操作装置1は、シーケンスS608での操作指令を取得する。このとき、上記シーケンスS308(図7参照)と同様の判定により、受信した操作指令は実行不可であると判定される。シーケンスS610、S611、S612では、実行不可と判定された操作指令に対する実行不可の操作結果が、操作元である第2の制御装置7に通知される。
以上のように、本実施例4になるシステム(遠隔操作装置)によれば、上述した実施例1により得られる効果に加え、更に、HGW4でプロトコル変換がなされるような場合であっても、ユーザは、より好適な遠隔操作を実行することができる。
本実施例5は、通信手段を用いて遠隔から操作する際、操作指令の操作時間に加え、その操作内容や通信経路、遅延許容時間を基に、当該操作が実行可能であるか否かを判定する方式であり、以下に、その詳細について説明する。
なお、本実施例5のシステム構成は、上記図1に示した実施例1の構成と同じであり、ここでは、重複を避けるため、その内容の説明は省略する。
図19は、本実施例5になるシステム(遠隔操作装置)の遠隔操作装置1の詳細を示すブロック図である。
この図からも明らかなように、本実施例5では、上述した実施例1の構成に対し、更に、判定除外リスト105が加えられる。
なお、この除外条件リスト105には、上記制御部101を構成する実行操作判定部203が、受信した操作指令について実行可能か実行不可かを判定する場合において、条件を満たす操作指令についは実行可能であると判定するための条件が保存されている。
図20は、本実施例5における上記除外条件リスト105に保存されるデータの一例を示す。なお、操作が、記載された条件に一致する操作内容であれば、実行可能と判定される。但し、条件が「−」の箇所は、項目の値に関わらず条件を満たしていると判定する。「遅延許容時間」が空欄の場合には、操作時間に関する条件判定は実行されない。
なお、図の「No.1」は、操作内容が設定、かつ対象項目が設定温度である操作指令を、実行可能と判定することに対応するデータである。「No.2」は、操作内容が状態確認である操作指令を、実行可能と判定することに対応するデータである。「No.3」は、通信経路が宅内LANである操作指令を実行可能と判定することに対応するデータである。「No.4」は、操作時間の遅れが「300」s以内の操作指令を実行可能と判定することに対応するデータである。
本実施例5では、制御部101を構成する実行操作判定部203は、上記実施例1において実行される上記図6に示したフローチャートにより、操作指令が実行可能か実行不可かを判定した後、実行不可と判定した操作指令に対して、更に、除外条件リスト105の除外条件に一致するかを判定し、その結果、一致した操作指令を実行可能と判定する。
図21は、本実施例5において、上記実行操作判定部203が、上記図6で実行不可と判定した操作指令の中から、除外条件リスト105に合致する操作指令だけを実行可能と判定する場合の動作を示すフローチャート図である。
即ち、本実施例5では、ステップS701において、実行不可と判定した操作指令に対してのみ以下のステップS702〜S709の処理を実行するため、実行操作判定部203は、実行不可とした操作指令を取得する。次に、ステップS702では、上記除外条件リスト105を取得する。ステップS703では、上記S701で取得したデータが、除外条件リスト105の操作指令の項目および通信方式の項目の条件に合致(操作指令や通信方式の除外条件に一致)するか否かを判定する。
その結果、取得したデータが操作指令や通信方式の除外条件に一致すると判定(図の「Y」)した場合には、更に、ステップS704において、除外条件リストの遅延許容時間の除外条件の項目に条件が設定されている(遅延許容時間の除外条件は存在する)か否かを判定する。その結果、遅延許容時間の除外条件が存在すると判定(図の「Y」)した場合には、ステップS705に移行し、操作指令実行リストを取得する。更に、ステップS706では、操作指令実行リストから操作時間に操作許容時間を加えた時間以降のデータを抽出する。そして、ステップS707では、上記S706で抽出したデータの中に、上記S701で取得した操作指令データと同一の操作対象かつ同一の操作内容の履歴が存在するか否かを判定する。
その結果、上記のステップS707で同一の操作対象かつ同一の操作内容の履歴は存在しないと判定(図の「N」)された場合には、ステップS708において、当該操作指令を実行可能と判定する。他方、上記のステップS707で同一の操作対象かつ同一の操作内容の履歴は存在すると判定(図の「Y」)された場合には、ステップS709において、当該操作指令を実行不可と判定し、一連の処理を終了する。
また、上記ステップS703において、操作指令や通信方式の除外条件に一致しない(図の「N」)と判定された場合には、直ちに、上記ステップS709移行し、当該操作指令を実行不可と判定する。
一方、上記ステップS704において、遅延許容時間の除外条件は存在しない(図の「N」)と判定された場合には、上記ステップS705〜S707を跳び越して、直ちに、上記ステップS708移行し、当該操作指令を実行可能と判定する。
また、上記ステップS707において、操作対象と操作内容が同一の操作指令が既に存在すると判定(図の「Y」)された場合にも、上記ステップS709移行し、当該操作指令を実行不可と判定し、一連の処理を終了する。
なお、この実行操作判定部203は、実行可能と判定した操作指令を操作指令送信部204に送信する。他方、実行不可と判定した操作指令は、操作結果送信部205に送信される。
以上により、操作指令の操作時間に加えて、操作内容や通信経路や遅延許容時間を基に実行可能かを判定する場合でも、更に、除外条件リスト105の除外条件に基づいた判定を行うことにより、ユーザにとってより好適な遠隔操作を実行することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、使用プロトコルは例であり、同様の通信を実施できれば、異なるプロトコルで実施されても良い。
1…遠隔操作装置、2…空気調和機、3…第1の制御装置、4…ホームゲートウェイ(HGW)、5…通信回線網、6…サーバ、7…第2の制御装置、8…第3の制御装置、101…制御部、102…第1の通信部、103…第2の通信部、104…操作指令実行リスト、105…除外対象リスト、201…操作指令受信部、202…操作時間特定部、203…実行操作判定部、204…操作指令送信部、205…操作結果送信部、206…状態変更検知部

Claims (8)

  1. 遠隔から通信回線を介し、又は、通信により、複数の制御装置からの操作指令を、操作対象である被制御機器に対して送信して、当該操作指令に従って制御を行うための遠隔操作装置であって、
    前記複数の制御装置と通信により接続し、前記操作指令を受信する第一の通信部と、
    前記被制御機器と通信により接続し、前記操作指令を前記被制御機器に送信する第二の通信部と、
    前記第一の通信部から受信した前記操作指令の操作時間を特定する操作時間特定部と、
    前記特定された操作時間を基に、実行可能な操作指令を抽出する実行操作抽出部と、
    前記第二の通信部から、前記実行操作抽出部で抽出された命令を送信する操作指令送信部とを備えたものにおいて、
    前記操作時間特定部は、前記操作指令に操作時間情報が付加されていた場合には、当該操作時間情報を操作時間として特定し、他方、前記操作指令に操作時間情報が付加されていない場合には、当該操作指令の通信経路における遅延時間を基に、前記操作指令の操作時間を特定するように構成されていることを特徴とする遠隔操作装置。
  2. 求項1に記載の遠隔操作装置において、
    前記実行操作抽出部は、過去に実行した操作指令の履歴を保存しており、前記第一の通信部が受信した前記操作指令について、前記操作時間特定部が特定した前記操作時間より後には、同様の操作指令が未実行である操作指令を、実行すべき操作指令として抽出するように構成されていることを特徴とする遠隔操作装置。
  3. 求項1に記載の遠隔操作装置において、
    前記実行操作抽出部は、実行可能な操作指令として抽出しなかった操作指令に関し、前記抽出されなかった操作指令となったことを、前記第二の通信部から、当該操作指令を送信した制御装置に対して送信するように構成されていることを特徴とする遠隔操作装置。
  4. 求項1に記載の遠隔操作装置において、
    前記実行操作抽出部は、記載された特徴項目をもつ操作指令については、実行すべき操作指令として抽出される特徴項目リストを備え、前記特徴項目リストは、状態取得や状態設定を含んだ操作種別、宅内ネットワークや宅外ネットワークを含んだ通信経路、無線通信や有線通信を含んだ通信方式、操作時間の許容可能な遅れ時間、通信プロトコルを含んで構成されていることを特徴とする遠隔操作装置。
  5. 求項1に記載の遠隔操作装置において、
    前記操作時間特定部は、前記第一の通信部が受信した操作指令について、受信した操作指令に操作時間情報が付加されていない場合であって、当該受信した通信プロトコルが宅内ネットワークプロトコルである場合、又は、当該操作指令の送信元が宅内ネットワークにある場合には、当該操作指令の操作時間を、前記遠隔操作装置の時間情報として特定するように構成されていることを特徴とする遠隔操作装置。
  6. 求項1に記載の遠隔操作装置であって、更に、前記第二の通信部を経由して、前記被制御機器の制御状態を定期的に取得する状態変更検知部を備え、
    前記状態変更検知部は、続いて取得した二つの制御状態の差分から、前記被制御機器に対して実行された操作指令を推定し、操作指令の履歴として保存するように構成されていることを特徴とする遠隔操作装置。
  7. 被制御機器の一部として構成され、操作指令を送信する複数の制御装置と前記被制御機器との間を通信で接続し、前記操作指令に従って前記被制御機器の制御を行う遠隔操作装置であって、
    前記複数の制御装置と通信により接続し、前記操作指令を受信する通信部と、
    前記通信部で受信した操作指令の操作時間を特定する操作時間特定部と
    前記特定された操作時間を基に実行可能な操作指令を抽出する実行操作抽出部と、
    前記実行操作抽出部で抽出された操作指令を前記被制御機器で実行する命令実行部とを備えたものにおいて、
    前記操作時間特定部は、前記操作指令に操作時間情報が付加されていた場合には、当該操作時間情報を操作時間として特定し、他方、前記操作指令に操作時間情報が付加されていない場合には、当該操作指令の通信経路における遅延時間を基に、前記操作指令の操作時間を特定するように構成されていることを特徴とする遠隔操作装置。
  8. 操作指令を送信する複数の制御装置と、
    前記操作指令に従って制御される被制御機器と、
    前記複数の操作装置と前記被制御機器との間を通信で接続する遠隔操作装置とからなる遠隔制御システムであって、
    前記遠隔操作装置は、
    前記複数の制御装置と通信により接続し、前記操作指令を受信する第一の通信部と、
    前記被制御機器と通信により接続し、前記操作指令を前記被制御機器に送信する第二の通信部と、
    前記第一の通信部から受信した前記操作指令の操作時間を特定する操作時間特定部と、
    前記特定された操作時間を基に、実行可能な操作指令を抽出する実行操作抽出部と、
    前記第二の通信部から、前記実行操作抽出部で抽出された命令を送信する操作指令送信部とを備えており、
    前記操作時間特定部は、前記操作指令に操作時間情報が付加されていた場合には、当該操作時間情報を操作時間として特定し、他方、前記操作指令に操作時間情報が付加されていない場合には、当該操作指令の通信経路における遅延時間を基に、前記操作指令の操作時間を特定するように構成されていることを特徴とする遠隔操作システム。
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