JP2013084116A - 通信装置、通信装置の制御方法及び情報処理システム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】情報通信時の処理の効率をより向上させること。
【解決手段】ホスト側延長装置130は、ライトデータ処理部134cとモード設定部134bと第2の通信制御部132とを有する。ライトデータ処理部134cは、IO装置へ送信するデータの圧縮処理を実行して圧縮データを生成する。モード設定部134bは、自装置がIO側延長装置を介してIO装置へ圧縮データを送信する旨を通知する送信通知に以下の情報を含める。すなわち、モード設定部134bは、IO側延長装置に対して圧縮データの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、IO装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含める。第2の通信制御部132は、解凍制御情報と圧縮制御情報とを含んだ送信通知を、IO側延長装置を介してIO装置へ送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、通信装置、通信装置の制御方法及び情報処理システムに関する。
従来、大型汎用機には、記憶装置、コンソール及びプリンタなどの入出力装置がOC(Optical Channel)LINK(登録商標)やBMC(Block Multiplexer Channel)(登録商標)などのインターフェースを介して接続される。このようなOCLINKやBMCを介した大型汎用機と入出力装置との接続は、最大でも数キロが限度となる。
また、大型汎用機に対して入出力装置を遠隔地に設置して運用することが望まれる場合がある。例えば、大型汎用機を東京に設置し入出力装置を大阪に設置するような場合が挙げられる。このような場合には、インターフェースの物理的な接続距離の限度を超えてしまうので、大型汎用機と入出力装置との間に延長装置を設けることで、インターフェースの物理的な接続距離の限度を延長させる。
図17を用いて、延長装置を用いて大型汎用機と入出力装置との間でデータを送受信する情報処理システムについて説明する。図17は、延長装置を用いて大型汎用機と入出力装置との間でデータを送受信する情報処理システムを示す図である。図17に示すように、情報処理システム900は、大型汎用機であるホストコンピュータ901とIO(Input Output)装置902とホスト側延長装置903とIO側延長装置904とを有する。
情報処理システム900において、ホストコンピュータ901とホスト側延長装置903とは、例えば、OCLINKにより互いに通信可能に接続される。また、IO装置902とIO側延長装置904とは、BMCにより互いに通信可能に接続される。また、ホスト側延長装置903とIO側延長装置904とは、LAN(Local Area Network)もしくはWAN(Wide Area Network)により互いに通信可能に接続される。
このような情報処理システム900において、ホストコンピュータ901からIO装置902にデータを転送する場合、ホストコンピュータ901は、データをホスト側延長装置903に転送する。そして、ホスト側延長装置903は、ネットワーク帯域を有効に活用するため、ホストコンピュータ901から受信したデータを圧縮してIO側延長装置904に転送する。
また、IO側延長装置904は、ホスト側延長装置903から受信したデータを解凍して、IO装置902に転送する。そして、IO装置902は、自装置が有する記憶部の資源を有効に活用するため、IO側延長装置904から受信したデータを圧縮して記憶部に格納する。
また、IO装置902からホストコンピュータ901にデータを転送する場合、IO装置902は、記憶部から読み出した圧縮されたデータを解凍してIO側延長装置に904に転送する。そして、IO側延長装置904は、ネットワーク帯域を有効に活用するため、IO装置902から受信したデータを圧縮して、ホスト側延長装置903に転送する。
続いて、ホスト側延長装置903は、IO側延長装置904から受信した圧縮されたデータを解凍して、ホストコンピュータ901に転送する。このようにして、情報処理システム900では、ホストコンピュータ901とIO装置902との間でデータを送受信する場合、データの圧縮機能を利用することで、ネットワーク帯域や記憶部の資源などを有効に活用している。
特開平06−202929号公報 特開平10−294769号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、情報通信時の処理が効率的ではないという課題がある。
具体的には、ホストコンピュータ901からIO装置902にデータを送信する場合であっても、IO装置902からホストコンピュータ901にデータを送信する場合であっても、それぞれの装置内でデータの圧縮処理及び解凍処理が必ず発生する。言い換えると、複数の装置内で圧縮処理や解凍処理が実行される。各装置で圧縮・解凍処理がそれぞれ行われるため、データ送信時の全体的な処理効率が低下する。
ホスト側延長装置930及びIO側延長装置940において、圧縮機能を有効にした場合の処理効率は、圧縮機能を無効にした場合の処理効率と比較して、10%〜25%低下する。
また、IO装置902においても同様に、圧縮機能を有効にした場合の処理効率は、圧縮機能を無効にした場合の処理効率と比較して、低下すると想定される。
このように、圧縮機能を利用した場合、ホスト側延長装置903と、IO側延長装置904との間の通信の効率化は図れるが、ホスト側延長装置903、IO側延長装置904及びIO装置902それぞれにおける処理効率は低下する。
1つの側面では、情報通信時の処理の効率をより向上させる通信装置、通信装置の制御方法及び情報処理システムを提供することを目的とする。
第1の案では、ネットワークで接続された中継装置を介して他装置にデータを送受信する通信装置である。通信装置は、他装置へ送信するデータの圧縮処理を実行して圧縮データを生成する。通信装置は、自装置が中継装置を介して他装置へ圧縮データを送信する旨を通知する送信通知に以下の情報を含める。すなわち、通信装置は、中継装置に対して圧縮データの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、他装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含める。そして、通信装置は、解凍制御情報と圧縮制御情報とを含んだ送信通知を、中継装置を介して他装置へ送信する。
情報通信時の処理の効率をより向上できる。
図1は、情報システムの構成を示す図である。 図2は、情報処理システムにおけるデータ転送方向と、圧縮処理及び解凍処理を実行するポイントとを示す図である。 図3は、IO装置の構成を示すブロック図である。 図4は、モードセットデータのデータフォーマットの一例を示す図である。 図5は、ホスト側延長装置の構成を示すブロック図である。 図6は、IO側延長装置の構成を示すブロック図である。 図7は、情報処理システムにおけるデータ書込み時の処理シーケンスを示す図である。 図8は、情報処理システムにおけるデータ読み出し時の処理シーケンスを示す図である。 図9は、ホスト側延長装置によるデータ送信の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、IO側延長装置によるデータ送信の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、IO装置による処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、IO側延長装置によるデータ受信処理の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、ホスト側延長装置によるデータ受信処理の処理手順を示すフローチャートである。 図14は、圧縮データの検証処理の一例を示す図である。 図15は、圧縮データの検証処理の別例を示す図である。 図16は、ホスト側延長装置が有する機能をファームウェアとして実行する処理を示す図である。 図17は、延長装置を用いて大型汎用機と入出力装置との間でデータを送受信する情報処理システムを示す図である。
以下に、本願の開示する通信装置、通信装置の制御方法及び情報処理システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
実施例1では、図1から図15を用いて、情報処理システムの構成、情報処理システムが有する各装置の構成、情報処理システムの処理動作、情報処理システムによる処理の処理手順、効果などについて説明する。
[情報処理システムの構成]
図1は、実施例1に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施例1に係る情報処理システム100は、ホストコンピュータ110と、入出力装置120(以下、IO(Input Output)装置と記す)と、ホスト側延長装置130と、IO側延長装置140とを有する。
図1に示すように、ホストコンピュータ110とホスト側延長装置130とは、OC(Optical Channel)LINKなどのチャネル101により互いに通信可能に接続される。また、IO装置120とIO側延長装置140とは、BMC(Block Multiplexer Channel)などのチャネル102により互いに通信可能に接続される。また、ホスト側延長装置130とIO側延長装置140とは、LAN(Local Area Network)もしくはWAN(Wide Area Network)などのネットワーク103により互いに通信可能に接続される。
なお、情報処理システム100が有するホストコンピュータ110、IO装置120、ホスト側延長装置130及びIO側延長装置140の数は図示したものに限定されるものではなく、変更可能である。
ホストコンピュータ110は、例えば、大型汎用機であり、ホスト側延長装置130及びIO側延長装置140を介してIO装置120にデータの入出力を行う。例えば、ホストコンピュータ110は、IO装置120にデータを出力する場合、ホスト側延長装置130に出力するデータを送信する。
また、ホストコンピュータ110は、IO装置120からデータを入力する場合、ホスト側延長装置130及びIO側延長装置140を介してIO装置120にデータを要求する。そして、ホストコンピュータ110は、IO装置120により送信されたデータを、ホスト側延長装置130を介して受信する。
IO装置120は、例えばディスク装置122を有し、ホスト側延長装置130及びIO側延長装置140を介してホストコンピュータ110から受信したデータをディスク装置122に書込む。例えば、IO装置120は、記憶装置、ユーザによる指示の入力を受付けるコンソール、データに基づく画像を出力する出力装置などを有し、これらの装置とホストコンピュータ110との間におけるデータの入出力を制御する。なお、以下の説明では、IO装置120がディスク装置122を有するとして説明する。
ホスト側延長装置130は、ホストコンピュータ110から受信したデータをIO側延長装置140に転送する。また、ホスト側延長装置130は、IO側延長装置140から受信したデータをホストコンピュータ110に転送する。
IO側延長装置140は、ホスト側延長装置130から受信したデータをIO装置120に転送する。また、IO側延長装置140は、IO装置120から受信したデータをホスト側延長装置130に転送する。
このような情報処理システム100において、ホストコンピュータ110が、IO装置120にデータを書込む場合を説明する。ここでは、ホスト側延長装置130の圧縮集約設定情報が有効に設定されているものとする。ここで言う圧縮集約設定情報が有効に設定されている場合とは、データの圧縮処理及び解凍処理をホスト側延長装置130に集約させることを示す。なお、ホスト側延長装置130の圧縮集約設定情報は、予め設定されているものとする。
ホスト側延長装置130は、ホストコンピュータ110から受信したデータを圧縮して圧縮データを生成する。また、ホスト側延長装置130は、IO装置120にデータの書込み要求を送信する場合、以下の処理を実行する。すなわち、ホスト側延長装置130は、IO側延長装置140に対して圧縮データを解凍しないように指示する情報と、IO装置120に対してデータを圧縮しないように指示する情報とをデータの書込み要求に含める。そして、ホスト側延長装置130は、IO側延長装置140を介してIO装置120にデータの書込み要求を送信する。
続いて、ホスト側延長装置130は、圧縮データをIO側延長装置140に送信する。このため、IO側延長装置140は、ホスト側延長装置130から受信した圧縮データの解凍処理を実行せず、IO装置120に転送する。続いて、IO装置120は、IO側延長装置140から受信した圧縮データを自装置が有するディスク装置122に格納する。
次に、ホストコンピュータ110が、IO装置120からデータを読み出す場合について説明する。ここでも同様に、IO装置120、ホスト側延長装置130及びIO側延長装置140の圧縮集約設定情報が有効に設定されているものとする。
ホスト側延長装置130は、IO装置120が保持する圧縮データの読出し要求を送信する場合、以下の処理を実行する。すなわち、ホスト側延長装置130は、IO装置120に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する情報と、IO側延長装置140に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する情報とを圧縮データの読出し要求に含める。そして、ホスト側延長装置130は、IO側延長装置140を介してIO装置120に圧縮データの読出し要求を送信する。
そして、IO装置120は、自装置が記憶する圧縮データを読み出し、読み出した圧縮データの解凍処理を実行せず、IO側延長装置140に送信する。IO側延長装置140は、IO装置120から受信した圧縮データをホスト側延長装置130に転送する。ホスト側延長装置130は、IO側延長装置140から受信した圧縮データを解凍処理してホストコンピュータ110に送信する。
このような、ホストコンピュータ110とIO装置120との間のデータの送受信における、データ転送方向と、圧縮処理及び解凍処理を実行するポイントとを説明する。図2は、情報処理システムにおけるデータ転送方向と、圧縮処理及び解凍処理を実行するポイントとを示す図である。図2に示すように、ホストコンピュータ110からIO装置120にデータを書き込む場合、ホスト側延長装置130だけがデータの圧縮処理を実行する。また、IO装置120からホストコンピュータ110にデータを読み出す場合、ホスト側延長装置130だけがデータの解凍処理を実行する。
上述してきたように、情報処理システム100において、ホスト側延長装置130は、データの圧縮及び解凍処理を自装置のみで実行する事をIO側延長装置とIO装置とに通知して、データを送受信する。したがって、情報処理システム100では、IO装置120及びIO側延長装置140による圧縮処理と解凍処理の実行回数とを減らすことができる。この結果、情報処理システム100では、IO装置120とIO側延長装置140の処理効率を向上させることができる。
[ホストコンピュータの構成]
次に、図1を用いて、実施例1に係るホストコンピュータ110の構成を説明する。図1は、実施例1に係るホストコンピュータの構成を示すブロック図である。実施例1に係るホストコンピュータ110は、通信制御部111と記憶部112と制御部113とを有する。
通信制御部111は、ホスト側延長装置130とのインターフェースを有し、制御部113から受付けたデータをホスト側延長装置130に送信する。また、通信制御部111は、ホスト側延長装置130から受信したデータを制御部113に出力する。
記憶部112は、例えば、半導体メモリ素子などの記憶装置であり、ホストコンピュータ110による各種の処理に用いられるデータやプログラムを記憶する。
制御部113は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、各種の処理を実行する。例えば、制御部113は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。
制御部113は、IO装置120にデータを書き込む場合、動作条件を設定し、データの書き込みを要求する。例えば、制御部113は、動作条件を設定するデータであるモードセットデータを送信することを示すモードセットコマンドを発行し、通信制御部111を介してホスト側延長装置130に送信する。そして、制御部113は、モードセットコマンドに対する応答を受信した場合、モードセットデータを送信する。なお、モードセットデータの詳細については後述する。
続いて、制御部113は、モードセットデータに対する応答を受信した場合、データの書き込みを要求するライトコマンドを発行し、通信制御部111を介してホスト側延長装置130に送信する。そして、制御部113は、ライトコマンドに対する応答を受信した場合、通信制御部111を介してホスト側延長装置130に書込みを要求したデータを送信する。なお、以下の説明では、ホストコンピュータ110により書込みが要求されたデータのことをライトデータとして適宜説明する。
また、制御部113は、IO装置120に記憶されるデータを読み出す場合、動作条件を設定し、データの読み出しを要求する。例えば、制御部113は、モードセットコマンドを発行し、通信制御部111を介してホスト側延長装置130に送信する。そして、制御部113は、モードセットコマンドに対する応答を受信した場合、モードセットデータを送信する。
続いて、制御部113は、データの読み出しを要求するリードコマンドを発行し、通信制御部111を介してホスト側延長装置130に送信する。この結果、ホストコンピュータ110は、IO装置120から読み出しを要求したデータを受信する。なお、以下の説明では、ホストコンピュータ110により読み出しを要求されたデータのことをリードデータとして適宜説明する。
[IO装置の構成]
次に、図3を用いて、実施例1に係るIO装置120の構成を説明する。図3は、実施例1に係るIO装置の構成を示すブロック図である。実施例1に係るIO装置120は、通信制御部121とディスク装置122と記憶部123と制御部124とを有する。
通信制御部121は、IO側延長装置140とのインターフェースを有し、IO側延長装置140から受信したデータの種別を判定して、制御部124に出力する。なお、ここで言うデータの種別とは、モードセットコマンド、モードセットデータ、ライトコマンド、ライトデータ、リードコマンド、リードデータなどを含む。
また、通信制御部121は、リードデータ処理部124dにより読み出されたデータをIO側延長装置140に送信する。また、通信制御部121は、コマンド処理部124aにより出力された各種コマンドに対する応答をIO側延長装置140に送信する。
ディスク装置122は、例えば、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)であり、ホストコンピュータ110から受信したデータを記憶する。
記憶部123は、圧縮集約設定情報テーブル123aを有する。例えば、記憶部123は、半導体メモリ素子などの記憶装置である。
圧縮集約設定情報テーブル123aは、書込み要求を受付けたデータの圧縮処理を実行するか否かを示す情報や、読出し要求を受付けたデータの解凍処理を実行するか否かを示す情報を記憶する。なお、ここで圧縮集約設定情報テーブル123aに記憶される情報は、後述するモード設定部124bにより設定される。
制御部124は、例えば、CPUやMPUなどの電子回路であり、コマンド処理部124aとモード設定部124bとライトデータ処理部124cとリードデータ処理部124dとを有する。
コマンド処理部124aは、通信制御部121を介してIO側延長装置140からモードセットコマンドを受信した場合、モードセットコマンドに対する応答を生成し、通信制御部121に出力する。
また、コマンド処理部124aは、通信制御部121を介してIO側延長装置140からライトコマンドを受信した場合、ライトコマンドに対する応答を生成し、通信制御部121に出力する。
また、コマンド処理部124aは、通信制御部121を介してIO側延長装置140からリードコマンドを受信した場合、リードデータ処理部124dにデータの読出しを指示する。
モード設定部124bは、通信制御部121を介してモードセットデータを受信した場合、モードセットデータに格納される値を参照して、圧縮集約設定情報テーブル123aを設定する。
ここでは、図4を用いて、モードセットデータのデータフォーマットを説明する。図4は、モードセットデータのデータフォーマットの一例を示す図である。図4に示すように、モードセットデータの4ビット目には、コード「0」または「1」が格納される。ここで、モードセットデータの4ビット目のコードが「0」である場合、データ書込み時にIO装置120では、データの圧縮処理を実行しないことを示す。また、モードセットデータの4ビット目のコードが「1」である場合、データ書込み時にIO装置120では、データの圧縮処理を実行することを示す。
また、モードセットデータの5ビット目には、コード「0」または「1」が格納される。ここで、モードセットデータの5ビット目のコードが「0」である場合、データ読出し時にIO装置120では、データの解凍処理を実行することを示す。また、モードセットデータの5ビット目のコードが「1」である場合、データ書読出し時にIO装置120では、データの解凍処理を実行しないことを示す。
図3に戻り、モード設定部124bは、モードセットデータの4ビット目のコードを参照して、ホストコンピュータ110から受信したライトデータの圧縮処理を実行するか否かを判定する。例えば、モード設定部124bは、モードセットデータの4ビット目のコードに「0」が格納されていた場合、ライトデータの圧縮処理を実行しないと判定する。一方、モード設定部124bは、モードセットデータの4ビット目のコードに「1」が格納されていた場合、ライトデータの圧縮処理を実行すると判定する。モード設定部124bは、判定結果を圧縮集約設定情報テーブル123aに格納する。
また、モード設定部124bは、モードセットデータの5ビット目のコードを参照して、ディスク装置122から読み出したデータの解凍処理を実行するか否かを判定する。例えば、モード設定部124bは、モードセットデータの5ビット目のコードに「0」が格納されていた場合、ライトデータの解凍処理を実行すると判定する。一方、モード設定部124bは、モードセットデータの5ビット目のコードに「1」が格納されていた場合、ディスク装置122から読み出したデータの解凍処理を実行しないと判定する。モード設定部124bは、判定結果を圧縮集約設定情報テーブル123aに格納する。
ライトデータ処理部124cは、ライトデータを受信した場合、圧縮集約設定情報テーブル123aを参照して受信したライトデータの圧縮処理を実行するか否かを判定する。
ライトデータ処理部124cは、圧縮処理を実行すると判定した場合、受信したライトデータの圧縮処理を実行し、圧縮したライトデータをディスク装置122に格納する。また、ライトデータ処理部124cは、圧縮処理を実行しないと判定した場合、受信したライトデータをディスク装置122に格納する。
リードデータ処理部124dは、コマンド処理部124aからデータの読出しを指示された場合、要求されたデータをディスク装置122から読み出す。そして、リードデータ処理部124dは、圧縮集約設定情報テーブル123aを参照して読み出したデータの解凍処理を実行するか否かを判定する。
リードデータ処理部124dは、読み出したデータの解凍処理を実行すると判定した場合、読み出したデータの解凍処理を実行して通信制御部121に解凍処理したデータを出力する。また、リードデータ処理部124dは、読み出したデータの解凍処理を実行しないと判定した場合、読み出したデータを通信制御部121に出力する。
[ホスト側延長装置の構成]
次に、図5を用いて、実施例1に係るホスト側延長装置130の構成を説明する。図5は、実施例1に係るホスト側延長装置の構成を示すブロック図である。図5に示すように、実施例1に係るホスト側延長装置130は、第1の通信制御部131と第2の通信制御部132と記憶部133と制御部134とを有する。
第1の通信制御部131は、ホストコンピュータ110とのインターフェースを有し、ホストコンピュータ110との間で情報をやり取りする。例えば、第1の通信制御部131は、ホストコンピュータ110から受信した各種コマンド、モードセットデータ、ライトデータを制御部134に出力する。また、第1の通信制御部131は、リードデータ処理部134dからリードデータを受け取り、ホストコンピュータ110に転送する。
第2の通信制御部132は、IO側延長装置140とのインターフェースを有し、IO側延長装置140との間で情報をやりとりする。例えば、第2の通信制御部132は、ホストコンピュータ110から受信した各種コマンド、モードセットデータ、ライトデータをIO側延長装置140に転送する。また、第2の通信制御部132は、IO側延長装置140から受信したリードデータを制御部134に出力する。
記憶部133は、圧縮集約設定情報テーブル133aを有する。例えば、記憶部133は、半導体メモリ素子などの記憶装置である。
圧縮集約設定情報テーブル133aは、自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを示す情報を記憶する。例えば、圧縮集約設定情報テーブル133aは、自装置の圧縮集約設定が有効であることを示す情報または自装置の圧縮集約設定が有効ではないことを示す情報を記憶する。
ここで、圧縮集約設定が有効に設定されている場合とは、データの圧縮処理及び解凍処理をホスト側延長装置130に集約させることを示す。なお、ホスト側延長装置130の圧縮集約設定情報テーブル133aに記憶される情報は、予め設定されているものとする。
また、圧縮集約設定情報テーブル133aは、自装置の圧縮集約設定が有効ではないことを示す情報を記憶する場合、モードセットデータの4ビット目のコードと5ビット目のコードに格納される値とを記憶する。なお、この場合、圧縮集約設定情報テーブル133aに記憶される4ビット目のコードと5ビット目のコードに格納される値は、後述するモード設定部134bによりモードセットデータを受信するごとに設定される。
制御部134は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有する。制御部134は、例えば、CPUやMPUなどの電子回路であり、コマンド処理部134aとモード設定部134bとライトデータ処理部134cとリードデータ処理部134dとを有する。
コマンド処理部134aは、第1の通信制御部131を介してホストコンピュータ110からモードセットコマンドを受信した場合、モードセットコマンドを第2の通信制御部132に出力する。
また、コマンド処理部134aは、第1の通信制御部131を介してホストコンピュータ110からデータの書き込みを要求するライトコマンドを受信した場合、ライトコマンドを第2の通信制御部132に出力する。
また、コマンド処理部134aは、第1の通信制御部131を介してホストコンピュータ110からデータの読出しを要求するリードコマンドを受信した場合、受信したリードコマンドを第2の通信制御部132に出力する。
また、コマンド処理部134aは、第2の通信制御部132を介してIO装置120からコマンドに対する応答を受信した場合、受信した応答コマンドを第1の通信制御部131に出力する。
モード設定部134bは、第1の通信制御部131を介してホストコンピュータ110からモードセットデータを受信した場合、圧縮集約設定情報テーブル133aから自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを判定する。モード設定部134bは、自装置の圧縮集約設定が有効であると判定した場合、モードセットデータの4ビット目のコードが「0」であり、と5ビット目のコードが「1」であるか否かを判定する。
モード設定部134bは、モードセットデータの4ビット目のコードが、「0」でないと判定した場合、モードセットデータの4ビット目のコードを「1」から「0」に変更する。また、モード設定部134bは、モードセットデータの5ビット目のコードが、「1」でないと判定した場合、モードセットデータの4ビット目のコードを「0」から「1」に変更する。そして、モード設定部134bは、モードセットデータを第2の通信制御部132に出力する。この結果、情報処理システム100において、圧縮処理及び解凍処理がホスト側延長装置に集約するようにIO側延長装置140、IO装置120に通知する。
また、モード設定部134bは、自装置の圧縮集約設定が有効ではないと判定した場合、モードセットデータの4ビット目のコードに格納される値と5ビット目のコードに格納される値とを抽出して、圧縮集約設定情報テーブル133aに格納する。そして、モード設定部134bは、モードセットデータを第2の通信制御部132を介してIO側延長装置140に転送する。
モード設定部134bは、4ビット目のコードが「0」であり、と5ビット目のコードが「1」であると判定した場合、モードセットデータを変更せずに第2の通信制御部132に出力する。
モード設定部134bは、自装置の圧縮集約設定が有効ではないと判定した場合、モードセットデータを第2の通信制御部132に出力する。
ライトデータ処理部134cは、第1の通信制御部131を介してホストコンピュータ110からライトデータを受信した場合、圧縮集約設定情報テーブル133aから自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを判定する。
ライトデータ処理部134cは、自装置の圧縮集約設定が有効であると判定した場合、ホストコンピュータ110から受信したデータの圧縮処理を実行する。そして、ライトデータ処理部134cは、圧縮したデータを第2の通信制御部132に出力する。
ライトデータ処理部134cは、自装置の圧縮集約設定が有効ではないと判定した場合、データを第2の通信制御部132に出力する。
リードデータ処理部134dは、第2の通信制御部132を介してIO側延長装置140からリードデータを受信した場合、圧縮集約設定情報テーブル133aから自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを判定する。リードデータ処理部134dは、圧縮設定が有効であると判定した場合、IO側延長装置140から受信した圧縮されたリードデータの解凍処理を実行する。そして、リードデータ処理部134dは、第1の通信制御部131を介してホストコンピュータ110に解凍処理したデータを送信する。
リードデータ処理部134dは、圧縮設定が有効ではないと判定した場合、第2の通信制御部132を介してIO側延長装置140から受信したデータが圧縮されていれば解凍処理を実行し、ホストコンピュータ110に解凍したデータを送信する。
また、リードデータ処理部134dは、圧縮設定が有効ではないと判定した場合、第2の通信制御部132を介してIO側延長装置140から受信したデータが圧縮されていなければ解凍処理を実行せず、ホストコンピュータ110にデータを送信する。
[IO側延長装置の構成]
次に、図6を用いて、実施例1に係るIO側延長装置140の構成を説明する。図6は、実施例1に係るIO側延長装置の構成を示すブロック図である。図6に示すように、実施例1に係るIO側延長装置140は、第1の通信制御部141と第2の通信制御部142と記憶部143と制御部144とを有する。
第1の通信制御部141は、IO装置120とのインターフェースを有し、IO装置120との間で情報をやり取りする。例えば、第1の通信制御部141は、IO装置120から受信した各種の応答、リードデータを制御部144に出力する。また、第1の通信制御部141は、ライトデータ処理部144cからライトデータを受け取り、IO装置120に転送する。
第2の通信制御部142は、ホスト側延長装置130とのインターフェースを有し、ホスト側延長装置130との間で情報をやりとりする。例えば、第2の通信制御部142は、ホスト側延長装置130から受信した各種コマンド、モードセットデータ、ライトデータをIO装置120に転送する。また、第2の通信制御部142は、IO装置120から受信したリードデータをホスト側延長装置130に転送する。
記憶部143は、圧縮集約設定情報テーブル143aを有する。例えば、記憶部143は、半導体メモリ素子などの記憶装置である。
圧縮集約設定情報テーブル143aは、自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを示す情報を記憶する。例えば、圧縮集約設定情報テーブル143aは、自装置の圧縮集約設定が有効であることを示す情報または自装置の圧縮集約設定が有効ではないことを示す情報を記憶する。ここで、圧縮集約設定が有効に設定されている場合とは、データの圧縮処理及び解凍処理をホスト側延長装置130に集約させることを示す。なお、IO延長装置140の圧縮集約設定情報テーブル143aに記憶される情報は、予め設定されているものとする。
また、圧縮集約設定情報テーブル143aは、自装置の圧縮集約設定が有効ではないことを示す情報を記憶する場合、モードセットデータの4ビット目のコードと5ビット目のコードに格納される値とを記憶する。なお、この場合、圧縮集約設定情報テーブル143aに記憶される4ビット目のコードと5ビット目のコードに格納される値は、後述するモード設定部144bによりモードセットデータを受信するごとに設定される。
制御部144は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有する。制御部144は、例えば、CPUやMPUなどの電子回路であり、コマンド処理部144aとモード設定部144bとライトデータ処理部144cとリードデータ処理部144dとを有する。
コマンド処理部144aは、第2の通信制御部142を介してホスト側延長装置130からモードセットコマンドを受信した場合、モードセットコマンドを第1の通信制御部141に出力する。
また、コマンド処理部144aは、第2の通信制御部142を介してホスト側延長装置130からライトコマンドを受信した場合、ライトコマンドを第1の通信制御部141に出力する。
また、コマンド処理部144aは、第2の通信制御部142を介してホスト側延長装置130からリードコマンドを受信した場合、リードコマンドを第1の通信制御部141に出力する。
また、コマンド処理部144aは、第1の通信制御部141を介してIO装置120からコマンドに対する応答を受信した場合、受信した応答を第2の通信制御部142に出力する。
モード設定部144bは、第1の通信制御部141を介してホスト側延長装置130からモードセットデータを受信した場合、圧縮集約設定情報テーブル143aから自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを判定する。モード設定部144bは、自装置の圧縮集約設定が有効であると判定した場合、モードセットデータを第1の通信制御部141に出力する。
モード設定部144bは、自装置の圧縮集約設定が有効ではないと判定した場合、モードセットデータの4ビット目のコードに格納される値と5ビット目のコードに格納される値とを抽出して、圧縮集約設定情報テーブル143aに格納する。そして、モード設定部144bは、モードセットデータを第1の通信制御部141を介してIO装置120に転送する。
ライトデータ処理部144cは、ホスト側延長装置130からライトデータを受信した場合、圧縮集約設定情報テーブル143aから自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを判定する。ライトデータ処理部144cは、自装置の圧縮集約設定が有効であると判定した場合、ホスト側延長装置130から受信したデータを第1の通信制御部141を介してIO装置120に転送する。
ライトデータ処理部144cは、自装置の圧縮集約設定が有効ではないと判定した場合、圧縮集約設定情報テーブル143aに格納されるモードセットデータの4ビット目のコードが「1」であったか否かを判定する。ここで、ライトデータ処理部144cは、モードセットデータの4ビット目のコードが「1」でなかったと判定した場合、ホスト側延長装置130から受信したデータを第1の通信制御部141を介してIO装置120に転送する。
一方、ライトデータ処理部144cは、圧縮集約設定情報テーブル143aに格納されるモードセットデータの4ビット目のコードが「1」であったと判定した場合、ホスト側延長装置130から受信したデータの解凍処理を実行する。そして、ライトデータ処理部144cは、解凍処理したライトデータを第1の通信制御部141を介してIO装置120に送信する。
リードデータ処理部144dは、IO装置120からリードデータを受信した場合、圧縮集約設定情報テーブル143aから自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを判定する。リードデータ処理部144dは、自装置の圧縮集約設定が有効であると判定した場合、IO装置120から受信したデータを第2の通信制御部142を介してホスト側延長装置130に転送する。
リードデータ処理部144dは、自装置の圧縮集約設定が有効ではないと判定した場合、圧縮集約設定情報テーブル143aに格納されるモードセットデータの5ビット目のコードが「1」であるか否かを判定する。リードデータ処理部144dは、モードセットデータの5ビット目のコードが「1」ではないと判定した場合、IO装置120から受信したリードデータを第2の通信制御部142を介してホスト側延長装置130に転送する。
ここで、リードデータ処理部144dは、圧縮集約設定情報テーブル143aに格納されるモードセットデータの5ビット目のコードが「1」であると判定した場合、IO装置120から受信したデータの圧縮処理を実行する。そして、ライトデータ処理部144cは、圧縮したライトデータを第2の通信制御部142を介してホスト側延長装置130に送信する。
[情報処理システムにおける処理動作]
次に図7及び図8を用いて、情報処理システム100における処理動作を説明する。なお、ここでは、ホスト側延長装置130及びIO側延長装置140の圧縮集約設定がいずれも有効に設定されているものとする。また、ホストコンピュータ110により送信されるモードセットデータの4ビット目のコードが「1」であり、5ビット目のコードが「0」であるものとする。
(データ書込み時の処理)
図7は、情報処理システムにおけるデータ書込み時の処理シークエンスを示す図である。図7に示すように、ホストコンピュータ110は、データをIO装置120にデータを書き込む場合、動作条件を設定するデータであるモードセットデータを送信することを示すモードセットコマンドを発行し、ホスト側延長装置130に送信する(ステップS1)。
ホスト側延長装置130は、ホストコンピュータ110から受信したモードセットコマンドをIO側延長装置140に転送する(ステップS2)。そして、IO側延長装置140は、ホスト側延長装置130から受信したモードセットコマンドをIO装置120に転送する(ステップS3)。
IO装置120は、モードセットコマンドを受信したことをIO側延長装置140、ホスト側延長装置130を介してホストコンピュータ110に応答する(ステップS4)。
ホストコンピュータ110は、モードセットデータを生成し、生成したモードセットデータをホスト側延長装置130に送信する(ステップS5)。ホスト側延長装置130は、ホストコンピュータ110から受信したモードセットデータの4ビット目のコードが「1」であるので、モードセットデータの4ビット目のコードを「1」から「0」に変更する(ステップS6)。
そして、ホスト側延長装置130は、モードセットデータをIO側延長装置140に送信する(ステップS7)。IO側延長装置140は、ホスト側延長装置130から受信したモードセットデータをIO装置120に転送する(ステップS8)。
IO装置120は、モードセットデータの4ビット目のコード及び5ビット目のコードを抽出し、圧縮集約設定情報テーブル123aに格納する(ステップS9)。そして、IO装置120は、モードセットデータを受信したことをIO側延長装置140、ホスト側延長装置130を介してホストコンピュータ110に応答する(ステップS10)。
ホストコンピュータ110は、ライトコマンドを発行し、ホスト側延長装置130に送信する(ステップS11)。ホスト側延長装置130は、ホストコンピュータ110から受信したライトコマンドをIO側延長装置140に転送する(ステップS12)。続いて、IO側延長装置140は、ホスト側延長装置130から受信したライトコマンドをIO装置120に転送する(ステップS13)。IO装置120は、IO側延長装置140からライトコマンドを受信し、ライトコマンドに対する応答をホストコンピュータ110に送信する(ステップS14)。
ホストコンピュータ110は、ライトデータをホスト側延長装置130に送信する(ステップS15)。ホスト側延長装置130は、ホストコンピュータ110から受信したライトデータを圧縮し(ステップS16)、IO側延長装置140に転送する(ステップS17)。IO側延長装置140は、ホスト側延長装置130から受信した圧縮されたライトデータIO装置120に転送する(ステップS18)。そして、IO装置120は、IO側延長装置140から受信した圧縮されたライトデータを自装置のディスク装置122に格納する(ステップS19)。IO装置120は、ライトデータを自装置のディスク装置122に格納したことを示す応答をホストコンピュータ110に送信する(ステップS20)。
(データ読み出し時の処理)
図8は、情報処理システムにおけるデータ読み出し時の処理シークエンスを示す図である。図8に示すように、ホストコンピュータ110は、IO装置120が記憶するデータを読み出す場合、モードセットデータを送信することを示すモードセットコマンドを発行し、ホスト側延長装置130に送信する(ステップS21)。
ホスト側延長装置130は、ホストコンピュータ110から受信したモードセットコマンドをIO側延長装置140に転送する(ステップS22)。そして、IO側延長装置140は、ホスト側延長装置130から受信したモードセットコマンドをIO装置120に転送する(ステップS23)。
IO装置120は、モードセットコマンドを受信したことをIO側延長装置140、ホスト側延長装置130を介してホストコンピュータ110に応答する(ステップS24)。
ホストコンピュータ110は、モードセットデータを生成し、生成したモードセットデータをホスト側延長装置130に送信する(ステップS25)。ホスト側延長装置130は、ホストコンピュータ110から受信したモードセットデータの5ビット目のコードが、「0」であるので、モードセットデータの5ビット目のコードを「0」から「1」に変更する(ステップS26)。
そして、ホスト側延長装置130は、モードセットデータをIO側延長装置140に送信する(ステップS27)。IO側延長装置140は、ホスト側延長装置130から受信したモードセットデータをIO装置120に転送する(ステップS28)。
IO装置120は、モードセットデータの4ビット目のコード及び5ビット目のコードを抽出し、圧縮集約設定情報テーブル123aに格納する(ステップS29)。そして、IO装置120は、モードセットデータを受信したことをIO側延長装置140、ホスト側延長装置130を介してホストコンピュータ110に応答する(ステップS30)。
ホストコンピュータ110は、リードコマンドを発行し、ホスト側延長装置130に送信する(ステップS31)。ホスト側延長装置130は、ホストコンピュータ110から受信したリードコマンドをIO側延長装置140に転送する(ステップS32)。続いて、IO側延長装置140は、ホスト側延長装置130から受信したリードコマンドをIO装置120に転送する(ステップS33)。
IO装置120は、IO側延長装置140からリードコマンドを受信し、自装置のディスク装置122に記憶される圧縮されたデータを読み出して(ステップS34)、IO側延長装置140に送信する(ステップS35)。IO側延長装置140は、IO装置120から受信した圧縮されたデータをホスト側延長装置130に転送する(ステップS36)。ホスト側延長装置130は、IO側延長装置から受信した圧縮されたデータの解凍処理を実行し(ステップS37)、ホストコンピュータ110に解凍したリードデータを送信する(ステップS38)。
[情報処理システムによる処理の処理手順]
次に図9から図13を用いて、実施例1に係る情報処理システム100による処理の処理手順を説明する。ここでは、図9を用いてホスト側延長装置130によるデータ送信処理を説明し、図10を用いてIO側延長装置140によるデータ送信処理を説明する。また、図11を用いてIO装置120による処理を説明し、図12を用いてIO側延長装置140によるデータ受信処理を説明し、図13を用いてホスト側延長装置130によるデータ受信処理を説明する。
(ホスト側延長装置によるデータ送信処理)
図9は、ホスト側延長装置によるデータ送信の処理手順を示すフローチャートである。図9に示すように、第1の通信制御部131は、ホストコンピュータ110からデータを受信したと判定した場合(ステップS101、Yes)、受信したデータの種別がコマンドであるか否かを判定する(ステップS102)。
受信したデータの種別が第1の通信制御部131によってコマンドであると判定された場合(ステップS102、Yes)、第2の通信制御部132は、データをIO側延長装置140に送信する(ステップS110)。一方、第1の通信制御部131は、受信したデータの種別がコマンドではないと判定した場合(ステップS102、No)、受信したデータの種別がモードセットデータであるか否かを判定する(ステップS103)。
受信したデータの種別が第1の通信制御部131によってモードセットデータであると判定された場合(ステップS103、Yes)、モード設定部134bは、自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを判定する(ステップS104)。ここで、モード設定部134bによって、自装置の圧縮集約設定が有効ではないと判定された場合(ステップS104、No)、第2の通信制御部132は、データをIO側延長装置140に送信する(ステップS110)。一方、モード設定部134bは、自装置の圧縮集約設定が有効であると判定した場合(ステップS104、Yes)、モードセットデータの4ビット目のコードが「1」であるか否かを判定する(ステップS105)。
ここで、モード設定部134bによってモードセットデータの4ビット目のコードが「1」ではないと判定された場合(ステップS105、No)、第2の通信制御部132は、データをIO側延長装置140に送信する(ステップS110)。一方、モード設定部134bは、モードセットデータの4ビット目のコードが「1」であると判定した場合(ステップS105、Yes)、モードセットデータの4ビット目のコードを「0」に変更する(ステップS106)。そして、第2の通信制御部132は、データをIO側延長装置140に送信する(ステップS110)。
第1の通信制御部131は、受信したデータの種別がモードセットデータではないと判定した場合(ステップS103、No)、ライトデータを受信したと判定する(ステップS107)。そして、ライトデータ処理部134cは、圧縮集約設定情報テーブル133aを参照してデータを圧縮するか否かを判定する(ステップS108)。
ライトデータ処理部134cによって、データを圧縮しないと判定された場合(ステップS108、No)、第2の通信制御部132は、データをIO側延長装置140に送信する(ステップS110)。一方、ライトデータ処理部134cは、データを圧縮すると判定した場合(ステップS108、Yes)、ライトデータを圧縮する(ステップS109)。そして、第2の通信制御部132は、データをIO側延長装置140に送信する(ステップS110)。
ホスト側延長装置130は、ステップS110の処理が終了後、ステップS101に移行し、ホストコンピュータ110からデータを受信したか否かを判定する。
(IO側延長装置によるデータ送信処理)
図10は、IO側延長装置によるデータ送信の処理手順を示すフローチャートである。図10に示すように、第2の通信制御部142は、ホスト側延長装置130からデータを受信したと判定した場合(ステップS201、Yes)、受信したデータの種別がライトデータであるか否かを判定する(ステップS202)。
ここで、第2の通信制御部142によって、ライトデータを受信していないと判定された場合(ステップS202、No)、第1の通信制御部141は、受信したデータをIO装置120に転送する(ステップS206)。
一方、受信したデータの種別が第2の通信制御部142によってライトデータであると判定された場合(ステップS202、Yes)、ライトデータ処理部144cは、自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを判定する(ステップS203)。ここで、ライトデータ処理部144cによって自装置の圧縮集約設定が有効であると判定された場合(ステップS203、Yes)、第1の通信制御部141は、受信したデータをIO装置120に転送する(ステップS206)。
一方、ライトデータ処理部144cは、自装置の圧縮集約設定が有効ではないと判定した場合(ステップS203、No)、以下の処理を実行する。すなわち、ライトデータ処理部144cは、圧縮集約設定情報テーブル143aに記憶されるモードセットデータの4ビット目のコードからライトデータの解凍処理を実行するか否かを判定する(ステップS204)。ここで、ライトデータ処理部144cによってライトデータの解凍処理を実行しないと判定された場合(ステップS204、No)、第1の通信制御部141は、受信したデータをIO装置120に転送する(ステップS206)。
一方、ライトデータ処理部144cは、ライトデータの解凍処理を実行すると判定した場合(ステップS204、Yes)、ライトデータの解凍処理を実行して(ステップS205)、IO装置120にデータを転送する(ステップS206)。
IO側延長装置140は、ステップS206の処理が終了後、ステップS201に移行し、ホスト側延長装置130からデータを受信したか否かを判定する。
(IO装置による処理)
図11は、IO装置による処理の処理手順を示すフローチャートである。図11に示すように、通信制御部121は、IO側延長装置140からデータを受信した場合(ステップS301、Yes)、受信したデータ種別がコマンドであるか否かを判定する(ステップS302)。
通信制御部121は、受信したデータ種別がコマンドではないと判定した場合(ステップS302、No)、モードセットデータを受信したか否かを判定する(ステップS303)。通信制御部121によりモードセットデータを受信したと判定された場合(ステップS303、Yes)、モード設定部124bは、以下の処理を実行する。すなわち、モード設定部124bは、モードセットデータの4ビット目のコードと5ビットと目のコードとを圧縮集約設定情報テーブル123aに格納する(ステップS304)。そして、モード設定部124bは、モードセットデータに対する応答をIO側延長装置140に送信する(ステップS310)。
通信制御部121は、モードセットデータを受信していないと判定した場合(ステップS303、No)、ライトデータを受信したと判定する(ステップS305)。そして、ライトデータ処理部124cは、圧縮集約設定情報テーブル123aに記憶されるモードセットデータの4ビット目のコードから、ライトデータの圧縮処理を実行するか否かを判定する(ステップS306)。
ライトデータ処理部124cは、ライトデータの圧縮処理を実行しないと判定した場合(ステップS306、No)、データをディスク装置122に格納する(ステップS308)。一方、ライトデータ処理部124cは、ライトデータの圧縮処理を実行すると判定した場合(ステップS306、Yes)、データを圧縮して(ステップS307)、ディスク装置122に格納する(ステップS308)。ステップS308の処理の終了後、ライトデータ処理部124cは、ライトデータに対する応答をIO側延長装置140に送信する(ステップS310)。
通信制御部121は、受信したデータ種別がコマンドであると判定した場合(ステップS302、Yes)、受信したコマンドがリードコマンドであるか否かを判定する(ステップS309)。通信制御部121によりリードコマンドを受信していないと判定された場合(ステップS309、No)、コマンド処理部124aは、コマンドに対する応答をIO側延長装置140に送信する(ステップS310)。
通信制御部121によりリードコマンドを受信したと判定された場合(ステップS309、Yes)、リードデータ処理部124dは、要求されたデータをディスク装置122から読み出す(ステップS311)。
そして、リードデータ処理部124dは、解凍処理を実行するか否かを判定する(ステップS312)。ここで、リードデータ処理部124dは、解凍処理を実行すると判定した場合(ステップS312、Yes)、データを解凍して(ステップS313)、IO側延長装置140に送信する(ステップS314)。一方、リードデータ処理部124dは、解凍処理を実行しないと判定した場合(ステップS312、No)、データをIO側延長装置140に送信する(ステップS314)。
IO装置120は、ステップS310の処理の終了後またはステップS314の処理の終了後、ステップS301に移行し、IO側延長装置140からデータを受信したか否かを判定する。
(IO側延長装置によるデータ受信処理)
図12は、IO側延長装置によるデータ受信処理の処理手順を示すフローチャートである。図12に示すように、第1の通信制御部141は、IO装置120からデータを受信した場合(ステップS401、Yes)、受信したデータの種別がリードデータであるか否かを判定する(ステップS402)。
ここで、受信したデータの種別が第1の通信制御部141によってリードデータではないと判定された場合(ステップS402、No)、第2の通信制御部142は、受信したデータをホスト側延長装置130に送信する(ステップS406)。一方、受信したデータの種別が第1の通信制御部141によってリードデータであると判定した場合(ステップS402、Yes)、リードデータ処理部144dは、自装置の圧縮集約設定が有効であるか否かを判定する(ステップS403)。
ここで、リードデータ処理部144dによって自装置の圧縮集約設定が有効であると判定された場合(ステップS403、Yes)、第2の通信制御部142は、受信したデータをホスト側延長装置130に送信する(ステップS406)。一方、リードデータ処理部144dは、自装置の圧縮集約設定が有効ではないと判定した場合(ステップS403、No)、以下の処理を実行する。すなわち、リードデータ処理部144dは、圧縮集約設定情報テーブル143aに記憶されるモードセットデータの5ビット目のコードから、リードデータの圧縮処理を実行するか否かを判定する(ステップS404)。
ここで、リードデータ処理部144dによってリードデータの圧縮処理を実行しないと判定された場合(ステップS404、No)、第2の通信制御部142は、受信したデータをホスト側延長装置130に送信する(ステップS406)。一方、リードデータ処理部144dは、リードデータの圧縮処理を実行すると判定した場合(ステップS404、Yes)、データを圧縮する(ステップS405)。そして、第2の通信制御部142は、リードデータ処理部144dにより圧縮されたデータをホスト側延長装置130に送信する(ステップS406)。
IO側延長装置140は、ステップS406の処理が終了後、ステップS401に移行し、IO装置120からデータを受信したか否かを判定する。
(ホスト側延長装置によるデータ受信処理)
図13は、ホスト側延長装置によるデータ受信処理の処理手順を示すフローチャートである。図13に示すように、第2の通信制御部132は、IO側延長装置140からデータを受信した場合(ステップS501、Yes)、受信したデータの種別がリードデータであるか否かを判定する(ステップS502)。
受信したデータの種別が第2の通信制御部132によってリードデータではないと判定された場合(ステップS502、No)、第1の通信制御部131は、受信したデータをホストコンピュータ110に送信する(ステップS505)。一方、受信したデータの種別が第2の通信制御部132によってリードデータであると判定された場合(ステップS502、Yes)、リードデータ処理部134dは、以下の処理を実行する。すなわち、リードデータ処理部134dは、圧縮集約設定情報テーブル133aに記憶されるモードセットデータの5ビット目のコードから、リードデータの解凍処理を実行するか否かを判定する(ステップS503)。
リードデータ処理部134dによって解凍処理を実行しないと判定された場合(ステップS503、No)、第1の通信制御部131は、受信したデータをホストコンピュータ110に送信する(ステップS505)。一方、リードデータ処理部134dは、解凍処理を実行すると判定した場合(ステップS503、Yes)、データの解凍処理を実行する(ステップS504)。そして、第1の通信制御部131は、リードデータ処理部134dによって解凍されたデータをホストコンピュータ110に送信する(ステップS505)。ホスト側延長装置130は、ステップS505の処理が終了後、ステップS501に移行し、IO側延長装置140からデータを受信したか否かを判定する。
[効果]
上述してきたように、ホストコンピュータ110からIO装置120へデータを送信する場合、ホスト側延長装置130は、データの圧縮処理及び解凍処理を自装置集約させることをIO側延長装置140とIO装置120とに通知する。この結果、IO側延長装置140は、解凍処理を実行せず、また、IO装置120は、圧縮処理を実行しない。すなわち、情報処理システムにおいて、圧縮処理と解凍処理の実行回数とを減らすことができる。また、IO装置120からホストコンピュータ110へデータを送信する場合も同様に、ホスト側延長装置130は、データの圧縮処理及び解凍処理を自装置集約させることをIO側延長装置140とIO装置120とに通知する。この結果、IO装置120は、解凍処理を実行せず、また、IO側延長装置140は圧縮処理を実行しない。このように、情報処理システム100では、ホストコンピュータ110からIO装置120へデータを送受信する場合、IO装置120及びIO側延長装置140における処理負荷を軽減することができる。
また、このように圧縮処理を実行する回数を減らすことにより、情報処理システム100でデータチェックを実行した場合の各装置における処理負荷を軽減することができる。図14及び図15を用いて、開示の技術が奏する効果を説明する。
図14は、圧縮データの検証処理の一例を示す図である。図14に示すように、ホストコンピュータ110からIO装置120へデータを書き込む場合、ホスト側延長装置130は、データの圧縮処理を実行し(ステップS701)、圧縮したデータの解凍処理を実行する(ステップS702)。そして、ホスト側延長装置130は、解凍処理したデータと圧縮前のデータとを比較して(ステップS703)、解凍処理したデータと圧縮前のデータとが一致した場合に、圧縮したデータをIO側延長装置140に送信する(ステップS704)。また、ホストコンピュータ110からIO装置120へデータを読み出す場合、IO側延長装置140は、同様の処理を実行する。情報処理システム100では、圧縮処理及び解凍処理をホスト側延長装置に集約させるので、IO側延長装置140による圧縮データの検証処理を実行しなくてもよい。この結果、IO側延長装置140は、より処理効率を向上できる。
図15は、圧縮データの検証処理の別例を示す図である。図15に示すように、ホストコンピュータ110からIO装置120へデータを書き込む場合、ホスト側延長装置130は、データの圧縮処理を実行して圧縮データを生成し(ステップS801)、圧縮データにSUM値を付加する(ステップS802)。そして、ホスト側延長装置130は、SUM値を付加した圧縮データをIO側延長装置140に送信する(ステップS803)。IO側延長装置140は、圧縮データを解凍し(ステップS804)、解凍したデータに対してSUM値の検証を行う(ステップS805)。また、ホストコンピュータ110からIO装置120へデータを読み出す場合、ホスト側延長装置130は、同様の処理を実行する。情報処理システム100では、圧縮処理及び解凍処理をホスト側延長装置に集約させるので、ホスト側延長装置130による圧縮データの検証処理を実行しなくてもよい。この結果、ホスト側延長装置130は、処理効率を向上できる。
また、IO側延長装置140とIO装置120との間で送受信されるデータは、既に圧縮済みであることから、チャネル102間の転送能力以上でデータの読出しや書込みができる。
また、ホスト側延長装置130の圧縮集約設定とIO側延長装置140の圧縮集約設定とを事前に有効に設定して用いる場合、IO側延長装置140には、圧縮処理機能や解凍処理機能を実装させなくてもよい。この結果、IO側延長装置140への圧縮処理機能や解凍処理機能を実装するコストを軽減できる。
ところで、本発明は、上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、実施例2では、本発明に含まれる他の実施例について説明する。
(システム構成等)
実施例1において説明した各処理のうち自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、図示した記憶部が格納する情報は一例に過ぎず、必ずしも図示のごとく情報が格納される必要はない。
また、図示した各構成部は、必ずしも物理的に図示のごとく構成されていることを要しない。例えば、ホスト側延長装置130では、ライトデータ処理部134cとリードデータ処理部134dとが統合されてもよい。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、開示の技術は、ホスト側延長装置130が有する機能をファームウェアとして実現することも可能である。図16を用いて、ホスト側延長装置130が有する機能をファームウェアとして実行する処理を説明する。図16は、ホスト側延長装置が有する機能をファームウェアとして実行する処理を示す図である。なお、以下では、ホスト側延長装置130が有する機能を実行するファームウェアをチャネル処理エンジンと称して説明する。
図16に示すように、チャネル処理エンジンは、ユーザ空間において、チャネル管理スレッド、通信管理スレッド、データ圧縮/解凍スレッドを実行する。
チャネル管理スレッドは、カーネル空間で機能するチャネルカードドライバを介して、ホストコンピュータ110とのインターフェースであるチャネルポートを制御することで、ホストコンピュータ110とのデータの送受信を実行する。例えば、チャネル管理スレッドは、モードセットデータをホストコンピュータ110から受信し、自装置の圧縮集約設定が有効である場合、モードセットデータの4ビット目のコードを「0」、5ビット目のコードを「1」に設定する。
通信管理スレッドは、カーネル空間で機能するLANカードドライバを介して、例えばIO側延長装置140とのインターフェースであるLANポートを制御することで、IO側延長装置140とのデータの送受信を実行する。
データ圧縮/解凍スレッドは、ホストコンピュータ110から受信したライトデータの圧縮処理やIO側延長装置140を介してIO装置120から受信したリードデータの解凍処理を実行する。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)ネットワークで接続された中継装置を介して他装置にデータを送受信する通信装置において、
前記他装置へ送信するデータの圧縮処理を実行して圧縮データを生成する圧縮処理部と、
自装置が前記中継装置を介して前記他装置へ前記圧縮データを送信する旨を通知する送信通知に、前記中継装置に対して前記圧縮データの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記他装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含める通知制御部と、
前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ送信通知を、前記中継装置を介して前記他装置へ送信する送信部と
を有することを特徴とする通信装置。
(付記2)前記通知制御部は、自装置が前記中継装置を介して前記他装置から前記他装置が保持する圧縮データを受信する旨を通知する受信通知に、前記他装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記中継装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含め、
前記送信部は、前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ受信通知を、前記中継装置を介して前記他装置へ送信する
ことを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)ネットワークで接続された他装置に中継装置を介してデータを送受信する通信装置において、
自装置が前記中継装置を介して前記他装置から前記他装置が保持する圧縮データを受信する旨を通知する受信通知に、前記他装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記中継装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含める通知制御部と、
前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ受信通知を、前記中継装置を介して前記他装置へ送信する送信部と
を有することを特徴とする通信装置。
(付記4)ネットワークで接続された中継装置を介して他装置にデータを送受信する通信装置が、
前記他装置へ送信するデータの圧縮処理を実行して圧縮データを生成し、
自装置が前記中継装置を介して前記他装置へ前記圧縮データを送信する旨を通知する送信通知に、前記中継装置に対して前記圧縮データの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記他装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含め、
前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ送信通知を、前記中継装置を介して前記他装置へ送信する
ことを特徴とする通信装置の制御方法。
(付記5)前記通信装置が、
自装置が前記中継装置を介して前記他装置から前記他装置が保持する圧縮データを受信する旨を通知する受信通知に、前記他装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記中継装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含め、
前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ受信通知を、前記中継装置を介して前記他装置へ送信する
ことを特徴とする付記4に記載の通信装置の制御方法。
(付記6)ネットワークで接続された中継装置を介して他装置にデータを送受信する通信装置が、
自装置が前記中継装置を介して前記他装置から前記他装置が保持する圧縮データを受信する旨を通知する受信通知に、前記他装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記中継装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含め、
前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ受信通知を、前記中継装置を介して前記他装置に送信する
ことを特徴とする通信装置の制御方法。
(付記7)情報処理装置と、前記情報処理装置からデータの入出力を受付ける入出力装置と、前記情報処理装置と前記入出力装置との間に設けられ前記情報処理装置と接続する第1の通信装置と、前記第1の通信装置及び前記入出力装置と接続する第2の通信装置とを有する情報処理システムにおいて、
前記第1の通信装置は、
前記情報処理装置が前記入出力装置へデータを送信する旨を通知する送信通知及び前記情報処理装置が前記入出力装置へ送信するデータを、前記情報処理装置から受信する受信部と、
前記送信するデータの圧縮処理を実行して圧縮データを生成する圧縮処理部と、
前記送信通知に、前記第2の通信装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記入出力装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含める通知制御部と、
前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ送信通知及び前記圧縮データを前記第2の通信装置へ送信する送信部とを有し、
前記第2の通信装置は、
前記第1の通信装置から前記送信通知及び前記圧縮データを受信する受信部と、
前記送信通知に前記解凍制御情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記解凍制御情報が含まれていると判定された場合に、前記第1の通信装置から受信する圧縮データの解凍処理を実行せずに、前記入出力装置に該圧縮データを送信する送信部とを有し、
前記入出力装置は、
前記情報処理装置から受信したデータを記憶する記憶部と、
前記第2の通信装置から前記送信通知及び前記圧縮データを受信する受信部と、
前記送信通知に前記圧縮制御情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記圧縮制御情報が含まれていると判定された場合に、前記第2の通信装置から受信する前記圧縮データの圧縮処理を実行せずに、前記記憶部に格納する格納部とを有する
ことを特徴とする情報処理システム。
(付記8)情報処理装置と、前記情報処理装置からデータの入出力を受付ける入出力装置と、前記情報処理装置と前記入出力装置との間に設けられ前記情報処理装置と接続する第1の通信装置と、前記第1の通信装置及び前記入出力装置と接続する第2の通信装置とを有する情報処理システムにおいて、
前記第1の通信装置は、
前記情報処理装置が前記入出力装置から前記入出力装置が保持する圧縮データを受信する旨を通知する受信通知を、前記情報処理装置から受信する受信部と、
前記受信通知に、前記入出力装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記第2の通信装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含める通知制御部と、
前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ受信通知を前記第2の通信装置へ送信する送信部とを有し、
前記第2の通信装置は、
前記第1の通信装置から前記受信通知を受信する第1の受信部と、
前記受信通知を前記入出力装置へ送信する第1の送信部と、
前記入出力装置から前記圧縮データを受信する第2の受信部と、
前記受信通知に前記圧縮制御情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記圧縮制御情報が含まれていると判定された場合に、前記入出力装置から受信する圧縮データの圧縮処理を実行せずに、前記第1の通信装置に該圧縮データを送信する第2の送信部とを有し、
前記入出力装置は、
前記圧縮データを記憶する記憶部と、
前記第2の通信装置から前記受信通知を受信する受信部と、
前記受信通知により通知されたデータを前記記憶部から読み出す読出部と、
前記受信通知に前記解凍制御情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記解凍制御情報が含まれていると判定された場合に、前記読出部により読み出された前記圧縮データの解凍処理を実行せずに、前記第2の通信装置へ送信する送信部とを有する
ことを特徴とする情報処理システム。
100 情報処理システム
101 チャネル
102 チャネル
103 ネットワーク
110 ホストコンピュータ
111 通信制御部
112 記憶部
113 制御部
120 IO装置
121 通信制御部
122 ディスク装置
123 記憶部
123a 圧縮集約設定情報テーブル
124 制御部
124a コマンド処理部
124b モード設定部
124c ライトデータ処理部
124d リードデータ処理部
130 ホスト側延長装置
131 第1の通信制御部
132 第2の通信制御部
133 記憶部
133a 圧縮集約設定情報テーブル
134 制御部
134a コマンド処理部
134b モード設定部
134c ライトデータ処理部
134d リードデータ処理部
140 IO側延長装置
141 第1の通信制御部
142 第2の通信制御部
143 記憶部
143a 圧縮集約設定情報テーブル
144 制御部
144a コマンド処理部
144b モード設定部
144c ライトデータ処理部
144d リードデータ処理部

Claims (7)

  1. ネットワークで接続された中継装置を介して他装置にデータを送受信する通信装置において、
    前記他装置へ送信するデータの圧縮処理を実行して圧縮データを生成する圧縮処理部と、
    自装置が前記中継装置を介して前記他装置へ前記圧縮データを送信する旨を通知する送信通知に、前記中継装置に対して前記圧縮データの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記他装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含める通知制御部と、
    前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ送信通知を、前記中継装置を介して前記他装置へ送信する送信部と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記通知制御部は、自装置が前記中継装置を介して前記他装置から前記他装置が保持する圧縮データを受信する旨を通知する受信通知に、前記他装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記中継装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含め、
    前記送信部は、前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ受信通知を、前記中継装置を介して前記他装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. ネットワークで接続された他装置に中継装置を介してデータを送受信する通信装置において、
    自装置が前記中継装置を介して前記他装置から前記他装置が保持する圧縮データを受信する旨を通知する受信通知に、前記他装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記中継装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含める通知制御部と、
    前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ受信通知を、前記中継装置を介して前記他装置へ送信する送信部と
    を有することを特徴とする通信装置。
  4. ネットワークで接続された中継装置を介して他装置にデータを送受信する通信装置が、
    前記他装置へ送信するデータの圧縮処理を実行して圧縮データを生成し、
    自装置が前記中継装置を介して前記他装置へ前記圧縮データを送信する旨を通知する送信通知に、前記中継装置に対して前記圧縮データの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記他装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含め、
    前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ送信通知を、前記中継装置を介して前記他装置へ送信する
    ことを特徴とする通信装置の制御方法。
  5. ネットワークで接続された中継装置を介して他装置にデータを送受信する通信装置が、
    自装置が前記中継装置を介して前記他装置から前記他装置が保持する圧縮データを受信する旨を通知する受信通知に、前記他装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記中継装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含め、
    前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ受信通知を、前記中継装置を介して前記他装置に送信する
    ことを特徴とする通信装置の制御方法。
  6. 情報処理装置と、前記情報処理装置からデータの入出力を受付ける入出力装置と、前記情報処理装置と前記入出力装置との間に設けられ前記情報処理装置と接続する第1の通信装置と、前記第1の通信装置及び前記入出力装置と接続する第2の通信装置とを有する情報処理システムにおいて、
    前記第1の通信装置は、
    前記情報処理装置が前記入出力装置へデータを送信する旨を通知する送信通知及び前記情報処理装置が前記入出力装置へ送信するデータを、前記情報処理装置から受信する受信部と、
    前記送信するデータの圧縮処理を実行して圧縮データを生成する圧縮処理部と、
    前記送信通知に、前記第2の通信装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記入出力装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含める通知制御部と、
    前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ送信通知及び前記圧縮データを前記第2の通信装置へ送信する送信部とを有し、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1の通信装置から前記送信通知及び前記圧縮データを受信する受信部と、
    前記送信通知に前記解凍制御情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記解凍制御情報が含まれていると判定された場合に、前記第1の通信装置から受信する圧縮データの解凍処理を実行せずに、前記入出力装置に該圧縮データを送信する送信部とを有し、
    前記入出力装置は、
    前記情報処理装置から受信したデータを記憶する記憶部と、
    前記第2の通信装置から前記送信通知及び前記圧縮データを受信する受信部と、
    前記送信通知に前記圧縮制御情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記圧縮制御情報が含まれていると判定された場合に、前記第2の通信装置から受信する前記圧縮データの圧縮処理を実行せずに、前記記憶部に格納する格納部とを有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  7. 情報処理装置と、前記情報処理装置からデータの入出力を受付ける入出力装置と、前記情報処理装置と前記入出力装置との間に設けられ前記情報処理装置と接続する第1の通信装置と、前記第1の通信装置及び前記入出力装置と接続する第2の通信装置とを有する情報処理システムにおいて、
    前記第1の通信装置は、
    前記情報処理装置が前記入出力装置から前記入出力装置が保持する圧縮データを受信する旨を通知する受信通知を、前記情報処理装置から受信する受信部と、
    前記受信通知に、前記入出力装置に対してデータの解凍処理を実行しないように指示する解凍制御情報と、前記第2の通信装置に対してデータの圧縮処理を実行しないように指示する圧縮制御情報とを含める通知制御部と、
    前記解凍制御情報と前記圧縮制御情報とを含んだ受信通知を前記第2の通信装置へ送信する送信部とを有し、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1の通信装置から前記受信通知を受信する第1の受信部と、
    前記受信通知を前記入出力装置へ送信する第1の送信部と、
    前記入出力装置から前記圧縮データを受信する第2の受信部と、
    前記受信通知に前記圧縮制御情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記圧縮制御情報が含まれていると判定された場合に、前記入出力装置から受信する圧縮データの圧縮処理を実行せずに、前記第1の通信装置に該圧縮データを送信する第2の送信部とを有し、
    前記入出力装置は、
    前記圧縮データを記憶する記憶部と、
    前記第2の通信装置から前記受信通知を受信する受信部と、
    前記受信通知により通知されたデータを前記記憶部から読み出す読出部と、
    前記受信通知に前記解凍制御情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記解凍制御情報が含まれていると判定された場合に、前記読出部により読み出された前記圧縮データの解凍処理を実行せずに、前記第2の通信装置へ送信する送信部とを有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
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