JP2011021490A - 回転体 - Google Patents

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Abstract

【課題】張りキーと動翼と特殊動翼とが強固に定着された回転体を提供する。
【解決手段】外周に沿って環状に設けられた動翼嵌合溝11と外周に設けられて動翼嵌合溝11に連通する動翼導入孔12とを有するローターディスク10と、前記外周に連続的に複数設けられ、動翼嵌合溝11に嵌合した翼根21とローターディスク10の外方側に突出した羽根本体23とを有する動翼20と、動翼嵌合溝11に一部が嵌合する翼根21とローターディスク10の外方側に突出した羽根本体23とをそれぞれ有し、互いに隣接して動翼導入孔12を閉塞する二つの特殊動翼20A,20Bと、動翼20間に挿入された張りキー30とを備える回転体1であって、張りキー30は、周方向の厚さ寸法が径方向内方側の一端から径方向外方側の他端に向かって漸次大きくなる挿入部を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、蒸気タービンのローターに用いて好適な回転体に関する。
周知のように、蒸気によってローターを回転させて、蒸気のもつ熱エネルギーを運動エネルギーに変換する蒸気タービンは、発電又は化学プラントにおけるコンプレッサの駆動などに広く用いられている。
このような蒸気タービンに用いられるローターとしては、ローターシャフトの外周に設けられたローターディスクと、このローターディスクの外周に連続的に複数設けられた動翼とを具備するものがある。このような回転体は、高速回転に伴う遠心力や振動応力、曲げ応力に十分に耐え得るように、ローターディスクと動翼とを強固に固定する必要がある。
例えば、下記特許文献1では、外周に沿って環状に設けられた動翼嵌合溝と外周に設けられて動翼嵌合溝に連通する動翼導入孔とを有するローターディスクと、動翼嵌合溝に嵌合した翼根を有する動翼と、動翼導入孔に位置する最終植込動翼の翼根とローターディスクとを軸方向に貫通するディスクピンと、最終植込動翼の内部に設けられてディスクピンと連動して周方向両側に突出するブレードピンとを備える回転体が開示されている。すなわち、この回転体は、最終植込動翼の両隣の動翼に形成された窪み部と上記ブレードピンとを係合させることにより、最終植込動翼及びその他の動翼を固定している。
特開2004−108290号公報
ところで、蒸気タービンの更なる高出力化・高回転化を図るためには、高速回転によって動翼が離脱しないように、動翼をローターディスクに一層強固に定着させる必要がある。しかし、従来の技術では、動翼に形成された窪み部と、最終植込動翼のブレードピンとを係合させて定着させるだけであるので、ブレードピンの強度を向上させたり、形状寸法を最適化したりしたとしても、動翼の定着性が不十分なものとなる。
動翼を強固に定着させることができる構造としては、上記特許文献1に従来技術として記載されている次の構造を挙げることができる。すなわち、この構造は、動翼嵌合溝と動翼導入孔とを有するローターディスクと、翼根を有する動翼と、互いに隣接して動翼導入孔を閉塞すると共にそれぞれの翼根の一部が動翼嵌合溝に嵌合する二つの特殊動翼と、動翼間に挿入された張りキーとを備えており、動翼の間に張りキーを挿入して二つの特殊動翼の位置が調整され、止めピンを特殊動翼の翼根とローターディスクとに貫通させて動翼及び特殊動翼の周方向の移動を拘束するものである。
このような構造であれば、特殊動翼の翼根の一部が動翼嵌合溝と嵌合するために、動翼及び特殊動翼を強固に定着させることができる。
しかしながら、上記構造においては、高速回転によって張りキーが離脱しないように、張りキーの定着性を向上させなければならないという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、張りキーと動翼と特殊動翼とが強固に定着された回転体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る回転体は、外周に沿って環状に設けられた動翼嵌合溝と外周に設けられて該動翼嵌合溝に連通する動翼導入孔とを有するローターディスクと、前記外周に連続的に複数設けられ、前記動翼嵌合溝に嵌合した翼根と前記ローターディスクの外方側に突出した羽根本体とを有する動翼と、前記動翼嵌合溝に一部が嵌合する翼根と前記ローターディスクの外方側に突出した羽根本体とをそれぞれ有し、互いに隣接して前記動翼導入孔を閉塞する二つの特殊動翼と、前記動翼間に挿入された張りキーとを備える回転体であって、前記張りキーは、前記周方向の厚さ寸法が径方向内方側の一端から径方向外方側の他端に向かって漸次大きくなる挿入部を備えることを特徴とする。
この構成によれば、張りキーが、周方向の厚さ寸法が一端から他端に向かって漸次大きくなる挿入部を備えるので、放射状となる複数の翼根と張りキーとの接触面積を大きくすることができる。これにより、張りキーと翼根とに大きな摩擦力を生じさせることができ、張りキーの定着性を向上させることができる。従って、回転体が高速回転したとしても、張りキーの離脱が抑止され、結果的に動翼及び特殊動翼の離脱を抑止することができる。
また、前記挿入部は、前記翼根の周方向における端面と全面で接触する接触面を有することを特徴とする。
この構成によれば、挿入部が翼根の端面と全面で接触する接触面を有するので、張りキーと動翼との間に生じる摩擦力をより大きくすることができる。
また、前記ローターディスクの外周長をR、前記動翼及び前記特殊動翼の総数をNb、前記動翼及び前記特殊動翼における前記翼根の最外方部における周方向の厚さ寸法をtb、前記張りキーの数をNk、前記張りキーの前記挿入部における他端の周方向の厚さ寸法をtkとした場合に、前記ローターディスクと前記動翼と前記特殊動翼と前記張りキーとを組み立てる前に、以下の関係を満たすことを特徴とする。
R>Nb×tb
R<Nb×tb+Nk×tk
この構成によれば、組み立てた後の回転体において、張りキーと動翼と特殊動翼とがそれぞれ押圧されることとなり、この押圧力によって張りキーと動翼と特殊動翼との間に生じる摩擦力をさらに大きくすることができる。
また、動翼及び特殊動翼の加工公差を大きく許容することができる。
また、前記二つの特殊動翼の翼根は、それぞれの隣接面に前記軸方向に延在する半割り溝を有し、これら二つの半割り溝によって前記軸方向に延在する貫通孔が構成され、前記ローターディスクは、前記ローターディスクを軸方向に貫通して前記貫通孔に軸方向において重なった挿通孔を有する一方、前記貫通孔と前記挿通孔を挿通して前記複数の動翼を周方向に拘束する止めピンを備え、前記止めピンは、少なくとも一方の端部が潰されて固定されていることを特徴とする。
この構成によれば、止めピンの端部が潰されて固定されているので、止めピンが容易に脱落することがない。これにより、止めピンが脱落して動翼と張りキーと特殊動翼とが周方向に位置ずれしたり、径方向に離脱したりするのが防止され、張りキーの定着性を向上させることができる。
また、前記動翼と特殊動翼と前記張りキーとは、線膨張係数が同じ材料で形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、動翼と特殊動翼と張りキーとが、線膨張係数が同じ材料で形成されているので、動翼と特殊動翼と張りキーの定着性をさらに向上することが可能である。換言すれば、回転体を比較的に高温下で使用する場合において、熱伸び量の差によって生じ得る動翼と張りキーとの弛みや熱応力による破損を抑止して張りキーと動翼と特殊動翼の定着性を向上させることができる。
また、動翼嵌合溝の側壁には、前記張りキーが嵌入したガイド溝が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、張りキーが嵌入したガイド溝が形成されているので、回転体の組立の際に、張りキーを挿し入れる位置を容易に判別することができる。
また、前記動翼及び前記特殊動翼は、前記羽根本体と前記翼根との間に設けられたベースプレートを備える一方、前記張りキーは、前記挿入部の他端に設けられ前記ローターディスクの軸方向に延出した延出部を備え、前記ベースプレートは、隣接する前記張りキーの前記延出部の一部を覆う圧潰部を有することを特徴とする。
この構成によれば、ベースプレートが張りキーの延出部の一部を覆う圧潰部を有するので、この圧潰部が張りキーの径方向への離脱を抑止する。すなわち、圧潰部への許容せん断荷重の分だけ張りキーに生じる遠心力を大きくすることができる。これにより、張りキーの定着性を大きく向上させることができる。
また、前記延出部は、前記外方側の角部に面取り部を有し、この面取り部が前記圧潰部に埋められていることを特徴とする。
この構成によれば、延出部に面取り部を有すると共に、圧潰部が面取り部を埋めているので、せん断面積を大きく確保することができ、圧潰部の許容せん断荷重を大きくすることができる。
本発明によれば、張りキーと動翼と特殊動翼とが強固に定着された回転体を提供することができる。
本発明の実施形態に係る蒸気タービンのローターRを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る回転体1の要部拡大断面図であって、図1における要部Iの軸方向の直交断面図である。 本発明の実施形態に係るローターディスク10の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係るローターディスク10の要部拡大図であって、図3における要部IIの拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転体1の要部拡大断面図であって、図2におけるIII−III線断面図である。 本発明の実施形態に係る回転体1の要部拡大断面図であって、図2におけるIV−IV線断面図である。 本発明の実施形態に係る張りキー30の概略外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転体1の要部拡大断面図であって、張りキー30と、この張りキー30に隣接する動翼20とを示した図である。 本発明の実施形態に係る回転体1の第一の組立説明図である。 本発明の実施形態に係る回転体1の第二の組立説明図である。 本発明の実施形態に係る回転体1の変形例を示す要部拡大斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施に係る蒸気タービンのローターRを示す模式図であり、図2は、図1における要部Iの軸方向の直交断面図である。
図1に示すように、このローターRは、ローターシャフトSの外周に回転体1が複数設けられる構成とされており、これら回転体1と共にローターシャフトSが回転するようになっている。
図2に示すように、回転体1は、ローターディスク10と、複数の動翼20と、二つの特殊動翼20A,20Bと、複数の張りキー30と、止めピン40とを備えている。
図3は、ローターディスク10の外観斜視図であり、図4は、図3における要部IIの拡大斜視図であり、図5は、図2におけるIII−III線断面図、図6は、図2におけるIV−IV線断面図である。
図3に示すように、ローターディスク10は、ローターシャフトSとは別体に形成された円盤部材であり、ローターRに焼き嵌めされている。
このローターディスク10は、動翼嵌合溝11と動翼導入孔12と挿通孔13とを有している。
図3に示すように、動翼嵌合溝11は、ローターディスク10の外周に沿って環状に形成されており、図5に示すように、最外周端面10aにおいて径方向に開口している。動翼嵌合溝11の溝断面は、図5に示すように、開口から溝底に向かって溝幅寸法(軸方向寸法)が二段に形成されており、開口側に形成されて溝幅寸法が小とされた狭幅部11aと、溝底側に形成されて溝幅寸法が大とされた広幅部11bとを有している。換言すると、逆T字状の溝断面となっている。
図3に示すように、動翼導入孔12は、ローターディスク10の外周に一つ形成されており、図4に示すように、周方向において動翼嵌合溝11の両端部と連通している。
この動翼導入孔12は、動翼20の翼根(後述する)を一つのみ導入可能とされており、開口から溝底に向かって溝幅寸法が略一定に形成されている。また、溝底が動翼嵌合溝11の溝底と連続しており、溝深さ寸法(径方向寸法)が動翼嵌合溝11と同大に形成されている。
図4に示すように、挿通孔13(13a,13b)は、動翼導入孔12に連通するようにローターディスク10の盤面を軸方向に貫通しており、図6に示すように、一方の盤面から挿通孔13aが、他方の盤面から挿通孔13bがそれぞれ動翼導入孔12に貫通している。
複数の動翼20及び特殊動翼20A,20Bは、図2に示すように、動翼20の外周に直列的に設けられている。
図5,図6に示すように、動翼20及び特殊動翼20A,20Bは、それぞれ翼根21と、ベースプレート22と、羽根本体23とを有している。
翼根21は、逆T字状の断面が一方向に連続する構成とされ、図5に示すように、動翼嵌合溝11と嵌合している。より具体的には、翼根21は、浅根部21aと深根部21bとからなっており、浅根部21aが狭幅部11aの溝深さ寸法と略同一の高さ寸法及び狭幅部11aの溝幅寸法と略同一の幅寸法とされており、深根部21bが広幅部11bの溝深さ寸法よりも僅かに小さくされた高さ寸法及び広幅部11bの溝幅寸法と同一の幅寸法とされた深根部21bとされている。
この翼根21は、奥行き寸法(ローターディスク10の周方向の寸法)が動翼導入孔12の周方向の寸法よりも僅かに小さくされている。
ベースプレート22は、図5,図6に示すように、翼根21と羽根本体23とを連結する部位であり、羽根本体23の台座として機能している。
このベースプレート22は、軸方向に広がってローターディスク10の外周の大部分を覆っている。また、張りキー30と隣接する動翼20のベースプレート22は、張りキー30の一部を覆う圧潰部22aを有している(図8参照)。なお、この圧潰部22aは、ベースプレート22の一部がカシメられて形成されたものである。
これら翼根21とベースプレート22とが構成する周方向の端面25a,25bは、逆T字状となっており(図6参照)、羽根本体23の形状に対応して一方の端面25aが周方向に凸状となっており、他方の端面25bが周方向に凹状となっている(図9参照)。
羽根本体23は、図5及び図6に示すように、ローターディスク10の径方向外方に突出しており、径方向の直交断面が三日月形状となっている(図9参照)。
なお、羽根本体23の上端面には、シュウラド50(図2参照)が固定されるテノン24が形成されている。
特殊動翼20A,20Bは、図2に示すように、互いに隣接して固定されており、それぞれの翼根21の周方向半分を動翼嵌合溝11に嵌合させると共に、それぞれの残り半分を動翼導入孔12に位置させている。
このような特殊動翼20A,20Bの翼根21は、図2及び図5に示すように、互いに隣接する逆T字状の端面25a,25bに幅方向(ローターディスク10の軸方向)に延在する半円溝21d,21eを有している。そして、上記逆T字状の隣接面が密着することにより半円溝21d,21eが合わさって、ローターディスク10の挿通孔13(13a,13b)に連通する貫通孔21cを構成している。
図7は、張りキー30(30A〜30E)の概略外観斜視図である。
図7に示すように、張りキー30(30A〜30E)は、挿入部31と、延出部32とを有している。
挿入部31は、図7に示すように、周方向に湾曲しており、周方向の一方の接触面31dが動翼20の端面25a(翼根21部分)に対して密着可能に凹状に湾曲し、他方の接触面31cが動翼20の端面25b(翼根21部分)に対して密着可能に凸状に湾曲している。
また、この挿入部31は、ローターディスク10の周方向の厚さ寸法が、一端31aから他端31bに向かって漸次大きくなるテーパ状とされており、一端31a側から動翼20間に挿入されている。
このような挿入部31は、ローターディスク10の軸方向の幅寸法が、動翼嵌合溝11の溝幅寸法と略同大に形成されている。
このような構成により、挿入部31の周方向の接触面31c,31dは、隣接する動翼20の翼根21の端面25b,25aと全面で接触している。
図8は、回転体1の要部拡大断面図であって、張りキー30と、この張りキー30に隣接する動翼20とを示した図である。
延出部32は、図7に示すように、挿入部31の他端31bから軸方向の両側に延出してなっている。この延出部32は、挿入部31と同様に周方向に湾曲しており、周方向の一方の端面32dが凹状に湾曲して動翼20の端面25a(ベースプレート22部分)に密着しており、他方の端面32cが凸状に湾曲して動翼20の端面25b(ベースプレート22部分)に対して密着している。
この延出部32の径方向外方側における四つの角部は、面取り部32aとなっている。
この面取り部32aは、隣接する動翼20のベースプレート22の圧潰部22aによって埋められている。
このような面取り部32aの面取り角度αは、50〜70°とするのが望ましい。面取角度αを50°以上とするのは、50°未満の場合には、せん断面積22bが小さくなり過ぎて高速回転時の遠心力に耐えられず、破断する恐れがあるからである。また、面取角度αを70°以下とするのは、70°より大きくすると張りキー30に生じる遠心力が圧潰部22aに十分に伝達されないためである。
このような張りキー30は、動翼20と同材質で形成されており、線膨張係数が同一となっている。本実施形態では、耐熱鋼を用いているが、他の材質(例えば、ステンレス鋼等)を用いることもできる。
止めピン40は、図2及び図6に示すように、挿通孔13及び貫通孔21cに嵌入されており、両端部40a,40bが潰されてローターディスク10に固定されている。
シュウラド50は、テノン24が貫通した状態で、このテノン24がカシメられることにより、複数の動翼20を数組に分けて綴っている。
上記構成からなる回転体1は、ローターディスク10の最外周端面10a(図2及び図5参照)における外周長をR、動翼20及び特殊動翼20A,20Bの総数をNb、動翼20及び特殊動翼20A,20Bにおける翼根21の最外方部における周方向の厚さ寸法をtb、張りキー30の数をNk、張りキー30の挿入部31における他端の周方向の厚さ寸法をtkとした場合に、ローターディスク10と動翼20と特殊動翼20A,20Bと張りキー30とを組み立てる前に、以下の関係を満たしている。
R>Nb×tb・・・・・・・・・式(1)
R<Nb×tb+Nk×tk・・・式(2)
なお、本実施形態では、tk=tb/6とされている。
次に、上記の構成からなる回転体1の組立方法について説明する。図9,図10は、回転体1の組立説明図である。
まず、図9に示すように、複数の動翼20を一つずつ動翼導入孔12に導入する。
次に、動翼導入孔12に導入した動翼20を周方向にスライドさせて翼根21を動翼嵌合溝11に嵌合させ、図2に示すように、この動翼20をさらに周方向にスライドさせる。この作業を繰り返して、動翼嵌合溝11の周方向のスペースを動翼20の翼根21で埋めて複数の動翼20を充填する。
次に、特殊動翼20Bの翼根21を、上記と同様にして動翼嵌合溝11に嵌合させた後に、動翼嵌合溝11に特殊動翼20Bをスライドさせる。
次に、動翼導入孔12に特殊動翼20Aを導入する。
次に、所定位置XA,XBに張りキー30A,30Bをそれぞれ嵌め入れる。これら所定位置XA,XBは、所定位置XA,XBによって区画される二つの外周円弧のうち優弧A(大きい弧)側に所定数の動翼20が属するように定められる。
次に、これら二つの張りキー30A,30Bに隣接する各動翼20のベースプレート22をカシメて、張りキー30A,30Bの面取り部32aを圧潰部22aで埋めることにより、張りキー30A,30Bをそれぞれ固定する。この際、優弧A間に属する所定数の動翼20は張りキー30A,30Bに押圧されることにより、それぞれ隣接する動翼20と密着する。一方、劣弧A間に属する動翼20及び特殊動翼20A,20Bの間には、三つの張りキー30C〜30Eよりも僅かに小さいスペースが形成される。
次に、劣弧A(短い弧)間において、周方向に相互に隣接する動翼20の間に張りキー30C〜30Eを挿入していく。具体的には、最も所定位置XB側に位置する動翼20間から所定位置XA側に順番に、張りキー30C〜30Eを挿入する作業と、圧潰部22aによって固定する作業とを繰り返す。この際、張りキー30を挿入する毎に、特殊動翼20A,20Bが所定位置XA側にtb/6ずつ移動していく。
全ての張りキー30を挿入し終わると、図2に示すように、特殊動翼20A,20Bが、それぞれの翼根21の周方向半分を動翼嵌合溝11に嵌合させると共に、周方向残り半分を動翼導入孔12に位置させた状態となる。この状態においては、貫通孔21cが挿通孔13と軸方向に重なっている。
次に、図9に示すように、止めピン40を貫通孔21cと挿通孔13とに挿通させた後に、図6に示すように、両端部40a,40bを潰して、この止めピン40をローターディスク10に固定する。
最後に、図2に示すように、テノン24をシュウラド50に貫通させて、このテノン24をカシメることにより、動翼20を数組に分けて綴り、回転体1の組立を終了する。
次に、上記構成からなる回転体1の作用について説明する。
まず、複数の羽根本体23の間を高圧蒸気が通過することにより、回転体1に回転力が与えられる。この回転力により、張りキー30に遠心力が生じる。この遠心力は、張りキー30と隣接する二つの動翼20との摩擦力、及び、四つの圧潰部22aとに生じるせん断荷重とで釣り合う。
この張りキー30の挿入部31は、隣接する二つの動翼20に強く押圧されると共に、周方向の接触面31c,31dが、これら二つの動翼20の一方の端面とそれぞれ略全面で接触しており、上記摩擦力が大きくなっている。
また、四つの圧潰部22aは、面取り部32aを埋めることで、せん断面積22bを大きく確保しており、許容せん断荷重が大きくなっている。
すなわち、回転体1が高速回転することにより、張りキー30に比較的大きな遠心力が作用したとしても、上記大きくされた摩擦力と許容せん断荷重とを超えることない。すなわち、圧潰部22aが破断することなく、張りキー30が離脱しない。
一方、止めピン40は、両端が潰されており容易に脱落することなく、動翼20及び特殊動翼20A,20Bを周方向に拘束し続ける。
このようにして、回転体1及びローターRの高速回転が継続して行われる。
以上説明したように、本実施形態によれば、張りキー30が、周方向の厚さ寸法が一端31aから他端31bに向かって漸次大きくなる挿入部31を備えるので、翼根21と張りキー30との接触面積を大きくすることができる。これにより、張りキー30と翼根21とに大きな摩擦力を生じさせることができ、張りキー30の定着性を向上させることができる。従って、回転体1が高速回転したとしても、張りキー30の離脱により周方向に弛みが生じることがないため、動翼20及び特殊動翼20A,20Bの離脱を抑止することができる。
また、挿入部31が翼根21の端面25b,25aと略全面で接触する接触面31c,31dを有するので、動翼20との間に生じる摩擦力をより大きくすることができる。
また、ローターディスク10と動翼20と特殊動翼20A,20Bと張りキー30とを組み立てる前に、上記式(1),(2)を満たしているので、組み立てた後の回転体1において、張りキー30と動翼20と特殊動翼20A,20Bとがそれぞれ押圧されることとなり、この押圧力によって張りキー30と、動翼20との間に生じる摩擦力をさらに大きくすることができる。
また、動翼20及び特殊動翼20A,20Bの加工公差を大きく許容することが可能となる。
また、止めピン40の両端部40a,40bが潰されて固定されているので、止めピン40が容易に脱落することがない。これにより、止めピン40が脱落した場合における動翼20と張りキー30と特殊動翼20A,20Bの周方向の位置ずれ及び離脱が防止され、張りキー30の定着性を向上させることができる。
また、動翼20と特殊動翼20A,20Bと張りキー30とが同材質で形成されているので、動翼20と特殊動翼20A,20Bと張りキー30の定着性をさらに向上することが可能である。すなわち、張りキー30を動翼20よりも軟らかい材質で形成すると張りキー30が変形して周方向に弛みが生じる恐れがある。一方、張りキー30を動翼20よりも硬い材質で形成すると動翼20が破損する恐れがある。上記構成によれば、これらの恐れを排除して張りキー30と動翼20と特殊動翼20A,20Bの定着性を向上させることができる。
換言すれば、張りキー30と動翼20と特殊動翼20A,20Bとが、線膨張係数が同じ材料でされているので、ローターディスク1が高温となった場合において、熱伸び量の差によって生じ得る動翼20と張りキー30との弛みや熱応力による破損を抑止して動翼20と張りキー30と特殊動翼20A,20Bの定着性を向上させることができる。
また、ベースプレート22が張りキー30の延出部32の面取り部32aを覆う圧潰部22aを有するので、圧潰部22aが張りキー30の径方向への離脱を抑止する。すなわち、圧潰部22aへの許容せん断荷重の分だけ張りキー30に生じる遠心力を大きくすることができる。これにより、張りキー30の定着性を大きく向上させることができる。
また、延出部32に面取り部32aを有すると共に、圧潰部22aが面取り部32aを埋めているので、せん断面積22bを大きく確保することができ、圧潰部22aの許容せん断荷重を大きくすることができる。
なお、上述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、図9に示すように、予め張りキー30を挿入する位置における動翼嵌合溝11の狭幅部11aの側壁に、張りキー30を嵌入可能なガイド溝14(14A〜14E)を形成してもよい。例えば、所定位置XA,XBにガイド溝14A,14Bを形成し、張りキー30の軸方向寸法(幅寸法)を、動翼嵌合溝11の溝幅寸法よりも僅かに大きくしてもよい。
この構成によれば、回転体1の組立の際に、張りキー30を挿入する位置を容易に判別することができ、さらに、動翼20の位置調整を行う範囲を規定することで、所定位置XA,XBの間(図2における劣弧AS間)における動翼20の位置調整を容易に行うことが可能となる。
また、所定位置XA,XBの間(図2における劣弧AS間)にガイド溝14Bから翼根21の厚さ寸法tbずつだけ間隔を空けて順番にガイド溝14C〜14Eを形成してもよい。
また、上述した実施の形態では、挿入部31の接触面31c,31dを翼根21の形状に合わせて湾曲状に形成したが、例えば、翼根21の端面25a,25bが平面状に形成されていれば、接触面31c,31dを平面状に形成して全面で接触させる構成としてもよい。同様に、延出部32の形状もベースプレート22の形状に合わせる構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、回転体1がローターシャフトSとは別体に形成された場合について、説明したが、ローターシャフトとディスクとが鍛造鋼塊から削り出された一体構造のものについても本発明を適用することができる。なお、回転体1がローターシャフトSとは別体に形成された場合において、焼き嵌めによって一体のものとしたが、他の方法を用いて一体に構成してもよい。
また、上述した実施の形態では、動翼導入孔12を基準として周方向両側に張りキー30を挿入する構成としたが、一方側にのみ張りキー30を挿入する構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、止めピン40の両端部を潰して止めピン40をローターディスク10に固定する構成としたが、一端に頭部を設けて、他端のみ潰す構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、止めピン40を用いたが、必ずしも用いる必要はなく、例えば、特殊動翼20Aとこれに隣接する動翼20とのうち、一方に周方向にへこむ窪み部を、他方に周方向に突出する突出部を設けて、これらを係合させて特殊動翼20A及び動翼20の離脱を防止する構成としてもよい。
また、上述した実施の形態では、延出部32の径方向外方側における四つの角部を面取り部32aとし、この面取り部32aを圧潰部22aで埋める構成としたが、角部が四つ以上ある場合には、このうちの全部又は一部の角部を面取り部としてもよいし、この面取り部を圧潰部22aで埋める構成としてもよい。
1…回転体
10…ローターディスク
10a…最外周端面
11…動翼嵌合溝
12…動翼導入孔
13(13a,13b)…挿通孔
14(14A〜14E)…ガイド溝
20…動翼
20A,20B…特殊動翼
21…翼根
21c…貫通孔
21d,21e…半円溝
22…ベースプレート
22a…圧潰部
23…羽根本体
30(30A〜30E)…張りキー
31…挿入部
31a…一端
31b…他端
31c,31d…接触面
32…延出部
32a…面取り部
40…止めピン

Claims (8)

  1. 外周に沿って環状に設けられた動翼嵌合溝と外周に設けられて該動翼嵌合溝に連通する動翼導入孔とを有するローターディスクと、
    前記外周に連続的に複数設けられ、前記動翼嵌合溝に嵌合した翼根と前記ローターディスクの外方側に突出した羽根本体とを有する動翼と、
    前記動翼嵌合溝に一部が嵌合する翼根と前記ローターディスクの外方側に突出した羽根本体とをそれぞれ有し、互いに隣接して前記動翼導入孔を閉塞する二つの特殊動翼と、
    前記動翼間に挿入された張りキーとを備える回転体であって、
    前記張りキーは、前記周方向の厚さ寸法が径方向内方側の一端から径方向外方側の他端に向かって漸次大きくなる挿入部を備えることを特徴とする回転体。
  2. 前記挿入部は、前記翼根の周方向における端面と全面で接触する接触面を有することを特徴とする請求項1に記載の回転体。
  3. 前記ローターディスクの外周長をR、前記動翼及び前記特殊動翼の総数をNb、前記動翼及び前記特殊動翼における前記翼根の最外方部における周方向の厚さ寸法をtb、前記張りキーの数をNk、前記張りキーの前記挿入部における他端の周方向の厚さ寸法をtkとした場合に、前記ローターディスクと前記動翼と前記特殊動翼と前記張りキーとを組み立てる前に、以下の関係を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転体。
    R>Nb×tb
    R<Nb×tb+Nk×tk
  4. 前記二つの特殊動翼の翼根は、それぞれの隣接面に前記軸方向に延在する半割り溝を有し、これら二つの半割り溝によって前記軸方向に延在する貫通孔が構成され、
    前記ローターディスクは、前記ローターディスクを軸方向に貫通して前記貫通孔に軸方向において重なった挿通孔を有する一方、
    前記貫通孔と前記挿通孔を挿通して前記複数の動翼を周方向に拘束する止めピンを備え、
    前記止めピンは、少なくとも一方の端部が潰されて固定されていることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の回転体。
  5. 前記動翼と特殊動翼と前記張りキーとは、線膨張係数が同じ材料で形成されていることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の回転体。
  6. 前記動翼嵌合溝の側壁には、前記張りキーが嵌入したガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の回転体。
  7. 前記動翼及び前記特殊動翼は、前記羽根本体と前記翼根との間に設けられたベースプレートを備える一方、
    前記張りキーは、前記挿入部の他端に設けられ前記ローターディスクの軸方向に延出した延出部を備え、
    前記ベースプレートは、隣接する前記張りキーの前記延出部の一部を覆う圧潰部を有することを特徴とする請求項1から6のうちいずれか一項に記載の回転体。
  8. 前記延出部は、前記外方側の角部に面取り部を有し、この面取り部が前記圧潰部に埋められていることを特徴とする請求項7に記載の回転体。
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