JP2011021436A - 防護柵用支柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】奥行き寸法の小さいコンパクトな防護柵を構成することが可能な防護柵用支柱を提供すること。
【解決手段】道路脇の地覆Cに固定される台座1と、横梁Bを支持する支柱本体2とを備える防護柵用支柱A1であって、台座1は、左右一対の道路側アンカー挿通孔1a,1aと、道路側アンカー挿通孔1aの後方に配置された左右一対の背面側アンカー挿通孔1b,1bとを有し、支柱本体2は、道路に面する道路側フランジ21と、道路側フランジ21の後方に配置された背面側フランジ22と、道路側フランジ21と背面側フランジ22とを繋ぐウェブ23とを有し、道路側フランジ21は、一対の道路側アンカー挿通孔1a,1aの中心同士を結ぶ線分Rよりも後方に下がった位置において台座1から立ち上っており、背面側フランジ22は、一対の背面側アンカー挿通孔1b,1bの中心同士を結ぶ線分Sよりも後方に下がった位置において台座1から立ち上っている。
【選択図】図2

Description

本発明は、防護柵用支柱に関する。
道路用の防護柵は、道路からの車両等の転落を防止するものであり、所定間隔で立設した複数の支柱間に横梁(横架材)等を架け渡した構造を具備している(特許文献1〜4参照)。
特許文献1〜4の防護柵用支柱は、いずれも、地覆に固定される台座と、横梁を支持する支柱本体とを備えるものである。また、支柱本体は、道路に面する道路側フランジと、道路側フランジの後方に配置された背面側フランジと、道路側フランジと背面側フランジとを繋ぐウェブとを備えて構成されている。
なお、特許文献1〜4の防護柵用支柱では、台座の前縁に道路側フランジを立設し、道路側フランジを利用して横梁を保持している。
特開2005−076349号公報 特開2007−315055号公報 特開2008−138425号公報 特開2008−223332号公報
台座の前縁に道路側フランジを立設すると、横梁の前縁が台座の前縁を通る鉛直面から大きく張り出す場合がある。このような防護柵用支柱を使用すると、防護柵の奥行き寸法(横梁の前縁から防護柵用支柱の後縁までの距離)が大きくなってしまうので、幅の狭い地覆に適用した場合には、十分なセットバック量(地覆の前縁を通る鉛直面と横梁の前縁を通る鉛直面との離隔距離)を確保できない虞がある。
また、建築限界を侵さないようにするためには、台座の固定位置を後方(地覆の外縁側)に下げることでセットバック量を確保する必要があるが、地覆の幅が狭い場合には、台座の後部が地覆の外側に食み出す虞がある。台座が地覆の外側に食み出す場合には、特許文献4に開示されているように、地覆の外面に補強リブ(食み出した部分を支持するブラケット)を増設する等の対策が必要になるが、このような対策を行うと、コストが嵩んでしまう。
このような観点から、本発明は、奥行き寸法の小さいコンパクトな防護柵を構成することが可能な防護柵用支柱を提供することを課題とする。
このような課題を解決する本発明に係る防護柵用支柱は、道路脇の地覆に固定される台座と、横梁を支持する支柱本体とを備える防護柵用支柱であって、前記台座は、左右一対の道路側アンカー挿通孔と、前記両道路側アンカー挿通孔の後方に配置された左右一対の背面側アンカー挿通孔とを有し、前記支柱本体は、前記道路に面する道路側フランジと、前記道路側フランジの後方に配置された背面側フランジと、前記道路側フランジと前記背面側フランジとを繋ぐウェブとを有し、前記道路側フランジは、一対の前記道路側アンカー挿通孔の中心同士を結ぶ線分よりも後方に下がった位置において前記台座から立ち上っており、前記背面側フランジは、一対の前記背面側アンカー挿通孔の中心同士を結ぶ線分よりも後方に下がった位置において前記台座から立ち上っている、ことを特徴とする。
なお、本発明においては、道路に面する側を「前」とし、その反対側(背面側)を「後」とする。
本発明によれば、道路側フランジの位置を台座の前縁よりも後方にオフセットさせているので、台座の前縁に道路側フランジを立設した場合に比べて、横梁の位置が後方に下がるようになる。つまり、本発明の防護柵用支柱を使用すれば、奥行き寸法の小さいコンパクトな防護柵を構成することが可能になるので、地覆の幅が狭いような場合であっても、所定のセットバック量を確保することが可能になる。
なお、この種の防護柵用支柱に対して道路側から衝突荷重が作用すると、防護柵用支柱を後方へ傾倒させるような転倒モーメントが発生し、道路側アンカー挿通孔に挿通されたアンカーには引抜力が作用するようになるが、本発明では、道路側アンカー挿通孔を道路側フランジよりも前側に位置させているので、アンカーに作用する引抜力を低減することが可能になる。
また、本発明では、背面側フランジよりも道路寄りに背面側アンカー挿通孔を位置させているので、台座の奥行き寸法を小さくすることが可能になる。
前記背面側アンカー挿通孔の周囲における前記台座の肉厚を、前記道路側アンカー挿通孔の周囲における前記台座の肉厚よりも小さくしてもよい。このようにすると、防護柵用支柱の軽量化を図ることができる。
前記台座の平面形状に制限はないが、その後縁における幅寸法を前縁における幅寸法よりも小さくするとよい。このようにすると、背面側と道路側とで幅寸法を等しくした場合に比べて、台座の面積が小さくなるので、台座が軽量になり、ひいては、防護柵用支柱の軽量化を図ることができる。
前記背面側フランジが、前記支柱本体が後方へ傾倒する際の起点となる座屈誘引部と、前記座屈誘引部の下側に形成された下フランジ部と、前記座屈誘引部の上側に形成された上フランジ部とを具備している場合には、前記下フランジ部を、前記台座の後縁を通る鉛直面よりも後方に膨出させることが好ましい。このようにすると、台座の奥行き寸法を小さくすることが可能になる。
本発明に係る防護柵用支柱を使用すれば、奥行き寸法の小さいコンパクトな防護柵を構成することが可能になる。
本発明の第一の実施形態に係る防護柵用支柱を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る防護柵用支柱を示す図であって、(a)は側面図、(b)は(a)のX1−X1線断面図である。 図2の(a)の下部を示す拡大側面図である。 (a)は本発明の第一の実施形態に係る防護柵用支柱の設置状態を示す側面図、(b)は比較例に係る防護柵用支柱の設置状態を示す側面図である。 本発明の第二の実施形態に係る防護柵用支柱を示す斜視図である。 本発明の第二の実施形態に係る防護柵用支柱を示す図であって、(a)は側面図、(b)は(a)のX2−X2線断面図である。 本発明の第三の実施形態に係る防護柵用支柱を示す斜視図である。 本発明の第三の実施形態に係る防護柵用支柱を示す図であって、(a)は側面図、(b)は(a)のX3−X3線断面図である。
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態に係る防護柵用支柱A1は、図1に示すように、橋梁上の道路に沿って配置される横梁Bを支持するものであり、道路脇の地覆Cに設置されている。
以下の説明における「上下」、「前後」および「左右」は、防護柵用支柱A1を道路脇に設置した状態を基準とし、かつ、道路に面する側を「前」、その反対側(背面側)を「後」とする。すなわち、地覆Cの短手方向(幅方向)が「前後方向」となり、地覆Cの長手方向が「左右方向」となる。なお、防護柵用支柱A1については、左右方向を「幅」、前後方向を「奥行き」とする。
防護柵用支柱A1は、台座1と、台座1から立ち上る支柱本体2とを具備している。防護柵用支柱A1は、アルミニウム合金製または鋳鉄製の鋳造品であり、台座1および支柱本体2は一体成形されている。
台座1は、地覆Cに固定される部位であり、本実施形態のものは、厚肉部11と薄肉部12とに区分けされている。
厚肉部11は、台座1の前半部分に形成されていて、支柱本体2の前部を支持している。図2の(a)に示すように、厚肉部11の前縁は、横梁Bの前縁を通る鉛直面V2と一致している。本実施形態の厚肉部11は、図2の(b)に示すように、支柱本体2の下端部よりも幅広であり、支柱本体2の下端の側縁を通る直線P1の外側に延出している。また、厚肉部11の前部は、支柱本体2の下端の前縁を通る直線Qの前側に張り出している。
薄肉部12は、図1に示すように、厚肉部11の後側に続く部位であって、台座1の後半部分に形成されていて、支柱本体2の後部を支持している。図2の(b)に示すように、本実施形態の薄肉部12は、後方に向うにしたがって幅寸法が漸減するような平面形状を具備していて、その後縁における幅寸法は、支柱本体2の下端の後縁における幅寸法と略等しくなっている。すなわち、台座1の後縁における幅寸法は、台座1の前縁における幅寸法よりも小さくなっている。図2の(a)にも示すように、薄肉部12の肉厚は、厚肉部11の肉厚よりも小さくなっていて、薄肉部12の上面は、厚肉部11の上面よりも一段下がったところに位置している。
図2の(b)に示すように、厚肉部11には、左右一対の道路側アンカー挿通孔1a,1aが形成されており、薄肉部12には、左右一対の背面側アンカー挿通孔1b,1bが形成されている。アンカー挿通孔1a,1bには、地覆Cに植設された後施工アンカーC1,C2が挿通される。なお、図2の(b)では、ナットD1,D2(図2の(a)参照)の図示を省略している。
道路側アンカー挿通孔1aは、支柱本体2と干渉しないように、支柱本体2の下端部の斜め前方に配置されている。すなわち、道路側アンカー挿通孔1aは、厚肉部11のうち、支柱本体2の斜め前側(直線Qの前側且つ直線P1の外側)に張り出した部分に形成されている。左右の道路側アンカー挿通孔1a,1aの中心間距離は、支柱本体2の下端部の幅寸法よりも大きくなっている。なお、本実施形態の道路側アンカー挿通孔1aは、長円形を呈しているが、円孔または長孔としてもよい。
背面側アンカー挿通孔1bは、道路側アンカー挿通孔1aの後方に配置されている。本実施形態の背面側アンカー挿通孔1bは、支柱本体2と干渉しない領域において直線P1と交差するように配置されている。左右の背面側アンカー挿通孔1b,1bの中心間距離は、道路側アンカー挿通孔1a,1aの中心間距離よりも小さくなっている。なお、背面側アンカー挿通孔1bは、長円形を呈しているが、円孔または長孔としてもよい。
支柱本体2は、図1に示すように、道路に面する道路側フランジ21と、道路側フランジ21の後方に配置された背面側フランジ22と、道路側フランジ21と背面側フランジ22とを繋ぐウェブ23と、上段の横梁Bの取付座となる上段受け部24と、下段の横梁Bの取付座となる下段受け部25とを具備している。
道路側フランジ21は、厚肉部11の幅方向の中央部に立設されている。図2の(b)に示すように、本実施形態の道路側フランジ21は、道路側アンカー挿通孔1a,1aの中心同士を結ぶ線分Rよりも後方に下がった位置において厚肉部11から立ち上っている。すなわち、道路側フランジ21の下端部は、道路側アンカー挿通孔1aと背面側アンカー挿通孔1bとの間に位置している。図2の(a)に示すように、道路側フランジ21は、後側に凸となる円弧状に形成されていて、その全体が道路側フランジ21の下端の前縁を通る鉛直面V3よりも後方に位置している。なお、鉛直面V3と台座1の上面との交線が、図2の(b)に示す直線Qとなる。
背面側フランジ22は、図2の(b)に示すように、薄肉部12の幅方向の中央部に立設されている。本実施形態の背面側フランジ22は、背面側アンカー挿通孔1b,1bの中心同士を結ぶ線分Sよりも後方に下がった位置において台座1から立ち上っている。なお、図示は省略するが、背面側フランジ22の幅寸法は、上方に向かうにしたがって漸減している。
図2の(a)に示すように、本実施形態の背面側フランジ22は、座屈誘引部2aと、座屈誘引部2aの下側に形成された下フランジ部2bと、座屈誘引部2aの上側に形成された上フランジ部2cとを具備している。
座屈誘引部2aは、支柱本体2が後方へ傾倒する際の起点(局部座屈の開始点)となる部位である。本実施形態では、下フランジ部2bと上フランジ部2cとの境界部分において、背面に谷が現れるように背面側フランジ22を屈折させることで座屈誘引部2aを形成している。
下フランジ部2bは、台座1の後縁を通る鉛直面V4よりも後方に膨出している。すなわち、下フランジ部2bは、図3に示すように、台座1の後縁から斜め後方に立ち上がる基部221と、基部221の上端から略垂直に立ち上る中間部222と、中間部222の上端から座屈誘引部2aに向けて斜め前方に立ち上る接続部223とを具備している。なお、基部221の剛性を高めるために、基部221の肉厚を背面側フランジ22の他の部分の肉厚よりも大きくしている。
上フランジ2cの下端部は、上接続部223の立ち上がり方向とは異なる向き(本実施形態では、斜め後方)に立ち上っている。図2の(a)に示すように、上フランジ2cは、後側に凸となる円弧状に形成されている。
ウェブ23は、図2の(b)に示すように、背面側アンカー挿通孔1b,1bの間において台座1から立ち上っている。本実施形態のウェブ23は、前後方向に沿って配置されており、道路側フランジ21の幅方向の中央部と背面側フランジ22の幅方向の中央部とを繋いでいる。図2の(a)に示すように、ウェブ23の上端部は、上段受け部24に接続されている。
上段受け部24は、支柱本体2の最上部に形成されており、上段の横梁Bの後部を下側から支持している。本実施形態の上段受け部24は、道路側フランジ21の上端部と背面側フランジ22の上端部とを繋いでいる。上段受け部24の前端部24aは、道路側フランジ21の上端部の前方に張り出している。前端部24aは、上段の横梁Bの下面に形成された係合凹部に挿入される。図1に示すように、上段受け部24には、これを上下方向に貫通するボルト挿通孔24bが形成されている。ボルト挿通孔24bには、上段の横梁Bを固定するためのボルトB1(図2の(a)参照)が挿通される。
下段受け部25は、上段受け部24の下方に形成されており、下段の横梁Bの後部を支持している。本実施形態の下段受け部25は、道路側フランジ21と一体成形されている。下段受け部25には、これを前後方向に貫通するボルト挿通孔25aが形成されている。ボルト挿通孔25aには、下段の横梁Bを固定するためのボルトB2(図2の(a)参照)が挿通される。
なお、横梁Bの材質、断面形状、大きさ等に制限はないが、道路側からの車両衝突によって横梁Bが潰れたときでも支柱本体2に車両が接触しないように、鉛直面V3からの横梁Bの突出量(鉛直面V2と鉛直面V3との離隔距離d)は、防護柵の設置基準等で定められたブロックアウト量以上に設定する必要がある。
次に、既設の防護柵を取り替える場合を想定して、防護柵用支柱A1の設置方法を説明する。
既設の防護柵を取り替える場合には、まず、地覆Cに設置された既設の防護柵用支柱(図示略)を撤去し、地覆C内の既設の鉄筋を避けるように後施工アンカーC1,C2を植設する。
後施工アンカーC1,C2を植設したならば、図1に示すように、防護柵用支柱A1を地覆Cに固定する。防護柵用支柱A1を固定するには、道路側アンカー挿通孔1a,1aに後施工アンカーC1,C1を挿入するとともに、背面側アンカー挿通孔1b,1bに後施工アンカーC2,C2を挿入し、台座1から突出した後施工アンカーC1,C2にナットD1,D2を螺合すればよい。
なお、道路に設けられた片勾配等により車両が横梁B側に傾く場合があるので、地覆Cに近接した位置を走行する車両が横梁Bに接触しないように、防護柵のセットバック量(地覆Cの前縁を通る鉛直面V1と横梁Bの前縁を通る鉛直面V2との離隔距離d)は、設置基準等で定められた大きさ以上に設定する必要がある。本実施形態では、横梁Bの前縁を通る鉛直面V2が台座1の前縁を通るように構成しているので、地覆Cの前縁から台座1の前縁までの距離が所定のセットバック量以上となるように防護柵用支柱A1を設置すればよい。
上記の作業を地覆Cの各所で行った後、複数の防護柵用支柱A1に横梁B,Bを横架すると、地覆C上に新たな防護柵が完成する。
以上説明した本実施形態の防護柵用支柱A1によれば、図4の(a)に示すように、道路側フランジ21の位置を台座1の前縁よりも後方にオフセットさせているので、奥行き寸法の小さいコンパクトな防護柵を構成することが可能になる。すなわち、防護柵用支柱A1を使用すれば、台座1の固定位置を後方にオフセットさせずとも、横梁Bの位置が後方に下がるようになるので、地覆Cの幅が狭いような場合であっても、所定のセットバック量を確保することが可能になる。これに対し、図4の(b)に示す比較例に係る防護柵用支柱A´のように、台座1´の前縁に道路側フランジ21´を立設すると、横梁Bの前縁が台座1´の前縁を通る鉛直面V2´から大きく張り出し、防護柵の奥行き寸法(横梁Bの前縁から防護柵用支柱A´の後縁までの距離)が大きくなってしまうので、幅の狭い地覆Cに適用した場合には、十分なセットバック量を確保できない虞がある。すなわち、防護柵用支柱A´では、地覆Cの前縁を通る鉛直面V1と横梁Bの前縁を通る鉛直面V2との離隔距離d´が、本実施形態に係る防護柵用支柱A1における離隔距離d(図4の(a)参照)よりも小さくなってしまう。防護柵用支柱A´を後方にオフセットさせれば、本実施形態の防護柵用支柱A1と同等のセットバック量を確保することができるが、このようにすると、台座1´が地覆Cから食み出してしまい、設置作業が困難になる虞がある。
なお、本実施形態の防護柵用支柱A1に道路側から衝突荷重が作用すると、防護柵用支柱A1を後方へ傾倒させるような転倒モーメントが発生し、道路側の後施工アンカーC1には引抜力が作用するようになるが、図2の(b)に示したように、防護柵用支柱A1では、道路側アンカー挿通孔1aを道路側フランジ21の前側に位置させているので、後施工アンカーC1に作用する引抜力を低減することが可能になる。
また、本実施形態の防護柵用支柱A1によれば、道路側フランジ21と背面側フランジ22との間に背面側アンカー挿通孔1bを位置させているので、台座1の奥行き寸法を小さくすることが可能になる。
さらに、本実施形態の防護柵用支柱A1によれば、背面側フランジ22の下端部(基部221)を、台座1の後縁から斜め後方に立ち上げ、下フランジ部2bを、台座1の後縁を通る鉛直面V4よりも後方に膨出させているので、このようにしない場合(図4の(b)参照)に比べて、台座1の奥行き寸法を小さくすることが可能になる。
また、本実施形態の防護柵用支柱A1によれば、背面側アンカー挿通孔1bの周囲における台座1の肉厚を、道路側アンカー挿通孔1aの周囲における台座1の肉厚よりも小さくしているので、防護柵用支柱A1の軽量化を図ることができる。
さらに、本実施形態の防護柵用支柱A1によれば、台座1の後縁における幅寸法を、前縁における幅寸法よりも小さくしているので、防護柵用支柱A1の軽量化を図ることが可能になる。すなわち、台座1の後縁の幅寸法を前縁よりも小さくすると、スリムな形状となり、前後の幅寸法を等しくした場合に比べて、台座1の面積を小さくすることができるので、台座1が軽量になり、ひいては、防護柵用支柱A1の軽量化を図ることが可能になる。
なお、前側からの衝突荷重によって防護柵用支柱A1が後方に傾倒する際には、台座1の厚肉部11を曲げ上げようとする力が作用するようになるが、厚肉部11を肉厚に成形しているので、厚肉部11に発生する変形は極めて小さいものとなる。
(第二の実施形態)
第二の実施形態に係る防護柵用支柱A2は、図5に示すように、台座3と、台座3から立ち上る支柱本体4とを具備している。防護柵用支柱A2も、アルミニウム合金製または鋳鉄製の鋳造品であり、台座3および支柱本体4は一体成形されている。
台座3は、地覆Cに固定される部位であり、本実施形態のものは、厚肉部31と薄肉部32とに区分けされている。
厚肉部31は、台座3の前半部分に形成されていて、支柱本体4の前部を支持している。図6の(b)に示すように、本実施形態の厚肉部31は、支柱本体4の下端部よりも幅広であり、平面視長方形を呈している。厚肉部31の前部は、支柱本体4の下端の前縁を通る直線Qよりも前側に張り出している。
薄肉部32は、厚肉部31の後側に続く部位であって、台座3の後半部分に形成されていて、支柱本体4の後部を支持している。本実施形態の薄肉部32は、平面視長方形を呈していて、台座3の後縁における幅寸法は、前縁における幅寸法と等しくなっている。
厚肉部31には、左右一対の道路側アンカー挿通孔3a,3aが形成されており、薄肉部32には、左右一対の背面側アンカー挿通孔3b,3bが形成されている。
道路側アンカー挿通孔3aは、支柱本体4の下端部の前方に配置されている。すなわち、道路側アンカー挿通孔3aは、厚肉部31のうち、支柱本体4の前側(直線Qの前側)に張り出した部分に形成されている。左右の道路側アンカー挿通孔3a,3aの中心間距離は、支柱本体4の下端部の幅寸法と略等しい。なお、本実施形態の道路側アンカー挿通孔3aは、台座3の幅方向(左右方向)に延在する長孔であり、その略半分が直線P1,P1で挟まれた領域に入り込んでいる。
背面側アンカー挿通孔3bは、道路側アンカー挿通孔3aの後方に配置されている。本実施形態の背面側アンカー挿通孔3bは、直線P1と交差するように配置されている。左右の背面側アンカー挿通孔3b,3bの中心間距離は、道路側アンカー挿通孔3a,3aの中心間距離と等しくなっている。なお、本実施形態の背面側アンカー挿通孔3bは、台座3の幅方向(左右方向)に延在する長孔であり、その略半分が直線P1,P1で挟まれた領域に入り込んでいる。
支柱本体4は、図6の(a)に示すように、道路に面する道路側フランジ41と、道路側フランジ41の後方に配置された背面側フランジ42と、道路側フランジ41と背面側フランジ42とを繋ぐウェブ43と、上段の横梁Bの取付座となる上段受け部44と、下段の横梁Bの取付座となる下段受け部45とを具備している。
なお、支柱本体4の構成は、第一の実施形態で説明した支柱本体2の構成と同様である。すなわち、道路側フランジ41は、図6の(b)に示すように、道路側アンカー挿通孔3a,3aの中心同士を結ぶ線分Rよりも後方に下がった位置において台座3から立ち上っている。また、背面側フランジ42は、背面側アンカー挿通孔3b,3bの中心同士を結ぶ線分Sよりも後方に下がった位置において台座3から立ち上っている。
第二の実施形態に係る防護柵用支柱A2を使用することでも、奥行き寸法の小さいコンパクトな防護柵を構成することが可能になる。すなわち、防護柵用支柱A2を使用すれば、地覆Cの幅が狭いような場合であっても、所定のセットバック量を確保することが可能になる。
(第三の実施形態)
第三の実施形態に係る防護柵用支柱A3は、図7に示すように、台座5と、台座5から立ち上る支柱本体6とを具備している。防護柵用支柱A3は、複数の鋼材を溶接により一体化してなる溶接構造物である。
台座5は、地覆Cに固定される部位であり、本実施形態のものは、平面視長方形を呈している。台座5の厚さは一様である。
図8の(b)に示すように、台座5には、左右一対の道路側アンカー挿通孔5a,5aと、左右一対の背面側アンカー挿通孔5b,5bとが形成されている。
道路側アンカー挿通孔5aは、支柱本体6の下端部の前方に配置されている。すなわち、道路側アンカー挿通孔5aは、台座5のうち、支柱本体6の前側に張り出した部分に形成されている。なお、本実施形態の道路側アンカー挿通孔5aは、台座5の幅方向(左右方向)に延在する長孔であるが、円孔等に変更しても差し支えない。
背面側アンカー挿通孔5bは、道路側アンカー挿通孔5aの後方に配置されている。本実施形態の背面側アンカー挿通孔5bは、支柱本体6の下端の側縁を通る直線P1と交差するように配置されている。背面側アンカー挿通孔5b,5bの中心間距離は、道路側アンカー挿通孔5a,5aの中心間距離と等しくなっている。なお、本実施形態の背面側アンカー挿通孔5bは、台座6の幅方向(左右方向)に延在する長孔であるが、円孔等に変更しても差し支えない。
支柱本体6は、図8の(a)に示すように、道路に面する道路側フランジ61と、道路側フランジ61の後方に配置された背面側フランジ62と、道路側フランジ61と背面側フランジ62とを繋ぐウェブ63と、上段の横梁Bの取付座となる上段受け部64と、下段の横梁Bの取付座となる下段受け部65,65とを具備している。
道路側フランジ61は、図8の(b)に示すように、台座5の幅方向の中央部に立設されている。本実施形態の道路側フランジ61は、道路側アンカー挿通孔5a,5aの中心同士を結ぶ線分Rよりも後方に下がった位置において台座5から立ち上っている。図8の(a)に示すように、道路側フランジ61は、その下端の前縁を通る鉛直面V3よりも後方に位置している。道路側フランジ61は、鋼板からなり、溶接により台座5の上面に固着されている。
背面側フランジ62は、図8の(b)に示すように、台座5の幅方向の中央部に立設されている。本実施形態の背面側フランジ62は、背面側アンカー挿通孔6b,6bの中心同士を結ぶ線分Sよりも後方に下がった位置において台座5から立ち上っている。背面側フランジ62は、帯板状を呈する鋼板からなり、溶接により台座5の上面に固着されている。
ウェブ63は、台座5の幅方向の中央部に立設されている。本実施形態のウェブ63は、鋼板からなり、道路側フランジ61の幅方向の中央部と背面側フランジ62の幅方向の中央部とに溶接により固着されている。
上段受け部64は、支柱本体6の最上部に形成されており、上段の横梁Bの後部を支持している。本実施形態の上段受け部64は、へ字状に折り曲げられた鋼板からなり、道路側フランジ61の上端部と背面側フランジ62の上端部とに溶接により固着されている。
下段受け部65は、上段受け部64の下方に形成されており、下段の横梁Bの後部を支持している。本実施形態の下段受け部65は、鋼材からなり、溶接により道路側フランジ61の前面に固着されている。
第三の実施形態に係る防護柵用支柱A3を使用することでも、道路側フランジ61の立設位置を台座5の前縁よりも後方にオフセットさせているので、奥行き寸法の小さいコンパクトな防護柵を構成することが可能になる。
すなわち、本実施形態の防護柵用支柱A3によれば、図8の(a)に示すように、横梁Bの前縁を通る鉛直面V2が台座5の前縁を通る鉛直面V2´よりも後方に位置するようになるので、台座5の固定位置を後方にオフセットさせずとも、所定のセットバック量を確保することが可能になる。
A1,A2,A3 防護柵用支柱
1,3,5 台座
1a,3a,5a 道路側アンカー挿通孔
1b,3b,5b 背面側アンカー挿通孔
2,4,6 支柱本体
21,41,61 道路側フランジ
22,42,62 背面側フランジ
23,43,63 ウェブ
2a 座屈誘引部
2b 下フランジ部
2c 上フランジ部
B 横梁
C 地覆

Claims (4)

  1. 道路脇の地覆に固定される台座と、横梁を支持する支柱本体とを備える防護柵用支柱であって、
    前記台座は、左右一対の道路側アンカー挿通孔と、前記両道路側アンカー挿通孔の後方に配置された左右一対の背面側アンカー挿通孔とを有し、
    前記支柱本体は、前記道路に面する道路側フランジと、前記道路側フランジの後方に配置された背面側フランジと、前記道路側フランジと前記背面側フランジとを繋ぐウェブとを有し、
    前記道路側フランジは、一対の前記道路側アンカー挿通孔の中心同士を結ぶ線分よりも後方に下がった位置において前記台座から立ち上っており、
    前記背面側フランジは、一対の前記背面側アンカー挿通孔の中心同士を結ぶ線分よりも後方に下がった位置において前記台座から立ち上っている、ことを特徴とする防護柵用支柱。
  2. 前記背面側アンカー挿通孔の周囲における前記台座の肉厚が、前記道路側アンカー挿通孔の周囲における前記台座の肉厚よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の防護柵用支柱。
  3. 前記台座の後縁における幅寸法は、その前縁における幅寸法よりも小さい、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防護柵用支柱。
  4. 前記背面側フランジは、前記支柱本体が後方へ傾倒する際の起点となる座屈誘引部と、前記座屈誘引部の下側に形成された下フランジ部と、前記座屈誘引部の上側に形成された上フランジ部とを具備しており、
    前記下フランジ部は、前記台座の後縁を通る鉛直面よりも後方に膨出している、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の防護柵用支柱。
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