JP2011020812A - 作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作レバーの操作方向に応じて作動油の流れ方向を制御する走行制御弁を構成することにより、走行モータの走行方向と逆方向に回転しないように保持され、片輪が浮いてしまう姿勢で、坂道での逸走の回避および作業の安全を図ることができる高所作業車を提供する。
【解決手段】高所作業車が、前輪もしくは後輪を駆動輪として駆動して走行する作業車であって、走行操作レバーと、原動機により駆動されるとともに走行操作レバーの操作に応じて吐出制御が可能な可変容量型の油圧ポンプP1と、油圧ポンプP1からの油の供給を受けて回転駆動されて駆動輪を駆動する第1及び第2走行モータM1,M2とを備える。走行操作手段の操作に基づいて第1および第2油圧モータM1,M2を駆動する方向への油の流れを許容するが、これと逆方向の油の流れを規制する第1および第2走行制御弁20,30とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、左右一対の駆動輪をそれぞれ油圧モータにより駆動して走行する構成の作業車に関する。
このような車輪式の自走作業車として、従来より静油圧式変速機(HST)を備えたものがある。例えば、自走式高所作業車があり、この高所作業車は、車体に設けられてエンジン、電気モータ等の原動機により駆動される油圧ポンプと、左右一対の駆動輪をそれぞれ駆動可能な左右一対の油圧モータ(走行モータ)とを備え、油圧ポンプから吐出された作動油を分流させて左右の油圧モータに供給してこれを駆動し、これら左右の油圧モータにより左右の駆動輪を回転駆動して走行させるように構成されている。このような油圧ポンプおよび油圧モータを用いた静油圧式変速機は、特許文献1に開示されたものがある。
実開平1−168051号公報
ところで、上述のような静油圧式変速機を用いた作業車が傾斜地で駐車中において、路面の凹凸、傾斜などにより左右一対の駆動輪のうちのいずれかが浮き上がることがある。このような状態では、浮き上がった方の駆動輪の回転抵抗が非常に小さくなるのに対して、接地している方の駆動輪は傾斜地での傾斜に応じて車両が下り方向に走行するように回転駆動力を受ける。この状態であっても、駐車状態では左右の走行モータに備えられたネガティブブレーキが作用し、且つ油圧ポンプからの油圧供給が遮断されて油圧ロック状態であるため車両はそのままの状態で保持される。しかしながらこの状態から作業台に搭乗した作業者が操作装置に設けられた走行操作レバーを例えば前進側に操作すると、ネガティブブレーキが解除され油圧ポンプからの油圧が前進側に供給されるのであるが、油圧ポンプからの供給油圧が油圧モータに到達してこれが回転駆動されるまでの間において、接地している駆動輪が傾斜に応じた回転駆動力を受けて回転されてこの駆動輪を回転駆動する油圧モータが回転され、この油圧モータから吐出された作動油が分流部を通って浮き上がって回転抵抗が小さくなった駆動輪に設けられた油圧モータに供給され、これが回転駆動されるという現象、すなわち、浮き上がった駆動輪が空転するとともに接地した駆動輪が傾斜下り方向に回転されるという現象が生じるという問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、静油圧式変速機を用いて走行される構成の作業車において、坂道で片側の駆動輪が浮き上がって駐車した状態から発進走行する場合でも、駆動輪が下り方向に回転する現象が生じることがなく、安定した発進走行を行わせることができるような構成の作業車を提供することを目的とする。
第1の本発明に係る作業車は、前後に位置した左右一対の車輪を有し、前後いずれかにおける左右一対の駆動輪を駆動して走行する作業車であって、走行操作される走行操作手段と、原動機により駆動されるとともに前記走行操作手段の操作に応じて吐出制御が可能な可変容量型の油圧ポンプと、前記油圧ポンプからの油の供給を受けて回転駆動されて前記左右一対の駆動輪をそれぞれ駆動する第1油圧モータ(例えば、実施形態における第1走行モータM1)及び第2油圧モータ(例えば、実施形態における第2走行モータM2)と、前記油圧ポンプの一方のポートに繋がる第1油路と、前記第1油路から分岐して前記第1および前記第2油圧モータの一方のポートに繋がる第1-1分岐油路および第1-2分岐油路と、前記油圧ポンプの他方のポートに繋がる第2油路と、前記第2油路から分岐して前記第1および前記第2油圧モータの他方のポートに繋がる第2-1分岐油路および第2-2分岐油路と、前記第1-1および前記第2-1分岐油路に跨って設けられ、前記走行操作手段の操作に基づいて前記第1油圧モータを駆動する方向への油の流れを許容するがこれと逆方向の油の流れを規制する第1走行制御弁と、前記第1-2および前記第2-2分岐油路に跨って設けられ、前記走行操作手段の操作に基づいて前記第2油圧モータを駆動する方向への油の流れを許容するがこれと逆方向の油の流れを規制する第2走行制御弁とを備えて構成される。
第2の本発明に係る作業車は、前後に位置した左右一対の車輪を有し、前および後の左右一対の駆動輪を駆動して走行する作業車であって、走行操作される走行操作手段と、原動機により駆動されるとともに前記走行操作手段の操作に応じて吐出制御が可能な可変容量型の油圧ポンプと、前記油圧ポンプからの油の供給を受けて回転駆動されて前および後いずれか一方の左右一対の駆動輪をそれぞれ駆動する第1油圧モータ(例えば、実施形態における第1走行モータM1)及び第2油圧モータ(例えば、実施形態における第2走行モータM2)と、前記油圧ポンプからの油の供給を受けて回転駆動されて前および後のうちの他方の左右一対の駆動輪をそれぞれ駆動する第3油圧モータ及び第4油圧モータとを備え、前記第1および第2油圧モータを駆動する油圧回路が、前記油圧ポンプの一方のポートに繋がる第1油路と、前記第1油路から分岐して前記第1および前記第2油圧モータの一方のポートに繋がる第1-1分岐油路および第1-2分岐油路と、前記油圧ポンプの他方のポートに繋がる第2油路と、前記第2油路から分岐して前記第1および前記第2油圧モータの他方のポートに繋がる第2-1分岐油路および第2-2分岐油路と、前記第1-1および前記第2-1分岐油路に跨って設けられ、前記走行操作手段の操作に基づいて前記第1油圧モータを駆動する方向への油の流れを許容するがこれと逆方向の油の流れを規制する第1走行制御弁と、前記第1-2および前記第2-2分岐油路に跨って設けられ、前記走行操作手段の操作に基づいて前記第2油圧モータを駆動する方向への油の流れを許容するがこれと逆方向の油の流れを規制する第2走行制御弁とを備えて構成される。
なお、上記構成の作業車において、前記第1走行制御弁が、前記第1-1分岐油路を2分割した第1分割油路および第2分割油路と、前記第2-1分岐油路を2分割した第3分割油路および第4分割油路と、前記第1および前記第3分割油路にそれぞれ設けられた逆止弁と、前記第2および前記第4分割油路に跨って設けられ、前記第2および前記第4分割油路のいずれかを選択する第1切換弁とから構成され、前記第2走行制御弁が、前記第1-2分岐油路を2分割した第5分割油路および第6分割油路と、前記第2-2分岐油路を2分割した第7分割油路および第8分割油路と、前記第5および前記第7分割油路にそれぞれ設けられた逆止弁と、前記第6および前記第8分割油路に跨って設けられ、前記第6および前記第8分割油路のいずれかを選択する第2切換弁とから構成されても良い。
さらに、上記構成の作業車において、前記第1油路から前記第1-1および前記第1-2分岐油路への分岐部および前記第2油路から前記第2-1および前記第2-2分岐油路への分岐部のいずれかに分集流弁が設けられているのが好ましい。
第1および第2の本発明に係る作業車によれば、傾斜地で左右の駆動輪の一方が浮き上がった場合でも、第1および第2走行制御弁が、走行操作手段の操作に基づいて第1および第2油圧モータを駆動する方向とは逆方向の油の流れを規制するので、接地した側の駆動輪に設けられた油圧モータから吐出される油が浮き上がった駆動輪に設けられた油圧モータに流れることが規制され、接地した側の駆動輪が下り方向に回転するという現象が生じることがなくなる。このため、坂道駐車から発進するときでの発進走行性が向上する。
第1の本発明の実施形態に係る油圧回路を示す図である。 本発明を適用した自走式高所作業車の斜視図である。 第2の本発明の実施形態に係る油圧回路を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図2に本発明に係る作業車の一例としての自走式高所作業車を示しており、まず、この図を参照してこの高所作業車1の全体構成について説明する。高所作業車1は、車体3の前後左右に前後輪2a,2bを有しており、左右一対の前輪2aもしくは後輪2bが油圧モータから構成される第1、第2走行モータM1,M2の作動により走行駆動される。車体3上に油圧モータから構成される旋回モータ11の作動により車体3に対して水平方向に旋回動自在に取り付けられて構成された旋回台4が配設されており、この旋回台4の上部には、起伏シリンダ12の伸縮作動により車体3に対して起伏動自在に構成されたブーム5が枢結されている。
ブーム5は旋回台4に枢結された基端ブーム5a、中間ブーム5b、先端ブーム5cからなり、それぞれ入れ子状に嵌挿されて、ブーム内部に配設された伸縮シリンダ13の伸縮作動(およびこの伸縮シリンダ13の伸縮作動に伴って作動する図示しない伸縮ワイヤー機構)の作用によって伸縮可能に構成されている。ブーム5の先端部には図示しないレベリングシリンダの作動によりブーム5の起伏角によらず常時垂直に延びた状態を維持する垂直ポスト6が配設され、さらに、この垂直ポスト6に設けられた図示しない油圧モータからなる首振りモータの作動により垂直ポスト6廻りに旋回動(首振動)自在に構成された作業台8が取り付けられている。
作業台8には、車両の走行操作やブーム5の作動操作を行うための操作装置10が配設されており、作業台8に搭乗する作業者はこの操作装置10を操作することにより、第1、第2走行モータM1,M2や旋回モータ11、起伏シリンダ12、伸縮シリンダ13、首振りモータ等の各油圧アクチュエータを作動させ、高所作業車1を作業現場まで移動させるとともに、ブーム5を旋回動、起伏動、伸縮動等させて、作業台8を所望もしくは任意の高所に移動させて高所作業を行うことができるように構成されている。なお、第1および第2走行モータM1,M2には油圧力を受けて解放され、油圧力が無くなるとバネ力を受けて作動してこれらの回転を制動するネガティブブレーキが設けられている。このネガティブブレーキは駐車時に油圧力が解放されて第1および第2走行モータM1,M2を制動し、走行時に油圧力が供給されて制動が解除されるようになっている。
次に、この高所作業車1に備えられて第1および第2走行モータM1,M2を駆動するための走行駆動装置構成の構成を図1に示す油圧回路図を参照して説明する。この走行駆動装置は、原動機(図示せず)により駆動される可変容量型の走行用の油圧ポンプP1と、左右一対の駆動輪をそれぞれ駆動する上記第1および第2走行モータM1,M2と、油圧ポンプP1の一方のポート(この例では前進時に油が吐出されるポート)から吐出された作動油を分流して第1および第2走行モータM1,M2に供給させる分集流弁70と、この分集流弁70により分岐されて第1および第2走行モータM1,M2の一方のポートに繋がる2つの油路と、これら第1および第2走行モータM1,M2の他方のポートに繋がる2つの油路およびこれら2つの油路が合流して油圧ポンプの他方のポート(この例では後進時に油が吐出されるポート)に繋がる油路と、第1走行モータM1の両側ポートに繋がる2つの油路に跨って設けられた第1走行制御弁20と、第2走行モータM2の両側ポートに繋がる2つの油路に跨って設けられた第2走行制御弁30とを備え、図示のように回路接続されている。なお、可変容量型の油圧ポンプP1は、操作装置10に設けられた走行操作レバー(前後進切換操作や、走行速度調整操作が行われるレバー)の操作に応じてその吐出方向および吐出容量制御が行われる。
具体的な回路接続構成として、まず、油圧ポンプP1の一方のポートに繋がる第1油路L1および他方のポートに繋がる第2油路L2を備える。上述のように走行操作レバーの操作に応じて油圧ポンプP1は吐出方向および容量制御が行われるが、ここでは前進時に第1油路L1に油が吐出されるとともに第2油路L2から油が吸入され、後進時に第2油路L2に油が吐出されるとともに第1油路L1から油が吸入される構成として説明する。なお、この関係は逆でも良い。
第1油路L1は分集流弁70により分岐されて第1-1分岐油路L1-1および第1-2分岐油路L1-2に繋がる。第1-1分岐油路L1-1は第1走行制御弁20を通って第1走行モータM1の一方のポートに繋がる。第1-2分岐油路L1-2は第2走行制御弁30を通って第2走行モータM2の一方のポートに繋がる。なお、第1-1分岐油路L1-1および第1-2分岐油路L1-2における第1および第2走行制御弁25,30より分集流弁側の油路を分集流弁側第1-1および第1-2分岐油路L1-1(1),L1-2(1)と称し、走行モータM1,M2側の油路をモータ側第1-1および第1-2分岐油路L1-1(2),L1-2(2)と称する。分集流弁70は第1油路L1から流れ込む油を第1-1分岐油路L1-1および第1-2分岐油路L1-2に所定の流量比率で分流させるための弁であり、本例では等分して分流させるように設定されている。
第1および第2走行モータM1,M2の他方のポートにはそれぞれ第2-1分岐油路L2-1および第2-2分岐油路L2-2が繋がるとともに、これら第2-1分岐油路L2-1および第2-2分岐油路L2-2はそれぞれ第1および第2走行制御弁20,30を通って合流点Sに至り、この合流点Sにおいて合流されて上記第2油路L2に繋がる。なお、第2-1分岐油路L2-1および第2-2分岐油路L2-2における第1および第2走行制御弁25,30より合流点側の油路を合流点側第2-1および第2-2分岐油路L2-1(1),L2-2(1)と称し、第1および第2走行モータM1,M2側の油路をモータ側第2-1および第2-2分岐油路L2-1(2),L2-2(2)と称する。
上記説明および図1の回路図から分かるように、第1走行制御弁20は第1-1および第2-1分岐油路L1-1,L2-1に跨って設けられ、第2走行制御弁30は第1-2および第2-2分岐油路L1-2,L2-2に跨って設けられている。第1走行制御弁20内において、第1-1分岐油路L1-1は第1分割油路L20aおよび第2分割油路L20bに分割され、第1分割油路L20aに逆止弁CV1が設けられ、第2分割油路L20bに第1切換弁25が設けられている。さらに、第1走行制御弁20内において、第2-1分岐油路L2-1は第3分割油路L20cおよび第4分割油路L20dに分割され、第3分割油路L20cに逆止弁CV2が設けられ、第4分割油路L20dに第1切換弁25が設けられている。同様に、第2走行制御弁30内において、第1-2分岐油路L1-2は第5分割油路L30aおよび第6分割油路L30bに分割され、第5分割油路L30aに逆止弁CV3が設けられ、第6分割油路L30bに第2切換弁35が設けられている。さらに、第2走行制御弁30内において、第2-2分岐油路L2-2は第7分割油路L30cおよび第8分割油路L30dに分割され、第7分割油路L30cに逆止弁CV4が設けられ、第8分割油路L30dに第2切換弁35が設けられている。
すなわち、第1走行制御弁20は、ABCD接続タイプの油圧パイロット駆動式の二位置式の第1切換弁25と、第1分割油路L20a内に配設された逆止弁CV1と、第2分割油路L20b内に配設された逆止弁CV2とを備える。逆止弁CV1,CV2は図示のように配設されており、逆止弁CV1は分集流弁70から第1走行モータM1への油の流れを許容するがこれと逆の流れを禁止し、逆止弁CV2は合流点Sから第1走行モータM1への油の流れを許容するがこれと逆の流れを禁止する。第1切換弁25のスプールは右動位置(図1に示す位置)およびこの右動位置から左に移動した左動位置に切換可能であり、右動位置のときにはA、B両ポートをブロックして第2分割油路L20bをブロックするとともに、C、D両ポートを連通させて第4分割油路L20dを連通させる。スプールが左動した左動位置のときにはC、D両ポートをブロックして第4分割油路L20dをブロックするとともに、A、B両ポートを連通させて第2分割油路L20bを連通させる。
第2走行制御弁30は上記第1走行制御弁20と同一構成であり、ABCD接続タイプの油圧パイロット駆動式の二位置式の第2切換弁35と、A、Bポートに接続された第5分割油路L30a内に配設された逆止弁CV3と、C、Dポートに接続された第7分割油路L30c内に配設された逆止弁CV4とを備えて構成される。逆止弁CV3は分集流弁70から第2走行モータM2への油の流れを許容するがこれと逆の流れを禁止し、逆止弁CV4は合流点Sから第2走行モータM2への油の流れを許容するがこれと逆の流れを禁止する。第2切換弁35のスプールは左動位置(図1に示す位置)およびこの左動位置から右に移動した右動位置に切換可能であり、左動位置のときにはA、B両ポートをブロックして第6分割油路L30bをブロックするとともに、C、D両ポートを連通させて第8分割油路L30dを連通させる。スプールが右動した右動位置のときにはC、D両ポートをブロックして第8分割油路L30dをブロックするとともに、A、B両ポートを連通させて第6分割油路L30bを連通させる。
第1および第2走行制御弁25,30を構成する第1、第2切換弁25,35は油圧パイロット切換式の弁であり、それぞれのパイロットポート25a,35aにパイロット油路Lpが繋がる。なお、それらのパイロットポート25a,35aの他端部にスプリング26,36が介装されており、第1、第2切換弁25,35を押圧付勢している。パイロット油路Lpは、電磁パイロット弁40を介して補助油圧ポンプP2に繋がり、補助油圧ポンプP2から供給されるパイロット圧油が、電磁パイロット弁40によりパイロット油路Lpに選択的に供給される。
電磁パイロット弁40は図1に示すように、EPT接続タイプの電磁駆動二位置切換弁であり、上記操作装置10に設けられた走行操作レバーの前後進切換操作に応じて位置切換制御が行われる。具体的には、走行操作レバーが前進位置に位置したときには、電磁パイロット弁40は右動位置に位置してパイロット油路LpをタンクTに接続させる(ドレンさせる)。この結果、第1走行制御弁20の第1切換弁25はスプリング26の付勢力により右動位置に移動されるとともに、第2走行制御弁30の第2切換弁35はスプリング36の付勢力により左動位置に移動される。一方、走行操作レバーが後進側に操作されたときには、電磁パイロット弁140は左動位置に移動され、パイロット油路Lpに補助油圧ポンプP2から供給されるパイロット圧油を供給させる。この結果、第1走行制御弁20の第1切換弁25はパイロットポート25aにパイロット圧油を受けて左動位置に移動されるとともに、第2走行制御弁30の第2切換弁35はパイロットポート35aにパイロット圧油を受けて右動位置に移動される。
補助油圧ポンプP2は補給油ポンプとしても用いられるように構成されており、補助油圧ポンプP2からの吐出油が補給油路Lcから、それぞれ逆止弁CV5,CV6を有する分岐補給油路Lc(1)およびLc(2)を通って第1-1分岐油路L1-1および第1-2分岐油路L1-2に供給され、油の漏れ等に対応して油の補給を行う。
次に、高所作業車1が走行する際における走行制御および作動について、図1を参照して説明する。まず、高所作業車1が前進走行する場合について説明する。高所作業車1の走行制御は、作業台8に搭乗した作業者が操作装置10に設けられた走行操作レバーを操作して行われ、前進走行はこの走行操作レバーを前進側に操作することにより行われる。走行操作レバーが前進側に操作されると、ネガティブブレーキが解除され、上述したように、可変容量型の油圧ポンプP1が中立状態(吐出油量が無い状態)から第1油路L1に油を吐出する状態になり、その吐出油量は走行操作レバーの操作量に対応して可変設定される。このとき同時に、これも上述したように、電磁パイロット弁40が図1に示すように右動位置に位置して、第1走行制御弁20の第1切換弁25はスプリング26の付勢力により右動位置に移動されるとともに、第2走行制御弁30の第2切換弁35はスプリング36の付勢力により左動位置に移動される。
これにより、油圧ポンプP1から吐出されて第1油路L1内に供給された作動油は分集流弁70に至り、分集流弁70により第1-1分岐油路L1-1および第1-2分岐油路L1-2に分岐され、第1および第2走行モータM1,M2への作動油の流れのみを許容する逆止弁CV1,CV3を介して(このとき、第2、第6分割油路L20b,L30bは第1、第2切換弁25,35によりブロックされている)、第1および第2走行モータM1,M2の一方のポートに流入して、これら第1および第2走行モータM1,M2を回転駆動する。そして、作動油は第1および第2走行モータM1,M2の他方のポートからそれぞれ第2-1分岐油路L2-1および第2-2分岐油路L2-2に排出され、第4、第8分割油路L20d,L30d内に配置された第1、第2切換弁25,35のC、Dポートを通って流れ(このとき、第3、第7分割油路L20c,L30cは逆止弁CV2,CV4によりブロックされている)、第2-1および第2-2分岐油路L2-1(1),L2-2(1)を経て合流点Sにおいて合流されて、第2油路L2を経て油圧ポンプP1に戻る。この結果、走行操作レバーの前進側への操作に応じて第1および第2走行モータM1,M2が回転駆動され、これらにより駆動される前輪2aもしくは後輪2bのいずれか(すなわち駆動輪)が回転駆動され、高所作業車1が前進走行する。
一方、走行操作レバーが後進側に操作され、高所作業車1が後進走行する場合についての作動は、上記と逆の油の流れとなる。すなわち、走行操作レバーが後進側に操作されると、ネガティブブレーキが解除され、可変容量型の油圧ポンプP1が第2油路L2に油を吐出する状態となる。このとき同時に、電磁パイロット弁40が左動位置に移動され、第1走行制御弁20の第1切換弁25はパイロットポート25aにパイロット圧油を受けて左動位置に移動されるとともに、第2走行制御弁30の第2切換弁35はパイロットポート35aにパイロット圧油を受けて右動位置に移動される。この後の油の流れは上述の前進走行の場合と逆になるだけであるので、その説明は省略する。
ところで、例えば、前上がり傾斜で駐車した状態(登坂路で駐車した状態)から、走行操作レバーが前進側に操作されたときに、油圧ポンプからの供給油圧が油圧モータに到達してこれが回転駆動されるまでの間において、接地している駆動輪が傾斜に応じた回転駆動力を受けて回転されてこの駆動輪を回転駆動する走行モータが回転され、この走行モータから吐出された作動油が分流部を通って浮き上がって回転抵抗が小さくなった駆動輪に設けられた走行モータに供給され、これが回転駆動されるという現象、すなわち、浮き上がった駆動輪が空転するとともに接地した駆動輪が傾斜下り方向に回転されるという現象が生じるおそれがある。
しかしながら、この高所作業車1の走行駆動装置では、このような現象が生じないようになっており、これについて以下に説明する。走行操作レバーが前進側に操作されると、左右の走行モータM1,M2のネガティブブレーキが解除されるとともに油圧ポンプP1からの吐出油が第1油路L1に供給され、分集流弁70により分岐されて第1-1,1-2分岐油路L1-1,L1-2に供給される。このとき、油圧ポンプP1からの吐出油が第1-1,1-2分岐油路L1-1,L1-2に到達してこれら油路内の油圧が上昇する前に、接地している駆動輪の走行モータ(例えば、第1走行モータM1)が傾斜に応じた駆動力を受けて後進方向に回転された場合、第1走行モータM1から分集流弁側第1-2分岐油路L1-2(2)に吐出された油は、第1分割油路L20a内に設けられた逆止弁CV1により遮断され、かつ、第2分割油路L20b内に設けられた第1切換弁25のA、Bポートがブロックされるため、第1走行モータM1から分集流弁側へ流れることが阻止される。これにより、第1走行モータM1が逆転方向に回転駆動されることを防止することができる。この結果、上述したような従来での問題、すなわち、前上がり傾斜で駐車した状態から走行操作レバーを前進側に操作したときに、浮き上がった駆動輪が空転するとともに接地した駆動輪が傾斜下り方向(すなわち、後進方向であり走行操作方向と逆の方向)に回転されるという現象が生じることを確実に防止することができる。この結果、前上がり傾斜で駐車した状態から走行操作レバーを前進側に操作したときの発進走行性を向上することができる。
なお、これと同様に、前下がり傾斜で駐車した状態から走行操作レバーを後進側に操作したときに、浮き上がった駆動輪が空転するとともに接地した駆動輪が傾斜下り方向(すなわち、前進方向であり走行操作方向と逆の方向)に回転されるという現象が生じるおそれがあるが、この場合についてもこのような現象の発生を確実に防止することができる。なお、その作動原理は上述と同様であるので、その説明は省略する。
また、前下がり傾斜で駐車した状態から走行操作レバーを前進側に操作したときや、前上がり傾斜で駐車した状態から走行操作レバーを後進側に操作したときには、上記回路の構成上、浮き上がった駆動輪が空転するとともに接地した駆動輪が傾斜下がり方向に回転されるという現象の発生を阻止することもできる。例えば、前下がり傾斜で駐車した状態から走行操作レバーを前進側に操作したときに、油圧ポンプP1からの吐出油が第1-1,1-2分岐油路L1-1,L1-2に到達してこれら油路内の油圧が上昇する前に、接地している駆動輪の走行モータ(例えば、第1走行モータM1)が傾斜に応じて駆動力を受けて傾斜下がり方向(すなわち、前進方向であり走行操作方向と同じ方向)に回転された場合、第2走行モータM2から分集流弁側第1-2分岐油路L1-2(2)に吐出された油は、第5分割油路L30a内に設けられた逆止弁CV3により遮断され、かつ、第6分割油路L30b内に設けられた第2切換弁35のA、Bポートがブロックされるため、分集流弁側に流れることが阻止される。これにより、油圧ポンプP1からの供給油圧が走行モータに到達してこれが回転駆動されるまでの間において、第1走行モータM1が傾斜下がり方向に回転されることを防止することができる。この結果、上述したように、前下がり傾斜で駐車した状態から走行操作レバーを前進側に操作したときの発進走行性を向上することとともに、前下がり傾斜で駐車した状態から意図した以上の速度で発進することを確実に防止することができる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態(すなわち、第1の本発明の実施形態)に示されたものに限定されない。例えば、上述の実施形態では、第1、第2走行制御弁20,30は、前後いずれかにおける左右一対の駆動輪を駆動して走行する作業車に配置される構成であったが、これに限定されるものではなく、図3に示すように、前および後の左右一対の駆動輪を駆動して走行する(すなわち、四輪駆動)作業車に配置される構成としてもよい。より詳しく説明すれば、前後いずれかにおける左右一対の駆動輪に配置させる(すなわち、第2の本発明に係る構成)若しくは前および後の左右一対の駆動輪の両方ともに配置させる構成としてもよい。また、第1、第2走行制御弁20,30は、油の逆止を行えるものと油路の切換えを行えるものを組み合わせて駆動することが可能な構成としてもよい。なお、油圧パイロット駆動式の二位置式の第1、第2切換弁25,35は、電磁駆動式で駆動する構成としてもよい。
さらに、本発明が適用される対象は必ずしも高所作業車でなくてもよく、他の作業車(例えば、クレーン車や穴掘り建柱車など)であってもよい。
1 高所作業車(作業車)
P1 油圧ポンプ
M1 第1走行モータ(第1油圧モータ)
M2 第2走行モータ(第2油圧モータ)
L1 第1油路
L1−1 第1−1分岐油路
L1−2 第1−2分岐油路
L2 第2油路
L2−1 第2−1分岐油路
L2−2 第2−2分岐油路
10 操作装置(走行操作手段)
20 第1走行制御弁
L20a 第1分割油路
L20b 第2分割油路
L20c 第3分割油路
L20d 第4分割油路
25 第1切換弁
30 第2走行制御弁
L30a 第5分割油路
L30b 第6分割油路
L30c 第7分割油路
L30d 第8分割油路
35 第2切換弁
70 分集流弁
CV1,CV2,CV3,CV4 逆止弁

Claims (4)

  1. 前後に位置した左右一対の車輪を有し、前後いずれかにおける左右一対の駆動輪を駆動して走行する作業車であって、
    走行操作される走行操作手段と、
    原動機により駆動されるとともに前記走行操作手段の操作に応じて吐出制御が可能な可変容量型の油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプからの油の供給を受けて回転駆動されて前記左右一対の駆動輪をそれぞれ駆動する第1油圧モータ及び第2油圧モータと、
    前記油圧ポンプの一方のポートに繋がる第1油路と、
    前記第1油路から分岐して前記第1および前記第2油圧モータの一方のポートに繋がる第1-1分岐油路および第1-2分岐油路と、
    前記油圧ポンプの他方のポートに繋がる第2油路と、
    前記第2油路から分岐して前記第1および前記第2油圧モータの他方のポートに繋がる第2-1分岐油路および第2-2分岐油路と、
    前記第1-1および前記第2-1分岐油路に跨って設けられ、前記走行操作手段の操作に基づいて前記第1油圧モータを駆動する方向への油の流れを許容するがこれと逆方向の油の流れを規制する第1走行制御弁と、
    前記第1-2および前記第2-2分岐油路に跨って設けられ、前記走行操作手段の操作に基づいて前記第2油圧モータを駆動する方向への油の流れを許容するがこれと逆方向の油の流れを規制する第2走行制御弁と
    を備えて構成される作業車。
  2. 前後に位置した左右一対の車輪を有し、前および後の左右一対の駆動輪を駆動して走行する作業車であって、
    走行操作される走行操作手段と、
    原動機により駆動されるとともに前記走行操作手段の操作に応じて吐出制御が可能な可変容量型の油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプからの油の供給を受けて回転駆動されて前および後いずれか一方の左右一対の駆動輪をそれぞれ駆動する第1油圧モータ及び第2油圧モータと、
    前記油圧ポンプからの油の供給を受けて回転駆動されて前および後のうちの他方の左右一対の駆動輪をそれぞれ駆動する第3油圧モータ及び第4油圧モータとを備え、
    前記第1および第2油圧モータを駆動する油圧回路が、
    前記油圧ポンプの一方のポートに繋がる第1油路と、
    前記第1油路から分岐して前記第1および前記第2油圧モータの一方のポートに繋がる第1-1分岐油路および第1-2分岐油路と、
    前記油圧ポンプの他方のポートに繋がる第2油路と、
    前記第2油路から分岐して前記第1および前記第2油圧モータの他方のポートに繋がる第2-1分岐油路および第2-2分岐油路と、
    前記第1-1および前記第2-1分岐油路に跨って設けられ、前記走行操作手段の操作に基づいて前記第1油圧モータを駆動する方向への油の流れを許容するがこれと逆方向の油の流れを規制する第1走行制御弁と、
    前記第1-2および前記第2-2分岐油路に跨って設けられ、前記走行操作手段の操作に基づいて前記第2油圧モータを駆動する方向への油の流れを許容するがこれと逆方向の油の流れを規制する第2走行制御弁と
    を備えて構成される作業車。
  3. 前記第1走行制御弁が、
    前記第1-1分岐油路を2分割した第1分割油路および第2分割油路と、
    前記第2-1分岐油路を2分割した第3分割油路および第4分割油路と、
    前記第1および前記第3分割油路にそれぞれ設けられた逆止弁と、
    前記第2および前記第4分割油路に跨って設けられ、前記第2および前記第4分割油路のいずれかを選択する第1切換弁とから構成され、
    前記第2走行制御弁が、
    前記第1-2分岐油路を2分割した第5分割油路および第6分割油路と、
    前記第2-2分岐油路を2分割した第7分割油路および第8分割油路と、
    前記第5および前記第7分割油路にそれぞれ設けられた逆止弁と、
    前記第6および前記第8分割油路に跨って設けられ、前記第6および前記第8分割油路のいずれかを選択する第2切換弁とから構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の作業車。
  4. 前記第1油路から前記第1-1および前記第1-2分岐油路への分岐部および前記第2油路から前記第2-1および前記第2-2分岐油路への分岐部のいずれかに分集流弁が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の作業車。
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