JP2011020721A - ペットボトルとキャップ開封防止リング - Google Patents

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俊彦 桑原
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Abstract

【課題】ペットボトル本体及びキャップの開封防止リング部分の形状を改良し、キャップ開封防止リングを容易に取り外せるようにする。
【解決手段】ペットボトル本体1及びキャップ開封防止リング2にペットボトル本体1側の突起A及びBとキャップ開封防止リング2側の突起C及びDの頂点付近が接触する三角柱の突起A、B、C,Dを設け、AとCの間は未開封時に接触しているように作り、BとDの間には約2〜3mmの隙間を設ける。キャップ開封防止リング2の突起CとDの間には、キャップ開封防止リング2に対して垂直にミシン目を設ける。この構造により、キャップ開封時にキャップ開封防止リング2のミシン目が切断され、容易にキャップ開封防止リング2をペットボトル本体1から取り外すことが出来る。
【選択図】図3

Description

本発明は、ペットボトルのキャップ開封防止リングの取り外しを容易にするため、ペットボトル本体及びキャップ開封防止リングの形状に関する。
ペットボトルは資源物として各自治区により分別処理されている。その際ペットボトルのキャップはボトル本体と材質が異なるため分別しなくてはならない。キャップは取り外しが容易なため分別されているが、キャップ開封防止リング部分はペットボトル本体との分別が困難なため、なかなか分別されていないのが実状である。
また資源リサイクルの工程においては、キャップ開封防止リングとペットボトル本体との材質が異なるため、リング部分の材質を除去するための工程を余計に設けているため、コストの上昇と、リサイクルに要するエネルギーも余計に要している。
特開2009−46190 特開2007−186253 特開2007−106451 特開2006−232392 特開2006−213361 特開2006−176204
現行のペットボトルでは、ペットボトル本体とキャップ開封防止リング間に隙間がないこと、及びキャップ開封防止リング自体に強度を持たせる必要もあり、取り外すのは非常に困難である。本発明はキャップ開封防止リングを容易にペットボトルから取り外すための、ペットボトル本体及びキャップ開封防止リングの構造に特徴を有するものである。
本発明は、ペットボトルのキャップ開封防止リングを簡単に取り外せるよう、ペットボトル本体及びキャップの開封防止リングの一部に改良を加えたものである。
ペットボトル本体のキャップ開封防止リング取付部とキャップ開封防止リングに三角柱の突起を2箇所形成する。その突起はキャップを閉める方向側に傾斜を設け、ペットボトル本体側の突起とキャップ開封防止リング側の突起の頂点付近が接触する構造とする。
キャップ開封防止リングに形成した2つの突起間にはミシン目を構成し、負荷が加わったときに切断可能な形状とする。
上記ミシン目に対して左側にくる突起A及びCは、ペットボトルとキャップ開封防止リングの突起が未開封の状態のときに接触しているようにする。
上記ミシン目に対して右側にくる突起B及びDは、ペットボトル本体の突起とキャップ開封防止リングの突起間に約2〜3mmの隙間を設ける。
前述の方法によりキャップを開封時にキャップ開封防止リングのミシン目が切断され、キャップ開封防止リングは既存のペットボトルのようにペットボトル本体に残るがキャップ開封防止リングのミシン目が切断されているため簡単に取り外すことが可能となる。
本発明によりキャップ開封防止リングの取り外しが容易となり、キャップ開封防止リング本来の機能である開封防止機能も損なわず、初期の金型作製費用以外に製造コストに与える影響はないものである。
キャップとキャップ開封防止リングの斜視図 ペットボトル本体の正面図 ペットボトル本体及びキャップ及びキャップ開封防止リングの断面図 本体キャップ部の平面図 キャップ開封リングの平面図 突起ABCDの位置関係を示した一例の平面図 キャップ開封防止リングの一例のミシン目の正面図と平面図
キャップ開封時に、キャップ開封防止リングのミシン目に対して、左側の突起が接触してミシン目が割れる。そのまま開封していくとキャップ開封防止リング亀裂に対して右側の突起が接触してキャップ開封防止リングの回転を止め、さらにキャップを開封するとキャップとキャップ開封防止リングの接合部分が割れる構造について、図面を基に説明する。
ペットボトル本体(1)のキャップ開封防止リング取付部に2箇所の三角柱で構成した突起(A)と突起(B)を、キャップ開封防止リング(2)に2箇所の三角柱で構成した突起(C)と突起(D)を設ける。キャップ開封防止リング(2)にはさらに突起(C)と(D)の間にミシン目(E)を形成する。突起は、閉め方向側に対して傾斜を設け、キャップを閉める場合に閉め方向へ回転するようにする。突起の高さ方向の位置関係は、ペットボトル本体側の突起と、キャップ開封防止リング側の突起の頂点付近が接触するように作る。そうすることによりキャップ(3)とキャップ開封防止リング(2)をペットボトル本体(1)に組み込む際はスムーズに入り、消費者がキャップを空ける際は突起同士がぶつかるようになる。図1はキャップとキャップ開封防止リングの斜視図、図2はペットボトル本体の正面図である。
突起(C)及び(D)はペットボトル本体(1)にあるキャップと開封防止リング外れ防止リブ(5)にぶつからない大きさにする。図3はペットボトル本体及びキャップ及びキャップ開封防止リングの断面図、図4は本体キャップ部の平面図、図5はキャップ開封リングの平面図、図6は突起ABCDの位置関係を示した一例の平面図である。
ミシン目(E)はキャップ開封防止リング(2)に対し垂直でキャップ開封防止リング上部の厚さの略半分で、2〜4箇所のミシン目を構成する。図7はキャップ開封防止リングの一例のミシン目の正面図と平面図である。
突起(A)及び(C)はミシン目(E)に対して左側に作り、突起(A)の位置はペットボトルのキャップの性質上必ずキャップが同じ位置で止まることを利用し、ペットボトル本体(1)の突起(A)の位置をキャップ開封防止リングの突起(C)に接する位置に設ける。これにより未開封時に接触しているように作る事が出来る。突起(A)及び(C)が接触している事により開封時にミシン目(E)に引っ張り方向の負荷がかかるためミシン目(E)が切断される。
突起(B)及び(D)はミシン目(E)に対して右側に作り、未開封時に突起(B)と(D)との隙間(F)は約2〜3mmの隙間を設けることにより、開封時のキャップ開封防止リング(2)の回転を止め、キャップ(3)とキャップ開封防止リング(2)の接合がきっちり外れるようになる。
キャップ開封防止リング(2)に付いているペットボトルから外れないための爪(G)は、従来の爪数又は設置面積であると、キャップ開封防止リング(2)を組み込むときにミシン目(E)が切断する恐れがある為、ペットボトルに組み込む際のミシン目(E)に対する負荷を少なくする為、従来の3分の2から半分の爪数又は設置面積にすることが望ましい。例えば、キャップ開封防止リング外れ防止爪(G)を4つ以下とし、適宜爪間の隙間を構成すること等がある。
本発明の構成によりキャップを開封するとまず突起(A)と(C)により、キャップ開封防止リング(2)の回転を止め、ミシン目(E)が切断される。さらにキャップ(3)開封すると、突起(B)と(D)が接触し、キャップ(3)とキャップ開封防止リング(2)の接合が外れる。
本発明は上述の如き構成からなるものであり、開封した段階でキャップ開封防止リングが割れているため、キャップ開封防止リング(2)が容易に取り外され、また製造面においてキャップ(3)とキャップ開封防止リング(2)をペットボトル本体(1)に組み込む際も問題ない。
1 ペットボトル本体
2 キャップ開封防止リング
3 キャップ
4 キャップとキャップ開封防止リング接合部分
5 キャップ開封防止リング外れ防止リブ
A 突起ペットボトル左側
B 突起ペットボトル右側
C 突起キャップ開封防止リング左側
D 突起キャップ開封防止リング右側
E ミシン目
F 突起BとDの隙間
G キャップ開封防止リング外れ防止爪

Claims (2)

  1. ペットボトル本体(1)のキャップ開封防止リング取付部と、キャップ開封防止リング(2)の内側にそれぞれ2箇所の突起を設け、該突起の形状は三角柱で構成され、ペットボトル本体(1)とキャップ開封防止リング(2)の突起の頂点付近が接触するように設けるとともに、キャップ開封防止リング(2)には、前記突起との間にキャップ開封防止リング(2)に対して垂直にミシン目を設けたことを特徴とするペットボトルとキャップ開封防止リング。
  2. 前記突起の位置関係において、突起(A)と突起(C)は接触する位置に設け、突起(B)と突起(D)の間には2〜3mmの隙間を設けたことを特徴とする請求項1記載のペットボトルとキャップ開封防止リング。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019043602A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社吉野工業所 ねじキャップ
JP2020070109A (ja) * 2018-10-26 2020-05-07 ▲邦▼男 須永 ボトルキャップの製造方法、ボトルキャップ前駆体用金型、及びその製造方法

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