JP2011020543A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動系に、エンジンEng、第1クラッチCL1、モータ/ジェネレータMG、第2クラッチCL2、左右後輪RL,RRを備え、エンジン始動要求があるとモータ/ジェネレータMGをスタータモータとしてエンジンEngを始動する。このFRハイブリッド車両において、要求駆動力大の判定時、第1エンジン始動方法を選択し、要求駆動力大以外の判定時、第2エンジン始動方法を選択するエンジン始動方法選択制御手段(図5)と、エンジン始動制御が開始されると、直ちにモータ回転数制御を開始するモータ回転数制御手段(図6)と、第2エンジン始動方法の選択時、モータ/ジェネレータMGのモータトルク上限値を小さい値に制限するモータトルク制限制御手段(図8)と、を有する。
【選択図】図5
Description
このハイブリッド車両の制御装置において、エンジン始動要求時に要求駆動力が大であると判定されたとき、第1エンジン始動方法を選択し、エンジン始動要求時に要求駆動力が大以外と判定されたとき、第2エンジン始動方法を選択するエンジン始動方法選択制御手段と、エンジン始動方法の選択によりエンジン始動制御が開始されると、前記モータの回転数を目標モータ回転数とする回転数制御を開始するモータ回転数制御手段と、前記第2エンジン始動方法が選択されたとき、前記モータのモータトルク上限値を、前記第1エンジン始動方法が選択されたときの値に比べて小さい値に制限するモータトルク制限制御手段と、を有する。
そして、エンジン始動要求時、要求駆動力が大以外と判定されたとき、第2エンジン始動方法を選択し、モータのモータトルク上限値を小さい値に制限するため、第2クラッチがスリップ状態ではなく、モータ回転数制御によりモータトルク指令が急に大きくなった場合であっても、実際のモータトルクは上限値により制限される。したがって、第2クラッチが締結状態であってもドライバーに違和感を与えることを防ぐことができる。
なお、エンジン始動要求時、要求駆動力が大であると判定されたときには、第1エンジン始動方法が選択され、モータトルク上限値が小さな値に設定されない。しかし、第2クラッチがスリップ状態にない場合にモータトルクが上昇しても、そもそも要求駆動力が高いので、要求駆動力とモータトルクとの差は小さくなるため、ドライバーに違和感を与えることはない。
この結果、エンジン始動時において、ドライバーの要求駆動力にレスポンスよく応え、ドライバーに違和感を与えない駆動力制御を行うことができる。
図1は、実施例1の制御装置が適用された後輪駆動によるFRハイブリッド車両(ハイブリッド車両の一例)を示す全体システム図である。
実施例1におけるFRハイブリッド車両の制御系は、図1に示すように、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、バッテリ4と、第1クラッチコントローラ5と、第1クラッチ油圧ユニット6と、ATコントローラ7と、第2クラッチ油圧ユニット8と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10と、を有して構成されている。なお、各コントローラ1、2、5、7、9と、統合コントローラ10とは、情報交換が互いに可能なCAN通信線11を介して接続されている。
この変速制御に加えて、統合コントローラ10から目標CL2トルク指令を入力した場合、第2クラッチCL2のスリップ締結を制御する指令をAT油圧コントロールバルブユニットCVU内の第2クラッチ油圧ユニット8に出力する第2クラッチ制御を行う。
また、エンジン始動制御等において、統合コントローラ10から変速制御指令が出力された場合、通常の変速制御に優先し、変速制御指令にしたがった変速制御を行う。
なお、エンジン始動方法の演算を含むエンジン始動方法制御処理の流れは、図5のフローチャートに示す。
ここで、ステップS05にて第1エンジン始動方法(通常時エンジン始動方法)が選択された時には、目標エンジンクラッチトルクを通常始動トルクとし、ステップS05にて第2エンジン始動方法(CL2非スリップ時エンジン始動方法)が選択された時には、目標エンジンクラッチトルクを、モータトルク出力範囲内で、目標駆動トルクとモータトルクによる配分を実施して決めた始動トルクとする。
ここで、ステップS05にて第1エンジン始動方法(通常時エンジン始動方法)が選択された時には、目標エンジントルクによりエンジンEngの燃焼気筒数を決め、決めた気筒位置の検出後に燃料噴射を開始し、ステップS05にて第2エンジン始動方法(CL2非スリップ時エンジン始動方法)が選択された時には、目標エンジントルクによりエンジンEngの気筒数を決め、決めた気筒位置の検出後、さらに所定回転が経過し、負圧が発達するまで待って燃料噴射を開始する。
なお、目標モータ回転数の演算を含むモータ回転数制御処理の流れは、図6のフローチャートに示す。
なお、モータ制限トルクの演算を含むモータトルク制限制御処理の流れは、図8のフローチャートに示す。
ここで、要求駆動力の判定条件のポイントは、
(1) それまでの走行状態とエンジン始動時の駆動力要求との差異を検出できるように判定する。走行抵抗を一例とする場合、(目標駆動力−走行抵抗)>しきい値、という判定条件とする。ここで、走行抵抗は、目標駆動力の平均値やローパスフィルタを用いて代替しても良いし、車速や勾配から演算しても良いし、外乱オブザーバ等の検出方法を用いても良い。
(2) モータ上限トルクと目標駆動トルクより、クランキングトルクと駆動力が配分可能な範囲の要求かを判定する。この場合、(モータ上限トルク−目標駆動トルク)<しきい値、という判定条件とする。ここで、クランキングと駆動力の配分は、パワー[kW]の次元で検討しても良い。
ここで、エンジン始動制御の終了判断は、例えば、第1クラッチCL1の差回転が収束し、かつ、第2クラッチCL2の差回転が収束し、両クラッチCL1,CL2を締結する「HEV走行モード」に移行したかどうかで判断する。
ここで、モータ/ジェネレータMGの回転数制御とは、実モータ回転数を目標モータ回転数に一致させる制御であり、ステップS601からの最初の回転数制御では、目標モータ回転数として初期値を用い、その後の回転数制御では、ステップS604またはステップS605により算出された目標モータ回転数を用いる。
ここで、第1エンジン始動方法の選択時における目標モータ回転数の算出式は、
目標モータ回転数=OUTREV(入力回転数換算)+目標スリップ量
である。
ここで、目標モータ回転数は、第2クラッチCL2をスリップ制御したいから、車速を入力回転数に換算した値に目標スリップ量を加算した値とされる。
ここで、第2エンジン始動方法の選択時における目標モータ回転数の算出式は、
目標モータ回転数=目標OUTREV(入力回転数換算)
である。
ここで、目標OUTREVは、第2クラッチCL2が締結状態でありスリップしていないから、目標車速を入力回転数に換算した値とされる。例えば、図7に示すように、目標駆動力と走行抵抗の差、車両重量の逆数、初期値(回転数制御開始時のOUTREV)から求める。このうち、走行抵抗については、
・目標値の平均値または目標値のローパスフィルタ値
・速度や勾配からの実測値からの演算
・外乱オブザーバ等による推定演算
等により算出する。
すなわち、第2エンジン始動方法の選択時には、モータトルク上限値の決定要素として、駆動分が含まれるため、モータトルク上限値は、要求駆動力が小さいほど制限を強めた小さな値に設定される。
そして、モータトルク上限値を求める際のクランキングトルクは、第1クラッチCL1の規範ストロークとスリップ状態、及びエンジン回転数から算出される。
まず、「比較例のエンジン始動制御における課題」の説明を行い、続いて、実施例1のFRハイブリッド車両の制御装置における作用を、「要求駆動力大の時のエンジン始動制御作用」、「要求駆動力大以外でCL2スリップ状態である時のエンジン始動制御作用」、「要求駆動力大以外でCL2締結状態である時のエンジン始動制御作用」、に分けて説明する。
図9は、比較例において第2クラッチCL2のスリップ開始が通常タイミングであるときのエンジン始動制御時における各特性を示すタイムチャートである。図10は、比較例において第2クラッチCL2のスリップ開始が遅いタイミングであるときのエンジン始動制御時における各特性を示すタイムチャートである。以下、図9及び図10を用い比較例のエンジン始動制御における課題を説明する。
そのため、第2クラッチCL2のスリップ応答にバラツキがある場合には、そのままエンジン始動時間のバラツキとなり、図10の点線枠Aに示すように、第2クラッチCL2のスリップ応答が遅れると、「EV走行モード」での走行状態からドライバーがアクセル踏み込み操作を行っても、踏み込み操作タイミングから所定時間内の加速応答を保証することが難しい。
図11は、実施例1において要求駆動力が大で第2クラッチCL2がスリップしたときのエンジン始動制御時における各特性を示すタイムチャートである。図12は、実施例1において要求駆動力が大で第2クラッチCL2がスリップしないときのエンジン始動制御時における各特性を示すタイムチャートである。以下、図5,図6,図8,図11及び図12を用い要求駆動力大の時のエンジン始動制御作用を説明する。
・図11の点線枠Bに示すように、第2クラッチCL2のスリップ開始を待たないので、仮にエンジン始動要求から遅れて第2クラッチCL2がスリップ開始したとしても、要求駆動力に対する一定のレスポンスが実現できる。
・図11の点線枠Cに示すように、モータトルクの上昇に伴う加速度の立ち上がり後、エンジン始動に伴って加速度特性が大きな山形にて突出する。しかし、加速度とドライバーの要求駆動力をあらわす目標駆動力とは大きな差異を持たないで符合するため、要求駆動力が大であるときに、要求駆動力に対応した加速度のレスポンスを得ることができる。
・図12の点線枠B’に示すように、第2クラッチCL2のスリップ開始を待たないので、エンジン始動要求に対し第2クラッチCL2がスリップを開始することなく締結状態を維持したとしても、要求駆動力に対する一定のレスポンスが実現できる。
・図12の点線枠C’に示すように、モータトルクの上昇に伴う加速度の立ち上がり後、エンジン始動に伴って加速度特性が大きな山形にて突出する。しかし、ドライバーの要求駆動力をあらわす目標駆動力が大きいときには、大きな加速度が出たとしても両者の差異は大きくないため、要求駆動力が大であるときに、違和感なく要求駆動力に対応した加速度のレスポンスを得ることができる。
・図12の点線枠Dに示すように、要求駆動力が大であり、第1エンジン始動方法が選択されるとき、モータトルク上限値を、特に制限することなくバッテリ4とインバータ3により決めている。しかし、モータトルク上限値の制限をなくしても、要求駆動力(=目標駆動力)との差異が大きくないため、エンジン始動制御の開始域において、モータトルク上限値に向かうモータトルクの上昇に伴って、要求駆動力に対応した加速度の立ち上がりレスポンスを得ることができる。
図13は、実施例1において要求駆動力が大以外で第2クラッチCL2がスリップしたときのエンジン始動制御時における各特性を示すタイムチャートである。以下、図5,図6,図8及び図13用い要求駆動力大以外でCL2スリップ状態である時のエンジン始動制御作用を説明する。
・図13の点線枠Eに示すように、要求駆動力が大以外であるが、第2クラッチCL2がスリップ状態であるときは、駆動輪へ伝達される駆動トルク変動が第2クラッチCL2により吸収されるため、モータトルクに制限をかけなくても、要求駆動力に対応するレスポンスにより滑らかな加速度特性が実現できる。
図14は、実施例1において要求駆動力が大以外で第2クラッチCL2がスリップしないときのエンジン始動制御時における各特性を示すタイムチャートである。以下、図5,図6,図8及び図14を用い要求駆動力大以外でCL2締結状態である時のエンジン始動制御作用を説明する。
・図14の点線枠E’に示すように、要求駆動力が大以外であり、第2クラッチCL2が締結状態であるが、モータトルク上限値によるモータトルクの制限により実駆動力と要求駆動力の差が抑えられるため、要求駆動力に対応するレスポンスにより変動を抑えた加速度特性が実現できる。
・図14の点線枠Fに示すように、第2クラッチCL2がスリップしていないため、目標車速相当の目標OUTREVによる目標モータ回転数の設定となっている。これにより、要求駆動力に対応し、ドライバーに違和感を与えない駆動力が実現できている。
・図14の点線枠Gに示すように、モータトルク上限値を、駆動力+クランキングに必要なトルクに制限している。このとき、クランキングトルクを、第1クラッチCL1の規範ストローク、スリップ状態、及びエンジン回転数から算出する、つまり、クランキング及び回転維持に必要とされるトルクを、駆動分とは別に管理することで、ドライバーに違和感を与えずに、モータ/ジェネレータMGの回転数制御を行うことができる。
・図14の点線枠Hに示すように、要求駆動力が大以外で、第2クラッチCL2が締結状態の時は、燃料噴射開始のタイミングを十分な負圧が達成されるまで待つという燃料噴射開始タイミングの変更により、初爆ショックを低減することができる。
実施例1のFRハイブリッド車両の制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
このため、エンジン始動時において、ドライバーの要求駆動力にレスポンスよく応え、ドライバーに違和感を与えない駆動力制御を行うことができる。
このため、第2クラッチCL2が締結状態であれば、モータトルク変化によるショックがダイレクトに伝達され、特に、要求駆動力が小さいときほどそのショックをドライバーが感じやすくなるが、このような状況において、モータトルク上限値を強く制限することで、ドライバーに与えるショックを低減することができる。
このため、第2クラッチCL2がスリップ状態にあれば、モータトルクが上昇しても入力トルクをスリップにより遮断できるため、モータトルクに制限をかける必要はなく、無駄にモータトルクに制限をかけることによりエンジン回転の上昇が遅くなり、エンジン始動に要する時間が間延びすることを防止することができる。
このため、ドライバーに違和感を与えずに、駆動力を確保しつつ、エンジンEngをクランキングできるモータトルク上限値を算出することができる。
このため、クランキング及び回転維持に必要とされるトルクを、駆動分とは別に管理することで、ドライバーに違和感を与えずに、モータ(モータ/ジェネレータMG)の回転数制御を行うことができる。
このため、第1エンジン始動方法が選択されたとき、第2クラッチCL2のスリップを制御することでショックを緩和することができ、第2エンジン始動方法が選択されたとき、アクセル開度APOに応じた目標OUTREVに制御することで、モータ(モータ/ジェネレータMG)のトルク変動を抑制することができる。
このため、第2クラッチCL2の入力トルク遮断状態に応じて、燃料噴射開始時期を変更することにより、ショックを抑制することができる。
CL1 第1クラッチ
MG モータ/ジェネレータ(モータ)
CL2 第2クラッチ
AT 自動変速機
IN 変速機入力軸
M-O/P メカオイルポンプ
S-O/P サブオイルポンプ
RL 左後輪(駆動輪)
RR 右後輪(駆動輪)
1 エンジンコントローラ
2 モータコントローラ
3 インバータ
4 バッテリ
5 第1クラッチコントローラ
6 第1クラッチ油圧ユニット
7 ATコントローラ
8 第2クラッチ油圧ユニット
9 ブレーキコントローラ
10 統合コントローラ
Claims (7)
- 駆動系に、エンジンと、モータと、前記エンジンと前記モータとの間に設けられた第1クラッチと、前記モータと駆動輪との間に設けられた第2クラッチと、を備え、
電気自動車走行モードからハイブリッド車走行モードへのモード遷移判定に伴ってエンジン始動要求があると、前記第1クラッチを締結してクランキングし、エンジン回転数が所定回転数以上になると燃料噴射と点火によりエンジントルクを発生させて前記エンジンを始動するハイブリッド車両の制御装置において、
エンジン始動要求時に要求駆動力が大であると判定されたとき、第1エンジン始動方法を選択し、エンジン始動要求時に要求駆動力が大以外と判定されたとき、第2エンジン始動方法を選択するエンジン始動方法選択制御手段と、
エンジン始動方法の選択によりエンジン始動制御が開始されると、前記モータの回転数を目標モータ回転数とする回転数制御を開始するモータ回転数制御手段と、
前記第2エンジン始動方法が選択されたとき、前記モータのモータトルク上限値を、前記第1エンジン始動方法が選択されたときの値に比べて小さい値に制限するモータトルク制限制御手段と、
を有することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記モータトルク制限制御手段は、前記第2エンジン始動方法が選択されたとき、回転数制御中におけるモータトルク上限値を、要求駆動力が小さいほど制限を強めた小さな値に設定することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記エンジン始動方法選択制御手段は、エンジン始動時に要求駆動力が大以外と判定されたとき、前記第2クラッチがスリップ状態にあると判断されると、第1エンジン始動方法を選択し、
前記モータトルク制限制御手段は、第1エンジン始動方法の選択に基づき、モータトルク上限値を、バッテリとインバータにより決まる値に設定することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記エンジン始動方法選択制御手段は、エンジン始動時に要求駆動力が大以外と判定されたとき、前記第2クラッチが締結状態にあると判断されると、第2エンジン始動方法を選択し、
前記モータトルク制限制御手段は、第2エンジン始動方法の選択に基づき、モータトルク上限値を、駆動力とクランキングトルクとバラツキ抑制分を合計した値に制限することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項4に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記モータトルク制限制御手段は、前記クランキングトルクを、前記第1クラッチの規範ストロークとスリップ状態、及びエンジン回転数から算出することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1から請求項5までの何れか1項に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記モータ回転数制御手段は、前記第1エンジン始動方法が選択されたとき、検出した第2クラッチの出力回転数に目標スリップ量を加算して目標モータ回転数を算出し、前記第2エンジン始動方法が選択されたとき、それまでの走行状態と目標駆動力に基づいて目標モータ回転数を算出することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 請求項1から請求項6までの何れか1項に記載されたハイブリッド車両の制御装置において、
前記エンジン始動方法選択制御手段は、前記第1エンジン始動方法を選択したとき、前記エンジンの燃料噴射を行う気筒の判別完了時に燃料噴射を開始し、前記第2エンジン始動方法を選択したとき、気筒判別が完了し、かつ、負圧が発達した後、燃料噴射を開始することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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