JP2011019781A - 椅子の肘掛け回転機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用位置にあるときには確実に固定され、退避位置にあるときには故意に使用位置に復帰させない限り動作することがない椅子の肘掛けを提供する。
【解決手段】肘掛けを支える回転側部材5と椅子本体フレーム1側に固定される固定側部材6とを含み、回転側部材と固定側部材とは同軸上で相対して配置されると共に、回転側部材と固定側部材との間には、いずれか一方の部材に軸方向に出入り自在に保持されるストッパピン16と、他方の部材の端面に形成されストッパピン16の先端が嵌入されるストッパピン嵌合穴13と、ストッパピン16を嵌合穴13に向けて常時付勢するスプリング18と、回転側部材と固定側部材との中心軸上に配置され、ストッパピン16と連結されて回転側部材と固定側部材との間を軸方向に移動可能な軸部材17とで構成される連結手段を備え、軸部材17の軸方向移動によって回転側部材と固定側部材との連結ないし切離しを可能とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、椅子の肘掛け支持構造に関する。更に詳述すると、本発明は、使用位置から退避位置に旋回可能な肘掛けの回動機構に関する。
椅子の肘掛けは、肘を乗せて凭れ掛かったりするため、椅子本体フレームに強固に固定されていることが通常であるが、椅子の側方へ使用者が着座姿勢のまま移乗し易くするために、跳ね上げ可能とされているものもある。例えば、車椅子では、その使用者が車椅子からベッド、あるいは他の椅子、便器、車両の座席など(以下これらを総称して単にベッドなどと呼ぶ)へ移乗するのを容易にするため、肘掛けを椅子本体の側部に回動自在に取り付け、水平位置から垂直位置へと背面側に跳ね上げ可能にしているものがある(特許文献1)。肘掛けの椅子本体フレームに対する位置固定は、例えば、一定角度の溝状凹部とその中を移動する突起との組み合わせにより一定角度範囲内での回転を可能とする回動規制機構を用いることにより、使用位置並びに待機位置で肘掛けのそれ以上の回転を規制するようにされている(特許文献2)。
特開2002−102292号公報 特開2005−111116号公報
しかしながら、使用位置で肘掛けに対して一方向への回転規制をかける特許文献2の回動規制機構では、肘掛けを押し下げる力に対しては十分な剛性を得られるとしても、肘掛けを跳ね上げる方向の力に対しては自由に回転可能であるため何ら反力を与えられない。したがって、使用者が立ち上がる際にバランスを崩して肘掛けを掴んだときなどに、思いも寄らずに肘掛けが持ち上がることで却ってバランスを崩してしまう切っ掛けとなってしまったり、安全性の面で問題がある。また、肘掛けを待機位置にして跳ね上げて垂直に保持している際に、跳ね上げたはずの肘掛けが倒れてきて使用者の移乗を邪魔したり、使用者が移乗中に肘掛けに引っかかって動きがとれなくなるなどの危険性を含む問題を有している。
また、一定角度の溝状凹部とその中を移動する突起との組み合わせにより一定角度範囲内での回転を可能とする回動規制機構を用いる場合には、その回動範囲即ち使用位置並びに待機位置が両ストローク端に限られてしまい、その間での肘掛けの固定即ち2以上での位置での肘掛けの使用を可能とすることができない不自由がある。
本発明は、使用位置にあるときにはいずれの方向にも回動が規制されて確実に固定され、退避位置にあるときには故意に使用位置に復帰させない限り動作することがない椅子の肘掛け回転機構を提供することを目的とする。また、本発明は、肘掛けの退避位置から使用位置への移動並びに使用位置でのロック操作が容易な肘掛け回転機構を提供することを目的とする。さらに、本発明は外観がコンパクトでかつシンプルな肘掛け回転機構を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために請求項1記載の椅子の肘掛け回転機構は、肘掛けを支える回転側部材と椅子本体フレーム側に固定される固定側部材とを含み、前記回転側部材と前記固定側部材とは同軸上で相対して配置されると共に、前記回転側部材と前記固定側部材との間には、いずれか一方の部材に軸方向に出入り自在に保持されるストッパピンと、他方の部材の端面に形成され前記ストッパピンの先端が嵌入されるストッパピン嵌合穴と、前記ストッパピンを前記ストッパピン嵌合穴に向けて常時付勢するスプリングと、前記回転側部材と前記固定側部材との中心軸上に配置され、前記ストッパピンと連結されて前記回転側部材と前記固定側部材との間を軸方向に移動可能な軸部材とで構成される連結手段を備え、前記軸部材の軸方向移動によって前記回転側部材と前記固定側部材との連結ないし切り離しを可能とするするようにしている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の椅子の肘掛けの回転機構において、前記固定側部材は前記椅子本体フレームに対し直交するように固定される第1の軸受け部を有し、かつ前記回転側部材は、前記第1の軸受け部と同軸上に相対して配置される第2の軸受け部と、該第2の軸受け部と前記第1の軸受け部とに跨って嵌合され前記肘掛けの支持フレームが連結される円筒軸部とを有し、前記第2の軸受け部と前記円筒軸部とが分離可能に連結されているものである。
また、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の椅子の肘掛けの回転機構において、回転側部材と固定側部材との間の回転摺動面には回転抵抗を付与する摩擦部材を備えるようにしている。
また、請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1つに記載の椅子の肘掛けの回転機構において、前記回転側部材と前記固定側部材との間に、前記回転側部材あるいは前記固定側部材のいずれか一方に固定される回転規制ピンと、前記回転側部材あるいは前記固定側部材のいずれか他方に穿孔され前記回転規制ピンを貫通させて少なくとも前記回転側部材の退避位置側での回転範囲を規制する長孔とを有する回転範囲規制機構を設けるようにしている。
また、請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1つに記載の椅子の肘掛けの回転機構において、前記ストッパピンの先端並びに前記ストッパピン嵌合穴はテーパー状となっている。
また、請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1つに記載の椅子の肘掛けの回転機構において、前記第2の軸受け部から外に突出する前記軸部材の端部にグリップを備え、前記グリップを引くことによって前記ストッパピンを前記ストッパピン嵌合穴から抜き出し前記回転側部材の回動を許容するように設けられている。
また、請求項7記載の発明は、請求項6記載の椅子の肘掛けの回転機構において、前記グリップには、前記ストッパピンが前記ストッパピン嵌合穴に完全に嵌合したときに隠れ、前記グリップを引いたときに露出するマーカーを有するものである。
さらに、請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれか1つに記載の椅子の肘掛けの回転機構において、前記肘掛けフレームはコの字形を成し、先端に肘掛けを構成すると共に基端側に前記円筒軸部を備え、肘掛け使用位置に前記肘掛けを配置したときに前記円筒軸部の中心を通過する鉛直軸よりも後方側へ前記肘掛け及び前記肘掛けフレームの重心を位置させて、自重で後方へ回転する回転モーメントを常時作用させるようにしている。
請求項1記載の椅子の肘掛け回転機構によれば、肘掛け使用位置にあるときにはいずれの方向にも回動が規制されて確実に固定され、退避位置にあるときには故意に使用位置に復帰させない限り動作することがない。また、肘掛けの退避位置から使用位置への移動は肘掛けフレームを回動させるだけで済み、そして使用位置に達すると連結手段のストッパピンがストッパピン嵌合穴に自動的に嵌入されるため、ロック操作が不要である。したがって、肘掛けの使用位置への設置が容易である。また、肘掛けを退避させるときには、肘掛けフレームの回転中心の軸部材を出し入れする操作だけで固定解除でき、またそのまま肘掛けフレームを回転させることで退避位置への移動が行われるので、使用位置から退避位置への切り替え操作が容易である。さらに、本発明は肘掛けフレームの円筒軸部に全ての部品が収まっているので、コンパクトでかつシンプルな外観となり、椅子のデザイン上の制約を少なくして高いデザイン性をもたせることが可能となる。
また、請求項2記載の発明によれば、固定側部材は前記椅子本体フレームに対し直交するように固定される第1の軸受け部を有し、かつ前記回転側部材は、前記第1の軸受け部と同軸上に相対して配置される第2の軸受け部と、該第2の軸受け部と前記第1の軸受け部とに跨って嵌合され前記肘掛けの支持フレームが連結される円筒軸部とを有し、前記第2の軸受け部と前記円筒軸部とが分離可能に連結されているものである、。
また、請求項3記載の発明によれば、回転側部材と固定側部材との間の回転摺動面に回転抵抗を付与する摩擦部材を備えているので、肘掛けフレームの回転が摩擦部材による制動を受けて緩やかな速度で行われるので、退避位置に達したときに衝突音や衝撃が発生することがないと共に、使用者や介助者等への衝突を回避できる。
また、請求項4記載の発明によれば、少なくとも回転側部材の退避位置側での回転範囲を規制する回転範囲規制機構を設けているので、肘掛け及び肘掛けフレームが必要以上に回転するのを阻止でき、使用位置に復帰させるときの動作を最小限にすることができる。
また、請求項5記載の発明によれば、ストッパピンの先端並びにストッパピン嵌合穴がテーパー状となっているので、嵌合する際に隙間が発生することがなく、肘掛け固定時のがたつきが少なくなる。
また、請求項6記載の発明によれば、軸部材の端部に備えたグリップを掴んで軸部材の軸方向移動即ち出し入れを直接駆動できるので、ストッパピンのストッパピン嵌合穴からの抜き出しが確実に実施できる。
また、請求項7記載の発明によれば、ストッパピンがストッパピン嵌合穴に完全に嵌合したときに隠れ、グリップを引いてストッパピン嵌合穴からストッパピンを完全に抜いたときに露出するマーカーをグリップに備えたので、マーカーの露出の有無で肘掛けの固定が完了しているのか否かを視認により容易に確認できる。また、グリップを引いて回転機構のロックを解除するため、自らが作動させる必要があり、グリップに誤って接触したりぶつかったりしても誤作動の問題が起こらない。
さらに、請求項8記載の発明によれば、肘掛けフレームに対し常時後方へ回転する回転モーメントを自重により作用させるので、退避位置に移動させた肘掛けが使用位置側へ倒れてきて使用者の移乗を邪魔したり、使用者が移乗中に肘掛けに引っかかって動きがとれなくなることがない。
本発明にかかる椅子の肘掛け回転機構を適用した介護椅子の一実施形態を示す側面図である。 肘掛けのフレームを示す図で、(A)は側面図,(B)は背面図である。 肘掛けの回動機構の一実施形態を示す中央縦断面図で、ロック状態を示す。 図3のIV−IV線に沿う横断面図である。 図3の肘掛けの回動機構のロック解除状態を示す中央縦断面図である。 図3の肘掛けの回動機構の退避位置へ回動させた状態を示す中央縦断面図である。 図3の肘掛けの回動機構の分解図で、一部断面にて示す。 ストッパピンとストッパピン嵌合穴とを拡大して示す説明図である。
以下、本発明の構成を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
本発明の肘掛けの回転機構4は、肘掛け2を支える回転側部材5と椅子本体フレーム1に対し固定される固定側部材6とを含み、これらが同一軸心上で回転可能に連結されるようにしたものである。
固定側部材6は、本実施形態の場合、図3〜図7に示すように、椅子本体フレーム1に溶接付けあるいはろう付けなどで固定された半円状の取付金具8と、該取付金具8にねじ9で締結されて椅子本体フレーム1に対し水平に固定される第1の軸受け部7とで構成されている。第1の軸受け部7は、椅子本体フレーム1の周面を囲むような半円筒状の固定用座面38を有し、ねじ9の締め付けによって取付金具8との間で椅子本体フレーム1を挟み込むように設けられている。本実施形態では取付金具8を予め椅子本体フレーム1に固着するようにしているが、場合によってはねじ9による締め付け力だけで第1の軸受け部7と取付金具8とを椅子本体フレーム1に固定するようにしても良い。尚、図中の符号10はねじ穴、39はねじ通し孔である。
他方、回転側部材5は、本実施形態の場合、図3〜図7に示すように、固定側部材6側の第1の軸受け部7と同軸上に相対して配置される第2の軸受け部14と、肘掛けフレーム3が連結され第1の軸受け部7と第2の軸受け部14とに跨って嵌合される円筒軸部15とで構成されている。円筒軸部15と第2の軸受け部14とは連結ビス22で連結されて肘掛けフレーム3と共に回動するように設けられている。回転側部材5は、本実施形態の場合、製作上のコストダウン並びに組み立て作業の簡便性を考慮して第2の軸受け部14と円筒軸部15との複数の部品に分割して成形し連結ビス22で分離可能に一体化されているが、これに特に限られるものではなく、場合によってはダイキャストなどで第2の軸受け部14と円筒軸部15とを予め一体に成形することも可能である。尚、図中の符号28は円筒軸部15と第2の軸受け部14とを連結する連結ビス22を固定するためのねじ穴、29は貫通孔である。
回転側部材5と固定側部材6との間には、これらを連結ないし切り離し可能とする連結手段が構成されている。この連結手段は、例えば第2の軸受け部14と第1の軸受け部7のいずれか一方に軸方向に出入り自在に保持され他方の軸受け部に先端が係合されるストッパピン16と、第1の軸受け部7と第2の軸受け部7のいずれか一方の端面に形成されストッパピン16の先端が嵌入されるストッパピン嵌合穴13と、ストッパピン16をストッパピン嵌合穴13に向けて常時付勢するスプリング18と、第1の軸受け部7と第2の軸受け部14との中心軸上に配置され、ストッパピン16と連結されて第1の軸受け部7と第2の軸受け部14との間を軸方向に移動可能な軸部材17とで構成されている。本実施形態の場合、図3及び図7に示すように、第1の軸受け部7の端面にストッパピン嵌合穴13が形成され、第2の軸受け部14にストッパピン16とスプリング18とが収容されると共にこれらと第1の軸受け部7と第2の軸受け部14との中心軸上に配置されて軸方向に移動可能な軸部材17と連動するように連係されている。即ち、回転側部材5にストッパピン16が軸方向に出入り自在に収容され、固定側部材6にストッパピン16の先端を嵌入するストッパピン嵌合穴13が設けられることによって、ストッパピン16をグリップ19の出し入れする操作だけで回転側部材5と固定側部材6とを連結ないし切り離し可能とされている。また、ストッパピン16の先端16a並びにストッパピン嵌合穴13の内周面13aは共にテーパー形状に設けられている。これにより嵌入動作が容易に成ると共にがたつきなくストッパピン16がストッパピン嵌合穴13に対して嵌入される。尚、図中の符号26は軸部材17の先端側を摺動自在に嵌入する軸穴である。
ストッパピン16とストッパピン嵌合穴13とは、本実施形態の場合には図7に示すように180°間隔で2対配置されている。この場合、がたつきを防止すると共に強度的に優れる固定機構が得られる。勿論、ストッパピン16とストッパピン嵌合穴13とは、3対もしくは4対でもかまわない。ここで、第1の軸受け部7の端面7aのストッパピン嵌合穴13の周囲の少なくとも肘掛けフレーム3の回転角度範囲内では、ストッパピン16の先端面16bが当接して摺動可能なように平滑な平担面とすることが好ましい。これにより、スプリング18の付勢力で第1の軸受け部7の端面に押し付けられているストッパピン16の先端面が第1の軸受け部7の端面の上を摺動可能となるため、軸部材17を操作せずに肘掛けフレーム3を回転させることができる。したがって、退避位置にある肘掛けフレーム3を使用位置に向けて回転させる際も、肘掛けフレーム3を回転させるだけでだけで済む。そして、使用位置・固定位置に到達すると同時に、ストッパピン16がスプリング18の付勢力でストッパ嵌合穴13に挿入・嵌入させることができる。使用位置以外では、ストッパピン嵌合穴13から抜け出たストッパピン16の先端部16aが第1の軸受け部7の端面に当接して非ロック状態にあることから、肘掛けフレーム3の回転は制限されることはない。尚、本実施形態では、肘掛け2の固定位置即ち使用位置は図1に示す水平状態の1位置に限定されているが、場合によっては、図示していないが1つのストッパピン16に対し複数位置のストッパピン嵌合穴13を設けることで、複数段の肘角度での固定を可能とすることができる。尚、本実施形態では、ストッパピン16とストッパピン嵌合穴13とは180°間隔で2対用いるようにしているが、少なくとも1対のストッパピン16とストッパピン嵌合穴13とを有していれば、肘掛けの使用位置での固定を可能とする。
回転側部材5を構成する第2の軸受け部14には、ストッパピン16を出入り自在に収容するストッパピン収容穴34と、軸部材17を貫通させる貫通孔25と、軸部材17を貫通させその周りにスプリング18を収容するスプリング収容穴27及びグリップ19を収容するグリップ収納凹部36とを有する。ストッパピン収容穴34は、スプリング収容穴27の周りにスプリング収容穴27と平行に180°間隔で2本穿孔されている。そして、ストッパピン収容穴34とスプリング収容穴27との間には、軸部材17とストッパピン16とを連結する連結ピン23の軸方向摺動を案内するガイド溝32が設けられている。このガイド溝32は連結ピン23の挿入を可能とするため、第2の軸受け部14の端面に開口されている。したがって、軸部材17と連結ピン23とストッパピン16とは、第2の軸受け部14に保持されて共に回転しかつ第1の軸受け部7に対して進退自在に軸方向移動可能とされている。
ストッパピン16と軸部材17とは、軸方向に連動するように連結ピン23によって連結されている。例えば、図4に示すように、軸部材17の軸中心を通る直径方向の連結ピン圧入用孔33に連結ピン23が圧入されて左右対称な長さとなるように軸部材17と直交配置される。そして、この連結ピン23をそれぞれストッパピン16の連結ピン用貫通孔37に通すことによって係合されている。このストッパピン16と軸部材17とは、その係合状態を保ったまま、それぞれ第2の軸受け部14のストッパピン収容穴34並びにスプリング収容穴27と貫通孔25及びグリップ収納凹部36に順次挿入して保持される。
第2の軸受け部7の貫通孔25を通して外側に突出された軸部材17の端部にはグリップ19が備えられている。グリップ19はねじ穴30を有し、軸部材17の後端のねじ31と螺合させることで着脱自在に取り付けられている。また、グリップ19には、ストッパピン16がストッパピン嵌合穴13に完全に嵌合したときに第2の軸受け部14に隠れ(図3参照)、グリップ19を引いたとき即ちストッパピン16がストッパピン嵌合穴13から抜け出たとき(図5及び図6参照)に第2の軸受け部14から外に露出するマーカー(ダブルクロスハッチングで示されている部分)21が設けられている。このマーカー21は、グリップ19の奥側のグリップ収納凹部37に収まる部分に設けられ、ストッパピン16の先端部16aがストッパピン嵌合穴13と完全に嵌合した状態では、グリップ19のマーカー21の部分が第2の軸受け部7のグリップ収納凹部37に完全に収容されてマーカー21が外部から視認することができないように設けられている。これにより、マーカー21が外から見えないときは、ストッパピン16の先端部16aがストッパピン嵌合穴13と完全に嵌合した状態、即ち回転側部材5と固定側部材6とが連結されているロック状態を確認することができる。マーカー21としては、使用者あるいは介護者の注意を喚起するのに効果的な色例えば赤色や黄色などであることが好ましく、グリップ19を二色成形することによってあるいはグリップ19に直接着色ないしテープを貼付することによって形成される。
図4に示すように、第2の軸受け部14の外周面並びに第1の軸受け部7の外周面には、軸方向に延びる複数本の突条35が対称に配置されて設けられている。この突条35は円筒軸部15と第1及び第2の軸受け部7,8との間の摩擦力の軽減を図って嵌合時の摺動並びに肘掛け位置の切り替え時の回転を容易にしながらもがたつきを防止するためのものである。
肘掛けフレーム3は、特定の形状に限定されるものではないが、本実施形態の場合、図2の(A)に示すように側面視で略コの字形を成し、先端側に肘掛け2を構成すると共に基端側に円筒軸部15を備え、肘掛け2の使用位置に配置したときに円筒軸部15の中心を通過する鉛直軸よりも後方側へ重心が位置するようにして、自重で後方へ回転するように設けられることが好ましい(図1参照)。この場合には、グリップ19を引っ張ってストッパピン16をストッパピン嵌合穴13から引き抜くことで肘掛け2を回転可能な状態としたときに(図5参照)、ゆっくりと肘掛け2はフレーム3毎後転し、ストッパピン16をストッパピン嵌合穴13から引き抜いた状態を保持したまま退避位置に保持される(図6参照)。そして、肘掛け2が退避位置にある状態では、肘掛けが背もたれよりも後方でかつ座面よりも下に位置しているため、横に移乗しようとする使用者に接触することがない(図1参照)。つまり、横滑りによる移乗を妨げることがない。しかも、その位置では、さらに肘掛け並びに肘掛け用フレームを図1上で時計回転方向に回転させる回転モーメントが働くので、故意に肘掛けを復帰させる働きをしない限り、使用位置に肘掛けが戻ることはない。したがって、使用者のベッドなどへの移乗時に肘掛けが使用者に当たったり、使用者の衣服に引っかかってしまうなどの事故を招く虞はない。
また、回転側部材5と固定側部材6との間には、図3及び図7などに示すように、回転側部材5あるいは固定側部材6のいずれか一方に固定される回転規制ピン24と、回転側部材5あるいは固定側部材6のいずれか他方に穿孔され回転規制ピン24を貫通させて少なくとも回転側部材5の退避位置側での回転範囲を規制する長孔40とを有する回転範囲規制機構を設けている。本実施形態の場合、固定側部材6を構成する第1の軸受け部7の円筒軸部15と摺接する外周面に径方向に突出するように回転規制ピン24を設け、円筒軸部15側に長孔40を空けるようにしている。回転規制ピン24は本実施形態の場合ねじの頭部を利用し、第1の軸受け部7に穿孔されたねじ穴11にねじ部分をねじ込んで、頭部を回転規制ピン24として長孔40内に収めるようにしている。勿論、回転規制ピン24はねじに限られず、円柱状のピンを第1の軸受け部7の穴に圧入して用いることも可能である。長孔40は、図7及び図2(A)に示すように、概ね90°の角度を成すように円周方向に細長く形成され、少なくとも肘掛け2の退避位置を定め、反対側のストローク端は肘掛け使用位置(ストッパピン16とストッパピン用嵌合孔13との嵌合位置)よりも僅かに行き過ぎる位置に回転範囲を規制するように設けられている。尚、本実施形態では、固定側部材6たる第1の軸受け部7に回転規制ピン24を設け、回転側部材5たる円筒軸部15に長穴40を設けるようにしているが、これに特に限られず、配置関係は逆でも良いし、図示の位置に限られない。
また、回転側部材5と固定側部材6との間の回転摺動面には、図3等に示すように、回転側部材5と固定側部材6との間の回転抵抗を付与する摩擦部材20を備えている。摩擦部材20としては例えばゴムOリングなどが使用され、第1の軸受け部7の外周面に設けられた周方向に環状の収容溝12に嵌め込まれるようにしている。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、本実施形態の場合、グリップ19を第2の軸受け部14から引き出すことによってストッパピン16をストッパピン嵌合穴13から抜き出し回転側部材5の回動を許容するように設けられているが、場合によってはグリップ19を押し込むことによって回転機構4の固定、固定解除を操作する機構としても良い。例えば、固定側部材6である第1の軸受け部7にストッパピン収容穴34と、ストッパピン16と、スプリング収容穴27と、スプリング18と、連結ピン23の軸方向摺動を案内するガイド溝32とを備える一方、第2の軸受け部14側にストッパピン嵌合穴13を備え、スプリング18の力で軸部材17並びに該軸部材に連結されているストッパピン16を常時外側へ押し戻すようにしてストッパピン嵌合穴13にストッパピン16を嵌合させ、グリップ19並びに軸部材17を第2の軸受け部14の表側のグリップ収納凹部37に押し込んだときにストッパピン嵌合穴13からストッパピン16を引き出して固定解除する構造としても良い。この構造によっても、グリップ19の出し入れの操作だけでストッパピン16を動作させて回転側部材5と固定側部材6とを連結ないし切り離し可能にできる。そして、この場合におけるマーカー21は、ストッパピン16の先端部16aがストッパピン嵌合穴13に完全に嵌合した連結状態では第2の軸受け部7のグリップ収納凹部37から露出して外部から視認することができる位置でかつグリップ19がグリップ収納凹部37に押し込まれてストッパピン16の先端部16aがストッパピン嵌合穴13に完全に嵌合した連結状態では外部から視認することができなくなる位置となる、グリップ19のグリップ収納凹部37に収まる部分に設けられている。これにより、マーカー21が視認できたときには、ストッパピン16の先端部16aがストッパピン嵌合穴13と完全に嵌合した状態、即ち回転側部材5と固定側部材6とが連結されているロック状態であることを確認することができる。この場合のマーカー21としては、使用者あるいは介護者に対して心理的に安心感を与えるのに効果的な色例えば青色や緑色などであることが好ましい。また、軸部材17を押し込むことによってストッパピン16とストッパピン嵌合穴13との連結解除を行う構造の連結機構の場合には、マーカー21はグリップ収納凹部37の内周面に設けて、軸部材17の頭あるいはグリップ19が完全にグリップ収納凹部37に押し込まれた際にグリップ収納凹部37の内周面のマーカー21が露出して連結解除状況を確認できるようにしても良い。また、軸部材17の押し込みによって連結機構の連結解除を行う場合には、軸部材の頭あるいはグリップ19が連結状態においても完全にグリップ収納凹部37に収納された状態とすれば、故意にグリップ19あるいは軸部材17を直接押し込まない限り、グリップ19等に誤ってぶつかったりすることもなければ、誤って接触したとしても誤作動を引き起こすことはない。
また、軸部材17を押し込むことによって回転機構4の固定、固定解除を操作する機構の場合には、把持のためのグリップ19を必要とせず、第2の軸受け部14から突出する軸部材17の端部を指や付属部品・治具などで直接押し込むようにしても良いし、あるいは軸部材17を強磁性体で構成して別部品としてのマグネットや吸盤などで吸着することに軸部材17を引き出しストッパピン16をストッパピン嵌合穴13から抜け出させるようにしても良い。この場合においても連結機構の誤動作による連結解除を効果的に防止できる。また、この場合におけるマーカー21も、グリップ収納凹部37の内周面に設けることによって、連結解除状況を視認により容易に確認できるようにできる。
また、本実施形態では、回転軸(軸部材17)は水平軸として鉛直面内で肘掛け2が回動可能としているが、回転軸を鉛直に配置して水平面内で肘掛け2を旋回可能とすることでも使用位置と退避位置との間で肘掛けを移動可能として、使用者の椅子からベッドなどへの移乗を容易にするという機能を損なうことはない。
さらに、本実施形態ではストッパピン16をストッパピン嵌合穴13に向けて常時付勢するスプリング18は連結ピン23を付勢するようにしているが、場合によってはストッパピン収容穴34毎にスプリング18を内蔵することにより各ストッパピン16を直接に付勢するようにしても良い。
椅子の肘掛け回転機構は例えば車椅子や室内で用いる介護椅子、椅子型移動便器、浴用・沐浴用介護椅子などの福祉目的の椅子に用いて特に有用であるが、これに特に限られるものでなはく、事務用回転椅子や固定椅子、劇場用椅子などの通常椅子の肘掛け用途にも適用できる。
1 椅子本体フレーム
2 肘掛け
3 肘掛けフレーム
4 肘掛けの回転機構
5 回転側部材
6 固定側部材
7 第1の軸受け部
7b 端面
12 摩擦部材を収める収容溝
13 ストッパピン嵌合穴
13a テーパー面・内周面
14 第2の軸受け部(回転側部材を構成する)
15 円筒軸部(回転側部材を構成する)
16 ストッパピン
16a テーパー面
16b 先端面
17 軸部材(回転側部材を構成する)
18 スプリング
19 グリップ
20 摩擦部材
21 マーカー
22 円筒軸部と第2の軸受け部とを連結する連結ビス
23 軸部材とストッパピンとを連結する連結ピン
24 回転規制ピン(回転範囲規制機構)
32 軸部材とストッパピンを連結するピンの軸方向摺動を案内するガイド溝
34 ストッパピン収容穴
36 グリップ収納凹部
40 長孔 (回転範囲規制機構)

Claims (8)

  1. 肘掛けを支える回転側部材と椅子本体フレーム側に固定される固定側部材とを含み、前記回転側部材と前記固定側部材とは同軸上で相対して配置されると共に、前記回転側部材と前記固定側部材との間には、いずれか一方の部材に軸方向に出入り自在に保持されるストッパピンと、他方の部材の端面に形成され前記ストッパピンの先端が嵌入されるストッパピン嵌合穴と、前記ストッパピンを前記ストッパピン嵌合穴に向けて常時付勢するスプリングと、前記回転側部材と前記固定側部材との中心軸上に配置され、前記ストッパピンと連結されて前記回転側部材と前記固定側部材との間を軸方向に移動可能な軸部材とで構成される連結手段を備え、前記軸部材の軸方向移動によって前記回転側部材と前記固定側部材との連結ないし切り離しを可能とする椅子の肘掛け回転機構。
  2. 前記固定側部材は前記椅子本体フレームに対し直交するように固定される第1の軸受け部を有し、かつ前記回転側部材は、前記第1の軸受け部と同軸上に相対して配置される第2の軸受け部と、該第2の軸受け部と前記第1の軸受け部とに跨って嵌合され前記肘掛けの支持フレームが連結される円筒軸部とを有し、前記第2の軸受け部と前記円筒軸部とが分離可能に連結されているものである請求項1記載の椅子の肘掛けの回転機構。
  3. 前記回転側部材と前記固定側部材との間の回転摺動面には回転抵抗を付与する摩擦部材を備えている請求項1または2記載の椅子の肘掛けの回転機構。
  4. 前記回転側部材と前記固定側部材との間に、前記回転側部材あるいは前記固定側部材のいずれか一方に固定される回転規制ピンと、前記回転側部材あるいは前記固定側部材のいずれか他方に穿孔され前記回転規制ピンを貫通させて少なくとも前記回転側部材の退避位置側での回転範囲を規制する長孔とを有する回転範囲規制機構を設けている請求項1から3のいずれか1つに記載の椅子の肘掛けの回転機構。
  5. 前記ストッパピンの先端並びに前記ストッパピン嵌合穴はテーパー状となっているものである請求項1から4のいずれか1つに記載の椅子の肘掛けの回転機構。
  6. 前記第2の軸受け部から外に突出する前記軸部材の端部にグリップを備え、前記グリップを引くことによって前記ストッパピンを前記ストッパピン嵌合穴から抜き出し前記回転側部材の回動を許容するものである請求項1から5のいずれか1つに記載の椅子の肘掛けの回転機構。
  7. 前記グリップには、前記ストッパピンが前記ストッパピン嵌合穴に完全に嵌合したときに隠れ、前記グリップを引いたときに露出するマーカーを有する請求項6記載の椅子の肘掛けの回転機構。
  8. 前記肘掛けフレームはコの字形を成し、先端に肘掛けを構成すると共に基端側に前記円筒軸部を備え、肘掛け使用位置に前記肘掛けを配置したときに前記円筒軸部の中心を通過する鉛直軸よりも後方側へ前記肘掛け及び前記肘掛けフレームの重心を位置させて、自重で後方へ回転する回転モーメントを常時作用させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の椅子の肘掛けの回転機構。
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