JP2011019298A - モータ用回転子およびモータ用回転子の製造方法 - Google Patents

モータ用回転子およびモータ用回転子の製造方法 Download PDF

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実 米良
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Abstract

【課題】シャフトのロータコアへの締結を焼き嵌めとせず、ロータコアのシャフトの軸心に対する芯出しを簡単かつ正確に行うことができ、ロータコアの品質低下を招くことのないモータ用回転子およびモータ用回転子の製造方法の提供。
【解決手段】シャフト11と、シャフト11が挿通される挿通孔14を備えたロータコア12と、ロータコア12の軸方向の端面に固定され、シャフト11が圧入される軸孔17を有する端板16、を備えたモータ用回転子である。軸孔17へのシャフト11の圧入により、シャフト11と端板16を締結する強圧入部Sが形成され、挿通孔14へのシャフト11の嵌合による弱圧入部Wが形成され、弱圧入部Wには、シャフト11とロータコア12とを非締結状態とする嵌め代(D2−D1)が設定されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、モータ用回転子およびモータ用回転子の製造方法に関する。
従来、永久磁石を用いたモータでは、ロータコアに磁石が埋め込まれているモータ用回転子が存在する。この種のモータ用回転子では、シャフトを焼き嵌めによりロータコアに締結する場合がある。
焼き嵌めの場合では、ロータコアを加熱する必要があることから、加熱装置を必要とするほか、ロータコアの冷却に時間が掛かるという欠点があった。
そこで、従来では、焼き嵌め以外のロータコアに対するシャフト締結の技術が提案されている。
例えば、ロータコアの中心部を貫通する貫通孔に対してシャフトを圧入することにより、シャフトをロータコアに締結する従来技術が存在する。
この場合、シャフトおよびロータコアの圧入の嵌め代は、シャフトとロータコアの相対回転の防止と軸方向への相対移動の防止を実現する応力を発生させる嵌め代に設定される。
また、焼き嵌めを利用しない別の従来技術としては、例えば、特許文献1に開示された同期電動機用回転子が存在する。
この同期電動機用回転子では、複数の永久磁石と磁性部材により中空界磁体が構成されている。
中空界磁体の両端に端板がそれぞれ固定されており、端板の中心部に設けた貫通孔にシャフトが圧入されている。
中空界磁体の中心部には、シャフトの外径よりも大きな内径を有する中空部が形成されており、中空部を貫通するシャフトと中空界磁体との間には間隙が存在する。
シャフトは圧入により端板に固定され、端板に固定されている中空界磁体はシャフトと一体回転が可能である。
また、特許文献1に記載の同期電動機用回転子では、中空界磁体と端板を組み付けた後に、シャフトを端板に圧入により固定するが、中空界磁体を端板に固定する前に、シャフトを端板に圧入により固定してもよいとしている。
実願昭63−68663号(実開昭64−54764号)のマイクロフィルム
しかしながら、ロータコアの貫通孔に対してシャフトを圧入する従来技術では、ロータコアが複数の磁性鋼板の積層により形成されている場合、圧入により薄板である磁性鋼板の捲れや波打ち等の変形を生じる等、ロータコアの品質低下を招くという問題がある。
一方、特許文献1に開示された従来技術では、中空部を貫通するシャフトと中空界磁体(ロータコアに相当)との間には間隙が存在するから、シャフトの組み付け時に、シャフトの軸心に対する中空界磁体の芯出しを行うことができないという問題がある。
この場合、端板に対する中空界磁体の固定位置を変更することにより、シャフトの軸心に対する中空界磁体の芯出しを行う必要があるが、こうした芯出し方法では高精度の芯出しは困難である。
また、シャフトと中空界磁体との間隙の存在により、シャフトと中空界磁体が互いに非接触であるから、シャフトと中空界磁体が互いに接触する構成のモータ用回転子の場合と比較して、中空界磁体の放熱性に劣る。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、シャフトのロータコアへの締結を焼き嵌めとせず、ロータコアのシャフトの軸心に対する芯出しを簡単かつ正確に行うことができ、ロータコアの品質低下を招くことのないモータ用回転子およびモータ用回転子の製造方法の提供にある。
上記の課題を解決するために、本発明は、シャフトと、前記シャフトが挿通される挿通孔を備えたロータコアと、前記ロータコアの軸方向の端面に固定され、前記シャフトが圧入される軸孔を有する端板と、を備えたモータ用回転子において、前記軸孔への前記シャフトの圧入により、前記シャフトと前記端板を締結する強圧入部が形成され、前記挿通孔への前記シャフトの嵌合による弱圧入部が形成され、前記弱圧入部には、前記シャフトと前記ロータコアとを非締結状態とする嵌め代が設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、強圧入部はシャフトと端板を締結し、シャフトと端板との軸方向および軸回りの相対移動を防止し、シャフトと端板との間でトルク伝達を行うことができる。このため、シャフトと端板との間でトルク伝達が行われ、ロータコアと端板が固定されて端板とロータコアとの相対回転が規制されることにより、ロータコアとシャフトとのトルク伝達が可能である。
また、弱圧入部では、ロータコアの挿通孔にシャフトが嵌合され、ロータコアは両者の嵌合によりシャフトの軸心に対して芯出しされている状態にある。
弱圧入部では、ロータコアとシャフトとのトルク伝達は充分に行われない程度の嵌合状態である非締結状態にあるから、ロータコアはシャフトから過大な応力を受けることはなく、ロータコアにおいて過度な変形が生じる等の品質低下を招くことはない。
また、本発明では、上記のモータ用回転子において、前記弱圧入部は、前記挿通孔の軸方向における一部の範囲に形成されてもよい。
この場合、弱圧入部が挿通孔の軸方向に全ての範囲において形成されるのではなく、挿通孔の軸方向における一部の範囲にのみ形成されるから、弱圧入部が形成された範囲を除く範囲では、ロータコアとシャフトとの間に間隙を設けることができ、例えば、モータ用回転子の軽量化を図ることができる。
また、本発明は、シャフトと、前記シャフトが挿通される挿通孔を備えたロータコアと、前記ロータコアの軸方向の端面に固定され、前記シャフトが圧入される軸孔を有する端板と、を備えたモータ用回転子の製造方法において、前記軸孔への前記シャフトの圧入により、前記シャフトと前記端板を締結し、前記挿通孔への前記シャフトの嵌合により、前記シャフトの軸心に対する前記ロータコアの芯出しを行い、前記ロータコアと前記端板を固定することを特徴とする。
本発明によれば、端板の軸孔へのシャフトの圧入により、シャフトと端板は締結されるから、シャフトと端板との軸方向および軸回りの相対移動は防止される。
シャフトがロータコアの挿通孔へ嵌挿されることにより、ロータコアのシャフトの軸心に対する芯出しが行われる。
ロータコアがシャフトの軸心に対して芯出しされた後、ロータコアと端板が固定されてロータコアと端板との相対回転が規制されることにより、端板を通じてロータコアとシャフトとのトルク伝達が可能である。
本発明では、ロータコアとシャフトとのトルク伝達が可能であるとともに、ロータコアへのシャフトの挿通により、シャフトの軸心に対するロータコアの芯出しを簡単かつ正確に行うことができる。
また、ロータコアへのシャフトの挿通により、ロータコアにおいて過度の変形が生じる等の品質低下を招くことはない。
本発明では、シャフトのロータコアへの締結を焼き嵌めとせず、ロータコアのシャフトの軸心に対する芯出しを簡単かつ正確に行うことができ、ロータコアの品質低下を招くことのないモータ用回転子およびモータ用回転子の製造方法を提供することができる。
第1の実施形態に係るモータ用回転子の縦断面図である。 モータ用回転子の組み立ての手順を説明する説明図である。 第2の実施形態に係るモータ用回転子の縦断面図である。 第2の実施形態の変形例に係るモータ用回転子の縦断面図である。 第3の実施形態に係るモータ用回転子の縦断面図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係るモータ用回転子を図面に基づいて説明する。
この実施形態では、PMモータ(永久磁石形同期モータ)のうち、永久磁石が埋め込まれたロータコアを有するIPM(Interior Permanent Magnet)モータの回転子に適用した例について説明する。
図1に示すように、第1の実施形態に係るモータ用回転子は、シャフト11と、シャフト11が挿通される挿通孔14を備えたロータコア12と、ロータコア12の軸方向の端面に固定される端板16、19とを備えている。
シャフト11は断面円形の金属性の軸体であり、シャフト11の外径はD1に設定されている。
ロータコア12は、複数の磁性体鋼板の積層化により形成された磁性体13と、磁性体13に埋め込まれた複数の磁石(図示せず)とを備えている。
ロータコア12には、中心部を貫通する断面円形の挿通孔14が形成されており、挿通孔14の孔径はD2に設定されている。
ロータコア12には、挿通孔14と平行であってリベット22を挿通する複数のリベット孔15が形成されている。
リベット22はロータコア12と端板16、19とを連結し互いに固定する部材である。
ロータコア12の一方の端面には端板16が設けられ、ロータコア12の他方の端面には別の端板19が設けられている。
端板16は、円板部16Aとボス部16Bを備えており、端板16には円板部16Aおよびボス部16Bの中心を貫通する断面円形の軸孔17が形成されている。
円板部16Aには、リベット22が挿通されるリベット孔18が形成されている。
端板19は、円板部19Aとボス部19Bを備えており、端板19には円板部19Aおよびボス部19Bの中心を貫通する断面円形の軸孔20が形成されている。
円板部19Aには、リベット22が挿通されるリベット孔21が形成されている。
軸孔17、20は孔径D3に設定されている。
この実施形態では端板16、19は互いに同一の形状であり、端板16、19は非磁性金属材料により形成されることが好ましい。
このモータ用回転子では、端板16の軸孔17にシャフト11が圧入されており、圧入によりシャフト11と端板16を締結する強圧入部Sが形成されている。
つまり、軸孔17を形成する端板16の内径面へのシャフト11の外径面の圧入により、強圧入部Sが形成される。
シャフト11と端板16との間には、シャフト11と端板16を締結する嵌め代(D1−D3)が設定されている。
強圧入部Sは、シャフト11と端板16との軸方向および軸回りの相対移動を防止し、シャフト11と端板16との間でトルク伝達を行うことができる。
同様に、端板19の軸孔20にシャフト11が圧入されており、軸孔20を形成する端板19の内径面へのシャフト11の外径面への圧入により、強圧入部Sが形成されている。
端板19における強圧入部Sは、端板16における強圧入部Sと同様に、シャフト11と端板19を締結する嵌め代(D1−D3)が設定され、シャフト11と端板19との軸方向および軸回りの相対移動を防止し、シャフト11と端板19との間でトルク伝達を行うことができる。
従って、シャフト11と端板16、19との間でトルク伝達が行われ、端板16、19とロータコア12とはリベットにより固定されているため、シャフト11とロータコア12との間でのトルク伝達が可能である。
強圧入部Sの嵌め代(D1−D3)は、モータの駆動により生じるトルク伝達を果たすことができるように、シャフト11と端板16、19との締結力を生じる嵌め代であればよい。
このモータ用回転子では、ロータコア12の挿通孔14にシャフト11が挿通されており、ロータコア12とシャフト11との間に弱圧入部Wが形成されている。
シャフト11はロータコア12の挿通孔14に嵌合されており、シャフト11の外径面は挿通孔14の内径面に当接する。
弱圧入部Wには、シャフト11とロータコア12とを非締結状態とする嵌め代(D1−D2)が設定されている。
互いに嵌合するシャフト11とロータコア12が非締結状態にあるとは、ロータコア12とシャフト11との間でトルク伝達が行われない嵌合状態、あるいはトルク伝達が充分に行われない程度の嵌合状態を意味する。
シャフト11とロータコア12が非締結状態にある場合、例えば、シャフト11との嵌合により、挿通孔14の孔径D2を拡大する応力が生じても、磁性体13を形成する磁性体鋼板において捲れや波打ち状の変形が生じない程度の応力が生じることに止まる。
つまり、シャフト11とロータコア12が非締結状態にあるとは、ロータコア12の品質低下を招くことがない程度の嵌合状態である。
また、弱圧入部Wでは、シャフト11とロータコア12が互いに当接するからシャフト11とロータコア12との間で熱の移動が可能である。
次に、モータ用回転子の製造方法(組み立ての手順)について図2を参照して説明する。
まず、図2(a)に示すように、シャフト11を一方の端板16の軸孔17へ臨ませ、シャフト11を端板16の軸孔17へ圧入する。
図2(b)に示すように、端板16の軸孔17へシャフト11が圧入され、強圧入部Sが形成される。
シャフト11の外径面、端板16の内径面との嵌め代(D1−D3)は、シャフト11と端板16を締結する。
従って、強圧入部Sは、シャフト11と端板16との軸方向および軸回りの相対移動を防止し、シャフト11と端板16との間でのトルク伝達が可能な状態にある。
次に、図2(b)に示すように、端板16が締結されたシャフト11をロータコア12の挿通孔14へ臨ませ、シャフト11をロータコア12の挿通孔14へ挿通する。
ロータコア12の磁性体13には永久磁石が予め埋め込まれている。
シャフト11の外径面とロータコア12の内径面との嵌め代(D1−D2)が設定されているから、シャフト11がロータコア12の挿通孔14へ挿通されると、シャフト11とロータコア12が同軸となるように、シャフト11の軸心Pに対してロータコア12の芯出しが行われる。
そして、図2(c)に示すように、挿通孔14へのシャフト11の挿通により、ロータコア12とシャフト11との間には弱圧入部Wが形成される。
弱圧入部Wには、嵌め代(D1−D2)が設定されていることにより、挿通孔14へのシャフト11の挿通時において、ロータコア12の内径面はシャフト11から挿通孔14の孔径D2を拡大する応力を受ける。
しかし、シャフト11とロータコア12とを非締結状態とする嵌め代(D1−D2)であるから、磁性体13を形成する磁性体鋼板には捲れや波打ち状の変形は発生しない。
弱圧入部Wは、強圧入部Sと比べると、シャフト11とロータコア12の相対回転や軸心方向の相対移動が許容されている。
端板16のリベット孔18(図2では図示せず)とロータコア12のリベット孔15(図2では図示せず)との位置決めを行いつつ、端板16にロータコア12が当接するまで、シャフト11を挿通孔14に圧入する。
その後に一方の端部が未加工のリベット22(図示せず)をリベット孔18からリベット孔18へ挿通しておいてもよい。
次に、図2(c)に示すように、端板16が締結され、ロータコア12を備えたシャフト11を他方の端板19の軸孔20へ臨ませ、シャフト11を端板19の軸孔20へ圧入する。
図2(d)に示すように、軸孔20へのシャフト11が圧入されることにより、強圧入部Sが形成される。
シャフト11の外径面、端板19の内径面との嵌め代(D1−D3)は、シャフト11と端板19を締結する。
従って、強圧入部Sは、シャフト11と端板19との軸方向および軸回りの相対移動を防止でき、シャフト11と端板16との間でのトルク伝達が可能な状態にある。
なお、端板19のリベット孔21(図2では図示せず)とロータコア12が備えるリベット孔15(図2では図示せず)との位置決めを行いつつ、端板19がロータコア12に当接するまで、シャフト11を軸孔20に圧入する。
端板19が当接されると、リベット22(図2において図示せず)が挿通されている場合には、端板19から突出するリベットの未加工の端部をリベット加工することにより、モータ用回転子の組み付けが完了する。
端板19の圧入される時点でリベット22が挿通されない場合、リベット孔18、15、21へ一方の端部が未加工のリベット22を挿通し、端板16、19のいずれか一方から突出する未加工の端部をリベット加工すればよい。
この実施形態では、挿通孔14へのシャフト11が挿通された状態では、シャフト11とロータコア12の相対回転や軸心方向の相対移動が許容されているが、リベット22がシャフト11とロータコアの相対回転を規制する。
従って、シャフト11とロータコア12は端板16、19およびリベット22を介して互いにトルク伝達可能である。
第1の実施形態によれば以下の作用効果を奏する。
(1)強圧入部Sはシャフト11と端板16(19)を締結し、シャフト11と端板16(19)との軸方向および軸回りの相対移動を防止し、シャフト11と端板16(19)との間でトルク伝達を行うことができる。シャフト11と端板16(19)との間でトルク伝達が行われ、リベット22により端板16(19)とロータコア12との相対回転が規制されることから、ロータコア12とシャフト11とのトルク伝達が可能である。また、弱圧入部Wでは、挿通孔14にシャフト11が嵌合されることによりシャフト11の軸心Pに対して芯出しされている状態にある。弱圧入部Wでは、嵌め代が(D1−D2)に設定され、ロータコア12とシャフト11とのトルク伝達は殆ど行われない程度の嵌合状態である非締結状態にある。このため、ロータコア12はシャフト11から過大な応力を受けず、ロータコア12において過度な変形は生じることはない。
(2)モータ用回転子の組み立て過程では、シャフト11を端板16の軸孔17へ圧入することにより、シャフト11と端板16は締結されるから、シャフト11と端板16との軸方向および軸回りの相対移動は防止される。シャフト11と端板16との締結の後、シャフト11がロータコア12の挿通孔14へ挿通されることにより、ロータコア12のシャフト11の軸心Pに対する芯出しが行われる。そして、シャフト11を端板19の軸孔20へ圧入することにより、シャフト11と端板19は締結される。リベット22によりロータコア12と端板16、19との相対回転が規制されるから、端板16、19を通じてロータコア12とシャフト11とのトルク伝達が可能である。モータ用回転子の組み立て過程において、ロータコア12へシャフト11を挿通することにより、シャフト11の軸心Pに対するロータコア12の芯出しを簡単かつ正確に行うことができ、組み立て後にロータコア12の芯出しを行う必要はない。
(3)モータ用回転子は、挿通孔14の軸方向の全範囲にわたってロータコア12とシャフト11との間に間隙が形成されない構造を有する。このことから、シャフト11とロータコア12との間に間隙が形成される従来のモータ用回転子と比較して、シャフト11およびロータコア12との間の熱伝導性が高い。従って、モータの駆動によりロータコア12が発熱しても、シャフト11を通じてロータコア12の熱を逃がすことができ、ロータコア12を冷却し易い。
(4)シャフト11とロータコア12との締結を焼き嵌めとしないから、焼き嵌めのためにロータコア12を加熱する加熱装置等は不要であり、また、加熱されたロータコア12を冷却する必要がないことから、焼き嵌めの場合と比較して、モータ用回転子の組み付け時間は短縮される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るモータ用回転子について説明する。
第2の実施形態では、ロータコアを形成する磁性体の構成が第1の実施形態の磁性体13と異なる。
従って、第1の実施形態と同一要素については、第1の実施形態における説明を援用し、符号を共通して用いる。
図3に示すように、第2の実施形態に係るロータ用回転子は、シャフト11、一対の端板16、19、ロータコア32およびリベット22を備えている。
シャフト11、一対の端板16、19およびリベット22は第1の実施形態と共通する要素である。
ロータコア32は、複数の磁性体鋼板の積層化により形成された磁性体33と、磁性体33に埋め込まれた複数の磁石(図示せず)とを備えている。
ロータコア32には、中心部を貫通する挿通孔34が形成されている。
この実施形態では、孔径D2にて設定された断面円形の嵌合孔部34Aが挿通孔34の軸方向の中心部に形成されている。
挿通孔34における嵌合孔部34Aの端板16との間には、断面円形の非嵌合孔部34Bが形成されている。また、挿通孔34における嵌合孔部34Aの端板19との間には、断面円形の非嵌合孔部34Cが形成されている。
非嵌合孔部34B、34Cはシャフト11の外径D1より十分に大きい孔径D4に設定されている。
ロータコア32の挿通孔34に挿通されたシャフト11は、嵌合孔部34Aにおいてロータコア32と嵌合される。
シャフト11の嵌合孔部34Aへの嵌合により弱圧入部Wが形成される。
シャフト11の外径面とロータコア32の内径面との嵌合により形成される弱圧入部Wは、挿通孔34の軸方向における一部の範囲である嵌合孔部34Aに対応して形成される。
弱圧入部Wには、シャフト11とロータコア32とを非締結状態とする嵌め代(D1−D2)が設定されている。
従って、弱圧入部Wにおいて、ロータコア12における嵌合孔部34Aの内径面を拡大する応力が生じるが、磁性体33を形成する磁性体鋼板において捲れや波打ち状の変形が生じない。つまり、弱圧入部Wにはロータコア32の品質低下を招くことのない程度の応力が生じることに止まる。
一方、非嵌合孔部34B、34Cの孔径はD4に設定されていることから、非嵌合孔部34B、34Cではシャフト11とロータコア32との間に間隙が形成される。
ロータコア32には、リベット22を挿通するリベット孔35が形成されている
このロータ用回転子の製造方法(組み立ての手順)は、第1の実施形態と同じである。
因みに、端板16が締結されたシャフト11をロータコア32の挿通孔34へ挿通すると、シャフト11が嵌合孔部34Aに挿入され、シャフト11の挿通孔34への嵌合により、シャフト11の軸心Pに対するロータコア32の芯出しが行われる。
この実施形態のモータ用回転子では、弱圧入部Wが嵌合孔部34Aに形成されており、嵌合孔部34Aは挿通孔34の軸方向における一部の範囲に相当する。
非嵌合孔部34B、34Cでは、シャフト11とロータコア32との間に間隙が形成され、第1の実施形態のモータ用回転子と比較すると間隙相当分の軽量化が図られている。
従って、この実施形態のモータ用回転子では、非嵌合孔部34B、34Cに対応する間隙による軽量化が図られるとともに、嵌合孔部34Aに対応する弱圧入部Wにおいてロータコア32の放熱性を確保することができる。
なお、図4に示す変形例のように、端板16、19の軸方向におけるボス部16B、19Bの向きを図3の場合と反対の向きとし、端板16、19とシャフト11を圧入により締結してもよい。
非嵌合孔部34B、34Cの軸方向の長さは、ボス部16B、19Bの軸方向の長さよりも大きく設定されており、ボス部16Bが非嵌合孔部34B内に収容され、ボス部19Bが非嵌合孔部34C内に収容される。
つまり、ボス部16B、19Bがロータコア32内に収容され、これにより端板16、19およびロータコア32を加えた軸方向の長さが図3の場合と比較して短縮化される。
従って、変形例に係るモータ用回転子は、図3の場合と同様に軽量化が図られるとともに、シャフト11の軸方向のスペースが制約を受ける場合であっても、端板16、19にボス部16B、19Bを設けることができる。
変形例に係るモータ用回転子では、ボス部16B、19Bによりトルク伝達に必要な強圧入部Sを形成することができ、シャフト11および端板16、19との確実なトルク伝達が可能となる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係るモータ用回転子について説明する。
第3の実施形態では、ロータコアを形成する磁性体の構成が第1の実施形態の磁性体13と異なる。
従って、第1の実施形態と同一要素については、第1の実施形態における説明を援用し、符号を共通して用いる。
図5に示すように、第2の実施形態に係るロータ用回転子は、シャフト11、一対の端板16、19、ロータコア42およびリベット22を備えている。
シャフト11、一対の端板16、19およびリベット22は第1の実施形態と共通する要素である。
ロータコア42は、複数の磁性体鋼板の積層化により形成された磁性体43と、磁性体43に埋め込まれた複数の磁石(図示せず)とを備えている。
ロータコア42には、中心部を貫通する挿通孔44が形成されている。
この実施形態では、挿通孔44の軸方向の中心部に、シャフト11の外径D1より十分に大きい孔径D4にて設定された断面円形の非嵌合孔部44Aが形成されている。
挿通孔4における非嵌合孔部44Aの端板16との間には、断面円形の嵌合孔部44Bが形成されている。
また、挿通孔44における非嵌合孔部44Aの端板19との間には、断面円形の嵌合孔部44Cが形成され、嵌合孔部44B、44Cは孔径D2に設定されている。
ロータコア42の挿通孔44に挿通されたシャフト11は、嵌合孔部44B、44Cにおいてロータコア42と嵌合する。
シャフト11と嵌合孔部44B、44Cにおけるロータコア42との嵌合により、複数の弱圧入部Wが形成される。
弱圧入部Wには、シャフト11とロータコア42とを非締結状態とする嵌め代(D1−D2)が設定されている。
従って、シャフト11との嵌合により、ロータコア42における嵌合孔部44B、44Cの径を拡大する応力が生じるが、磁性体43を形成する磁性体鋼板において捲れや波打ち状の変形が生じない。つまり、弱圧入部Wにはロータコア42の品質低下を招くことのない程度の応力が生じることに止まる。
一方、非嵌合孔部44Aが孔径D4に設定されていることから、非嵌合孔部44Aではシャフト11とロータコア42との間に間隙が形成される。
ロータコア42には、リベット22を挿通するリベット孔45が形成されている
このロータ用回転子の製造方法(組み立ての手順)は、第1の実施形態と同じである。
因みに、端板16が締結されたシャフト11をロータコア42の挿通孔44へ挿通すると、シャフト11の嵌合孔部44B、44Cへの嵌合により、シャフト11の軸心に対するロータコア42の芯出しが行われる。
この実施形態のモータ用回転子では、弱圧入部Wが嵌合孔部44B、44Cに形成されており、嵌合孔部44B、44Cは挿通孔44の軸方向における一部の範囲に相当する。
また、非嵌合孔部44Aではシャフト11とロータコア42との間に間隙が形成され、第1の実施形態のモータ用回転子と比較すると軽量化が図られている。
なお、上記の実施形態に係るモータ用回転子は、本発明の一実施形態を示すものであり、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、下記のように発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能である。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、ロータコアと端板を固定するリベットを用い、シャフトおよびロータコアとのトルク伝達を図る構成としたが、リベット以外の手段でトルク伝達を行ってもよい。例えば、端板とロータコアとの当接面や、磁性体の構成する磁性体鋼板間の当接面がトルク伝達に必要な摩擦力を備えている場合、必ずしもリベットを用いなくてもよい。また、磁性体鋼板の一部に軸方向の凹凸を設けて積層化する等、各磁性体鋼板の周方向への相対移動が規制される構成のロータコアである場合、端板とロータコアを固定するピン等の固定部材を用いてもよい。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、シャフトの外径D1、端板の軸孔の孔径D3および挿通孔の孔径D2の関係が、D1>D2>D3としたが、シャフトの外径と挿通孔の孔径の真円度が異なっており、シャフトと挿通孔との間で弱圧入部が形成されるのであれば、D1=D2>D3であってもよい。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、ロータコアの両端面に固定される端板は互いに同一形状としたが、端板は同一形状でなくてもよく、互いに異なる形状の端板としてもよい。例えば、ボス部の有無やサイズが相違する端板や、あるいは円板部の板厚が異なる端板ようにしてもよい。また、端板をロータコアの両端面に固定するだけでなく、端板をロータコアの一方にのみ設けることも妨げない。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、いずれも永久磁石が磁性体に埋め込まれたロータコアを用いるIPMモータとしたが、本発明を適用可能なモータの形式は、IPMモータに限定されない。例えば、永久磁石を磁性体表面に貼り付けたSPM(Surface Permanent Magnet)モータや、磁性体に空隙溝を設けたロータコアを有するリラクタンス型モータが備える回転子に適用することができる。
〇 上記の第1〜3の実施形態では、シャフト11をロータコア12の挿通孔14へ挿通する際に、ロータコア12の磁性体13に永久磁石が予め埋め込まれていたが、これに限らず、シャフト11をロータコア12の挿通孔14へ挿通した後、ロータコア12の磁性体13に永久磁石を挿入してもよい。
11 シャフト
12、32、42 ロータコア
13、33、43 磁性体
14、34、44 挿通孔
15、35、45 リベット孔
16 端板
16A 円板部
16B ボス部
17 軸孔
18 リベット孔
18 端板
19A 円板部
19B ボス部
19 軸孔
20 リベット孔
22 リベット
34A、44B、44C 嵌合孔部
34B、34C、44A 非嵌合孔部
P シャフトの軸心
D1 シャフトの外径
D2〜D4 孔径

Claims (3)

  1. シャフトと、前記シャフトが挿通される挿通孔を備えたロータコアと、前記ロータコアの軸方向の端面に固定され、前記シャフトが圧入される軸孔を有する端板と、を備えたモータ用回転子において、
    前記軸孔への前記シャフトの圧入により、前記シャフトと前記端板を締結する強圧入部が形成され、
    前記挿通孔への前記シャフトの嵌合による弱圧入部が形成され、
    前記弱圧入部には、前記シャフトと前記ロータコアとを非締結状態とする嵌め代が設定されていることを特徴とするモータ用回転子。
  2. 前記弱圧入部は、前記挿通孔の軸方向における一部の範囲に対応して形成されていることを特徴とする請求項1記載のモータ用回転子。
  3. シャフトと、前記シャフトが挿通される挿通孔を備えたロータコアと、前記ロータコアの軸方向の端面に固定され、前記シャフトが圧入される軸孔を有する端板と、を備えたモータ用回転子の製造方法において、
    前記軸孔への前記シャフトの圧入により、前記シャフトと前記端板を締結し、
    前記挿通孔への前記シャフトの嵌合により、前記シャフトの軸心に対する前記ロータコアの芯出しを行い、
    前記ロータコアと前記端板を固定することを特徴とするモータ用回転子の製造方法。
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