JP2011019092A - 通信装置および通信パス提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リング型ネットワークにおいて、適切なまたは効率的な冗長構成を提供する。
【解決手段】リング型ネットワーク内でのコネクションを特定するコネクション情報に対応づけて、各通信ノードにデータの転送情報を設定して第1の通信パスを提供する。リング型ネットワークにおいて障害が発生したときに、その障害の発生位置を複数の通信ノードに通知する。障害の発生位置に応じて、各通信ノードにおいて転送情報を更新するか否かを判定する。1または複数の通信ノードにおいて障害の発生位置に応じて転送情報を更新して、第1の通信パスと同じ開始ノードおよび終端ノードを有する第2の通信パスを提供する。各通信ノードは、入力データに付与されているコネクション情報に対応する転送情報に従って、第1または第2の通信パスを利用して入力データを転送する。
【選択図】図7

Description

本発明は、リング型ネットワークにおいて使用される通信装置およびリング型ネットワークにおいて通信パスを提供する方法に係わる。
ネットワーク構成の一形態としてリング型ネットワークが実用化されている。リング型ネットワークにおいては、伝送路のケーブル(例えば、光ファイバケーブル)を効率的に配線することができる。また、リング型ネットワークを利用してEthernet(登録商標)のパケットを伝送するシステムが普及してきている。
Ethernet伝送技術を利用するリング型ネットワークにおいては、パケットの伝送経路がループになり得る。このため、リング型ネットワークでは、いわゆるループ現象(パケットがネットワークを回り続け、ネットワークトラフィックを圧迫する状態)が問題となる。
この問題は、例えば、ブロッキングポートを提供する構成により解決される。図1に示す例では、リング型ネットワークは通信ノード#a〜#fを備え、通信ノード#aがマスタノードとして定義されている。マスタノードは、ループを抑止するために、ブロッキングポートを設定する。図1(a)に示す例では、通信ノード#aは、通信ノード#a、#b間のパケットを終端する。
また、通信ネットワークは、一般に、障害から自動的に復旧する機能を有していることが好ましい。そして、リング型ネットワークにおいても、復旧機能が提案されている。例えば、図1(a)に示すように、通信ノード#d、#e間で障害が発生したものとする。この場合、通信ノード#d、#eは、それぞれ、マスタノード(ここでは、通信ノード#a)に対して障害通知を送信する。そうすると、通信ノード#aは、ブロッキングポートを開放する。これにより、通信ノード#a、#b間でのパケットの伝送が可能になり、各通信ノードはそれぞれ所望の通信ノードにパケットを送信することができる。このとき、通信ノード#d、#eは、ブロッキングポートを設定してもよい。
通信ノード#d、#e間の障害が回復すると、図1(b)に示すように、通信ノード#d、#eは、それぞれマスタノードに対して回復通知を送信する。そうすると、通信ノード#aは、再びブロッキングポートを設定する。また、通信ノード#d、#eは、それぞれマスタノードからの指示に応じて、ブロッキングポートを開放する。なお、この障害復旧手順は、例えば、ITU−T勧告G.8032により提案されている。
さらに、近年、上述のようなリング型ネットワークを利用してコネクション通信を提供する方式が提案されている。例えば、図2に示すように、送信局101から受信局102へデータを送る場合には、通信ノード#f、#e、#d、#cを経由するパスが設定される。
関連する技術として、リング状パケットネットワークにおいて、障害発生時または障害復旧時の輻輳を回避して、通信断時間を抑えるパケット中継装置が提案されている。(例えば、特許文献1)
また、他の関連する技術として、複数のリング型ネットワークを備えるシステムにおいて、リング間ブリッジノードに障害が発生したときに、そのノードを経由するフレームのプロテクションを行う構成が提案されている。(例えば、特許文献2)
特開2006−270169号公報 特開2003−229876号公報
従来の技術では、リング型ネットワークにおいて、リング上に接続性を確保するパスを設定した運用に問題があり、適切なまたは効率的な冗長構成は実現されていなかった。すなわち、図1に示すような従来のリング型ネットワークにおいては、ブロッキングポートが存在するため、予め代替パスを適用する運用はできなかった。すなわち、冗長構成が十分に提供できないという課題が存在する。
本発明の課題は、リング型ネットワークにおいて、適切なまたは効率的な冗長構成を提供することである。
本発明の1つの態様の通信パス提供方法は、複数の通信ノードが接続され、データを転送する機能を有するリング型ネットワークであって、前記複数の通信ノードの中の1つがマスタノードとして指定され、前記マスタノードはブロッキングポートを提供すると共に前記リング型ネットワークにおいて障害が発生したときにそのブロッキングポートを開放するリング型ネットワークにおいて使用され、前記リング型ネットワーク内でのコネクションを特定するコネクション情報に対応づけて、各通信ノードにデータの転送情報を設定して、第1の通信パスを提供し、前記リング型ネットワークにおいて障害が発生したときに、その障害の発生位置を前記複数の通信ノードに通知し、前記障害の発生位置に応じて、各通信ノードにおいて前記転送情報を更新するか否かを判定し、1または複数の通信ノードにおいて前記障害の発生位置に応じて前記転送情報を更新して、前記第1の通信パスと同じ開始ノードおよび終端ノードを有する第2の通信パスを提供し、各通信ノードは、入力データに付与されているコネクション情報に対応する転送情報に従って、前記第1または第2の通信パスを利用して前記入力データを転送する。
本発明の1つの態様の通信装置は、リング型ネットワークの各通信ノードに設けられ、前記リング型ネットワーク内でのコネクションを特定するコネクション情報に対応づけて、前記リング型ネットワークの開始ノードから終端ノードへ第1の通信パスを介してデータの転送するための転送情報を格納する転送情報格納部と、前記第1の通信パス上で障害が発生したことを表す通知を受信したときに、当該通信装置の位置に応じて前記転送情報を更新して、前記開始ノードから前記終端ノードへの第2の通信パスを提供する更新部と、入力データに付与されているコネクション情報に対応する転送情報に従って、前記第1または第2の通信パスを利用して前記入力データを転送する転送部、を有する。
本発明の1つの態様によれば、リング型ネットワークにおいて、適切なまたは効率的な冗長構成を提供することができる。
リング型ネットワークにおける障害復旧について説明する図である。 リング型ネットワークを利用してコネクション通信を提供する方式を説明する図である。 実施形態のリング型ネットワークの構成を示す図である。 通信ノードの設定について説明する図である。 パケットの構成およびラベルについて説明する図である。 実施形態の通信ノードの構成を示す図である。 障害発生時の動作を説明する図(その1)である。 障害発生時の動作を説明する図(その2)である。 障害位置と冗長パスの関係を説明する図である。 障害発生時の動作を詳細に説明する図である。 障害発生時の各通信ノードの動作を示すフローチャートである。 障害回復時の動作を説明する図である。 障害回復時の各通信ノードの動作を示すフローチャートである。 ラベルを使用しない構成の実施例である。 障害を通知する他の方法を説明する図である。 マルチリング構成を示す図である。
図3は、実施形態のリング型ネットワークの構成を示す図である。なお、以下に説明する実施例では、特に限定されるものではないが、例えば、ITU−T勧告G.8032に従って伝送システムが実現されるものとする。
リング型ネットワークは、図3(a)に示すように、通信ノード#1〜#6を備え、通信ノード#1がマスタノードとして定義されている。各通信ノードに付与されている識別番号(#1〜#6)は、この実施例では、マスタノードを基準として時計回りでカウントしたときのホップ数を表す。例えば、通信ノード#2は、通信ノード#1を基準として、時計回りの経路上で第1番目のノードであり、通信ノード#3は、通信ノード#1を基準として、時計回りの経路上で第2番目のノードである。したがって、各通信ノードは、各通信ノードに付与されている識別番号(#1〜#6)に基づいて、各通信ノードの位置を認識することができる。なお、特に図示しないが、このリング型ネットワークは、各通信ノードを管理するネットワーク管理システムを備えている。そして、ネットワーク管理システムは、識別番号(#1〜#6)を利用して各通信ノードの位置を管理している。
なお、マスタノードは、各通信ノードに識別番号を付与するための制御パケットを送信する。この制御パケットには、例えば、マスタノードによりTTL(Time-to Live)が設定される。この場合、各通信ノードは、それぞれ受信した制御パケットのTTL値を記憶すると共に、1だけ減算して次の通信ノードへ転送する。そして、各通信ノードは、記憶したTTL値を利用して識別番号を認識する。
各通信ノード間は、それぞれ、通信ケーブルにより接続されている。通信ケーブルは、光ファイバケーブルであってもよいし、メタルケーブルであってもよい。また、このリング型ネットワークは、双方向伝送システムであり、時計回り及び反時計回りにデータを伝送することができる。
マスタノード(ここでは、通信ノード#1)は、リング型ネットワーク上にループが形成されることを抑止するために、ブロッキングポートを設定する。図3に示す例では、通信ノード#1は、通信ノード#1、#2間のパケットを終端する。
このリング型ネットワークは、コネクション通信を提供することができる。図3(b)に示す例では、送信局101から受信局102へデータを送信するためのコネクションが設定されている。すなわち、送信局101から送信されたパケットは、通信ノード#5においてリング型ネットワークにアドされ、反時計回りで伝送された後、通信ノード#2でドロップされる。このとき、このパケットは、リング型ネットワーク上では、通信ノード#4、#3を介して伝送される。なお、この場合、通信ノード#5は、リング内コネクションの開始ノードとして動作し、通信ノード#2は、リング内コネクションの終端ノードとして動作する。
このコネクションを介して伝送される各パケットには、上述のリング内コネクションを定義するコネクション情報が付与されている。コネクション情報は、この実施例では、アドノードを指定する情報(ここでは、#5)、及びドロップノードを指定する情報(ここでは、#2)を含んでいる。また、コネクション情報は、例えば、ラベル(或いは、タグ)として、各パケットに付与される。そして、各通信ノードは、ラベルを参照することにより、パケットを転送する。なお、各パケットには、必ずしもアドノード及びドロップノードを直接的に指定するラベル(または、タグ)が付与されている必要はない。
図4は、通信ノードの設定について説明する図である。ここでは、リング型ネットワークを利用して仮想LANが構築されるものとする。この仮想LANでは、送信局から送信されるパケットが、通信ノード#5においてアドされ、さらに通信ノード#2においてドロップされ、受信局へ導かれるものとする。この仮想LANは、ネットワーク管理システム(NMS)1により設定される「パスID=X」により識別される。なお、以下では、この仮想LANを実現するために、リング型ネットワークにおいて設定される通信ノード#5から通信ノード#2へ至る通信パスのことを「パスX」と呼ぶことがある。
通信ノード#1は、マスタノードであり、ブロッキングポートを提供する。すなわち、上記コネクションを実現するために、通信ノード#5から通信ノード#6、#1を介して通信ノード#2へ至る通信パスは、禁止される。したがって、ネットワーク管理システム1は、上記コネクションを実現するために、通信ノード#5から通信ノード#4、#3を介して通信ノード#2へ至る通信パスを提供する。以下では、この通信パスのことを「パスX1」と呼ぶことがある。
ネットワーク管理システム1は、パスX1を実現するために、各通信ノードに対して下記の基本パス情報を設定する。
通信ノード#1:なし
通信ノード#2:パスXのパケットをドロップする(Drop path X)
通信ノード#3:パスXのパケットを通過させる(Through X)
通信ノード#4:パスXのパケットを通過させる(Through X)
通信ノード#5:パスXのパケットをアドする(Add path X)
通信ノード#6:なし
また、ネットワーク管理システム1は、パスX1を実現するために、各通信ノードに対して下記のラベル情報を設定する。
通信ノード#1:なし
通信ノード#2:パスXのパケットに「5→2」を付与(Pop label “5→2”)
通信ノード#3:「5→2」が付与されているパケットを通過(Through “5→2”)
通信ノード#4:「5→2」が付与されているパケットを通過(Through “5→2”)
通信ノード#5:パスXのパケットから「5→2」を削除(Push label “5→2”)
通信ノード#6:なし
なお、「5→2」は、リング型ネットワークにおいて各パケットに付与されて使用されるラベル(または、タグ)である。そして、「5→2」は、通信ノード#5、#2がそれぞれアドノード、ドロップノードであることを表している。
各通信ノードは、ネットワーク管理システム1から基本パス情報およびラベル情報が与えられると、ラベル情報に対して転送情報を生成して記憶する。なお、この実施例では、各通信ノードは、通信ポートT、W、Eを備えているものとする。通信ポートTは、リング型ネットワークとその外部のネットワークとを接続するための入出力ポートである。通信ポートW、Eは、リング型ネットワーク内で隣接する通信ノードと接続するための入出力ポートである。通信ポートWおよびEは、それぞれ、データの流れが時計回りである場合において、上流側および下流側に隣接する通信ノードと接続する。
アドノードである通信ノード#5においては、ラベル「5→2」に対して転送情報「T→W」が設定される。「T→W」は、通信ポートTから入力されたパケットを、通信ポートWへ導く処理を意味する。一方、ドロップノードである通信ノード#2においては、ラベル「5→2」に対して転送情報「E→T」が設定される。「E→T」は、通信ポートEから入力されたパケットを、通信ポートTへ導く処理を意味する。
通信ノード#5、#2間の通信パスX1上に設けられている通信ノード#4、#3においては、ラベル「5→2」に対して転送情報「E→W」が設定される。「E→W」は、通信ポートEから入力されたパケットを、通信ポートWへ導く処理を意味する。また、通信ノード#1、#6においては、ラベル「5→2」に対して転送情報「None」が設定される。「None」は、パケットを廃棄する処理を意味する。
なお、各通信ノードにおいて、ラベル情報に対してそれぞれリング状態(通常、障害、その他)が設定される。このリング状態は、例えば、障害通知または回復通信などに応じて更新される。
図5は、パケットの構成およびラベル情報について説明する図である。パケットの構成は、特に限定されるものではないが、例えば、図5(a)に示すIEEE802.1ah(PBB:Provider Bridge Backbone)又は図5(b)に示すMPLS(RFC3031)を採用することができる。
実施形態のリング型ネットワークにおいてIEEE802.1ahが採用される場合、ラベル情報は、「I-SID」を利用して実現される。「I-SID」は、サービスインスタンス識別子である。この場合、「I-SID」は、8ビットのリング識別子(Ring ID)、8ビットの宛先ノード識別子(Destination Node ID)、8ビットの送信元ノード識別子(Source Node ID)を有する。なお、「TPID」は、タグプロトコル識別子であり、例えばイーサネット(登録商標)では「81-00(16進表示)」である。「(B)-SA」および「(B)-DA」は、それぞれ、バックボーンの送信元アドレスおよび宛先アドレスを表す。「B-VID」は、バックボーンの仮想LANを識別する。仮想LANを識別する情報(上述の例では、「パスID=X」)は、例えば、パケットの本体部に書き込まれる。
実施形態のリング型ネットワークにおいてMPLSが採用される場合、ラベル情報は、「LABEL」を利用して実現される。「LABEL」は、4ビットのリング識別子(Ring ID)、8ビットの宛先ノード識別子(Destination Node ID)、8ビットの送信元ノード識別子(Source Node ID)を有する。なお、仮想LANを識別する情報(上述の例では、「パスID=X」)は、例えば、パケットの本体部に書き込まれる。
図4に戻る。上記構成のリング型ネットワークにおいて、例えば、図5(a)または図5(b)に示すパケットが通信ノード#5にアドされるものとする。このとき、このパケットの本体部には「パスID=X」が書き込まれているものとする。ただし、ラベル情報は設定されていない。
通信ノード#5は、通信ポートTを介して上述のパケットを受信すると、ネットワーク管理システム1により与えられたラベル情報を参照する。この実施例では、通信ノード#5には「Push label “5→2”」が設定されている。したがって、通信ノード#5は、受信パケットにラベル「5→2」を付与する。このとき、図5(a)または図5(b)に示すフォーマットにおいては、送信元モード識別子および宛先ノード識別子として、それぞれ「#5」及び「#2」が書き込まれる。そして、通信ノード#5は、ラベル「5→2」に対応する転送情報を参照し、通信ポートWを介してこのパケットを出力する。したがって、このパケットは、通信ノード#4へ送信される。
通信ノード#4は、通信ポートEを介して上記パケットを受信すると、そのパケットに付与されているラベルを参照する。そして、通信ノード#4は、そのラベルに対応する転送情報を参照し、通信ポートWを介してこのパケットを出力する。通信ノード#3の動作は、通信ノード#4と同じである。したがって、上記パケットは、通信ノード#2へ転送される。
通信ノード#2は、通信ポートEを介して上記パケットを受信すると、そのパケットに付与されているラベルを参照する。通信ノード#2には「Pop label “5→2”」が設定されている。したがって、通信ノード#2は、そのパケットのラベル「5→2」を削除する。さらに、通信ノード#2は、ラベル「5→2」に対応する転送情報を参照し、通信ポートTを介してこのパケットを出力する。したがって、このパケットは、仮想LANの受信局へ転送される。
このように、実施形態のリング型ネットワークでは、各通信ノードは、パケットに付与されるラベル情報に従って、そのパケットを転送する。
図6は、実施形態の通信ノードの構成を示す図である。各通信ノードは、上述したように、通信ポートT、W、Eを備えている。なお、図6は、通信ノードのすべての要素を示すものではなく、一部の要素は省略されている。
VLAN分離部11は、通信ポートを介して受信したパケット(すなわち、リング型ネットワークに流入するパケット)から、仮想LANを識別する情報を抽出する。上述の実施例では、例えば「パスID=X」が抽出される。ラベルテーブル12は、仮想LANを識別する情報と、リング型ネットワーク内で使用されるラベル情報との対応関係が登録されている。この対応関係は、上述したように、例えば、ネットワーク管理システム1により与えられる。そして、VLAN分離部11により抽出された識別情報でラベルテーブル12が参照される。
ラベル付与部13は、ラベルテーブル12から得られるラベル情報を、受信パケットに付与する。ラベル情報は、上述したように、アドノードおよびドロップノードを識別する識別子を含んでいる。
フォワーディングテーブル14は、パケットを転送するための転送情報を格納する。転送情報は、上述したように、例えば、ネットワーク管理システム1により与えられる。ラベル切り替え処理部15は、他の通信ノードからの通知(障害通知、回復通知など)に応じて、或いは自発的に、フォワーディングテーブル14を更新する。また、ラベル切り替え処理部15は、受信パケットのラベルに基づいてフォワーディングテーブル14を参照し、その結果に従ってスイッチ16を制御する。
スイッチ16は、ラベル切り替え処理部15の制御に従って、受信パケットを指定された通信ポートに導く。すなわち、スイッチ16は、通信ポートTを介して受信したパケットを通信ポートWまたはEへ導き、通信ポートWを介して受信したパケットを通信ポートTまたはEへ導き、通信ポートEを介して受信したパケットを通信ポートWまたはTへ導く。
制御信号処理部17は、通信ポートW、Eを介して受信したパケットから制御信号を抽出し、ラベル切り替え処理部15およびリングプロテクション制御部20に転送する。制御信号は、この実施例では、例えば、他の通信ノードから送信される障害通知および回復通知などである。タイプ識別部18は、例えば、イーサタイプ等を識別する。ラベル付与トラフィック抽出部19は、タイプ識別部18により識別されたイーサタイプに応じて、ラベルが付与されているトラフィックを抽出する。
リングプロテクション制御部20は、制御信号抽出部17により抽出された制御信号に応じて、リングプロテクションを制御する。リングプロテクション処理部21は、リングプロテクション制御部20の制御に従って、リングプロテクションを実行する。リングプロテクションは、予め決められた特定のメッセージ以外のパケットを終端(あるいは、拒否または廃棄)する。なお、リングプロテクションは、通常時は、マスタノードにより提供される。ただし、障害発生時には、他の通信ノードがリングプロテクションを提供することもある。制御信号多重部22は、ラベル切り替え処理部15の指示に応じて、通信ポートW、Eを介して制御信号を送信する。このとき、制御信号は、例えば、通常トラフィックに多重化される。多重化方式は、特に限定されるものではないが、例えば時間分割多重である。
設定装置23は、ネットワーク管理システム1との間で必要な情報を送受信し、ラベルテーブル12、フォワーディングテーブル14を設定する。なお、図6には示していないが、各通信ノードは、通信ポートTを介して出力されるパケットからラベルを除去する機能を備えている。
図7および図8は、障害発生時の動作を説明する図である。図7および図8に示す例では、通信ノード#5、#2間に、反時計回りの通信パス(すなわち、通信ノード#4、#3を介してパケットを転送するパスX1)が設定されているものとする。
図7では、通信ノード#3、#4間で障害が発生したものとする。ここで、各通信ノードは、それぞれ、隣接する通信ノードとの間で発生した障害を検出する機能を備えているものとする。例えば、各通信ノードは、定期的に、隣接する通信ノードに対して障害監視メッセージを送信する。この場合、障害監視メッセージを受信した通信ノードは、障害監視応答メッセージを返送する。したがって、各通信ノードは、所定時間内に障害監視応答メッセージを受信できなければ、障害が発生したことを検出する。
通信ノード#3、#4間で発生した障害は、通信ノード#3、#4により検出される。そうすると、通信ノード#3、#4は、それぞれ、障害通知を生成して送信する。障害通知は、例えば、制御信号多重部22により生成される。通信ノード#3は、障害が発生していない側の通信ポートを介して、マスタノードへ障害通知を送信する。すなわち、通信ノード#3から送信される障害通知は、通信ノード#2を介して通信ノード#1へ転送される。同様に、通信ノード#4も、障害が発生していない側の通信ポートを介して、マスタノードへ障害通知を送信する。すなわち、通信ノード#4から送信される障害通知は、通信ノード#5、#6を介して通信ノード#1へ転送される。
上記障害通知は、障害が発生した位置を表す情報を含んでいる。障害位置は、例えば、障害を検出した通信ノードのアドレスにより表される。この場合、通信ノード#3から送信される障害通知は「#3」を含み、通信ノード#4から送信される障害通知は「#4」を含む。そうすると、各通信ノードは、障害位置を検出することができる。なお、障害通知は、例えば、G.8032により規定されるフォーマットを使用することができる。
障害位置は、他の方法により表されてもよい。例えば、障害通知は、TTLにより実現されるようにしてもよい。この場合、障害を検出した通信ノードは、初期値として所定のTTL値(例えば、255)を含む障害通知を生成して送信する。TTL値は、各通信ノードを通過するごとに「1」ずつデクリメントされる。したがって、障害通知を受信した通信ノードは、TTL値に応じて障害位置を検出することができる。
各通信ノードは、障害通知を受信すると、必要に応じて、冗長パスを提供するための動作を実行する。まず、マスタノードである通信ノード#1は、リングプロテクションを開放する。また、図7に示す例では、パスX1上で障害が発生している。したがって、アドノードである通信ノード#5は、ラベル「5→2」が付与されているパケットを時計回りに転送する。また、通信ノード#6、#1は、ラベル「5→2」が付与されているパケットをフォワードする。更に、ドロップノードである通信ノード#2は、ラベル「5→2」が付与されているパケットを受信すると、通信ポートTを介してそのパケットを受信局へ転送する。
各通信ノードが上記切替え処理を実行することにより、ラベル「5→2」に対して、通信ノード#5から通信ノード#6、#1を介して通信ノード#2へ至る通信パス(以下、パスX2)が提供される。すなわち、図7に示す障害発生時には、ラベル「5→2」が付与されているパケットは、パスX2を介して転送される。このように、実施形態のリング型ネットワークによれば、ラベル毎に(或いは、コネクション毎に)冗長構成を提供することができる。
図8に示す例では、通信ノード#5、#6間で障害が発生している。この場合、通信ノード#5、#6は、それぞれ、障害通知を生成して送信する。これにより、各通信ノードは、障害位置を認識する。
しかしながら、図8に示す例では、障害位置は、通信ノード#5、#6間であって、ラベル「5→2」に対して設定されているパスX1上ではない。したがって、各通信ノードは、ラベル「5→2」に対しては、冗長構成を提供するための処理を実行しない。すなわち、図8に示す障害が発生しても、各通信ノードは、通信パスを切り替えるための動作を行わない。
このように、実施形態のリング型ネットワークにおいては、リング上で障害が発生したときに、ラベル毎(或いは、コネクション毎に)に、冗長構成を提供するか否かが判定される。例えば、図9に示すように、ラベル「5→2」により識別されるパスX1、およびラベル「4→1」により識別されるパスY1が設定されているものとする。そして、通信ノード#3、#4間で障害が発生したものとする。この場合、パスX1に対しては、冗長パスX2が提供される。しかし、パスY1に対して冗長パスは提供されない。
図10は、障害発生時の動作を詳細に説明する図である。ここでは、図7と同様の障害が発生したときの動作を説明する。すなわち、通信ノード#3、#4間で障害が発生し、通信ノード#3、#4から障害通知が送信されたものとする。
この場合、アドノードである通信ノード#5では、ラベル「5→2」に対応する転送情報が、「T→W」から「T→E」に更新される。一方、ドロップノードである通信ノード#2では、ラベル「5→2」に対応する転送情報が、「E→T」から「W→T」に更新される。また、パスX1上に位置する通信ノード#3、#4では、ラベル「5→2」に対応する転送情報が、「E→W」から「None」に更新される。さらに、通信ノード#6、#1では、ラベル「5→2」に対応する転送情報が、「None」から「W→E」に更新される。
この結果、「パスID=X」が付与されているパケットを受信すると、通信ノード#5は、そのパケットにラベル「5→2」を付与すると共に、更新された転送情報に基づいてそのパケットを通信ノード#6へ転送する。そうすると、通信ノード#6、#1は、それぞれそのパケットをフォワードする。そして、通信ノード#2は、そのパケットをリング型ネットワークの外に接続されている受信局に転送する。
図11は、障害発生時の各通信ノードの動作を示すフローチャートである。ここでは、リング型ネットワーク上で障害が発生し、その障害を検出した通信ノードから障害通知が送信された後の動作を説明する。
ステップS1において、通信ノードは、障害通知を受信する。ステップS2は、マスタノードにより実行される。すなわち、マスタノードである通信ノードは、障害通知を受信すると、ブロッキングポートを開放する。これにより、リングプロテクションが開放される。ステップS3において、ラベル切り替え処理部15は、受信した障害通知に基づいて障害位置を検出する。ステップS4において、ラベル切り替え処理部15は、ラベルテーブル12(および、フォワーディングテーブル14)を参照し、各ラベル(或いは、各コネクション)について、ステップS5〜S11の処理を実行する。
ステップS5において、ラベル切り替え処理部15は、ラベル情報により識別される通信パス上で障害が発生しているのか否かを判定する。ここで、各通信ノードは、マスタノードの位置を認識しているものとする。したがって、ラベル切り替え処理部15は、障害位置およびマスタノードの位置に基づいて、ラベル情報により識別される通信パス上で障害が発生しているのか否かを判定することができる。例えば、図7または図10に示す例においては、通信ノード#1がマスタノードである。そうすると、通信ノード#5から通信ノード#2へ至るリング内コネクションは、通信ノード#1を通過することができないので、通信ノード#5から通信ノード#4、#3を経由して通信ノード#2へ至るように通信パスが形成される。すなわち、この場合、通信ノード#5、#4間、または通信ノード#4、#3間、または通信ノード#3、#2間で障害が発生すると、「リング内パス上で障害が発生」と判定される。リング内パス上で障害が発生している場合には、ステップS6に進む。
ステップS6において、通信ノードがリング内パスのアドノード(Ingress Node)またはドロップノード(Egress Node)であるか否かがチェックされる。なお、各リング内パスのアドノードおよびドロップノードを表す情報は、上述したように、例えば、ネットワーク管理システム1から各通信ノードに与えられる。通信ノードがアドノードまたはドロップノードであれば、ステップS7に進む。
ステップS7において、通信ノードがアドノードであれば、ラベル切り替え処理部15は、リング上への出力ポートを切り替える。例えば、図10に示す例では、通信ノード#5において、ラベル「5→2」に対応する転送情報が、「T→W」から「T→E」に更新されている。通信ノードがドロップノードであれば、ラベル切り替え処理部15は、リングからの入力ポートを切り替える。例えば、図10に示す例では、ラベル「5→2」に対応する転送情報が、「E→T」から「W→T」に更新されている。
通信ノードがアドノードまたはドロップノードのいずれでもない場合は、ステップS8に進む。通信ノードがリング内パス上に位置しているか否かがチェックされる。そして、通信ノードがリング内パス上に位置している場合は、ステップS9において、ラベル切り替え処理部15は、転送情報を無効化する。例えば、図10に示す例では、ラベル「5→2」に対応する転送情報が、「E→W」から「None」に更新されている。これに対して、通信ノードがリング内パス上に位置していない場合は、ステップS10において、ラベル切り替え処理部15は、転送情報を有効化する。たとえば、図10に示す例では、ラベル「5→2」に対応する転送情報が、「None」から「W→E」に更新されている。
なお、障害位置がリング内パス上でない場合(ステップS5:No)は、ステップS11に進む。この場合、各通信ノードは、転送情報を更新しない。すなわち、障害発生前のパスが維持される。
このように、実施形態のリング型ネットワークにおいては、リング上で障害発生がすると、コネクション毎に、冗長パスを提供するか否かが決定される。すなわち、リング上で障害が発生した場合であっても、常に冗長パスが提供されるわけではなく、各コネクションを実現するための通信パスの経路と障害位置との関係に応じて、冗長パスが提供されるか否かが決定される。したがって、実施形態のパス提供方法によれば、無駄なパス切替えを抑制することができる。
図12は、障害回復時の動作を説明する図である。ここでは、図10に示す障害に起因して冗長パスが提供されている状況において、リング型ネットワークがその障害から回復したものとする。
通信ノード#3、#4間の障害が取り除かれ、リング型ネットワークが通常状態に回復すると、通信ノード#3、#4は、その回復を検出する。そうすると、通信ノード#3、#4は、回復通知を作成して送信する。このとき、通信ノード#3は、回復通知を通信ノード#2へ送信し、通信ノード#4は、回復通知を通信ノード#5へ送信する。各通信ノードは、順次、回復通知をフォワードする。これにより、各通信ノードは、リング型ネットワークの復旧を検出する。
各通信ノードは、回復通知を受信すると、障害発生時の動作と逆の動作を実行する。すなわち、アドノードである通信ノード#5は、ラベル「5→2」に対応する転送情報を、「T→E」から「T→W」に更新する。ドロップノードである通信ノード#2は、ラベル「5→2」に対応する転送情報を、「W→T」から「E→T」に更新する。通信ノード#6、#1は、ラベル「5→2」に対応する転送情報を、「W→E」から「None」に更新する。通信ノード#4、#3は、ラベル「5→2」に対応する転送情報を、「None」から「E→W」に更新する。
上述のようにして各通信ノードの転送情報が更新されると、リング型ネットワークは、障害が発生する前の通信パスを提供する。すなわち、通信ノード#5は、仮想LAN識別子「パスID=X」が付与されているパケットを受信すると、そのパケットにラベル「5→2」を付与すると共に、更新された転送情報に従ってそのパケットを通信ノード#4へ送信する。そうすると、このパケットは、通信ノード#4、#3を介して通信ノード#2へ転送され、さらに通信ノード#2から受信局へ転送される。
図13は、障害回復時の各通信ノードの動作を示すフローチャートである。ここでは、リング型ネットワークの状態が回復し、その回復を検出した通信ノードから回復通知が送信された後の動作を説明する。
ステップS21において、各通信ノードは、回復通知を受信する。ステップS22において、ラベル切り替え処理部15は、ラベルテーブル12およびフォワーディングテーブル14を参照する。ここで、ラベルテーブル12およびフォワーディングテーブル14には、転送情報の更新履歴が記録されているものとする。すなわち、ラベル切り替え処理部15は、ラベルテーブル12およびフォワーディングテーブル14を参照することによって、障害が発生する前の転送情報を認識することができる。
ステップS23において、ラベル切り替え処理部15は、障害発生時に経路を変更したか否かをチェックする。すなわち、障害発生時に転送情報が更新されたか否かがチェックされる。そして、障害発生時に転送情報が更新された場合には、ステップS24〜S26が実行され、そうでない場合には、転送情報を更新することなく処理を終了する(ステップS27)。
ステップS24〜S26は、図11に示すステップS6〜S10によるテーブル更新を元に戻す処理に相当する。すなわち、アドノードにおいては、ラベル切り替え処理部15は、リング上への出力ポートを切り替える。また、ドロップノードにおいては、ラベル切り替え処理部15は、リングからの入力ポートを切り替える。さらに、他の通信ノードにおいては、ラベル切り替え処理部15は、「有効(パケットを受信フォワードする)」と「無効(受信パケットを廃棄する)」とを切り替える。
なお、上述の実施例では、アドノードにおいて各パケットにラベル(または、タグ)が付与され、リング型ネットワーク内ではそのラベルを利用してパケットが転送される。しかし、本発明は、この構成に限定されるものではない。すなわち、本発明に係るリング型ネットワークは、例えば、リング外の送信局と受信局との間のコネクションを識別する識別情報(例えば、仮想LAN識別子)とリング内パスとの対応関係が定義されれば、各パケットにラベル(または、タグ)が付与されなくてもよい。
図14に示す例では、リング型ネットワークを利用して2つのコネクションA、Bが確立されている。コネクションAは、通信ノード#5から通信ノード#4、#3を介して通信ノード#2へ至る反時計回りの通信パスを利用して実現される。また、コネクションBは、通信ノード#4から通信ノード#5を介して通信ノード#6へ至る時計回りの通信パスを利用して実現される。そして、各通信ノードには、各コネクション識別子(或いは、仮想LAN識別子)に対して、リング内パスを表すパス情報(或いは、パスID)、およびパケットのフォワード方向を表す転送情報が記録されている。なお、これらの情報は、例えば、ネットワーク管理システム1により配布され、障害通知または回復通知により更新される。
上記構成のリング型ネットワークにおいて、コネクション識別子が付与されているパケットが流入すると、各通信ノードは、そのコネクション識別子に対応するパス情報および転送情報を参照し、その参照結果に応じてパケットを転送または廃棄する。また、障害が発生すると、その障害により切断されるパスに対してのみ冗長パスが提供される。図14に示す例では、通信ノード#3、#4間で障害が発生している。この場合、コネクションAを実現するための通信パスが、「#5→#4→#3→#2」から「#5→#6→#1→#2」に切り替えられている。一方、コネクションAを実現するための通信パスは、変わらない。
また、上述の実施例では、障害を検出した通信ノードから送信される障害通知は、マスタノードにより終端される。しかし、本発明は、この構成に限定されるものではなく、マスタノードが障害通知を終端しない構成にも適用可能である。例えば、図15に示す例では、通信ノード#4により生成される障害通知は、反時計回りに送信され、通信ノード#5にまで転送されている。同様に、通信ノード#5により生成される障害通知は、時計回りに送信され、通信ノード#4にまで転送されている。
この構成では、各通信ノードは、2つの障害通知を受信することになる。この場合、各通信ノードは、例えば、1つ目の障害通知に従って図11に示すフローチャートの処理を実行し、2つ目の障害通知を無視するようにしてもよい。或いは、各通信ノードは、2つの障害通知を受信した時点で図11に示すフローチャートの処理を実行するようにしてもよい。
さらに、上述の実施例では、1つのリング型ネットワーク上に通信パスが提供されているが、本発明は、複数のリング型ネットワークが接続されたマルチリング構成にも適用可能である。図16に示す例では、2つのリング#1、#2が互いに接続されている。
リング#1は通信ノード#1〜#6を備え、リング#2も通信ノード#1〜#6を備えている、ただし、リング#1の通信ノード#2、#3は、それぞれ、リング#2の通信ノード#3、#2としても動作する。すなわち、このマルチリングネットワークは、リング#1、#2の一部のリンクが共用された構成である。
上記構成のマルチリングネットワークにおいては、各リングに対して優先度が設定される。ここでは、リング#2の優先度よりもリング#1の優先度の方が高いものとする。この場合、共有されている通信ノード(または、リンク)については、優先度の高いリング#1に対して設定される転送情報を利用してパケットは転送される。
リング#1の通信ノード#5に接続される送信局から、リング#2の通信ノード#5に接続される受信局へデータを送信するコネクションYを設定するものとする。ここで、各リング#1、#2において、それぞれ通信ノード#1がマスタノードであるものとする。そうすると、コネクションYは、図16に示すように、リング#1の通信ノード#5、#4、#3、#2、および、リング#2の通信ノード#4、#5を経由する通信パスによって実現される。
ここで、通信パスは、図16に示すフローチャートのステップS31〜S34により設定される。すなわち、ステップS31では、通信パスが複数のリングを利用するか否かがチェックされる。通信パスが1つのリングのみを利用する場合には、図4に示す情報が設定される。
通信パスが複数のリングを利用する場合は、ステップS32において、通信パスが共有リンクを通過するか否かがチェックされる。通信パスが共有リンクを通過する場合は、ステップS33において、その共有リンクについて、優先度の高いリングに属する通信ノードに対して転送情報が設定される。そして、ステップS34において、パス分割が行われる。すなわち、リング毎に、コネクションに対応する情報が設定される。
上記構成のマルチリングネットワークにおいて、コネクションYのパケットがリング#1の通信ノード#5に到着したものとする。この場合、リング#1の通信ノード#5は、そのパケットにラベル「5→2」を付与し、通信ノード#4へ送信する。そうすると、このパケットは、通信ノード#4、#3を介して、リング#1の通信ノード#2へ転送される。リング#1の通信ノード#2は、ラベル「5→2」を除去した後、このパケットをリング#2の通信ノード#3に渡す。なお、リング#1の通信ノード#2およびリング#2の通信ノード#3は、1台の通信ノード装置により実現されてもよい。
リング#2の通信ノード#3は、アドノードとして動作する。すなわち、リング#2の通信ノード#3は、受け取ったパケットにラベル「3→5」を付与し、リング#2の通信ノード#4へ送信する。そうすると、このパケットは、リング#2の通信ノード#5へ転送される。リング#2の通信ノード#5は、ラベル「3→5」を除去した後、そのパケットを受信局へ転送する。
上記マルチリングネットワークにおいて障害が発生したときは、リング毎に冗長パスが提供される。例えば、リング#2の通信ノード#4、#5間で障害が発生したときは、まず、リング#2のマスタノードがブロッキングポートを開放する。また、リング#2の通信ノード#3は、リング#1から受信したパケットを、リング#2上で反時計回りに転送する。そうすると、このパケットは、リング#2の通信ノード#2、#1、#6を経由して通信ノート#5へ転送される。すなわち、リング#2において冗長パスが提供される。このとき、リング#1の構成は変化しない。
<本発明の実施形態による効果>
以上説明したように、実施形態のリング型ネットワークにおいては、リング上で障害発生がすると、コネクション毎に、冗長パスを提供するか否かが決定される。すなわち、リング上で障害が発生した場合であっても、常に冗長パスが提供されるわけではなく、各コネクションを実現するための通信パスの経路と障害位置との関係に応じて、冗長パスが提供されるか否かが決定される。したがって、実施形態のパス提供方法によれば、無駄なパス切替えを抑制することができる。
また、実施形態のパス提供方法によれば、プロテクション方式が採用されているリング型ネットワークにおいて、既存のプロテクション方式との互換性を維持しながら、フロー方式(mp2mp等)及び仮想LAN等のコネクション方式(p2p等)の双方のパケット/フレームに対して冗長構成を提供することができる。さらに、既存のEthernetリングプロテクションが適用されるネットワーク環境で仮想LANパスおよびPBB−TEの提供または共存が可能になる。さらに、冗長構成を提供するための切替え時間が長くなることもないので、既存技術と同等の信頼性を確保できる。
1 ネットワーク管理システム
11 VLAN分離部
12 ラベルテーブル
13 ラベル付与部
14 フォワーディングテーブル
15 ラベル切り替え処理部
16 スイッチ
17 制御信号処理部
18 タイプ識別部
19 ラベル付与トラフィック抽出部
20 リングプロテクション制御部
21 リングプロテクション処理部
22 制御信号多重部
23 設定装置

Claims (8)

  1. 複数の通信ノードが接続され、データを転送する機能を有するリング型ネットワークにおいて、前記複数の通信ノードの中の1つがマスタノードとして指定され、前記マスタノードはブロッキングポートを提供すると共に前記リング型ネットワークにおいて障害が発生したときにそのブロッキングポートを開放するものであり、前記リング型ネットワークにおいて通信パスを提供する方法であって、
    前記リング型ネットワーク内でのコネクションを特定するコネクション情報に対応づけて、各通信ノードにデータの転送情報を設定して、第1の通信パスを提供し、
    前記リング型ネットワークにおいて障害が発生したときに、その障害の発生位置を前記複数の通信ノードに通知し、
    前記障害の発生位置に応じて、各通信ノードにおいて前記転送情報を更新するか否かを判定し、
    1または複数の通信ノードにおいて前記障害の発生位置に応じて前記転送情報を更新して、前記第1の通信パスと同じ開始ノードおよび終端ノードを有する第2の通信パスを提供し、
    各通信ノードは、入力データに付与されているコネクション情報に対応する転送情報に従って、前記第1または第2の通信パスを利用して前記入力データを転送する
    ことを特徴とする通信パス提供方法。
  2. 請求項1に記載の通信パス提供方法であって、
    各通信ノードは、前記リング型ネットワークにおいて上流側に隣接する通信ノードと接続するための第1のポート、および前記リング型ネットワークにおいて下流側に隣接する通信ノードと接続するための第2のポートを備え、
    前記コネクション情報は、前記リング型ネットワークの開始ノードおよび終端ノードを指定し、
    前記開始ノードとして指定された第1の通信ノードに設定される転送情報は、前記リング型ネットワークへ流入するデータを前記第1のポートへ出力する指示を含み、
    前記終端ノードとして指定された第2の通信ノードに設定される転送情報は、前記第2のポートを介して受信するデータを前記リング型ネットワークの外へ流出させる指示を含み、
    前記第1の通信ノードと前記第2の通信ノードとの間の前記第1の通信パス上で障害が発生したときに、
    前記第1の通信ノードの転送情報は、前記リング型ネットワークへ流入するデータを前記第2のポートへ出力する指示に更新され、
    前記第2の通信ノードの転送情報は、前記第1のポートを介して受信するデータを前記リング型ネットワークの外へ流出させる指示に更新される
    ことを特徴とする通信パス提供方法。
  3. 請求項2に記載の通信パス提供方法であって、
    前記第1の通信パス上で障害が発生したときに、前記第1の通信ノードと前記第2の通信ノードとの間の前記第2の通信パス上の各通信ノードに、第1のポートを介して受信したデータを第2のポートに出力する指示を表す転送情報を設定する
    ことを特徴とする通信パス提供方法。
  4. 請求項2または3に記載の通信パス提供方法であって、
    前記第1の通信ノードは、前記リング型ネットワークへ流入するデータに、前記コネクション情報を付与する
    ことを特徴とする通信パス提供方法。
  5. 請求項1に記載の通信パス提供方法であって、
    前記リング型ネットワークに流入するデータには仮想LANを識別する仮想LAN識別子が付与されており、
    各通信ノードには、前記仮想LAN識別子に対応づけて、前記コネクション情報およびデータの転送情報が設定され、
    各通信ノードは、入力データに付与されている仮想LAN識別子に対応するコネクション情報および転送情報に従って、入力データを転送する
    ことを特徴とする通信パス提供方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の通信パス提供方法であって、
    前記マスタノードのブロッキングポートは、障害の発生位置を通知する障害通知を通過させる
    ことを特徴とする通信パス提供方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の通信パス提供方法であって、
    前記リング型ネットワークは、第1のリング型ネットワークの一部のリンクおよび第2のリング型ネットワークの一部のリンクが共用されるマルチリングネットワークであり、
    前記コネクション情報は、前記共用されるリンクについては、前記第1または第2のリング型ネットワークのいずれか一方に属するリンクとして、コネクションを特定する
    ことを特徴とする通信パス提供方法。
  8. リング型ネットワークの各通信ノードに設けられる通信装置であって、
    前記リング型ネットワーク内でのコネクションを特定するコネクション情報に対応づけて、前記リング型ネットワークの開始ノードから終端ノードへ第1の通信パスを介してデータの転送するための転送情報を格納する転送情報格納部と、
    前記第1の通信パス上で障害が発生したことを表す通知を受信したときに、当該通信装置の位置に応じて前記転送情報を更新して、前記開始ノードから前記終端ノードへの第2の通信パスを提供する更新部と、
    入力データに付与されているコネクション情報に対応する転送情報に従って、前記第1または第2の通信パスを利用して前記入力データを転送する転送部、
    を有する通信装置。
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