JP2005210279A - スイッチングハブ及びリング型ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 リング型ネットワークシステムを障害復旧時から正常状態に高速に遷移できるスイッチングハブを提供する。
【解決手段】 スイッチングハブ6において、片側ポート6aに接続された伝送路上に発生した障害X2が復旧したとき、片側ポート6aをリスニングモードにした後、逆側ポート6bから障害復旧を示す制御フレーム31を送信し、逆側ポート6bで他のスイッチングハブ8から送信されたネットワークシステム100がループでないことを示す制御フレーム32を受信したとき、片側ポート6aをフォワーディングモードにし、逆側ポート6bで他のスイッチングハブ8から送信された障害復旧を示す制御フレーム31を受信したとき、片側ポート6aに接続された伝送路上に障害X2が発生していれば、逆側ポート6bからネットワークシステム100がループでないことを示す制御フレーム32を送信するものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、通信経路の冗長を解決するスイッチングハブ及びリング型ネットワークシステムに関するものである。
ネットワークシステム構成に通信経路の冗長性を持たせるために、複数のスイッチングハブを用いてループ状にネットワークシステムを構築することがしばしばある。ループ状に構築したネットワークシステム(リング型ネットワークシステム)は、ブロードキャストフレームによるフレームの発振が発生することがあり、これを防ぐために物理的なループを論理的に切断するためのさまざまな手法が考案されている。
非特許文献1に記載されたスパニングツリープロトコル(STP)では、スイッチングハブのポートのフレーム転送状態をユーザフレームを中継しないブロッキング状態(ブロッキングモード)にすることにより、ループ状に接続された経路の一点を論理的に切り離し、ツリー構造を形成して発振の問題を解決している。STPでは、スイッチングハブ間でブリッジプロトコルデータユニット(BPDU)と呼ばれる制御フレームを定期的に交換することにより、ツリー構造の形成を実現している。
具体的には、制御フレームの内容(パラメータ)がネットワークシステムの状態により変わることになる。制御フレームの内容のうち主なものを列記する。
1)ツリーの根(ルート)を表す識別番号(ID)。このIDは、ルートになっているスイッチングハブのMACアドレスから生成する。
2)ルートスイッチングハブから当該スイッチングハブまでの経路コスト。この経路コストはSTPアルゴリズムで使用する。
3)ポート番号。即ち、当該スイッチングハブから当該制御フレームを送信するポートの番号。
4)その他のアルゴリズムで使用するパラメータ
age time;制御フレームを破棄するまでの時間
hello time;制御フレームを送信する間隔
forward delay;ポートの状態遷移を遅延させる時間
前記のような内容が種々のネットワークシステム状態やネットワークシステム構成によって生じるため、STPの制御フレームは無限と言えるほど多様なバリエーションを有する。
IEEE 802.1D,1998Edition,P58〜P109
上述した背景技術は、構成がどんな複雑なネットワークシステムにおいても、ループを論理的に切断することでブロードキャストフレームによるフレームの発振を回避し、安定した動作をすることが期待できる。しかしながら、STP等のプロトコルは、複雑であり、単純なリング型ネットワークシステムであっても障害の発生または復旧時に安定してネットワークシステムが動作するまでに数十秒を要したり、或いは既存のネットワークシステムに新たなネットワークシステムを接続するときに、既存のネットワークシステムを構成しているスイッチングハブの設定の大幅な変更を必要とすることがあるなどの問題がある。
また、複雑なプロトコルを解釈するために、制御フレームを受信したスイッチングハブ内でCPUが複雑な処理を行う必要がある。即ち、制御フレームを受信したときの解釈処理は、前記したように制御フレームが無限と言えるほど多様なバリエーションを有するため、非常に繁雑になる。このような処理をハードウェアで実行するのは困難であるため、ソフトウェアで処理しているのである。しかし、ソフトウェアで処理を行っているために、なんらかの障害によりCPUに対する負荷が高くなったときにプロトコルが正常に作動しないことがある。
さらに、非特許文献1に記載されたSTPでは、リング型ネットワークシステムが障害復旧時から正常状態に遷移するまでに時間がかかるという問題がある。より具体的に言えば、STPでは、スイッチングハブのポートを制御フレームだけを中継するリスニングモードから全てのフレームを中継するフォワーディングモードに遷移するまでの最短の時間が4秒と定められており、ネットワークシステムが障害復旧時から通信可能な正常状態となるまでの時間がかかってしまう。
そこで、本発明の目的は、前記課題を解決し、リング型ネットワークシステムを障害復旧時から正常状態に高速に遷移できるスイッチングハブ及びリング型ネットワークシステムを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、二つのポートを備え、これら二つのポートを用いてリング型ネットワークシステムの一部を構成するスイッチングハブにおいて、
片側ポートに接続された伝送路上に発生した障害が復旧したとき、前記片側ポートを制御フレームだけを中継するリスニングモードにした後、逆側ポートから障害復旧を示す制御フレームを送信し、
前記逆側ポートで他のスイッチングハブから送信された前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを受信したとき、前記片側ポートを全てのフレームを中継するフォワーディングモードにし、
前記片側ポートあるいは前記逆側ポートで他のスイッチングハブから送信された前記障害復旧を示す制御フレームを受信したとき、前記逆側ポートあるいは前記片側ポートに接続された伝送路上に障害が発生していれば、前記片側ポートあるいは前記逆側ポートから前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを送信するスイッチングハブである。
請求項2の発明は、請求項1記載のスイッチングハブをリング状に複数個接続して構成されるリング型ネットワークシステムであって、
あるスイッチングハブは、片側ポートに接続された伝送路上に発生した障害が復旧したとき、前記片側ポートを制御フレームだけを中継するリスニングモードにした後、逆側ポートから障害復旧を示す制御フレームを送信し、前記逆側ポートで前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを受信したとき、前記片側ポートを全てのフレームを中継するフォワーディングモードにし、
他方、他のスイッチングハブは、片側ポートで前記障害復旧を示す制御フレームを受信したとき、逆側ポートに接続された伝送路上に障害が発生していれば、前記片側ポートから前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを送信することを特徴とするリング型ネットワークシステムである。
請求項3の発明は、片側ポートから定期的にリング制御フレームを送信し、逆側ポートで前記リング制御フレームを定期的に受信している間は、前記逆側ポートをユーザフレームを中継しないブロッキングモードにすると共に、前記逆側ポートから応答制御フレームを送信し、前記逆側ポートで前記リング制御フレームを一定時間受信しないとき、前記逆側ポートをフォワーディングモードにすると共に、前記逆側ポートからの前記応答制御フレームの送信を停止するスイッチングハブが含まれる請求項2記載のリング型ネットワークシステムである。
請求項4の発明は、二つのポートを備え、これら二つのポートを用いてリングの連結部を二重化したリング型ネットワークシステムの一部を構成するスイッチングハブにおいて、
片側ポートに接続された伝送路上に発生した障害が復旧したとき、前記片側ポートをユーザフレームを中継しないブロッキングモードにした後、逆側ポートから障害復旧を示す制御フレームを送信し、
前記逆側ポートで他のスイッチングハブから送信された前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを受信したとき、前記片側ポートを全てのフレームを中継するフォワーディングモードにし、
前記片側ポートあるいは前記逆側ポートで他のスイッチングハブから送信された前記障害復旧を示す制御フレームを受信したとき、前記障害が発生した際にフォワーディングモードにした前記片側ポートあるいは前記逆側ポートをブロッキングモードにした後、前記片側ポートあるいは前記逆側ポートから前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを送信するスイッチングハブである。
請求項5の発明は、請求項4記載のスイッチングハブをリングの連結部が二重化されるように複数個接続して構成されるリング型ネットワークシステムであって、
あるスイッチングハブは、片側ポートに接続された伝送路上に発生した障害が復旧したとき、前記片側ポートをユーザフレームを中継しないブロッキングモードにした後、逆側ポートから障害復旧を示す制御フレームを送信し、前記逆側ポートで前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを受信したとき、前記片側ポートを全てのフレームを中継するフォワーディングモードにし、
他方、他のスイッチングハブは、片側ポートで前記障害復旧を示す制御フレームを受信したとき、前記障害が発生した際にフォワーディングモードにした前記片側ポートをブロッキングモードにした後、前記片側ポートから前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを送信するリング型ネットワークシステムである。
請求項6の発明は、片側ポートから定期的にリング制御フレームを送信し、逆側ポートで前記リング制御フレームを定期的に受信している間は、前記逆側ポートをブロッキングモードにすると共に、前記逆側ポートから応答制御フレームを送信し、前記逆側ポートで前記リング制御フレームを一定時間受信しないとき、前記逆側ポートをフォワーディングモードにすると共に、前記逆側ポートからの前記応答制御フレームの送信を停止するスイッチングハブが含まれる請求項5記載のリング型ネットワークシステムである。
本発明によれば、リング型ネットワークシステムを障害復旧時からループにすることなく正常状態に高速に遷移できる、という優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係るスイッチングハブを用いた正常状態のリング型ネットワークシステムの構成図である。
図1に示すように、物理的に環状なリング型ネットワークシステム100は、本実施の形態に係るスイッチングハブ1〜10の10台を光ファイバなどの伝送路でリング状に接続して構成される。各スイッチングハブ1〜10は、ネットワークシステム100の伝送路(リング)の片回り側に接続される片側ポートと、逆回り側に接続される逆側ポートとをそれぞれ備えている。以下の説明では、ネットワークシステム100を構成するスイッチングハブ1〜10のうち、ネットワークシステム100を管理するスイッチングハブ1を制御ハブとし、他のスイッチングハブ2〜10を中間ハブとする。もちろん、リング型ネットワークシステムを構成するスイッチングハブの台数は10台に限定されない。
なお、各スイッチングハブ1〜10は、フレームを中継する機能、受信したフレームからアドレスを学習してアドレス学習情報としてフィルタリングデータベース(FDB)に保持する機能、このアドレス学習情報に基づいて転送ポートを決定するフィルタリング機能など、従来から知られている機能は全て有するものとする。
以下に説明する各スイッチングハブにおける動作・機能は、片側ポートと逆側ポートとを入れ替えても発揮される。
制御ハブ1は、片側ポート1aからリング制御フレーム11を定期的に送信する。リング制御フレーム11は、リングを通り逆側ポート1bに制御フレーム12として受信される。逆側ポート1bでは、このリング制御フレーム12を受信後に破棄する。制御ハブ1は、逆側ポート1bでリング制御フレーム12を定期的に受信している間は、逆側ポート1bをユーザフレームを中継しないブロッキング状態(ブロッキングモード)Bにすると共に、逆側ポート1bから応答制御フレーム13を定期的に送信する。応答制御フレーム13は、リングを通り片側ポート1aに応答制御フレーム14として受信される。片側ポート1aでは、この応答制御フレーム14を破棄する。
制御ハブ1は、逆側ポート1bでリング制御フレーム12を一定時間受信しないとき、逆側ポート1bを全てのフレームを中継するフォワーディング状態(フォワーディングモード)にすると共に、逆側ポート1bからの応答制御フレーム13の送信を停止する。制御ハブ1は、逆側ポート1bにリング制御フレーム12が到達しないとき、または到達しない状態から到達したときに、持っているアドレス学習情報をクリアする。
制御ハブ1は、ポート1aあるいはポート1bが、ポート1aあるいはポート1bに接続された伝送路上の障害によりリンクダウンしている状態から、障害が復旧してリンクアップしたとき、ポート1aあるいはポート1bを一定時間のリスニングモードにする。リスニングモードは、制御フレームだけを中継し、その他のユーザフレームは受信後に破棄する(中継しない・ブロッキングする)モードである。制御ハブ1は、一定時間のリスニングモード終了後、ポート1aあるいはポート1bをフォワーディングモードに遷移する。リスニングモード時間のタイムアウトは、例えば予め1秒に設定する。
各中間ハブ2〜10は、制御ハブ1から送信される制御フレーム11〜14を監視すると共に、中継する。ここで、中間ハブ6を例にとって説明するが、中間ハブ6以外の中間ハブも中間ハブ6と同じ機能を有する。
中間ハブ6は、リング制御フレーム11と応答制御フレーム13の到達状態(受信するか否か)を監視し、制御フレーム11,13が一定時間到達しないとき、または到達しない状態から到達したときに、持っているアドレス学習情報をクリアする。中間ハブ6は、片側ポート6aあるいは逆側ポート6bが、ポート6aあるいはポート6bに接続された伝送路上の障害によりリンクダウンしている状態から、障害が復旧してリンクアップしたとき、ポート6aあるいはポート6bを一定時間のリスニングモードにする。中間ハブ6は、一定時間のリスニングモード終了後、ポート6aあるいはポート6bをフォワーディングモードに遷移する。リスニングモード時間のタイムアウトは、例えば予め1秒に設定する。
さて、各スイッチングハブ1〜10は、以下に説明するように、障害が復旧したとき、ポートをリスニングモードから極めて短時間でフォワーディングモードに遷移する機能も有する。ここで、スイッチングハブ6とスイッチングハブ8を例にとって説明するが、スイッチングハブ6,8以外のスイッチングハブもスイッチングハブ6,8と同じ機能を有する。
スイッチングハブ6は、片側ポート6aに接続された伝送路上に発生した障害が復旧したとき、片側ポート6aをリスニングモードにした後、逆側ポート6bから障害復旧を示す制御フレーム(障害復旧フレーム)を送信し、逆側ポート6bでネットワークシステム100がループ(論理的に環状)でないことを示す制御フレーム(非ループフレーム)を受信したとき、片側ポート6aをフォワーディングモードにする。
一方、スイッチングハブ8は、片側ポート8aで障害復旧フレームを受信したとき、逆側ポート8bに接続された伝送路上に障害が発生していれば、片側ポート8aから非ループフレームを送信する。また、スイッチングハブ8は、片側ポート8aで障害復旧フレームを受信したとき、障害が発生した際にフォワーディングモードにした片側ポート8aをブロッキングモードにした後、片側ポート8aから非ループフレームを送信する。スイッチングハブ6,8の上述した機能は、スイッチングハブ6とスイッチングハブ8とを入れ替えても発揮される。
以上説明した機能を有するスイッチングハブ1〜10は、ポート毎に、ハードウェアにより制御フレームのみをカウントするカウンタ回路(図示せず)を備え、制御フレームが到達するたびに個数を1つ数える。スイッチングハブ1〜10内のCPUが実行するソフトウェアの中でカウンタ回路の内容を定期的に読み出し、今回読んだ値と前回に読んだ値との差分をとり、差がなければ到達していない、差があれば到達しているという判断で、制御フレームの到達性を検知する。
カウンタ回路において到達する各種のフレームのうち本実施の形態に係る制御フレームのみをカウントするために、カウンタ回路には制御フレームを識別するハードウェアが設けられる。一方、制御フレームにも、前記識別用ハードウェアによって識別可能な情報を格納しておく。制御フレームの識別情報は、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、イーサタイプ(Ether Type)などの欄に格納するとよい。
MACアドレスは、世界的にユニークなアドレスであって、製造メーカを表す記号列をMACアドレス中の所定の場所に含んでいる。そこで、ハードウェアは、フレーム内のMACアドレスのこの場所から本発明を実施する製造メーカの記号列を認識することができる。さらに、スイッチングハブのMACアドレスとして、MACアドレス中の別の特定の場所に本発明を実施しているかどうかを示す情報(α)を設定しておくことにより、ハードウェアは、フレーム内のMACアドレスのこの場所にαがあるかどうかで本発明を実施しているかどうかを認識することができる。また、イーサタイプも世界的にユニークな値が製造メーカ毎に割り当てられているので、ハードウェアは、フレーム内のイーサタイプの値から本発明を実施する製造メーカのイーサタイプを認識することができる。さらに、本発明の制御フレームにはイーサタイプの欄の直後の欄に前記αを格納するものとしておけば、ハードウェアは、フレーム内のこの欄にαがあるかどうかで制御フレームかどうかを認識することができる。
以上の構成により、フレーム内の限られた特定の場所に本実施の形態に係る制御フレームを識別する情報が格納されるので、到達したフレームが本実施の形態に係る制御フレームであるかどうかを簡単なハードウェアで識別し、カウントすることができる。
次に、リング型ネットワークシステムにおける本実施の形態に係るスイッチングハブの動作(リング型ネットワークシステム管理方式)を説明する。
図1に示すように、ネットワークシステム100の正常状態では、制御ハブ1の片側ポート1aから定期的に送信されるリング制御フレーム11は、中間ハブ2〜10によって順次中継され、制御ハブ1の逆側ポート1bでリング制御フレーム12として受信される。制御ハブ1は、リング制御フレーム12を定期的に受信している間はリング上に障害がないと判断し、リング制御フレーム12を受信している逆側ポート1bをブロッキングモードBにする。この状態では、逆側ポート1bから応答制御フレーム13を送信する。
図2は、図1のネットワークシステム100に単一の障害X2が発生したことを示している。リング上で障害X2が発生すると、制御ハブ1が送信した図1のリング制御フレーム11は中間ハブ5から中間ハブ6へ中継できず、制御ハブ1へ到達しなくなる。制御ハブ1は、一定時間図1のリング制御フレーム12を受信しないので、それまで制御フレーム12を受信していた逆側ポート1bを、ブロッキングモードからフォワーディングモードFにして障害X2を回避し、定期的に送信していた応答制御フレーム13の送信を停止する。さらに、制御ハブ1は、持っているMACアドレスとポートに関する学習情報をクリアする。中間ハブ2〜10は、図1の制御フレーム11,13を受信しないことを検知するので、持っているMACアドレスとポートに関する学習情報をクリアする。
図2の障害X2から復旧して図1の正常状態に戻るとき、制御ハブ1は、リング制御フレーム12を受信すると、制御フレーム12を受信した逆側ポート1bをフォワーディングモードからブロッキングモードBにした後、逆側ポート1bから定期的に応答制御フレーム13を送信し、持っているMACアドレスとポートに関する学習情報をクリアする。中間ハブ2〜10は、制御フレーム11,13を受信することにより、障害X2が復旧したことを検知し、持っているMACアドレスとポートに関する学習情報をクリアする。
図2で障害X2が発生していたリングに接続された中間ハブ5は、障害X2が復旧したとき、ネットワークシステム100が一時的にループになることを防止するため、逆側ポート5bをリスニングモードにし、一定時間経過後、逆側ポート5bをフォワーディングモードに遷移する。同様に中間ハブ6は、片側ポート6aをリスニングモードにし、一定時間経過後、片側ポート6aをフォワーディングモードにする。
これにより、ネットワークシステム100を障害X2の復旧時からループにすることなく正常状態に遷移できる。例えば、リスニングモード時間のタイムアウトを1秒に設定した場合、逆側ポート5bと片側ポート6aがリスニングモードからフォワーディングモードに遷移するまでの時間は1秒である。
次に、ネットワークシステムに多重障害が発生してからネットワークシステムが正常状態に遷移するまでの本実施の形態に係るスイッチングハブ及びリング型ネットワークシステムの動作を説明する。
図3は、図1のネットワークシステム100に3つの障害X1,X2,X3が発生したことを示している。障害X1,X2,X3が発生したときの各スイッチングハブ1〜10の動作は、障害X2が発生したときの動作と同様であり、制御ハブ1では双方のポート1a,1bがフォワーディングモードFになっている。
この状態で障害X2のみが復旧したとき、中間ハブ5は逆側ポート5bをリスニングモードにし、中間ハブ6は片側ポート6aをリスニングモードにする。ここで、中間ハブ6を中心にして説明するが、中間ハブ5も中間ハブ6と同様の動作をする。
中間ハブ6は、片側ポート6aをリスニングモードにした後、逆側ポート6bから障害X2が復旧したことを示す制御フレーム(障害復旧フレーム)31を送信する。障害復旧フレーム31は、中間ハブ7を介して転送され、中間ハブ8の片側ポート8aで受信される。
中間ハブ8は、片側ポート8aで障害復旧フレーム31を受信したとき、逆側ポート8bに障害X3が発生しているので、片側ポート8aからネットワークシステム100がループでないことを示す制御フレーム(非ループフレーム)32を送信する。非ループフレーム32は、中間ハブ7を介して転送され、中間ハブ6の逆側ポート6bで受信される。非ループフレーム32は、障害X2が既に復旧して中間ハブ5,6のポート5b,6aがリスニングモードになっているので、さらに中間ハブ5,4を介して中間ハブ3まで転送される。
中間ハブ6は、逆側ポート6bで非ループフレーム32を受信したとき、片側ポート6aをリスニングモードからフォワーディングモードにする。また、中間ハブ5は、逆側ポート5bで非ループフレーム32を受信したとき、逆側ポート5bをリスニングモードからフォワーディングモードにする。
このように、本実施の形態に係るスイッチングハブは、障害X2が復旧したとき、障害X2が発生していたリングに接続されたポートをリスニングモードにした後、障害復旧フレーム31と非ループフレーム32とを通信することにより、予め設定したリスニングモード時間のタイムアウトによらず、リスニングモードにしたポートを極めて短時間でフォワーディングモードに遷移できる。
リスニングモードにしたポートをフォワーディングモードに遷移するまでの時間は、予め設定したリスニングモード時間のタイムアウトが例えば1秒であっても、ソフトウェアのフレーム送受信にかかる時間(ハードウェアの性能にもよるが、約数十ミリ秒)と、障害復旧フレームおよび非ループフレームの中継遅延時間(ハードウェアの性能にもよるが、約100マイクロ秒)との和になるので、極めて短時間(合計100ミリ秒以内)である。
これにより、中間ハブ3〜8間のネットワークシステムが高速に復旧する。続いて障害X3が復旧するときも、中間ハブ8,9,2がそれぞれ上述した中間ハブ5,6,8と同様の動作をすることにより、中間ハブ2,3間を除いてネットワークシステム100が高速に復旧する。
さらに、障害X1が復旧したときには、中間ハブ2,3はそれぞれ逆側ポート2b,片側ポート3aをリスニングモードにした後、中間ハブ2は片側ポート2aから障害復旧フレームを送信する。制御ハブ1は、障害復旧フレームを片側ポート1aで受信したとき、障害X1,X2,X3が発生した際にフォワーディングモードにした逆側ポート1bをブロッキングモードに遷移した後、非ループフレームを片側ポート1aから送信する。中間ハブ2,3は非ループフレームをそれぞれ片側ポート2a,3aで受信したとき、それぞれ逆側ポート2b,片側ポート3aをフォワーディングモードにする。
以上のようにして、図3の多重障害(障害X1,X2,X3)が発生したネットワークシステム100を障害X1,X2,X3の復旧時からループにすることなく図1の正常状態に高速に遷移できる。
次に、複数のリング型ネットワークシステムがある実施形態を説明する。
図4に、リングの連結部を二重化してより冗長な構成としたリング型ネットワークシステムを示す。
図4に示すように、リング型ネットワークシステム40は、本実施の形態に係るスイッチングハブ41〜48の8台を光ファイバなどの伝送路で二重化したリングの連結部j1,j2が形成されるように接続して構成される。
スイッチングハブ(制御ハブ)41は、自身とスイッチングハブ42〜45(中間ハブ)とからなる上側のリング型ネットワークシステム40uを管理する。スイッチングハブ(制御ハブ)48は、自身とスイッチングハブ46,47とからなる下側のネットワークシステム40dを管理する。制御ハブ41ではリングの連結部j1,j2は管理せず、制御ハブ48ではリングの連結部j1は管理しない。
なお、スイッチングハブ41〜45によるネットワークシステム40uは、本実施の形態に係るリング型ネットワークシステム管理方式でなくてもよく、任意のリング型ネットワークシステム管理方式でもよい。これは、任意の管理方式によるリング型ネットワークシステムに対して、容易に新たなリング(図4の例では、スイッチ46〜48によるリング)を連結できるという利点があるためである。
スイッチングハブ41,48は、図1の制御ハブ1と同じ機能を有する。ネットワークシステム40の正常状態では、スイッチングハブ41は、ネットワークシステム40uで片側のポート41aからリング制御フレーム49を定期的に送信し、逆側ポート41bでリング制御フレーム49を定期的に受信している間は、逆側ポート41bをブロッキングモードBにすると共に、逆側のポート41bから応答制御フレーム50を送信する。
一方、スイッチングハブ48は、ネットワークシステム40uの一部を構成する中間ハブ43,44およびネットワークシステム40dで、逆側のポート48bからリング制御フレーム51を定期的に送信し、片側ポート48aでリング制御フレーム51を定期的に受信している間は、片側ポート48aをブロッキングモードBにすると共に、片側のポート48aから応答制御フレーム52を送信する。
図5に示すように、リングの連結部j1で障害X5が発生すると、制御ハブ48の片側ポート48aは一定時間図4の制御フレーム51を受信しないので、片側ポート48aをブロッキングモードからフォワーディングモードFにして障害X5を回避する。
図6に示すように、障害X5が復旧したとき、中間ハブ46は片側ポート46aをブロッキングモードにする。中間ハブ46は、片側ポート46aをブロッキングモードにした後、逆側ポート46bから障害X5が復旧したことを示す制御フレーム(障害復旧フレーム)61を送信する。障害復旧フレーム61は、中間ハブ47を介して転送され、中間ハブ48の片側ポート48aで受信される。
中間ハブ48は、片側ポート48aで障害復旧フレーム61を受信したとき、障害X5が発生した際にフォワーディングモードにした片側ポート48aをブロッキングモードに遷移した後、片側ポート48aからネットワークシステム40uの一部を構成する中間ハブ43,44およびネットワークシステム40dがループでないことを示す非ループフレーム62を送信する。非ループフレーム62は、中間ハブ47を介して転送され、中間ハブ46の逆側ポート46bで受信される。非ループフレーム62は、中間ハブ46の逆側ポート46bで受信後、破棄される。
このとき、中間ハブ46の片側ポート46aはブロッキングモードなので、中間ハブ46の片側ポート46aにおいて、非ループフレーム62の送受信が停止される。つまり、中間ハブ43,46,47,48,44において、非ループフレーム62が周回することはない。
中間ハブ46は、逆側ポート46bで非ループフレーム62を受信したとき、片側ポート46aをブロッキングモードからフォワーディングモードにする。
この場合も、ブロッキングモードにしたポートをフォワーディングモードに遷移するまでの時間は、予め設定したブロッキングモード時間のタイムアウトが例えば1秒であっても、ハードウェアの性能にもよるが、極めて短時間(合計100ミリ秒以内)である。
これにより、リングの連結部j1,j2の双方を管理するスイッチングハブが存在しなくても、リングの連結部j1に障害X5が発生したネットワークシステム40を障害X5の復旧時からループにすることなく図4の正常状態に高速に遷移できる。
また、本実施の形態に係るスイッチングハブ1〜10によれば、以下のような優れた効果も発揮する。
(1)定期的に送信する制御フレームが到着するか否かでユーザフレーム中継の可否を決定するので、経路切り替えを高速化することができる。
(2)1つのリング型ネットワークシステムに1つずつ片側ポートと逆側ポートを設定するだけなので、ネットワークシステムを構成しているスイッチングハブの設定を大幅に変更することなく、簡易にネットワークシステム同士を連結させることができる。
(3)制御フレームの到達をハードウェアで監視しているので、CPUへの負荷を軽減することができる。
本実施の形態に係るスイッチングハブを用いた正常状態のリング型ネットワークシステムの構成図である。 図1に示したネットワークシステムの単一障害発生時を示す図である。 図1に示したネットワークシステムの多重障害発生時および障害復旧時を示す図である。 本実施の形態に係るスイッチングハブを用いたリング型ネットワークシステムを連結した正常時のネットワークシステムの構成図である。 図4に示したネットワークシステムのリング連結部の障害発生時を示す図である。 図4に示したネットワークシステムのリング連結部の障害復旧時を示す図である。
符号の説明
1 スイッチングハブ(制御ハブ)
2〜10 スイッチングハブ(中間ハブ)
1a,5a,6a,8a 片側ポート
1b,5b,6b,8b 逆側ポート
11,12 リング制御フレーム
13,14 応答制御フレーム
31 障害復旧フレーム
32 非ループフレーム
100 リング型ネットワークシステム

Claims (6)

  1. 二つのポートを備え、これら二つのポートを用いてリング型ネットワークシステムの一部を構成するスイッチングハブにおいて、
    片側ポートに接続された伝送路上に発生した障害が復旧したとき、前記片側ポートを制御フレームだけを中継するリスニングモードにした後、逆側ポートから障害復旧を示す制御フレームを送信し、
    前記逆側ポートで他のスイッチングハブから送信された前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを受信したとき、前記片側ポートを全てのフレームを中継するフォワーディングモードにし、
    前記片側ポートあるいは前記逆側ポートで他のスイッチングハブから送信された前記障害復旧を示す制御フレームを受信したとき、前記逆側ポートあるいは前記片側ポートに接続された伝送路上に障害が発生していれば、前記片側ポートあるいは前記逆側ポートから前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを送信することを特徴とするスイッチングハブ。
  2. 請求項1記載のスイッチングハブをリング状に複数個接続して構成されるリング型ネットワークシステムであって、
    あるスイッチングハブは、片側ポートに接続された伝送路上に発生した障害が復旧したとき、前記片側ポートを制御フレームだけを中継するリスニングモードにした後、逆側ポートから障害復旧を示す制御フレームを送信し、前記逆側ポートで前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを受信したとき、前記片側ポートを全てのフレームを中継するフォワーディングモードにし、
    他方、他のスイッチングハブは、片側ポートで前記障害復旧を示す制御フレームを受信したとき、逆側ポートに接続された伝送路上に障害が発生していれば、前記片側ポートから前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを送信することを特徴とするリング型ネットワークシステム。
  3. 片側ポートから定期的にリング制御フレームを送信し、逆側ポートで前記リング制御フレームを定期的に受信している間は、前記逆側ポートをユーザフレームを中継しないブロッキングモードにすると共に、前記逆側ポートから応答制御フレームを送信し、前記逆側ポートで前記リング制御フレームを一定時間受信しないとき、前記逆側ポートをフォワーディングモードにすると共に、前記逆側ポートからの前記応答制御フレームの送信を停止するスイッチングハブが含まれる請求項2記載のリング型ネットワークシステム。
  4. 二つのポートを備え、これら二つのポートを用いてリングの連結部を二重化したリング型ネットワークシステムの一部を構成するスイッチングハブにおいて、
    片側ポートに接続された伝送路上に発生した障害が復旧したとき、前記片側ポートをユーザフレームを中継しないブロッキングモードにした後、逆側ポートから障害復旧を示す制御フレームを送信し、
    前記逆側ポートで他のスイッチングハブから送信された前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを受信したとき、前記片側ポートを全てのフレームを中継するフォワーディングモードにし、
    前記片側ポートあるいは前記逆側ポートで他のスイッチングハブから送信された前記障害復旧を示す制御フレームを受信したとき、前記障害が発生した際にフォワーディングモードにした前記片側ポートあるいは前記逆側ポートをブロッキングモードにした後、前記片側ポートあるいは前記逆側ポートから前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを送信することを特徴とするスイッチングハブ。
  5. 請求項4記載のスイッチングハブをリングの連結部が二重化されるように複数個接続して構成されるリング型ネットワークシステムであって、
    あるスイッチングハブは、片側ポートに接続された伝送路上に発生した障害が復旧したとき、前記片側ポートをユーザフレームを中継しないブロッキングモードにした後、逆側ポートから障害復旧を示す制御フレームを送信し、前記逆側ポートで前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを受信したとき、前記片側ポートを全てのフレームを中継するフォワーディングモードにし、
    他方、他のスイッチングハブは、片側ポートで前記障害復旧を示す制御フレームを受信したとき、前記障害が発生した際にフォワーディングモードにした前記片側ポートをブロッキングモードにした後、前記片側ポートから前記ネットワークシステムがループでないことを示す制御フレームを送信することを特徴とするリング型ネットワークシステム。
  6. 片側ポートから定期的にリング制御フレームを送信し、逆側ポートで前記リング制御フレームを定期的に受信している間は、前記逆側ポートをブロッキングモードにすると共に、前記逆側ポートから応答制御フレームを送信し、前記逆側ポートで前記リング制御フレームを一定時間受信しないとき、前記逆側ポートをフォワーディングモードにすると共に、前記逆側ポートからの前記応答制御フレームの送信を停止するスイッチングハブが含まれる請求項5記載のリング型ネットワークシステム。
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