JP2011014753A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011014753A
JP2011014753A JP2009158360A JP2009158360A JP2011014753A JP 2011014753 A JP2011014753 A JP 2011014753A JP 2009158360 A JP2009158360 A JP 2009158360A JP 2009158360 A JP2009158360 A JP 2009158360A JP 2011014753 A JP2011014753 A JP 2011014753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin
mos transistor
silicon
insulating film
silicon substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009158360A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Hisamoto
大 久本
Ryuta Tsuchiya
龍太 土屋
Kiyoo Ito
清男 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009158360A priority Critical patent/JP2011014753A/ja
Publication of JP2011014753A publication Critical patent/JP2011014753A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/41Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
    • H01L29/417Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions carrying the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/41725Source or drain electrodes for field effect devices
    • H01L29/41791Source or drain electrodes for field effect devices for transistors with a horizontal current flow in a vertical sidewall, e.g. FinFET, MuGFET
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/785Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate having a channel with a horizontal current flow in a vertical sidewall of a semiconductor body, e.g. FinFET, MuGFET

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

【課題】 従来の比例縮小側(係数α、α>1)を適用した平面型MOSTのしきい電圧のばらつきの標準偏差σ(V)が、微細化とともに、すなわちαを大きくするとともに大きくなり、動作電圧が低くできないという問題がある。
【解決手段】 フィンの高さをチャンネル長よりも高くしたFinFET構造によって上記の問題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フィン構造を活用した高集積・低電圧動作に好適なMOSトランジスタ、MOSキャパシタならびにメモリセルなどの構造と特性、ならびに製造方法に関する。
近年、100nm以下に素子寸法(以下F)が微細化されるにつれて、MOSトランジスタ(以下MOST)のしきい電圧(V)のばらつきを抑えることが急務になってきている。なぜなら、周知のように、MOSTの微細化とともにVのばらつきが増大するので、チップ内の各回路の動作速度のばらつきも増大し、チップ全体としての動作の信頼性が著しく低下するからである。この速度ばらつきを抑えるためには、Vのばらつきに応じて動作電圧VDDを高くしなければならないが、これでは素子の微細化とともにチップの消費電力は増大し、また過大電圧のために素子の信頼性は著しく低下する。したがって、Vばらつきの少ないMOSTが望まれるようになってきた。その有力候補としてシリコンのフィン(Fin)の側壁に形成された完全空乏層型(FD)のMOST(いわゆるFinFET)が注目されている。なお、FinFETの構造や特性などに関しては非特許文献1ならびに2が、またその製法を開示している文献として非特許文献3がある。
D. Hisamoto, et al., "FinFET -A Self-aligned Double-gate MOSFET Scalable to 20 nm," IEEE Transaction on Electron Devices, vol. ED-47, no. 12, p. 2320, 2000. K. Okano, et al., "Process Integration Technology and Device Characteristics of CMOS FinFET on Bulk Silicon Substrate with sub-10 nm Fin Width and 20 nm Gate Length," International Electron Device Meeting Technical Digest, pp.739-742, 2005. Sung Min Kim, et al., "A Novel Multi-channel Field Effect Transistor(McFET) on Bulk Si for High Performance Sub-80nm Application, International Electron Device Meeting Technical Digest, pp.639-642, 2004.
MOSTのVのばらつきの標準偏差σ(V)は、よく知られているように、
σ(V)=Avt/(LW)0.5・・・(1)
vt=tOXsub 0.25 ・・・(2)
で表される。ここでAvtは、MOSTの電気的なゲート酸化膜(tOX)とMOSTのチャンネル領域の濃度Nsubで決まる定数である。またLとWは、それぞれMOSTのチャンネル長とチャンネル幅である。図12は、シリコン基板上のフィン(Fin、FN)の側壁に形成された従来のMOST(いわゆるFinFET)が示されている。(a)は鳥瞰図、(b)は代表的な平面レイアウトを示している。FinFETでは、フィンの高さがチャンネル幅になり、ゲート(FG)で制御されるチャンネル領域は、すなわちFGで囲まれたFNの領域(CH)は、たとえば完全空乏層型nチャンネルMOST(NMOST)なら、Nsub=1016cm−3程度の低濃度のボロンがドープされている薄いp層から成る。tOXはゲート酸化膜である。ドレイン(D)とソース(S)は高濃度のn型層(n)から成る。
FinFETでは、ゲートの電界効果により短チャネル効果を抑制することができるため、低濃度チャネルを用いることができる。従来のプレーナ型MOSTでは、短チャネル効果を押さえるためソース・ドレイン端のチャネル不純物濃度を高くした“Halo”と呼ばれる構造が用いられている。しかし、Halo濃度を高くすると、接合電界も強まり、接合リークが大きくなる問題がでてくることが知られている。例えば、Halo濃度が6x1018cm−3になると、電界は接合のトンネル降伏の目安とされる1MV/cmに達することになる。このとき、空乏層幅は、10nm程度である。よって、素子動作のSD対称性を維持するために、Haloをチャネル両端に形成する必要性を勘案すると、チャネル長20nm以下にすると接合耐圧上、大きな問題がでてくるものと考えられる。そのため、低濃度チャネルを用いるFinFETは、チャネル長20nm以下で用いると、大きな効果を得ることができる。
FinFETでは、プレーナ型MOSTで用いているチャネル不純物濃度1018cm−3程度が、上記のように低濃度になるので、σ(V)は小さくなる。しかし、このようなFinFETでは、フィンの形状を精密に制御するなどのために高度の製造技術が必要になるので、従来に比べて価格は上昇する。したがって、その上昇を吸収するために、MOSTやその他のデバイス、あるいはメモリセルなどに関して、より高密度に適した構造や製法が必須になる。さらには、従来から、FinFETは、基板電圧(VBB)を可変にしても、上部のチャンネル領域のポテンシャルは変わらないので、MOSTのしきい電圧(V)は変わらないとされてきた。このため、チップ内の平均的Vがチップごとに変わり速度性能などがチップごとにばらついても、そのばらつきを補償できないという実用化上の課題があった。本発明は、FinFETやキャパシタ、あるいはメモリセルなどの高密度化を図る構造と製法、さらには基板電圧によってVが変わるFinFETの構造などを提供する。本発明のその他の目的と新規な特長は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば以下の通りである。
まず、第1に、シリコンのフィンとMOSTがシリコン基板上に形成され、該MOSTのチャンネル幅は該フィンの高さ方向で決まるように該フィンの側面に形成され、該フィンの幅は最小加工寸法以下であることを特長とする。ここで、最小加工寸法は、最下層の金属配線層の配線ピッチの半分と考えることができる。
第2に、MOSTならびにシリコンのフィンと該フィンの側面に形成されたMOSキャパシタがシリコン基板上に形成され、該フィンの高さはその幅よりも大きいことを特長とする。
第3に、MOSTとMOSキャパシタならびにシリコンのフィンがシリコン基板上に形成され、該MOSTのチャンネル幅は該フィンの高さ方向で決まるように該フィンの側面に形成され、該キャパシタは該フィンの側面に形成されたものであって、該フィンの幅は最小加工寸法以下であることを特長とする。また上記のMOSTとMOSキャパシタで1個のダイナミック形メモリセルを構成したことを特長とする。ここで、最小加工寸法は、最下層の金属配線層の配線ピッチの半分と考えることができる。
第4に、上記のMOSTは完全空乏層型MOSTであることを特長とする。
第5に、シリコンのフィンとMOSTがシリコン基板上に形成され、該MOSTのチャンネル幅は該フィンの高さ方向で決まるように該フィンの側面に形成され、該MOSTは完全空乏層型MOSTであり、該フィンの底部と該基板間に絶縁物が存在することを特長とする。
第6に、シリコン基板に電圧を印加し、該電圧を変えることによってフィンの側面に形成された完全空乏層型MOSTの閾値電圧を変えることを特長とする。
第7に、MOSTのチャンネル長は20nm程度以下であることを特長とする。
第8に、サイドウォールプロセスを用いて最小加工寸法以下のフィンを形成し、該フィンを用いてMOSTあるいはMOSキャパシタを形成する製造方法であることを特長とする。
以上のように、新しい製法を用いることにより、FD−MOSTによるVばらつきの低減による低電圧動作を維持したままで、高密度のFinFETやキャパシタ、あるいはメモリセルなどが実現できるので低価格となり、さらにVは可変になるのでチップ間の性能ばらつきは抑えられる。
本発明構造を説明する鳥瞰構造図および平面レイアウト図である。 本発明構造を示す素子断面構造図である。 本発明構造を示す他の素子断面構造図である。 本発明構造を示す他の素子断面構造図である。 シミュレーションに用いた具体的構造を示す図である。 本発明の効果を説明するポテンシャル分布図である。 本発明の効果を説明する閾値の基板バイアス依存性を示す図である。 本発明のその他の実施例を説明する素子断面構造図である。 本発明の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 1T1C型DRAMセルの等価回路図である。 本発明をDRAMに用いた場合の実施例を説明する平面レイアウト図である。 本発明をDRAMに用いた場合の実施例を説明する他の平面レイアウト図である。 本発明をDRAMに用いた場合の実施例を説明する他の平面レイアウト図である。 本発明をDRAMに用いた場合の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合のその他の実施例の製造工程の一部を説明する素子断面構造図である。 本発明をDRAMに用いた場合のその他の実施例を説明する素子鳥瞰図である。 従来素子構造を説明する鳥瞰図および平面レイアウト図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。特に言及がない限り、同じの機能を有する部材には、同じ参照符号を付すこととし、説明を省略する。
図1(a)は、後述する本発明の製法で実現される代表的なフィンFETの鳥瞰図で、代表的平面配置を図1(b)に示した。基板表面の薄い絶縁膜BOX上に活性領域(FN1,FN2)が分離絶縁膜(PT)を挟んで形成されている。活性領域表面には、ゲート絶縁膜(図中省略)が形成され、さらにゲート電極(FG)が形成されている。FOXは、素子分離絶縁膜層をあらわしている。FGは、ゲート絶縁膜を介して、活性領域FN1,FN2に形成されるチャネル領域に電界効果を及ぼす。活性領域およびゲート電極に置かれたコンタクト(CNT)孔により金属配線層との導通がとられる。これらは、LSIのプレーナ加工技術として広く用いられているものである。
図2は、図1(b)のB−B断面を用いて本発明の特徴的な構造を示したものである。図2Aは、同じゲート400で制御される2個のMOSTが並列に接続されたMOSTもしくはMOSキャパシタである。図2Aに示される参照符号のうち、100は、シリコン基板である。120は、シリコンフィンであり、図1のFN1,FN2に該当する。この部分は、活性領域として用いられる。400は、ゲート電極であり、図1のFGに該当する。900は、素子分離領域であり、図1のFOXに対応する。910は、分離絶縁膜であり、図1のPTに該当する。920は、層間絶縁膜であり、ゲート絶縁膜として用いられる。950は、薄い絶縁体であり、図1のBOXに対応する。続いて、図2Bは、それぞれ独立なゲート(400、410)で制御される2個のMOSTを1個のフィンの両側面に形成した例である。なお、図2Bに示される構造は、図1(a)のゲート電極(FG)の上部がなく、層間絶縁膜920が表面に出ており、ゲート400が左右に分離されているのが特徴である。いずれの例も、最小加工寸法Fで形成されたフィンが、溝により分断されることで、最小加工寸法Fよりも幅が小さい分離された2つの活性領域をもつ構造になっている。尚、下部の薄い絶縁体950は、基板100に共通基板電圧(VBB)を用いてMOSTのVを可変にするためのもので、Vを可変にする必要のない場合には厚いものにできる。薄い絶縁体950の下に不純物層(ウエル)を設けることで950を介してV制御することもできる。このV制御の詳細については、後で詳しく述べる。さらに図2Aでは、活性領域を分断する溝に絶縁膜910を置くことで、ゲート容量の小さな一個のMOSTが形成できる。図2Cでは、同じゲート400で制御される2個のMOSTが並列に接続されたMOSTもしくはMOSキャパシタである。図2Aの分離絶縁膜910の部分が、ゲート電極400となっている。後で製造方法を詳細に示すが、図2Cの構造は、フィン幅F内に並列接続された2個のMOSTが形成されるので、チャンネル幅がほぼ2倍の一個のMOSTが実現できるので、2倍の高密度化が実現できる。またMOSキャパシタに流用するとほぼ2倍のキャパシタンスが得られる利点がある。なお、これら図2AからCの構造の応用例は供述する。
ここで、最小加工寸法Fは、最も稠密な金属配線層の配線ピッチ(一つの配線の中心線から隣接する配線の中心線までの距離)の半分と考えることができる。よって、図2AからCに示すMOSTで共通にある特徴的な構造は、一つのフィン120の幅(図2の左右方向、言い換えれば、チャネルができる方向に垂直な方向の幅)が最小加工寸法Fの半分より小さくなっている点である。最小加工寸法Fは、最も稠密な金属配線層の配線ピッチと考えることができる。最も稠密な金属配線層は、最下層の金属配線層であることが多いため、一つのフィン120の幅が、最下層の金属配線層の配線ピッチの半分より小さいということが可能である。
図2Dは、シミュレーションに用いた具体的構造で、図2Cのフィンをモデル化したものである。フィンの幅(Fw)が20nm、その高さ(Fh)が50nm、下部絶縁膜(950)10nmである。対称構造のため、中央で反転対称の境界条件を用いて計算を行った。NMOSを仮定し、チャネルボロン濃度(CD)は1017cm−3、下部絶縁膜下の基板ボロン濃度は1018cm−3に設定した。図3は、そのシミュレーション結果で、ポテンシャル分布とVを、基板電圧VBBをパラメータとしてプロットしたものである。図3Aは、ゲート電圧Vを0Vとし、基板にVBBを印加したときの、フィン中心でのポテンシャル変化を示している。x軸方向はフィンの高さ方向である。xの小さい側で、ポテンシャル分布がVBBに強く影響され、大きな変化が現れることがわかる。VBBを正にすることでポテンシャルが上がり、逆にVBBを負とすると、ポテンシャルが下がる様子が見られる。即ち、フィンの下部は電界効果により基板バイアスの影響を強く受けることは明らかである。このポテンシャルへの影響を、トランジスタのV依存性としてみたものが、図3Bである。ここでVは、ドレインとソース間電圧1Vにおける電流密度1nA/μmで定義したゲート電圧である。VBBを正から負の方向に印加することで、Vが増大する様子が示されている。よって、この効果を用いて、チップ間に存在するVのばらつきを基板バイアス(VBB)によって補償できるようになる。
このシミュレーションでは、基板バイアス効果を活かす構造として、図2で模式的に示したように、薄い絶縁膜上に形成した単結晶シリコン層SOIウエハを用いた。この効果は、通常の単結晶シリコン(バルク)ウエハや、厚い絶縁膜上(〜100nm)に形成した通常のSOIウエハを用いても得ることができる。図2Cに示したトランジスタ部の断面構造を用いて、バルクウエハの場合を図4(a)に、SOIウエハの場合を図4(b)に、模式的に示す。もちろん、バルクウエハおよびSOIウエハは、図2A,Bに示した素子構造にも適用できる。
図4(a)に示したバルクウエハで形成したフィンでは、フィン下部での拡散層間や素子分離膜界面を伝わるリーク電流を抑えるため、不純物プロファイルを適切に制御する必要がある。即ち、バルクウエハを用いた場合には、図3のシミュレーションで述べたフィン上部と下部に加え、フィンの根元領域を考える必要がある。それらを、図4(a)中、a,b,cで示した。aの領域は、フィンの上辺よりフィン幅と同程度まで下がった領域である。ここは、フィン上部に配置されたゲートからの電界効果を強く受けるため、ゲート電位によりフィン内部のポテンシャルが有効に制御される領域となる。一方、cの領域は、ゲートのフリンジ電界により素子分離層900の絶縁膜を介してポテンシャル制御するため、ゲート制御性が弱く、リーク電流を生じ易い領域となる。そこで領域cの閾値を高く設定するため、不純物濃度の高い領域を形成する必要がある。このことについては、例えばOKANO等が、非特許文献2(IEDM2005、739頁から742頁)において、不純物プロファイルの設定の有用性について述べている。bは、フィンの両側よりゲートの電界効果による制御を受ける領域である。この領域の特徴は、前述したように、基板バイアスの効果も受けるところにある。すなわち、基板バイアスを負側に加えることで、閾値を高くすることができる。よって領域bおよびcについては、基板バイアスにより、リーク電流を制御でき、Vを変えることができるものと考えられる。バルクウエハの場合、従来プレーナ構造の素子を、本発明構造の素子と同時に、そのまま集積できることが大きな特長となる。すなわち、ICチップでは、入出力部の静電対策素子(ESD)や、高耐圧系素子を集積する必要があり、これらには、従来構造を用いることができる。
また、従来のSOIウエハの場合、薄い絶縁膜の場合と同様に、基板バイアス効果は、埋め込み酸化膜を介してフィン内部のポテンシャルに影響を及ぼす。そのため、有効なポテンシャル制御を行うには、基板に大きな電圧を加えることが必要になる。一方、厚い埋め込み酸化膜を、フィンの加工時のエッチング加工のストッパ層として用いることができるため、素子形成工程は容易なものになる。また、基板部が埋め込み酸化膜により活性領域と分離されているため、拡散層電極(ソース−ドレイン)間や、拡散層−基板間の、不要なリーク電流を省くことができる。そのため、電荷リークを抑える必要のあるDRAMセルに用いた場合、電荷保持特性を向上させる上で、大きな有効性を得ることができる。
以下、本発明の製造工程を述べることで、発明構造を詳細に示す。図5は、本発明によるMOSTの製法であり、図2Aに示す構造の製造工程を示すものである。フィンとゲート電極は図1(b)に示したように、直交する向きに配置される。そこで、図5においては、左側に、図1(b)で示したA−A断面構造を、また、右側にゲートを含むB−B断面構造を示す。ここでは、50nmの厚さを持つ単結晶シリコン層120を10nmの酸化膜950上に形成したSOIウエハを用いて、N型MOSTを形成する例を用いて説明する(図5A)。一対のフィンとゲート電極との相対関係をわかり易いものとするため、A−A,B−B断面を用いた。まず、既知のSTI(shallow trench isolation)技術を適用することで、素子分離領域900を得る。尚、STI形成前に、チャネル下となる領域にイオン打ち込み法を用いて、ボロンを100keV,5x1013cm−2のドーズ量で打ち込み、絶縁膜950下にウエル160を形成する。このドーズ量は、今回のV設定のため、用いたものである。即ち、絶縁膜950が十分に薄い場合には、このウエルの不純物が空乏化することで生じる電荷により、チャネルに電界効果を及ぼすことができるため、その濃度によって、Vを変えることができる。次に熱酸化によりパッド酸化膜(図中省略)を形成後、シリコン窒化膜905を堆積する。フィンパターンを、ホトリソグラフィ法を用いてパターニングし、支持基板100までエッチングを行なった後、シリコン酸化膜900を堆積し、周知のCMP法により窒化膜905レベルまで平坦化する(図5B)。次に、ウエットエッチングによりシリコン窒化膜905を除去し(図5C)、CVD法によりシリコン窒化膜を20nm堆積し、異方性ドライエッチングを行うことで、窒化膜スペーサ906を形成する(図5D)。さらに、絶縁膜900および窒化膜スペーサ906をマスクにシリコンをドライエッチングすることで、20nm幅の活性領域120を得る((図5E)。次に、CVD法により、シリコン窒化膜を堆積後、エッチバックすることで、シリコンに形成した溝に窒化膜910を詰め込む。このとき、エッチバックに代えて、CMPを用いることもできる(図5F)。さらに、窒化膜910およびスペーサ906をマスクに酸化膜900を絶縁膜950のレベルまでエッチバックし(図5G)、露出した活性領域表面にゲート絶縁膜(図中省略)を形成し、ゲート電極400を形成する(図5H)。また、ゲート電極400をマスクに不純物をフィン120に導入することで、ソース200、ドレイン300拡散層を形成する。図5(H)は、平行したフィンの間の断面を取っているため、拡散層200、300が、ゲート400より離れた位置に形成されて見えている。以下、拡散層電極およびゲート電極に抵抗低減のため、シリコンの選択成長技術を用いてフィンを拡大することや、これら電極のシリサイド化を行うことなどは、これまで多くの報告がなされてきたのと同様に、本発明構造においても適用することができる。また、層間絶縁膜を堆積し金属配線層を形成するBEOLプロセスは、従来と同じものを用いることができるため、ここでは説明を省略する。金属配線(600)を行った様子を図5Iに示す。以上の製造工程によって、フィン下部に薄い(10nm)絶縁膜を持つ、基板バイアスによりVを制御できるデバイス構造を得る。
本実施例で述べた微細な活性領域の形成工程は、非特許文献3に見られるように、サイドウォールプロセスにより、リソグラフィの最小解像寸法以下のパターンを形成するものである。すなわち、最小パターンで配置されたフィンのなかに分離層910を持った1対のフィンを形成することができる。この場合、2つのフィンをもつ場合に比べ、フィン間が絶縁層で埋められているため、ゲートの負荷容量を小さくできる特徴がある。
なお、図2Bに示す構造を作る場合には、ゲート400をフィン(120および910)上で分離することで製造可能である。また、図2Cに示す構造を作る場合には、950の部分を詰め込むことなくゲート電極400を形成することで製造可能である。
図6は、バルク基板上に形成されたFinFETと、その製法の概略である。図5に示した製造工程AからIの各工程に対応して、図6のAからIを行うことから、同様な製造工程により、形成できることがわかる。但し、BおよびEの工程において溝を形成する際、SOI基板では絶縁層950があるため、溝深さを容易に制御できたが、バルクの場合、深さを揃えるようにエッチングする必要がある。また、Gのエッチバックする場合も、酸化膜900の上面位置を、フィンに揃える必要があり、プロセス制御上の課題となる。一方、バルク基板を用いた場合、SOI構造の上記FinFETよりも安価な特長がある。
以上の実施例になるMOSTあるいはキャパシタは高密度なので、論理LSIならびにSRAMあるいはDRAM用の構成部品として使うことができる。特に、メモリチップ内の周辺論理回路用MOSTとメモリセル用MOSTなどが、ほぼ同じ構造であれば低コストになる。メモリセルに特別な部品が不要になるからである。以下では、これまで述べた構造をダイナミックメモリ(DRAM)セルに応用することで、新たな効果が得られることを明らかにする。即ち、(1)最小加工寸法に比べほぼ半分の寸法となる活性領域を持ったセルを形成できることから高い集積性が得られること、(2)該活性領域を用いて容量素子を形成することで、大きな容量を得られることを示す。
図7に、DRAMセル一個の等価回路図を示した。トランジスタとキャパシタは、図2のAからCに示した構造を使うことが出来る。セルは選択用ワード線WLとデータの出し入れするビット線BL、ならびキャパシタCから成っている。またPLはキャパシタ電極である。互いに対向する一対のメモリセルの平面配置を図8に示した。図8Aは、最終的に形成される主要層を重ねたものであり、WL1、WL2はワード線、BLはビット線、BCはビット線と選択用MOST(M)とのコンタクト、またPLはキャパシタ電極である。FNは活性領域(フィン)を示している。後述するように、この一対のセルを上下ならびに左右に回転させればメモリセルアレーが形成される。破線CBで囲った領域が1個のセルに対応している。また、活性領域(FN)パターンは、ホトマスク層としては本来存在しない図形である。即ち、FNパターンは、実際には、図8Bに示したリソグラフィの最小加工寸法(F)幅のFNパターンを用いて形成したものである。前述したサイドウォールプロセスを用いることで、図8C中FNで示した、2つのフィンを形成する。図8Cのフィンパターンのなかで、セル間の不要な領域を除去し、残った活性領域が図8Aに示したFNのパターンになる。このフィンを用いて、ゲート電極WLでトランジスタと、プレート電極PLによる容量素子が形成されることから、図7の等価回路で示した、いわゆる“1T1C”型のDRAMセルが構成される。
図9は、電荷保持特性に優れる従来のSOIウエハを用いてDRAMセルを形成した場合の断面構造で、MOSTのゲート電極(ワード線WL)と容量素子のプレート電極(PL)を、同層のマスクを用いて形成した例である。同層を用いていることから、プロセス工程としては新たな加工マスクおよび加工工程が必要なく、通常のCMOSプロセスを行うことで、同時にDRAMセルを得ることができる特徴がある。MOSTには図2C、キャパシタには図2Aを用いている。平面レイアウトを示した図8AのA−A、B−B、C−C素子断面構造を用いて、以下にその製造工程を示す。
図9A及びBは、比較的厚い100nm埋め込み酸化膜上の単結晶シリコンを用いて、サイドウォールプロセスを用いて、1対のフィンを形成するところを示している。この場合、埋め込み酸化膜により、素子分離酸化膜を兼用させることができる特徴がある。但し、前述したようにVBBによるV制御には、比較的大きな電圧を印加する必要がある。
一対のフィンを形成した後、フィンの間に分離層910を形成する(図9C)。次に、WL部の分離膜910を残して、PL部の分離膜910を除去する(図9D)。さらに、フィンを活性領域として、その表面に絶縁膜を形成後、ゲート電極(ワード線400)プレート電極(450)を形成する(図9E)。その後、層間絶縁膜920を堆積し、金属配線600を用いてビット線(BL,600)を形成する(図9F)。これにより、本発明素子を用いたDRAMセルを得ることができる。
図10は、トランジスタのゲート電極(ワード線WL)と容量素子のプレート電極(PL)に、別層を用いてメモリセルを形成するもので、N型MOSTの例を示している。図10Cでゲート電極400を形成後、高濃度に不純物をドーピングし、容量を大きくするため容量部のフィンの間に形成した分離層910を除去した後(図10D)、容量素子を形成している(図10E)。この場合は、ゲート電極をイオン打ち込みに対するマスクにすることができる。そのため、容量素子の下部電極となるフィン部に、不純物を高濃度にドーピングすることで金属電極化することができる。そのため、この電極を用いた容量素子では、上部電極電位(Vdd/2)に対して、2値の記憶情報に対応したVddあるいは0Vを加えて動作させる、いわゆる「1/2Vdd」プレート電極動作できる特長がある。また、この工程では、容量素子の容量絶縁膜も、ゲート電極のゲート絶縁膜とは別層で形成することになる。そのため高容量を得られる誘電率の高いSiN,TaO,TiO,ZrO,HfOなどの絶縁材料を用いることができる。また、この構造の上に、容量素子を積み上げて形成することができるため、容量素子形成に大きな自由度が得られる特長がある。たとえば図10Dの後、ビット線(BL)を形成し、層間絶縁膜により平坦化した後、各々のフィンにコンタクトを開口し、容量素子の下部電極となる層を積層させる。この下部電極上に容量絶縁膜および上部(プレート)電極を形成することで大きな容量素子を形成することができる。この工程は、COB(Capacitor On Bit line)として知られるものである。これらの技術は、本発明構造に適用できることは明らかである。
図9および図10では、従来SOI基板を用いて本発明構造を用いたDRAMを形成した例を示した。図11に鳥瞰図で示すように、薄い絶縁膜上に形成したSOIウエハでも、同様にDRAMセルを形成することができる。即ち、図5で説明した素子製造工程で、図9と同様に、ゲート電極(WL)と容量素子のプレート電極(PL)を同時に形成したものである。最小加工寸法を示すFのなかに、2本のフィンを形成している。容量素子のプレートの長さ2Fで設計した例を示している。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
100: シリコン基板
120,FN: シリコンフィン
160: ウエル
200,300: 拡散層電極
400,410,FG: ゲート電極
450: プレート電極
600: 金属配線層
900,905,906,907,908,910,950,FOX,BOX,PT: 絶縁膜

Claims (8)

  1. シリコン基板上に形成されたシリコンの第1のフィンと前記第1のフィンの少なくとも側面に絶縁膜を介して形成されたゲート電極とを有するMOSトランジスタを具備し、
    前記MOSトランジスタのチャンネル幅は、前記第1のフィンの高さ方向で決まるように前記第1のフィンの側面に形成され、
    前記シリコン基板に平行な第1方向の前記第1のフィンの幅は、最下層の金属配線層の配線ピッチの半分より小さいことを特長とする半導体装置。
  2. 前記シリコン基板上に形成された第2のフィン及び前記第2のフィンの少なくとも側面に絶縁膜を介して設けられた電極を有するMOSキャパシタを更に具備し、
    前記第1方向の前記第2のフィンの幅は、前記最下層の金属配線層の配線ピッチの半分より小さいことを特長とする請求項1の半導体装置。
  3. 前記MOSトランジスタと前記MOSキャパシタで1個のダイナミック形メモリセルを構成したことを特長とする請求項2の半導体装置。
  4. シリコン基板上に形成されたMOSトランジスタと、
    前記シリコン基板上に形成されたシリコンのフィン及び前記フィンの少なくとも側面に絶縁膜を介して設けられた電極を有するMOSキャパシタとを具備し、
    前記フィンの高さは、その幅よりも大きいことを特長とする半導体装置。
  5. 前記MOSトランジスタは、完全空乏層型MOSトランジスタであることを特長とする請求項1から4までのいずれか1つの半導体装置。
  6. シリコン基板上に形成されたシリコンのフィンと前記フィンの少なくとも側面に絶縁膜を介して設けられたゲート電極とを有するMOSトランジスタを具備し、
    前記MOSトランジスタのチャンネル幅は、前記フィンの高さ方向で決まるように前記フィンの側面に形成され、
    前記MOSトランジスタは、完全空乏層型MOSトランジスタであり、前記フィンの底部と該基板間に絶縁物が存在することを特長とする半導体装置。
  7. 前記シリコン基板に電圧を印加し、該電圧を変えることによって前記MOSトランジスタの閾値電圧を変えることを特長とする請求項6の半導体装置。
  8. 前記MOSトランジスタのチャンネル長は、20nm程度以下であることを特長とする請求項1から7までのいずれか一つの半導体装置。
JP2009158360A 2009-07-03 2009-07-03 半導体装置 Pending JP2011014753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009158360A JP2011014753A (ja) 2009-07-03 2009-07-03 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009158360A JP2011014753A (ja) 2009-07-03 2009-07-03 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011014753A true JP2011014753A (ja) 2011-01-20

Family

ID=43593354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009158360A Pending JP2011014753A (ja) 2009-07-03 2009-07-03 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011014753A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012216802A (ja) * 2011-03-25 2012-11-08 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 電界効果トランジスタおよびそれを用いたメモリおよび半導体回路
KR20130073829A (ko) * 2011-12-23 2013-07-03 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 반도체 소자, 반도체 소자의 제작 방법 및 반도체 소자를 이용한 반도체 장치
WO2014051760A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 Intel Corporation Extended drain non-planar mosfets for electrostatic discharge (esd) protection
US8841185B2 (en) 2012-08-13 2014-09-23 International Business Machines Corporation High density bulk fin capacitor
US9184053B2 (en) 2012-01-10 2015-11-10 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same
US9373678B2 (en) 2014-06-17 2016-06-21 Globalfoundries Inc. Non-planar capacitors with finely tuned capacitance values and methods of forming the non-planar capacitors
WO2020189408A1 (ja) * 2019-03-15 2020-09-24 株式会社ソシオネクスト 半導体集積回路装置
US11670675B2 (en) 2020-12-04 2023-06-06 United Semiconductor Japan Co., Ltd. Semiconductor device

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1168069A (ja) * 1997-04-04 1999-03-09 Nippon Steel Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2005294789A (ja) * 2004-03-10 2005-10-20 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2006128494A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Toshiba Corp 半導体集積回路装置及びその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1168069A (ja) * 1997-04-04 1999-03-09 Nippon Steel Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2005294789A (ja) * 2004-03-10 2005-10-20 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2006128494A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Toshiba Corp 半導体集積回路装置及びその製造方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012216802A (ja) * 2011-03-25 2012-11-08 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 電界効果トランジスタおよびそれを用いたメモリおよび半導体回路
US9859443B2 (en) 2011-03-25 2018-01-02 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Field-effect transistor, and memory and semiconductor circuit including the same
US9548395B2 (en) 2011-03-25 2017-01-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Field-effect transistor including oxide semiconductor, and memory and semiconductor circuit including the same
US9236428B2 (en) 2011-12-23 2016-01-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor element, method for manufacturing the semiconductor element, and semiconductor device including the semiconductor element
US8860021B2 (en) 2011-12-23 2014-10-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor element, method for manufacturing the semiconductor element, and semiconductor device including the semiconductor element
KR102102718B1 (ko) * 2011-12-23 2020-04-21 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 반도체 소자, 반도체 소자의 제작 방법 및 반도체 소자를 이용한 반도체 장치
KR20130073829A (ko) * 2011-12-23 2013-07-03 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 반도체 소자, 반도체 소자의 제작 방법 및 반도체 소자를 이용한 반도체 장치
JP2013232689A (ja) * 2011-12-23 2013-11-14 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体素子
US9184053B2 (en) 2012-01-10 2015-11-10 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same
US8841185B2 (en) 2012-08-13 2014-09-23 International Business Machines Corporation High density bulk fin capacitor
US9502883B2 (en) 2012-09-28 2016-11-22 Intel Corporation Extended drain non-planar MOSFETs for electrostatic discharge (ESD) protection
WO2014051760A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 Intel Corporation Extended drain non-planar mosfets for electrostatic discharge (esd) protection
US10103542B2 (en) 2012-09-28 2018-10-16 Intel Corporation Extended drain non-planar MOSFETs for electrostatic discharge (ESD) protection
US9087719B2 (en) 2012-09-28 2015-07-21 Intel Corporation Extended drain non-planar MOSFETs for electrostatic discharge (ESD) protection
US9373678B2 (en) 2014-06-17 2016-06-21 Globalfoundries Inc. Non-planar capacitors with finely tuned capacitance values and methods of forming the non-planar capacitors
WO2020189408A1 (ja) * 2019-03-15 2020-09-24 株式会社ソシオネクスト 半導体集積回路装置
US11670675B2 (en) 2020-12-04 2023-06-06 United Semiconductor Japan Co., Ltd. Semiconductor device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10622051B2 (en) Memory cell and methods thereof
JP3898715B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US8124976B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
US7271052B1 (en) Long retention time single transistor vertical memory gain cell
US7566620B2 (en) DRAM including a vertical surround gate transistor
US7151024B1 (en) Long retention time single transistor vertical memory gain cell
TWI427776B (zh) 關於具有一浮動主體之記憶體單元的方法,裝置及系統
JP2011014753A (ja) 半導体装置
CN111223863B (zh) 动态随机存取存储器结构
JP2007194259A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US20100207180A1 (en) High-performance one-transistor floating-body dram cell device
US8946821B2 (en) SRAM integrated circuits and methods for their fabrication
JP4429798B2 (ja) フィン型チャネルfetを用いたシステムlsi及びその製造方法
US20190198676A1 (en) Semiconductor structure and method for preparing the same
JPH11238860A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
US20180130804A1 (en) Vertical Thyristor Cell and Memory Array with Silicon Germanium Base Regions
TW202247421A (zh) 具有記憶元件的半導體裝置
TW202303930A (zh) 具有記憶元件的半導體裝置
US7332418B1 (en) High-density single transistor vertical memory gain cell
US7781283B2 (en) Split-gate DRAM with MuGFET, design structure, and method of manufacture
US8659079B2 (en) Transistor device and method for manufacturing the same
JP2008071861A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP4058403B2 (ja) 半導体装置
JP2014096479A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US10147802B2 (en) FINFET circuit structures with vertically spaced transistors and fabrication methods

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140304