JP2011014195A - フラッシュメモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】多値技術を用いたメモリにおいて、複数ページにわたるデータを短時間に転送するフラッシュメモリを提供する。
【解決手段】フラッシュメモリは、各々がnビット(nは2以上の整数)のデータを記憶する複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、メモリセルのゲートに接続された複数のワード線と、メモリセルに接続された複数のビット線と、ビット線を介してメモリセルに記憶されたデータを検出するセンスアンプと、或るワード線に接続されたm個(mは2以上の整数)のメモリセルのそれぞれに格納されたnビットデータを保存するm×nビットのデータラッチと、データラッチから外部へ2ビット以上のデータを同時に転送可能な多値レベルインタフェースとを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、フラッシュメモリに関する。
NANDフラッシュメモリでは、ビットコストを下げるために、1つのメモリセルに2ビット以上のデータを記憶する多値技術が広く用いられている。また、チップサイズを小さくするために、メモリセルの微細化が進んでいる。このような状況においては、隣接セル間干渉による閾値分布の広がり、また、リードノイズおよびプログラムノイズのようなランダムノイズが無視できなくなり、メモリセルの閾値分布を狭い範囲に形成することが困難になってきている。
隣接する閾値分布間の間隔が狭いと読出しエラーが発生しやすくなる。この場合、読み出しエラーを防ぐために、強力なエラー補正技術、すなわちECC(Error-correcting code)技術が必要となる。つまり、多値技術を用いた微細なメモリセルでは、エラー補正率の高いECC技術が必要となる。NANDフラッシュメモリにおいては、データの書き込みおよび読み出しはページ単位で行われる。従来、エラー補正を行う単位(ユニット)は、一つのページ内で閉じていた。しかし、最近の強力なECC技術においては、エラー補正率を上げるために、複数のページにまたがる単位をユニットとして補正をかけることが行われることもある。例えば、8値技術の場合、すなわちメモリセルが3ビットデータを格納している場合、そのような強力なECC技術においては、3ページにまたがるデータ塊を1つのユニットとして補正する。各メモリセルに格納されているビット数に対応する全ページを読み出すことにより、それぞれのメモリセルがどの閾値分布に属するかを特定することができる。或るメモリセルのデータは、隣接する閾値分布のデータとして誤って検出される確率が最も高いので、どの閾値分布に属するかの情報を利用することによって、強力なECC補正を実現することができる。
しかし、ECC補正のユニットが複数ページにわたる場合、複数のページをそれぞれ別個に読み出す必要があり、データ読出しに長時間掛かるという問題があった。
多値NANDフラッシュメモリにおいて、書き込み性能を向上するための書き込み方式に一括書き込み方式(フルシーケンス書き込み方式)というものがある。4値NANDフラッシュメモリにおいては、4つの閾値分布を形成することによって、2ビットの情報を記憶する。通常の書き込み方式では2ページに分けて4つの閾値分布を形成する。すなわち、Lowerページの書き込みでまず2つの閾値分布を形成し、その後、Upperページの書き込みで最終的な4つの閾値分布を形成する。フルシーケンス書き込み方式は、一回の書き込み動作において、2ページ分に相当する4つの閾値分布を一度に形成する。その場合、書込み動作の開始前に、各メモリセルに記憶する2ビット分のデータを予め、書き込み用のデータラッチ回路へ転送しておく必要がある。この場合も、複数のページをそれぞれ別個に転送する必要があり、データ転送に長時間掛かるという問題があった。
特開2004−206933号公報
多値技術を用いたメモリにおいて、複数ページにわたるデータを短時間に転送することができるフラッシュメモリを提供する。
本発明に係る実施形態に従ったフラッシュメモリは、各々がnビット(nは2以上の整数)のデータを記憶する複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、前記メモリセルのゲートに接続された複数のワード線と、前記メモリセルに接続された複数のビット線と、前記ビット線を介して前記メモリセルに記憶されたデータを検出するセンスアンプと、或るワード線に接続されたm個(mは2以上の整数)の前記メモリセルのそれぞれに格納されたnビットデータを保存するm×nビットのデータラッチと、前記データラッチと外部との間で2ビット以上のデータを同時に転送可能な多値レベルインタフェースとを備えている。
本発明に係る実施形態に従ったフラッシュメモリの駆動方法は、各々がnビット(nは2以上の整数)のデータを記憶する複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、前記メモリセルのゲートに接続された複数のワード線と、前記メモリセルに接続された複数のビット線と、m×nビットのデータラッチと、前記データラッチへデータを転送し、または前記データラッチからのデータを受け取る多値レベルインタフェースとを備えたフラッシュメモリの駆動方法であって、
データ書込み時に、2値(kは2以上の整数、且つk≦n)のいずれかのレベルを示す電位データを外部から受け取り、前記多値レベルインタフェースは、前記電位データをkビットデータに変換し、該kビットデータを前記データラッチへ転送し、前記データラッチは、m個の前記nビットデータを格納し、前記ビット線を介して前記nビットデータをm個の前記メモリセルへ書き込み、m個の前記メモリセルは、それぞれ前記nビットデータを格納することを具備する。
本発明によるフラッシュメモリは、多値技術を用いたメモリにおいて、複数ページにわたるデータを短時間に転送することができる。
本発明の一態様である第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100の要部構成を示すブロック図。 図1のメモリセルアレイ1内のカラム方向のNANDストリングの回路構成を示す回路図。 メモリセルアレイMCAのブロックおよびページ等の概念を示す図。 データラッチ回路DLおよびセンスアンプS/Aの配置を示すブロック図。 LOWERページおよびUPPERページの2ページ分のデータを示す概念図。 入出力制御回路15の構成、およびページバッファまでのデータ転送経路の構成を示す図。 入出力制御回路15内の入力バッファの構成の一例を示す図。 カラントミラー差動アンプAMP1〜AMP3の出力OUTPUT1〜OUTPUT3とUPPERデータおよびLOWERデータとの関係を示す図。 入出力制御回路15内の出力バッファの構成の一例を示す図。 出力データとゲートG1〜G3の各電位との関係を示す図。 データ書込み時における、IOパッドから内部データパスへのデータ転送タイミングを示す図。 データ書込み時に、データラッチ回路DLへデータが転送される流れを示す概念図。 データ読出し時における、内部データパスからIOパッドへのデータ転送タイミングを示す図。 データ読出し時に、データラッチ回路DLからデータが転送される流れを示す概念図。 本発明に係る第2の実施形態に従ったフラッシュメモリの入出力制御回路15の構成、およびページバッファまでのデータ転送経路の構成を示す図。 データ書込み時における、IOパッドから内部データバスへのデータ転送タイミングを示す図。 データ書込み時に、データラッチ回路DLへデータが転送される流れを示す概念図。 データ読出し時における、内部データバスからIOパッドへのデータ転送タイミングを示す図。 データ読出し時に、データラッチ回路DLからデータが転送される流れを示す概念図。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の一態様である第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ100の要部構成を示すブロック図である。また、図2は、図1のメモリセルアレイ1内のカラム方向のNANDストリングの回路構成を示す回路図である。NANDストリングは、直列に接続された複数のメモリセルMと、その両端に接続された2つの選択ゲート(ソース側選択ゲートSGSトランジスタSGSTrとドレイン側選択ゲートSGDトランジスタSGDTr)から成る。ソース側の選択ゲートSGSTrはソース線SRCに、ドレイン側の選択ゲートSGDTrはビット線BLにそれぞれ接続されている。
図1に示すように、NAND型フラッシュメモリ100は、メモリセルアレイ1と、ロウデコーダ2と、ビット線制御回路3と、カラムデコーダ4と、データ入出力バッファ5と、内部電位発生回路6と、動作制御回路7と、アドレスバッファ8と、ワード線電位制御回路9と、ソース・ウェル電位制御回路10と、コマンドバッファ11と、一括ベリファイ回路12と、ページバッファ13と、入出力パッド14と、入出力制御回路15とを備える。
メモリセルアレイ1は、ロウ方向のワード線WLとカラム方向のビット線BLとにそれぞれ接続され、マトリックス状に配置された複数のNANDストリングを有する。
ロウデコーダ2は、ワード線駆動回路(図示せず)を含み、入力されたアドレスに応じて、メモリセルアレイ1のワード線を選択し、かつ、これを駆動する。
ビット線制御回路3は、ビット線BLの電位を制御する回路と、ベリファイリードおよび読み出し動作時にビット線の電圧またはビット線に流れる電流をセンスするセンスアンプS/Aとを含む。ビット線制御回路3は、ビット線BLの電位を制御することにより、書き込み制御、ベリファイリード、読み出し動作を行う。NAND型フラッシュメモリは、通常、512バイトから8Kバイトのページ単位で、書き込み動作および読み出し動作を行う。すなわち、ビット線制御回路3は、ページ内の512バイトから8Kバイトに対応するビット線BLの制御を同時に行うことができる。メモリセルMは、nビットデータ(nは2以上の整数)を格納することができる。即ち、本実施形態によるフラッシュメモリは、多値技術を用いている。
ページバッファ13は、読出しデータまたは書込みデータ等を格納するデータラッチ回路DLを含む。データラッチ回路DLは、選択ワード線WLに接続されたm個(mは2以上の整数)のメモリセルMのそれぞれに格納されたnビットデータを保存するm×nビットのラッチ回路である。即ち、各メモリセルMがnビットのデータを格納する多値技術を用いたフラッシュメモリにおいて、データラッチ回路DLは、nビット以上のデータを格納することができるラッチ回路である。
カラムデコーダ4は、入力されたアドレスに応じて、メモリセルアレイ1のビット線に接続されたビット線制御回路3の選択を行う。通常、選択は1バイト単位で行われる。すなわち、カラムデコーダ4は、隣接する8本のビット線に接続されたビット線制御回路3の選択を行う。
データ読み出し時、ビット線制御回路3に読み出されたデータは、ページバッファ13に格納され、さらに、データ入出力バッファ5を介して入出力パッド14から出力される。
内部電位発生回路6は、電源電圧を昇圧または降圧して、ビット線制御回路3、制御ゲート電位制御回路9、および、ソース・ウェル電位制御回路10等に供給する電圧を発生させる。
ワード線電位制御回路9は、ワード線WL(メモリセルの制御ゲート)に印加する電圧を制御し、その電圧をロウデコーダ2に供給する。
ソース・ウェル電位制御回路10は、半導体基板101上のセルウェル102の電位を制御し、かつ、ソース線SRCの電位を制御する。
チップ外部から入出力パッド14に対して、チップイネーブル信号CE、書込みイネーブル信号WE、読出しイネーブル信号RE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、コマンドラッチイネーブル信号CLE等の外部制御信号が入力され、並びに、コマンドコードが入力されると、入出力制御回路(図示せず)を介してコマンドコードがコマンドバッファ11に供給される。該コマンドバッファ11は、このコマンドコードをデコードし、動作制御回路7にコマンド信号として供給する。
動作制御回路7は、動作モードに応じて供給されるコマンド信号に基づいて、データ書き込み及び消去のシーケンス制御、及びデータ読み出しの制御を行う。
動作制御回路7が読み出し、書き込み、消去などの各種動作を制御する信号を出力することにより、ビット線制御回路3、内部電位発生回路6、ワード線電位制御回路9、および、ソース・ウェル電位制御回路10は、各種動作を行う。また、動作制御回路7がベリファイ動作を制御する信号を出力することにより、ベリファイ回路12はベリファイ動作を行う。
入出力制御回路(図示せず)から供給されたメモリセルMのアドレスは、アドレスバッファ8を介してロウデコーダ2及びカラムデコーダ4に転送される。
一括ベリファイ回路12は、ベリファイリード時にページバッファ13に格納されたデータに基づいて、所定のメモリセルMに対して書込み対象のページ内または消去対象のブロック内の全てのメモリセルMのしきい値電圧がベリファイレベルまで達しているか(書き込まれているか、又は消去されているか)を判別する。一括ベリファイ回路12は、この判別した結果を、動作制御回路7に出力する。動作制御回路7は、このベリファイした結果に基づいて、ビット線制御回路3、内部電位発生回路6、ワード線電位制御回路9、および、ソース・ウェル電位制御回路10を制御し、書き込み対象ページ内全てまたは消去対象ブロック内全てのメモリセルMのしきい値電圧がベリファイレベルに達する(パスする)まで、書き込み動作または消去動作を継続する。
一括ベリファイ回路12は、ベリファイレベルに達していないメモリセルMの数をカウントする機能、あるいは、ベリファイレベルに達していないメモリセルMに接続されたビット線数またはカラム数をカウントする機能を有してもよい。この場合、書込み対象ページ内または消去対象ブロック内において、ベリファイレベルに達していないメモリセルMの数のカウントが、予め設定された許容ビット数もしくは許容バイト数以内であれば、書込みまたは消去動作をその時点で打ち切ることが可能である。
全てのビットまたはカラムがベリファイレベルに達した状態をパスと呼ぶのに対して、ベリファイレベルに達していないビット数またはカラム数が許容ビット数内または許容バイト数内である状態を擬似パスと呼ぶ。
NANDフラッシュメモリにおいては、ECC技術を用いて、各種ディスターブまたはデータ保持特性不良などによって発生した数〜数十ビットの不良ビットを補正することが行われる。しかし、補正可能なビット数が十分ある場合には、擬似パスで書き込み動作または消去動作を打ち切ってしまい、一部のメモリセルMがベリファイレベルに達していない状態に放置しても問題にならない。そうすることで、書き込み又は消去が遅いメモリセルMの為に、書き込み又は消去動作を繰り返すことが避けられ、結果として書込み速度または消去速度を向上させることができる。
図3は、メモリセルアレイMCAのブロックおよびページ等の概念を示す図である。メモリセルアレイMCAは、メモリセルブロック(以下、ブロックともいう)BLOCK0〜BLOCKmに分割されている。この例では、ブロックBLOCK0〜BLOCKmは、それぞれデータ消去の最小単位である。各ブロックBLOCK0〜BLOCKmは、複数のページで構成されている。ページは、データ読出しまたはデータ書込みの単位である。各ページは、ワード線に対応しており、或るロウアドレスで特定される複数のメモリセルのデータによって構成されている。ROM120は、ダイソート試験時などに設定された、書き込み電圧等の動作に必要な設定情報を格納している。
図4は、データラッチ回路DLおよびセンスアンプS/Aの配置を示すブロック図である。センスアンプS/Aは、ビット線BLに接続されている。データラッチ回路DLは、1つのビット線または1つのセンスアンプS/Aに対して複数ビットのデータを格納することができるように構成されている。メモリセルMがnビットデータを格納している場合、データラッチ回路DLは、1つのビット線または1つのセンスアンプS/Aごとにnビットデータを格納することができるように構成すればよい。例えば、メモリセルMが図5に示すように2ビットデータを格納する場合、1つのビット線にラッチ回路DL1およびDL2を設ける。ラッチ回路DL1およびDL2は、それぞれ1ビットデータを格納可能なラッチ回路である。以下、n=2の場合、すなわち1つのメモリセルMが2ビットデータを格納するとして第1の実施形態の説明を続ける。
また、ラッチ回路DL1およびDL2の組は、1ページ分のビット線のそれぞれに設けられている。1ページにm本のビット線が含まれているとした場合、ラッチ回路DL1およびDL2は、m組設けられている。これにより、データラッチ回路DLは、図5に示すLOWERページおよびUPPERページの2ページ分のデータを同時にラッチすることができる。
データラッチ回路DLは、データバスBUSを介してデータ入出力バッファ5に接続されている。
図6は、入出力制御回路15の構成、およびページバッファまでのデータ転送経路の構成を示す図である。入出力制御回路15は、ページバッファ13とデータ入出力バッファ5との間に接続されており、ページバッファ13とデータ入出力バッファ5との間でデータの転送を行う。ここでは、8ビット分のデータ<7:0>を一括処理している。
入出力制御回路15は、フリップフロップFF1〜FF4と、マルチプレクサMUX1〜MUX4とを含む。フリップフロップFF1〜FF4は、それぞれ1ビットデータをラッチし、次のデータが転送されるまで、そのデータをラッチし続ける。フリップフロップFF1〜FF4は、次のデータが転送されると、転送されたデータで更新され、それをラッチするように構成されている。本実施例では、図11に示されるようにLOWERページのデータとUPPERページのデータが同時に入力される。フリップフロップFF1およびFF3は、LOWERページのデータをラッチし、フリップフロップFF2およびFF4は、UPPERページのデータをラッチする。マルチプレクサMUX1およびMUX2は、入力データをデータ入出力バッファ5からページバッファ13へ転送するときに用いられる。マルチプレクサMUX3およびMUX4は、出力データをページバッファ13からデータ入出力バッファ5へ転送するときに用いられる。
フリップフロップFF1は、マルチプレクサMUX1の一方の入力とマルチプレクサMUX3の一方の入力との間に接続されている。フリップフロップFF2は、マルチプレクサMUX4の一方の入力とマルチプレクサMUX1の他方の入力との間に接続されている。フリップフロップFF3は、マルチプレクサMUX3の他方の入力とマルチプレクサMUX2の一方の入力との間に接続されている。フリップフロップFF4は、マルチプレクサMUX4の他方の入力とマルチプレクサMUX2の他方の入力との間に接続されている。
マルチプレクサMUX1の出力は、データ線DQbを介してメモリセルアレイMCA0およびMCA1のそれぞれの一方(ボトム側)のページバッファ13へ接続されている。マルチプレクサMUX2の出力は、データ線DQtを介してメモリセルアレイMCA0およびMCA1のそれぞれの他方(トップ側)のページバッファ13へ接続されている。マルチプレクサMUX3およびMUX4の出力は、IO出力線IOout1およびIOout2を介して出力バッファへ接続されている。
入力バッファの出力は、IO入力線IOin1およびIOin2を介して、フリップフロップFF1〜FF4にデータを転送できるように接続されている。ページバッファ13からのデータは、データ線DQbおよびDQtを介して、フリップフロップFF1〜FF4にデータを転送できるように接続されている。
データ書込み時において、外部から入力された書き込みデータは、フリップフロップFF1〜FF4にまずラッチされ、マルチプレクサMUX1およびMUX2を介して、図4に示すデータラッチ回路DLに転送される。データラッチ回路DLは、LOWERページおよびUPPERページの両方をラッチすることができる。よって、複数ページ分のデータを連続してページバッファ13へ転送することができる。そして、データラッチ回路DLにラッチされたデータは、ビット線を介して、選択メモリセルMへ書き込まれる。
データ読出し時において、選択メモリセルMからビット線を介して読み出されたデータは、まずデータラッチ回路DLにラッチされ、フリップフロップFF1〜FF4に転送されてラッチされ、マルチプレクサMUX3およびMUX4を介して、出力バッファに転送される。出力バッファは、IOパッド14を介してデータを外部へ出力する。
図7は、入出力制御回路15内の入力バッファの構成の一例を示す図である。入力バッファは、カラントミラー差動アンプAMP1〜AMP3を備えている。カラントミラー差動アンプAMP1〜AMP3の一方の入力は入力データINPUTを受け、他方の入力はそれぞれ参照電圧VREF1〜VREF3を受けている。
図8は、カラントミラー差動アンプAMP1〜AMP3の入力INPUTのレベルと出力OUTPUT1〜OUTPUT3との関係、更にはUPPERデータおよびLOWERデータとの関係を示す図である。カラントミラー差動アンプAMP1〜AMP3の出力OUTPUT1〜OUTPUT3は、入力データINPUTのレベルに応じて図8に示すように決定される。出力OUTPUT1〜OUTPUT3の4つのパターンがそれぞれUPPERデータおよびLOWERデータを決定する4値データに相当する。尚、本実施形態では、カラントミラー差動アンプ型入力バッファを用いているが、インバータ型入力バッファを用いてもよい。
図9は、入出力制御回路15内の出力バッファの構成の一例を示す図である。出力バッファは、オープン・ドレイン型出力バッファである。この出力バッファは、IOパッド14と基準電位VSSとの間に接続されたトランジスタTr1〜Tr3と、トランジスタTr1〜Tr3のゲートG1〜G3に接続されたレベルシフタLSとを備えている。
レベルシフタLSは、入力された出力データに応じてゲートG1〜G3の電位、および駆動させるG1〜G3の個数を決定する。
図10は、出力データとゲートG1〜G3の各レベルとの関係、更には出力OUTPUTとの関係を示す図である。レベルシフタLSは、出力データのUPPERページおよびLOWERページを、それぞれ入力INPUT1およびINPUT2として受け取り、ゲートG1〜G3を駆動する。例えば、出力データのUPPERページおよびLOWERページが(1,1)である場合、ゲートG1〜G3の電位は、総て論理ハイ(1,1,1)となる。この場合、トランジスタTr1〜Tr3は総てオン状態となる。
図9に示すように、外部バスは外部に設けられた終端抵抗Rtermによって電位Vtermに接続されている。従って、オン状態であるトランジスタTr1〜Tr3の数によって、IOパッド14からの出力電位OUTPUTが決定される。例えば、トランジスタTr1〜Tr3は総てオン状態である場合には、IOパッド14からの出力電位OUTPUTは図10に示すように最も低くなる。尚、本実施形態では、出力バッファは、オープン・ドレイン型出力バッファであったが、プッシュプル型出力バッファを用いてもよい。
図11は、データ書込み時におけるデータ転送を示すタイミング図である。IOxは、IOパッド14から入力されたデータのタイミングを示す。このときの入力データINPUTは、図8に示したように4値のいずれかのレベルを示すデータである。図11のIOin1およびIOin2は、データ入出力バッファ5から入出力制御回路15へ転送されるデータのタイミングを示す。IOin1およびIOin2は、それぞれ図8に示すLOWERデータおよびUPPERデータに対応する。DQbおよびDQtは、入出力制御回路15からデータラッチ回路DLへの転送データのタイミングを示す。DQbは、図6に示すメモリセルアレイMCA0、MCA1の下側(ボトム側)にあるページバッファ13に転送されるデータ、DQtは、図6に示すメモリセルアレイMCA0、MCA1の上側(トップ側)にあるページバッファ13に転送されるデータのタイミングを示す。
ライトイネーブル信号bWEの1クロックごとに、入力データDi(iは整数)がIOパッド14から連続的に入力される。入力データDiは、データ入出力バッファ5においてLOWERデータDi_LおよびUPPERデータDi_Uに変換され、入出力制御回路15に同時に転送される。
LOWERデータDi_LおよびUPPERデータDi_Uのうちiが偶数のデータは、DQbを介してボトム側のデータラッチ回路DL(ページバッファ13)へ転送され、iが奇数のデータは、DQtを介してトップ側のデータラッチ回路DL(ページバッファ13)へ転送される。データDi_L、Di_Uは、交互にトップ側のデータラッチ回路およびボトム側のデータラッチ回路に転送される。このとき、データ線DQbおよびDQtのそれぞれにおいて、同じiを持つLOWERデータDi_LおよびUPPERデータDi_Uを連続して転送するために、IOin2を介してフリップフロップFF1およびFF3に転送してラッチされたデータは、IOin1を介してフリップフロップFF2およびFF4に転送してラッチされたデータよりも1サイクルだけ遅れて、データ線DQbおよびDQtへ転送される。データ線DQbおよびDQtを介してボトム側のデータとトップ側のデータは同時にデータラッチ回路DLへ転送される。よって、2ページ分のデータをデータラッチ回路DLへ高速に転送することができる。
尚、DQtに転送されるデータは、DQbに転送されるデータに対して、データの転送が1クロックサイクル分遅れている。従って、入出力制御回路15からデータラッチ回路DLへ全てのデータを転送するために、図11の破線で示したbWEの最後のパルスが必要となる。この1クロック分のライトイネーブル信号bWEは、チップ外部から入力してもよく、あるいは、チップ内部において自動的に生成してもよい。
図12は、データ書込み時におけるデータラッチ回路DLへデータが転送される流れを示す概念図である。このデータラッチ回路DLは、ボトム側およびトップ側の各ページバッファ13にそれぞれ1組ずつ設けられている。
UPPERデータDi_UおよびLOWERデータDi_Lは、図12に示すように、バスを介してラッチ回路DL1、DL2に格納される。例えば、ボトム側のデータラッチ回路DLにおいてD0_L、D0_U、D2_L、D2_U・・・がこの順に転送され格納される。トップ側のデータラッチ回路DLにおいてD1_L、D1_U、D3_L、D3_U・・・がこの順に転送され格納される。これを繰り返すことによって、複数ページのデータを総てデータラッチ回路DLへ転送することができる。
図13は、データ読出し時における、内部データパスからIOバッドへのデータ転送タイミングを示すタイミング図である。センスアンプS/Aによって検出されたデータは、データラッチ回路DLにラッチされる。DQbおよびDQtは、データラッチ回路DLから入出力制御回路15への転送データのタイミングを示す。DQbは、ボトム側のページバッファ13から転送されるデータのタイミングを示し、DQtはトップ側のページバッファ13から転送されるデータのタイミングを示す。IOout1およびIOout2は、入出力制御回路15からデータ入出力バッファ5へ転送されるデータのタイミングを示す。IOout1およびIOout2は、それぞれ図10に示すLOWERデータおよびUPPERデータに対応する。IOxは、IOパッド14から出力されるデータのタイミングを示す。このときの出力データOUTPUTは、図10に示したように4値のいずれかのレベルを示すデータである。
リードイネーブル信号bREの1クロックごとに、LOWERデータDi_LおよびUPPERデータDi_Uがページバッファ13から、DQbおよびDQtを介して、入出力制御回路15へ転送される。ボトム側のデータラッチ回路13のデータDi_L、Di_Uと、トップ側のデータラッチ回路13のデータDi_L、Di_Uは、それぞれ交互に入出力制御回路15へ転送される。このとき、DQtを介して転送されるデータ(FF3およびFF4にラッチされるデータ)は、DQbを介して転送されるデータ(FF1およびFF2にラッチされるデータ)よりも1サイクルだけ遅れて転送される。すなわち、Di_LとDi−1_U、またはDi_UとDi+1_Lが同時に転送される。Di_LのデータはフリップフロップFF1およびFF2において1クロック分長く保持される。これにより、IO出力線IOout1およびIOout2を介して、同じiを有するLOWERデータDi_LおよびUPPERデータDi_Uを同時に転送することができる。よって、IOxで示すように、2ページ分のデータ(2ビットデータ)を高速に読み出すことができる。
尚、DQtに転送されるデータは、DQbに転送されるデータに対して、データの転送が1クロック分遅れている。従って、データラッチ回路DLから入出力制御回路15へ最後までデータを転送するために、図13の破線で示したbREの最後のパルスが必要となる。この1クロック分のライトイネーブル信号bREは、チップ外部から入力してもよく、あるいは、チップ内部において生成してもよい。
図14は、データ読出し時における、データラッチ回路DLからデータが転送される流れを示す概念図である。UPPERデータDi_UおよびLOWERデータDi_Lは、センスアンプS/Aで検出され、データラッチ回路DLに格納される。データラッチ回路DLは、選択メモリセルに格納された全ページのデータを格納することができる。
次に、UPPERデータDi_UおよびLOWERデータDi_Lは、バスを介して入出力制御回路15に転送される。このとき、データD0_L、D0_U、D2_L、D2_U・・・がこの順でボトム側のデータラッチ回路DLから入出力制御回路15へ連続的に転送される。データD1_L、D1_U、D3_L、D3_U・・・がこの順でトップ側のデータラッチ回路DLから入出力制御回路15へ連続的に転送される。
本実施形態によれば、多値技術を用いたメモリセルに格納できるビット数(この説明では2ビット)に対応する複数のページ分のデータを、1回のシーケンスで書き込み、あるいは、読み出すことができる。
従来、多値技術を用いたフラッシュメモリでは、複数のページ分のデータを書込みまたは読出す時に、複数回に分けて1ページずつ転送する必要があった。例えば、メモリセルが2ビットのデータを格納する場合、UPPERデータとLOWERデータとを個別に転送する必要があった。
これに対し、本実施形態によるフラッシュメモリでは、入出力制御回路15および入出力バッファ5は、各メモリセルMが格納できるビット数と同じビット数のデータを転送することができる。データラッチ回路DL、入出力制御回路15および入出力バッファ5は、データラッチから外部へ2ビット以上のデータを一度のページ読み出しシーケンスで転送可能である。
これにより、本実施形態は、救済率の高い強力なECC補正を実行するために必要なページ数のデータを、一度のページ読出しシーケンスにおいて転送することができる。また、一度の書込み動作に必要なページ数のデータを一度のページ書き込みシーケンスで転送することができる。その結果、本実施形態によるフラッシュメモリは、多値技術を用いつつ、複数ページにわたるデータを短時間に転送することができる。
尚、高速インタフェースを用いてデータ転送のサイクルタイムを高速化するという選択肢が考えられる。しかし、この場合、入出力バッファ、入出力制御回路、および周辺ロジック回路に、閾値が低く電流駆動能力の高いトランジスタを用意する必要が生じ、コスト高となる。また、高速インタフェースでは、確実なデータ転送のために、バスにおける反射等のノイズを抑える必要がある。そのためには、入力インピーダンスおよび出力インピーダンスのマッチングをとり、かつ、出力スルーレートを制御する必要が生じる。このため、高速インタフェースを用いたデータ転送は、本実施形態に比べて複雑な制御が必要となり、結果的にコスト高となる。
(第2の実施形態)
図15は、本発明に係る第2の実施形態に従ったフラッシュメモリの入出力制御回路15の構成およびその周辺の接続関係を示す図である。入出力制御回路15は、ページバッファ13とデータ入出力バッファ5との間に接続されており、ページバッファ13とデータ入出力バッファ5との間でデータの転送を行う。ここでは、8ビット線分のデータ<7:0>を一括処理している。
入出力制御回路15は、フリップフロップFF10およびFF11を含む。フリップフロップFF10およびFF11はそれぞれ1ビットデータをラッチし、次のデータが転送されるまで、そのデータをラッチし続ける。フリップフロップFF10およびFF11は、次のデータが転送されると、転送されたデータで更新され、それをラッチするように構成されている。フリップフロップFF10は、ボトム側のページバッファ13からのデータ、または、ボトム側のページバッファ13へのデータをラッチする。フリップフロップFF11は、トップ側のページバッファ13からのデータ、または、トップ側のページバッファ13へのデータをラッチする。第2の実施形態のその他の構成は、第1の実施形態の構成と同様でよい。以下、本実施形態もn=2すなわち一つのメモリセルMに2ビットのデータが格納されるものとして説明する。
図16は、データ書込み時におけるデータ転送を示すタイミング図である。第2の実施形態では、転送データのLOWERデータDi_LとUPPERデータDi_Uとが、ページごとに転送される。ここでは、まず、LOWERデータDi_Lが順番に連続的に転送され、次に、UPPERデータDi_Uが順番に連続的に転送される。尚、図16では、LOWERデータDi_Lの転送のみ示しているが、これに続いて、UPPERデータDi_Uが、LOWERデータDi_Lと同様の順番で転送される。
IOパッド14から入力されたデータINPUTは、図8に示したように4値のいずれかのレベルを示すデータである。各データは、ボトム側およびトップ側のページバッファ13のそれぞれに格納されるLOWERデータDi_LおよびDi+1_Lからなる2ビットデータである。入力バッファは、入力データINPUTを2ビットデータに変換して入出力制御回路15へ転送する。ただし、第2の実施形態では、図8に示すUPPERデータおよびLOWERデータは、LOWERデータDi_LおよびDi+1_Lに該当する。
LOWERデータDi_LおよびDi+1_Lは、データ線IOibおよびIOitを介してフリップフロップFF10およびFF11へそれぞれ転送される。このとき、例えば、LOWERデータD0_LおよびD1_Lが1サイクルで同時に転送され、次のサイクルにおいて、LOWERデータD2_LおよびD3_Lが1サイクルで同時に転送される。これにより、LOWERデータD0_L、D2_L、D4_L・・・(iが偶数)は、ボトム側のLOWERデータとしてフリップフロップFF10へ連続的に転送される。LOWERデータD1_L、D3_L、D5_L・・・(iが奇数)は、トップ側のLOWERデータとしてフリップフロップFF11へ連続的に転送される。
LOWERデータD0_L、D2_L、D4_L・・・は、フリップフロップFF10にラッチされた順番で、データ線DQbを介してボトム側のページバッファ13へ転送される。LOWERデータD1_L、D3_L、D5_L・・・は、フリップフロップFF11にラッチされた順番で、データ線DQtを介してトップ側のページバッファ13へ転送される。このとき、例えば、LOWERデータD0_LおよびD1_Lが1サイクルで同時に転送され、次のサイクルにおいて、LOWERデータD2_LおよびD3_Lが1サイクルで同時に転送される。
図17は、データ書込み時における、データラッチ回路DLへデータが転送される流れを示す概念図である。このデータラッチ回路DLは、ボトム側およびトップ側の各ページバッファ13にそれぞれ1組ずつ設けられている。
LOWERデータD0_L、D2_L、D4_L・・・は、ボトム側のページバッファ13において、バスを介してラッチ回路DL1へ格納される。LOWERデータD1_L、D3_L、D5_L・・・は、トップ側のページバッファ13において、バスを介してラッチ回路DL1へ格納される。
LOWERデータが総てページバッファ13に格納された後、UPPERデータがIOパッド14から入力される。図示はしないが、UPPERデータも、LOWERデータと同様に転送される。より詳細には、UPPERデータDi_UおよびDi+1_Uは、データ線IOibおよびIOitを介してフリップフロップFF10およびFF11へそれぞれ転送される。このとき、例えば、UPPERデータD0_UおよびD1_Uが1サイクルで同時に転送され、次のサイクルにおいて、UPPERデータD2_UおよびD3_Uが1サイクルで同時に転送される。これにより、UPPERデータD0_U、D2_U、D4_U・・・(iが偶数)は、ボトム側のUPPERデータとしてフリップフロップFF10へ連続的に転送される。UPPERデータD1_U、D3_U、D5_U・・・(iが奇数)は、トップ側のUPPERデータとしてフリップフロップFF11へ連続的に転送される。
UPPERデータD0_U、D2_U、D4_U・・・は、フリップフロップFF10にラッチされた順番で、データ線DQbを介してボトム側のページバッファ13へ連続的に転送される。UPPERデータD1_U、D3_U、D5_U・・・は、フリップフロップFF11にラッチされた順番で、データ線DQtを介してトップ側のページバッファ13へ連続的に転送される。このとき、例えば、UPPERデータD0_UおよびD1_Uが1サイクルで同時に転送され、次のサイクルにおいて、UPPERデータD2_UおよびD3_Uが1サイクルで同時に転送される。
その後、図17に示すように、UPPERデータD0_U、D2_U、D4_U・・・は、ボトム側のページバッファ13において、バスを介してラッチ回路DL2へ格納される。UPPERデータD1_U、D3_U、D5_U・・・は、トップ側のページバッファ13において、バスを介してラッチ回路DL2へ格納される。このように、データは、ページごとに転送される。
図18は、データ読出し時における、内部データバスからIOパッドへのデータ転送を示すタイミング図である。図19は、データ読出し時に、データラッチ回路DLからデータが転送される流れを示す概念図である。センスアンプS/Aによって検出されたデータは、データラッチ回路DLにラッチされる。次に、図19に示すラッチ回路DL1からLOWERデータのみがバスを介して転送される。LOWERデータD0_L、D2_L、D4_L・・・は、ボトム側のページバッファ13からデータ線DQbを介してフリップフロップFF10に連続的に転送される。LOWERデータD1_L、D3_L、D5_L・・・は、トップ側のページバッファ13からデータ線DQtを介してフリップフロップFF11に連続的に転送される。このとき、ボトム側のLOWERデータDi_Lとトップ側のLOWERデータDi+1_Lとは同一サイクルで同時に転送される。例えば、LOWERデータD0_LおよびD1_Lが1サイクルで同時に転送され、次のサイクルにおいて、LOWERデータD2_LおよびD3_Lが1サイクルで同時に転送される。
LOWERデータは、フリップフロップFF10およびFF11にラッチされた順番で、データ線IOib、IOitを介して出力バッファへ転送される。このときも、ボトム側のLOWERデータDi_Lとトップ側のLOWERデータDi+1_Lとは同一サイクルで同時に転送される。出力バッファは、ボトム側のLOWERデータDi_Lおよびトップ側のLOWERデータDi+1_Lからなる2ビットデータを、図10に示したように4値のいずれかのレベルを示すデータに変換する。ただし、図10に示すUPPERデータおよびLOWERデータは、LOWERデータDi_LおよびDi+1_Lに該当する。
出力バッファからの4値データは、IOパッド14から出力される。
LOWERデータ(LOWERページ)が出力された後、図19に示すラッチ回路DL2からUPPERデータ(UPPERページ)がバスを介して転送される。UPPERデータD0_U、D2_U、D4_U・・・は、ボトム側のページバッファ13からデータ線DQbを介してフリップフロップFF10に連続的に転送される。UPPERデータD1_U、D3_U、D5_U・・・は、トップ側のページバッファ13からデータ線DQtを介してフリップフロップFF11に連続的に転送される。このとき、ボトム側のUPPERデータDi_Uとトップ側のUPPERデータDi+1_Uとは同一サイクルで同時に転送される。
UPPERデータは、フリップフロップFF10およびFF11にラッチされた順番で、データ線IOib、IOitを介して出力バッファへ転送される。このときも、ボトム側のUPPERデータDi_Uとトップ側のUPPERデータDi+1_Uとは同一サイクルで同時に転送される。出力バッファは、ボトム側のUPPERデータDi_Uおよびトップ側のUPPERデータDi+1_Uからなる2ビットデータを、図10に示したように4値のいずれかのレベルを示すデータに変換する。ただし、図10に示すUPPERデータおよびLOWERデータは、UPPERデータDi_UおよびDi+1_Uに該当する。
出力バッファからの4値データは、IOパッド14から出力される。
このように第2の実施形態では、LOWERデータとUPPERデータとがページごとに転送されているが、1サイクルで2ビットのデータを転送することができる。第2の実施形態は、データ転送の方式が異なるものの、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、第2の実施形態では、入出力制御回路15が2つのフリップフロップのみで構成されている。よって、第2の実施形態は、第1の実施形態よりも回路規模を小さくすることができる。
第1および第2の実施形態では、メモリセルMが2ビットデータを記憶する4値技術について説明した。しかし、上記実施形態は、1メモリセルが3ビットデータを記憶する8値技術、さらに、それ以上の多値技術に容易に適用することができることは言うまでもない。
1メモリセルがnビットデータを記憶する場合、入出力制御回路15および入出力バッファ5は、nビットデータを転送することができるように構成される。例えば、第1の実施形態において、3ビットデータを転送する場合、図6に示す入出力制御回路15は、ボトム側およびトップ側に対応するフリップフロップを3つずつ設ける。マルチプレクサMUX1〜MUX4は、3つフリップフロップの出力から1つを選択してそれを出力する。また、図7に示すカラントミラー差動アンプの並列数を7つにする。これにより、入力バッファは、8値データを3ビットデータに変換することができる。図9に示すトランジスタの並列数を7つにする。これにより、出力バッファは、3ビットデータを8値データに変換することができる。図12に示すデータラッチ回路DLは、1カラム(1つのビット線BL)に対して3つのラッチ回路DL1〜DL3を設ける。これにより、データラッチ回路DLは、3ページ分のデータを一度に格納することができる。
第2の実施形態において、2ビットデータの各ページのデータ(UPPERデータおよびLOWERデータ)をそれぞれ個別に転送した。第2の実施形態において、3ビットデータを転送する場合、これに倣って、3ビットデータの各ページのデータ(UPPERデータ、MIDDLEデータおよびLOWERデータ)をそれぞれ転送すればよい。
1…メモリセルアレイ、2…ロウデコーダ、3…ビット線制御回路、4…カラムデコーダ、5…データ入出力バッファ、6…内部電位発生回路、7…動作制御回路、8…アドレスバッファ、9…ワード線電位制御回路、10…ソース・ウェル電位制御回路、11…コマンドバッファ、12…一括ベリファイ回路、13…ページバッファ、14…入出力パッド、15…入出力制御回路、DL…データラッチ回路

Claims (5)

  1. 各々がnビット(nは2以上の整数)のデータを記憶する複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、
    前記メモリセルのゲートに接続された複数のワード線と、
    前記メモリセルに接続された複数のビット線と、
    前記ビット線を介して前記メモリセルに記憶されたデータを検出するセンスアンプと、
    或るワード線に接続されたm個(mは2以上の整数)の前記メモリセルのそれぞれに格納されたnビットデータを保存するm×nビットのデータラッチと、
    前記データラッチと外部との間で2ビット以上のデータを同時に転送可能な多値レベルインタフェースとを備えたフラッシュメモリ。
  2. 前記多値レベルインタフェースは、
    前記データラッチからのkビットデータ(kは2以上の整数、かつk≦n)から2値の多値レベルに変換し、あるいは、2値の多値レベルからkビットデータに変換する入出力バッファと、
    前記データラッチと前記入出力バッファとの間でデータを一時的に保持する入出力制御回路とを含むことを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ。
  3. 前記多値レベルインタフェースは、データ書込み時に、2値(kは2以上の整数、かつk≦n)のいずれかのレベルを示す電位データを受け取り、該電位データをkビットデータに変換し、該kビットデータを前記データラッチへ転送することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフラッシュメモリ。
  4. 前記多値レベルインタフェースは、データ読出し時に、前記データラッチから前記kビットデータ(kは2以上の整数、かつk≦n)を受け取り、2値のいずれかのレベルを示す電位データに変換し、該電位データを出力することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のフラッシュメモリ。
  5. 各々がnビット(nは2以上の整数)のデータを記憶する複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、前記メモリセルのゲートに接続された複数のワード線と、前記メモリセルに接続された複数のビット線と、m×nビットのデータラッチと、前記データラッチへデータを転送し、または前記データラッチからのデータを受け取る多値レベルインタフェースとを備えたフラッシュメモリの駆動方法であって、
    データ書込み時に、
    値(kは2以上の整数、且つk≦n)のいずれかのレベルを示す電位データを受け取り、
    前記多値レベルインタフェースは、前記電位データをkビットデータに変換し、該kビットデータを前記データラッチへ転送し、
    前記データラッチは、m個の前記nビットデータを格納し、前記ビット線を介して前記nビットデータをm個の前記メモリセルへ送り、
    m個の前記メモリセルは、それぞれ前記nビットデータを格納することを具備する方法。
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