JP2011011776A - ボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】底部に窪み部が形成され、その窪み部の外周に接地部が形成されたボトルにおいて、底部における耐熱性、耐荷重性、及び成形性を向上させ、窪み部や接地部の変形を確実に抑制することを目的とする。
【解決手段】筒状の胴部の下端に設けられた底部3の下面の中央部分に窪み部6が形成されていると共に窪み部6の外周に環状の接地部7が周設されている有底筒状のボトルであって、窪み部6と接地部7との間には、平面視略多角形状の稜線部71が形成されており、窪み部6には、平面視においてボトル軸線Oを中心にして放射状に配列されていると共に稜線部71の角部70に向けて径方向にそれぞれ延在された複数の谷線部61と、谷線部61を介して周方向に連設された複数の平面部60と、が備えられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、耐熱性に優れた合成樹脂製のボトルに関する。
この種のボトルとして、従来、例えば下記特許文献1に示されているように、筒状の胴部の下端に設けられた底部にボトルの内側に凸となる凹部を形成し、該凹部の中央部から周囲に放射状に延びる中空リブがボトルの外側に突出するように形成された構成が知られている。このような凹部が形成された底部を有するボトルは、前記中空リブによって底部(凹部)の表面積が大きくなることから、当該部分の延伸量が増大し、ボトルの底部全体としての耐熱性及び耐荷重性が向上する。
実公平03−33613号公報
しかしながら、前述のボトルにおいては、底部に形成された凹部内に多数の中空リブを形成する必要があるため、その凹凸形状に起因して成形性が劣ってしまうという問題を生じるおそれがあった。
また、上記した従来のボトルでは、凹凸形状がある分、底部の表面積が大きくなっているため、軽量化するために樹脂量を低減させると、凹凸部分の肉厚が薄くなり過ぎて、凹凸によるリブ効果が低下する。したがって、上記した従来のボトルでは、樹脂量を低減させて軽量化することが難しい。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、底部に窪み部が形成され、その窪み部の外周に接地部が形成されたボトルにおいて、耐熱性や耐荷重性を向上させるともに、良好な成形性を確保し、また、樹脂量を低減させて軽量化を図り、さらに、例えば加熱殺菌時や高温内容物の充填時などの影響で、窪み部や接地部が変形することを確実に抑制することを目的としている。
本発明に係るボトルは、筒状の胴部の下端に設けられた底部の下面の中央部分に窪み部が形成されていると共に該窪み部の外周に環状の接地部が周設されている有底筒状のボトルであって、前記窪み部と前記接地部との間には、平面視略多角形状の稜線部が形成されており、前記窪み部には、平面視においてボトル軸線を中心にして放射状に配列されていると共に前記稜線部の角部に向けて径方向にそれぞれ延在された複数の谷線部と、該谷線部を介して周方向に連設された複数の平面部と、が備えられていることを特徴としている。
このような特徴により、例えば加熱殺菌や高温内容物の充填などを行った場合でも、谷線部によるリブ効果によって窪み部の変形が抑えられる。また、窪み部と接地部との間の稜線部によるリブ効果によって接地部の変形が抑えられる。さらに、谷線部によってリブ効果が得られるため、従来のように多数の中空リブを設ける必要がないことから、成形性に優れ、さらに、中空リブを設ける場合に比べて表面積が小さくなる。
また、本発明に係るボトルは、前記平面部に、周方向に隣り合う前記谷線部の間に配設された凸リブが形成されていることが好ましい。
これにより、凸リブによるリブ効果によって平面部の変形が抑えられる。また、平面部に凸リブを形成することによって底部の延伸量が増大し、底部の分子配向度が高くなり、その結果、底部が変形しにくくなる。
また、本発明に係るボトルは、前記底部の外周部に、前記接地部の外周に配設された複数のパネル壁部と、前記接地部の外周に配設されていると共に前記パネル壁部の間に配設された連結壁部と、周方向に隣り合う前記パネル壁部と前記連結壁部との間に形成された外周部稜線部と、が備えられていることが好ましい。
これにより、外周部稜線部によるリブ効果によって底部の外周部の変形が抑えられる。また、外周部の変形が抑えられることにより、その外周部に連結された接地部の変形が抑えられる。
また、本発明に係るボトルは、平面視における前記底部の外縁が、前記稜線部と同角数の多角形状に形成されており、平面視において、前記パネル壁部の外縁の中央部から径方向内側に向けて延在する、該パネル壁部の外縁に対する第一垂線、および、前記連結壁部の外縁の中央部から径方向内側に向けて延在する、該連結壁部の外縁に対する第二垂線は、それぞれ前記平面部の周方向中央部を通って前記ボトル軸線に交差することが好ましい。
これにより、平面部とパネル壁部、及び、平面部と連結壁部が、それぞれ接地部を挟んで対称の位置に配設されることによって、成形性が向上して底部の形状が安定する。
また、本発明に係るボトルは、平面視において、前記凸リブが、前記第二垂線上に配設されていることが好ましい。
これにより、連結壁部の径方向内側に凸リブが配設されるので、胴部の平断面が多角形のボトルにおいて柱的な作用を持つ角部面に接続される連結壁部の変形が効果的に抑えられる。
本発明に係るボトルによれば、耐熱性や耐荷重性に優れるとともに、成形性も良好で、例えば加熱殺菌や高温内容物の充填などの影響で、窪み部や接地部が変形することを抑制することができるので、ボトルの自立安定性を良好に確保することができる。
また、底部の表面積が比較的小さく抑えられているので、樹脂量を減らしても肉厚が薄くなり過ぎない。したがって、樹脂量を低減させてボトルの軽量化を図ることができる。
本発明の実施の形態を説明するためのボトルの側面図である。 本発明の実施の形態を説明するためのボトルの底部の平面図である。 図2に示すA−A間の断面図である。 図2に示すB−B間の断面図である。
以下、本発明に係るボトルの実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1に示す鎖線Oはボトル1の中心軸線を示しており、以下「軸線O」と記す。また、本発明では、この軸線Oに沿った方向を「軸方向」とし、軸線Oに直交する方向を「径方向」とし、軸線O回りの方向を「周方向」とする。また、本実施の形態では、軸方向の口部5側(図1における上側)を「上方」とし、その反対側、つまり軸方向の底部3側(図1における下側)を「下方」とする。
図1に示すボトル1は、内容物を収容する有底筒状の容器であり、ボトル上面視において八角形を成す角形のボトルである。このボトル1は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂からなる樹脂製部材であり、射出成形によって形成された図示せぬプリフォームをブロー成形することで形成されたボトルである。詳しく説明すると、図1に示すように、ボトル1の概略構成としては、軸線Oに沿って延びる略角筒形状の胴部2と、その胴部2の下端に連設された底部3と、前記胴部2の上端に連設された肩部4と、肩部4の上端に立設された口部5と、を備えている。これら胴部2、底部3、肩部4及び口部5は、互いに連通されていると共に一体に形成されている。
胴部2は、平面視多角形状の角筒形状の筒部であり、胴部2の概略構成としては、略平面状の胴部面20と、胴部面20の側端同士を連結する略平面状の角部面21と、を備えている。
図2〜図4に示すように、底部3は、底部3の下面の中央部分に形成された窪み部6と、窪み部6の外周に周設された環状の接地部7と、接地部7の外周に周設された外周部8と、を備えている。
窪み部6は、ボトル内方側(上側)に窪んだ有頂筒状の壁部であり、略角錐台形状に形成されている。詳しく説明すると、窪み部6は、軸線Oに対して垂直に配設された天壁部62と、天壁部62の外縁から垂下された周壁部65と、を備えている。
天壁部62は、平面視円形の板部であり、軸線Oを中心にして配置されている。この天壁部62の外縁63は、天壁部62と後述する平面部60とによって平面視円形の谷線部となっている。
周壁部65は、平面視略多角形(略八角形)の筒部であり、天壁部62の外縁63から下方に向かうに従い漸次拡径されている。詳しく説明すると、周壁部65には、平面視において天壁部62の外縁63から径方向外側に延在された複数の谷線部61と、天壁部62の外周に周設された複数の平面部60と、平面部60に設けられた凸リブ64と、平面視において複数の平面部60の外周に周設された環状の拡径部66と、が備えられている。
谷線部61は、天壁部62の外縁63から下側に向かうに従い径方向外側に傾斜した直線状の谷線であり、天壁部62の外縁63と拡径部66の上端(内縁)との間に形成されている。また、複数の谷線部61は、平面視において、後述する接地部7の角部70に向けてそれぞれ延設されており、軸線Oを中心にして放射状に配列されている。
平面部60は、周方向に隣り合う谷線部61の間に配設された平面状の壁部であり、天壁部62の外縁63から下側に向かって径方向外側に傾斜されている。また、平面部60は、略台形状の板部であり、径方向内側から外側に向かうに従い漸次拡幅されている。複数の平面部60は、上記した谷線部61を介して周方向に連設されており、周方向に隣り合う平面部60の側端同士は、谷線部61を介して一体に連結されている。また、複数の平面部60の下端(外縁)は、環状の拡径部66の上端(内縁)に連結されている。
凸リブ64は、ボトル1の外部側にドーム状に膨出された膨出部であり、周方向に隣り合う谷線部61の間に配設されている。この凸リブ64は、平面視において、径方向内側の端部が略半円形状を成していると共に径方向外側に向かうに従い漸次縮幅されて径方向外側の端部が鋭角に形成された雫形状に形成されている。また、凸リブ64は、窪み部6の周壁部65に複数設けられており、複数の凸リブ64は、周方向に均等に配設されている。詳しく説明すると、凸リブ64は、平面視において、後述する第二垂線L2上に配設されており、複数の平面部60のうち、接地部7を介して連結壁部81の径方向内側に配設された平面部60Bに形成されている。
拡径部66は、平面部60の径方向外側の端部から下側に向かうに従い漸次拡径されたテーパー状のリング部である。この拡径部66は、複数の平面部60の径方向外側の各端部に沿って延設されており、角部が円弧状の平面視略多角形状(略八角形)に形成されている。
接地部7は、ボトル1を自立させる際にボトル1の載置面に当接される部分であり、軸線Oに対して垂直に形成された平面状の板部である。接地部7は、窪み部6(周壁部65)の下端と後述する外周部8の内縁(下端)との間に介在されており、ボトル1の下端に位置している。この接地部7は、窪み部6の下端に沿って環状に形成されており、接地部7の内縁と上記した窪み部6の下端との間には、角部70が円弧状に形成された平面視略多角形状(略八角形)の稜線部71が形成されている。この平面視略多角形状の稜線部71は、各辺が同等長さに形成された正多角形状(略正八角形)に形成されている。
外周部8は、接地部7の外縁から立設された立上り壁部であり、胴部2の下端と接地部7の外縁との間に配設されている。この外周部8の外縁は、平面視において上記した稜線部71と同角数の平面視多角形状(略八角形)に形成されている。ただし、この外周部8の外縁は、正多角形状(略正八角形)ではなく、平面視において、後述するパネル壁部80の外縁84の長さD1が後述する連結壁部81の外縁85の長さD2よりも長くなっている。
詳しく説明すると、外周部8には、接地部7の外周に配設された複数のパネル壁部80と、接地部7の外周に配設されていると共にパネル壁部80の間に配設された連結壁部81と、周方向に隣り合うパネル壁部80と連結壁部81との間に形成された外周部稜線部83と、が備えられている。
パネル壁部80は、胴部2の胴部面20に連結される壁部であり、軸方向に沿って延在する平面状の鉛直壁部である。パネル壁部80の上端部は、胴部2の下端に連結されて胴部の胴部面20と面一に形成されている。また、パネル壁部80の下端部は、縦断面視円弧状の屈曲部82を介して接地部7の外縁に連結されている。このパネル壁部80は、接地部7を介して窪み部6の平面部60Aの径方向外側に配設されており、平面視において、パネル壁部80の外縁84の中央部から径方向内側に向けて延在する第一垂線L1(パネル壁部80の外縁84に対する垂線)は、窪み部6の平面部60Aの周方向中央部を通って軸線Oに交差している。
連結壁部81は、胴部2の角部面21に連結される壁部であり、胴部2の角部面21の下端から下方に向かって径方向内側に傾斜した傾斜壁部である。連結壁部81の上端部は、胴部2の角部面21に対して屈曲されて連結されており、連結壁部81の下端部は、縦断面視円弧状の屈曲部82を介して接地部7の外縁に連結されている。この連結壁部81は、接地部7を介して窪み部6の平面部60Bの径方向外側に配設されており、平面視において、連結壁部81の外縁85の中央部から径方向内側に向けて延在する第二垂線L2(連結壁部81の外縁85に対する垂線)は、窪み部6の平面部60Bの周方向中央部を通って軸線Oに交差している。
外周部稜線部83は、接地部7の外縁の角部から底部3の上端(胴部2の下端)まで延設された稜線であり、この外周部稜線部83を介して上記したパネル壁部80と連結壁部81とが連結されている。
次に、上記した構成からなるボトル1の作用について説明する。
上記したボトル1では、例えば加熱殺菌や高温内容物の充填などを行っても底部3の窪み部6や接地部7の変形が抑えられる。
すなわち、窪み部6の谷線部61によるリブ効果、及び、窪み部6と接地部7との間の稜線部71によるリブ効果によって、窪み部6の変形が抑えられる。
また、窪み部6の平面部60に凸リブ64が設けられているので、その凸リブ64によるリブ効果によって平面部60の変形が抑えられる。また、凸リブ64を形成することによって底部3の延伸量が増大し、底部3の分子配向度が高くなり、その結果、底部3が変形しにくくなる。
また、前記谷線部によりリブ効果によって、耐熱性及び耐荷重性が向上しているため、従来のように多数の凸リブ64を設ける必要はなく、全く設けなくともよい。
また、底部3の外周部8に、パネル壁部80と連結壁部81との間に形成された外周部稜線部83が設けられているので、外周部稜線部83によるリブ効果によって外周部8の変形が抑えられ、また、外周部8に連結された接地部7が変形しにくくなる。
また、上記したボトル1では、平面視において、底部3の外縁が稜線部71と同角数の平面視多角形状に形成されており、また、パネル壁部80の外縁84の中央部から径方向内側に向けて延在する第一垂線L1、および、連結壁部81の外縁85の中央部から径方向内側に向けて延在する第二垂線L2が、それぞれ窪み部6の平面部60の周方向中央部を通って軸線Oに交差する構成となっており、窪み部6の平面部60Aとパネル壁部80とが接地部7を挟んで対称の位置に配設されていると共に、窪み部6の平面部60Bと連結壁部81とが接地部7を挟んで対称の位置に配設されている。これにより、底部3の成形性がよく、底部3の形状が安定する。
上記したボトル1によれば、例えば加熱殺菌や高温内容物の充填などの影響により、窪み部6や接地部7が変形することを抑制することができ、凸リブ64の形成数も少なくすることができる(設けなくてもよい)ので、ボトル1の自立安定性を確保することができる。
また、底部3の表面積が、凹凸リブがある場合に比べて小さくなるので、樹脂量を減らしても肉厚が薄くなり過ぎない。したがって、樹脂量を低減させてボトル1の軽量化を図ることができる。
また、底部3の外周部8に外周部稜線部83が設けられ、その外周部稜線部83によるリブ効果によって外周部8の変形が抑えられるので、底部3の形状を安定させることができる。また、外周部8に連結された接地部7の変形が抑えられるので、ボトル1の自立安定性をより確実に確保することができる。
また、平面視において、底部3の外縁が稜線部71と同角数の平面視多角形状に形成され、上記した第一垂線L1および第二垂線L2がそれぞれ窪み部6の平面部60の周方向中央部を通って軸線Oに交差する構成になっていることで、底部3の成形性がよく、底部3の形状が安定するので、ボトル1の自立安定性をより確実に確保することができる。
上記した凸リブ64が上記した第二垂線L2上に配設されており、連結壁部81の変形が凸リブ64によって効果的に抑えられるので、底部3の外周部8の形状を安定させることができる。そして、底部3の外周部8の形状が安定することにより、接地部7の変形を抑えることができ、ボトル1の自立安定性をより確実に確保することができる。
以上、本発明に係るボトルの実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記した実施の形態では、胴部2が平面視多角形状(八角形)の角筒形状になっているが、本発明は、胴部2が平面視円形若しくは楕円形の円筒形状に形成されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、底部3の外縁、及び、接地部7と窪み部6との間の稜線部71が、平面視において略八角形に形成されているが、本発明は、平面視多角形状の底部の外縁や稜線部の角数は適宜変更可能である。さらに、本発明は、平面視における底部の外縁と稜線部とを、角数が異なる平面視多角形状に形成することも可能であり、さらに、稜線部を平面視多角形状に形成して底部の外縁を平面視円形に形成することも可能である。
また、上記した実施の形態では、凸リブ64が上記した第二垂線L2上に配設されており、複数の平面部60のうち、連結壁部81の径方向内側に配設された平面部60Bにのみ凸リブ64が形成されているが、本発明は、パネル壁部80の径方向内側に配設された平面部60Aに凸リブ64を形成することも可能である。例えば、連結壁部81の径方向内側に配設された平面部60Bに凸リブ64を形成せずに、パネル壁部80の径方向内側に配設された平面部60Aに凸リブ64を形成してもよく、或いは、全ての平面部60に凸リブ64をそれぞれ形成してもよい。
さらに、本発明は、上記した凸リブ64を省略することも可能である。
また、上記した実施の形態では、窪み部6の中央部分に円形の天壁部62が配設されているが、本発明は、多角形状の天壁部を配設させることも可能であり、或いは、天壁部を省略することも可能である。
また、上記した実施の形態では、窪み部6の下端部に拡径部66が設けられ、この拡径部66を介して平面部60の下端と接地部7の内縁とが連結されているが、本発明は、上記した拡径部66を省略することも可能であり、平面部60の下端と接地部7の内縁とが直接連結されていてもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 ボトル
2 胴部
3 底部
6 窪み部
7 接地部
8 外周部
60 平面部
61 谷線部
64 凸リブ
70 角部
71 稜線部
80 パネル壁部
81 連結壁部
83 外周部稜線部
84 パネル壁部の外縁
85 連結壁部の外縁
L1 第一垂線
L2 第二垂線

Claims (5)

  1. 筒状の胴部の下端に設けられた底部の下面の中央部分に窪み部が形成されていると共に該窪み部の外周に環状の接地部が周設されている有底筒状のボトルであって、
    前記窪み部と前記接地部との間には、平面視略多角形状の稜線部が形成されており、
    前記窪み部には、平面視においてボトル軸線を中心にして放射状に配列されていると共に前記稜線部の角部に向けて径方向にそれぞれ延在された複数の谷線部と、該谷線部を介して周方向に連設された複数の平面部と、が備えられていることを特徴とするボトル。
  2. 請求項1に記載のボトルにおいて、
    前記平面部に、周方向に隣り合う前記谷線部の間に配設された凸リブが形成されていることを特徴とするボトル。
  3. 請求項1又は2に記載のボトルにおいて、
    前記底部の外周部には、前記接地部の外周に配設された複数のパネル壁部と、前記接地部の外周に配設されていると共に前記パネル壁部の間に配設された連結壁部と、周方向に隣り合う前記パネル壁部と前記連結壁部との間に形成された外周部稜線部と、が備えられていることを特徴とするボトル。
  4. 請求項3に記載のボトルにおいて、
    平面視における前記底部の外縁は、前記稜線部と同角数の多角形状に形成されており、
    平面視において、前記パネル壁部の外縁の中央部から径方向内側に向けて延在する、該パネル壁部の外縁に対する第一垂線、および、前記連結壁部の外縁の中央部から径方向内側に向けて延在する、該連結壁部の外縁に対する第二垂線は、それぞれ前記平面部の周方向中央部を通って前記ボトル軸線に交差することを特徴とするボトル。
  5. 請求項4に記載のボトルにおいて、
    平面視において、前記凸リブが、前記第二垂線上に配設されていることを特徴とするボトル。
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