JP2011010995A - 超音波探触子 - Google Patents

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Abstract

【課題】体腔内に挿入されるプローブにおいて、観察器具を介して振動子ユニットを充分に観察できるようにする。また振動子ユニットの位置決め自由度を高める。
【解決手段】プローブ10は本体14と先端部16とを有する。本体14は屈曲部14Bを有する。先端部16は回転台18と振動子ユニット20とにより構成されている。回転台18に対して振動子ユニット20は回転中心軸22を中心として回転運動可能である。回転中心軸22は振動子ユニット20の中央から一方端へ偏倚した位置に設けられている。これにより先端部16をL字形等にすることができる。観察用の視点がある側へ振動子ユニット20を回転させるならば、それを充分に観察することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は超音波探触子に関し、特に、体腔内に挿入される超音波探触子に関する。
腹腔鏡を利用した手術が普及している。かかる手術では、例えば腹部に形成された複数の孔にそれぞれトラカールと称されるガイド管が挿入され、各ガイド管の中には、内視鏡、鉗子、超音波探触子等の器具が挿入される。ここで、超音波探触子は一般に棒状の形態を有し、その先端側には関節部が設けられる。関節部の先端側には振動子部が設けられる。腹腔内において、振動子部が生体組織(例えば肝臓)の表面に当接され、その状態で超音波診断が実行される。そのような一連の過程は、内視鏡による観察下で行われる。内視鏡には一般に光源が備わっている。
特許文献1にはガイド管に挿入される超音波探触子が開示されている。かかる超音波探触子は腹腔内で広い送受波開口を得るために複数の支持部を有する。各支持部はアレイ振動子を有する。複数の支持部は、挿入時及び引抜時においてガイド管内に収容可能であり、一方、いったん腹腔内に差し込まれたならば、それらは腹腔内で広がる。複数の支持部はガイド管の中心軸から見て左右対称に広がっている。
特開2004−167092号公報 実開平1−62808号公報
ガイド管に差し込まれる超音波探触子においては、挿入時及び引抜時に超音波探触子を構成するすべての部分がガイド管内に収まる必要がある。一方、超音波診断時においては、振動子部を任意の位置に位置決めし、また振動子部を任意の姿勢にすることが望まれる。また、十分な送受信開口を得ることも必要である。
腹腔へ超音波探触子を差し込む場合やそれを用いて超音波診断を行う場合には、その様子が内視鏡を利用して観察される。その場合、通常、超音波探触子と内視鏡は別々のガイド管に差し込まれており、つまり両者の位置的関係は様々であることから、内視鏡で振動子部あるいは当接部位を観察しようとした場合に、超音波探触子と内視鏡との位置的関係如何によっては、超音波探触子の主軸である本体に内視鏡の視野が妨げられる場合があった。また、超音波探触子の表面において光源からの光が乱反射してそれが当接部位の観察の障害となることもあった。
なお、特許文献2には把持部に対して振動子部を着脱可能な超音波探触子が開示されている。その場合、複数の装着姿態の中からいずれかの装着姿態を選択することが可能である。しかし、かかる超音波探触子はガイド管内に挿入されるものではないし、電子走査方向に伸長する形態をもった振動子部を有するものではない。
本発明の目的は、ガイド管に挿入されて体腔内において超音波診断を行うための超音波探触子において、体腔内においてアレイ振動子を有する振動子部の位置及び姿勢の自由度(特に本体に対する自由度)を高めることにある。
本発明の他の目的は、ガイド管に挿入されて体腔内において超音波診断を行うための超音波探触子において、体腔内において内視鏡による観察に適する形態を実現できるようにすることにある。
本発明の他の目的は、ガイド管に挿入されて体腔内において超音波診断を行うための超音波探触子において、操作性及び安全性を高め、更にできるだけ画質を高めることにある。
本発明は、ガイド管を介して体腔内に挿入される超音波探触子において、第1軸の方向に伸長した本体と、前記本体の先端側に屈曲部を介して設けられ、第2軸の方向に伸長した回転支持部と、第3軸の方向に配列された複数の振動素子からなるアレイ振動子を有し、前記回転支持部に対して回転可能に設けられた振動子部と、を含み、前記振動子部の回転中心軸が前記第3軸の方向における中央位置から一方端部側へシフトした位置に設けられ、前記ガイド管への当該超音波探触子の挿入時及び引抜時において、前記屈曲部が直線的形態となって前記第1軸と前記第2軸とが直線上に並び、かつ、前記振動子部の回転角度がゼロ度となって前記第2軸と前記第3軸が平行となり、当該超音波探触子による超音波診断時において、前記振動子部を前記回転支持部に対して回転させた状態において超音波の送受波を行い得る、ことを特徴とする。
上記構成によれば、挿入時及び引抜時においては、振動子部の回転角度がゼロ度となって、振動子部の中心軸(第3軸)と、回転支持部の中心軸(第2軸)とが平行となり、両者が重合した状態、あるいは、振動子部が畳み込まれた収容状態が形成される。その場合においては、第1軸、第2軸及び第3軸の全部が平行となる。一方、先端部がガイド管を通過して体内に位置した状態においては、回転支持部に対して振動子部を回転させることが可能であり、回転支持部が有する第2軸と、振動子部が有する第3軸との間の交差角度を所望のものにできる。この場合、複数の回転角度を選択できるようにしてもよいし、任意の角度を自在に設定できるようにしてもよい。振動子部において第3軸の一方側へ偏倚した位置に回転軸が設定されているので、例えば、観察用の部材が存在する側へ振動子部を回転させるならば、振動子部の全体あるいは多くの部分を本体に妨げられずに観察することができる。つまり、本体の陰に隠れてしまったり、光散乱による観察上の障害が生じたりすることを軽減又は防止できる。勿論、組織の観察においても本体が邪魔になるケースを少なくできるから有利である。あるいは、屈曲部によって本体に対して先端部の位置及び姿勢を変更できるとしても、それだけでは振動子部を生体に対して適切な方向から当接困難である場合が多いが、上記構成によれば、振動子部を回転させることにより、適切な方向から超音波診断を行える。以上のように、観察の便宜又は位置決め自由度という利点を得られる。振動子部の回転により構成される面を回転面と定義した場合、回転軸は回転面に直交する。超音波ビームの電子走査によって構成される走査面は、望ましくは、回転軸と平行であり、回転面に直交する。
振動子部と回転支持部とを併せた先端部の太さを本体の太さと同じかそれより小さくするのが望ましい。回転支持部の下方側に振動子部を収容するスペース(空洞、切欠き)を設けるのが望ましい。屈曲運動と回転運動を併用すれば位置決め自由度をかなり高められる。本体が屈曲部を有する場合、本体はその原形状において(屈曲部の非屈曲状態において)第1軸に伸長する形態となる。
望ましくは、前記振動子部は、前記回転支持部の右側及び左側の両方に回転させ得る。望ましくは、前記振動子部の回転中心軸が前記第3軸の方向における一方側端部又はその付近に設けられ、前記振動子部を前記回転支持部に対して右側又は左側に90度回転させた状態において前記回転支持部及び前記振動子部により実質的にL字形の形態が構成される。この構成によれば、本体に近い視点から観察を行う場合であっても、振動子部の全部又は大部分を視認することが容易である。同時に組織上の診断部位の視認性も向上できる。
望ましくは、前記振動子部における前記第3軸の方向における他方端部が先細形状を有し、前記アレイ振動子は前記他方端部内において先細形状を有する。振動子部の先細形状は端部が丸みをもっている流線形状を意味し、組織の安全を図りつつも、組織間に振動子部を差し込む等の操作が容易となる。また、アレイ振動子が先細形状となっているので、振動子部の端部まで振動素子を配置して送受信開口を広げられる。望ましくは、前記回転支持部に対する前記振動子部の回転角度をロックするロック機構が設けられる。この構成によれば、不用意に振動子部が動いてしまう問題を回避できる。安定した位置及び姿勢での超音波診断が可能となる。屈曲部が設けられる場合、それについてもロック機構を設けるのが望ましい。振動子部の回転角度を直接的に又は間接的に検出して、ユーザーに現状の回転角度を報知するように構成することが望まれる。
本発明によれば、ガイド管に挿入されて体腔内において超音波診断を行うための超音波探触子において、体腔内においてアレイ振動子を有する振動子部の位置及び姿勢の自由度を高められる。あるいは、体腔内において内視鏡による観察に適する形態を実現できる。あるいは、操作性及び安全性を高め、更にできるだけ画質を高められる。
本発明に係わる超音波探触子の好適な実施形態を示す斜視図である。 振動子ユニットの回転運動を示す図である。 先端部の断面図である。 振動子ユニットの他の構成例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明に係わる超音波探触子の好適な実施形態が示されており、図1はその要部構成を示す斜視図である。この超音波探触子は体腔内挿入型超音波探触子すなわち体腔内プローブである。
図1において、生体における例えば腹部には複数の孔が形成され、各孔にはそれぞれガイド管12が挿入される。いずれかのガイド管12に対して図1に示されるプローブ10が挿入される。すなわち、腹腔鏡を用いた外科的手術において、術前、術中あるいは術後において、超音波診断を行うためにプローブ10が使用される。プローブ10は図示されていないケーブルを介して超音波診断装置本体に接続されているものである。
プローブ10は、第1軸を有する本体14を備えている。本体14は棒状の硬質部14Aとその先端側に設けられた屈曲部14Bとを有する。本体14はその原型状態において、つまり非屈曲状態にある場合において、直線的な形態となる。屈曲部14Bを屈曲させると、以下に説明する先端部16の位置を変更することが可能である。ちなみに、屈曲部14Bにおける非屈曲状態が符号14B´で示されており、屈曲部14Bの屈曲方向がθによって表されている。Z方向は第1軸の方向すなわち本体14の伸長方向を表している。X方向は回転台18の中心軸すなわち第2軸の方向を表している。Y方向はX方向に直交する方向であり、XY面内においてのちに説明する振動子ユニット20が回転運動する。なお、屈曲部14Bが図示したθ方向の他にそれと直交する方向に屈曲運動するように構成してもよい。
先端部16は、本実施形態において、回転台18と振動子ユニット20とにより構成されている。回転台18は第2軸すなわちX方向に伸長した形態を有し、回転台18は硬質部材により構成されている。回転台18の根本部分は屈曲部14Bと同じ太さを有しているが、そこから先端側にかけて回転台18は薄く構成されており、すなわち回転台18の下方に収容部100が構成されている。先端部16それ全体として見た場合、いずれの位置においてもその太さは本体14の太さと同じかそれよりも小さい。但し、若干であれば本体14に対して先端部16を肥大化することも可能である。
振動子ユニット20は可動部材であり、回転軸22を回転中心として回転台18に対して回転運動することが可能である。その運動方向がφによって表されている。振動子ユニット20は第3軸を有し、その第3軸の方向に沿って複数の振動素子が配列されており、それらがアレイ振動子を構成する。アレイ振動子により超音波ビームBが構成され、それを電子的に走査することにより走査面が構成される。電子走査方式としては電子リニア走査、電子セクタ走査等が知られている。
振動子ユニット20は、図1に示す回転角度0度の状態において、実質的に収容部100内に収容されており、振動子ユニット20の一部分のみが回転台18よりも前方へ飛び出している。振動子ユニット20の各端部は丸みをもって形成されており、これによって生体組織11に接触した場合の安全性が確保されている。回転台18の先端部分も丸みをもっている。
挿入時及び引抜時においては、振動子ユニット20の回転角度が0度となり、すなわちそれが収容部100に収容されて、しかも屈曲部14Bが非屈曲状態となり、第1軸、第2軸及び第3軸がそれぞれ直線上に並びあるいは平行な関係となる。一方、超音波診断時においては、屈曲部14Bに対してユーザー操作によりそれを所望の量だけ変形させることができ、また回転台18に対して振動子ユニット20を所望の角度回転させることが可能である。
図2には、振動子ユニット20の運動が示されている。プローブ10は、上述したように本体14と先端部16とにより構成され、先端部16は回転台18及び振動子ユニット20により構成されている。符号22は回転中心軸を示しており、その回転中心軸22は振動子ユニット20における一方の端部側にシフトした位置に設定されている。具体的には、振動子ユニット20における中央位置が符号24によって示されており、そこから端部20B側へシフトした位置として回転中心軸22が設定されている。その位置が符号26によって表されている。図2においては+90度の方向に振動子ユニット20が回転運動しており、これによって実質的にL字形の形状が構成されている。もちろん、振動子ユニット20は所望の角度回転運動させることができ、例えば符号20Aで示すように+135度回転させることが可能であり、また符号20Bに示すように−90度回転させることができる。振動子ユニット20はアレイ振動子30を有しており、そのアレイ振動子は第3軸の方向に並んだ複数の振動素子30aにより構成されている。
図2に示すような形態を採用した場合、仮に、本体14の近くに観察用部材28が位置している場合であっても、本体14によってあまり妨げられずに、振動子ユニット20及びそれが当接される診断部位を十分に観察することが可能となる。すなわち、回転中心軸を振動子ユニット20における中央位置に設定した場合、T字形の形態となるが、その場合において、本体14の一方側に観察用部材28が近接しているならば、その観察用部材28が存在している側については振動子ユニット20を十分観察できるが、他方側においては必ずしもそのような良好な観察視野を得られない。これに対し、本実施形態の構成によれば、回転中心軸を中央位置から一方端部側へシフトさせたために、実質的に観察視野を拡大することが可能となる。また本体14が光を乱反射させるような材料あるいは材料で構成されているような場合においても、観察視野から本体を遠ざけることが可能となるので、そのような乱反射における影響を低減できるという利点を得られる。ちなみに観察用部材28は光ファイバあるいはCCDカメラ等を有し、さらに必要に応じて光源を備えている。
図2に示されるように、本体14の横幅と振動子ユニット20の横幅は実質的に一致している。振動子ユニット20の端部20B及び20Aはいずれも丸みをもっており、生体への接触が生じた場合においてもその安全性を確保することができる。同様に、回転台18の先端部18Aも丸みをもっている。以上のような構成を採用することにより、例えば従来においては走査面を設定できないような場合であっても、屈曲部の屈曲と振動子ユニットの回転を併用することにより所望の診断部位へ所望の角度から振動子ユニットを当接することが可能となる。
図3には、先端部16の断面が示されている。回転台18はケース32を有し、符号34はケース32の内部を表している。振動子ユニット20はケース36を有し、その内部が符号38で表されている。ケース36の内部38にはアレイ振動子30が設けられており、その生体側には整合層40及び音響レンズ42が設けられている。それらは必要に応じて設けられるものである。アレイ振動子30の背面側には必要に応じてバッキング層が設けられる。図3に示す状態では、振動子ユニット20が収容部100内に収容されている。
ケース36の上面側には回転軸体44が設けられており、その回転軸体44は回転台18の内部34に進入している。その回転軸体44を含んで回転構造48が構成されている。回転構造48はベアリング等の回転機構を備え、さらにシール部材を有している。図3においては、ケース36の上面とケース32との下面に設けられたシール部材50と、ケース32の開口部と回転軸体44との間に設けられたシール部材52とが示されている。それらによって体液が超音波探触子内に進入してしまうことを防止できる。シール部材50,52は例えばOリング等により構成される。回転軸体44は振動子ユニット20の一部として回転運動するものであり、それは中間部及び上部を有し、上部にはワイヤ46が巻回されている。ワイヤ46は図示されていない操作部まで導かれており、操作部
に設けられたダイアルを回すことにより、ユーザーにより振動ユニット20を所望の角度回転させることができる。操作部には上記の他に屈曲部を屈曲運動させるためのワイヤも導かれている。
符号54は回転位置検出器を示しており、本実施形態においては、回転軸体44に設けられた複数のMR素子及び、磁気センサ58等により回転位置検出器54が構成されている。複数のMR素子56は所定の角度ピッチごとに設けられたものである。ケース32の内部から回転軸体44の内部にかけてケーブル102が導かれており、そのケーブル102は複数の信号線を有し、各信号線はアレイ振動子を構成する各振動素子に接続されている。振動子ユニット20の回転角度は+方向及び−方向の両方向にかけて180度の範囲であるが、その角度範囲をより拡大することも可能である。たとえば+方向に300度及び−方向に300度の範囲をもって回転運動可能に構成することもできる。
図4には振動子ユニットの他の構成例が示されている。先端部60は回転台62と振動子ユニット64とで構成される。振動子ユニット64の一端部64A及び他端部64Bはいずれも先端が丸みをもった先細形状を有しており、すなわち流線形状を有している。符号65は回転軸を示している。振動子ユニット64はアレイ振動子66を有する。アレイ振動子66は第3軸の方向に配列された複数の振動素子66aにより構成されている。但し、両端部64A,64Bにおいて各振動素子の第3軸に直交する方向の長さすなわちエレベーション方向の長さが徐々に段階的に小さくされており、これによって端部を先細形状としつつも送受信開口をできるだけ第3軸方向に広げることが可能となる。
以上説明したプローブによれば、ガイド管(トラカール)に対して挿入する際及び引抜く際には振動子ユニットを回転角度0度にしてプローブ全体を直線的な形状にすることができ、超音波診断装置においては振動子ユニットを任意の角度回転させて、所望の位置から所望の角度で超音波診断を行うことが可能となる。しかも観察用の部材との位置関係において振動子ユニットの回転角度を定めることができるので、観察用の視点がある方に振動子ユニットを回転させるならば、すなわちそのような側に振動子ユニットを位置決めるならば、振動子ユニットの全部あるいはその主要部分を視覚的に充分に観察することが可能となり、同時に診断部位についても充分に観察することが可能となる。
10 プローブ、12 ガイド管、14 本体、16 先端部、18 回転台、20 振動子ユニット、100 収容部

Claims (5)

  1. ガイド管を介して体腔内に挿入される超音波探触子において、
    第1軸の方向に伸長した本体と、
    前記本体の先端側に屈曲部を介して設けられ、第2軸の方向に伸長した回転支持部と、
    第3軸の方向に配列された複数の振動素子からなるアレイ振動子を有し、前記回転支持部に対して回転可能に設けられた振動子部と、
    を含み、
    前記振動子部の回転中心軸が前記第3軸の方向における中央位置から一方端部側へシフトした位置に設けられ、
    前記ガイド管への当該超音波探触子の挿入時及び引抜時において、前記屈曲部が直線的形態となって前記第1軸と前記第2軸とが直線上に並び、かつ、前記振動子部の回転角度がゼロ度となって前記第2軸と前記第3軸が平行となり、
    当該超音波探触子による超音波診断時において、前記振動子部を前記回転支持部に対して回転させた状態において超音波の送受波を行い得る、
    ことを特徴とする超音波探触子。
  2. 請求項1記載の超音波探触子において、
    前記振動子部は、前記回転支持部の右側及び左側の両方に回転させ得る、ことを特徴とする超音波探触子。
  3. 請求項1又は2載の超音波探触子において、
    前記振動子部の回転中心軸が前記第3中心軸の方向における一方側端部又はその付近に設けられ、
    前記振動子部を前記回転支持部に対して右側又は左側に90度回転させた状態において前記回転支持部及び前記振動子部により実質的にL字形の形態が構成される、ことを特徴とする超音波探触子。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の超音波探触子において、
    前記振動子部における前記第3軸の方向における他方端部が先細形状を有し、
    前記アレイ振動子は前記他方端部内において先細形状を有する、ことを特徴とする超音波探触子。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の超音波探触子において、
    前記回転支持部に対する前記振動子部の回転角度をロックするロック機構が設けられた、ことを特徴とする超音波探触子。
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