JP2011008421A - 画像生成装置及び画像表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像生成装置を様々な車種に搭載可能とする。
【解決手段】画像生成装置10aでは、合成画像の生成に用いる車種に応じた複数の車種別データ7が不揮発性メモリ40に記憶されている。そして、不揮発性メモリ40に記憶された車種別データ7とは異なる車種の車種別データ7が記憶されたメモリカード61から当該車種別データ7を取得して、不揮発性メモリ40に追加して記憶させることが可能である。このため、メモリカード61を利用して新たな車種別データ7を追加していくことで、画像生成装置10a及び画像表示システム100aを様々な車種に適切に対応させて搭載することができる。
【選択図】図1
【解決手段】画像生成装置10aでは、合成画像の生成に用いる車種に応じた複数の車種別データ7が不揮発性メモリ40に記憶されている。そして、不揮発性メモリ40に記憶された車種別データ7とは異なる車種の車種別データ7が記憶されたメモリカード61から当該車種別データ7を取得して、不揮発性メモリ40に追加して記憶させることが可能である。このため、メモリカード61を利用して新たな車種別データ7を追加していくことで、画像生成装置10a及び画像表示システム100aを様々な車種に適切に対応させて搭載することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載された表示装置に表示させる画像を生成する技術に関する。
従来より、自動車などの車両に搭載され、車載カメラを利用して車両の周辺の画像を生成する画像生成装置が知られている。画像生成装置で生成された画像は車室内のディスプレイに表示される。これにより、車両の周辺の様子がほぼリアルタイムにドライバに示される。
例えば、運転席の逆側となるフロントフェンダの外側領域は運転席から死角となりやすい。このため、車載カメラの撮影によりフロントフェンダの外側領域を示す画像を生成し、その画像を車室内のディスプレイに表示させる。これにより、狭い道で対向車とすれ違う場合などに運転席の逆側の車体と障害物との間のクリアランスをドライバは容易に確認できるようになる。
また、車両の後方領域は運転席から死角となりやすい。このため、車両の後退時において、車両の後方領域を示す画像を生成し、その画像を車室内のディスプレイに表示させることもなされている。さらに、後方領域を示す画像中に、車両のサイズに応じたガイドラインを重畳して表示して車両の予測進路を示すことで、車両の後退時の運転を容易にすることなどもなされている。
また、近年では、フロントフェンダの外側領域や車両の後方領域などの車両周辺の限定された領域ではなく、複数の車載カメラの画像を利用することで、車両周辺のより広い領域を示す画像を車室内に表示する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、複数の車載カメラで車両の周辺を撮影して得られる複数の画像を合成して、車両の略直上に設定された仮想視点からみた車両の周辺の様子を示す画像を提供する技術が提案されている。この技術における表示用の画像には、車両の周辺の様子とともに当該車両の外観を示す車両像も含まれている。
ところで、製造コストや流通性を考慮し、上記のような画像生成装置を様々な種別の車両に汎用的に搭載できるようにすることが望まれている。
一方で、複数の車載カメラの画像を用いて合成画像を生成する画像生成装置では、車両における各車載カメラの位置や光軸の向きなどを合成処理において考慮する必要がある。車両における車載カメラの配置は車両の種別毎に異なることから、画像生成装置においては、搭載される車両の種別に応じた車載カメラの配置を示すデータが必要となる。
また、車両の種別により車体のサイズや形状等が異なることから、生成する画像中に車両の外観を示す車両像を含ませる画像生成装置においては、搭載される車両の種別に応じた車体のサイズや形状等を示すデータが必要となる。また、画像中にガイドラインを表示する画像生成装置においても、ガイドラインの幅や長さは車体の車幅や全長等のサイズに依存するため、搭載される車両の種別に応じた車体のサイズ等を示すデータが必要となる。
このことから、従来の画像生成装置は、予め想定された一つの種別の車両に専用設計されており、当該種別以外の車両には搭載することができなかった。仮に強引に想定外の種別の車両に画像生成装置を搭載したとすると、画像の合成が不適切な配置でなされ、当該車両の周辺の表示に適合する画像を生成できなくなる。また、画像中に車両の外観を示す車両像を含める場合には、表示される車両像の形状やサイズが実際の車両と異なるものとなり、車体とその周辺の物体とのクリアランスを正確に確認できなくなる可能性がある。同様に、後退時に画像中にガイドラインを表示する場合には、表示されるガイドラインのサイズが実際の車両のサイズに応じたものではないため、車両を正しく後退させることができなくなる可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像生成装置を様々な種別の車両に対応できるようにする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、車両に搭載された表示装置に表示させる画像を生成する画像生成装置であって、前記車両の周辺を複数のカメラで撮影して得られる複数の画像に基づいて、前記車両の周辺を任意の仮想視点からみた様子を示す合成画像を生成する生成手段と、生成された前記合成画像を前記表示装置に出力する出力手段と、前記生成手段が前記合成画像の生成に用いる前記車両の種別に応じた車種別データを記憶する不揮発性の記憶手段と、前記記憶手段に記憶された車種別データとは異なる種別の車種別データが記憶された外部装置から当該車種別データを取得する取得手段と、前記取得手段で取得された前記車種別データを前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を備えている。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の画像生成装置において、前記生成手段に生成される前記合成画像は前記車両の外観を示す車両像を含むものであり、前記車種別データは、前記車両の外観に係るデータを含む。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の画像生成装置において、前記車種別データは、前記車両のサイズに係るデータを含む。
また、請求項4の発明は、請求項2または3に記載の画像生成装置において、前記車種別データは、前記車両の形状に係るデータを含む。
また、請求項5の発明は、請求項2ないし4のいずれかに記載の画像生成装置において、前記車種別データは、前記車両の色に係るデータを含む。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像生成装置において、前記車種別データは、前記複数のカメラの配置に係るデータを含む。
また、請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像生成装置において、前記取得手段は、前記車種別データが記憶された可搬性の記録媒体から当該車種別データを読み取って取得する。
また、請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像生成装置において、前記取得手段は、前記車種別データが記憶された所定のサーバ装置からネットワークを介した通信により当該車種別データを取得する。
また、請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像生成装置において、前記記憶制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記車種別データを維持しつつ、前記取得手段で取得された前記車種別データを前記記憶手段に追加で記憶させる。
また、請求項10の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像生成装置において、前記記憶制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記車種別データに対して、前記取得手段で取得された前記車種別データを上書きで記憶させる。
また、請求項11の発明は、車両に搭載された表示装置に表示させる画像を生成する画像生成装置であって、前記車両の周辺を複数のカメラで撮影して得られる複数の画像に基づいて、前記車両の周辺を任意の仮想視点からみた様子を示す合成画像を生成する生成手段と、生成された前記合成画像を前記表示装置に出力する出力手段と、前記画像生成装置が起動する毎に、前記生成手段が前記合成画像の生成に用いる前記車両の種別に応じた車種別データが記憶された可搬性の記録媒体から当該車種別データを読み取って取得する取得手段と、を備えている。
また、請求項12の発明は、車両に搭載される画像表示システムであって、請求項1ないし11のいずれかに記載の画像生成装置と、前記画像生成装置で生成された画像を表示する表示装置と、を備えている。
請求項1ないし10の発明によれば、外部装置から新たな車種別データを取得して記憶手段に記憶させることができるため、画像生成装置を様々な種別の車両に対応させることができる。
また、特に請求項2の発明によれば、搭載される車両の種別に応じた適切な外観の車両像を合成画像中に含めることができ、合成画像中における自車両の位置をユーザは違和感なく把握することができる。
また、特に請求項3の発明によれば、搭載される車両の種別に応じた適切なサイズの車両像を合成画像中に含めることができ、周辺物体と車両との位置関係をユーザは正確に把握することができる。
また、特に請求項4の発明によれば、搭載される車両の種別に応じた適切な形状の車両像を合成画像中に含めることができ、周辺物体と車両との位置関係をユーザは正確に把握することができる。
また、特に請求項5の発明によれば、搭載される車両の種別に応じた適切な色の車両像を合成画像中に含めることができ、合成画像中における自車両の位置をユーザは違和感なく把握することができる。
また、特に請求項6の発明によれば、搭載される車両の種別に応じたカメラの配置を考慮して、適切に合成画像を生成できる。
また、特に請求項7の発明によれば、車種別データを容易に取得できる。
また、特に請求項8の発明によれば、新たな車種別データの画像生成装置への配信を容易に行うことができる。
また、特に請求項9の発明によれば、対応可能な車両の種別を増やすことができる。
また、特に請求項10の発明によれば、記憶手段の記憶容量を抑制できる。
また、特に請求項11の発明によれば、起動する毎に可搬性の記録媒体に記憶された車種別データを取得して合成画像の生成に利用するため、異なる車種別データが記憶された可搬性の記録媒体を変更するだけで、画像生成装置を様々な車種に対応させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
<1.第1の実施の形態>
<1−1.構成>
図1は、第1の実施の形態の画像表示システム100aの構成を示すブロック図である。この画像表示システム100aは、車両(本実施の形態では、自動車)に搭載されるものであり、車両の周辺を撮影して画像を生成し、車室内に表示する機能を有している。画像表示システム100aのユーザ(代表的には車両のドライバ)は、この画像表示システム100aを利用することにより当該車両の周辺を容易に把握できるようになっている。
<1−1.構成>
図1は、第1の実施の形態の画像表示システム100aの構成を示すブロック図である。この画像表示システム100aは、車両(本実施の形態では、自動車)に搭載されるものであり、車両の周辺を撮影して画像を生成し、車室内に表示する機能を有している。画像表示システム100aのユーザ(代表的には車両のドライバ)は、この画像表示システム100aを利用することにより当該車両の周辺を容易に把握できるようになっている。
図1に示すように、画像表示システム100aは、車両の周辺を撮影する撮影部5と、車両の周辺を示す表示用画像を生成する画像生成装置10aと、車両に乗車するユーザに対して各種情報を提供するナビゲーション装置20とを備えている。画像生成装置10aは、画像生成機能を有するECU(Electronic Control Unit)として構成され、車両の所定の位置に配置される。
ナビゲーション装置20は、ユーザに対しナビゲーション案内を行うものであり、タッチパネル機能を備えた液晶などのディスプレイ21と、ユーザが操作を行う操作部22と、装置全体を制御する制御部23とを備えている。ディスプレイ21の画面がユーザから視認可能なように、ナビゲーション装置20は車両のインストルメントパネルなどに設置される。ユーザからの各種の指示は、操作部22とタッチパネルとしてのディスプレイ21とによって受け付けられる。制御部23は、CPU、RAM及びROMなどを備えたコンピュータとして構成され、所定のプログラムに従ってCPUが演算処理を行うことでナビゲーション機能を含む各種の機能が実現される。
ナビゲーション装置20は、画像生成装置10aと通信可能に接続され、画像生成装置10aとの間で各種の制御信号の送受信や、画像生成装置10aで生成された表示用画像の受信が可能となっている。ディスプレイ21には、制御部23の制御により、通常はナビゲーション装置20単体の機能に基づく画像(例えば、ナビゲーション案内画像など)が表示されるが、所定のユーザの操作や画像生成装置10aからの信号などに応答して、画像生成装置10aで生成された車両の周辺の様子を示す表示用画像が表示される。これにより、ナビゲーション装置20は、画像生成装置10aで生成された表示用画像を受信して表示する表示装置としても機能する。
撮影部5は、画像生成装置10aに電気的に接続され画像生成装置10aからの信号に基づいて動作する。撮影部5は、車載カメラであるフロントカメラ51、サイドカメラ52及びバックカメラ53を備えている。これらの車載カメラ51,52,53は、レンズと撮像素子とを備えており電子的に画像を取得する。
図2は、車載カメラ51,52,53が車両9に配置される位置を示す図である。図2に示すように、フロントカメラ51は、車両9の前端にあるナンバープレート取付位置の近傍に設けられ、その光軸51aは車両9の直進方向に向けられている。また、サイドカメラ52は、左右のドアミラー93にそれぞれ設けられており、その光軸52aは直進方向に対して直交するように車両9の外部方向に向けられている。バックカメラ53は、車両9の後端にあるナンバープレート取付位置の近傍に設けられ、その光軸53aは車両9の直進方向の逆方向に向けられている。なお、フロントカメラ51やバックカメラ53の取り付け位置は、左右略中央であることが望ましいが、左右中央から左右方向に多少ずれた位置であってもよい。
これらの車載カメラ51,52,53のレンズとしては魚眼レンズなどが採用されており、車載カメラ51,52,53は180度以上の画角αを有している。このため、4つの車載カメラ51,52,53を利用することで、車両9の全周囲の撮影が可能となっている。
図1に戻り、画像生成装置10aは、装置全体を制御する制御部1と、撮影部5で取得された撮影画像を処理して表示用画像を生成する画像処理部3と、ナビゲーション装置20との間で通信を行うナビ通信部42と、表示内容を切り替える指示をユーザから受け付ける切替スイッチ43とを備えている。
ナビゲーション装置20の操作部22やディスプレイ21によって受け付けられたユーザからの各種の指示は、制御信号としてナビ通信部42によって受け付けられて制御部1に入力される。また、切替スイッチ43からもユーザの指示を示す信号が制御部1に入力される。これにより、画像生成装置10aは、ナビゲーション装置20に対するユーザの操作、及び、切替スイッチ43に対するユーザの操作の双方に応答した動作が可能となっている。
画像処理部3は、各種の画像処理が可能なハードウェア回路として構成されており、撮影画像調整部31、及び、合成画像生成部32を主な機能として備えている。撮影画像調整部31は、撮影部5で取得された撮影画像の調整を行うものであり、撮影画像の明るさやコントラスト等の画質調整や歪み補正などを行う。合成画像生成部32は、撮影部5の複数の車載カメラ51,52,53で取得された複数の撮影画像に基づいて、車両9の周辺の任意の仮想視点からみた合成画像を生成する。合成画像生成部32が仮想視点からみた合成画像を生成する手法については後述する。生成された合成画像は、表示用画像に調整された後、ナビ通信部42によってナビゲーション装置20に出力される。これにより、合成画像がナビゲーション装置20のディスプレイ21に表示される。
制御部1は、CPU、RAM及びROMなどを備えたコンピュータとして構成され、所定のプログラムに従ってCPUが演算処理を行うことで各種の制御機能が実現される。このようにして実現される制御部1の機能には、画像処理部3によって実行される画像処理を制御する機能などが含まれている。合成画像生成部32が生成する合成画像の生成に必要な各種パラメータは、この制御部1の機能によって指示される。
また、画像生成装置10aは、不揮発性メモリ40、カード読取部44、及び、信号入力部41をさらに備えており、これらは制御部1に接続されている。
不揮発性メモリ40は、電源オフ時においても記憶内容を維持可能なフラッシュメモリなどで構成されている。不揮発性メモリ40には、合成画像の生成に必要な各種のデータが予め記憶される。例えば、複数の車両の種別(以下、「車種」ともいう。)それぞれに応じた複数の車種別データ7が不揮発性メモリ40に予め記憶されている。不揮発性メモリ40に係るデータの読み出しや書き込みは、制御部1によって制御される。
カード読取部44は、可搬性の外部装置であるメモリカード61の読み取りを行う。カード読取部44は、メモリカード61の着脱が可能なカードスロットを備えており、そのカードスロットに装着されたメモリカード61に記録されたデータを読み取る。カード読取部44で読み取られたデータは、制御部1に入力される。メモリカード61は、可搬性の記録媒体としてのフラッシュメモリなどで構成され、画像生成装置10aで必要となる種々のデータが記憶される。例えば、メモリカード61には、不揮発性メモリ40に記憶された車種別データ7とは異なる車種の車種別データ7などが記憶される。
また、信号入力部41は、車両9に設けられた各種装置からの信号を入力する。この信号入力部41を介して、画像表示システム100aの外部からの信号が制御部1に入力される。具体的には、シフトセンサ81、及び、車速度センサ82などから、各種情報を示す信号が制御部1に入力される。シフトセンサ81からは、車両9の変速装置のシフトレバーの操作の位置、すなわち、”P(駐車)”,”D(前進)”,”N(中立)”,”R(後退)”などのシフトポジションが入力される。車速度センサ82からは、その時点の車両9の走行速度(km/h)が入力される。
<1−2.車種別データ>
次に、車種別データ7についてより詳細に説明する。車種別データ7は、車種に依存したデータであり、合成画像生成部32が合成画像を生成するために必要となるデータで主に構成される。したがって、画像生成装置10a及びそれを備える画像表示システム100aが搭載される車両9の種別に応じた特有の車種別データ7が必要となる。
次に、車種別データ7についてより詳細に説明する。車種別データ7は、車種に依存したデータであり、合成画像生成部32が合成画像を生成するために必要となるデータで主に構成される。したがって、画像生成装置10a及びそれを備える画像表示システム100aが搭載される車両9の種別に応じた特有の車種別データ7が必要となる。
既述のように画像生成装置10aの不揮発性メモリ40には複数の車種別データ7が予め記憶されている。このため、画像表示システム100aは、これら複数の車種別データ7にそれぞれ対応する複数の車種に対応することが可能、すなわち、搭載が可能となっている。不揮発性メモリ40に記憶された複数の車種別データ7のうち、実際に画像表示システム100aが搭載される車両9の種別に対応する一の車種別データ7が使用するデータ(以下、「使用車種別データ」という。)として設定される。合成画像生成部32が合成画像を生成する際には、この使用車種別データが用いられる。
また、画像生成装置10aでは、不揮発性メモリ40に記憶された車種別データ7とは異なる車種の車種別データ7が記憶されたメモリカード61を読み取り、読み取ったデータを不揮発性メモリ40に追加して記憶することが可能となっている。したがって、画像表示システム100aは、出荷時に想定されていた車種とは異なる車種に事後的に対応すること、すなわち、搭載することも可能である。
図3は、車種別データ7の構造を示す図である。図に示すように、車種別データ7は、車種名データ71、車体形状データ72、車体色データ73、及び、カメラ配置データ74などを含んでいる。車種名データ71は、車種別データ7が対応する車種を特定する情報を示すものであり、具体的には、車種に特有のコード番号や、車種の名称を示すテキストなどで構成される。
車体形状データ72、及び、車体色データ73は、車種別データ7が対応する車種の外観に係るデータである。車体形状データ72は、車種別データ7が対応する車種の車体の形状やサイズを示すものであり、具体的には、ポリゴンなどの三次元データで構成される。車体色データ73は、車種別データ7が対応する車種の車体の色を示すものであり、具体的には、車体の各部位の色を示すRGB値やYCrCb値などで構成される。
また、カメラ配置データ74は、車種別データ7が対応する車種における4つの車載カメラ51,52,53の配置に係るデータである。具体的には、カメラ配置データ74は、4つの車載カメラ51,52,53の相対距離、4つの車載カメラ51,52,53それぞれの地上からの高さ、及び、4つの車載カメラ51,52,53それぞれの光軸51a,52a,53aの水平方向に対する角度などで構成される。
<1−3.画像変換処理>
次に、画像処理部3の合成画像生成部32が、使用車種別データを用い、撮影部5で得られた複数の撮影画像に基づいて車両9の周辺を任意の仮想視点からみた様子を示す合成画像を生成する手法について説明する。図4は、この合成画像を生成する手法を説明するための図である。
次に、画像処理部3の合成画像生成部32が、使用車種別データを用い、撮影部5で得られた複数の撮影画像に基づいて車両9の周辺を任意の仮想視点からみた様子を示す合成画像を生成する手法について説明する。図4は、この合成画像を生成する手法を説明するための図である。
撮影部5のフロントカメラ51、サイドカメラ52及びバックカメラ53で同時に撮影が行われると、車両9の前方、左側方、右側方、及び、後方をそれぞれ示す4つの撮影画像P1〜P4が取得される。すなわち、撮影部5で取得される4つの撮影画像P1〜P4には、撮影時点の車両9の全周囲を示す情報が含まれていることになる。
取得された4つの撮影画像P1〜P4はそれぞれ、使用車種別データのカメラ配置データ74に基づいて、所定の車載カメラの基準配置に沿うように水平移動や回転移動などの画素位置の調整が行われる。これにより、当該車種の4つの車載カメラ51,52,53の配置に起因した画素位置のずれ等の影響が、4つの撮影画像P1〜P4から取り除かれる。
次に、4つの撮影画像P1〜P4の各画素が、仮想的な三次元空間における立体曲面SPに投影される。立体曲面SPは、例えば略半球状(お椀形状)をしており、その中心部分(お椀の底部分)が車両9が存在する位置として定められている。撮影画像P1〜P4に含まれる各画素の位置と、この立体曲面SPの各画素の位置とは予め対応関係が定められている。このため、立体曲面SPの各画素の値は、この対応関係と、撮影画像P1〜P4に含まれる各画素の値とに基づいて決定できる。撮影画像P1〜P4の各画素の位置と立体曲面SPの各画素の位置との対応関係は、テーブルデータとして不揮発性メモリ40等に予め記憶されている。
また、使用車種別データの車体形状データ72が利用され、車両9の三次元形状を示すポリゴンモデルである車両像90が仮想的に構成される。構成された車両像90は、立体曲面SPが設定される三次元空間において、車両9の位置と定められた略半球状の中心部分に配置される。このポリゴンモデルの車両像90に対しては、使用車種別データの車体色データ73に基づいて色が設定される。なお、色だけではなく、透明度、反射率、屈折率などがポリゴンモデルの車両像90に設定されてもよい。
さらに、立体曲面SPが存在する三次元空間に対して、制御部1により仮想視点VPが設定される。仮想視点VPは、視点位置と視野方向とで規定され、この三次元空間における車両9の周辺に相当する任意の視点位置に任意の視野方向に向けて設定される。
そして、設定された仮想視点VPに応じて、立体曲面SPにおける必要な領域が画像として切り出される。一方で、設定された仮想視点VPに応じてポリゴンで構成された車両像90に関してレンダリングがなされ、その結果となる二次元の車両像90が切り出された画像に対して重畳される。これにより、車両9及びその車両9の周辺を任意の仮想視点からみた様子を示す合成画像が生成されることになる。
例えば、視点位置が車両9の位置の略中央の直上位置で、視野方向が略直下方向とした仮想視点VP1を設定した場合は、略真上から車両9を見下ろすように、車両9(実際には車両像90)及び車両9の周辺の様子を示す合成画像CP1が生成される。また、図中に示すように、視点位置が車両9の位置の左後方で、視野方向が車両9における略前方とした仮想視点VP2を設定した場合は、車両9の左後方からその周辺全体を見渡すように、車両9(実際には車両像90)及び車両9の周辺の様子を示す合成画像CP2が生成される。仮想視点VPと、立体曲面SPにおける必要な領域との関係は予め定められており、テーブルデータとして制御部1の不揮発性メモリ40等に予め記憶されている。
なお、実際に合成画像を生成する場合においては、立体曲面SPの全ての画素の値を決定する必要はなく、設定された仮想視点VPに対応して必要となる領域の画素の値のみを撮影画像P1〜P4に基づいて決定することで、処理速度を向上できる。
このようにして使用車種別データを用いて合成画像が生成されることになるが、使用車種別データが変更されると、生成される合成画像の内容も変化する。図5は、使用車種別データによる合成画像の比較例を示す図である。
合成画像CP3で用いた使用車種別データの対応する車種の車体形状は比較的大きなミニバンタイプで、車体の色が淡色(例えば白)となっている。このため、合成画像CP3中においても、車体形状がミニバンタイプで車体の色が淡色の車両像90が含まれている。
これに対して使用車種別データを変更し、対応する車種の車体形状はミニバンタイプであるが、車体の色が濃色(例えば黒)の使用車種別データを用いて合成画像CP4を生成する場合を想定する。この場合は、合成画像CP4中に車体形状がミニバンタイプであるが車体の色が濃色の車両像90が含まれることになる。合成画像CP3と合成画像CP4とを比較して分かるように、使用車種別データを変更することで、車両像90の車体の色が変更されたことになる。
また、対応する車種の車体形状は比較的小さなセダンタイプで、車体の色が淡色(例えば白)の使用車種別データを用いて合成画像CP5を生成する場合を想定する。この場合は、合成画像CP5中に車体形状がセダンタイプで車体の色が淡色の車両像90が含まれることになる。合成画像CP3と合成画像CP5とを比較して分かるように、使用車種別データを変更することで、車両像90の車体の形状と、車体のサイズ(全長、全幅、高さ)とが変更されることになる。
このように使用車種別データが対応する車種の実際の車体のサイズが、比較的大きければ合成画像中における車両像90の車体のサイズも比較的大きく示され、比較的小さければ合成画像中における車両像90の車体のサイズも比較的小さく示されることになる。
<1−4.基本動作>
次に、画像表示システム100aの基本的な動作について説明する。画像表示システム100aは、車両9が備えるバッテリからACCスイッチを介して電力が供給されている。このため、画像表示システム100aは、ACCスイッチがオンとなって電力が供給されると起動し、ACCスイッチがオフとなると起動停止する。図6は、このような画像表示システム100aの起動中における基本的な動作の流れを示す図である。
次に、画像表示システム100aの基本的な動作について説明する。画像表示システム100aは、車両9が備えるバッテリからACCスイッチを介して電力が供給されている。このため、画像表示システム100aは、ACCスイッチがオンとなって電力が供給されると起動し、ACCスイッチがオフとなると起動停止する。図6は、このような画像表示システム100aの起動中における基本的な動作の流れを示す図である。
画像表示システム100aが起動すると、まず、制御部1により各種の初期化処理がなされる。この初期化処理において、予め使用車種別データに設定されている車種別データ7が不揮発性メモリ40から読み出される。読み出された使用車種別データは制御部1のRAMに記憶され、以降の処理に使用可能な状態とされる(ステップS11)。
次に、ディスプレイ21に車両9の周辺の様子を示す合成画像を表示する条件が満足しているか否かが制御部1により判定される(ステップS12)。本実施の形態では、例えば、ユーザから表示の指示があったとき、シフトレバーを”R”に操作したとき、あるいは、走行速度が所定の速度未満となったときなどに、合成画像を表示する条件を満足する。
合成画像を表示する条件を満足した場合は(ステップS12にてYes)、RAMに記憶された使用車種別データと撮影部5で得られた複数の撮影画像とを用いて、画像処理部3の合成画像生成部32により、車両9及び車両9の周辺を任意の仮想視点からみた様子を示す合成画像が生成される(ステップS13)。生成された合成画像は、表示用画像に調整された上でナビゲーション装置20に出力され、ディスプレイ21に表示される(ステップS14)。
このような合成画像の生成、及び、表示は、合成画像の表示を停止する条件を満足するまで繰り返される(ステップS15にてNo)。このよう処理により、車両9の周辺の状況がほぼリアルタイムでユーザ(代表的には、車両9のドライバ)に示されることになる。
図7は、ディスプレイ21に表示される合成画像CP6の一例を示す図である。図に示すように、合成画像CP6中には、車両9の周辺の様子とともに車両像90が重畳して示される。このような表示を視認することで、ユーザは車両9の車体とその周辺の物体との位置関係をほぼリアルタイムで把握することが可能である。また、本実施の形態では、使用車種別データを変更することで、合成画像CP6中に含まれる車両像90の車体の形状やサイズを搭載された実際の車両9に合わせることができるため、車両9の車体とその周辺の物体とのクリアランスなどの位置関係を正確に把握することが可能である。
図6のステップS15において、合成画像の表示を停止する条件を満足するか否かは、制御部1により判定される。本実施の形態では、例えば、ユーザから表示停止の指示があったとき、シフトレバーを”R”以外に操作したとき、あるいは、走行速度が所定の速度を超えたときなどに、合成画像の表示を停止する条件を満足する。合成画像の表示を停止する条件を満足した場合は(ステップS15にてYes)、ステップS12に戻り、再び、合成画像を表示する条件を満足するか否かが判定されることになる。
<1−5.使用車種別データの変更>
次に、使用車種別データの変更について説明する。図8は、使用車種別データを変更する場合の処理の流れを示す図である。この処理は、画像表示システム100aの起動中に、ナビゲーション装置20や切替スイッチ43などに対して所定の操作を行うことで、制御部1の制御により実行される。
次に、使用車種別データの変更について説明する。図8は、使用車種別データを変更する場合の処理の流れを示す図である。この処理は、画像表示システム100aの起動中に、ナビゲーション装置20や切替スイッチ43などに対して所定の操作を行うことで、制御部1の制御により実行される。
まず、不揮発性メモリ40に記憶されている全ての車種別データ7が読み出される(ステップS21)。そして、読み出された複数の車種別データ7それぞれの車種名データ71が利用され、当該複数の車種別データ7が対応する車種の一覧がディスプレイ21に表示される(ステップS22)。
図9は、車種の一覧を示す画面の一例を示す図である。図に示すように、画面上においては、複数の車種別データ7それぞれに対応する複数のコマンドボタンCb0が示される。各コマンドボタンCb0には、当該車種別データ7に対応する車種における車種名と車体の色とが示されている。また、この画面には決定ボタンCb1と追加ボタンCb2とが含まれている。
ユーザは、車種の一覧を示す画面上に所望の車種がある場合は、該当するコマンドボタンCb0を選択した上で、決定ボタンCb1を押下する(ステップS23にてNo)。これにより、当該車種の選択が制御部1に受け付けられ(ステップS28)、当該車種に対応する車種別データ7が使用車種別データに設定される(ステップS29)。以降は、変更後の使用車種別データが使用されて合成画像の生成がなされることになる。
一方、車種の一覧を示す画面上に所望の車種がない場合は、ユーザは追加ボタンCb2を押下することで車種の追加を行うことができる。すなわち、不揮発性メモリ40に記憶された車種別データ7とは異なる車種の車種別データ7をメモリカード61から読み出して追加することができる。
車種の追加が指示された場合は(ステップS23にてYes)、まず、カード読取部44に装着されたメモリカード61が正常であるか否かが判断される。具体的には、メモリカード61が正常に装着されているか、及び、メモリカード61内に所定のフォーマットに従った車種別データ7が記憶されているかなどが制御部1により判断される(ステップS24)。このときメモリカード61が正常でない場合は、ディスプレイ21にメモリカード61を確認する旨の警告表示がなされ(ステップS25)、処理はステップS21に戻る。
また、メモリカード61が正常の場合は、メモリカード61から車種別データ7がカード読取部44で読み取られる(ステップS26)。この読み取りで取得された車種別データ7は、制御部1の制御により、不揮発性メモリ40に既に記憶済の車種別データ7に対して追加するように記憶される(ステップS27)。すなわち、既存の車種別データ7はそのまま維持される。新たな車種別データ7が不揮発性メモリ40に記憶されると、処理はステップS21に戻る。
そして、ステップS21では既存の複数の車種別データ7とともに追加された車種別データ7も読み出され、ステップS22では図10に示すように追加された車種別データ7の車種を含む車種の一覧がディスプレイ21に表示される。図10に示す画面では図9に示す画面に対して「車種C(白)」のコマンドボタンCb0が追加されている。ユーザは、このような車種の一覧を示す画面において、追加された車種別データ7の車種を選択することで、当該車種別データ7を使用車種別データに設定することができることになる(ステップS28,S29)。
追加すべき車種別データ7が記憶されたメモリカード61は、当該状態で販売されてユーザに提供される。また、ユーザが、一般的なパーソナルコンピュータなどを利用してメモリカード61に追加すべき車種別データ7を記憶させるようにすることもできる。この場合においては、パーソナルコンピュータがインターネットなどのネットワーク通信が可能であれば、所定のサーバ装置からのダウンロードにより新たな車種別データ7を取得することができる。また、パーソナルコンピュータ上で起動する編集ソフトを利用して、新規に車種別データ7を作成したり、既存の車種別データ7の編集ができるようになっていてもよい。
以上、第1の実施の形態について説明を行ったが、本実施の形態の画像表示システム100aでは、合成画像の生成に用いる車種に応じた複数の車種別データ7が不揮発性メモリ40に記憶されている。そして、不揮発性メモリ40に記憶された車種別データ7とは異なる車種の車種別データ7が記憶されたメモリカード61から当該車種別データ7を取得して、不揮発性メモリ40に追加して記憶させることが可能である。
このため、メモリカード61を利用して新たな車種別データ7を追加していくことで、画像生成装置10a及び画像表示システム100aを様々な車種に適切に対応させて搭載することができる。出荷時において不揮発性メモリ40に多くの車種別データ7を記憶させていたとしても、出荷時に存在する全ての車種に対応する車種別データ7を記憶させることは現実的に困難である。また、画像表示システム100aの出荷後に事後的に発表された新型車種に関しては、画像表示システム100aを対応させることは不可能となる。これに対して、本実施の形態の画像表示システム100aでは、メモリカード61を利用して車種別データ7を追加できるため、既存の車種はもちろん、事後的に発表された新型車種に対しても画像表示システム100aを容易かつ適切に対応させることが可能である。
また、車種別データ7は車両の外観に係る車体形状データ72や車体色データ73を含んでいるため、画像表示システム100aが搭載される車種に応じた適切な外観の車両像90を合成画像中に含めることができ、合成画像中における自車両の位置をユーザは違和感なく把握することができる。
特に、車種別データ7は車体のサイズや形状に係る車体形状データ72を含んでいるため、搭載される車種に応じた適切なサイズの車両像90を合成画像中に含めることができ、車体と周辺物体とのクリアランスなどの位置関係をユーザは正確に把握することができる。
また、車種別データ7は車体の色に係る車体色データ73を含んでいるため、搭載される車種に応じた適切な色の車両像90を合成画像中に含めることができる。例えば、実際の車両9の車体の色が濃色(例えば黒)の場合に、車両像90の色が淡色(例えば黒)であると違和感を感じるが、本実施の形態では車両像90の色を実際の車体の色である濃色(例えば黒)に合わせることができる。このため、合成画像中における自車両の位置を、ユーザは違和感なくより直感的に把握することができる。
また、車種別データ7は4つの車載カメラ51,52,53の配置に係るカメラ配置データ74を含んでいるため、搭載される車種における車載カメラの配置を考慮して、適切に合成画像を生成できる。
<2.第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態における画像表示システムの構成は第1の実施の形態と同様であるが、処理の一部のみが異なっている。このため、以下では第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。第1の実施の形態ではメモリカード61から読み取った車種別データ7を追加するようになっていたが、第2の実施の形態ではメモリカード61から読み取った車種別データ7を既存の車種別データ7に対して上書きして更新するようになっている。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態における画像表示システムの構成は第1の実施の形態と同様であるが、処理の一部のみが異なっている。このため、以下では第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。第1の実施の形態ではメモリカード61から読み取った車種別データ7を追加するようになっていたが、第2の実施の形態ではメモリカード61から読み取った車種別データ7を既存の車種別データ7に対して上書きして更新するようになっている。
図11は、第2の実施の形態の使用車種別データを変更する場合の処理の流れを示す図である。まず、不揮発性メモリ40に記憶されている全ての車種別データ7が読み出され(ステップS31)、当該複数の車種別データ7が対応する車種の一覧がディスプレイ21に表示される(ステップS32)。
図12は、この車種の一覧を示す画面の一例を示す図である。この場合も、画面上においては、複数の車種別データ7それぞれに対応する複数のコマンドボタンCb0が示される。この画面には、決定ボタンCb1とともに、追加ボタンCb2ではなく更新ボタンCb3が含まれている。この車種の一覧を示す画面において車種を選択して決定ボタンCb1を押下した場合の処理(ステップS38,S39)は、第1の実施の形態の処理(図8のステップS28,S29)と同様である。
車種の一覧を示す画面上に所望の車種がない場合は、ユーザは、車種別データ7を更新してもよい車種(すなわち、車種別データ7が不要な車種)に対応するコマンドボタンCb0を選択した上で、更新ボタンCb3を押下する(ステップS33にてNo)。車種の更新が指示された場合は(ステップS33にてYes)、まず、カード読取部44に装着されたメモリカード61が正常であるか否かが判断され(ステップS34)、正常でない場合は所定の警告表示がなされ(ステップS35)、処理はステップS31に戻る。
メモリカード61が正常の場合は(ステップS34にてYes)、メモリカード61から車種別データ7がカード読取部44で読み取られる(ステップS36)。この読み取りで取得された車種別データ7は、制御部1の制御により、ユーザに更新対象に指定された車種の既存の車種別データ7に対して上書きで記憶される(ステップS37)。これにより、既存の車種別データ7が新たな車種別データ7に更新される。更新が完了すると、処理はステップS31に戻る。
そして、ステップS31では既存の複数の車種別データ7とともに更新された車種別データ7も読み出され、ステップS32では図13に示すように更新された車種別データ7の車種を含む車種の一覧がディスプレイ21に表示される。図13に示す画面では、図12に示す画面において「車種B(黒)」と示されたコマンドボタンCb0が、「車種C(白)」と示すように変更されている。ユーザは、このような車種の一覧を示す画面において、更新された車種別データ7の車種を選択することで、当該車種別データ7を使用車種別データに設定できることになる(ステップS38,S39)。
このように、第2の実施の形態においては、不揮発性メモリ40に記憶された車種別データ7に対して、メモリカード61から取得された新たな車種別データ7が上書きで記憶される。このため、不揮発性メモリ40に必要な記憶容量として多くの容量を必要とせず、記憶容量を抑制できるためコストを削減できる。
<3.第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態における画像表示システムの構成・処理は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが一部のみが相違しているため、以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。上記第1及び第2の実施の形態では、メモリカード61から読み取ることで新たな車種別データ7を取得するようになっていたが、第3の実施の形態ではネットワークを介した通信によって新たな車種別データ7を取得するようになっている。
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態における画像表示システムの構成・処理は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが一部のみが相違しているため、以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。上記第1及び第2の実施の形態では、メモリカード61から読み取ることで新たな車種別データ7を取得するようになっていたが、第3の実施の形態ではネットワークを介した通信によって新たな車種別データ7を取得するようになっている。
図14は、第3の実施の形態の画像表示システム100bの構成を示すブロック図である。図に示すように、この画像表示システム100bの画像生成装置10bは、図1に示す画像生成装置10aが備えるカード読取部44に代えて、外部通信部45を備えている。
外部通信部45は、インターネットなどの広域のネットワーク63を介して外部装置と無線通信を行うものである。外部通信部45で取得された各種のデータは、制御部1に入力される。
ネットワーク63には、様々な車種に対応する複数の車種別データ7を記憶する記憶装置を有するサーバ装置62が接続されている。外部通信部45は、ネットワーク63を介してサーバ装置62と通信を行うことで、必要な車種別データ7を選択的にサーバ装置62からダウンロードして取得することが可能である。
図15は、第3の実施の形態の使用車種別データを変更する場合の処理の流れを示す図である。まず、不揮発性メモリ40に記憶されている全ての車種別データ7が読み出され(ステップS41)、当該複数の車種別データ7が対応する車種の一覧がディスプレイ21に表示される(ステップS42)。この車種の一覧を示す画面において車種を選択して決定ボタンCb1を押下した場合の処理(ステップS49,S50)は、第1の実施の形態の処理(図8のステップS28,S29)と同様である。
また、車種の一覧を示す画面において、車種の追加が指示された場合は(ステップS43にてYes)、まず、外部通信部45によりサーバ装置62との通信が確立される。サーバ装置62の通信用のアドレスは、予め不揮発性メモリ40などに記憶されている。このときサーバ装置62との通信が確立できない場合は(ステップS44にてNo)、通信できない旨の警告表示がなされ(ステップS45)、処理はステップS41に戻る。
サーバ装置62との通信が確立できた場合は(ステップS44にてYes)、サーバ装置62に記憶された複数の車種別データ7に対応する車種の一覧がサーバ装置62から送信され、ディスプレイ21に表示される。ユーザは、このディスプレイ21の画面を操作して、車種別データ7が必要となる車種を選択する(ステップS46)。
車種が選択されると、外部通信部45により、選択された車種に対応する車種別データ7がサーバ装置62からダウンロードされる(ステップS47)。このダウンロードで取得された車種別データ7は、制御部1の制御により、不揮発性メモリ40に既に記憶済の車種別データ7に対して追加するように記憶される(ステップS48)。新たな車種別データ7が不揮発性メモリ40に記憶されると、処理はステップS41に戻る。
そして、ステップS41では既存の複数の車種別データ7とともに追加された車種別データ7も読み出され、ステップS42では追加された車種別データ7の車種を含む車種の一覧がディスプレイ21に表示される。ユーザは、このような車種の一覧を示す画面において、追加された車種別データ7の車種を選択することで、当該車種別データ7を使用車種別データに設定できることになる(ステップS49,S50)。
このように、第3の実施の形態においては、車種別データ7が記憶された所定のサーバ装置62からネットワーク63を介した通信により当該車種別データ7を取得するようになっている。通常、サーバ装置62には、メモリカード61などの可搬性の記録媒体よりも多くの車種の車種別データ7を記憶させることが可能である。このため、画像表示システム100bのユーザは、比較的多くの車種のうちから所望の車種の車種別データ7を選択して取得することが可能となる。
また、車種別データ7を提供する事業者側からみると、サーバ装置62に記憶させるだけで画像表示システム100bに対して車種別データ7を提供できるため、新たな車種別データ7の配信を容易に行うことが可能である。
なお、図15の処理では、ダウンロードで取得された車種別データ7を不揮発性メモリ40に追加で記憶させるようにしているが、第2の実施の形態と同様に、既存の車種別データ7に対して上書きで記憶させるようにしてもよい。
<4.第4の実施の形態>
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態における画像表示システムの構成・処理は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが一部のみが相違しているため、以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。上記第1ないし第4の実施の形態では、不揮発性メモリ40に記憶された車種別データ7を用いて合成画像の生成を行っていたが、第3の実施の形態ではメモリカード61に記憶された車種別データ7を用いて合成画像の生成を行う。
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態における画像表示システムの構成・処理は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが一部のみが相違しているため、以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。上記第1ないし第4の実施の形態では、不揮発性メモリ40に記憶された車種別データ7を用いて合成画像の生成を行っていたが、第3の実施の形態ではメモリカード61に記憶された車種別データ7を用いて合成画像の生成を行う。
図16は、第4の実施の形態の画像表示システム100cの構成を示すブロック図である。図に示すように、この画像表示システム100cの画像生成装置10cは、図1に示す画像生成装置10aとハードウェアとしての構成は同一であるが、不揮発性メモリ40には車種別データ7が記憶されていない。このため、不揮発性メモリ40に車種別データ7を追加したり、不揮発性メモリ40の車種別データ7を更新するといった処理はなされてない。
図17は、第4の実施の形態の画像表示システム100cの起動中における基本的な動作の流れを示す図である。第4の実施の形態の画像表示システム100cもACCスイッチがオンとなって電力が供給されると起動し、ACCスイッチがオフとなると起動停止する。
画像表示システム100cが起動すると制御部1により初期化処理がなされる。この初期化処理において、メモリカード61から車種別データ7が読み出される。すなわち、第4の実施の形態においては、画像表示システム100cが起動する毎に、メモリカード61から車種別データ7が読み出されて取得される。
具体的には、まず、カード読取部44に装着されたメモリカード61が正常であるか否かが判断される。すなわち、メモリカード61が正常に装着されているか、及び、メモリカード61内に所定のフォーマットに従った車種別データ7が記憶されているかなどが制御部1により判断される(ステップS61)。このときメモリカード61が正常でない場合は、ディスプレイ21にメモリカード61を確認する旨の警告表示がなされる(ステップS62)。この警告表示は、メモリカード61が正常になるまで継続される。
メモリカード61が正常の場合は、メモリカード61から車種別データ7がカード読取部44で読み取られる(ステップS63)。読み取られた車種別データ7は制御部1のRAMに記憶され、以降の処理に使用可能な状態とされる(ステップS64)。
以降は、RAMに記憶された車種別データ7が用いられ、第1の実施の形態の処理(図6のステップS12〜S15)と同様にして、車両9の周辺の様子を示す合成画像がリアルタイムでディスプレイ21に表示されることになる(ステップS64〜S67)。
このように、第4の実施の形態においては、画像表示システム100cが起動する毎に可搬性の記録媒体であるメモリカード61に記憶された車種別データ7を取得し、その車種別データ7を合成画像の生成に利用する。このため、異なる車種別データ7が記憶されたメモリカード61を単に変更するだけで、画像表示システム100cを様々な車種に対応させることが可能である。
<5.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような変形例について説明する。もちろん、以下で説明する形態を適宜に組み合わせてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような変形例について説明する。もちろん、以下で説明する形態を適宜に組み合わせてもよい。
上記実施の形態では、画像生成装置10a,10b,10cとナビゲーション装置20とは別の装置であるとして説明したが、画像生成装置10a,10b,10cとナビゲーション装置20とが同一のハウジング内に配置されて一体型の装置として構成されてもよい。
また、上記実施の形態では、画像生成装置10a,10b,10cで生成された画像を表示する表示装置はナビゲーション装置20であるとして説明したが、ナビゲーション機能等の特殊な機能を有していない一般的な表示装置であってもよい。
また、上記実施の形態において、画像生成装置10a,10b,10cの制御部1によって実現されると説明した機能の一部は、ナビゲーション装置20の制御部23によって実現されてもよい。
また、シフトセンサ81、及び、車速度センサ82からの信号は画像生成装置10a,10b,10cに入力されるものとしていたが、これらの信号の一部または全部はナビゲーション装置20に入力されるようになっていてもよい。
また、上記第1ないし第3の実施の形態においては、画像表示システム100a,100b,100cの出荷時から不揮発性メモリ40に複数の車種別データ7が予め記憶されていると説明したが、画像表示システム100a,100b,100cの出荷時においては不揮発性メモリ40には一つの車種別データ7のみが記憶されているものであってもよい。
また、画像表示システム100a,100b,100cが、車種別データ7の編集機能を有しており、既存の車種別データ7の一部あるいは全部について編集できるようになっていてもよい。特に車種別データ7のうちの車体色データ73であれば、エンドユーザであっても容易に編集可能であるため、このような構成が有効である。
また、上記実施の形態では、車種別データ7の車体形状データ72は三次元データであるとしていたが、ビットマップなどの二次元データであってもよい。この場合は、代表的な仮想視点からみた各種の二次元データの車両像を予め準備しておき、設定される仮想視点に応じて選択的に車両像を用いるようにすればよい。
また、車種別データ7には、合成画像に重畳するための車体形状データ72の他に、設定画面などに使用する二次元データの車体形状データが含まれていてもよい。例えば、図18に示すように、仮想視点VPの位置をユーザが任意に設定する画面などに、このような車体形状データを用いた車両像91を使用することが可能である。
また、シフトレバーを”R”に操作したときには、車両9の後方の様子を示す合成画像を生成してディスプレイ21に表示し、この合成画像に車両9の予測進路を示すガイドラインを重畳するようにしてもよい。この場合、ガイドラインの幅や長さは車体の車幅や全長等のサイズに応じたものが望ましいため、車種別データ7の車体形状データ72に基づいてガイドラインの幅や長さを決定するようにしてもよい。また、ガイドラインの幅や長さを示すデータが、車両のサイズに係るデータとして車種別データ7に含まれていてもよい。
また、上記実施の形態では、カメラ配置データ74に基づいて撮影画像P1〜P4の調整を行うものとして説明を行ったが、撮影画像P1〜P4の各画素の位置と立体曲面SPの各画素の位置との対応関係を示すテーブルデータが、車種毎の複数のカメラの配置を考慮したデータとして準備され、車種別データ7に含まれていてもよい。
また、上記実施の形態では、メモリカード61には車種別データ7のみが記録されていたが、他のデータが記録され、画像表示システム100a,100b,100cで利用可能とすることも可能である。例えば、画像表示システム100a,100b,100cの制御部1に用いるファームウェアのアップデート用のプログラムをメモリカード61に記録しておき、メモリカード61から読み出してファームウェアをアップデートすることもできる。なお、この場合は、ファームウェアをアップデート中に電源がオフとなる事態を考慮して、リブート用のプログラムを同時にメモリカード61に記録しておくことが望ましい。このようにしておけば、アップデート中のトラブルでプログラムやデータが消去されたとしても、メモリカード61のリブート用のプログラムによって起動することで、アップデートを再実行することが可能となる。
また、上記実施の形態では、メモリカード61には一つの車種別データ7のみが記憶されていたが、複数の車種別データ7が記憶されており、ユーザが所望の車種別データ7を処理の対象に選択できるようになっていてもよい。
また、上記実施の形態では、可搬性の記録媒体はメモリカード61であるとしていたが、これに限定されず、例えば、CD−ROM、USBメモリなど他の種類の可搬性の記録媒体を用いてもよい。
また、上記実施の形態では、プログラムに従ったCPUの演算処理によってソフトウェア的に各種の機能が実現されると説明したが、これら機能のうちの一部は電気的なハードウェア回路により実現されてもよい。また逆に、ハードウェア回路によって実現されるとした機能のうちの一部は、ソフトウェア的に実現されてもよい。
1 制御部
10a 画像生成装置
21 ディスプレイ
32 合成画像生成部
44 カード読取部
45 外部通信部
61 メモリカード
62 サーバ装置
7 車種別データ
90 車両像
10a 画像生成装置
21 ディスプレイ
32 合成画像生成部
44 カード読取部
45 外部通信部
61 メモリカード
62 サーバ装置
7 車種別データ
90 車両像
Claims (12)
- 車両に搭載された表示装置に表示させる画像を生成する画像生成装置であって、
前記車両の周辺を複数のカメラで撮影して得られる複数の画像に基づいて、前記車両の周辺を任意の仮想視点からみた様子を示す合成画像を生成する生成手段と、
生成された前記合成画像を前記表示装置に出力する出力手段と、
前記生成手段が前記合成画像の生成に用いる前記車両の種別に応じた車種別データを記憶する不揮発性の記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された車種別データとは異なる種別の車種別データが記憶された外部装置から当該車種別データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得された前記車種別データを前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備えることを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1に記載の画像生成装置において、
前記生成手段に生成される前記合成画像は前記車両の外観を示す車両像を含むものであり、
前記車種別データは、前記車両の外観に係るデータを含むことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項2に記載の画像生成装置において、
前記車種別データは、前記車両のサイズに係るデータを含むことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項2または3に記載の画像生成装置において、
前記車種別データは、前記車両の形状に係るデータを含むことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項2ないし4のいずれかに記載の画像生成装置において、
前記車種別データは、前記車両の色に係るデータを含むことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像生成装置において、
前記車種別データは、前記複数のカメラの配置に係るデータを含むことを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像生成装置において、
前記取得手段は、前記車種別データが記憶された可搬性の記録媒体から当該車種別データを読み取って取得することを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像生成装置において、
前記取得手段は、前記車種別データが記憶された所定のサーバ装置からネットワークを介した通信により当該車種別データを取得することを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像生成装置において、
前記記憶制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記車種別データを維持しつつ、前記取得手段で取得された前記車種別データを前記記憶手段に追加で記憶させることを特徴とする画像生成装置。 - 請求項1ないし9のいずれかに記載の画像生成装置において、
前記記憶制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記車種別データに対して、前記取得手段で取得された前記車種別データを上書きで記憶させることを特徴とする画像生成装置。 - 車両に搭載された表示装置に表示させる画像を生成する画像生成装置であって、
前記車両の周辺を複数のカメラで撮影して得られる複数の画像に基づいて、前記車両の周辺を任意の仮想視点からみた様子を示す合成画像を生成する生成手段と、
生成された前記合成画像を前記表示装置に出力する出力手段と、
前記画像生成装置が起動する毎に、前記生成手段が前記合成画像の生成に用いる前記車両の種別に応じた車種別データが記憶された可搬性の記録媒体から当該車種別データを読み取って取得する取得手段と、
を備えることを特徴とする画像生成装置。 - 車両に搭載される画像表示システムであって、
請求項1ないし11のいずれかに記載の画像生成装置と、
前記画像生成装置で生成された画像を表示する表示装置と、
を備えることを特徴とする画像表示システム。
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