JP2011006312A - 光学素子の製造方法、光学素子製造用の金型装置及び光学素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、成形型と外周規制枠との境界においてバリの発生を防ぐことができ仕上加工等を不要とする光学素子の製造方法及び光学素子製造用の金型装置を提供すること。
【解決手段】外縁部において突起する凸部12dを有する下型2を用いており、加圧成形工程において、下型2と外周規制枠3との境界に対応して断面V字の深い窪みが形成されることを防止できる。これにより、下型2と外周規制枠3との境界に集中するようなガラス流が形成されることを防止でき、この境界に対応する光学素子100のエッジE1でのバリの発生を防ぐことができる。また、この製造方法では、外周規制枠3の外周側面転写面13cによって位置決め基準としての外周側面101cを直接形成することができ、光学素子100の表面を滑らかに仕上げて迷光の発生を抑制することができる。
【選択図】図1
【解決手段】外縁部において突起する凸部12dを有する下型2を用いており、加圧成形工程において、下型2と外周規制枠3との境界に対応して断面V字の深い窪みが形成されることを防止できる。これにより、下型2と外周規制枠3との境界に集中するようなガラス流が形成されることを防止でき、この境界に対応する光学素子100のエッジE1でのバリの発生を防ぐことができる。また、この製造方法では、外周規制枠3の外周側面転写面13cによって位置決め基準としての外周側面101cを直接形成することができ、光学素子100の表面を滑らかに仕上げて迷光の発生を抑制することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガラス材料の加圧成形による光学素子の製造方法、光学素子製造用の金型装置及びこれらによって得られる光学素子に関する。
光学素子の製造方法として、レンズ面等を形成するための上下一対の成形型を用いて対象材料を加圧成形するものであって、上型及び下型が、枠型と当該枠型に挿入される入れ子型とによりそれぞれ構成されるものが知られている。特に、このような枠型と入れ子型とを有する型を用いた製造方法において、入れ子型の内面を枠型の内面よりも突出させることで、加圧成形において成形材料が枠型と入れ子型との境界に入り込まないようにして、成形品にバリが発生すること等を防ぐ技術が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、上下一対の成形型に加えて外周規制枠を用いることで光学素子外周部に環状の位置決め基準面を直接形成するような光学素子の製造方法の場合、上記特許文献1の技術を用いても、成形型と外周規制枠との境界においてバリが発生する場合があり、結果的にバリ除去等の仕上加工が必要となる。
そこで、本発明は、成形型と外周規制枠との境界においてバリの発生を防ぐことができ仕上加工等を不要とする光学素子の製造方法及び光学素子製造用の金型装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記の光学素子の製造方法等によって得られる光学素子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る光学素子の製造方法は、(a1)製造の対象である光学素子の第1のレンズ面を成形するための転写面を有し当該転写面の外縁部において突起する凸部を有する下型と、(a2)光学素子の第2のレンズ面を成形するための転写面を有する上型と、(a3)光学素子の外周側面を成形するための外周規制面を有する外周規制枠とを準備する(a)型準備工程と、(b)下型上に素子材料を載せる材料載置工程と、(c)材料載置工程後、下型の転写面と上型の転写面とを互いに対向させた状態で下型と上型とを近接させるとともに、上型と下型との隙間を周囲から覆うように外周規制枠を配置することによって、下型上の素子材料を加圧成形する加圧成形工程とを備えることを特徴とする。
上記光学素子の製造方法では、下型の転写面の外縁部において突起する凸部を有する下型を用いており、加圧成形工程において、下型の外縁に突起した凸部が外周規制枠の外周規制面と近接するので、下型と外周規制枠との境界に対応して断面V字状の深い窪みが形成されることを防止できる。これにより、下型と外周規制枠との境界に集中するようなガラス流が形成されることを防止でき、この境界に対応する光学素子部分でのバリの発生を防ぐことができる。また、この製造方法では、外周規制枠の外周規制面によって位置決め基準としての外周側面を直接形成することができ、素子表面を滑らかに仕上げて迷光の発生を抑制することができる。
また、本発明の具体的な態様では、下型において、外縁部が、光学素子のフランジ部を形成するための部分であり、凸部が、外縁部に沿って環状に形成されていることを特徴とする。この場合、第1のレンズ面等を備えるレンズ本体の周囲にフランジ部を設けることができ、このフランジ部のエッジの位置又はその周辺において下型及び外周規制枠の境界等に起因するバリが形成されることを防止できる。
また、本発明の別の態様では、凸部において、下型及び上型の転写面の中心軸から周辺側に向かう断面が凹のR形状を有することを特徴とする。この場合、フランジ部のエッジを凸のR形状すなわち滑らに湾曲する凸面とすることができる。
また、本発明の別の態様では、凸部の突起量が、フランジ部のフランジ厚に対して、10%〜33%の範囲内であることを特徴とする。
また、本発明の別の態様では、加圧成形工程において、転写面の外縁端が、中心軸方向を基準として外周規制面の下端より上方側にあることを特徴とする。この場合、転写面の外縁端面と外周規制枠の外周規制面とが重ね合わされて、この部分でのバリの形成をより確実に防止できる。ここで、上方とは、対向配置された上下型のうち上型側を意味し、下方とは、対向配置された上下型のうち下型側を意味する。
また、本発明の別の態様では、加圧成形工程において、下型の転写面の外縁端と外周規制枠の外周規制面との隙間量が、20μm以下であることを特徴とする。この場合、溶融時又は再流動化時の粘度が比較的低いガラスであっても、これが外縁端と外周規制面との隙間に入り込むことを防止できる。
また、本発明の別の態様では、加圧成形工程において、素子材料を加圧成形するために、素子材料を再加熱する再加熱工程をさらに有することを特徴とする。この場合、プリフォームを再加熱して加圧成形するリヒートプレスによって光学素子を得ることができる。
また、本発明の別の態様では、材料載置工程において、下型、上型及び外周規制枠がそれぞれ加熱された状態となっており、素子材料が溶融したガラス滴の状態で滴下されることにより下型上に載せられることを特徴とする。この場合、ガラス滴を硬化前に加圧成形するダイレクトプレスによって光学素子を得ることができる。
また、本発明の別の態様では、外周規制枠の外周規制面の上端と、上型の外周面の下端とは、近接して配置され、加圧成形工程において、上型とともに外周規制枠を移動させることにより外周規制枠を下型に近接させることを特徴とする。この場合、流動化したガラスの外周方向への広がりを抑えて成形することができ、下型や上型を精密に転写した光学素子を得ることができる。
また、本発明の別の態様では、外周規制枠の外周規制面が、下方に向けて広がるテーパー面であることを特徴とする。この場合、成形後の光学素子を離型に際して外周規制枠の下側に簡易に取り出すことができる。
上記課題を解決するため、本発明に係る光学素子製造用の金型装置は、(a)製造の対象である光学素子の第1のレンズ面を成形するための転写面を有し当該転写面の外縁部において突起する凸部を有する下型と、(b)光学素子の第2のレンズ面を成形するための転写面を有する上型と、(c)光学素子の外周側面を成形するための外周規制面を有する外周規制枠とを備える。
上記光学素子製造用の金型装置では、転写面上に素子材料を載せる材料載置工程後、転写面と転写面とを互いに近接させるとともにこれらの隙間を周囲から覆うように外周規制枠を配置して転写面上の素子材料を加圧成形する加圧成形工程によって光学素子を得ることができる。この加圧成形工程において、下型の外縁に突起した凸部が外周規制枠の外周規制面と近接するので、下型と外周規制枠との境界に対応して断面V字状の深い窪みが形成されることを防止できる。これにより、下型と外周規制枠との境界に集中するようなガラス流が形成されることを防止でき、この境界に対応する光学素子部分でのバリの発生を防ぐことができる。また、この金型装置により、外周規制枠の外周規制面によって位置決め基準としての外周側面を直接形成することができ、素子表面を滑らかに仕上げて迷光の発生を抑制することができる。
本発明に係る光学素子は、上述の光学素子の製造方法又は光学素子製造用の金型装置によって得られる。つまり、この光学素子は、第1のレンズ面側の外周において、バリが発生しにくい。また、この光学素子は、位置決め基準としての外周側面を有し、素子表面が滑らかで迷光の発生が抑制されたものとなっている。
〔第1実施形態〕
以下、図1から図4までを参照して、本発明の第1実施形態に係る光学素子製造用の金型装置等を用いた光学素子の製造方法について説明する。
以下、図1から図4までを参照して、本発明の第1実施形態に係る光学素子製造用の金型装置等を用いた光学素子の製造方法について説明する。
図1等に示す成形装置200は、リヒートプレス用の装置であり、金型装置としての成形金型10のほか、原材料供給部50と、冷却部60とを備える。この成形装置200は、原材料供給部50及び冷却部60を利用して原材料であるガラスを溶融して滴下することによってガラス塊GGを形成し、このガラス塊GGを成形金型10に供給することによって再度加熱して加圧成形する装置である。この成形装置200により、図4に示すようなガラス製の光学素子100を製造することができる。光学素子100は、例えばガラスレンズであり、より具体的にはピックアップ装置に組み込まれる対物レンズとして用いることができる。なお、光学素子100は、光学的機能を有する光学的機能部すなわちレンズ本体としての中心部100aと、中心部100aから外径方向外側に延在する環状のフランジ部100bとを備える。
図2に示すように、成形金型10は、可動側の上型1と、固定側の下型2と、可動側の外周規制枠3と、制御駆動装置4とを備える。成形の際、図1の冷却部60からプリフォームとしてのガラス塊GGを受け取る下型2は固定状態に維持され、上型1は制御駆動装置4の制御下で下型2に対向するように移動させられ、両型1,2を互いに突き合わせる型閉じと、両型1,2を適度の圧力で締め付けるような型締めとが行われる。両型1,2に挟まれたプリフォームとしてのガラス塊GGは、加熱によって軟化されており、加圧によって形状の転写作用を受け光学素子100に成形される。成形金型10の詳細については後述する。
図1に戻って、原材料供給部50は、ガラス溶融用の溶融坩堝51とガラス滴下用の溶融ガラス供給ノズル52とを有する。なお、原材料供給部50は、ヒータ50a,50bにより加熱され、それぞれのヒータ50a,50bにより溶融坩堝51及び溶融ガラス供給ノズル52内のガラスを適度な粘度の溶融状態にしている。
溶融坩堝51は、原料を加熱及び撹拌することによって得た溶融ガラスGを溜めており、溶融坩堝51の底部に接続された溶融ガラス供給ノズル52に対して溶融ガラスGを連続的に供給する。溶融ガラス供給ノズル52は、溶融坩堝51中の溶融ガラスGを下端の吐出部52aから吐出させるとともに、吐出された溶融ガラスGをガラス滴GDとして所望の周期的なタイミングで滴下させる。吐出部52aは、溶融ガラスGの目標流量等に適合する内径を有し、ガラス滴GDのサイズや滴下周期を調整するため下方に向けて適度に広がるテーパー状の内面形状を有する。これにより、溶融ガラス供給ノズル52は、吐出部52aに溜まった溶融ガラスGが適量に達した場合、この溶融ガラスGをその自重によってガラス滴GDとして後述する冷却部60に向けて落下させる。
冷却部60は、溶融ガラス供給ノズル52から滴下されたガラス滴GDを冷却するためのものである。冷却部60は、凹部61と流通部62と流通制御部63とガス発生部64とを有する。凹部61は、溶融ガラス供給ノズル52が配置されている上方に向けて広がるテーパー形状を有し、その下部に設けられた筒状の流通部62に連通している。凹部61は、ガス発生部64で発生させた冷却用ガスを流通部62を介して上方に吹き出す。このように、上方に吹き出された冷却用ガスにより、ガラス滴GDを浮遊させながら冷却する。流通制御部63は、ガス遮断機構63aの動作によりガスの流通を制御する部分である。ガス遮断機構63aは、ガス発生部64の制御により弁Bの開閉動作を行う。つまり、冷却部60は、弁Bを開いた状態として冷却部60の凹部61から浮遊用のガスを吹き出し、弁Bを閉じた状態として浮遊用のガスの吹き出しを停止する。なお、冷却部60は、水平方向に移動可能になっており、浮遊させたガラス滴GDを下型2の上方に搬送後、冷却によって硬化したガラス塊GGを下型2上に落下させることができる。
以下、図2等を参照して、成形金型10の詳細について説明する。成形金型10のうち上型1は、転写のための型本体1aを備える。型本体1aは、成形に際しての上型転写面11(図3参照)として、光学素子100のうち相対的に曲率の小さな第2のレンズ面101aを形成するための光学面転写面11aと、フランジ面101bを形成するためのフランジ面転写面11bとを有する。これらの光学面転写面11aとフランジ面転写面11bとは、型本体1aの下端面によって画成される。型本体1aは、単一の部材とすることもできるが、例えば型枠及び入れ子型のように複数の部材で構成することもできる。なお、上型1には、型本体1aを適度に加熱するためのヒータ20aが内蔵されている。
下型2は、転写のための型本体2aを備える。型本体2aは、成形に際しての下型転写面12(図3参照)として、光学素子100のうち相対的に曲率の大きな第1のレンズ面102aを形成するための光学面転写面12aと、フランジ面102bを形成するためのフランジ面転写面12bとを有する。これらの光学面転写面12aとフランジ面転写面12bとは、型本体2aの上端面によって画成される。型本体2aは、単一の部材とすることもできるが、例えば型枠及び入れ子型のように複数の部材で構成することもできる。なお、下型2には、型本体2aを適度に加熱するためのヒータ20bが内蔵されている。
外周規制枠3は、型本体1aに対してアライメントされた状態で固定されている。外周規制枠3は、光学素子100の外周側面101cを形成するための外周規制面として、外周側面転写面13cを有する。外周規制枠3は、上記のように最終製品としての光学素子100の側面を転写によって直接形成する機能のほか、製造の途中段階で加熱されて再流動化したガラス塊GGの加圧時にガラス塊GGの流れを側方から制御する役割も有する。なお、外周側面転写面13cは、光学素子100の離型の都合を考慮して、下方に向けて広がるようなテーパー面となっている。
以上の成形金型10は、原材料供給部50及び冷却部60とともに、制御駆動装置4によって動作が制御される。例えば、制御駆動装置4は、上型1を駆動して、水平なAB方向に移動させることができるとともに、鉛直のCD方向に移動させることができる。両型1,2を合わせて型閉じを行う際には、まず下型2の上方位置に上型1を移動させて両型1,2の中心軸CX1,CX2を一致させ、上型1を降下させて下型2側に所定の力で押し付ける。また、制御駆動装置4は、冷却部60のガス発生部64を適宜動作させてガスによるガラス滴GDの浮遊を調節したり、ガラス滴GDを支持する凹部61等をガラス滴GDとともに下型2の上方に移動させることができる。
図3の部分拡大断面図に示すように、上型1の型本体1aの下端と外周規制枠3の上端との間には、ガラス塊GGを溶融又は再流動化させたガラスが十分に入り込めないほどのわずかな隙間GP1が設けられている。また、上型1と下型2とを合わせた際に、外周規制枠3の下端と下型2の型本体2aの上端とは、互いに近接し、これらの間には、ガラス塊GGを溶融又は再流動化させたガラスが十分に入り込めないほどのわずかな隙間GP2が形成される。加圧成形の際には、両本体1a,2aに挟まれた型空間内に溜まった空気が上下の隙間GP1,GP2を通って外部に排出されるようになっている。
型本体2aのうち、フランジ面転写面12bの外周に対応する外縁部PA2には、この外縁部PA2に沿って環状の凸部12dが設けられており、この部分で肉厚が徐々に増加している。凸部12dは、下型2の中心軸CX2から周辺側に向かう断面すなわち中心軸CX2を含む断面が凹のR形状を有する。凸部12dの突起量T2は、加圧時に対向するフランジ面転写面11b,12b間の間隔T1すなわち光学素子100のフランジ部100bのフランジ厚に対して、10%〜33%の範囲内に設定される。凸部12dの外側面12eは、型本体2a先端に設けた突起の外周段差面12gの一部であり、外周規制枠3の外周側面転写面13cの下端部に対して近接して対向しており、これらの間には隙間GP2が形成される。ここで、下型転写面12の外縁端に相当する凸部12dの頂部P1は、中心軸CX1,CX2方向を基準として外周規制面である外周側面転写面13cの下端P2より上方側にある。下型転写面12の外縁端に相当する外側面12eと、外周規制枠3の外周側面転写面13cとの重なり量は、10μm〜200μm程度とし、外側面12eと外周側面転写面13cとの隙間量は、20μm以下となっている。外周規制枠3の外周側面転写面13cは、光学素子100の離型性を考慮して下型2のある下側に向けて僅かに直径が大きくなっているので、凸部12dのうち頂部P1が外周側面転写面13cに最も近づくが、その際の隙間量が20μm以下となっているため、型空間内で再流動化されて充填されたガラス塊GGが外部に漏れ出すことを確実に防止できる。また、型本体2aの外縁部PA2と外周規制枠3の内縁部下端との間に隙間GP2を設けることで、空気抜きの効果だけでなく、加圧成形時に型本体2aと外周規制枠3とが干渉することを回避できる。これにより、下型2等の損傷を回避できるだけでなく、得られた光学素子100において、非点収差等の光学性能が目標を下回ること、厚み等の形状精度が目標値を下回ることを防止できる。
具体的な作製例では、隙間GP2の隙間量をd〔μm〕として、凸部12d上面の曲率半径をR〔μm〕とすると、曲率半径Rが、
5d≦R≦10d
の範囲に設定された。
5d≦R≦10d
の範囲に設定された。
なお、上型1の型本体1aの外縁部PA2における外周段差面11gと、外周規制枠3の外周側面転写面13cとの間に形成された隙間量も、20μm以下となっており、型本体1a先端に設けた突起の外周段差面11gと、外周規制枠3の外周側面転写面13cとは、僅かな重なりをもって配置されている。
図4に示すように、光学素子100のフランジ部100bのエッジE1は、下型2の凸部12dの形状が転写されて、中心側から周辺側に向かう断面すなわち光軸OAを含む断面が凸のR形状を有する。つまり、エッジE1は、面取りされたような状態となっている。さらに、上述のように、凸部12dと周側面転写面11cとの間量が20μm以下であるので、再流動化されたガラス塊GGが外側面12eと外周側面転写面13cとの隙間に入り込むことを防止でき、エッジE1の周辺部E2に下型2と外周規制枠3との境界に起因するバリが形成されることを防止できる。
以下、図1等に示す成形金型10を用いた光学素子100の製造方法について説明する。
まず、図2に示す成形金型10を準備する(型準備工程)。次に、図1に示すように、溶融ガラス供給ノズル52の下方に冷却部60を配置し、溶融ガラス供給ノズル52からガラス滴GDを凹部61上に自然滴下させる(滴下工程)。溶融ガラス供給ノズル52に導かれた溶融ガラスGは、下端の吐出部52aに溜まる。先端部52dに溜まった溶融ガラスGは、所定量に達したところで、ガラス滴GDとして落下する。ここで、溶融ガラスGに用いる原材料のガラスとしては、例えば、リン酸塩系ガラス等が用いられる。
所定量のガラス滴GDを滴下後、ガラス滴GDは、冷却部60の凹部61の内壁61a上を転がり冷却部60の流通部62の上部に設けたガス噴出口62aに移動する。ガス噴出口62aは、ガス発生部64から発生されたガスを上方に噴出している。ガス噴出口62aに到達したガラス滴GDは、このガス噴出口62aからのガス流によって浮遊し、回転しつつ冷却される。この間に、ガラス滴GDを保持した凹部61等は、下型2の上方に移動する。ガラス滴GDが十分に冷却されると素子材料としてのガラス塊GGとなり、この状態でガス遮断機構63aが動作する。つまり、弁Bが閉じて冷却用ガスの吹き出しが停止してガラス塊GGが落下するので、このガラス塊GGを下型2に設けた下型転写面12上に落下させて回収することができる(材料載置工程)。
その後、下型2の温度調節によってガラス塊GGを必要温度まで加熱して溶融又は再流動化させる。ガラス塊GGが溶融又は再流動化した後、予め下型2と同程度の温度に加熱しておいた上型1を下降させ、上型転写面11と下型転写面12とを互いに対向させた状態で上型1を下型2に近接させるとともに上下型1,2の隙間を周囲から覆うように外周規制枠3を配置して、下型2上で溶融又は再流動化したガラス塊GGを上下型1,2及び外周規制枠3によって形成される型空間内に閉じ込めて加圧成形する(加圧成形工程)。これにより、溶融又は再流動化したガラス塊GGは押しつぶされるように変形するとともに、光学面転写面11a,12a、フランジ面転写面11b,12b及び外周側面転写面13cによって、光学素子100の表面形状を構成するレンズ面101a,102a、フランジ面101b,102b及び外周側面101cがそれぞれ形成される(図4参照)。
加圧成形の際、下型2の型本体2a上で溶融又は再流動化したガラス塊GGは、その上部が降下して来た上型1の光学面転写面11aに付着した後、フランジ面転写面11bに沿って横方向外側に広がる。上型1がさらに降下すると、ガラス塊GGの上側周辺部は、外周側面転写面13cに制限されて下方に流動する。最終的に、ガラス塊GGは、上下の型本体1a,2aに挟まれてプレスされ、両型本体1a,2a及び外周規制枠3に挟まれた型空間内に隙間なく充填される。ここで、ガラス塊GGの上側周辺部は、外周側面転写面13cの下部やフランジ面転写面12bの外縁に接する際に、狭い隙間GP2の延びる上下方向に対して略垂直に移動することになり、溶融又は再流動化したガラス塊GGが粘度の比較的低い状態であっても、これが隙間GP2に入り込むことをより確実に防止できる。
上記成形工程の後半においてガラス塊GGの温度が漸次低下していくことにより、光学素子100が成形される。光学素子100を十分に冷却した後、下型2及び上型1の加圧を解除して、上型1を上昇させることにより、光学素子100を型外へ取り出す(取出工程)。
以上の製造方法によれば、外縁部において突起する凸部12dを有する下型2を用いており、加圧成形工程において、下型2と外周規制枠3との境界に対応して断面V字の深い窪みが形成されることを防止できる。これにより、下型2と外周規制枠3との境界に集中するようなガラス流が形成されることを防止でき、この境界に対応する光学素子100のエッジE1でのバリの発生を防ぐことができる。また、この製造方法では、外周規制枠3の外周側面転写面13cによって位置決め基準としての外周側面101cを直接形成することができ、光学素子100の表面を滑らかに仕上げて迷光の発生を抑制することができる。さらに、光学素子100のエッジE1は、凸部12dによって精密に面取りされたような形状を有しており、形状の再現性も高いので、形状仕上加工を不要とすることができる。
なお、光学素子100のフランジ面102bは、搬送及び組み込みに際して設置面とされ取り付けの基準面となることが多いが、フランジ面102b外縁のエッジE1が面取りされ、しかも凸のR形状を有するので、欠けの発生を簡易に抑制することができ、光学素子100の収納、輸送、取り付け等に際しての破損、塵発生等を確実に防止できる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明に係る第2実施形態の成形金型について説明する。第2実施形態の成形金型は、第1実施形態の成形金型を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様である。
〔第2実施形態〕
以下、本発明に係る第2実施形態の成形金型について説明する。第2実施形態の成形金型は、第1実施形態の成形金型を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様である。
図5に示すように、本実施形態における下型2の型本体2aに設けられた環状の凸部212dは、カットされた頂部12kを有する。この場合、凸部212dの強度を増すことができる。
本実施形態の成形金型10やこれを用いた製造方法によっても、下型2と外周規制枠3との境界に集中するようなガラス流が形成されることを防止でき、この境界に対応する光学素子100のエッジE1でのバリの発生を防ぐことができる。また、外周規制枠3の外周側面転写面13cによって位置決め基準としての外周側面101cを直接形成することができ、光学素子100の表面を滑らかに仕上げて迷光の発生を抑制することができる。さらに、光学素子100のエッジE1は、凸部212dによって面取りされたような形状を有しており、形状の再現性も高いので、形状仕上加工を不要とすることができる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明に係る第3実施形態の成形金型について説明する。第3実施形態の成形金型は、第1実施形態の成形金型を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様である。
〔第3実施形態〕
以下、本発明に係る第3実施形態の成形金型について説明する。第3実施形態の成形金型は、第1実施形態の成形金型を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様である。
図6に示すように、本実施形態における下型2の型本体2aに設けられた環状の凸部312dは、上面12jが平坦で、中心軸CX2を含む断面が三角形状を有する。
本実施形態の成形金型10やこれを用いた製造方法によっても、下型2と外周規制枠3との境界に集中するようなガラス流が形成されることを防止でき、この境界に対応する光学素子100のエッジE1でのバリの発生を防ぐことができる。また、外周規制枠3の外周側面転写面13cによって位置決め基準としての外周側面101cを直接形成することができ、光学素子100の表面を滑らかに仕上げて迷光の発生を抑制することができる。さらに、光学素子100のエッジE1は、凸部312dによって面取りされたような形状を有しており、形状の再現性も高いので、形状仕上加工を不要とすることができる。
〔第4実施形態〕
以下、本発明に係る第4実施形態の成形金型について説明する。第4実施形態の成形金型は、第1〜第3実施形態の成形金型を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1〜第3実施形態と同様である。
〔第4実施形態〕
以下、本発明に係る第4実施形態の成形金型について説明する。第4実施形態の成形金型は、第1〜第3実施形態の成形金型を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1〜第3実施形態と同様である。
図7に示す成形装置400は、ダイレクトプレス用の装置であり、金型装置としての成形金型10のほか、原材料供給部50を備える。この場合、図1に示す冷却部60が省略されており、溶融ガラス供給ノズル52からのガラス滴GDを素子材料として直接下型転写面12上に滴下する。この場合も、図3,5,6に示す凸部12d,212d,312dによって、光学素子100のエッジE1にバリが発生することを同様に防止することができる。
以上、実施形態に係る金型装置等について説明したが、本発明に係る金型装置等は上記のものには限られない。
すなわち、上記実施形態において、凸部12d,212d,312dの断面形状は、R状凹面、台形、三角形に限らず、外側面12eに向かって徐々に高くなる様々な形状とできる。
また、上記実施形態では、下型2のみに凸部12d,212d,312dを設けているが、上型1に凸部を設けることもできる。すなわち、型本体1aのうち、フランジ面転写面11bの外周に対応する外縁部PA1に沿って、下型2の凸部12d,212d,312dと同様の断面形状を有する環状の凸部を設けることができる。
また、上記実施形態では、成形金型10によって対物レンズ等である光学素子100を形成しているが、光学素子100すなわち中心部100aは、レンズに限らず、他の光学機能を有するものとすることができる。
CX1,CX2…中心軸、 E1…エッジ、 G…溶融ガラス、 GD…ガラス滴、 GG…ガラス塊、 GP1,GP2…隙間、 OA…光軸、 PA1,PA2…外縁部、 T1…間隔、 T2…突起量、 1…上型、 2…下型、 1a,2a…型本体、 3…外周規制枠、 4…制御駆動装置、 10…成形金型、 11…上型転写面、 11a,12a…光学面転写面、 11b,12b…フランジ面転写面、 11c…周側面転写面、 12…下型転写面、12d,212d,312d…凸部、 12e…外側面、 13c…外周側面転写面、 20a,20b…ヒータ、 50…原材料供給部、 51…溶融坩堝、 52…溶融ガラス供給ノズル、 52a…吐出部、 60…冷却部、 61…凹部、 62…流通部、 62a…ガス噴出口、 63…流通制御部、 64…ガス発生部、 100…光学素子、 100a…中心部、 100b…フランジ部、 101a,102a…レンズ面、 101b,102b…フランジ面、 101c…外周側面、 200…成形装置
Claims (12)
- 製造の対象である光学素子の第1のレンズ面を成形するための転写面を有し当該転写面の外縁部において突起する凸部を有する下型と、前記光学素子の第2のレンズ面を成形するための転写面を有する上型と、前記光学素子の外周側面を成形するための外周規制面を有する外周規制枠とを準備する型準備工程と、
前記下型上に素子材料を載せる材料載置工程と、
前記材料載置工程後、前記下型の前記転写面と前記上型の前記転写面とを互いに対向させた状態で前記下型と前記上型とを近接させるとともに、前記上型と前記下型との隙間を周囲から覆うように前記外周規制枠を配置することによって、前記下型上の前記素子材料を加圧成形する加圧成形工程と
を備えることを特徴とする光学素子の製造方法。 - 前記下型において、前記外縁部は、前記光学素子のフランジ部を形成するための部分であり、前記凸部は、前記外縁部に沿って環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
- 前記凸部において、前記下型及び前記の前記転写面の中心軸から周辺側に向かう断面が凹のR形状を有することを特徴とする請求項2に記載の光学素子の製造方法。
- 前記凸部の突起量は、前記フランジ部のフランジ厚に対して、10%〜33%の範囲内であることを特徴とする請求項2及び請求項3のいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
- 前記加圧成形工程において、前記下型の前記転写面の外縁端は、中心軸方向を基準として前記外周規制面の下端より上方側にあることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
- 前記加圧成形工程において、前記下型の前記転写面の外縁端と前記外周規制枠の前記外周規制面との隙間量は、20μm以下であることを特徴とする請求項5に記載の光学素子の製造方法。
- 前記加圧成形工程において、前記素子材料を加圧成形するために、前記素子材料を再加熱する再加熱工程をさらに有することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
- 前記材料載置工程において、前記下型、前記上型及び前記外周規制枠がそれぞれ加熱された状態となっており、前記素子材料が溶融したガラス滴の状態で滴下されることにより前記下型上に載せられることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
- 前記外周規制枠の前記外周規制面の上端と、前記上型の外周面の下端とは、近接して配置され、前記加圧成形工程において、前記上型とともに前記外周規制枠を移動させることにより前記外周規制枠を前記下型に近接させることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
- 前記外周規制枠の前記外周規制面は、下方に向けて広がるテーパー面であることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
- 製造の対象である光学素子の第1のレンズ面を成形するための転写面を有し当該転写面の外縁部において突起する凸部を有する下型と、
前記光学素子の第2のレンズ面を成形するための転写面を有する上型と、
前記光学素子の外周側面を成形するための外周規制面を有する外周規制枠と
を備えることを特徴とする光学素子製造用の金型装置。 - 請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法又は光学素子製造用の金型装置によって得られる光学素子。
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