JP2011006109A - サック箱 - Google Patents

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Atsushi Iijima
淳 飯島
Masahito Tanaka
雅人 田中
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Abstract

【課題】単なる直方体ではなく、一部に湾曲部分を有した形状でありながら、耐圧力に優れたサック箱を提供すること。
【解決手段】胴部における少なくとも一方の開口側において、前面パネル3は背面パネル1より短いサイズで、その前面パネル3には湾曲状態で胴部の一方の開口を閉じるカバーパネル12が連設されており、一対の側面パネル2には前面パネル3と背面パネル1の前端同士を繋ぐ下向き湾曲状の折曲げ線2aを介して木の葉状の折曲げ片10がそれぞれ連設されている。折曲げ片10をそれぞれ内側に折り曲げてからカバーパネル12を湾曲状態で閉じると、折曲げ線2aに沿った部分が僅かに外方向に膨らんだ状態となり、各側面パネル2はその端部が三次元構造となって強度がアップするので、湾曲部分を有した形状でありながら、耐圧力に優れたものとなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、包装分野に属し、詳しくは、板紙を材料とする紙器の代表的な一つであるサック箱に関するものである。
一般に、紙器と呼ばれるものとしては、折畳み箱、組立て箱、貼り箱、その他の箱が挙げられる。このうち、折畳み箱は、紙器工場で箱の形までをつくり、平らに折り畳まれた状態で充填工程まで運ばれ、内容物を入れるときに一つずつ起函して用いる箱のことであり、中でも一ピースで形成されるサック箱は使用する板紙の量が少なく、安価で生産性の高い箱であることから、菓子や薬などの包装分野をはじめとして多方面で広く利用されている。このようなサック箱は、1)印刷、2)打抜き及び筋付け、3)貼りの基本工程を経て折り畳み状態で製造され、充填工程において組み立てられる。
特開2004−315038号公報
上記したサック箱は、折畳み状態から起函して組み立てると、外観は直方体形状を呈することになる。そこで、見た目のバリエーションを持たせるため、色々な変形箱が考えられているが、簡単なものとして、例えば図4,5に示すように、開封部分に湾曲したカバーパネルPを用いたタイプのサック箱Cがある。しかしながら、このようなカバーパネルPを設けて湾曲部分を形成したサック箱は、店頭にて人目を引く点では好ましいものではあるが、カバーパネルPの両サイドにある側面パネルSには、通常の角形の箱のような稜線がないため、突っ張るところがなく、内容物に重量があると重ねたときに箱の形状が崩れてしまうという問題が生じる。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、単なる直方体ではなく、一部に湾曲部分を有した形状でありながら、耐圧力に優れたサック箱を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のサック箱は、一枚のブランクからなり、背面パネルと前面パネルと一対の側面パネルとで角筒状の胴部が形成されるサック箱であって、胴部における少なくとも一方の開口側において、前面パネルは背面パネルより短いサイズで、その前面パネルには湾曲状態で胴部の一方の開口を閉じるカバーパネルが連設されており、一対の側面パネルには前面パネルと背面パネルの前端同士を繋ぐ下向き湾曲状の折曲げ線を介して木の葉状の折曲げ片がそれぞれ連設されていることを特徴としている。
本発明のサック箱は、起函して角筒状の胴部を形成した後、少なくとも一方の開口において各側面パネルに連設する折曲げ片をそれぞれ内側に折り曲げてからカバーパネルを湾曲状態で閉じると、折曲げ線に沿った部分が僅かに外方向に膨らんだ状態となり、各側面パネルはその端部が三次元構造となって強度がアップするので、湾曲部分を有した形状でありながら、耐圧力に優れたものとなる。
本発明に係るサック箱の一例を閉じた状態で示す斜視図である。 図1のサック箱をそのカバーパネルを開けた状態で示す斜視図である。 図1のサック箱を形成するブランクの展開図である。 閉鎖部に湾曲部分を有する形状のサック箱の斜視図である。 図4のサック箱をそのカバーパネルを開けた状態で示す斜視図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2に示すサック箱Aは、図3に展開図を示すブランクBを組み立てて形成される。このサック箱Aの中には所望の内容物が収納されることは言うまでもない。
サック箱Aを形成するブランクBは、板紙を打ち抜いて形成されたもので、図3に示すように、背面パネル1、側面パネル2、前面パネル3及び側面パネル4がこの順で折線を介して横方向に連設され、背面パネル1の反対側には糊代片5が折線を介して連設されている。背面パネル1、側面パネル2、前面パネル3及び側面パネル4は下辺がほぼ一直線上にあり、背面パネル1の下辺には内側閉鎖パネル6が、前面パネル6の下辺には外側閉鎖パネル7が連設され、側面パネル2,4の下辺にはそれぞれ折込み片8,9が連設されている。
背面パネル1は上下方向に長い矩形状であり、一方、前面パネル3は図示のように背面パネル1より上下方向に短くなっており、その結果、組立時に背面パネル1は前面パネル3より上方に突き出るサイズになっている。
前面パネル3の上方には、上下方向の長さが側面パネル2,4の幅より大きくなったサイズのカバーパネル12が折線aを介して連設されている。この例では、組立て時にカバーパネル12を湾曲しやすくするため、図示のようにカバーパネル12の先端側の折線bまでの全面に渡って横罫線が多数設けられている。
カバーパネル12にはその先端に差込み片12aが連設されており、背面パネル1の上部には、組立て時においてその差込み片12aを差し込んで係止することができる長さでスリットsが形成され、そのスリットsの中央に指先サイズの差込み孔1aが形成されている。
そして、一方の側面パネル2には、その上方に背面パネル1と前面パネル3の前端同士を繋ぐ下向き湾曲状の折曲げ線2aを介して木の葉状の折曲げ片10が連設されており、他方の側面パネル4にも、その上方に前記側面パネル2と対称的な湾曲状の折曲げ線4aを介して前記折曲げ片10と対照的な木の葉状の折曲げ片11が連設されている。
図3のブランクBを組み立てるには、まずこのブランクBをサック貼りする。具体的には、背面パネル1と側面パネル2の境界と、前面パネル3と側面パネル4の境界とでブランクBを折り畳み、糊代片5の表側を側面パネル4の端縁裏側に糊付けする。このようにサック貼り状態で折り畳んだブランクを複数枚まとめて充填工程に送り、そこで内容物を入れて図1に示すサック箱Aを組み立てる。
充填工程において、サック貼り状態で折り畳まれたブランクBを起こすと、背面パネル1と前面パネル3と一対の側面パネル2,4とで角筒状の胴部が形成される。次いで、各側面パネル2,4の下辺に連設する折込み片8,9を内側に折り曲げ、その上から背面パネル1の下辺に連設する内側閉鎖パネル6と前面パネル1の下辺に連接する外側閉鎖パネル7を順次折り曲げて糊付けすることで胴部下部に閉鎖部を形成する。なお、この閉鎖部は一例にすぎないものであり、このようなシールサックのほか、オートボトム、差込みベロ、ロックサック等のいずれを採用しても構わない。
このように、角筒状の胴部における下方の開口部を閉じた後、上方の開口から内容物を挿入する。次いで、側面パネル2,4の上方に連設する木の葉状の折曲げ片10,11を折曲げ線2a,4aのところでそれぞれ内側に折り曲げることで、折曲げ線2a,4aに沿った部分を上下に突っ張らせた状態とする。そして最後に、前面パネル3の上方に連設するカバーパネル12で上方の開口を閉じるようにし、その先端にある差込み片12aを、背面パネル1にあるスリットsに差し込んで係止させる。図示の例では、カバーパネル12の一番外側にある罫線bのところで裏側に折り曲げられる。これにより、カバーパネル12は開口を湾曲状態で閉じた状態となる。
上記のサック箱Aは、側面パネル2,4の前方に連設する木の葉状の折曲げ片10,11をそれぞれ折曲げ線2a,4aのところで内側に折り曲げることで、湾曲状の折曲げ線2a,4aに沿った部分が僅かに外方向に膨らんだ状態となり、側面パネル2,4はその端部が三次元構造となって強度がアップする。このため、向かい合う背面パネル1と前面パネル3を外から押し合った場合に強度が発揮されることから、平置き状態で積み重ねた場合にカートンが潰れるのが防止される。
また、折曲げ線2a,4aが曲線になっているので、折り曲げた木の葉状の折曲げ片10,11は元に戻ろう(外側に開こう)とすることから、カバーパネル12を曲げる際のガイドとなるし、曲げた後では木の葉状の折曲げ片10,11がカバーパネル12と側面パネル2,4の隙間を塞ぐという効果もある。
上記のサック箱Aは、図1のように、平らに閉じた方を下にして立てた状態にすることができるので、湾曲したカバーパネル12の部分が上になって目立つものとなり、店頭での陳列時に消費者の目に付きやすく、販売効果が促進されるという効果を発揮する。
以上、本発明を実施するための形態について詳細に説明してきたが、本発明によるサック箱は、上記の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
例えば、上記の例では、カバーパネルを開閉可能としたが、カバーパネルを糊付けして閉じることで湾曲状態のままの閉鎖部とすることもできる。この場合、他方の開口を通常の箱のように開閉可能としてもよいし、剥がして開封するタイプとすることもできる。
また、上記の例では、角筒状の胴部における一方の開口をカバーパネルにより湾曲状態で閉じるようにしたが、両方の開口をそれぞれ湾曲状態で閉じるようにすることも可能であり、この場合、少なくとも一方を開閉可能とすることもできるし、剥がして開封するタイプとすることもできる。
A サック箱
B ブランク
1 背面パネル
1a 差込み孔
2 側面パネル
2a 折曲げ線
3 前面パネル
4 側面パネル
4a 折曲げ線
5 糊代片
6 内側閉鎖パネル
7 外側閉鎖パネル
8,9 折込み片
10,11 折曲げ片
12 カバーパネル
12a 差込み片
a,b 罫線
s スリット

Claims (1)

  1. 一枚のブランクからなり、背面パネルと前面パネルと一対の側面パネルとで角筒状の胴部が形成されるサック箱であって、胴部における少なくとも一方の開口側において、前面パネルは背面パネルより短いサイズで、その前面パネルには湾曲状態で胴部の一方の開口を閉じるカバーパネルが連設されており、一対の側面パネルには前面パネルと背面パネルの前端同士を繋ぐ下向き湾曲状の折曲げ線を介して木の葉状の折曲げ片がそれぞれ連設されていることを特徴とするサック箱。
JP2009151689A 2009-06-26 2009-06-26 サック箱 Pending JP2011006109A (ja)

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