JP3144427U - 組立て式ボックス - Google Patents

組立て式ボックス Download PDF

Info

Publication number
JP3144427U
JP3144427U JP2008004105U JP2008004105U JP3144427U JP 3144427 U JP3144427 U JP 3144427U JP 2008004105 U JP2008004105 U JP 2008004105U JP 2008004105 U JP2008004105 U JP 2008004105U JP 3144427 U JP3144427 U JP 3144427U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
surface forming
forming piece
box body
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008004105U
Other languages
English (en)
Inventor
正明 山本
Original Assignee
株式会社C&Cプリンティングジャパン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社C&Cプリンティングジャパン filed Critical 株式会社C&Cプリンティングジャパン
Priority to JP2008004105U priority Critical patent/JP3144427U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3144427U publication Critical patent/JP3144427U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】組み立てを容易にし、ギフトボックスとしても使用でき、製造コストや搬送及び保管コストの低減化を図る組立て式ボックスを提供する。
【解決手段】組立て式ボックス10は、箱本体11の側面14を形成する側面形成片と、該側面形成片の下部に一体に形成されて箱本体11の底面15を形成する底面形成片と、前記側面形成片の上部に一体に形成されて蓋体12の上面16を形成する上面形成片と、該上面形成片の上部に一体に形成されて蓋体12の側面17を形成する側面形成片とを備え、蓋体12を箱本体11に向かって下方にスライドさせると、蓋体12が箱本体11に嵌合し、箱本体11の開口面を閉鎖するように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、組み立て式ボックスに関し、特に、箱本体と該箱本体に嵌合可能な蓋体とが一体に形成され、箱本体に対して蓋体をスライドさせることにより箱本体の上方を開閉可能なように形成された組立て式ボックスに関するものである。
一般に、食料品や日用品等を収納し包装する容器として、紙製のボックスが使用されている。
従来の紙製のボックスとしては、例えば、みかん箱に代表されるA式箱と呼ばれるものや、ケーキ箱に代表されるB式箱と呼ばれるものが知られている。この種のボックスは、箱本体の側面の上縁から折り目を介して連設された蓋体がこの折り目を支点に回動することにより箱本体の上方を開閉する構成を有しており、組み立て可能なように形成されている(例えば、特許文献1又は2参照)。
また、箱本体と蓋体が分かれたC式箱と呼ばれるものも知られており、この種のボックスは、主に、ボール紙の表面に化粧用紙を貼付した貼箱の形態を成し、高級品や贈答品などを収納するギフトボックスとして使用されている。
実開平5−64852号公報 実開平7−28017号公報
しかしながら、上記した従来のA式箱やB式箱と呼ばれるボックスは、簡易包装用の外観を成しているため、そのまま高級品や贈答品などのギフトボックスとして使用することができないといった問題があった。
一方、上記した従来のC式箱と呼ばれるボックスは、貼箱の形態を成しているため、製造コストが増大するといった問題や、組み立て式にするのが難しいため、容積が嵩み、搬送コストや保管コストの低減化が図り難いといった問題があった。
本考案は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、組み立てが容易であり、そのままギフトボックスとしても使用でき、製造コストや搬送及び保管コストの低減化が可能な組み立て式ボックスを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本考案は、上方に開口面を有する有底筒状の紙製の箱本体と、下方に開口面を有して該箱本体に嵌合可能な有天筒状の紙製の蓋体とを備えた組立て式ボックスであって、前記箱本体の側面を形成する側面形成片と、該側面形成片の下部に一体に形成されて前記箱本体の底面を形成する底面形成片と、前記側面形成片の上部に一体に形成されて前記蓋体の上面を形成する上面形成片と、該上面形成片の上部に一体に形成されて前記蓋体の側面を形成する側面形成片とを備え、前記蓋体を前記箱本体に向かって下方にスライドさせると、前記蓋体が前記箱本体に嵌合すると共に、前記蓋体の上面形成片が内側に折り畳まれて前記蓋体の上面を形成し、前記箱本体の開口面を閉鎖するように構成されていることを特徴とする。
そして、前記箱本体の底面の内側に形成される第2の底面が前記箱本体の側面の下部に一体に形成されているのが好ましい。
また、前記箱本体と前記蓋体の少なくとも一方にリボンが設けられ、該リボンは前記箱本体と前記蓋体とを結束可能な長さを有しているのが好ましい。
さらに、前記蓋体を前記箱本体の上方にスライドさせ、前記上面形成片を伸ばした状態で、横向きの力を作用させると、前記底面が前記箱本体の側面の内側に折り込まれてフラットな状態に折り畳まれるように構成されているのが好ましい。
本考案によれば、組み立てが容易であり、ギフトボックスとしても使用でき、製造コストや搬送及び保管コストの低減化が可能な組み立て式ボックスを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本考案の実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態に係る組立て式ボックス10を示す斜視図、図2はその底面図であり、この組立て式ボックス10は、上方に開口面を有する有底筒状の紙製の箱本体11と、下方に開口面を有して箱本体11に嵌合可能な有天筒状の紙製の蓋体12と、蓋体12の対称位置に取り付けられる2本のリボン13とを備えて構成されており、リボン13は箱本体11と蓋体12とを結束可能な長さを有している。
図3は本実施の形態に係る組立てボックス10を展開した状態を示しており、この組立て式ボックス10は、直接1枚のコートボールに印刷することにより形成され、箱本体11の側面14を形成する4枚の第1〜第4側面形成片14a,14b,14c,14dと、第1〜第4側面形成片14a,14b,14c,14dの下部に一体に形成されて箱本体11の底面15を形成する4枚の第1〜第4底面形成片15a,15b,15c,15dと、第1〜第4側面形成片14a,14b,14c,14dの上部に一体に形成されて蓋体12の上面16を形成する4枚の第1〜第4上面形成片16a,16b,16c,16dと、第1〜第4上面形成片16a,16b,16c,16dの上部に一体に形成されて蓋体12の側面17を形成する4枚の第1〜第4側面形成片17a,17b,17c,17dとを備えて構成されている。
第1〜第4側面形成片14a,14b,14c,14dは、それぞれ長方形状を成し、鉛直直線状に形成された3本の折り目18を介して横方向に一体に形成され、各折り目18の上方には鉛直直線状にスリット19が切欠されている。また、一方の側(図2では左側)の第1側面形成片14aの側縁部には折り目20を介して糊代部21が一体に形成されている。
第1〜第4底面形成片15a,15b,15c,15dの上端部は、水平直線状に形成された折り目22を介してそれぞれ第1〜第4側面形成片14a,14b,14c,14dの下端部に一体に形成されており、一方の側(図2では左側)の第1底面形成片15aは台形状を成している。第1底面形成片15aに隣接する第2底面形成片15b及び他方の側(図2では右側)の第4底面形成片15dはそれぞれ三角形状を成し、第2底面形成片15b及び第4底面形成片15dにはそれぞれ折り目23を介して糊代部24が一体に形成されており、糊代部24の裏面には糊貼り付け加工が施されている。また、第2底面形成片15bと第4底面形成片15dの間の第3底面形成片15cは正方形に近い台形状を成し、第3底面形成片15cには対角線状に折り目25が形成されている。
第1〜第4上面形成片16a,16b,16c,16dは、2つのほぼ同一形状の2個の台形を上下反対向きに接続し、該接続部分に形成された水平直線状の折り目26を介して一体に形成した形状を成し、第1〜第4上面形成片16a,16b,16c,16dの下端部は折り目27を介してそれぞれ第1〜第4側面形成片14a,14b,14c,14dの上端部に一体に形成されている。また、一方の側(図2では左側)の第1上面形成片16aの上部、及び該第1上面形成片16aと第2上面形成片15bを挟む位置に配設される第3上面形成片16dの上部には、それぞれ、リボン13を取り付けるための小孔28が穿設されている。
第1〜第4側面形成片17a,17b,17c,17dは、それぞれ直方体形状を成し、鉛直直線状に形成された3本の折り目29を介して横方向に一体に形成されていると共に、その下端部は水平直線状に形成された折り目30を介して第1〜第4上面形成片16a,16b,16c,16dの上端部にそれぞれ一体に形成されている。また、一方の側(図2では左側)の第1側面形成片17aの側縁部には折り目31を介して糊代部32が一体に形成されている。そして、第1〜第4側面形成片17a,17b,17c,17dは、その高さが第1〜第4側面形成片14a,14b,14c,14dのスリット19の長さに等しくなるように形成されている。
上記した構成を備えた組立て式ボックス10を組立てる場合、先ず、図3において、折り目18,20,22,29,31に沿って山折りする一方、折り目23,25,26,30に沿って谷折りする。その上で、糊代部21を第4側面形成片14dの内面側縁部に貼着し、側面14を形成すると共に、糊代部32を第4側面形成片17dの内面側縁部に貼着し、側面17を形成する。また、底面15を内側から押して、第2底面形成片15bの糊代部24を第1底面形成片15aの外面に貼着すると共に、第4底面形成片15dの糊代部24を第3底面形成片15cの外面に貼着し、底面15を形成する。これにより、第3底面形成片15cが底面15の内側において第2の底面が形成され、箱本体11は二重底構造となるため、強度を高め、底抜け防止を図ることができる。また、第2底面形成片15b及び第4底面形成片15dの糊代部24の裏面には糊貼り付け加工が施されているため、底面15を内側から押すことによりワンタッチで箱本体11を組立てることができる。
このようにして組立てられた組立て式ボックス10は、図4(a)に示すように、蓋体12を箱本体11の上方にスライドさせ、各上面形成片16a,16b,16c,16dを伸ばすと、蓋体12の上面に開口部(図示省略)が形成されるため、該開口部から箱体11の内部に贈答品などを収納することができる。
一方、図4(b)に示すように、蓋体12を箱本体11に向かって下方にスライドさせると、第1〜第4側面形成片14a,14b,14c,14dの折り目18の上方にスリット19が切欠されているため、第1〜第4側面形成片14a,14b,14c,14dの上部が蓋体12の内側に円滑且つ確実に入り込み、蓋体12を箱本体11に嵌合させることができる。また、この時の蓋体12の箱本体11への嵌合動作に伴い、折り目26が谷折りされると共に折り目27,30が山折りされることにより各上面形成片16a,16b,16c,16dは内側に折り畳まれる。そして、この内側に折り畳まれた各上面形成片16a,16b,16c,16dは、第1〜第4側面形成片17a,17b,17c,17dの高さがスリット19の長さに等しく形成されているため、内側から箱本体11によって上方に押し上げられ、これにより、上面形成片16a,16b,16c,16dは、蓋体12の上面16を形成し、箱本体11の上方開口面は閉鎖される。このように本実施の形態に係る組立て式ボックス10によれば、箱本体11に対して蓋体12をスライドさせることにより箱本体の上方開口面を容易に開閉することができる。
そして、この組立て式ボックス10は、直接1枚のコートボールに印刷することによって形成されているため、図5に示すように、リボン13によって箱本体11と蓋体12とを結束することで、二重包装をすることなくそのまま贈答品や高級品などのギフト用のボックスとして使用することができる。したがって、高級感のある外観を保持しながら、製造コストや包装コストの低減化を図ることができる。
また、この組立て式ボックスは、蓋体12を箱本体11の上方にスライドさせ、上面形成片16a,16b,16c,16dを伸ばした状態で、横向きの力を作用させると、図6に示されているように、底面15が箱本体11の側面の内側に折り込まれてフラットな状態に折り畳まれる。したがって、搬送コストや保管コストの低減化を図ることができ、雑誌等の綴じ込み付録としても利用することができる。
本考案の実施の形態に係る組立て式ボックスを示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係る組立て式ボックスの底面図である。 本考案の実施の形態に係る組立て式ボックスの展開図である。 本考案の実施の形態に係る組立て式ボックスの正面図であり、(a)は蓋体を上方にスライドさせて箱本体の上方開口面を開放した状態を示し、(b)は蓋体を箱本体に嵌合させて箱本体の上方開口面を閉鎖した状態を示している。 本考案の実施の形態に係る組立て式ボックスの包装状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係る組立て式ボックスを伸展させた状態を示す平面図である。
符号の説明
10 組立て式ボックス
11 箱本体
12 蓋体
13 リボン
14 側面
14a,14b,14c,14d 側面形成片
15 底面
15a,15b,15c,15d 底面形成片
16 上面
16a,16b,16c,16d 上面形成片
17 側面
17a,17b,17c,17d 側面形成片

Claims (4)

  1. 上方に開口面を有する有底筒状の紙製の箱本体と、下方に開口面を有して該箱本体に嵌合可能な有天筒状の紙製の蓋体とを備えた組立て式ボックスであって、
    前記箱本体の側面を形成する側面形成片と、該側面形成片の下部に一体に形成されて前記箱本体の底面を形成する底面形成片と、前記側面形成片の上部に一体に形成されて前記蓋体の上面を形成する上面形成片と、該上面形成片の上部に一体に形成されて前記蓋体の側面を形成する側面形成片とを備え、
    前記蓋体を前記箱本体に向かって下方にスライドさせると、前記蓋体が前記箱本体に嵌合すると共に、前記蓋体の上面形成片が内側に折り畳まれて前記蓋体の上面を形成し、前記箱本体の開口面を閉鎖するように構成されていることを特徴とする組立て式ボックス。
  2. 前記箱本体の底面の内側に形成される第2の底面が前記箱本体の側面の下部に一体に形成されている請求項1に記載の組立て式ボックス。
  3. 前記箱本体と前記蓋体の少なくとも一方にリボンが設けられ、該リボンは前記箱本体と前記蓋体とを結束可能な長さを有している請求項1又は2に記載の組立て式ボックス。
  4. 前記蓋体を前記箱本体の上方にスライドさせ、前記上面形成片を伸ばした状態で、横向きの力を作用させると、前記底面が前記箱本体の側面の内側に折り込まれてフラットな状態に折り畳まれるように構成されている請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の組立て式ボックス。
JP2008004105U 2008-06-18 2008-06-18 組立て式ボックス Expired - Fee Related JP3144427U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008004105U JP3144427U (ja) 2008-06-18 2008-06-18 組立て式ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008004105U JP3144427U (ja) 2008-06-18 2008-06-18 組立て式ボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3144427U true JP3144427U (ja) 2008-08-28

Family

ID=43294289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008004105U Expired - Fee Related JP3144427U (ja) 2008-06-18 2008-06-18 組立て式ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3144427U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101291710B1 (ko) * 2010-11-23 2013-07-31 현진제업주식회사 덮개 일체형 팬시 박스
JP2013227044A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Ueroku Insatsu Kk
JP2018122906A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 大森機械工業株式会社 組立装置および組立方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101291710B1 (ko) * 2010-11-23 2013-07-31 현진제업주식회사 덮개 일체형 팬시 박스
JP2013227044A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Ueroku Insatsu Kk
JP2018122906A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 大森機械工業株式会社 組立装置および組立方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2836349C (en) Container and lifting means for an article
EP2512938B1 (en) Container
CN103003173B (zh) 消费品容器
US20150232261A1 (en) Container with slidable lid and lifting feature
AU2012269460A1 (en) Container and lifting means for an article
JP2018504329A (ja) リッド持ち上げ部付きショルダーパック
JP3144427U (ja) 組立て式ボックス
JP2018537367A (ja) 摺動内側フレームを備えた消費財のための容器
JP6909210B2 (ja) 内側パッケージを備えた容器
US20150274351A1 (en) Container with self opening lid
JP2018531185A6 (ja) 内側パッケージを備えた容器
JP6024951B2 (ja) 二次曲面カートン
JP5165509B2 (ja) 仕掛け付き包装ケース
JP3221725U (ja) 包装用箱
CN106470907A (zh) 用于与烟草相关的制品的包装
JP4903651B2 (ja) 仕掛け付き包装箱
KR200417986Y1 (ko) 포장용 상자
US20180282056A1 (en) A pack for consumer goods and a packaging blank and a method for folding a pack for consumer goods
WO2013170978A1 (en) Re-closable inner package with nesting flaps
JP4777838B2 (ja) 包装用箱
JP3158505U (ja) 簡易キャリーケース
CN209023310U (zh) 一种纸盒组件
JP6622064B2 (ja) 包装箱
JP3920435B2 (ja) ワンタッチケース
JP6399819B2 (ja) 包装用箱

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees