JP3221725U - 包装用箱 - Google Patents

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宏之 丸井
宏之 丸井
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株式会社博進紙器製作所
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Abstract

【課題】開口部を開閉する蓋体を箱本体と一体に備え、使用時の外観に影響を与えず未使用時には折り畳み可能な包装用箱を提供する。【解決手段】外面にスペーサ板を貼着した矩形の底板13と、底板の四周に連続する4枚の側板14、15、16、17とを備えた箱本体11に、箱本体の開口部12を開閉する蓋体21を一体に備える。蓋体は、スペーサ板を介して底板の外面に貼着される底板貼着部22と、第1の側板14の外面を覆う第1覆い部23と、開口部12を開閉する蓋板部24と、第2の側板15の外面を覆う第2覆い部25とを備え、第2覆い部の先端部に、固定用舌片26を形成する。固定用舌片を、スペーサ板と底板と底板貼着部との間に形成された空間部に挿入して固定する。さらに、第1の側板14と第2の側板15とに設けられた折り目41、42により、折り畳むことができる。【選択図】図1

Description

本考案は、開口部を開閉する蓋体を箱本体と一体に備え、未使用時には折り畳み可能な包装用箱に関する。
従来、紙製の包装用箱として広く用いられるものは、組立式箱と貼箱の2種類に大別される。貼箱については、無地の素材に模様が施された化粧紙を貼付することから、外観体裁が良好であり高級感があるため、贈答品等の包装箱として用いられることも多い。貼箱については、一般的に、身箱と称される箱本体と、かぶせと称される蓋体とが分離されているものが多いが、低コストで、開口部を開閉する蓋体を箱本体と一体に形成し、開口部を塞いだ状態の蓋体を箱本体に容易に固定することができる包装用箱等も存在している(例えば、特許文献1参照。)。
実用新案登録第3218371号公報
しかしながら、上述の特許文献1の包装用箱については、内容物を収納する前の製造時や輸送時において、中身が空であるにもかかわらず、箱体としての形状が変わらないため、格納スペースを多く必要とし、輸送コストや在庫コストに影響を与える場合があった。
そこで本考案は、上記の事情に鑑みて、使用時の外観には影響を与えず、格納や輸送時においてスペースを多く要しない包装用箱を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため本考案は、外面にスペーサ板を貼着した矩形の底板と、該底板の四周に連続する4枚の側板とを備えた箱本体に、該箱本体の開口部を開閉する蓋体を一体に備えた包装用箱であって、前記蓋体は、前記スペーサ板を介して前記底板の外面に貼着される底板貼着部と、前記底板に連続する第1の側板の外面を覆う第1覆い部と、前記開口部を開閉する蓋板部と、前記開口部を挟んで前記第1の側板に対向する第2の側板の外面を覆う第2覆い部とを備え、該第2覆い部の先端部に、固定用舌片を形成するとともに、前記スペーサ板は、第2の側板側に、前記固定用舌片に対応する形状の切欠き部を備え、前記固定用舌片を、前記切欠き部と前記底板と前記底板貼着部との間に形成された空間部に挿入して固定され、前記第1の側板及び前記第2の側板は、前記底板側の角部から斜めに折り目を有することを特徴としている。
また、前記折れ目は溝加工により形成されているか、前記第1覆い部と前記蓋板部との境界部が溝加工により形成されていると好ましい。
本考案の包装用箱によれば、内容物を収容する使用時には、固定用舌片を、スペーサ板によって形成された空間部に挿入して固定することができるとともに、輸送時等の未使用時には、第1の側面及び第2の側面に設けられた折り目によって、平坦に折り畳められることから、使用状態に比べて、体積を大幅に減らすことができる。
さらに、折り目や、第1覆い部と蓋板部との境界部を溝加工によって形成することで、加工コストを抑えながら、容易に加工することができる。
本考案の一形態例を示す包装用箱の説明図である。 同じく包装用箱の一部断面側面図である。 同じく箱本体の一部断面正面図である。 図3のIV-IV断面図である。 本考案の一形態例を示す包装用箱の箱本体の箱芯材の展開図である。 同じくスペーサ板の底面図である。 同じく箱本体の化粧紙の展開図である。 同じく箱本体の斜視図である。 同じく箱本体の底面図である。 同じく蓋芯材の展開図である。 同じく蓋用化粧紙の展開図である。 同じく見返しの展開図である。 同じく包装用箱の説明図である(折り畳みの初期段階)。 同じく包装用箱の説明図である(折り畳みの中段階)。 同じく包装用箱の説明図である(折り畳んだ状態)。
図1乃至図15は、本発明の一形態例を示す包装用箱で、包装用箱1は、箱本体11に、該箱本体11の開口部12を開閉する蓋体21を一体に備えている。
箱本体11は、長方形状の底板13と、底板13の一方の長辺から立ち上げられる第1の側板14と、他方の長辺から立ち上げられる第2の側板15と、底板13の一方の短辺から立ち上げられる第3の側板16と、他方の短辺から立ち上げられる第4の側板17とを有し、上部に開口部12を備えた有底の直方体状に組み立てられる。また、底板13の外面には、スペーサ板18が貼着され、後述する固定用舌片26を挿入できる空間部が形成されている。第1の側板14と、第2の側板15とには、折り目41,41,42,42が形成されている。
蓋体21は、スペーサ板18を介して底板13の外面に貼着される底板貼着部22と、該底板貼着部22に連続し、第1の側板14の外面を覆う第1覆い部23と、該第1覆い部23に連続し、開口部12を開閉する蓋板部24と、該蓋板部24に連続し、開口部12を挟んで第1の側板14に対向する第2の側板15の外面を覆う第2覆い部25とを備え、第2覆い部25の先端部には、三角形状の固定用舌片26が形成されている。
ここで、各部の製造方法も含めて、各部の構成について、詳述する。
箱本体11は、箱芯材51とスペーサ板18と化粧紙31とを貼り合わせることで形成されている。箱芯材51は、図5に示されるように、底板13を形成する長方形状の底板部13aと、第1の側板14を形成する第1側板部14aと、第2の側板15を形成する第2側板部15aと、第3の側板16を形成する第3側板部16aと、第4の側板17を形成する第4側板部17aとからなる略十字状のものである。底板部13aと各側板部14a,15a,16a,17aとは、Vカット加工された谷折り線によって連結されている。また、第1側板部14aと第2側板部15aの底板部13aと連結する角部からは、斜め45度の角度をもって、溝41a,41a,42a,42aが加工されている。
箱芯材51は、箱芯材51よりも大きい厚紙から、上述の溝41a,41a,51a,51aを形成するとともに、全体が矩形状になるように、まずは抜き加工される。次に、抜き加工された矩形状の素材よりも、一回り小さいつなぎ生地を貼り付け、図5に示す箱芯材51になるように、仕上げ抜き加工をするとともに、底板部13aと各側板部14a,15a,16a,17aとの連結部にVカット加工を施す。
このように形成された箱芯材51は、底板部13aから各側板部14a,15a,16a,17aを立ち上げ、隣接する側板部の側端縁同士を粘着テープで固着する。次に、スペーサ板18を底板部13aの外面に貼着する。
スペーサ板18は、図6に示されるように、底板部13aと略同一形状の長方形状の板で形成され、第2の側板15側に固定用舌片26よりも僅かに大きな三角形状の切欠き部18aが形成されている。
さらに、箱芯材51とスペーサ板18の外面を化粧紙31によって被覆する。化粧紙31は、図7に示されるように、スペーサ板18を貼着した状態の底板部13aの外面を被覆する底面被覆部33と、各側板部14a,15a,16a,17aの外面を被覆する側板被覆部34,35,36,37と、該側板被覆部の周囲に設けられた糊代部とから形成されている。
底面被覆部33は、図7,9に示されるように、切欠き部18aの両端部から所定の間隔を空けた位置から、切欠き部18aに対応する位置にミシン目31aが形成され、該ミシン目31aを境に、スペーサ板被覆部31bと、底板被覆部31cとが形成されている。化粧紙31は、まず、スペーサ板18の外面にスペーサ板被覆部31bを貼着した後、ミシン目31aに沿って、底板被覆部31cを切り込んで底板13の外面に貼着する。その後、側板被覆部34,35,36,37をそれぞれ立ち上げて、側板部14a,15a,16a,17に貼り付けて、糊代部を各側板部の内側に折り込んで貼着することで、箱本体11が形成される。溝41a,41a,42a,42aの部分が、折り目41,41,42,42として形成され、箱本体11の折り畳みが可能となる。
次に、蓋体21は、蓋芯材61と蓋用化粧紙71と見返し72とを貼り合わせることで形成されている。蓋芯材61は、図10に示されるように、底板貼着部22を形成する底板貼着芯部62と、第1覆い部23を形成する第1覆い芯部63とからなる第1部材61aと、蓋板部24を形成する蓋板芯部64と、第2覆い部25を形成する第2覆い芯部65と、固定用舌片26を形成する舌片芯部66とからなる第2部材61bとで形成されている。底板貼着芯部62と第1覆い芯部63との連結部、蓋板芯部64と第2覆い芯部65との連結部、第2覆い芯部65と舌片芯部66との連結部は、それぞれVカット加工されて、90度への折り曲げ可能に形成されている。
そして、図11に示す蓋用化粧紙71に、第1部材61aと第2部材61bとが離間するように貼り付け、蓋用化粧紙71の周囲の糊代部を折込み、図12に示す見返し72を貼着することで、蓋体21が形成される。第1部材61aと第2部材61bとが離間されることで、当該部分が溝となり、折り目73を形成している。
そして、箱本体11の底板13に、蓋体21の底板貼着部22を貼着し、包装用箱1が形成される。上述のように形成された包装用箱1は、物品を収納する使用時には、図1,2に示されるように、第1覆い部23が第1の側板14側に折曲されて該第1の側板14を覆い、蓋板部24が開口部12方向に折曲されて該開口部12を塞ぐ。さらに、第2覆い部25が第2の側板15側に折曲されて該第2の側板15を覆い、固定用舌片26が底板13側に折曲され、該固定用舌片26を、切欠き部18aと底板13と底板貼着部22との間に形成された空間部E1に挿入することにより、蓋体21が箱本体11の開口部12を塞いだ状態で固定される。また、固定用舌片26を空間部E1から抜いて、第2覆い部25,蓋板部24,第1覆い部23を展開することにより、開口部12が開放される。
このように、本形態例の包装用箱1によれば、蓋体21に設けた固定用舌片26を、箱本体11の底板13に貼着したスペーサ板18の切欠き部18aと、底板13と、底板貼着部22との間に形成された空間部E1に挿入して固定することにより、開口部12を塞いだ状態で蓋体21を箱本体11に容易に固定することができる。
また、物品を収納しないで輸送するときなどの未使用時には、図13から図15にかけて示されるように、箱本体11は折り目41,41,42,42によって、平坦になるように折り畳められ、さらに、折り目73によって、蓋体21も折り畳められることで包装用箱1全体が平坦な状態に折り畳めることができる。
このように、使用状態に比べて、図15に示す折り畳み状態では、体積がかなり大幅に減らすことができるので、格納や輸送時におけるスペースを減らすことができる。
なお、本考案の包装用箱は、上述の形態例に限るものではない。例えば、固定用舌辺の形状は、三角形状に限るものではなく、先端をなだらかな円弧状に形成した突片等、任意の形状にすることができる。また、スペーサ板に設ける切欠き部も、固定用舌辺の形状に応じて、適宜、任意の形状にすればよい。さらに、各連結部についても、Vカット加工に限らず、周知の他の加工を施してもよい。また、化粧紙は、箱本体と蓋体とで異なる化粧紙を用いてもよい。
1…包装用箱、11…箱本体、12…開口部、13…底板、13a…底板部、14…第1の側板、14a…第1側板部、15…第2の側板、15a…第2側板部、16…第3の側板、16a…第3側板部、17…第4の側板、17a…第4側板部、18…スペーサ板、18a…切欠き部、21…蓋体、22…底板貼着部、23…第1覆い部、23a…谷折り線、24…蓋板部、25…第2覆い部、26…固定用舌片、31…化粧紙、31a…ミシン目、31b…スペーサ板被覆部、31c…底板被覆部、33…底面被覆部、34,35,36,37…側板被覆部、41…折り目、41a…溝、42…折り目、42a…溝、51…箱芯材、61…蓋芯材、61a…第1部材、61b…第2部材、62…底板貼着芯部、63…第1覆い芯部、64…蓋板芯部、65…第2覆い芯部、66…舌片芯部、71…蓋用化粧紙、72…見返し、73…折り目

Claims (3)

  1. 外面にスペーサ板を貼着した矩形の底板と、該底板の四周に連続する4枚の側板とを備えた箱本体に、該箱本体の開口部を開閉する蓋体を一体に備えた包装用箱であって、
    前記蓋体は、前記スペーサ板を介して前記底板の外面に貼着される底板貼着部と、前記底板に連続する第1の側板の外面を覆う第1覆い部と、前記開口部を開閉する蓋板部と、前記開口部を挟んで前記第1の側板に対向する第2の側板の外面を覆う第2覆い部とを備え、該第2覆い部の先端部に、固定用舌片を形成するとともに、前記スペーサ板は、第2の側板側に、前記固定用舌片に対応する形状の切欠き部を備え、前記固定用舌片を、前記切欠き部と前記底板と前記底板貼着部との間に形成された空間部に挿入して固定され、前記第1の側板及び前記第2の側板は、前記底板側の角部から斜めに折り目を有することを特徴とする包装用箱。
  2. 前記折れ目は溝加工により形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装用箱。
  3. 前記第1覆い部と前記蓋板部との境界部が溝加工により形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の包装用箱。
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