JP2011005912A - 車両の後部車体構造 - Google Patents

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弘隆 楠
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Abstract

【課題】開口部の剛性向上を図りつつ、車室内のヘッドクリアランスの拡大を図ることができる車両の後部車体構造を提供する。
【解決手段】車体後部の開口部と、該開口部の上縁を形成する閉断面33構造のリヤヘッダ30と、該リヤヘッダ30にヒンジ26を介して車両上下方向に開閉可能に取付けられたバックドア3と、該バックドア3の一部を構成し、該バックドア3に設けられたバックウインドガラス24の窓枠上縁部を形成すると共に、ヒンジ26が取付けられる車体取付部3bと、を備え、リヤヘッダ30が車体取付部3bと車両上下方向に並設する位置で、かつヒンジ26のヒンジセンタ29よりも車両前後方向の後方位置に設けられたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、車体後部の開口部を開閉可能に覆うバックドアと、該開口部の上縁を形成する閉断面構造のリヤヘッダとを備えたような車両の後部車体構造に関する。
近年、燃費の向上が要求されており、この燃費向上を図る方法に一つとして、空気抵抗を低減させることが考えられる。空気抵抗の低減を達成するためには、ルーフ部の後端を後ろ下がりに構成するとよい。
ルーフ部の後端を後ろ下がりに構成すると、空気抵抗の低減のみならず、車両デザインの自由度も向上するという利点がある反面、図14に示す従来構造のような車両前後方向に合計3列のシートを備えた車両においては、リヤヘッダ90が車室91内に膨出し、3列目乗員のヘッドクリアランスがBを損ね、商品性が低下するという難点があった。
一方、安全性の観点から後席中央席においても3点式シートベルトを採用する車両が増えており、この場合、シートベルトを巻取り可能に繰出すリトラクタをルーフ部に取付けることが知られている。
上述のリトラクタは剛性の高い部位に支持させる必要があり、またヘッドクリアランスとの干渉の問題があることから、該リトラクタはヘッドクリアランスを避けて設けられていた。この場合、リトラクタを取付けた位置と、リヤヘッダの位置との間に距離が生じ、リヤヘッダからリトラクタ取付け位置までブラケット等の補強部材を延ばしてリトラクタ支持剛性を確保する必要があるので、ブラケットによる重量増加に起因して燃費の悪化が懸念される。
ところで、従来の車両の後部車体構造は、図14に示すように、バックドアヒンジ92の前方にリヤヘッダ90が設けられており、車体後部に形成されたリヤ開口部と上記リヤヘッダ90との間には、車両前後方向の距離が存在し、リヤヘッダ90がリヤ開口部の剛性に効果的に寄与しているとは云い難いものであった。
また、特許文献1には、ヘッドクリアランスの拡大を図るために、リヤヘッダ部分を上方に突出するように構成したものが開示されているが、この特許文献1に開示されたものは、ヘッドクリアランスを充分に確保するために、ルーフパネルを上方に向けて突出させており、デザイン自由度が向上しているとは言い難い。またリヤヘッダはバックドアヒンジよりも車両前後方向の前方に位置しているので、リヤヘッダで車体後部の開口部の剛性向上を図ることはできない。
また、特許文献2には、車体後部に形成された開口部と、この開口部を開閉するバックドアと、上記開口部の上縁を形成するリヤヘッダとを備え、バックドアの車体取付部はアウタパネルとインナパネルとにより閉断面構造に形成され、リヤヘッダはアッパパネルとロアパネルとにより閉断面構造に形成され、これらの両閉断面内に補強用のバルクヘッド(レインフォースメントと同意)を設けて、剛性向上を図ったバックドア取付け構造が開示されている。
しかしながら、この特許文献2に開示された従来構造においても、リヤヘッダがバックドアヒンジよりも車両前後方向の前方に位置する関係上、該リヤヘッダで車体後部の開口部の剛性向上を図ることはできない。
特開平5−8760号公報 特開平6−219156号公報
そこで、この発明は、リヤヘッダをバックドアを開口部上部に支持するヒンジ(バックドアヒンジ)のヒンジセンタよりも車両前後方向の後方位置に設けることで、開口部の剛性向上を図りつつ、車室内のヘッドクリアランスの拡大を図ることができる車両の後部車体構造の提供を目的とする。
この発明による車両の後部車体構造は、車体後部に形成された開口部と、該開口部の上縁部を形成する閉断面構造のリヤヘッダと、該リヤヘッダにヒンジを介して車体上下方向に開閉可能に取付けられたバックドアと、該バックドアの一部を構成し、該バックドアに設けられたバックウインドガラスの窓枠上縁部を形成すると共に、上記ヒンジが取付けられる車体取付部と、を備えた車両の後部車体構造であって、上記リヤヘッダが、上記ヒンジのヒンジセンタよりも車両前後方向の後方位置に設けられたものである。
上記構成によれば、閉断面構造のリヤヘッダをヒンジセンタよりも後方に設けたものである。すなわち、リヤヘッダの位置を車体の極力後端に設けたものであり、これにより、車室内のヘッドクリアランス拡大を図ることができる。
また、上記構成により、リヤヘッダはバックドアの車体取付部と車両上下方向に略並設されるので、このリヤヘッダで開口部の剛性を高めることができる。
要するに、ヘッドクリアランスの拡大と、車体後部に形成された開口部の剛性向上との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記ヒンジを取付けるヒンジ取付け部が上記リヤヘッダに設けられたものである。
上記構成によれば、ヒンジ取付け部の剛性向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記リヤヘッダが上記車体取付部と車両上下方向に並設する位置に設けられると共に、その一部が、車両前後方向に延びて上記車体のルーフを形成するルーフパネルで構成され、該ルーフパネルには、上記車体取付部と上記車体取付部の間にシール部材を取付けるシール部材取付け部が設けられたものである。
上述のシール部材は、ウエザストリップに設定してもよい。
上記構成によれば、ルーフパネルの所定部に、シール部材を取付けるシール部材取付け部を設けたので、シール部材の支持剛性が向上し、これにより、シール性の向上を図ることができる。また、シール部材取付け部は、ルーフパネルに一体形成することができるので、部品点数の増加を招くものではない。
この発明の一実施態様においては、上記リヤヘッダは、アウタパネルとインパネルとで閉断面構造を形成し、上記両パネルによるリヤヘッダの後側接合部と上記ルーフパネルの後端とが接合されて上記シール部材を取付けるシール部材取付け部が形成されたものである。
上記構成によれば、ルーフパネルの後端を、リヤヘッダの後側接合部まで延設したので、車体後部の開口部の剛性をさらに高めることができる。
また、シール部材取付け部によりシール部材を支持するので、シール部材の支持剛性向上を図って、シール性を高めることができる。
要するに、上記開口部の剛性向上と、シール部材の支持剛性向上との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記車体のルーフを形成するルーフパネルが、車両前後方向の後方に向うに従って車両上下方向の下方に傾斜するように形成されると共に、該ルーフパネルと略連続した面を形成するように上記車体取付部も車両上下方向の下方に傾斜するように形成されたものである。
上記構成によれば、デザイン自由度の向上と空気抵抗低減との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記リヤヘッダの前方に、シートベルト装置のリトラクタが近接して配設されたものである。
上記構成によれば、車体の極力後端に設けられたリヤヘッダの前方に近接して、上記リトラクタを配設するので、車室内のヘッドクリアランスを損ねることなく、シートベルト装置のリトラクタを配設することができ、特に、該リトラクタを後席中央用に設定すると、後席中央の乗員をシートベルト(ウエビング)で拘束することができる。
この発明の一実施態様においては、上記バックドア前方の車室内に、起立状態に構成されるシートバックをもった後部座席が近接配置される一方、後突時または後突予知時に上記シートバックと上記バックドアとの間に展開するエアバッグを有するエアバッグ装置を備え、該エアバッグ装置を上記リヤヘッダに設けたものである。
上記構成によれば、エアバッグ装置の取付け位置を、後部座席に着座した後席乗員より後方に離間して設けることができ、エアバッグ展開時の衝撃を後席乗員が受けないようにすることができる。
また、車両衝突時に、バックドアが後席乗員に迫ってきて、シートバックとバックドアとの間の空間が狭くなる場合でも、確実に所定の空間(シートバックとバックドアとの間)にエアバッグを展開させることができる。
この発明によれば、リヤヘッダをバックドアを開口部上部に支持するヒンジ(バックドアヒンジ)のヒンジセンタよりも車両前後方向の後方位置に設けたので、開口部の剛性向上を図りつつ、車室内のヘッドクリアランスの拡大を図ることができる効果がある。
本発明の後部車体構造を備えた車両外観を示す斜視図 車両の後部車体構造を示す側面図 バックドアを開放した状態で示す側面図 図2の要部拡大側面図 車両の後部車体構造の他の実施例を示す側面図 図5の要部拡大側面図 車両の後部車体構造の他の実施例を示す要部拡大側面図 リトラクタ配設部分の正面図 リトラクタ配設部分を前方上部から見た状態で示す斜視図 リトラクタ配設部分を後方上部から見た状態で示す斜視図 ウエビングガイドの斜視図 車両の後部車体構造のさらに他の実施例を示す側面図 図12の要部拡大側面図 従来の車両の後部車体構造を示す側面図
開口部の剛性向上と、車室内のヘッドクリアランス拡大との両立を図るという目的を、車体後部に形成された開口部と、該開口部の上縁部を形成する閉断面構造のリヤヘッダと、該リヤヘッダにヒンジを介して車両上下方向に開閉可能に取付けられたバックドアと、該バックドアの一部を構成し、該バックドアに設けられたバックウインドガラスの窓枠上縁部を形成すると共に、上記ヒンジが取付けられる車体取付部と、を備えた車両の後部車体構造において、上記リヤヘッダを、上記ヒンジのヒンジセンタよりも車両前後方向の後方位置に設けるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図1は後部車体構造を備えた車両の外観斜視図、図2は車両の後部車体構造を示す側面図、図3はバックドアを開放した状態で示す側面図であって、図1〜図3において、このハッチバック車両1は、ルーフパネル2の後端部に、図3に示すように、上方に開放する上開き構造のバックドア3が開閉可能に取付けられている。
一方、図2に示すように、車室4の床面部を構成するフロアパネル5を設け、このフロアパネル5の後部には、斜め上方後部に立ち上がるキックアップ部6を介して、水平に後方に延びるリヤフロア7(リヤ側のフロアパネル)を連設している。
上述のリヤフロア7の後端部には、リヤエンドパネル8を取付けている。このリヤエンドパネル8はリヤエンドインナパネル9とリヤエンドアウタパネル10とを接合固定して、車幅方向に延びるリヤエンド閉断面11を構成した車体補強部材である。また、上述のリヤエンドパネル8の後部には合成樹脂製のリヤバンパ12を配設している。
上述の車室4内においてフロアパネル5の上部には、シートクッション13と、シートバック14と、ヘッドレスト15とを備えた2列目のリヤシート16を配設している。
また、車室4内においてリヤフロア7の上部には、シートクッション17と、シートバック18と、ヘッドレスト19とを備えた3列目のリヤシート20を配設している。
ここで、上述の各シートバック14,18は、シートクッション13,17の後部から上方に立ち上がるように構成されており、特に3列目のリヤシート20におけるシートバック18は、バックドア3の前方の車室4内において起立状態に構成されており、該リヤシート20(後部座席)は上述のバックドア3の前方に近接配置されている。
図3に示すように、車体後部には開口部21(リヤ開口部)が形成されている。上述のバックドア3はこの開口部21を開閉可能に覆うものである。
このバックドア3は、図2に示すように、バックドアインナパネル22とバックドアアウタパネル23とで、バックドア本体を形成し、バックウインドガラス配設用の開口部3aにはバックウインドガラス24を配設している。
図2の要部を拡大した図4(図4は図1のA−A線矢視断面に相当する図面)に示すように、上述のバックドア3は、バックウインドガラス24の窓枠上縁部を形成する車体取付部3bを備えている。
この車体取付部3bは、バックドアインナパネル22とバックドアアウタパネル23とで閉断面25を形成している。すなわち、車体取付部3bは閉断面構造に形成されたものである。
また、上述のバックドア3は、図4に示すように、開口部21の上部に設けられたバックドアヒンジ26を介してボディ側に回動可能に支持されたものであり、このバックドアヒンジ26は、ボディ側ヒンジブラケット27と、ドア側ヒンジブラケット28と、ヒンジセンタを構成するヒンジピン29とを備えている。
上述のドア側ヒンジブラケット28は、車体取付部3bを構成するバックドアインナパネル22の下面に取付けられている。
上述のルーフパネル2は、車室4の天井部を形成すると共に、開口部21の上縁を形成するもので、このルーフパネル2と共に該開口部21の上縁を形成する閉断面構造のリヤヘッダ30を設けている。
図4に示すように、このリヤヘッダ30は、上述の車体取付部3bと車両上下方向の下方で並設する位置において、バックドアヒンジ26のヒンジセンタ(ヒンジピン29参照)よりも車両前後方向の後方位置に設けられている。
また、このリヤヘッダ30は、アウタパネル31とインパネル32とで車幅方向に延びる閉断面33を形成している。すなわち、このリヤヘッダ30は閉断面構造に形成されている。
さらに、該リヤヘッダ30は上記両パネル31,32の接合により、閉断面33よりも車両前方に位置する前側接合部30Fと、閉断面33よりも車両後方に位置する後側接合部30Rとを備えている。
この実施例においては、リヤヘッダ30の前側接合部30Fと後側接合部30Rとの間に位置する閉断面33が、車体取付部3bの閉断面25と上下方向に対向するように配置されている。
上述のルーフパネル2は、その一般面後端2aから下方に立下がる縦壁部2bと、この縦壁部2bの下端から略水平後方に延びるヒンジ取付け部2cと、このヒンジ取付け部2cの後端に連続して後方に延びるリヤヘッダ接合部2dと、このリヤヘッダ接合部2dの後端から上方に立上がるシール部材取付け部2eとを、一体形成している。
そして、上述のヒンジ取付け部2cには、バックドアヒンジ26のボディ側ヒンジブラケット27を取付け、リヤヘッダ接合部2dはリヤヘッダ30のアウタパネル31に接合固定し、シール部材取付け部2eには、シール部材としてのウエザストリップ34を嵌着支持させている。
このウエザストリップ34は、リヤヘッダ30のアウタパネル31上面と、バックウインドガラス24の窓枠との間、つまりボディ・ドア間をシールするシール部材である。
さらに、上述のアウタパネル31とインナパネル32との両パネル31,32によるリヤヘッダ30の前側接合部30Fは、ルーフパネル2のヒンジ取付け部2cと、スポット溶接手段により三枚重ね構造で接合固定されている。
図1において、35はボディ側に左右一対設けられたリヤコンビランプ、図2、図3、図4において、36はルーフトリムで、このルーフトリム36はルーフパネル2の下方からリヤヘッダ30のインナパネル32下面を介して後側接合部30Rの後端部までを覆うように形成されている。つまり、ルーフパネル2の車室4内側には、該ルーフパネル2を覆うルーフトリム36を設け、このルーフトリム36をリヤヘッダ30の後端まで延設して、バックドアトリムをなくしつつ、車室側からの見映えの向上を図っている。
また、図2〜図4においては、図示の便宜上、車両右側のバックドアヒンジ26のみを示したが、車両左側の対応位置にも同様のバックドアヒンジ26(図示せず)が設けられており、上述のバックドア3は開口部21の上部に左右一対のバックドアヒンジ26,26を介して開閉可能に設けられたものである。なお、図中、矢印Fは車両の前方を示す。
このように、図1〜図4で示した実施例1の車両の後部車体構造は、車体後部に形成された開口部21(図3参照)と、該開口部21の上縁部を形成する閉断面構造のリヤヘッダ30と、該リヤヘッダ30にヒンジ26を介して車両上下方向に開閉可能に取付けられたバックドア3と、該バックドア3の一部を構成し、該バックドア3に設けられたバックウインドガラス24の窓枠上縁部を形成すると共に、上記ヒンジ26が取付けられる車体取付部3bと、を備えた車両の後部車体構造であって、上記リヤヘッダ30が上記バックドアヒンジ26のヒンジセンタ(ヒンジピン29参照)よりも車両前後方向の後方位置に設けられたものである(図3、図4参照)。
この構成によれば、閉断面33構造のリヤヘッダ30をヒンジセンタ(ヒンジピン29参照)よりも後方に設けたものである。すなわち、リヤヘッダ30の位置を車体の極力後端に設けたものであり、これにより、バックドアトリム36をルーフパネル2に近づけることができ、車室4内のヘッドクリアランスAを従来構造の図14のヘッドクリアランスBと比べて拡大することができる。
しかも、上記リヤヘッダ30をバックドア3の車体取付部3bと車両上下方向に並設する位置に設けたので、このリヤヘッダ30で開口部21の剛性を高めることができる。
要するに、ヘッドクリアランスの拡大と、車体後部に形成された開口部21の剛性向上との両立を図ることができる。
また、上記ルーフパネル2には、上記バックドアヒンジ26を取付けるヒンジ取付け部2cと、該ヒンジ取付け部2cより後方に延びて上記リヤヘッダ30と接合するリヤヘッダ接合部2dと、が設けられ、該リヤヘッダ接合部2dの後端に、シール部材(ウエザストリップ34参照)を取付けるシール部材取付け部2eが設けられたものである(図4参照)。
この構成によれば、リヤヘッダ接合部2dの後端に、シール部材(ウエザストリップ34参照)を取付けるシール部材取付け部2eを設けたので、シール部材(ウエザストリップ34)の支持剛性が向上し、これにより、シール性の向上を図ることができる。また、上記ヒンジ取付け部2c、リヤヘッダ接合部2d、シール部材取付け部2eは、ルーフパネル2に一体形成することができるので、部品点数の増加を招くものではない。
さらに、上記リヤヘッダ30は、アウタパネル31とインパネル32とで閉断面33構造を形成し、上記両パネル31,32によるリヤヘッダ30の前側接合部30Fが上記ヒンジ取付け部2cと接合されたものである(図4参照)。
この構成によれば、リヤヘッダ30の前側接合部30Fをルーフパネル2のヒンジ取付け部2cと接合させたので、リヤヘッダ30の閉断面33を拡大することなく、換言すれば、ヘッドクリアランスを損ねることなく、ヒンジ取付け部2cの剛性向上を図ることができる。
また、異なる実施形態として、図5、図6はルーフパネル2を車両前後方向の後方に向かうに従って徐々に車両上下方向の下方に傾かせたものである。
この構成によれば、上記リヤヘッダ30を上記車体取付部3bと車両上下方向に並設する位置で、かつ上記バックドアヒンジ26のヒンジセンタ(ヒンジピン29参照)よりも車両前後方向の後方位置に設け、さらに、ルーフパネル2を車両前後方向の後方に向かうに従って車両上下方向下方に傾かせたので、空気抵抗の低減を図りながら、車室内のヘッドクリアランスを確保することができる。
次に、図7〜図11を参照して車両の後部車体構造の他の実施例について説明する。
この実施例2においては、上述のルーフパネル2のリヤヘッダ接合部2dが、アウタパネル31とインパネル32とによるリヤヘッダ30の後側接合部30Rまで延設されており、この延設端部にシール部材としてのウエザストリップ34を取付けるシール部材取付け部2fを一体に折曲げ形成している。
先の実施例1のリヤヘッダ30の後側接合部30Rは、図4で示したように、略水平方向に形成したが、この実施例2においては図7に示すように、リヤヘッダ30の後側接合部30Rは、斜め上方かつ後方に指向するように形成されており、ルーフパネル2のシール部材取付け部2fと該後側接合部30Rとの両者で、ウエザストリップ34を支持するように構成している。
さらに、この実施例2においては、図7に示すように、リヤヘッダ30の前方に、シートベルト装置のリトラクタ40を近接して配設している。
すなわち、リヤヘッダ30の前側接合部30Fを、ルーフパネル2の縦壁部2bよりもさらに車両前後方向の前方へ延設して、リトラクタ支持部41を形成し、このリトラクタ支持部41に上述のリトラクタ40を取付けるように構成している。
このリトラクタ40は、図7〜図10に示すように、ウエビング巻回部42を内蔵したリトラクタケース43を備えている。
該リトラクタケース43は、図8、図9、図10に示すように、上片部43aと、左右の側片部43b,43bと、後片部43cと、側片部43bの下端に折曲げ形成したフランジ部43d,43dとを一体形成し、前方および下方が開放する略ボックス形状に構成されている。
また、リトラクタケース43の後片部43cには、ウエビング巻回部42からウエビング44を取出すウエビング取出し口43eが開口形成されている。
さらに、リトラクタケース43の後片部43cの下端中央には、該下端から下方に延びる側面視L字状の係止部43fが一体形成されている。
一方、上述のリトラクタ支持部41には、該係止部43fを係入する孔部45と、ウエビング44を挿通させる孔部46とが前後方向に離間形成されている。
そして、リトラクタ支持部41の孔部45にリトラクタケース43の係止部43fを係止させた後に、左右一対のボルト47、ナット48を用いて、フランジ部43dをリトラクタ支持部41に締結することで、リトラクタ40をリヤヘッダ30の前方に近設配置すべく構成している。ここで、上述のナット48は予めフランジ部43dの上面に溶接固定されたものである。
また、図7、図11に示すように、ウエビング44をリヤヘッダ30の下面に沿って案内するウエビングガイド49を設けている。このウエビングガイド49は図11に示すように取付け片49aとガイド片49bとを所定角度に折曲げ形成したもので、ガイド片49bにはウエビング44のガイド孔49cを開口形成している。
このウエビングガイド49は、リトラクタ40よりも後方かつ下方となるように、ボディ側ヒンジブラケット27の下方対応位置におけるリヤヘッダ30のインナパネル32下面に取付けられており、該ウエビングガイド49がショルダアンカとして作用するように構成している。
一方、ウエビング44は、リトラクタ40のウエビング巻回部42からウエビング取出し口43e、孔部46、ガイド孔49cを介して、ルーフトリム36のウエビング用の開口36aに導かれ、この開口36aから車室4内へ導出されている。
図7に示すように、車室4内へ導出されたウエビング44の先端には、先端タング50を取付けると共に、ウエビング44の中間位置には中間タング51を設けている。
上述のウエビング44の非使用時に、先端タング50および中間タング51を保持する目的で、上述のルーフトリム36は一対のタング保持部52が一体形成されている。
このように、図7〜図11で示した一実施態様においては、上記ルーフパネル2の上記リヤヘッダ接合部2dが、上記アウタパネル31と上記インナパネル32による上記リヤヘッダ30の側接合部30Rまで延設され、延設端部に上記シール部材(ウエザストリップ34参照)を取付けるシール部材取付け部2fが形成されたものである(図7参照)。
この構成によれば、ルーフパネル2のリヤヘッダ接合部2d(ルーフパネル2の後端)を、リヤヘッダ30の後側接合部30Rまで延設したので、車体後部の開口部21(図3参照)の剛性をさらに高めることができる。
また、延設端部のシール部材取付け部2fによりシール部材(ウエザストリップ34参照)を支持するので、シール部材(ウエザストリップ34)の支持剛性向上を図って、シール性を高めることができる。
要するに、上記開口部21の剛性向上と、シール部材(ウエザストリップ34)の支持剛性向上との両立を図ることができる。
さらに、上記リヤヘッダ30の前方に、シートベルト装置のリトラクタ40が近接して配設されたものである(図7参照)。
この構成によれば、車体の極力後端に設けられたリヤヘッダ30の前方に近接して、上記リトラクタ40を配設するので、車室4内のヘッドクリアランスを損ねることなく、シートベルト装置のリトラクタ40を配設することができ、特に、該リトラクタ40を後席中央用に設定すると、後席中央の乗員をシートベルト(ウエビング)44で拘束することができる。
さらに、後席が複数列設けられた所謂3列シートにおいて、該リトラクタ40を3列目シートの中央席用に設定した場合、3列目中央席乗員は、2列目のシート位置より車両後方に設けられるので、併せてウエビングも3列目中央席より後方から展開させる必要があるが、リトラクタ40配設位置の後方にはリヤヘッダ30が設けられているので、図7に示すようにリヤヘッダ30にウエビングのガイド49を取付けることで、別途補強部材を設けることなく、ウエビングのアンカポイントを設定でき、重量増加を抑制することができる。
なお、図7〜図11で示した実施例2においても、その他の構成、作用、効果については、先の実施例1とほぼ同様であるから、図7〜図11において、前図と同一の部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略する。
次に、図12、図13を参照して車両の後部車体構造のさらに他の実施例について説明する。
図12は後部車体構造を示す側面図、図13は図12の要部拡大図であって、図12、図13に示すように、この実施例3においては、閉断面構造のリヤヘッダ30におけるインナパネル32に、閉断面33側へ窪む凹設部32aを設け、この凹設部32aにエアバッグ装置60を取付けたものである。
このエアバッグ装置60は、ガス供給装置としてのインフレータINFと、このインフレータINFの作動により展開するエアバッグ61とを有すると共に、該エアバッグ61とインフレータINFは車幅方向に並設するようにして設けられている。
図13に示す保持部材62は、ガス注入時の衝撃を支えるためにインフレータINFを車室4側から上記凹設部32aに強固に固定しており、エアバック61は、図示しないテープ等によって展開しやすいように支持されている。
該エアバッグ装置60は、車両の後突時、または後突を予知した時(後突予知時)に、図12、図13に仮想線で示すように、3列目のシート20のシートバック18とバックドア3との間にエアバッグ61を展開するよう構成している。
この実施例では、該エアバッグ61がバックドア3の車室4側の面に沿って展開するように構成されている。
なお、図12、図13に仮想線αで示すように、ルーフトリム36の後部は、エアバッグ61の展開を阻害しないように下方へ変位するものである。
このように、図12、図13で示した一実施態様においては、上記バックドア3前方の車室4内に、起立状態に構成されるシートバック18をもった後部座席(リヤシート20参照)が近接配置される一方、後突時または後突予知時に上記シートバック18と上記バックドア3との間に展開するエアバッグ61を有するエアバッグ装置60を備え、該エアバッグ装置60を上記リヤヘッダ30に設けたものである(図12、図13参照)。
この構成によれば、エアバッグ装置60の取付け位置を、後部座席(リヤシート20)に着座した後席乗員より後方に離間して設けることができ、エアバッグ61の展開時の衝撃を後席乗員が受けないようにすることができる。
また、車両衝突時に、バックドア3が後席乗員に迫ってきて、シートバック18とバックドア3との間の空間が狭くなる場合でも、確実に所定の空間(シートバック18とバックドア3との間)にエアバッグ61を展開させることができる。
さらに、インフレータを有するエアバッグ装置60を強度部材としてのリヤヘッダ60に設けたので、インフレータ起動時の反力をリヤヘッダ60で受けることができ、別途補強部材を設ける必要がない。
図12、図13で示した実施例3においても、その他の構成、作用、効果については、先の実施例とほぼ同様であるから、図12、図13において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略するが、上記各実施例1、2、3を適宜組合せてもよいことは勿論である。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の開口部の上部のヒンジは、実施例のバックドアヒンジ26に対応し、
以下同様に、
ヒンジセンタは、ヒンジピン29(詳しくはヒンジピン29の中心)に対応し、
シール部材は、ウエザストリップ34に対応し、
後部座席は、3列目のリヤシート20に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては前後3列のシートを備えたハッチバック車両1を例示したが、フロントシートとリヤシートとの前後2列のシートを備えた車両に上記構成を適用してもよい。
2…ルーフパネル
2c…ヒンジ取付け部
2d…リヤヘッダ接合部
2e,2f…シール部材取付け部
3…バックドア
3b…車体取付部
4…車室
18…シートバック
20…リヤシート(後部座席)
21…開口部
24…バックウインドガラス
25…閉断面
26…バックドアヒンジ(ヒンジ)
29…ヒンジピン(ヒンジセンタ)
30…リヤヘッダ
30F…前側接合部
30R…後側接合部
31…アウタパネル
32…インナパネル
33…閉断面
34…ウエザストリップ(シール部材)
40…リトラクタ
60…エアバッグ装置
61… エアバッグ

Claims (7)

  1. 車体後部に形成された開口部と、
    該開口部の上縁部を形成する閉断面構造のリヤヘッダと、
    該リヤヘッダにヒンジを介して車両上下方向に開閉可能に取付けられたバックドアと、
    該バックドアの一部を構成し、該バックドアに設けられたバックウインドガラスの窓枠上縁部を形成すると共に、上記ヒンジが取付けられる車体取付部と、
    を備えた
    車両の後部車体構造であって、
    上記リヤヘッダが、上記ヒンジのヒンジセンタよりも車両前後方向の後方位置に設けられたことを特徴とする
    車両の後部車体構造。
  2. 上記ヒンジを取付けるヒンジ取付け部が、
    上記リヤヘッダに設けられている
    請求項1記載の車両の後部車体構造。
  3. 上記リヤヘッダが上記車体取付部と車両上下方向に並設する位置に設けられると共に、その一部が、車両前後方向に延びて上記車体のルーフを形成するルーフパネルで構成され、
    該ルーフパネルには、上記車体取付部と上記車体取付部の間にシール部材を取付けるシール部材取付け部が設けられた
    請求項1または2記載の車両の後部車体構造。
  4. 上記リヤヘッダは、アウタパネルとインナパネルとで閉断面構造を形成し、上記両パネルによるリヤヘッダの後側接合部と上記ルーフパネルの後端とが接合されて
    上記シール部材を取付けるシール部材取付け部が形成された
    請求項2または3記載の車両の後部車体構造。
  5. 上記車体のルーフを形成するルーフパネルが、車両前後方向の後方に向うに従って
    車両上下方向の下方に傾斜するように形成されると共に、該ルーフパネルと略連続した面を形成するように上記車体取付部も車両上下方向の下方に傾斜するように形成された
    請求項1〜4の何れか1に記載の車両の後部車体構造。
  6. 上記リヤヘッダの前方に、シートベルト装置のリトラクタが近接して配設された
    請求項1〜5の何れか1に記載の車両の後部車体構造。
  7. 上記バックドア前方の車室内に、起立状態に構成されるシートバックをもった後部座席が近接配置される一方、
    後突時または後突予知時に上記シートバックと上記バックドアとの間に展開するエアバッグを有するエアバッグ装置を備え、
    該エアバッグ装置を上記リヤヘッダに設けた
    請求項1〜6の何れか1に記載の車両の後部車体構造。
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