JP2011005510A - はんだ合金および電子回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉛含有はんだと同等以上の疲労寿命を持つ鉛フリーはんだ合金およびそのはんだ合金を用いた電子回路基板を提供する。
【解決手段】はんだ合金5は、Snを90質量%以上含み、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の添加元素を含み、かつ添加元素以外の不可避不純物を0.01質量%未満含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、はんだ合金およびそのはんだ合金を用いた電子回路基板に関するものである。
地下水の汚染などによってPb(鉛)の毒性が問題となり、電気・電子製品へのPbの使用を制限する動きが世界的に展開されている。その中で、これまで電子機器の配線基板への部品実装あるいは半導体素子と基材との接合に広く用いられていたSn(スズ)−Pb系はんだが、Sn―Ag(銀)系、Sn−Zn(亜鉛)系などのSn基Pb非含有合金に置き換えられている。
これらのSn基Pb非含有合金は、従来最も多く用いられていたSn−Pb系合金に比較的近い物理特性を持っているために選択されている。しかしながら、融点の他、機械的特性に関してもSn基Pb非含有合金とSn−Pb系合金との間には無視できない差異がある。特にひずみが大きく作用する場合、具体的には1%以上の非弾性ひずみが作用する場合、従来のPb含有合金に比してSn基Pb非含有合金の疲労寿命が劣ることが問題になっている。
たとえば特開2002−18589号公報(特許文献1)では、Sn基合金に対して、Agを0.1〜4質量%、Cuおよび/またはSbを合計で3質量%以下、Bi、InおよびZnからなる群から選ばれた1種または2種以上を合計で0.5〜5質量%含有する鉛フリーはんだ合金が提案されている。この鉛フリーはんだ合金では、はんだ付け性が改善されると記載されている。
特開2002−18589号公報
しかし、上記公報の鉛フリーはんだ合金では、はんだ付け性が改善された場合であっても、従来のSn−Pb系はんだに少量のSbを添加した合金に比較して疲労寿命が劣るという問題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、鉛含有はんだと同等以上の疲労寿命を持つ鉛フリーはんだ合金およびそのはんだ合金を用いた電子回路基板を提供することである。
本発明の一のはんだ合金は、Snを90質量%以上含み、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の添加元素を含み、かつ添加元素以外の不可避不純物を0.01質量%未満含んでいる。
本発明の他のはんだ合金は、Snを90質量%以上含み、Ti、Zr、Y、Sc、LaおよびCeよりなる群から選ばれる1種以上の元素を合計で0.01質量%以上1質量%未満含み、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の元素を含んでいる。
本発明によれば、不可避不純物を0.01質量%未満にするか、Ti、Zr、Y、Sc、LaおよびCeよりなる群から選ばれる1種以上の元素が合計で0.01質量%以上1質量%未満含まれているため、はんだ合金の機械的特性が改善され疲労寿命を向上することができる。
本発明の実施の形態1および2におけるはんだ合金を用いた電子回路基板を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1および2におけるはんだ合金を用いた電子回路基板を概略的に示す断面図であって、温度サイクル試験後のはんだ合金の疲労き裂の状態を示す断面図である。 比較例におけるはんだ合金を用いた電子回路基板を概略的に示す断面図であって、温度サイクル試験後のはんだ合金の疲労き裂の状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
最初に、本発明の実施の形態1のはんだ合金およびそのはんだ合金を用いた電子回路基板の構成について説明する。
図1を参照して、本実施の形態の電子回路基板10は、プリント基板1と、金属電極2と、電子部品3と、はんだ合金5とを主に有している。電子回路基板10では、電子部品3の両端部に形成された電極4がはんだ合金5を介してプリント基板1上に形成された金属電極2と接合されている。これにより電子部品3がプリント基板1に実装されている。
プリント基板1は、たとえばガラスエポキシからなっている。その板厚は、たとえば1.6mmに形成されている。金属電極2は、たとえばCu(銅)製の電極パッドからなっている。その厚さは、たとえば0.05mmに形成されている。電子部品3は、たとえばセラミクス製抵抗器からなっている。その寸法は、たとえば、全長5mm、全幅2.5mm、高さ1.5mmに形成されている。電極4は、たとえば銀ガラスの表面にNi(ニッケル)めっきが施され、さらにその上にSnめっきが施されて形成されている。
はんだ合金5は、たとえばプリント基板1に電子部品3を実装するために用いられる鉛フリーはんだである。はんだ合金5は、高純度の各元素をアーク溶解することにより構成されている。はんだ合金5は、Snを90質量%以上含み、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の添加元素を含み、かつ添加元素以外の不可避不純物を0.01質量%未満含んでいる。
また、はんだ合金5は、Zn、Bi、SbおよびInと、不可避不純物とが合計で0.01質量%未満であることが好ましい。また、はんだ合金5は、Agを0.3質量%以上5質量%以下含み、Cuを0.3質量%以上1.5質量%以下含んでいることが好ましい。
次に、本実施の形態のはんだ合金の疲労寿命について説明する。
本実施の形態のはんだ合金5の疲労寿命は、温度サイクル試験におけるはんだ合金5の疲労き裂によって測定される。具体的には、気相式の温度サイクル試験機を用いて温度サイクル試験が行なわれる。温度サイクル試験機は、たとえば低温側が−40℃、高温側が125℃になるように調整される。低温および高温のそれぞれの保持時間がたとえば30分ずつとなるような温度条件にて温度サイクル試験が行われる。温度サイクル試験は、たとえば低温および高温にそれぞれ1回ずつ晒すことを1サイクルとして1000サイクル繰り返される。疲労き裂6がはんだ合金5を貫通した場合に疲労寿命が尽きたものとする。
図2を参照して、はんだ合金5の疲労き裂6は、電極4の下方近傍で止まり、はんだ合金5を貫通しない。したがって、従来の鉛フリーはんだとは異なり、疲労き裂6の長さは極めて短く、破断に至るまでにはまだ十分な残存寿命がある。疲労寿命は、従来の鉛フリーはんだの2倍から3倍となる。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態のはんだ合金5によれば、Snが90質量%以上含まれ、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の添加元素を含み、かつ添加元素以外の不可避不純物を0.01質量%未満含んでいる。これにより、はんだ合金5の機械的特性が改善され疲労寿命を向上することができる。
はんだ合金5の不可避不純物の比率を下げることにより、Sn結晶の内部欠陥が減少してSn結晶の機械的特性が改善されることが、はんだ合金5の疲労寿命を向上することができる要因の一つであると思われる。
また、はんだ合金5は、Zn、Bi、SbおよびInと、不可避不純物とが合計で0.01質量%未満である。これにより、はんだ合金5の機械的特性が改善され疲労寿命を向上することができる。
また、はんだ合金5は、Agを0.3質量%以上5質量%以下含み、Cuを0.3質量%以上1.5質量%以下含んでいる。これにより、はんだ合金5の機械的特性が改善され疲労寿命を向上することができる。
本実施の形態の電子回路基板10によれば、電子部品3と、上記のはんだ合金5を介して電子部品3に接合された金属電極2とを備えている。これにより、はんだ合金5の機械的特性が改善され疲労寿命を向上することができるので、電子回路基板10の寿命を向上することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2のはんだ合金およびそのはんだ合金を用いた電子回路基板は、実施の形態1と比較して、はんだ合金の構成が主に異なっている。
最初に本実施の形態のはんだ合金およびそのはんだ合金を用いた電子回路基板の構成について説明する。
図1を参照して、本実施の形態の電子回路基板10のはんだ合金5は、Snを90質量%以上含み、Ti、Zr、Y、Sc、LaおよびCeよりなる群から選ばれる1種以上の元素を合計で0.01質量%以上1質量%未満含み、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の元素を含んでいる。
また、はんだ合金5は、残部がAgおよびCuの少なくともいずれかからなることが好ましい。また、はんだ合金5は、Agを0.3質量%以上5質量%以下含み、Cuを0.3質量%以上1.5質量%以下含むことが好ましい。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成は上述した実施の形態1の構成と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態のはんだ合金の疲労寿命についても実施の形態1と同様の温度サイクル試験におけるはんだ合金5の疲労き裂によって測定される。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態のはんだ合金5によれば、Snを90質量%以上含み、Ti、Zr、Y、Sc、LaおよびCeよりなる群から選ばれる1種以上の元素を合計で0.01質量%以上1質量%未満含み、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の元素を含んでいる。これにより、はんだ合金5の機械的特性が改善され疲労寿命を向上することができる。
Ti、Zr、Y、Sc、LaおよびCeよりなる群から選ばれる1種以上の活性元素が不純物と結びついて金属組織内から不純物を除去することによる金属バルクの高純度化が、はんだ合金5の疲労寿命を向上することができる要因の一つであると思われる。
また、はんだ合金5は、残部がAgおよびCuの少なくともいずれかからなっている。これにより、はんだ合金5の機械的特性が改善され疲労寿命を向上することができる。
また、はんだ合金5は、Agを0.3質量%以上5質量%以下含み、Cuを0.3質量%以上1.5質量%以下含んでいる。これにより、はんだ合金5の機械的特性が改善され疲労寿命を向上することができる。
本実施の形態の電子回路基板10によれば、電子部品3と、上記のはんだ合金5を介して電子部品3に接合された金属電極2とを備えている。これにより、はんだ合金5の機械的特性が改善され疲労寿命を向上することができるので、電子回路基板10の寿命を向上することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
実施例1のはんだ合金の疲労寿命を測定するために、温度サイクル試験を行なった。
まず、ガラスエポキシ製のプリント基板1を準備した。その板厚は1.6mmである。プリント基板1上には金属電極2であるCu(銅)製の金属パッドが形成されている。その厚さは0.05mmである。電子部品3であるセラミクス製抵抗器の両端部には電極4が形成されている。セラミクス製抵抗器は、全長5mm、全幅2.5mm、高さ1.5mmである。電極4は、銀ガラスの表面にNiめっきが施され、さらにその上にSnめっきが施されて形成されている。Cu(銅)製の金属パッドと電極4とをはんだ合金5を用いてはんだ付けした。これにより、図1に示すように、はんだ合金5を用いた電子回路基板10を作製した。
はんだ合金5は、Agを3質量%、Cuを0.5質量%、その他の不可避不純物を0.005質量%含み、残りはSnで構成した。はんだ合金5は、高純度の各元素をアーク溶解することにより構成した。
このはんだ合金5について、温度サイクル試験を行った。具体的には、気相式の温度サイクル試験機を用いて、低温側が−40℃、高温側が125℃になるように調整した。低温および高温のそれぞれの保持時間が30分ずつとなるような温度条件にて温度サイクル試験を行った。低温および高温にそれぞれ1回ずつ晒すことを1サイクルとして1000サイクル繰り返した。
図2を参照して、試験の結果、疲労き裂6は、電極4の下方近傍で止まり、はんだ合金5を貫通しないことがわかった。
さらに、Snを90質量%以上含み、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の添加元素を含み、かつ添加元素以外の不可避不純物を0.01質量%未満含んだはんだ合金5について、上記と同様の試験を行なった。
また、Zn、Bi、SbおよびInと、不可避不純物とが合計で0.01質量%未満であるはんだ合金5について、上記と同様の試験を行なった。また、Agを0.3質量%以上5質量%以下含み、Cuを0.3質量%以上1.5質量%以下含んだはんだ合金5について、上記と同様の試験を行なった。
その試験の結果、上記と同様に疲労き裂6は、電極4の下方近傍で止まり、はんだ合金5を貫通しないことがわかった。
比較例として、Agを3質量%、Cuを0.5質量%含み、その他の不可避不純物を0.1質量%含み、残りはSnで構成されたはんだ合金5を作成した。その他の構成および試験条件は同様にして、温度サイクル試験を行なった。図3を参照して、その試験の結果、疲労き裂6は、はんだ合金5を貫通したことがわかった。
なお、Pbが55質量%、Agが1質量%、Sbが1質量%、残部がSnと不可避不純物からなる鉛含有はんだ合金であれば、その他の構成および試験条件は同様にして、温度サイクル試験を行なった場合、ほとんど疲労き裂6を発生することがない。しかしながら、従来の鉛フリーはんだである比較例のはんだ合金5では、AgやCuを添加することによってSnの機械的特性が改善されても、破断に至る疲労き裂6の発生を防止することは困難である。
したがって、実施例1のはんだ合金5では、従来の鉛フリーはんだである比較例のはんだ合金5とは異なり、疲労き裂6の長さは極めて短く、破断に至るまでにはまだ十分な残存寿命があることがわかった。疲労寿命は、従来の鉛フリーはんだの2倍から3倍となることがわかった。
AgまたはCuを含み、Snが90質量%以上であるSn基鉛フリーはんだ合金で、不可避不純物が0.01質量%未満のはんだ合金であれば上記と同様の寿命改善効果を持つことがわかった。Zn、Bi、Sb、Inを含む鉛フリーはんだ合金の場合であっても、不可避不純物を0.01質量%未満に抑制することで同様の寿命改善効果を得られることがわかった。
(実施例2)
実施例2のはんだ合金の疲労寿命を測定するために、温度サイクル試験を行なった。
実施例2は、実施例1と比較してはんだ合金5の構成が異なっている。はんだ合金5は、Agを3質量%、Cuを0.5質量%、Tiを0.1質量%含み、残りは主にSnで構成した。その他の構成および試験条件は同様にして、温度サイクル試験を行なった。
図2を参照して、試験の結果、疲労き裂6は、電極4の下方近傍で止まり、はんだ合金5を貫通しないことがわかった。
さらに、Snを90質量%以上含み、Ti、Zr、Y、Sc、LaおよびCeよりなる群から選ばれる1種以上の元素を合計で0.01質量%以上1質量%未満含み、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の元素を含んだはんだ合金5について、上記と同様の試験を行なった。
また、残部がAgおよびCuの少なくともいずれかからなるはんだ合金5について、上記と同様の試験を行なった。Agを0.3質量%以上5質量%以下含み、Cuを0.3質量%以上1.5質量%以下含むはんだ合金5について、上記と同様の試験を行なった。
その試験の結果、上記と同様に疲労き裂6は、電極4の下方近傍で止まり、はんだ合金5を貫通しないことがわかった。
したがって、実施例2のはんだ合金5では、従来の鉛フリーはんだである上記の比較例のはんだ合金5とは異なり、疲労き裂6の長さは極めて短く、破断に至るまでにはまだ十分な残存寿命があることがわかった。疲労寿命は、従来の鉛フリーはんだの2倍から3倍となることがわかった。
AgまたはCuを含み、Snが90質量%以上であり、Ti、Zr、Y、Sc、La、Ceのうち少なくとも1種または複数の元素が合計で0.01質量%以上1質量%未満含まれているSn基鉛フリーはんだ合金であれば上記と同様の寿命改善効果を持つことがわかった。Zn、Bi、Sb、Inを含む鉛フリーはんだ合金の場合であっても、合計で0.01質量%以上1質量%未満のTi、Zr、Y、Sc、La、Ceが添加されていれば同様の寿命改善効果を得られることがわかった。
上記では、鉛フリーはんだ合金の用途として、ガラスエポキシ製プリント基板にセラミクス製抵抗器を実装する場合について説明したが、これに限定されない。本発明のはんだ合金によれば、はんだ合金を用いて接続するあらゆる継ぎ手において上記と同様の疲労寿命の改善効果が得られる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
本発明は、はんだ合金およびそのはんだ合金を用いた電子回路基板に特に有利に適用され得る。
1 プリント基板、2 金属電極、3 電子部品、4 電極、5 はんだ合金、6 疲労き裂、10 電子回路基板。

Claims (7)

  1. Snを90質量%以上含み、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の添加元素を含み、かつ前記添加元素以外の不可避不純物を0.01質量%未満含む、はんだ合金。
  2. Zn、Bi、SbおよびInと、前記不可避不純物とが合計で0.01質量%未満である、請求項1に記載のはんだ合金。
  3. Agを0.3質量%以上5質量%以下含み、Cuを0.3質量%以上1.5質量%以下含む、請求項1または2に記載のはんだ合金。
  4. Snを90質量%以上含み、Ti、Zr、Y、Sc、LaおよびCeよりなる群から選ばれる1種以上の元素を合計で0.01質量%以上1質量%未満含み、残部がAg、Cu、Zn、Bi、SbおよびInよりなる群から選ばれる1種以上の元素を含む、はんだ合金。
  5. 前記残部がAgおよびCuの少なくともいずれかからなる、請求項4に記載のはんだ合金。
  6. Agを0.3質量%以上5質量%以下含み、Cuを0.3質量%以上1.5質量%以下含む、請求項4または5に記載のはんだ合金。
  7. 電子部品と、
    請求項1〜6のいずれかのはんだ合金を介して前記電子部品に接合された金属電極とを備えた、電子回路基板。
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