JP2011004270A - 光アクセス網、光加入者装置および光アクセス網の通信設定方法 - Google Patents

光アクセス網、光加入者装置および光アクセス網の通信設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011004270A
JP2011004270A JP2009146841A JP2009146841A JP2011004270A JP 2011004270 A JP2011004270 A JP 2011004270A JP 2009146841 A JP2009146841 A JP 2009146841A JP 2009146841 A JP2009146841 A JP 2009146841A JP 2011004270 A JP2011004270 A JP 2011004270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
wavelength
transmission
access network
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009146841A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5137906B2 (ja
Inventor
Masamitsu Fujiwara
正満 藤原
Hiroo Suzuki
裕生 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2009146841A priority Critical patent/JP5137906B2/ja
Publication of JP2011004270A publication Critical patent/JP2011004270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5137906B2 publication Critical patent/JP5137906B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】PONによる光アクセス網をWDM技術を用いて拡張し、かつ、光加入者装置の波長を自動設定する。
【解決手段】光加入者装置1−1〜1−Nと収容装置2との間の通信には、1以上の波長のいずれかと複数の送受信タイミングのとの組み合わせが割り当て可能であり、光加入者装置1−1〜1−Nは、送信波長が可変の光送信手段11と、受信波長が可変の光受信手段12と、光受信手段の受信波長を掃引して受信可能な波長を検出する検出手段13、15、16と、検出された受信可能な波長に対応する送信波長を送信手段に設定して、送信手段から収容装置2に、送受信タイミングの割り当て要求を送出する手段16とを有し、収容装置2は、光加入者装置1−1〜1−Nからの割り当て要求に対して、その割り当て要求に用いられている波長と組み合わせて利用可能な送受信タイミングがある場合には、その送受信タイミングを要求元に割り当てる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光アクセス網、光加入者装置および光アクセス網の通信設定方法に関する。
近年、インターネットをはじめとするデータ通信トラヒックの増大に対応するため、時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)技術を利用した光アクセス方式が導入されている。このような光アクセス方式としては、たとえば、IEEE準拠のGE-PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network)や、ITU準拠のG-PON(Gigabit-capable Passive Optical Network)を挙げることができる。
図9は、GE-PONあるいはG-PONにおける光アクセス網の構成例を示すブロック図である。この光アクセス網では、各加入者に配置される光加入者装置71−1〜71−N(Nは複数)と、収容局に配置される収容装置72とが、分岐器73を介して共通の光ファイバ74により結合されている。光加入者装置71−1〜71−Nは、ONU(Optical Network Unit)と呼ばれることが多い。収容装置72内には、OLT(Optical Line Terminal)と呼ばれる光終端装置が設けられる。実際の光アクセス網では、収容装置72から光加入者装置71−1〜71−Nに伝送される下り信号と、光加入者装置71−1〜71−Nから収容装置72に伝送される上り信号に、各々異なる波長を割り当て、同一の光ファイバ74上を双方向伝送させているが、ここでは、上り信号の伝送構成のみを示す。
各加入者に配置される光加入者装置71−1〜71−Nは、送信するデータ信号をフレームに格納し、収容装置72に伝送する。各加入者から送信されるフレームは、分岐器73において結合されるが、フレームの衝突を回避するために、各加入者がフレームを送信するタイミングは、収容装置72で制御されている。したがって、分岐器73で結合されたフレームは、図1の挿絵に示されるように、互いに重なり合うことなく、時間軸方向に多重されたものとなる。GE-PONや、G-PONでは、1Gb/s以上の高速なラインレートを、複数の加入者でシェアしている。この本光アクセス網の構成によれば、収容装置72と分岐器73を結合する光ファイバ74を共用化することにより、高速の光アクセスシステムを低コストで実現することができる。
今後の更なるデータ通信トラヒックの増大に対して、TDM技術を用いてラインレートの高速化を行う方式と、波長多重技術(WDM:Wavelength Division Multiplexing)を用いた方式により対応が可能であると考えられる。前者の一例として、IEEEにおいて標準化が進められている10GE-PONを挙げることができる。しかしながら、より高速な電気回路が必要となり、消費電力の増加を招くなど課題も多い。一方、後者として、1加入者に1波長を割り当てる方式が、さまざまな研究機関で検討されている。この方式によれば、高速の電気回路を必要としないことから、低消費電力化が期待できる。その反面、光部品を多く必要とするため、低コスト化が課題となる。以上を鑑みると、更なる高速化を、低コストかつ低消費電力に実現するには、TDM技術とWDM技術を組み合わせた方式が簡便であると考えられる。
図10は、GE-PONあるいはG-PONに、WDM技術を適用した光アクセス網の構成例を示すブロック図である。この光アクセス網では、光加入者装置81−1〜81−4と、収容局に配置される収容装置82とが、分岐器83を介して共通の光ファイバ84により結合されている。
簡単のため、ここでも上り信号の伝送構成のみを示す。図10に示す例では、上り信号を伝送するため、λ1、λ2の2波長を用いている。λ1は光加入者装置81−1、81−2に割り当てられ、λ2は光加入者装置81−3、81−4に割り当てられている。各加入者がフレームを送信するタイミングは収容装置82で制御され、分岐器83で結合されたフレームは、図1の挿絵に示されるように、波長ごとに、互いに重なり合うことなく、時間軸方向に多重されたものとなる。ここでは、簡単のため、光加入者装置数を4とし、2波長を用いる場合について説明したが、光加入者装置数は任意であり、また、波長数およびその割り当ても任意である。この構成において、収容装置82内に波長ごとに光終端装置(OLT)を設けるものとすると、個々の光終端装置が収容する光加入者装置数を減らすことにより、加入者に提供するサービス帯域を増大させることができる。
しかしながら、WDM技術を適用するに際して、光加入者装置に固定した波長を割り当てると、光加入者装置ごとに異なる波長を用いることから、光加入者装置が多品種化され、利便性が悪くなる。
これを解決する手法として、1加入者に1波長を割り当てるWDM方式では、波長可変デバイスを用いて、光加入者装置を単一品種化(カラーレス化)する手法が提案されている(特許文献1参照)。この手法では、光加入者装置で下り波長を掃引し、受信する光パワーがある値より小さい、もしくは以下であれば、その波長は他の光加入者装置には割り当てられていないとして、上り波長を、そのときの下り波長に対応する波長に設定する。一方、光パワーがある値より大きい、もしくは以上であれば、その波長は既に他の光加入者装置に割り当てられているとして、さらに下り波長を掃引する。波長設定が完了すると、その設定波長を収容装置に送出する。収容装置では、対応する下り波長を光加入者装置に向かって送出し、リンクを確立する。この手法では、光加入者装置をネットワークに接続するだけで、自動的に波長を設定可能とすることができ、光加入者装置の利便性を高めることができる。
また、光加入者装置における下り波長の受信に、光コヒーレント光検波方式を利用することもできる。この場合、波長可変の局部発振光を用いることで、下り波長を掃引することができる。上り波長を出力する光源と局発光が異なる場合は、上り波長と下り波長の組合せは任意である。これに対して、上り波長を出力する光源と局発光を共用化する場合(特許文献2参照)は、下り波長を選択すると自動的に上り波長が決定されることから、その組合せは一意に決定される。
図10に示すTDM技術とWDM技術を組み合わせた光アクセス網についても、特許文献1に記載の手法と同様の自動波長設定手法を適用すれば、光加入者装置81−1〜81−4を単一品種化し、利便性を向上できるように思われる。しかしながら、特許文献1の手法では、未使用の下り波長を検出して、下り信号に先んじて上り信号を送出している。これに対して、TDM技術を用いるGE−PONやG-PONでは、光加入者装置81−1〜81−4の送受信タイミングを設定する必要から、下り信号が上り信号に先んじて送出される必要がある。このため、特許文献1の手法をGE−PONやG-PONに適用することはできない。
WO2007/086514 特開2007−49597号公報
本発明は、このような背景の下に行われたものであり、TDM技術を用いて加入者が送受信する信号を多重する光アクセス網を、WDM技術を用いて拡張し、かつ、加入者に配置される光加入者装置の波長が自動的に設定される光アクセス網、光加入者装置および光アクセス網の通信設定方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によると、複数の光加入者装置と、この複数の光加入者装置を共通の光伝送路を介して収容する収容装置とを有する光アクセス網において、光加入者装置の各々と収容装置との間の通信には、1以上の波長のいずれかと複数の送受信タイミングのいずれかとの組み合わせが割り当て可能であり、光加入者装置はそれぞれ、送信波長が可変の光送信手段と、受信波長が可変の光受信手段と、光受信手段の受信波長を掃引して受信可能な波長を検出する検出手段と、検出された受信可能な波長に対応する送信波長を送信手段に設定して、送信手段から収容装置に、送受信タイミングの割り当て要求を送出する手段とを有し、収容装置は、光加入者装置のいずれかを要求元とする割り当て要求に対して、その割り当て要求に用いられている波長と組み合わせて利用可能な送受信タイミングがある場合には、その送受信タイミングを要求元に割り当てることを特徴とする光アクセス網が提供される。
本発明の第2の観点によると、複数の加入者を共通の光伝送路を介して収容し、複数の加入者の各々の通信には1以上の波長のいずれかと複数の送受信タイミングのいずれかとの組み合わせを割り当てる光アクセス網で、複数の加入者にそれぞれ配置される光加入者装置において、送信波長が可変の光送信手段と、受信波長が可変の光受信手段と、光受信手段の受信波長を掃引して受信可能な波長を検出する検出手段と、検出された受信可能な波長に対応する送信波長を送信手段に設定して、送受信タイミングの割り当てを要求する手段とを有することを特徴とする光加入者装置が提供される。
本発明の第3の観点によると、複数の光加入者装置を共通の光伝送路を介して収容装置に収容する光アクセス網で、複数の光加入者装置の各々の通信に、1以上の波長のいずれかと複数の送受信タイミングのいずれかとの組み合わせを割り当てる光アクセス網の通信設定方法において、複数の光加入者装置のうち割り当てを求める光加入者装置から、その光加入者装置で受信波長を掃引することで検出された受信可能な波長に対応する送信波長で送受信タイミングの割り当てを収容装置に要求し、収容装置は、その要求に用いられている波長と組み合わせて利用可能な送受信タイミングがある場合には、その送受信タイミングを要求元の光加入者装置に割り当てることを特徴とする光アクセス網の通信設定方法が提供される。
本発明によると、各加入者に送受信タイミングを割り当てることにより加入者が送受信する信号を多重するTDM技術を用いた光アクセス網を、1以上の波長を割り当てるWDM技術を用いて拡張し、かつ、加入者に配置される光加入者装置の波長を自動的に設定することができる効果がある。
本発明の実施の形態に係る光アクセス網の構成例を示すブロック図である。 光加入者装置と収容装置との間の送受信波長設定の処理の流れを示すフローチャートである。 光終端装置への光加入者装置の登録プロセスの一例を説明する図である。 コヒーレント光検波方式による光加入者装置の構成例を示すブロック図である。 コヒーレント光検波方式による光加入者装置の図4に示す構成とは別の構成例を示すブロック図である。 コヒーレント光検波方式による光加入者装置の図4および図5にそれぞれ示す構成とはさらに別の構成例を示すブロック図である。 コヒーレント光検波方式による光加入者装置の図4から図6にそれぞれ示す構成とはさらに別の構成例を示すブロック図である。 図1に示す光アクセス網内の収容装置の別の構成例を示すブロック図である。 GE-PONあるいはG-PONにおける光アクセス網の構成例を示すブロック図である。 GE-PONあるいはG-PONに、WDM技術を適用した光アクセス網の構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
[構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る光アクセス網の構成例を示すブロック図である。この光アクセス網は、複数Nの光加入者装置1−1〜1−Nと、収容装置2とを有する。光加入者装置1−1〜1−Nは、分岐器3を介して、共通の光ファイバ4により、収容装置2に結合されている。光加入者装置1−1〜1−Nの各々と収容装置2との間の通信には、1以上の波長のいずれかと複数の送受信タイミングのいずれかとの組み合わせが割り当て可能である。
光加入者装置1−1〜1−Nはそれぞれ、送信器11、受信器12、波長可変フィルタ13、合分波器14、検出器15および制御回路16を有する(図1には、光加入者装置1−1の構成のみを示す)。送信器11は、送信波長が可変の光送信手段を構成する。受信器12および波長可変フィルタ13は、受信波長が可変の光受信手段を構成する。合分波器14は、送信器11の送信信号を収容装置2に向けて送り出し、収容装置2からの信号を、波長可変フィルタ13を介して受信器12に結合する。検出器15および制御回路16は、受信器12の受信波長を掃引して受信可能な波長を検出する検出手段と、検出された受信可能な波長に対応する送信波長を送信器11に設定して、送信器11から収容装置2に、送受信タイミングの割り当て要求を送出する手段とを構成する。
収容装置2は、合分波器21と、光終端装置(OLT)22−1〜22−M(Mは1以上の整数)とを有する。合分波器21は、光ファイバ4から到来するWDM信号を波長ごとに分波し、また、光終端装置22−1、22−Mからの波長の異なる信号を合波してWDM信号を生成し、光ファイバ4に結合する。光終端装置22−1〜22−Mは、互いに異なる波長を終端し、それぞれ、光加入者装置1−1〜1−Nのいずれかを要求元とする割り当て要求に対して、その割り当て要求に用いられている波長と組み合わせて利用可能な送受信タイミングがある場合には、その送受信タイミングを要求元に割り当てる機能を有する。
[波長の設定]
図2は、光加入者装置1−1〜1−Nと収容装置2との間の送受信波長設定の処理の流れを示すフローチャートである。以下では、光加入者装置1−i(iは1〜Nのいずれかの整数)と収容装置2との間の波長設定を例に説明する。
波長設定を行おうとする光加入者装置1−iでは、まず、制御回路16からの波長掃引信号に従って、波長可変フィルタ13の透過波長を下り波長に合わせつつ掃引させる(ステップS1)。そして、光受信器12において光電気変換された信号の一部を検出器15に送り、光パワーを測定し、その結果を制御回路16に送る。制御回路16は、光パワーがある値より大きい、もしくは以上であれば(ステップS2で「はい」)、波長設定信号を送出し、光送信器11の波長を、このときの下り波長に対応する波長に設定する。上り波長と下り波長の絶対値、およびそれらの対応する組合せについては、一意に決められており、そのテーブルが制御回路16に記述されている。一方、光パワーがある値より小さい、もしくは以下であれば(ステップS2で「いいえ」)、波長可変フィルタ13の透過波長を掃引し、再度、ステップS3、S4を繰り返す。
波長設定が完了すると、制御回路16は、出力制御信号を送出し、送信器11に対して、光信号を送信するよう指令を出す。すなわち、制御回路16は、送信器11から、設定波長を用いて、GE-PONまたはG-PONにおける通常の光加入者装置登録プロセスにしたがって、その波長を終端する光終端装置22−j(jは1〜Mのいずれかの整数)に、登録要求を行う(ステップS3)。光終端装置22−jと接続可能であり、その光終端装置22−jへの登録が完了すれば(ステップS4で「はい」)、そのまま通信プロセスに移行する。登録が完了しない場合(ステップS4で「いいえ」)は、波長可変フィルタ13の透過波長をさらに掃引し、再度これまでの動作(ステップS3、S4)を行う。ただし、光終端装置22−jに対する1回目の登録要求に失敗した場合は、同一の光終端装置22−jに対して、再度登録要求を行うことが望ましい。他の光加入者装置が同時に接続された場合に、登録要求が衝突することがあるからである。衝突の検出は、例えばGE−PONの場合、フレームの末尾にあるFCS(Frame Check Sequence)にエラーが生じるか否かで判断する。
[光終端装置への光加入者装置の登録]
図3は、光終端装置への光加入者装置の登録プロセスの一例を説明する図である。この登録プロセスは、GE-PONとG-PONの場合で似通っている。ここでは、一例として、Discoveryプロセスと呼ばれるGE-PONの光加入者装置登録プロセスを示す。
波長設定が完了した光加入者装置1−iからの登録要求があると、光終端装置22−jは、未登録の光加入者装置1−iに対して、送受信タイミングを通知する(Discovery Gate)。次に、光加入者装置1−iから光終端装置22−jに対して、登録要求を行う(Register Request)。光終端装置22−jは、それを受けて、光加入者装置1−iに、登録番号、送信帯域、および送受信タイミングを通知する(Gate)。最後に、光加入者装置1−iから光終端装置22−jにACK信号を送出して、登録が完了する(Register ACK)。このDiscoveryプロセスは、通信がプロセスに移行してからも、通信を一時的に中止した上で定期的に行われる。
なお、ここでは、波長可変フィルタ13を用いて受信波長を掃引する例を説明したが、波長可変な局発光を用いて、コヒーレント光検波を行うことにより、下り波長を掃引することもできる。上り波長を出力する光源と局発光が異なる場合は、上り波長と下り波長の組合せは任意である。それに対して、上り波長を出力する光源と局発光を共用化する場合(特許文献2)の場合は、下り波長を選択すると自動的に上り波長が決定されることから、その組合せは一意に決定される。
[コヒーレント光検波方式の利用]
図4は、コヒーレント光検波方式による光加入者装置の構成例を示す光加入者装置30として示すブロック図である。ここでは、図1に示す送信器11、受信器12、波長可変フィルタ13および合分波器14に相当する部分の構成を示す。
この光加入者装置30は、光源31、分波器32、受信器33、変調器34およびサーキュレータ35を有する。光源31は、波長設定信号により設定される波長で発光する。分波器32は、光源31の出力の一部を分波する。受信器33は、分波器32により分波された光源31の出力を局部発振光として用い、下り信号をコヒーレント光検波する。コヒーレント光検波の方式としては、ホモダイン光検波や、ヘテロダイン光検波を用いることができる。変調器34は、光源31の出力をデータ信号に変調する。サーキュレータ35は、変調器34の出力を、上り信号として、収容装置2に向けて伝送する。サーキュレータ35はまた、収容装置2からの下り信号を、受信器33に出力する。
光加入者装置30はまた、遮断器36を有する。遮断器36には、論理和回路37を介して、ディセーブル(Disable)信号と、図1に示す制御回路16からの出力制御信号の否定と、の論理和が入力される。Disable信号は、光加入者装置30が非送信時間のときにオンとなる信号である。
遮断器36は、光加入者装置30の通信動作時には、非送信時間において光加入者装置30の発光を停止するDisable信号により駆動され、変調器34の出力を遮断する。これにより、受信器33が収容装置2からの下り信号を受信するときでも、変調器34の出力が光ファイバ4に送出されることがなく、光ファイバ4上で他の光加入者装置が出力する上り信号と干渉してその性能を劣化させることを防止することができる。遮断器36を変調器34の入力側に配置し、変調器34に入力される光源31の出力を遮断する構成とすることもできる。遮断器36としては、アッテネーション量が十分取れるアッテネータが用いられる。
光加入者装置30は、波長設定時には、図1に示す制御回路16からの波長設定信号により、光源31の出力する波長を掃引する。送信波長を掃引することで受信波長も掃引されるので、図1に示す波長掃引信号は不要である。また、この時点でDisable信号は出力されていないが、出力制御信号がオフのため、論理和回路37の出力は必ずオンとなり、遮断器36は変調器34の出力を遮断する。したがって、下り波長をモニタするために掃引波長を発光させたとしても、他の光加入者装置が出力する上り信号を劣化させることはない。一方、光終端装置への登録プロセスのためには、変調器34の出力を光終端装置へ送る必要がある。そこで、出力制御信号がオンになった時点で、Disable信号が出力される。これにより、Disable信号がオフ、すなわち光加入者装置30の送信時間において、論理和回路37の出力がオフとなり、遮断器36による遮断が解除され、変調器34から出力される光信号が、収容装置2へ伝送される。
図5は、コヒーレント光検波方式による光加入者装置の別の構成例を光加入者装置40として示すブロック図である。この光加入者装置40は、アッテネータを用いた遮断器36に代えて、半導体光増幅器(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)41を用いることが、図4に示す構成例と大きく異なる。また、この場合には、論理積回路42を用いて、送信時間であることを表すイネーブル(Enable)信号と、図1に示す制御回路16からの出力制御信号との論理積により、半導体光増幅器38の駆動電流を変調する。駆動電流が流れないとき、半導体光増幅器41は、変調器34から出力される光信号を完全に吸収して、遮断器として動作する。送信時間および光終端装置への登録プロセス時には、遮断が解除される。半導体光増幅器41を変調器34の入力側に配置し、変調器34に入力される光源31の出力を遮断する構成とすることもできる。
図6は、コヒーレント光検波方式による光加入者装置の別の構成例を光加入者装置50として示すブロック図である。この光加入者装置50は、変調器および遮断器が同じ半導体光増幅器51により構成されることが、図4および図5にそれぞれ示す構成例と大きく異なる。半導体光増幅器51の駆動電流を送信信号によって変調することで、半導体光増幅器51に、変調器および遮断器の双方の機能をもたせることができる。ここで、送信信号は、データ信号をスイッチ52に入力し、論理積回路42の出力するEnable信号と出力制御信号との論理積のオフからオンに従って、スイッチ52をオフからオンにして得られる信号である。半導体光増幅器51を駆動するポートが、データ信号ポートとバイアスポートとに分かれている場合には、それぞれに、データ信号と論理積回路42の出力とを入力する。
図7は、コヒーレント光検波方式による光加入者装置のさらに別の構成例を光加入者装置60として示すブロック図である。この光加入者装置60は、光源と変調器とが、データ信号により直接変調されてFSK(Frequency Shift Keying)信号を生成する光源61により構成されることが、図5に示す構成例と異なる。FSK信号を生成する光源61としては、たとえば分布帰還型レーザダイオード(DFB−LD:Distributed Feedback Laser−diode)を用いることができる。
FSK信号は、周波数の変換により変調されているので、データ信号がオフの時であっても、光源61からはオンの場合とほぼ同等の光パワーが出力される。このため、下り信号の受信に大きな問題は生じない。ただし、FSK変調による光スペクトルの拡がりが大きいと、受信された下り信号の性能が劣化するため、変調指数が最小のMSK(Minimum Shift Keying)を用いることが望ましい。
[収容装置の別の構成例]
図8は、図1に示す収容装置2の別の構成例を示すブロック図である。この構成例は、複数の光加入者装置1−1〜1−Nの各々に割り当てられている波長および送受信タイミングの組み合わせを管理する手段として、光終端装置22−1〜2−Mに共通に接続される共通端末23を有する。共通端末23は、光終端装置22−1〜2−Mのそれぞれの状態、およびそれぞれに登録される光加入者装置1−1〜1−Nの状態に関する情報をモニタする。
[網の再構成]
共通端末23は、必要に応じて、光加入者装置1−1〜1−Nの一部に対する波長および送受信タイミングの割り当てを取り止め、その一部の光加入者装置1−1〜1−Nに波長の検出および送受信タイミングの割り当て要求を行わせて、光加入者装置1−1〜1−Nの各々に対する波長および送受信タイミングの割り当てを再構成することができる。このような再構成は、たとえば、光終端装置を増設して利用可能な波長を増やす場合や、光終端装置の交換、光終端装置1−1〜1−N間での構成の変更、光終端装置1−1〜1−N間の負荷の調整などのために行うことができる。
収容装置2内に光終端装置22−Mを増設する場合を例に、網の再構成について説明する。光終端装置22−Mが増設されると、その情報が、光終端装置22−Mから共通端末23に伝達される。共通端末23は、増設情報が伝達されると、既設の光終端装置22−1〜22−[M−1]に登録されている一部の光加入者装置を選択し、それらについて登録を中止するように、光終端装置22−1〜22−[M−1]に指令を出す。既設の光終端装置22−1〜22−[M−1]がその指令に従うことにより、登録を中止された光加入者装置は、図2に示す送受信波長設定の処理に従って、受信可能な他の下り波長を探索し、増設された光終端装置22−Mに登録される。登録の中止は、例えば、光加入者装置に登録番号の通知を行わないことで実行できる。
ここで、送出すべきフレームを抱えた光加入者装置について登録を中止すると、波長設定を行っている間、通信が途中で途切れることになる。これを避けるためには、登録を中止する光加入者装置として、その時点でデータ通信が行われていないものを選択することが望ましい。その選択は、通信プロセスにおいて、光加入者装置から光終端装置に通知される送信したいフレーム量の情報を基に行うことができる。
このように網を再構成することにより、光終端装置22−1〜22−Mのそれぞれに登録される数を分散し、光加入者装置1−1〜1−Nにそれぞれ割り当てられる帯域を、平均的に増やすことができる。分散化の観点から、割り当て可能な波長がそれぞれ、光加入者装置1−1〜1−Nのうちの均等な数の光加入者装置に割り当てられるまで、再構成を行うことが望ましい。すなわち、光終端装置22−1〜22−Mにそれぞれ登録される光加入者装置の数の差が1以下になった時点で一旦中止し、2以上になると再開することが望ましい。
さらに、共通端末23は、収容装置2から光加入者装置1−1〜1−Nへ向けて送信する信号に、利用可能な波長に関する情報を光終端装置22−1〜22−Mに伝達し、それを下り進行に重畳して送出することもできる。この場合、光加入者装置1−1〜1−Nはそれぞれ、受信器12あるいは33の受信信号から、重畳されている利用可能な波長に関する情報を取得して、送信器11または光源31あるいは61の送信波長、および受信器12あるいは33の受信波長を設定する。これにより、図2に示す波長設定処理において、受信波長の探索時間を大幅に短縮することができる。たとえばGE−PONの場合、図3に示すDiscovery Gateに波長情報を重畳しておけば、波長を設定しようとする光加入者装置は、それを読み取ることにより、登録に失敗した場合であっても、次に設定すべき波長を容易に知ることができる。
波長設定処理および送受信タイミングの割り当て処理は、光終端装置の増設や変更だけでなく、光加入者装置の増設時にも同様に実行することができる。
1−1〜1−N、30、40、50、60 光加入者装置
2 収容装置
3 分岐器
4 光ファイバ
11 送信器
12、33 受信器
13 波長可変フィルタ
14、21 合分波器
15 検出器
16 制御回路
22−1〜22−M 光終端装置
23 共通端末
31、61 光源
32 分波器
34 変調器
35 サーキュレータ
36 遮断器
37、52 スイッチ
41、51 半導体光増幅器
42 論理和回路

Claims (9)

  1. 複数の光加入者装置と、この複数の光加入者装置を共通の光伝送路を介して収容する収容装置とを有する光アクセス網において、
    上記複数の光加入者装置の各々と上記収容装置との間の通信には、1以上の波長のいずれかと複数の送受信タイミングのいずれかとの組み合わせが割り当て可能であり、
    上記複数の光加入者装置はそれぞれ、
    送信波長が可変の光送信手段と、
    受信波長が可変の光受信手段と、
    上記光受信手段の受信波長を掃引して受信可能な波長を検出する検出手段と、
    検出された上記受信可能な波長に対応する送信波長を上記送信手段に設定して、上記送信手段から上記収容装置に、送受信タイミングの割り当て要求を送出する手段と
    を有し、
    上記収容装置は、上記複数の光加入者装置のいずれかを要求元とする上記割り当て要求に対して、その割り当て要求に用いられている波長と組み合わせて利用可能な送受信タイミングがある場合には、その送受信タイミングを上記要求元に割り当てる
    ことを特徴とする光アクセス網。
  2. 請求項1記載の光アクセス網において、
    前記検出手段は、検出した波長に対して前記収容装置からの送受信タイミングの割り当てがない場合には、前記受信波長をさらに掃引して新たな波長を検出する
    こと特徴とする光アクセス網。
  3. 請求項1記載の光アクセス網において、
    前記要求する手段は、前記収容装置からの送受信タイミングの割り当てがない場合には、あらかじめ定められた回数だけ前記割り当て要求を繰り返し、
    前記検出手段は、前記あらかじめ定められた回数の前記割り当て要求を繰り返しても前記収容装置からの送受信タイミングの割り当てがない場合には、前記受信波長をさらに掃引して新たな波長を検出する
    ことを特徴とする光アクセス網。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の光アクセス網において、
    前記収容装置は、前記複数の光加入者装置の各々に割り当てられている波長および送受信タイミングの組み合わせを管理する手段を有し、
    この管理する手段は、必要に応じて、前記複数の光加入者装置の一部に対する波長および送受信タイミングの割り当てを取り止め、その一部の光加入者装置に波長の検出および送受信タイミングの割り当て要求を行わせて、前記複数の光加入者装置の各々に対する波長および送受信タイミングの割り当てを再構成する
    ことを特徴とする光アクセス網。
  5. 請求項4記載の光アクセス網において、
    前記管理する手段は、前記再構成時に、前記一部の光加入者装置として、その時点でデータ通信が行われていないものを選択する
    ことを特徴とする光アクセス網。
  6. 請求項4または5記載の光アクセス網において、
    前記管理する手段は、割り当て可能な波長がそれぞれ、前記複数の光加入者装置のうちの均等な数の光加入者装置に割り当てられるまで、前記再構成を行う
    ことを特徴とする光アクセス網。
  7. 請求項4から6のいずれか記載の光アクセス網において、
    前記管理する手段は、前記収容装置から前記複数の光加入者装置へ向けて送信する信号に、利用可能な波長に関する情報を重畳し、
    前記複数の光加入者装置はそれぞれ、前記光受信手段の受信信号から上記利用可能な波長に関する情報を取得して、前記光送信手段の送信波長および上記光受信手段の受信波長を設定する
    ことを特徴とする光アクセス網。
  8. 複数の加入者を共通の光伝送路を介して収容し、上記複数の加入者の各々の通信には1以上の波長のいずれかと複数の送受信タイミングのいずれかとの組み合わせを割り当てる光アクセス網で、上記複数の加入者にそれぞれ配置される光加入者装置において、
    送信波長が可変の光送信手段と、
    受信波長が可変の光受信手段と、
    上記光受信手段の受信波長を掃引して受信可能な波長を検出する検出手段と、
    検出された上記受信可能な波長に対応する送信波長を上記送信手段に設定して、送受信タイミングの割り当てを要求する手段と
    を有することを特徴とする光加入者装置。
  9. 複数の光加入者装置を共通の光伝送路を介して収容装置に収容する光アクセス網で、上記複数の光加入者装置の各々の通信に、1以上の波長のいずれかと複数の送受信タイミングのいずれかとの組み合わせを割り当てる光アクセス網の通信設定方法において、
    上記複数の光加入者装置のうち上記割り当てを求める光加入者装置から、その光加入者装置で受信波長を掃引することで検出された受信可能な波長に対応する送信波長で送受信タイミングの割り当てを上記収容装置に要求し、
    上記収容装置は、その要求に用いられている波長と組み合わせて利用可能な送受信タイミングがある場合には、その送受信タイミングを要求元の光加入者装置に割り当てる
    ことを特徴とする光アクセス網の通信設定方法。
JP2009146841A 2009-06-19 2009-06-19 光アクセス網、光加入者装置および光アクセス網の通信設定方法 Expired - Fee Related JP5137906B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009146841A JP5137906B2 (ja) 2009-06-19 2009-06-19 光アクセス網、光加入者装置および光アクセス網の通信設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009146841A JP5137906B2 (ja) 2009-06-19 2009-06-19 光アクセス網、光加入者装置および光アクセス網の通信設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011004270A true JP2011004270A (ja) 2011-01-06
JP5137906B2 JP5137906B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=43561821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009146841A Expired - Fee Related JP5137906B2 (ja) 2009-06-19 2009-06-19 光アクセス網、光加入者装置および光アクセス網の通信設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5137906B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014072545A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Oki Electric Ind Co Ltd Wdm/tdm−pon方式用の局側装置及び光通信ネットワークシステム
JP2014236484A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 日本電信電話株式会社 光通信システム及び衝突検出方法
JP2015033003A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 株式会社日立製作所 ネットワークシステム、及び、加入者装置
US9094150B2 (en) 2013-03-18 2015-07-28 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method for registering optical network unit in telecommunications network and optical network unit therefor
JP2015186221A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 沖電気工業株式会社 加入者側装置登録方法
WO2019225345A1 (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 日本電信電話株式会社 波長可変光フィルタ制御装置及び波長可変光フィルタ制御方法
WO2023276042A1 (ja) * 2021-06-30 2023-01-05 日本電気株式会社 光トランシーバ、光通信システム、光伝送装置、光トランシーバの設定方法及びコンピュータ可読媒体

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO329665B1 (no) 2009-06-03 2010-11-29 Biowater Technology AS Fremgangsmate og reaktor for behandling av vann

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006165953A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Oki Electric Ind Co Ltd 光通信システム
JP2007195227A (ja) * 2007-03-07 2007-08-02 Hitachi Communication Technologies Ltd Wdm型ponシステム
JP2009077280A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Hitachi Communication Technologies Ltd パッシブ光ネットワークシステムおよびレンジング方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006165953A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Oki Electric Ind Co Ltd 光通信システム
JP2007195227A (ja) * 2007-03-07 2007-08-02 Hitachi Communication Technologies Ltd Wdm型ponシステム
JP2009077280A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Hitachi Communication Technologies Ltd パッシブ光ネットワークシステムおよびレンジング方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014072545A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Oki Electric Ind Co Ltd Wdm/tdm−pon方式用の局側装置及び光通信ネットワークシステム
US9094150B2 (en) 2013-03-18 2015-07-28 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method for registering optical network unit in telecommunications network and optical network unit therefor
JP2014236484A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 日本電信電話株式会社 光通信システム及び衝突検出方法
JP2015033003A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 株式会社日立製作所 ネットワークシステム、及び、加入者装置
JP2015186221A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 沖電気工業株式会社 加入者側装置登録方法
WO2019225345A1 (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 日本電信電話株式会社 波長可変光フィルタ制御装置及び波長可変光フィルタ制御方法
WO2023276042A1 (ja) * 2021-06-30 2023-01-05 日本電気株式会社 光トランシーバ、光通信システム、光伝送装置、光トランシーバの設定方法及びコンピュータ可読媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5137906B2 (ja) 2013-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5137906B2 (ja) 光アクセス網、光加入者装置および光アクセス網の通信設定方法
US10148385B2 (en) Optical port auto-negotiation method, optical module, central office end device, and terminal device
US9479284B2 (en) Discovery method, optical communication method, and optical communication system
JP5490517B2 (ja) 光通信システム、光通信方法およびolt
US20140233954A1 (en) Link establishment method for multi-wavelength passive optical network system
JP6072285B2 (ja) 親局装置および通信システム
JP6053232B2 (ja) 光通信システム及び光通信異常復帰方法
CN105765916A (zh) 保护方法和光通信系统
US20150326337A1 (en) Optical system, and dynamic wavelength bandwidth allocation method for optical system
US20150222385A1 (en) Transponder for wdm ring network
JP5414373B2 (ja) 光アクセス網、光通信方法および光加入者装置
JP5067610B2 (ja) Ponシステムにおける局側端局装置
CN106160840B (zh) 波分复用无源光网络光纤链路分布式保护装置及其保护方法
US20180213307A1 (en) Communication Method, Apparatus, and System for Passive Optical Network
US20180131461A1 (en) Station-side device and wavelength changeover method
JP6413484B2 (ja) 局側終端装置、光アクセスネットワーク及び通信方法
JP2014135618A (ja) 光通信システムの局側装置及び受信方法
JP2015173384A (ja) 通信システム、加入者側装置、局側装置および無瞬断切替方法
JP6189800B2 (ja) Wdm/tdm−ponシステム及びその動的波長帯域割当方法
JP6296834B2 (ja) 親局装置、制御装置、光通信システムおよび障害切替方法
JP6178264B2 (ja) 波長監視方法、波長監視システム及び親ノード
JP5942751B2 (ja) Wdm/tdm−pon方式用の局側装置及び光通信ネットワークシステム
JP5466319B1 (ja) ディスカバリ方法
CN112104927B (zh) 一种无源光网络的波长切换、配置方法及装置
KR20130007481A (ko) 파장분할다중화방식 수동형 광통신 네트워크 시스템을 위한 링크 설정 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5137906

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees