JP2015186221A - 加入者側装置登録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変波長フィルタの透過波長と可変減衰器の減衰量を掃引して加入者側装置を登録するにあたり、可変減衰器の減衰量を変更する回数を最小限に抑え、かつ、低速応答の可変減衰器でも実施できる方法を提供する。
【解決手段】複数の局側装置のいずれかが送信する信号に対して、可変減衰器での減衰量の最適値を取得する。最適値を取得した後、可変波長フィルタの透過波長を変更して、ディスカバリゲートを受信する。
【選択図】図5

Description

この発明は、複数の局側装置を有する収容局と、1又は複数の加入者側装置とで構成されるネットワークにおける加入者側装置登録方法に関する。
通信事業者の所有する建物(局)と加入者宅を結ぶ通信網は、アクセス系ネットワークと呼ばれる。昨今の通信容量の増大を受け、アクセス系ネットワークでは、光通信を利用することにより膨大な情報量の伝送を可能とする、光アクセス系ネットワークが主流になりつつある。
光アクセス系ネットワークの一形態として受動型光加入者ネットワーク(PON:Passive Optical Network)がある。PONは、局内に設けられる1つの局側装置(OLT:Optical Line Terminal)と、加入者宅にそれぞれ設けられる複数の加入者側装置(ONU:Optical Network Unit)と、光カプラとを備えて構成される。OLT及びONUと、光カプラとは、光ファイバで接続される。
OLTと光カプラの間の接続には、一芯の光ファイバが用いられる。この一芯の光ファイバは、光カプラにより分岐され複数のONUにより共有される。また、光カプラは、安価な受動素子である。このように、PONは、経済性に優れ、また、保守も容易である。このため、PONの導入は、急速に進んでいる。
PONでは、各ONUからOLTに送られる信号(以下、上り光信号と称することもある)は、光カプラで合波されてOLTに送信される。一方、OLTから各ONUに送られる信号(以下、下り光信号と称することもある)は、光カプラで分波されて各ONUに送信される。なお、上り光信号と下り光信号との干渉を防ぐために、上り光信号と下り光信号には、それぞれ異なる波長が割り当てられる。
また、PONでは、様々な多重技術が用いられる。PONで用いられる多重技術には、時間軸上の短い区間を各加入者に割り当てる時分割多重(TDM:Time Division Multiplex)技術、異なる波長を各加入者に割り当てる波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplex)技術、異なる符号を各加入者に割り当てる符号分割多重(CDM:Code Division Multiplex)技術などがある。これらの多重技術の中で、TDMを利用するTDM−PONが、現在最も広く用いられている。TDM−PONでは、TDMA(Time Division Multiple Access)が用いられている。TDMAは、OLTが、各ONUの送信タイミングを管理して、異なるONUからの上り光信号同士が衝突しないように制御する技術である。
PONシステムの中で、Ethernet(登録商標)技術を使用したものを、Ethernet(登録商標)−PONと称し、Gigabit(1×10bit/sec)Ethernet(登録商標)技術を使用したものをGE−PONと称する。GE−PONは、IEEE802.3ahで標準化されている。
GE−PONシステムにおいて、OLTとONUとの間の通信を行うためには、OLTにONUを登録する必要がある。GE−PONシステムでは、1つのOLTに対して、複数のONUが接続されているため、新たなONUの登録は、他の登録済みのONUとOLTとの間の通信に影響することなく行われる必要がある。そのため、上記IEEE802.3ah(以下、標準と称する)では、未登録のONUがOLTに検出され、登録される手順(以下、ディスカバリシーケンスと称する)が規定されている。
OLTは、周期的にディスカバリゲートをブロードキャスト送信する。ディスカバリゲートは、ONUが登録されているか否かに関わらず全てのONUに対して送信される。なお、OLTがディスカバリゲートを送信する周期をディスカバリ周期と称する。PONシステムに新たに接続されたONUは、電源がON状態になり、信号の受信が可能な状態になると、周期的にディスカバリゲートを受信する。
未登録のONUでは、ディスカバリゲートを受信すると、OLTに対して登録を要求するレジスタリクエストを送信する。レジスタリクエストには、各ONUの個体識別番号としてのMACアドレスが含まれている。
一方、OLTでは、ディスカバリウィンドウが設定されている。OLTは、このウィンドウが開いている時間の間、レジスタリクエストの受信を待つ。
OLTは、レジスタリクエストを受信することで、ONUのMACアドレスを認識する。OLTは、認識したMACアドレスを有するONU宛にレジスタを送る。レジスタには、PONシステムにおけるリンク番号(LLID)が含まれている。
また、OLTは、レジスタの送信に続いて、送信帯域及び送信タイミングを通知して、上り光信号の送信を許可するゲートをONUに送る。
ゲートを受信したONUは、レジスタアック(ACK)をOLTに対して送信する。OLTがレジスタアックを受信すると、ONUの登録が完了する。すなわち、ディスカバリシーケンスが終了する。
ONUが登録された後は、OLT−ONU間の通常の通信が行われる。
ところで、TDM及びWDMを併用したPONシステム(以下、TWDM−PONとも称する)が提案されている。TWDM−PONでは、例えば収容局が複数のOLTを有している。
TWDM−PONでは、各OLTに、それぞれ異なる送信波長が割り当てられる。そして、各OLTは、割り当てられた波長の下り光信号を送信する。一方、ONUは、OLTからの下り光信号によって通知された送信波長及び送信タイミングで上り光信号を送信する。各ONUには、それぞれ異なる送信タイミングが割り当てられる。TWDM−PONでは、管理するONUを、複数のOLTで振り分けて管理し、1つのOLTが管理するONUを減らすことにより、加入者に提供するサービス帯域を増大させることができる。
ここで、TWDM−PONでは、ONUは、複数のOLTのうちのいずれかに登録されればよい。既に説明したように、TWDM−PONでは、ONUは、OLTに応じた波長で通信を行うため、送信及び受信可能な波長が可変であるのが好ましい。
そこで、TWDM−PONにおいて、ONUに可変波長フィルタ(T−FL)を設ける構成がある(例えば、特許文献1参照)。
この構成において、未登録のONUは、可変波長フィルタの透過波長を掃引して、ディスカバリゲートを待機する。
未登録のONUは、下り光信号が入力されると、その光パワーを測定する。そして、測定された光パワーがある値よりも小さい場合には、可変波長フィルタの透過波長を変更し、異なる透過波長を設定する。
また、測定された光パワーがある値以上の場合には、未登録のONUは、下り光信号がディスカバリゲートであるか否かを判定する。ディスカバリゲートが検出されれば、上述した各過程により、ディスカバリシーケンスが行われる。一方、ディスカバリゲートが検出されなければ、ディスカバリゲートを一定時間待機する。この一定時間の間にディスカバリゲートを受信しない(すなわちタイムアウトとなる)場合には、再び可変波長フィルタの透過波長を変更し、異なる透過波長を設定する。
TWDM−PONでは、光送信器をより高い光強度で発光させて従来の伝送距離以上に離れた場所に位置するONUとの通信を可能にする。しかし、より高い光強度で発光させると、近距離に位置するONUへ入力される光強度が高すぎて、受信器が故障する可能性がある。このため、受信器の前に可変光減衰器(VOA)を挿入して、伝送距離に応じた最適な光強度で下り光信号が入力されるようにする技術も報告されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2011−004270号公報 特開2012−019264号公報
特許文献2に記載されている構成に対して、上述したディスカバリシーケンスを行うと、ONUはディスカバリゲートのタイミング、波長、及び光強度が分からないため、T−FLの中心波長掃引と、VOAの減衰量掃引が必要となる。T−FLの中心波長をディスカバリゲートの波長に設定し、VOAの減衰量を最適値に調整して初めてディスカバリゲートを受信することができる。
このためのT−FLとVOAの掃引方法として、T−FLを波長1に固定し、VOAの減衰量を最大から徐々に減少させて、パワーモニタにおける光強度が受信器のダイナミックレンジに収まるように調整する方法が考えられる。この場合、VOAが掃引完了してもパワーモニタに光強度が検出されなかった場合、その波長による下り信号は送信されていないと判断して、次の波長にシフトする。また、下り信号を検出して、更に光強度を最適化した状態で、一定時間待機してもディスカバリゲートを受信できなかった場合は、その波長においてディスカバリゲートは送信されていないと判断して、次の波長にシフトする。この場合、波長シフト後には、再びVOAの減衰量を最大から徐々に減少させる。
しかし、この方法では、VOAの減衰量を変更する回数が多くなるので、低速応答のVOAでは、最低な光強度に設定するまでの時間が問題になる。一方、高速応答のVOAは価格が高くなるため、光アクセスネットワークへの適用を考えると、コストの問題が出てくる。
この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、加入者側装置登録方法であり、VOAの減衰量を変更する回数を最小限に抑え、かつ、低速応答のVOAでも実施できるT−FLとVOAの掃引方法を提供することにある。
上述した目的を達成するために、この発明の加入者側装置登録方法は、複数の局側装置を有する収容局と、可変減衰器、可変波長フィルタ、光強度検出器、及び、減衰量・透過波長制御部を備え、局側装置と光伝送路を介して接続された複数の加入者装置とを含んで構成され、複数の局側装置は、加入者装置に対して、それぞれ異なる波長の下り光信号を送信し、複数の加入者装置は、局側装置に対して、それぞれ異なる送信タイミングで上り光信号を送信するネットワークにおいて、未登録の加入者装置を登録する方法であって、以下の過程を備えている。
先ず、複数の局側装置のいずれかが送信する信号に対して、可変減衰器での減衰量の最適値を取得する。最適値を取得した後、可変波長フィルタの透過波長を変更して、ディスカバリゲートを受信する。
この発明の加入者側装置登録方法によれば、コストの高い、高速応答のVOAを用いることなく、従来の登録方法に比べて、ディスカバリゲートを受信するまでの時間を短縮することができる。
TWDM−PONの模式図である。 ONUの模式図である。 ディスカバリシーケンスを示す図である。 第1の登録方法を説明するための処理フロー図である。 第1の登録方法の動作のイメージを示す模式図である。 従来の登録方法の動作のイメージを示す模式図である。 第2の登録方法を説明するための処理フロー図である。 第2の登録方法の動作のイメージを示す模式図である。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の形状、大きさ及び配置関係については、この発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例につき説明するが、各構成要素の材質及び数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の構成の範囲を逸脱せずにこの発明の効果を達成できる多くの変更又は変形を行うことができる。
(TWDM−PON)
この発明による加入者側装置登録方法は、TWDM−PONで用いられる。そこで、先ず、図1を参照してTWDM−PONの構成について説明する。図1は、TWDM−PONの模式図である。
TWDM−PON10は、複数のOLT200と、複数のONU400と、複数の光カプラ300を含んで構成されている。複数のOLT200は、それぞれ送受信器(TRx)210を経て1つの光カプラ300に光ファイバで接続されている。また、複数のONU400は、それぞれ光カプラ300に光ファイバで接続されている。光カプラ300間も光ファイバで接続されている。
TWDM−PON10では、各OLT200に、それぞれ異なる送信波長が割り当てられる。そして、各OLT200は、割り当てられた波長の下り光信号を送信する。一方、ONU400は、OLT200から下り光信号によって通知された送信波長及び送信タイミングで上り光信号を送信する。各ONU400には、それぞれ異なる送信タイミングが割り当てられる。
複数のOLT200は、収容局100内に設けられていて、スイッチング素子(L2SW)120により上位ネットワークに接続されている。
スイッチング素子120は、上位ネットワークと各OLT200との通信経路を設定する。スイッチング素子120は、OLT制御部110から通知される送信プランに基づいて、下りデータ信号を各OLT200に振り分けて送るとともに、各OLT200から送られた上りデータ信号を上位ネットワークに送る。また、上位ネットワークから送られる下りデータ信号の宛先やトラフィックなどの情報をOLT制御部110に通知する。
収容局100が備えるOLT制御部110は、PONリンクを確立しているONU400(PONリンク情報)を管理している。OLT制御部110は、PONリンク情報をRAM(Random Access Memory)等の記憶部(図示を省略する)に読み出し及び書き換え自在に格納している。そして、OLT制御部110は、スイッチング素子120から受け取る宛先やトラフィックなどの情報と、PONリンク情報に基づいて送信プランを作成する。OLT制御部110は、送信プランをスイッチング素子120及び各OLT200に通知する。
また、OLT制御部110は、下り光信号の波長を各OLTに通知する波長設定信号を生成する。波長設定信号はOLT200に送られる。既に説明したように、TWDM−PON10では、各OLT200−ONU400間において、特定の波長で通信を行う。従って、OLT制御部110は、各OLT200に対して、それぞれ互いに異なる波長の下り光信号を設定させる。
また、OLT制御部110は、送信プランに基づいて、ディスカバリシーケンスを行うOLT200を決定する。
この発明による加入者側装置登録方法を行うに当たり、OLT200は任意好適な従来公知のものを用いることができる。
(ONU)
図2を参照して、この発明の実施形態に係るONUについて説明する。図2は、ONUの模式図である。
ONU400は、WDM(Wavelength Division Multiplex)フィルタ410、波長可変送信器(波長可変Tx)420、ONU MAC(Media Access Control)430、UNI(User network Interface)440、可変減衰器(VOA)450、可変波長フィルタ(T−FL)460、受信器(Rx)470及び、VOA/T−FL制御部480を備えて構成される。
WDMフィルタ410は、上り送信波長帯と下り送信波長帯とを波長合波及び波長分波して、波長可変Tx420から受け取った上り送信波長帯の光信号(上り信号)をOLTへ向けて送信し、OLTから受け取った下り送信波長帯の光信号(下り信号)をVOA450へ送る。
波長可変Tx420は、送信先のOLTに対応した波長で上り信号を生成し、WDMフィルタ410へ送る。この上り信号の波長は、ONU MAC430から指示される。
ONU MAC430は、OLTとの通信確立用の制御を実行するMPCP(Multipoint Control Protocol)機能を有している。このONU MAC430は、ディスカバリシーケンスにおいて、ディスカバリゲートの受信判定を行う。
UNI440は、ユーザ端末との接続用のインタフェースであり、例えば、Ethernet(登録商標) PHY等が実装される。
VOA450は、入力された光強度を、減衰させて出力させるものであり、この光強度の減衰量を変更することができる。このVOAは、高い光強度の光が入力されることによる後段のデバイスの故障を防ぐためにWDMフィルタ410の直後に挿入される。
T−FL460は、所定の透過波長の光を透過させる波長フィルタであり、この透過波長を変更することができる。このT−FL460は、VOA450の後段に挿入される。
Rx470は、T−FL460の後段に挿入されていて、VOA450及びT−FL460を経て受け取った信号をONU MAC430及びUNI440を経てユーザ端末に送る。
T−FL460の出力は、2分岐されて、一方はRx470に送られ、他方は、VOA/T−FL制御部480に送られる。なお、ここでは、Rx470に送られる信号強度と、VOA/T−FL制御部480に送られる信号強度の比を10:1としている。
VOA/T−FL制御部480は、光強度検出器としてのパワーモニタ482、電流−電圧(I−V)変換器484、ログ増幅器486、アナログデジタル変換器(ADC:Analog Digital Converter)488及び制御回路490を備えている。
パワーモニタ482は、T−FL460の出力である入力光強度を測定して、その結果を電流信号として出力する。I―V変換器484は、パワーモニタ482の出力である電流信号を電圧信号に変換する。この電圧信号は、ログ増幅器486で適切な電圧レベルに増幅された後、ADC488によりデジタル信号に変換されて、制御回路490に送られる。
制御回路490は、この入力光強度を示す信号に従って、VOA450の減衰量を調整する。また、制御回路490はT−FL460の波長を制御する。VOA450の減衰量の変更、及び、T−FL460の透過波長の変更は、この制御回路490の指示で行われる。制御回路490はONU MAC430と接続されていて、ONU MAC430からディスカバリゲートの受信判定結果や、その他の制御信号の情報を受け取ることができる。この制御回路490は、マイコン等を用いて実現できる。
制御回路490における、VOA450の減衰量の変更、及び、T−FL460の透過波長の変更の方法については、後述する。
(ディスカバリシーケンス)
図3を参照して、この発明で用いられるディスカバリシーケンスについて説明する。図3は、IEEE802.3avにて規定されているディスカバリシーケンスを示す図である。
先ず、OLTはディスカバリゲートを全てのONUに対してマルチキャストする。ディスカバリゲートには、未登録のONUに対して、登録要求を示す信号(Register _REQ)の送信タイミングが搭載されている。
ディスカバリゲートを受信した未登録のONUは、ディスカバリゲートの指示に従って、Register_REQをOLTに送信する。なお、既に登録されているONUは、このディスカバリゲートを無視する。
OLTは、ディスカバリゲートを送信した後、上りデータ信号の受信をいったん停止して、register_REQを受信する。この上りデータ信号を停止する時間は、ディスカバリウィンドウと呼ばれる。このディスカバリウィンドウの間にRegister_REQを送信したONUに対して、OLTは個別のID(LLID:Logical Link ID)をRegister信号にて送信する。その後、Register信号を送信したONUに対して、ACK返信用のGateを送信する。
Register信号を受信したONUは、付与されたLLIDを自身に設定し、Gateの指示に従って、Register_ACKをOLTに送信する。
OLTがRegister_ACKを受信するとディスカバリシーケンスは完了となる。
このディスカバリシーケンスは、定期的に実施され、未登録のONUの有無は、常時監視されている。
(第1の登録方法)
ここで、TWDM−PONでは、複数のOLTのうちの1つがディスカバリシーケンスを実施することが想定されている。この場合、各ONUは、ディスカバリシーケンスを行うOLTからの波長及び光強度の信号を受信できるように、VOA及びT−FLを設定する必要がある。第1の登録方法では、先ず、VOA450の減衰量の掃引を行って、減衰量の最適値を取得し、最適値を取得した後、T−FL460の透過波長の掃引を行って、ディスカバリゲートを受信する。その後、ディスカバリゲートを受信した減衰量及び透過波長で、ディスカバリシーケンス及び通常の通信を行う。
図4を参照して、第1の登録方法の詳細を説明する。図4は、第1の登録方法を説明するための処理フロー図である。この処理は、ONUの制御回路490で実施される。
先ず、S1において、VOA450の減衰量を最大に設定する。
次に、S2において、T−FLの透過波長を複数のOLTの送信波長のうちのいずれかに変更する。
次に、S3において、VOA450の減衰量を小さくする。すなわち、VOA450の出力強度を大きくする。このVOA450の減衰量の変更量は、VOA450の印加電圧と減衰量との関係(減衰特性)により決定される。
VOA450の減衰量を小さくした後、S4において、パワーモニタ482の出力から、入力光の光強度が検出されているか否かを判定する。
S4での判定の結果、光強度が検出されていない場合(No)は、S5において、VOA450の減衰量が最小であるか否かを判定する。S5での判定の結果、減衰量が最小でない場合(No)は、再び、S3において、VOA450の減衰量を小さくし、S4の判定を行う。
S2において設定した波長において、入力光強度が検出されるまで、S3〜S5の過程を繰り返し、VOA450の減衰量を小さくしていく。このS3〜S5の過程を繰り返した結果、S5での判定においてVOA450の減衰量が最小になった場合(Yes)は、再びS1の過程を行う。すなわち、VOA450の減衰量を最大に設定した後、T−FL460の透過波長を他の波長に変更して、S3〜S5の過程を行う。
なお、S2で設定した波長で送信を行うOLTがスリープ状態にある場合には、S5での判定においてVOA450の減衰量が最小になることが考えられる。一方、S2で設定した波長で送信を行うOLTがアクティブ状態にあり、通信を行っている場合には、このOLTは、S2で設定した波長で他のONU宛の下り光信号を送信している。そのため、S3〜S5の過程を繰り返し、VOA450の減衰量を調整することによって、S4においてOLTからの下り光信号の強度を検出することができる。
S4での判定の結果、光強度が検出された場合(Yes)は、続いてS6の過程を行う。このS6の過程では、パワーモニタ482での検出結果に基づいて、VOA450の減衰量を後段の受信器のダイナミックレンジ内の最適値に設定する。
その後、S7においてディスカバリゲートの受信を待機する。S8において、ディスカバリゲートの受信の有無を判定する。
S8での判定の結果、ディスカバリゲートを受信した場合(Yes)は、S9において、T−FL460の波長及びVOA450の減衰量を固定した後、従来と同様のディスカバリシーケンスを行って、登録処理を完了する。
S8での判定の結果、ディスカバリゲートを受信していない場合(No)は、S10において、待機時間が経過したか否かを判定する。この待機時間は、ディスカバリ周期等に応じて設定される。
S10での判定の結果、待機時間が経過していない場合(No)は、再び、S7、S8及びS10を行う。このS7、S8及びS10は、待機時間が経過するまで繰り返される。
S10での判定の結果、待機時間が経過した場合(Yes)は、S2で設定した波長で送信を行うOLTは送信をおこなっているが、ディスカバリシーケンスを行っていないことが考えられる。
この場合は、S11において、T−FL460の透過波長を他の波長に変更した後、S12において、入力光強度の検出の有無を判定する。このS11及びS12は、上述のS2及びS4と同様に行われる。S12において入力光強度が検出された場合(Yes)は、S7を行い、検出されない場合(No)は、S11を行う。
図5及び図6を参照して、この第1の登録方法の効果について説明する。図5は、この登録方法の動作のイメージを示す模式図である。また、図6は、従来の登録方法の動作のイメージを示す模式図である。
図5に示すように、この登録方法では、先ず波長1において、S1〜S6の過程を行い、VOA減衰量を決定した後、S7〜S12の過程を行う。S7〜S12では、VOAの減衰量を固定した状態で、T−FLの透過波長のみを変更していく。この結果、VOAの減衰量の変更回数を抑えることができる。
これに対し、図6に示す従来方法では、ディスカバリゲートを受信するまで、波長ごとにVOAの減衰量の変更を行うことになる。
このように、この第1の登録方法によれば、コストの高い、高速応答のVOAを用いることなく、従来の登録方法に比べて、ディスカバリゲートを受信するまでの時間を短縮することができる。
(第2の登録方法)
図7及び図8を参照して、第2の登録方法を説明する。図7は、第2の登録方法を説明するための処理フロー図である。この処理は、ONUの制御回路490で実施される。また、図8は、第2の登録方法の動作のイメージを示す模式図である。
第2の登録方法では、S12において入力光強度が検出された場合(Yes)は、S13において、VOA減衰量を最適値に調整した後に、S7を行う点が第1の登録方法と異なっており、他の過程は、第1の登録方法と同様であるので、重複する説明を省略する。
OLTからONUへの光信号を伝送する際の波長による損失の違いなどにより、ONUが受信する光強度が、波長により異なる場合がある。この場合は、ある波長で設定した減衰量の最適値が、他の波長で最適であるとは限らない。従って、この第2の登録方法では、S11及びS12において、透過波長を変更して光強度を検出した後、VOAの減衰量をその波長での最適値に設定する。
この第2の登録方法によれば、受信する光強度に波長依存性がある場合でも、VOAの減衰量を、処理時間を大幅に増やすことなく、最適値に設定することができる。
10 TWDM−PON
100 収容局
110 OLT制御部
200 局側装置(OLT)
210 送受信器(TRx)
300 光カプラ
400 加入者側装置(ONU)
410 WDMフィルタ
420 波長可変送信器(波長可変Tx)
430 ONU MAC
440 UNI
450 可変減衰器(VOA)
460 可変波長フィルタ(T−FL)
470 受信器(Rx)
480 VOA/T−FL制御部
482 パワーモニタ
484 電流−電圧(I−V)変換器
486 ログ増幅器
488 アナログデジタル変換器(ADC)
490 制御回路
上述した目的を達成するために、この発明の加入者側装置登録方法は、複数の局側装置を有する収容局と、可変減衰器、可変波長フィルタ、光強度検出器、及び、減衰量・透過波長制御部を備え、局側装置と光伝送路を介して接続された複数の加入者装置とを含んで構成され、複数の局側装置は、加入者装置に対して、それぞれ異なる波長の下り光信号を送信し、複数の加入者装置は、局側装置に対して、それぞれ異なる送信タイミングで上り光信号を送信するネットワークにおいて、未登録の加入者装置を登録する方法であって、未登録の加入者装置の減衰量・透過波長制御部で行われる以下の過程を備えている。
先ず、第1の過程において、可変減衰器の減衰量を最大にする。次に、第1の過程の後に行われる第2の過程において、可変波長フィルタの透過波長を複数の局側装置の送信波長の何れかに設定する。次に、第2の過程の後に行われる第3の過程において、可変減衰器の減衰量を小さくする。次に、第3の過程の後に行われる第4の過程において、光強度検出器で光強度が検出されているか否かを判定する。
第4の過程での判定の結果、光強度が検出されていない場合には、第5の過程において可変減衰器の減衰量が最小であるか否かを判定する。また、第4の過程での判定の結果、光強度が検出された場合には、第6の過程において、光強度検出器での検出結果に基づいて、可変減衰器の減衰量を後段の受信器のダイナミックレンジ内の最適値に設定する。
次に、第6の過程の後に行われる第7の過程において、ディスカバリゲートの受信を待機する。次に、第7の過程の後に行われる第8の過程において、ディスカバリゲートの受信の有無を判定する。
第8の過程での判定の結果、ディスカバリゲートを受信した場合には、第9の過程において、可変波長フィルタの透過波長及び可変減衰器の減衰量を固定する。また、第8の過程での判定の結果、ディスカバリゲートを受信していない場合には、第10の過程において、待機時間が経過したか否かを判定する。
第10の過程での判定の結果、待機時間が経過した場合には、第11の過程において、可変波長フィルタの透過波長を他の波長に変更する。次に、第11の過程の後に行われる第12の過程において、入力光強度の検出の有無を判定する。
ここで、第5の過程での判定の結果、減衰量が最小である場合は、第1の過程を行い、第5の過程での判定の結果、減衰量が最小でない場合は、第3の過程を行う。
また、第10の過程での判定の結果、待機時間が経過していない場合は、第7の過程を行い、第12の過程での判定の結果、入力光強度が検出された場合は、第7の過程を行い、検出されない場合は、第11の過程を行う。

Claims (3)

  1. 複数の局側装置を有する収容局と、
    可変減衰器、可変波長フィルタ、光強度検出器、及び、減衰量・透過波長制御部を備え、前記局側装置と光伝送路を介して接続された複数の加入者装置と
    を含んで構成され、
    前記複数の局側装置は、前記加入者装置に対して、それぞれ異なる波長の下り光信号を送信し、
    前記複数の加入者装置は、前記局側装置に対して、それぞれ異なる送信タイミングで上り光信号を送信する
    ネットワークにおいて、未登録の加入者装置を登録する方法であって、
    前記複数の局側装置のいずれかが送信する信号に対して、前記可変減衰器での減衰量の最適値を取得する過程と、
    前記最適値を取得した後、前記可変波長フィルタの透過波長を変更して、ディスカバリゲートを受信する過程と
    を備えることを特徴とする加入者側装置登録方法。
  2. 複数の局側装置を有する収容局と、
    可変減衰器、可変波長フィルタ、光強度検出器、及び、減衰量・透過波長制御部を備え、前記局側装置と光伝送路を介して接続された複数の加入者装置と
    を含んで構成され、
    前記複数の局側装置は、前記加入者装置に対して、それぞれ異なる波長の下り光信号を送信し、
    前記複数の加入者装置は、前記局側装置に対して、それぞれ異なる送信タイミングで上り光信号を送信する
    ネットワークにおいて、未登録の加入者装置を登録する方法であって、
    前記未登録の加入者装置の減衰量・透過波長制御部で行われる、
    前記可変減衰器の減衰量を最大にする第1の過程と、
    前記第1の過程の後に行われる、前記可変波長フィルタの透過波長を前記複数の局側装置の送信波長の何れかに設定する第2の過程と、
    前記第2の過程の後に行われる、前記可変減衰器の減衰量を小さくする第3の過程と、
    第3の過程の後に行われる、前記光強度検出器で光強度が検出されているか否かを判定する第4の過程と、
    前記第4の過程での判定の結果、光強度が検出されていない場合に行われる、前記可変減衰器の減衰量が最小であるか否かを判定する第5の過程と、
    前記第4の過程での判定の結果、光強度が検出された場合に行われる、前記光強度検出器での検出結果に基づいて、前記可変減衰器の減衰量を後段の受信器のダイナミックレンジ内の最適値に設定する第6の過程と、
    前記第6の過程の後に行われる、ディスカバリゲートの受信を待機する第7の過程と、
    前記第7の過程の後に行われる、ディスカバリゲートの受信の有無を判定する第8の過程と、
    前記第8の過程での判定の結果、ディスカバリゲートを受信した場合に行われる、前記可変波長フィルタの透過波長及び前記可変減衰器の減衰量を固定する第9の過程と、
    前記第8の過程での判定の結果、ディスカバリゲートを受信していない場合に行われる、待機時間が経過したか否かを判定する第10の過程と、
    前記第10の過程での判定の結果、待機時間が経過した場合に行われる、前記可変波長フィルタの透過波長を他の波長に変更する第11の過程と、
    前記11の過程の後に行われる、入力光強度の検出の有無を判定する第12の過程と
    を備え、
    前記第5の過程での判定の結果、減衰量が最小である場合は、前記第1の過程を行い、
    前記第5の過程での判定の結果、減衰量が最小でない場合は、前記第3の過程を行い、
    前記第10の過程での判定の結果、待機時間が経過していない場合は、前記第7の過程を行い、
    前記第12の過程での判定の結果、入力光強度が検出された場合は、前記第7の過程を行い、検出されない場合は、前記第11の過程を行う
    ことを特徴とする加入者側装置登録方法。
  3. 前記第12の過程において、入力光強度が検出された場合は、前記可変減衰器の減衰量を、前記第11の過程で変更した後の透過波長における最適値に調整した後に、前記第7の過程を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の加入者側装置登録方法。
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