JP2011003114A - 警報器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】試験スイッチ12が特殊操作された場合は他の警報器に連動試験信号を送信し、他の警報器から連動試験信号を受信したときには異常元警報音を鳴動させるとともに他の警報器に連動制御信号を送信するものである。
【選択図】図4
Description
以下、本実施の形態1では、電池で駆動されて無線通信を行う火災警報器に本発明を適用した場合を例に説明する。
また、火災状態であると判別した場合には、自身を連動元警報器に設定した連動警報処理を行う。つまり、制御回路1は、警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して、音声及び表示灯によって火災警報(火元警報)を行うとともに、送信回路51を制御して他の火災警報器に対して連動制御信号と称する信号を送信する。
上述したように、単独での警報動作の他に、他の火災警報器100n(図示せず)と連動した警報動作も可能である。例えば、住宅内の各部屋にそれぞれ火災警報器100が設置されている場合には、各々の火災警報器100が火災を検知して警報動作を行うとともに、火災に関する状態情報を連動制御信号として他の火災警報器100nに送信することで、火災に関する情報を共有する。
ここでは例として、警報器が四つ備えられた場合であって、警報器 I から警報器 IV を指定して、連動試験信号を送信する場合について説明する。なお、各警報器 I 〜 IV には、それぞれ個別にアドレス(AD1〜4)が付与されている。
図3において、連動元として、警報器 I が火災を検出すると(S101)、通常の火元警報を実施する(S102)。すなわち、連動元警報器 I 自身は火元警報を鳴動させ、他の全ての警報器 II 、III 、IV に対して連動制御信号を送信する(S103)。なお、連動制御信号を受信した警報器 II 、III 、IV の動作については、図5を用いて後ほど説明する。
図3において、警報器 I が火災を検出していない場合(S101)は、次に試験スイッチ12がONにされたか否かを認識する(S107)。試験スイッチ12がONにされていない場合は、警報器 I の動作は終了する。
図3において特殊操作がなされた場合(S108)には、警報器 I は、まず試験スイッチ12が所定回数押下されたか否かを判断する(S112)。仮に、試験スイッチ12がN回押下されていたならば、本実施の形態1に係る連動試験(図3では連動試験2と表記)に移行する(S201)。
以下、試験スイッチ12が所定回数のN回押下されていた場合に移行する、本実施の形態1に係る連動試験S201について説明する。
図4は、本実施の形態1に係る連動試験S201(図4では連動試験2と表記)の動作のフローチャートである。まず、警報器 I は、試験スイッチ12が押下された回数N(図2の例では、N=4)が自己アドレスに該当するか否かを判断する(S202)。自己アドレスに該当する場合は、自己に対して連動試験2を行う必要性がないため、動作は終了する。
次に図5を用いて、信号(連動試験信号または連動制御信号)を受信する側の警報器 II 、III 、IV の動作について説明する。
まず受信側の警報器II 、III 、IVは、連動試験信号を受信したか否かを判断する(S405)。連動試験信号を受信していた場合、警報器 II 、III 、IV(図2の例では、警報器 IV)は、自身が連動元警報器に割り当てられたと認識し、自身を連動元警報器に設定した連動試験を行う。まず、火災警報を鳴動させる(S406)。そして、他の全ての警報器に対して連動制御信号を送信する(S407)。そして、連動制御信号を送信して所定時間が経過したと判断した後(S408)、自身の火災警報の鳴動を停止させ(S409)、他の全ての警報器への連動制御信号の送信を停止する(S410)。これで動作は終了する。
図6及び図7は、本実施の形態2に係る連動試験S301(図3では連動試験3と表記)のタイミングチャートを示す図である。図6と図7は連続したタイミングチャートである。ここでは図6及び図7を用いて、警報器が四つ備えられた場合に、警報器 I から順に自身が火元警報を鳴動させ、連動制御信号を他の三つの警報器に送信する動作を、警報器ごとに順次行っていく連動試験について説明する。
なお、試験スイッチ12による「順送り操作」の代わりに、試験開始から所定時間経過毎に、自動的に順送りで連動元警報器を設定するようにしてもよい。
図8において、連動試験3(S301)に移行後、警報器 I は、連動元警報器を指定するアドレス番号が一旦ゼロにリセットされる(S302)。次に、指定するアドレス番号を1だけ増加させる(S303)。増加後のアドレス番号が自己アドレスに該当する場合(S304)は、自身が連動元警報器に割り当てられたと認識し、自身を連動元警報器に設定した連動試験を行うために、まず火元警報を鳴動させる(S312)。
Claims (4)
- 他の警報器との間で連動制御信号を送受信する警報器において、
監視領域の異常を検知する異常検知手段と、
前記異常検知手段が異常を検知した場合に異常元警報音を鳴動させ、他の警報器から前記連動制御信号を受信した場合に連動警報音を鳴動させる音声出力手段と、
前記異常検知手段及び前記音声出力手段を少なくとも制御する制御手段と、
前記異常元警報音を鳴動させるとともに他の警報器に前記連動制御信号を送信する連動試験を行うための試験スイッチと
を備え、
前記制御手段は、前記試験スイッチが特殊操作された場合は他の警報器に連動試験信号を送信し、他の警報器から前記連動試験信号を受信したときには前記異常元警報音を鳴動させるとともに他の警報器に前記連動制御信号を送信すること
を特徴とする警報器。 - 前記試験スイッチが特殊操作された場合に、他の警報器の何れか一つを指定して前記連動試験信号を送信すること
を特徴とする請求項1に記載の警報器。 - 前記試験スイッチが特殊操作された場合に、他の全ての警報器に前記連動試験信号をそれぞれ異なるタイミングで送信すること
を特徴とする請求項1に記載の警報器。 - 前記連動試験信号の送信先に所定の警報器を指定して前記連動試験信号を送信し、前記所定の警報器から前記連動制御信号を受信すると、前記所定の警報器を除く他の警報器の何れか一つに前記連動試験信号を送信する動作を順次行うこと
を特徴とする請求項3に記載の警報器。
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- 2009-06-22 JP JP2009147275A patent/JP5191449B2/ja active Active
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JP5191449B2 (ja) | 2013-05-08 |
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