JP2011165109A - 火災警報器 - Google Patents

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Abstract

【課題】防犯センサや環境センサなどの各種監視装置が検知した情報に基づいて、警報出力を行うことのできる火災警報器を得る。
【解決手段】火災現象に基づく物理的変化を検出し信号を出力する火災検出回路7と、火災検出回路7の出力信号に基づいて火災を判断する火災判別部としてのマイコン1と、火災と判断すると警報を出力する警報音制御回路8及び表示灯回路9と、を備えた火災警報器において、火災と判断したときに他の火災警報器に連動警報信号を送信して、他の火災警報器からの連動警報信号を受信するとともに、他の監視装置からの作動信号を受信する送受信回路5を備え、送受信回路5が作動信号を受信すると、警報音制御回路8及び表示灯回路9は、作動信号に応じて警報を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、火災警報器に関する。
室内等に発生した熱や煙を検知して警報を行う火災警報器がある。このような火災警報器を備えた警報システムとして、「住宅24の子供部屋で万一、火災が発生したとすると、住警器10−4が火災を検出して警報を開始する。・・・住警器10−4が発報すると、住警器10−4は連動元として動作し、連動先となる他の住警器10−1〜10−3,10−5に対し、火災発報を示すイベント信号を無線により送信する。他の住警器10−1〜10−3,10−5にあっては、連動元の住警器10−4からの火災発報を示すイベント信号を受信すると、連動先としての警報動作を行う。」ことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−237873号公報(第5頁、図2)
火災警報器が設置される建物や住宅の室内には、防犯センサや環境センサなどの各種監視装置が設置される場合があるが、これら監視装置の検知結果に基づいて警報を行う際には、別途警報器が必要となる。上記特許文献1に記載の警報システムでは、室内に設置される各種監視装置については考慮されていないため、各種監視装置の検知結果に基づく連動警報を行うためには、別途警報システムを構築する必要があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、防犯センサや環境センサなどの各種監視装置が検知した情報に基づいて、警報出力を行うことのできる火災警報器を提供するものである。
本発明に係る火災警報器は、火災現象に基づく物理的変化を検出し信号を出力する火災検出部と、火災検出部の出力信号に基づいて火災を判断する火災判別部と、火災判別部が火災と判断すると警報を出力する警報部と、を備える火災警報器において、火災判別部が火災と判断したときに他の火災警報器に連動警報信号を送信する送信部と、他の火災警報器からの連動警報信号を受信するとともに、他の監視装置からの作動信号を受信する受信部とを備え、受信部が作動信号を受信すると、警報部は、作動信号に応じて警報を出力するものである。
また、本発明に係る火災警報器は、受信部が作動信号を受信すると、送信部は、作動信号に応じて、所定の他の火災警報器に連動制御信号を送信するものである。
本発明に係る火災警報器は、他の監視装置からの作動信号に応じて警報を出力する。このため、火災のみならず火災以外の検知情報に基づく警報を、別途警報システムを構築することなく簡易な構成で行うことができる。
また、本発明に係る火災警報器は、他の監視装置からの作動信号に応じて、所定の他の火災警報器に連動制御信号を送信する。このため、火災のみならず火災以外の検知情報に基づく連動警報を、簡易なシステム構成で実現することができる。
実施の形態に係る火災警報器の機能ブロック図である。 実施の形態に係る警報システムの構成図である。 実施の形態に係る火災警報器の信号受信時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態に係る警報システムの火災検出時の動作を説明する図である。 実施の形態に係る警報システムの防犯センサによる異常検出時の動作を説明する図である。
実施の形態.
以下、本実施の形態では、電池で駆動されて無線通信を行う火災警報器に、本発明を適用した場合を例に説明する。
(火災警報器の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る火災警報器の主要構成を示す機能ブロック図である。図1において、火災警報器10は、マイコン1、電池2、電源回路3、電池電圧検出回路4、送受信回路5、アンテナ6、火災検出回路7、警報音制御回路8、及び表示灯回路9を備える。
電池2は、電源回路3に直流電源を供給する。電源回路3は、電池2の電圧を所定電圧に制御し、マイコン1、送受信回路5、火災検出回路7、警報音制御回路8、及び表示灯回路9に供給する。
電池電圧検出回路4は、電源回路3に印加される電池2の電圧を検出し、検出した電圧に応じた電池電圧検出信号をマイコン1に出力する。電池電圧検出回路4は、電池残量が低下したこと、または、電池切れの閾値を超えたこと、を検出すると、マイコン1によって警報音制御回路8と表示灯回路9を駆動させるとともに、電池切れの状態情報を含む状態信号を送受信回路5により出力させる。
火災検出回路7は、本発明の火災検出部に相当するものであり、火災現象に基づく煙や熱等の物理的変化を検出して検出内容に応じた信号をマイコン1に出力する。警報音制御回路8は、ブザー・スピーカ等による音声鳴動の動作を制御する回路である。表示灯回路9は、発光ダイオード等の表示灯の点灯動作を制御する回路である。
送受信回路5は、本発明の送信部及び受信部に相当し、無線信号を送受信するためのアンテナ6に接続されている。送受信回路5は、アンテナ6から入力された無線信号を処理し、自己宛の信号の場合には受信処理を行う。それ以外の信号の場合には受信処理を行わない。受信処理した信号は、マイコン1へ出力する。また、送受信回路5は、マイコン1に制御されて、状態信号や連動信号などの信号の送受信処理を行う。
マイコン1は、火災検出回路7によって出力された信号に基づいて、火災発生の有無を判断する。そして、火災が発生していると判断した場合には、警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して音声及び表示灯によって警報を行う。また、マイコン1は、送受信回路5が受信した信号に基づいて必要な処理を行うとともに、必要に応じて送受信回路5を制御して他の火災警報器への連動信号などの信号の送信を行う。なお、本発明の火災判別部は、本実施の形態ではマイコン1に相当する。また、本発明の警報部は、本実施の形態では警報音制御回路8、表示灯回路9、及びマイコン1に相当する。
記憶素子11は、EEPROMなどの不揮発性メモリであり、マイコン1が実行するプログラムや各種データを格納している。また、後述する定期送信の動作における各火災警報器10の送信タイミングに関する設定データや自己アドレス、グループID等も格納している。
(警報システムの構成)
図2は、本発明の実施の形態に係る火災警報器10を構成要素の一部とする警報システム100の構成を示す図である。警報システム100は、複数の火災警報器10と、例えば防犯センサ20を備える。なお、図2及び以降の説明において、親機として機能する火災警報器を「親機10a」と、子機として機能する火災警報器を「子機10b」、「子機10c」と区別して称する場合がある。また、親機か子機かにかかわらずすべてに共通する事項を説明する場合には「火災警報器10」と称して説明する。
警報システム100を構成する各火災警報器10は、すべて上述した構成であり、それぞれが火災を検出する機能を有するとともに、独自に警報する機能を有している。
火災警報器10が親機として機能するか子機として機能するかは、設定により定められる。各火災警報器における親機の設定は、例えば、電源投入後に図示しない登録ボタンを押すことで完了する。一方、各火災警報器における子機の設定は、例えば、親機10aの図示しない登録ボタンを押して登録モードにした状態で、子機の電源投入後に図示しない登録ボタンを押すことで完了する。
防犯センサ20は、不審者等による窓等の開閉状態の変化を検出して、無線通信により作動信号を送出するセンサであり、本発明の監視装置に相当する。なお、図2では防犯センサ20を1つ設けた例を示しているが、複数の監視装置を設けてもよい。また、監視装置としては、防犯センサのほか、例えばガス漏れ警報器や携帯用の非常押しボタンなどを用いることもできる。
図2において、親機10aと子機10b、子機10c同士を結ぶ実線は、無線通信により互いに通信可能であることを示している。また、子機10cと防犯センサ20を結ぶ実線も、無線通信により互いに通信可能であることを示している。また、子機10cと防犯センサ20は同じ室内に設置されており、親機10aと子機10bは異なる室内に設置されているものとする。
このように構成された警報システム100において、火災警報器10は、火災を検出すると自ら火災警報を出力するとともに、火災検出の連動信号を他の火災警報器10に送信する。また、防犯センサ20が送出する作動信号を受信し、受信した作動信号に応じて警報を出力するとともに、作動信号の連動信号を他の火災警報器10に送信する。
(定期送信動作)
次に、親機10aと子機10bとの間の火災監視(定常状態)中の定期送信の動作を説明する。
定期送信は、所定の周期(例えば、15〜20時間毎に1回)で行われる。
親機10a(例えば、専用アドレス1)は、定められた送信タイミングになると、親機10aまたはそれが属するグループの状態情報と、送信元を識別するための自己アドレスやグループIDを含む情報とを状態信号として、子機10bに対して送信する。この状態信号は、所定回数繰り返して送信してもよい。このようにすることで、子機10bによる正常受信する確率を高めることができる。
子機10b(例えば、アドレス2)は、親機10aからの状態信号を受信すると、例えば、電池残量などの機器状態に関する状態情報と、送信元を識別するための自己アドレスやグループIDを含む情報とを状態信号として、親機10aに送信する。
この際、親機10aと子機10bは、それぞれの状態信号に含まれるアドレス情報によりどの火災警報器からの信号であるかを区別できる。
親機10aまたはそれが属するグループの情報の例としては、火災検出回路7のセンサ状態(劣化、汚損等)、異常が発生している子機のアドレスやグループID、無線通信が成立していない子機のアドレスやグループID情報などが挙げられる。一方、子機10bが親機10aに送信する子機の状態情報の例としては、火災検出回路7のセンサ状態(劣化、汚損等)、受信処理回数(規定以外の無線に対する処理の回数)などが挙げられる。子機10cについても、子機10bと同様の定期送信を行う。
このような定期送信を行うことで、親機10a、子機10b、及び子機10cは、グループ内の各火災警報器10が正常に動作しているか否かを確認することができる。
(信号受信時の処理)
次に、火災警報器10が他の火災警報器や監視装置から自己宛の信号を受信した際の処理を説明する。図3は、本実施の形態に係る火災警報器10の信号受信時の処理を示すフローチャートである。
まず、他の火災警報器から送信された信号を受信したかどうか判断し(S1)、受信した場合はステップS2へ、受信していない場合にはステップS7へ進む。他の火災警報器からの信号を受信すると、信号を解析して火災検出した火災警報器からの連動警報信号であるか否かを判断し(S2)、火災検出した火災警報器からの連動警報信号であれば火災警報の連動警報を出力するとともに、連動警報信号を送信した火災警報器以外に対して、連動警報信号を送信する(S3)。
そして、受信した信号が故障、あるいは異常などの他の情報を出力した火災警報器からの連動信号か否か判断し(S4)、他の情報を出力した火災警報器からの連動信号である場合には、連動信号を送信した火災警報器に対して故障、あるいは異常などが発生していることを示す連動信号を送信する(S5)。また、受信した信号が故障、あるいは異常などの他の情報を含まない場合には(S4)、前述した定期送信の定期受信処理を行う。
次に、他の監視装置から送信された作動信号を受信したかどうか判断する(S7)。作動信号は、例えば、送信元の監視装置を示す送信元アドレス信号と、作動信号の具体的な内容を示すデータ信号を含んでいる。作動信号を受信すると、作動信号を解析し、防犯センサ20からの作動信号であって人が侵入したことを示す信号か否か判断して(S8)、人が侵入したのであれば警報を出力するとともに連動制御信号を送信する(S11)。また、人の侵入でない場合には、例えばガス漏れ警報器などの監視装置からのガス発生の信号か否か判断して(S9)、ガスが発生したのであれば警報を出力するとともに連動制御信号を送信する(S11)。また、ガスの発生でない場合には、例えば人体センサからの反応信号か否か判断し(S10)、人体センサからの反応信号であればそのまま処理を終了し、そうでない場合は何らかの異常が発生したと判断して警報を出力するとともに連動制御信号を送信する(S11)。このような作動信号の内容の判別は、予め定められた作動信号のデータ信号種別と異常内容との対応表に基づいて行う。なお、ステップS11での警報出力は、火災警報の連動警報と区別できるものとしてもよい。
(連動動作)
次に、火災警報器の親機10a、子機10b、子機10c、及び防犯センサ20を1つのグループとして構成要素とする警報システム100の連動動作を説明する。
図4は、火災検出時の警報システム100の動作を説明する図である。
図4(A)は、親機10aが設置された環境で火災が発生したときの動作を示している。
親機10aが設置された環境で火災が発生すると、親機10aは、火災検出回路7により火災を検出し(S101)、マイコン1が警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して音声や表示灯によって警報を行う(S102)。さらに、火災に関する情報を、連動警報信号として他の子機10b、子機10cに送信する(S103)。そして、親機10aにより送信された連動警報信号を受信した子機10b、子機10cはマイコン1が警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して音声や表示灯によって必要な連動警報を行う(S104、S105)。
その後、火災を検出しなくなると親機10aは自己復旧して警報停止するとともに、他の子機10b、子機10cへの連動警報信号の送信を停止する。そして、連動警報信号を受信しなくなった他の子機10b、子機10cも警報を停止する。
図4(B)は、子機10bが設置された環境で火災が発生した場合の動作を示している。
子機10bが設置された環境で火災が発生すると、子機10bは火災検出回路7により火災を検出し(S111)、マイコン1が警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して音声や表示灯によって警報を行う(S112)。さらに、火災に関する情報を、連動警報信号として親機10aと子機10cに送信する(S113)。そして、子機10bにより送信された連動警報信号を受信した親機10aと子機10cは、マイコン1が警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して音声や表示灯によって必要な連動警報を行う(S114、S115)。
さらに、子機10bにより発せられた連動警報信号を受信した親機10aは、送信元の子機10b以外の子機10cに連動警報信号を転送する(S116)。よって、各子機同士が離れているために子機10bの連動警報信号が子機10cで受信されなくても、親機10aにより転送された連動警報信号が子機10cで受信される。
その後、火災を検出しなくなると子機10bは自己復旧して警報停止するとともに、親機10aと子機10cへの連動警報信号の送信を停止する。そして、連動警報信号を受信しなくなった親機10aと子機10cも警報を停止する。このように、親機10aと子機10b、子機10cは、互いに連動して警報動作を行うことで、より確実に使用者に警報を伝えられる。
次に、図5により、防犯センサ20と火災警報器10との連動動作を説明する。図5は、防犯センサ20が異常を検出した際の警報システム100の動作を説明する図である。
図5(A)において、防犯センサ20は、異常を検出すると(S201)、作動信号を送信する(S202)。防犯センサ20には、作動信号の送信先である火災警報器の情報が予め設定されており、ここでは、同じ室内に設置されている子機10cにのみ作動信号を送信するものとする。
子機10cは、自己宛の作動信号を送受信回路5にて受信処理し(S203)、マイコン1にて作動信号を解析する(S204)。そして、マイコン1が警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して音声や表示灯によって必要な警報を行う(S205)。このようにすることで、防犯センサ20が異常を検出したときに、火災警報器である子機10cが報知を行うことができる。
続けて、子機10cは、防犯センサ20が検出した異常に関する情報を、連動制御信号として子機10bに送信する(S206)。子機10cには、防犯センサ20からの作動信号に基づく連動制御信号の送信先である火災警報器の情報が、作動信号の内容に応じて予め設定されており、ここでは、送信先として子機10bのみが設定されているものとする。
子機10cにより送信された連動制御信号を受信した子機10bは、マイコン1が警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して音声や表示灯によって必要な連動警報を行う(S207)。
このようにすることで、防犯センサ20が異常を検出したときに、火災警報器である子機10bが連動して報知することができる。
図5(B)は、防犯センサ20からの作動信号に基づく連動制御信号を、親機10aに送信する例を示している。なお、図5(B)及び後述する図5(C)では、図5(A)と共通する処理については記載を省略している。
図5(B)において、防犯センサ20が異常を検出すると、作動信号を送信する(S211)。
作動信号を受信した子機10cは、作動信号を解析するが、ここでは、作動信号の内容に応じて予め定められている連動制御信号の送信先が親機10aであるものとする。そうすると、子機10cは、連動制御信号を親機10aに送信する(S212)。
作動信号に基づく連動制御信号を受信した親機10aは、マイコン1が警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して音声や表示灯によって必要な連動警報を行う(S213)。
図5(C)は、防犯センサ20からの作動信号に基づく連動制御信号を親機10aと子機10bに送信するとともに、親機10aが子機10bに連動制御信号を転送する例を示している。
図5(C)において、防犯センサ20が異常を検出すると、作動信号を送信する(S221)。
作動信号を受信した子機10cは、作動信号を解析するが、ここでは、作動信号の内容に応じて予め定められている連動制御信号の送信先が親機10aと子機10bであるものとする。そうすると、子機10cは、連動制御信号を親機10aと子機10bに送信する(S222)。
作動信号に基づく連動制御信号を受信した親機10aと子機10bは、音声や表示灯によって必要な連動警報を行う(S223、S224)。さらに、子機10cにより発せられた連動制御信号を受信した親機10aは、送信元の子機10c以外の子機10bに連動制御信号を転送する(S225)。よって、各子機同士が離れているために子機10cの連動制御信号が子機10bで受信されなくても、親機10aにより転送された連動制御信号が子機10bで受信される。
このように、作動信号の内容に応じた送信先を予め設定しておき、子機10cは、その予め設定された送信先の火災警報器に連動制御信号を送信する。なお、防犯センサや環境センサなどの監視装置が複数設置されている場合には、作動信号の送信元の監視装置に応じて連動制御信号の送信先を予め設定しておき、その予め設定された送信先の火災警報器に連動制御信号を送信することとしてもよい。
さらに、監視装置からの作動信号を受信した火災警報器は、作動信号の送信元の監視装置に応じた所定の遅延時間が経過した後に、他の火災警報器に対して連動制御信号を送信することとしてもよい。その場合、監視装置が作動したことを知らせる火災警報器からの警報音を聞いた居住者等が、所定の遅延時間経過前にその作動した監視装置を復旧すると、火災警報器は連動制御信号の送信を中止する。これにより、居住者等の誤操作などで監視装置が作動した場合に、他の部屋へ誤報されるのを回避できる。
以上のように、本実施の形態によれば、火災警報器10は、火災検出時に自らが火災警報を出力して他の火災警報器に連動警報信号を送信するとともに、防犯センサ20が検出した異常情報を含む作動信号を受信した際にも自らが警報を出力するようにした。このため、火災のみならず火災以外の異常が発生した場合でも、火災警報器10による簡易な構成で警報を実施することができる。火災警報器以外に別途警報装置を設ける必要がないので、設備費用やメンテナンス費用の低減に資する。
また、火災警報器である子機10cは、火災監視時に防犯センサ20から送信された作動信号により自らが警報を出力するとともに、他の火災警報器である子機10bに受信した作動信号の種類に応じて他の火災警報器に連動制御信号を送信するようにした。このため、火災警報器により構成される警報システムという簡易なシステム構成で、火災以外の異常が発生した場合の連動警報を実施することができる。火災警報器により構成される警報システム以外に別途警報システムを構築する必要がないので、システム構築費用やメンテナンス費用の低減に資する。
なお、上記説明では、電池で駆動されて無線通信を行う火災警報器に本発明を適用した場合を例に説明したが、自動火災報知設備システムに接続される感知器に適用することもできる。この場合、防犯センサや環境センサなどの他の監視装置からの作動信号を感知器が受信し、感知器がこの作動信号に基づく情報を受信機に伝達するようにする。このようにしても、簡易なシステム構成で火災のみならず火災以外の検知情報に基づく連動警報を行うことができる。また、火災警報器の電源の供給方法や通信方式を限定するものではなく、また、火災警報器以外に異常検出用などの警報器に適用することも可能である。
1 マイコン、2 電池、3 電源回路、4 電池電圧検出回路、5 送受信回路、6 アンテナ、7 火災検出回路、8 警報音制御回路、9 表示灯回路、10 火災警報器、10a 親機、10b 子機、10c 子機、11 記憶素子、20 防犯センサ、100 警報システム。

Claims (2)

  1. 火災現象に基づく物理的変化を検出し信号を出力する火災検出部と、
    前記火災検出部の出力信号に基づいて火災を判断する火災判別部と、
    前記火災判別部が火災と判断すると警報を出力する警報部と、を備える火災警報器において、
    前記火災判別部が火災と判断したときに他の火災警報器に連動警報信号を送信する送信部と、
    他の火災警報器からの前記連動警報信号を受信するとともに、他の監視装置からの作動信号を受信する受信部とを備え、
    前記受信部が前記作動信号を受信すると、前記警報部は、前記作動信号に応じて警報を出力することを特徴とする火災警報器。
  2. 前記受信部が前記作動信号を受信すると、前記送信部は、前記作動信号に応じて、所定の他の火災警報器に連動制御信号を送信することを特徴とする請求項1記載の火災警報器。
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