JP2011001937A - スクリュ圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】カップリング部の潤滑。
【解決手段】圧縮機本体21と電動機23とからなるスクリュ圧縮機10において、電動機23の軸38の両端をそれぞれ支持する第1軸受43と第2軸受39を設け、スクリュロータ軸26bに固設されたロータ軸側係合部材26cと、電動機軸38に固設された電動機側係合部材38aと、ロータ軸側係合部材26cと電動機側係合部材38aとに係合するとともに、内周にフランジ部を備えた被係合部材とからなるカップリング部50を設け、カップリング部50に油導入ガイド部材54を周設し、第1軸受43の電動機23側の近傍の電動機ケーシング24に設けられた給油孔45から内部に油を供給し、第1軸受43から油導入ガイド部材54によってカップリング部50の内部に油を送る。共振による高回転領域運転での制限を少なくし、かつ、コスト面で優れた簡易な構造でメンテナンスの手間を少なくすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、スクリュ圧縮機、特に冷媒にアンモニアを採用したアンモニア用半密閉スクリュ圧縮機に関する。
オゾン層破壊及び地球温暖化を防止する観点から、HCFC冷媒やHFC冷媒のような人工的に作り出された冷媒ではなく、自然界に元々存在する物質で冷媒としての性質を備える自然冷媒が見直されている。この自然冷媒としては、オゾン破壊係数が零で、温暖化係数も低く、自然界に大量に存在するアンモニアがあるが、アンモニア冷媒は、銅に対する腐食性、毒性、可燃性を有している。
そのため、アンモニアを冷媒とする冷凍装置にスクリュ圧縮機を採用するには、アンモニア対策が必要となる。従来、この対策として、モータの巻線を銅からアルミニウムに変更したアンモニア用スクリュ圧縮機が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
モータ用巻線の材質としてアルミニウムを採用すると、従来の銅と比較して、電気伝導度は61%となり、電気を通しにくくなる。そのため、従来の銅からなる巻線のモータと同一性能を備えるように、アルミニウムからなる巻線のモータを設計する場合、モータの巻線が多くなるためにモータを大きくする必要がある。
しかしながら、大型のモータを採用すると共振の問題が発生しやすくなる。その傾向は、特に特許文献1に示す圧縮機を構成するスクリュロータにオーバーハングした状態でモータロータを結合した場合に顕著となる。
共振の問題を解消するためには、圧縮機の最高回転数の制限や、防振装置の追加などの方策を採ることが考えられるが、圧縮機の能力の制限、コストアップ等につながってしまう。
特許文献2に示すスクリュ圧縮機は、モータロータがスクリュロータにカップリングを介して結合されている。このような構造のスクリュ圧縮機では、上述の共振の問題は低減されるが、カップリングは長時間の使用に耐えることができず、カップリングのメンテナンス作業が度々必要になるという別の問題が発生する。
カップリングの寿命をできるだけ延ばし、メンテナンス作業の回数を減らすために、カップリングへの潤滑油の供給が有効であることが知られている。
特許文献3に示すスクリュ圧縮機は、低圧側軸受と高圧側軸受で支持されたスクリュロータとモータとがカップリングで連結されたものである。このスクリュ圧縮機は、各軸受の潤滑のために、圧縮機ケーシング内に設けられた油通路により、差圧を利用して油が供給される。高圧側軸受に供給された油は、スクリュロータで圧縮された圧縮ガスと共に吐出チャンバに送られる。そして、吐出チャンバ内のデミスタで圧縮ガスと分離された後、油はスクリュロータの軸中心に空けられ、カップリングの内部まで貫通した貫通孔からなる排油通路を通って、低圧側軸受よりもさらにモータ側に位置するカップリングまで戻される。カップリングの内部で油による潤滑が行われた後、油は外部へ排出される。このカップリングは、内部から油を供給するように構成されているため、貫通孔の加工等が難しく、コストアップにもつながる。また、カップリングの内部にスクリュロータの軸の貫通孔から油を供給した後、スクリュロータの軸、モータの軸それぞれとカップリングとに形成された両方向への隙間を通って、油が外部に排出されるとは限らない。これにより、カップリングが確実には潤滑されないという問題が発生する。
また、特許文献4に示すスクリュ圧縮機は、圧縮機ケーシングの内部に形成されたチャンバにおいてロータ軸とモータ軸とがカップリングにより結合されている。そして、このスクリュ圧縮機は、特許文献3に示すスクリュ圧縮機の問題点の一つであるカップリングの内部全体が潤滑されないという問題点を解決するために、そのチャンバの内壁面に、油が噴出されるように構成された油噴出孔が設けられ、その油噴出孔から油を噴出してカップリングの外側全体に給油されるようにしている。しかしながら、このスクリュ圧縮機はカップリングと油噴出孔が離れているため、カップリングの内部まで油を浸透させにくく、潤滑を良好に行うことができないという問題がある。
特開2005−171943号公報 特許3357607号公報 特開2001−317480号公報 実開平2−94390号公報
そこで、本発明は、共振による高回転領域運転での制限を少なくし、かつ、コスト面で優れた簡易な構造でメンテナンスの手間を少なくすることができるスクリュ圧縮機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明の圧縮機は、咬合する雌雄一対のスクリュロータが圧縮機ケーシング内に収容された圧縮機本体と、固定子と回転子が電動機ケーシング内に収容され、前記スクリュロータを駆動する電動機とからなるスクリュ圧縮機において、前記電動機の軸の前記スクリュロータ側の端部とその反対側の端部をそれぞれ支持する第1軸受と第2軸受を設け、前記スクリュロータの軸の前記電動機側の端部に形成されたロータ軸側係合部と、前記電動機の軸の前記スクリュロータ側の端部に形成された電動機側係合部と、前記ロータ軸側係合部と前記電動機側係合部とに係合するとともに、内周に前記ロータ軸側係合部と前記電動機側係合部との間に位置するフランジ部を備えた被係合部材とからなるカップリング部を設け、前記カップリング部に油導入ガイド部材を周設し、前記電動機ケーシングに設けられた給油孔から前記油導入ガイド部材を介して前記カップリング部の内部に油を送るものである。
この構成によれば、スクリュロータの軸に形成されたロータ軸側係合部と、第1軸受及び第2軸受により支持された電動機の軸に形成された電動機側係合部とを、被係合部材に係合させたカップリング部により結合している。カップリング部は、被係合部材の内周にフランジ部を設けることにより、被係合部材のロータ軸側係合部及び電動機側係合部からの脱離を防止する。これらにより、スクリュロータとカップリング部により結合された電動機の軸が第1軸受及び第2軸受により支持されているので共振による高回転領域運転での制限を少なくすることができる。また、カップリング部をコスト面で優れた簡易な構造にすることができる。さらに、電動機ケーシングに設けられた給油孔から油導入ガイド部材を介して油を供給することができる。これにより、カップリング部の潤滑を良好に行うことができるので、カップリング部の寿命を延ばすことができ、メンテナンスの手間を少なくすることができる。
前記給油孔が、前記電動機ケーシングの内側であって且つ前記第1軸受の前記電動機側の近傍に位置する開口を有し、前記給油孔の前記開口、前記第1軸受、前記油導入ガイド部材を介して前記カップリング部の内部に油を送るものであることが好ましい。この構成によれば、第1軸受、カップリング部の内部に、電動機ケーシングの外部から供給された油を極度に温度上昇させることなく、所定の粘度、潤滑性を維持したまま供給することができ、第1軸受の寿命を延ばすことができ、またカップリングの寿命の長期化もさらに顕著とすることができる。
前記油導入ガイド部材が、前記油導入ガイド部材の前記電動機側の端面により、前記第1軸受の外輪の側面の少なくとも一部を覆うように前記第1軸受を前記電動機ケーシングに固定することが好ましい。この構成によれば、油導入ガイド部材が第1軸受を固定する部材の役割を兼ねるため、コスト面で優れた簡易な構造とすることができる。
前記油導入ガイド部材の内周部と該内周部に対向する前記カップリング部の前記被係合部材の外周部の間に、ビスコシール構造又はラビリンスシール構造が設けられることが好ましい。この構成によれば、カップリング部の被係合部材の外周部とカップリング部に周設された油導入ガイド部材の内周部との間に流入する油の量を減少させ、かつ、カップリング部の内周面とロータ軸側係合部及び電動機側係合部との間に流入する油の量を増加させることにより、カップリングの潤滑を良好に行うことができる。その結果、カップリングの寿命を延ばすことができ、メンテナンスの手間を少なくすることができる。
前記電動機の巻線がアルミニウムからなっていることが好ましい。この構成によれば、アルミニウム以外からなる巻線に対して腐食性を有するガスを圧縮しても、アルミニウムの耐食性により、アルミニウムからなる巻線の腐食を防止できる。
スクリュロータの軸に形成されたロータ軸側係合部と、第1軸受及び第2軸受により支持された電動機の軸に形成された電動機側係合部とを、被係合部材に係合させたカップリング部により結合している。カップリング部は、被係合部材の内周にフランジ部を設けることにより、被係合部材のロータ軸側係合部及び電動機側係合部からの脱離を防止する。これらにより、スクリュロータとカップリング部により結合された電動機の軸が第1軸受及び第2軸受により支持されているので共振による高回転領域運転での制限を少なくすることができる。また、カップリング部をコスト面で優れた簡易な構造にすることができる。さらに、電動機ケーシングに設けられた給油孔から油導入ガイド部材を介して油を供給することができる。これにより、カップリング部の潤滑を良好に行うことができるので、カップリング部の寿命を延ばすことができ、メンテナンスの手間を少なくすることができる。
前記給油孔が、前記電動機ケーシングの内側であって且つ前記第1軸受の前記電動機側の近傍に位置する開口を有し、前記給油孔の開口、前記第1軸受、前記油導入ガイド部材を介して前記カップリング部の内部に油を送るものとすることにより、第1軸受の寿命を延ばすことができ、またカップリングの寿命の長期化もさらに顕著とすることができる。
油導入ガイド部材が、油導入ガイド部材の電動機側の端面により、第1軸受の外輪の側面の少なくとも一部を覆うように第1軸受を電動機ケーシングに固定することにより、油導入ガイド部材が第1軸受を固定する部材の役割を兼ねるため、コスト面で優れた簡易な構造とすることができる。
油導入ガイド部材の圧縮機本体側の内周部と該内周部に対向するカップリング部の被係合部材の外周部の間に、ビスコシール構造又はラビリンスシール構造を設けることにより、カップリング部の被係合部材の外周部とカップリング部に周設された油導入ガイド部材の内周部との間に流入する油の量を減少させ、かつ、カップリング部の内周面とロータ軸側係合部及び電動機側係合部との間に流入する油の量を増加させることができる。そして、カップリングの潤滑を良好に行うことができる。その結果、カップリングの寿命を延ばすことができ、メンテナンスの手間を少なくすることができる。
電動機の巻線の材質をアルミニウムにすることにより、アルミニウム以外からなる巻線に対して腐食性を有するガスを圧縮しても、アルミニウムの耐食性により、アルミニウムからなる巻線の腐食を防止できる。
本発明に係るスクリュ圧縮機のパッケージを示す図。 本発明に係るスクリュ圧縮機を示す図。 図2のIII−III線断面図。 油流路から供給された油のスクリュ圧縮機内部での流れを示す図。 中間給油孔に供給された油の流れを示す図。 図6(a)及び図6(b)は油導入ガイド部材及びカップリング部の被係合部材の変形例を示す図。 本発明に係るスクリュ圧縮機の変形例を示す図。 図7のVIII−VIII線断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は本発明に係るスクリュ圧縮機10のパッケージ100を示す。このパッケージ100は、スクリュ圧縮機10から順に、圧縮ガスと油の混合物から油を分離する油分離器11、圧縮した高温高圧のガスから熱を奪い液体にする凝縮器12及び周囲から蒸発に必要な蒸発潜熱を吸収することにより液体を熱して蒸発させる蒸発器13が設けられた冷媒循環流路14と、油クーラ15が介設され、油分離器11内の油、即ちその下部の油溜まり部16における油をスクリュ圧縮機10内の後述する油供給箇所に導く油流路17とを備えている。
図2は、本発明に係るスクリュ圧縮機10を示す。スクリュ圧縮機10は、圧縮機本体21の圧縮機ケーシング22と、電動機23の電動機ケーシング24と接続ケーシング25により接続されている。
圧縮機ケーシング22には、咬合する雌雄一対のスクリュロータ26,27が収容されている。圧縮機ケーシング22には、雄スクリュロータ26と雌スクリュロータ27により形成された圧縮空間(図示せず)と連通する吸込口28及び吐出口29が設けられている。吸込口28には、蒸発器13の下流側の冷媒循環流路14が接続されている。吐出口29には、油分離器11の油面より上部と連通するように油分離器11の上流側の冷媒循環流路14が接続されている。圧縮機ケーシング22には、吸込口28と接続ケーシング25の内部とを連通させ、接続ケーシング25側からスクリュロータ26,27に油を供給する圧縮機本体側油供給路30が設けられている。
スクリュロータ26,27それぞれの両側には、スクリュロータ軸(以下、単にロータ軸とする。)26a,26b,27a,27bが設けられている。ロータ軸26a,26b,27a,27bはそれぞれ軸受31a,31b,32a,32bにより支持されている。雄スクリュロータ26のロータ軸26bは接続ケーシング25の内部まで延びている。ロータ軸26bの電動機23側の端部には、歯車(ロータ軸側係合部材)26cが固設されている。
電動機ケーシング24は、収容部33、第2軸受支持部材34及び蓋部材35を備えている。
収容部33は円筒体であり、接続ケーシング25側の開口縁を閉じる第1軸受支持部41が設けられている。第1軸受支持部41は、軸方向の中心部分に電動機軸取り出し孔42を備えている。電動機軸取り出し孔42は、内周面の一部に、電動機軸38を支持する第1軸受43が取り付けられている。図5に示すように、第1軸受43は、内輪43aと外輪43bの間に転動体43cを挟装した公知のものである。
第1軸受支持部41の接続ケーシング25側の電動機軸取り出し孔42の内周面には、第1軸受43を収容する段部41aが設けられている。第1軸受43は、第1軸受支持部41に、第1軸受支持部41と第1軸受43の側面とが同一平面となるように収容される。
第1軸受支持部41には、電動機軸38に対して圧縮機本体側油供給路30と同じ側に電動機側油供給路44が設けられている。
電動機ケーシング24の第1軸受支持部41には中間給油孔45が設けられている。中間給油孔45は、前述した油供給箇所である。中間給油孔45は、第1軸受支持部41の外側の開口45bから、第1軸受支持部41の内部を介して第1軸受支持部41の内側であって且つ第1軸受43の電動機23側の近傍にある開口45bまで通じる孔である。中間給油孔45には、油クーラ15の下流側の油流路17が接続されている。
収容部33の接続ケーシング25と反対側の開口端には、第2軸受支持部材34が取り付けられている。
第2軸受支持部材34は、円板形状であり、その中心部分には軸方向外側に突出する突出部37が設けられている。突出部37の軸方向に外側から収容部33側まで軸受取り付け孔36が貫通している。軸受取り付け孔36には、後述するカップリング部50と反対側の端部で電動機軸38を支持する第2軸受39が収容されている。第2軸受39は、内輪39aと外輪39bの間に転動体39cを挟装した公知のものである。
蓋部材35は円板形状であり、円板には、第2軸受支持部材34の突出部37と係合し、接続ケーシング25側に突出する押さえ部35aを備えている。蓋部材35は、第2軸受支持部材34の突出部37の接続ケーシング25と反対側の開口を閉塞するようになっている。突出部37の軸受取り付け孔36に収容された第2軸受39は、蓋部材35の押さえ部35aで固定するようになっている。蓋部材35の円板の中心部分には、軸端部側給油孔40が設けられている。軸端部側給油孔40は、前述した油供給箇所である。軸端部側給油孔40には、油クーラ15の下流側の油流路17が接続されている。
電動機ケーシング24の収容部33、第2軸受支持部材34及び蓋部材35によって包囲された電動機室46には、収容部33の軸方向の内周面に固設された固定子47と、電動機軸38に周設され、固定子47に包囲された空間で回転する回転子48とが収容されている。電動機23を構成する固定子47及び回転子48の巻線は、アルミニウムからなっている。これらの巻線は、アンモニアガスを圧縮しても腐食を防止できるようになっている。
接続ケーシング25は圧縮機ケーシング22と電動機ケーシング24との間に結合されている。
電動機軸38の接続ケーシング25側は、第1軸受43により支持されている。電動機軸38の接続ケーシング25と反対側は、第2軸受39により支持されている。電動機軸38は、接続ケーシング25の内部まで延びている。電動機軸38のスクリュロータ26側の端部には、歯車(電動機側係合部材)38aが固設されている。歯車38aは、歯車26cとともに接続ケーシング25の内部でロータ軸26bと電動機軸38を結合するカップリング部50の一部を構成する。
カップリング部50は、ロータ軸側係合部材26c及び電動機側係合部材38aと、係合部材26c,38aと係合するための内歯を有する被係合部材51とを備えている。カップリング部50は、接続ケーシング25の内部で取り付けられている。図3に示すように、被係合部材51は、被係合部材51の軸方向に直交する断面が歯車26cの軸方向に直交する断面形状の外周線の外側に係合部材26cをすきまばめするための外側隙間52を有する。ここでは、図示していないが、係合部材38aと被係合部材51との関係も同様である。すなわち、被係合部材51の内周面により形成される空間は歯車26c,38aを係合して、さらに軸方向の一端と他端が連通するように外側隙間52を有している。被係合部材51の内周面には、係合部材26c,38aの外周部分より、先端縁53aが径方向内側となるように突出したフランジ部53を備えている。フランジ部53は、フランジ部53で仕切られた被係合部材51の内側の軸方向の片側に歯車26c,38a全体をそれぞれ挿入可能にするとともに、被係合部材51の歯車26c,38cからの脱離を防止するように配設されている。被係合部材51の内側では、歯車26c,38aとフランジ部53は当接しないようになっており、フランジ部53に対して軸方向一側の外側隙間52、フランジ部53の先端縁53aよりも径方向内側の空間及び、軸方向他側の外側隙間52を通じた被係合部材51の軸方向の一端と他端との連通が確保されている。カップリング部50は、被係合部材51に歯車26c,38aを係合し、歯車26cが固設されたロータ軸26bと歯車38aが固設された電動機軸38とを結合している。
カップリング部50には、カップリング部50に油を導入するための油導入ガイド部材54が周設されている。油導入ガイド部材54は、円筒形状のガイド部54aと、円筒の開口面の一方に設けられたフランジ形状の軸受固定部54bとを備えている。ガイド部54aは、ガイド部54aの圧縮機本体21側の内周面の一部が、被係合部材51の電動機23側の外周面の一部の範囲において、ほぼ隙間がない状態で被係合部材51を囲繞している。軸受固定部54bは、軸受固定部54bの径方向内側にガイド部54aの円筒断面の外周部分よりも内側まで延びた押さえ部54cを備えている。油導入ガイド部材54は、軸受固定部54bが第1軸受支持部41の接続ケーシング25側の側面にねじ(図示せず)止めにより、着脱可能に取り付けられている。軸受固定部54bの押さえ部54cの電動機23側端面が第1軸受43の外輪43bの側面を覆うようにその一部と当接して第1軸受43を第1軸受支持部41へ固定するようになっている。軸受固定部54bの押さえ部54cは、第1軸受43の外輪43bの側面全体を覆ってもよいが、外輪43bと内輪43aとの間を覆わないようにする。油導入ガイド部材54に固定された第1軸受43は、カップリング部50と対向している。
スクリュ圧縮機10は、接続ケーシング25を介して圧縮機ケーシング22と電動機ケーシング24とを一体的に結合し半密閉構造を形成している。
以上の構成からなるスクリュ圧縮機10のパッケージ100の動作を説明する。スクリュ圧縮機10は、電動機ケーシング24に設けられた固定子47から発生する磁界と回転子48との相互作用により回転力を得て雄ロータ26が駆動され、これによって雌ロータ27が従動される。スクリュ圧縮機10は、吸込口28を通じて、冷媒循環流路14からスクリュロータ26,27の圧縮空間(図示せず)にアンモニアガスを吸い込む。圧縮機本体側油供給路30からの油供給下で、雌雄のスクリュロータ26,27が咬合することにより、前記圧縮空間でアンモニアガスが圧縮され、スクリュロータ26,27の吐出口29から圧縮したアンモニアガスが油とともに吐出される。
アンモニアガスと油の混合物は冷媒循環流路14に吐出され、油分離器11の上部から内部に流入する。油分離器11の内部では、アンモニアガスと油とが分離され、油は一旦油溜まり部16に溜められる。油除去されたアンモニアガスは油分離器11の上部から冷媒循環流路14の凝縮器12に送り出される。
油分離器11を出たアンモニアガスは、凝縮器12で低温熱源、例えば水により熱を奪われて凝縮し冷媒液となる。そして、冷媒液は蒸発器13で高温熱源から熱を奪い、完全に蒸発し、ガス状態になってスクリュ圧縮機10の吸込口28に戻る。このように、スクリュ圧縮機10のパッケージ100内のアンモニアガスは循環している。
これに対して、油溜まり部16の油は、油分離器11の上部がスクリュ圧縮機10で圧縮されたアンモニアガスで満たされて高圧となっているため、その圧力により油流路17に送り出される。その油は、スクリュ圧縮機10による圧縮により高温になっているため、油流路17の油クーラ15で冷却された後、軸端部側給油孔40及び中間給油孔45に供給される。
図4に示すように、軸端部側給油孔40に供給された油は、電動機室46に流入した後、内部の圧力が圧縮機本体21のスクリュロータ26,27の吸込口28側付近で最も低くなっているために、スクリュロータ26,27側へ流れる。その油は、第2軸受39の内輪39aと外輪39bの間、電動機23の固定子47と回転子48の間を通って下方の電動機側油供給路44から流出する。その後、その油は接続ケーシング25の内部を通り抜け、後述する第1経路によりカップリング部50の内部から流出した油と、下方の圧縮機本体側油供給路30の接続ケーシング25側で合流し、圧縮機本体21の圧縮機本体側油供給路30に流入する。そして、圧縮機本体21のスクリュロータ26,27に供給される。
中間給油孔45に供給された油もまた、同様に、開口45bを介して電動機室46に流入した後、内部の圧力が圧縮機本体21のスクリュロータ26,27の吸込口28側付近で最も低くなっているために、スクリュロータ26,27側へ流れるが、その経路は、第1経路及び第2経路の2通りある。
図5に示すように、第1経路は、中間給油孔45から開口45bを介して電動機室46に流入した後、第1軸受43の内輪43aと外輪43bとの間を通って油導入ガイド部材54の内部へ流入する。その後、カップリング部50の内部に流入し、電動機室46側の外側隙間52、フランジ部53の先端縁53aよりも径方向内側の空間、圧縮機本体21側の外側隙間52を通ってカップリング部50の外部へと流出する。その油は、軸端部側給油孔40に供給され、かつ、電動機側油供給路44を通って接続ケーシング25の内部に流入した油と、下方の圧縮機本体側油供給路30の接続ケーシング25側で合流する。そして、圧縮機本体側油供給路30へ流入する。
第2経路は、中間給油孔45から開口45bを介して電動機室46に流入した後、軸端部側給油孔40に供給され、かつ、電動機23の固定子47と回転子48の間を通ってきた油と、下方の電動機側油供給路44の電動機室46側で合流する。そして、その油は電動機側油供給路44、接続ケーシング25を通って圧縮機本体21の圧縮機本体側油供給路30に流入する。
圧縮機本体側油供給路30に流入した油は、圧縮機本体21のスクリュロータ26,27に供給される。このように、スクリュ圧縮機10のパッケージ100内の油は循環している。
本発明にかかるスクリュ圧縮機10は、カップリング部50の被係合部材51の内周面にフランジ部53を設け、スクリュロータ26の軸26bに固設された歯車26cと、第1軸受43及び第2軸受39により支持された電動機23の軸38に固設された歯車38aとを、軸方向の一端と他端が連通した被係合部材51にすきまばめしてカップリング部50により結合している。被係合部材51のフランジ部53により、被係合部材51の歯車26c,38aからの脱離を防止できる。また、電動機室46側の外側隙間52、フランジ部53の先端縁53aよりも径方向内側の空間及び圧縮機本体21側の外側隙間52を通じて軸方向の一端と他端とを連通させることができるので、中間給油孔45から第1経路に供給された油がカップリング部50の内部を通り抜けるようにすることができる。このようにして、スクリュロータ26とカップリング部50により結合された電動機23の軸38が第1軸受43及び第2軸受39により支持されているので共振による高回転領域運転での制限を少なくすることができる。また、ロータ軸側係合部材26c及び電動機側係合部材38aを歯車にすることにより、カップリング部50をコスト面で優れた簡易な構造にすることができる。さらに、カップリング部50の被係合部材51とすきまばめされた歯車38a及び歯車26cとの間に、中間給油孔45から第1軸受43及び油導入ガイド部材54を通して油を供給することができる。これにより、カップリング部50の潤滑を良好に行うことができるので、カップリング部50の寿命を延ばすことができ、メンテナンスの手間を少なくすることができる。なお、中間給油孔45は、電動機ケーシング24(の第1軸受支持部41)の内側であって且つ第1軸受43の電動機23側の近傍に位置する開口45bを有し、その中間給油孔45の開口45b、更に第1軸受43、更に油導入ガイド部材54を介してカップリング部50の内部に油を送るように構成されている。従って、中間給油孔45を通じる油は電動機23の内部を通じる油より、電動機23の内部での温度上昇や、回転子48の回転による影響を受けにくい。このため、第1軸受43、カップリング部50の内部に、電動機ケーシング24(の第1軸受支持部41)の外側から供給された油を極度に温度上昇等させることなく、所定の粘度、潤滑性を維持したまま供給することができ、第1軸受43の寿命を延ばすことができ、またカップリング部50の寿命の長期化をさらに顕著とすることができる。また、ロータ軸26bと電動機軸38とをカップリング部50により結合することで、電動機23が大型化しても共振を発生させにくくすることができる。
油導入ガイド部材54が、油導入ガイド部材54の電動機23側の端面により、第1軸受43の外輪の側面の少なくとも一部を覆うように第1軸受43を電動機ケーシング24に固定することにより、油導入ガイド部材54が第1軸受43を固定する部材の役割を兼ねるため、コスト面で優れた簡易な構造とすることができる。
図5の油導入ガイド部材54及びカップリング部50の被係合部材51の点線で囲まれた部分について、図6(a)及び図6(b)に示すような加工をしてもよい。
図6(a)は、油導入ガイド部材54のガイド部54aの圧縮機本体21側内周部に対向するカップリング部50の被係合部材51の外周部に、ビスコシール構造55が施されている。ビスコシール構造55は、油導入ガイド部材54の内側での被係合部材51の回転によって圧縮機本体21側から電動機23側へ油を搬送する方向にねじが形成された構造である。
電動機23の回転によりカップリング部50が回転する。その結果、第1軸受43から油導入ガイド部材54の内部に流入し、油導入ガイド部材54のガイド部54aの内周面と、カップリング部50の被係合部材51の外周面との間に進入した油は、被係合部材51のビスコシール構造55により、圧縮機本体21側から電動機23側へ戻される力が働く。これにより、カップリング部50の被係合部材51の外周部とカップリング部50に周設された油導入ガイド部材54の内周部との間に流入する油の量を減少させ、かつ、カップリング部50の内周面と歯車26c,38aとの間に流入する油の量を増加させることができる。そして、カップリング部50の潤滑を良好に行うことができる。その結果、カップリング部50の寿命を延ばすことができ、メンテナンスの手間を少なくすることができる。
図6(b)は、油導入ガイド部材54のガイド部54aの圧縮機本体21側内周部と該内周部に対向するカップリング部50の被係合部材51の外周部に、ラビリンスシール構造56が施されている。ラビリンスシール構造56は、油導入ガイド部材54のガイド部54aの圧縮機本体21側内周部と該内周部に対向するカップリング部50の被係合部材51の外周部との間に複雑な経路を形成し、拡大縮小抵抗、粘性摩擦抵抗及び管路抵抗を利用して流体の漏れを軽減する構造である。
これにより、カップリング部50の被係合部材51の外周部とカップリング部50に周設された油導入ガイド部材54の内周部との間に流入する油の量を減少させ、かつ、カップリング部50の内周面と歯車26c及び歯車38aとの間に流入する油の量を増加させることができる。そして、カップリング部50の潤滑を良好に行うことができる。その結果、カップリング部50の寿命を延ばすことができ、メンテナンスの手間を少なくすることができる。なお、上述の本発明の実施の形態では、ロータ軸26bの電動機23側の端部に、ロータ軸26bとは別体の歯車(ロータ軸側係合部材)を固設し、ロータ軸側係合部を形成していたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、ロータ軸26bの電動機23側の端部に直接、スプライン加工を施し、ロータ軸側係合部を形成しても良い。同様に、電動機軸38のスクリュロータ26側の端部に、電動機軸38とは別体の歯車(電動機側係合部材)38aを固設し、電動機側係合部を形成していたのに換え、電動機軸38のスクリュロータ26側の端部に、直接、スプライン加工を施し、電動機軸係合部を形成しても良い。
図7は、本発明に係るスクリュ圧縮機の変形例、スクリュ圧縮機110を示す。このスクリュ圧縮機110では、上述のスクリュ圧縮機10と多くの構成を共通する。ただし、スクリュ圧縮機110が、図8に示すように、ロータ軸26bの電動機23側の端部に直接、スプライン加工を施し、ロータ軸側係合部を形成している点、また電動機軸38のスクリュロータ26側の端部に、直接、スプライン加工を施し、電動機軸係合部を形成している点において、上述のスクリュ圧縮機10と相違する。
10,110 スクリュ圧縮機
11 油分離器
12 凝縮器
13 蒸発器
14 冷媒循環流路
15 油クーラ
16 油溜まり部
17 油流路
21 圧縮機本体
22 圧縮機ケーシング
23 電動機
24 電動機ケーシング
25 接続ケーシング
26 雄スクリュロータ
26a,26b スクリュロータ軸
26c 歯車(ロータ軸側係合部材)
27 雌スクリュロータ
27a,27b スクリュロータ軸
28 吸込口
29 吐出口
30 圧縮機本体側油供給路
31a,31b
32a,32b 軸受
33 収容部
34 第2軸受支持部材
35 蓋部材
35a 押さえ部
36 軸受取り付け孔
37 突出部
38 電動機軸
38a 歯車(電動機側係合部材)
39 第2軸受
39a 内輪
39b外輪
39c 転動体
40 軸端部側給油孔
41 第1軸受支持部
41a 段部
42 電動機軸取り出し孔
43 第1軸受
43a 内輪
43b 外輪
43c 転動体
44 電動機側油供給路
45 中間給油孔
46 電動機室
47 固定子
48 回転子
50 カップリング部
51 被係合部材
52 外側隙間
53 フランジ部
53a 先端縁
54 油導入ガイド部材
54a ガイド部
54b 軸受固定部
54c 押さえ部
55 ビスコシール構造
56 ラビリンスシール構造
100 パッケージ

Claims (5)

  1. 咬合する雌雄一対のスクリュロータが圧縮機ケーシング内に収容された圧縮機本体と、固定子と回転子が電動機ケーシング内に収容され、前記スクリュロータを駆動する電動機とからなるスクリュ圧縮機において、
    前記電動機の軸の前記スクリュロータ側の端部とその反対側の端部をそれぞれ支持する第1軸受と第2軸受を設け、
    前記スクリュロータの軸の前記電動機側の端部に形成されたロータ軸側係合部と、前記電動機の軸の前記スクリュロータ側の端部に形成された電動機側係合部と、前記ロータ軸側係合部と前記電動機側係合部とに係合するとともに、内周に前記ロータ軸側係合部と前記電動機側係合部との間に位置するフランジ部を備えた被係合部材とからなるカップリング部を設け、
    前記カップリング部に油導入ガイド部材を周設し、
    前記電動機ケーシングに設けられた給油孔から前記油導入ガイド部材を介して前記カップリング部の内部に油を送るものであることを特徴とするスクリュ圧縮機。
  2. 前記給油孔が、前記電動機ケーシングの内側であって且つ前記第1軸受の前記電動機側の近傍に位置する開口を有し、前記給油孔の前記開口、前記第1軸受、前記油導入ガイド部材を介して前記カップリング部の内部に油を送るものであることを特徴とする請求項1に記載のスクリュ圧縮機。
  3. 前記油導入ガイド部材が、前記油導入ガイド部材の前記電動機側の端面により、前記第1軸受の外輪の側面の少なくとも一部を覆うように前記第1軸受を前記電動機ケーシングに固定することを特徴とする請求項1に記載のスクリュ圧縮機。
  4. 前記油導入ガイド部材の内周部と該内周部に対向する前記カップリング部の前記被係合部材の外周部の間に、ビスコシール構造又はラビリンスシール構造が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスクリュ圧縮機。
  5. 前記電動機の巻線がアルミニウムからなっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のスクリュ圧縮機。
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