JP2017066935A - スクリュ圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリュロータを回転駆動するモータを効果的に冷却する冷却構造を有するスクリュ圧縮機を提供する。
【解決手段】スクリュ圧縮機は、雄雌一対のスクリュロータ3がロータ室17内に収容された圧縮機本体2と、回転子6a及び固定子6bがモータ室20内に収容され、回転子に固定されたモータ軸31によってスクリュロータのロータ軸21を回転駆動するモータ6と、給油先に潤滑油を供給するための給油路80と、ロータ軸を支持するためにモータ側に設けられた中間軸受部12と、給油路を介してモータ室内に導かれた潤滑油をモータ室外に排出するための排油部66,78と、排油部から排出された潤滑油を回収する油回収部71とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、スクリュ圧縮機に関し、詳細には、スクリュロータを回転駆動するモータを冷却する冷却構造を有するスクリュ圧縮機に関する。
スクリュ圧縮機では、雄雌一対のスクリュロータが、モータによって回転駆動されている。モータを高速で回転駆動すると、いわゆる鉄損(ヒステリシス損や渦電流損)や銅損(巻線抵抗による損失)等の電気的な損失により、モータが発熱する。そこで、モータケーシングの外周部には、発熱したモータを冷却する冷却ジャケットが設けられ、冷却ジャケットの中を流れる冷却水又はクーラント等の液媒体で熱交換することによりモータを冷却している(特許文献1を参照)。
特開2000−97186号公報
一般に、モータの出力をP(W)、モータの回転数をN(rpm)、モータが発生するトルクをT(N・m)とすると、モータの出力P(W)は、P(W)=(2π/60)×N(rpm)×T(N・m)という関係式で表される。この関係式から、モータの出力Pが同じ場合、回転数Nを大きくして高速回転にすると、トルクTが小さくなり、モータの小型化が可能になる。高周波インバータを用いた高速モータでは、例えば、回転数Nが20000rpm程度になる。
しかしながら、特許文献1のような高速モータを用いたスクリュ圧縮機においては、モータのサイズが小さくなるにつれて、モータケーシングの外周部に設けられる冷却ジャケットも小さくなる。また、モータを内部から冷却するものでもない。小さな冷却ジャケットによる冷却だけでは、モータの冷却が不十分である。冷却ジャケットによる冷却が不十分であるモータでは、ステータコイルの温度上昇やロータ表面の温度上昇が発生するため、モータ出力が小さくなり、効率が低下する。
したがって、この発明の解決すべき技術的課題は、スクリュロータを回転駆動するモータを内部から冷却する冷却構造を有するスクリュ圧縮機を提供することである。
上記技術的課題を解決するために、この発明によれば、以下のスクリュ圧縮機が提供される。
すなわち、水平方向に配設されて互いに噛み合う雄雌一対のスクリュロータがロータケーシングのロータ室内に収容された圧縮機本体と、
回転子及び固定子がモータケーシングのモータ室内に収容され、前記回転子に固定されたモータ軸によって前記スクリュロータのロータ軸を回転駆動するモータと、
給油先に潤滑油を供給するための給油路と、
前記ロータ軸を支持するために前記モータ側に設けられて潤滑油の流通により潤滑される中間軸受部と、
前記給油路を介して前記モータ室内に導かれた潤滑油を前記モータ室外に排出するための排油部と、
前記排油部から排出された潤滑油を回収する油回収部とを備える
ことを特徴とする。
上記構成によれば、中間軸受部に供給されてモータ室内に導かれた潤滑油が、モータ軸を伝わることにより、モータ軸を冷却する。モータ軸を伝わる潤滑油は、モータ室内で回転する回転子によってオイルミスト化され、モータ室内の回転子と固定子とモータ軸とに付着して、モータを冷却する。冷却に使用された潤滑油は、油回収部に回収されて、モータの冷却が妨げられない。したがって、中間軸受部に供給された潤滑油によって、スクリュロータを回転駆動するモータを効果的に冷却できる。
この発明の第1実施形態に係るスクリュ圧縮機の横断面図。 図1に示したスクリュ圧縮機の縦断面図。 図2に示したスクリュ圧縮機におけるモータ室の部分断面図。 図3に示したスクリュ圧縮機におけるモータ側軸受部周辺の拡大断面図。 図3に示したスクリュ圧縮機における中間軸受部周辺の拡大断面図。 図5のVI−VI線矢視断面図。 第1実施形態の変形例に係る要部拡大断面図。 この発明の第2実施形態に係るスクリュ圧縮機におけるモータ室の部分断面図。 この発明の第3実施形態に係るスクリュ圧縮機の縦断面図。 図8に示したスクリュ圧縮機におけるモータ室の部分断面図。
(第1実施形態)
まず、この発明の第1実施形態に係るスクリュ圧縮機1について、図1から図6Aを参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態に係るスクリュ圧縮機1の横断面図である。このスクリュ圧縮機1は、オイルフリースクリュ圧縮機である。互いに無給油状態で噛合する雄ロータ3a及び雌ロータ3bからなる1対のスクリュロータ3が、無給油式の圧縮機本体2のロータケーシング4に形成されたロータ室17内に収容されている。ロータケーシング4の吸込側端には軸受ケーシング7が取り付けられている。ロータケーシング4の吐出側端には、モータ6のモータケーシング5が取り付けられている。モータ6は、回転子6aと固定子6bとモータケーシング5とを有している。モータケーシング5は、モータケーシング本体5aと冷却ジャケット8とカバー9とを備える。モータケーシング本体5a内には、回転子(ロータ)6aと固定子(ステータ)6bとが収容されている。モータケーシング5の端部は、カバー9で閉じられている。
図示しないガスの吐出口がロータケーシング4のモータ6側に形成され、図示しないガスの吸込口がロータケーシング4においてモータ6の反対側に形成されている。雄ロータ3a及び雌ロータ3bのモータ6の反対側の各軸端には、互いに噛合するタイミングギヤ(図示せず)が取り付けられている。通常は、雄ロータ3aがモータ6によって回転駆動される。モータ6のモータ軸31の回転駆動により、雄ロータ3aの雄ロータ軸21が回転し、さらにタイミングギヤを介して、雄ロータ軸21と同期するように雌ロータ3bの雌ロータ軸22が回転する。
モータ6は、スクリュロータ3のロータ軸(通常は、雄ロータ軸21)を回転させるための駆動源である。モータ6は、図示しないインバータにより回転数制御され、例えば、20000rpmを超える高速回転で運転される。モータ6の回転子6aは、モータ軸31の外周部に固定され、固定子6bは回転子6aの外側に離間して配置されている。回転子6aと固定子6bとの間には、エアギャップ6gが形成されている。モータケーシング5において、冷却ジャケット8は、固定子6bと密接するように、固定子6b及びモータケーシング本体5aの間に配設されている。
モータ軸31は、スクリュロータ3側からモータ側軸受部13側に行くに従って縮径する複数の異径軸部を有する。モータ軸31は、図3に示すように、例えば、第1軸部44及び第2軸部45から構成される。大径の第1軸部44が、回転子6aの側端面に係止している。回転子6aが、小径の第2軸部45に対して装着されている。連結穴32が、第1軸部44の全部と第2軸部45の一部にわたって軸方向に延在している。中心穴33が、第2軸部45の残部にわたって軸方向に延在している。軸受支持体37のフランジ部を第2軸部45及び回転子6aの側端面のそれぞれに当接させた状態で取付ボルト38で締め付けることにより、回転子6aがモータ軸31に固定される。
冷却ジャケット8がモータケーシング本体5aの内側面に沿って装着されて、互いのフランジ部が当接した状態でボルトで締め付けることにより、冷却ジャケット8がモータケーシング本体5aに固定されている。冷却ジャケット8の冷却ジャケット部8aには、冷却水又は冷却された潤滑油を流すための冷却通路8bが形成されている。冷却通路8bの軸方向の両側にそれぞれ設けられたパッキンにより、冷却通路8bからモータケーシング本体5a内への液漏れを防止している。
スクリュロータ3の雄ロータ軸21とモータ6のモータ軸31とは、別体で構成されており、両方の軸21,31が水平方向(横向き)に同軸で延在するように、後述するキー41(カップリング部材)により一体に連結されている。雄ロータ軸21におけるモータ6の反対側は、ロータ側軸受部11により軸受ケーシング7に支持されている。雄ロータ軸21のモータ6側は、中間軸受部12によりロータケーシング4に支持されている。すなわち、雄ロータ軸21は、ロータ側軸受部11及び中間軸受部12により両持ちで支持されている。モータ軸31のモータ側端部に固定された軸受支持体37は、モータ側軸受部13によりカバー9に支持されている。したがって、一体に連結された雄ロータ軸21及びモータ軸31が、水平方向(横向き)に同軸で延在し、ロータ側軸受部11と中間軸受部12とモータ側軸受部13との三箇所で支持(すなわち3点支持)されている。他方、雌ロータ3bの雌ロータ軸22は、モータ6の反対側に位置するロータ側軸受部15及び中間軸受部16により、軸受ケーシング7及びロータケーシング4に両持ちで支持されている。
雄ロータ軸21を支持するロータ側軸受部11は、例えば、スラスト軸受(4点接触玉軸受)11aとラジアル軸受(ころ軸受)11bとから構成される。中間軸受部12は、例えば、スクリュロータ3側に設けられたラジアル軸受(ころ軸受)12aと、モータ側に設けられたスラスト軸受(4点接触玉軸受)12bとから構成される。スラスト軸受12bをモータ6側に設けることにより、ロータ軸21が熱膨張によって伸長しても、スラスト軸受12bによってスラスト荷重を受けることができる。また、ラジアル軸受12aとスラスト軸受12bとの間には、中間軸受部12に潤滑油を供給するための中間給油路82が設けられている。モータ側軸受部13は、例えば、ラジアル軸受(深溝玉軸受)から構成される。
また、雌ロータ軸22を支持するロータ側軸受部15は、例えば、スラスト軸受(4点接触玉軸受)15aとラジアル軸受(ころ軸受)15bとから構成される。中間軸受部16は、例えば、ラジアル軸受(ころ軸受)16aとスラスト軸受(4点接触玉軸受)16bとから構成される。また、少なくともモータ軸31と接続されるロータ軸(ここでは雄ロータ軸21)をモータ6側で支持する軸受(本実施形態においては、スラスト軸受12bに該当する)は、モータ6側へ潤滑油を流通させて潤滑されるように、開放形の軸受を使用している。なお、本実施形態においては他の各軸受も開放形を使用しているが、他の各軸受については、軸受に対する負荷や潤滑の仕方などを考慮して開放形の軸受とするか否かを適宜に決定すればよい。
雄ロータ3aと中間軸受部12との間の雄ロータ軸21には、中間軸封部14aが設けられている。ロータ側軸受部11と雄ロータ3aとの間の雄ロータ軸21には、軸封部14cが設けられている。雌ロータ3bと中間軸受部16との間の雌ロータ軸22には、軸封部14bが設けられている。ロータ側軸受部15と雌ロータ3bとの間の雌ロータ軸22には、軸封部14dが設けられている。各軸封部14a,14b,14c,14dは、例えば、オイルシールとしてのビスコシール及びエアシールとしてのメカニカルシールを備えている。軸受側に設けられたビスコシールは、潤滑油のロータ室17への流入を防止する。スクリュロータ3側に設けられたメカニカルシールは、潤滑油のロータ室17への流入及び圧縮ガスのロータ室17からの必要以上の漏出を防止する。
軸受支持体37の突出端部がモータ軸31の中心穴33に挿入されて、軸受支持体37のフランジ部をモータ軸31の側端面に当接させた状態で取付ボルト38で締め付けられている。これにより、軸受支持体37がモータ軸31に固定されているとともに、中心穴33のモータ側軸受部13側の一端が閉じられている。図3に示すように、モータ側軸受部13の内輪は、軸受支持体37に配設された止めリング61によって軸方向に移動不可に位置決めされている。他方、モータ側軸受部13がカバー9の軸受装着穴9aに対してすきまばめで取り付けられている。これにより、モータ側軸受部13の外輪は、軸方向に移動できる。すなわち、モータ側軸受部13は、外輪での軸方向の摺動を許容するようにモータ6に組み付けられている。当該構成によれば、モータ軸31が熱膨張によって伸長しても、無理な荷重がモータ側軸受部13に負荷されることを防止できる。
カバー9は、モータケーシング5の開口を閉じるように冷却ジャケット8に装着されている。カバー9のフランジ部を冷却ジャケット8の側端面に当接させた状態でボルトで締め付けることにより、カバー9が冷却ジャケット8に固定されている。
モータ6のモータ軸31の軸径は、スクリュロータ3の雄ロータ軸21の軸径よりも大径である。大径であるモータ軸31には、雄ロータ軸21のモータ6側の連結端部24を挿入するための連結穴32が形成されている。モータ軸31には、連結穴32よりも大径の中心穴33が形成されている。中心穴33と連結穴32とにより、モータ軸31の内部を軸方向に貫通する貫通孔がモータ軸31に形成されて、モータ軸31が中空構造になっている。大径の中心穴33と小径の連結穴32との境界には段差が形成されている。モータ軸31を貫通する貫通孔の段差により、締結フランジ27は、中心穴33内を自在に挿通可能であるが、連結穴32に対しては行き止まりになっている。締結フランジ27は、ネジ挿通穴と複数のフランジ連通孔27aとを有する。複数のフランジ連通孔27aは、中心穴33及び油ガイド穴21cを連通している。
モータ軸31に設けられた連結穴32の内周面31bには、例えば矩形断面で凹状の第2キー溝31aが形成されている。雄ロータ軸21に設けられた連結端部24の外周面21bには、例えば矩形断面で凹状の第1キー溝24aが形成されている。第1キー溝24a及び第2キー溝31aによって、矩形断面のキー溝42が軸方向に構成されている。連結端部24が連結穴32に挿入された状態で、矩形断面のキー41が、モータ軸31の連結穴32の内周面31bと雄ロータ軸21の連結端部24の外周面21bとの間に介在配置されている。キー41がキー溝42に嵌め込まれることにより、キー41がキー溝42に嵌合している。したがって、キー41は、モータ軸31と雄ロータ軸21とを一体に連結するカップリング部材として働く。
連結端部24の内部には、締結部25が設けられている。締結部25は、連結端部24の端面から軸方向に延びる油ガイド穴21cとネジ穴26とを備えている。油ガイド穴21cの穴径は、ネジ穴26よりも大きい。また、連結端部24と締結フランジ27の間には、油ガイド穴21cとフランジ連通孔27aとの間を結ぶ流路をなす空間が設けられている。したがって、フランジ連通孔27aを通過した潤滑油が、油ガイド穴21cと締結ボルト28との間に形成された環状隙間を流れることができる。ロータ軸(ここでは雄ロータ軸21)のネジ穴26と第1キー溝24aとの間には、軸直交方向に延びる複数の油導出穴21dが形成されている。複数の油導出穴21dは、油ガイド穴21c及びモータ室20を連通している。図5に示すように、中心穴33と複数のフランジ連通孔27aと油ガイド穴21cと複数の油導出穴21dとの連通により、モータ軸連通部39の一部分が構成されている。
締結ボルト28のネジ部28bが、締結部25のネジ穴26に螺合する。締結フランジ27のネジ挿通穴を通じて、締結部材としての締結ボルト28が挿通される。締結フランジ27を中心穴33に挿入して貫通孔の段差で係合させた状態で締結ボルト28を締め付けると、雄ロータ軸21の連結端部24がモータ側軸受部13の方に引き寄せられて、締結ボルト28の頭部28aが締結フランジ27に係止する。その結果、締結ボルト28によって、モータ軸31と雄ロータ軸21とが締結される。このように、キー41によってモータ軸31と雄ロータ軸21とが一体に連結された状態で、モータ軸31と雄ロータ軸21とが締結ボルト28によって締結されている。
カップリング部材としてのキー41によってモータ軸31と雄ロータ軸21とが一体に連結され、締結部材としての締結ボルト28によって締結されたモータ軸31及び雄ロータ軸21は、一塊の一つの軸体として働く。そして、キー41を用いた嵌合構造では、潤滑油の影響を受けないため、潤滑油が水平方向に延在する雄ロータ軸21を伝わって連結穴32の中に入ってきても、モータ軸31と雄ロータ軸21との間でトルクを確実に伝達することができる。
このとき、締結ボルト28の頭部28aが、モータ軸31を軸方向に貫通するように形成された中心穴33内に位置している。詳しくは、頭部28aが、雄ロータ軸21の締結部25の軸端面付近に位置するように、モータ軸31の中心穴33内部に没入されている。すなわち、締結ボルト28の軸方向長さが短くなるように構成されている。当該構成によれば、締結ボルト28の熱膨張の影響が少なくなり、確実に締め付けることができる。なお、雄ロータ軸21の連結端部24及び締結部25と、モータ軸31の連結穴32及び中心穴33とは、同軸に延在している。
ロータケーシング4のモータ6側には、中間軸受部12のラジアル軸受12aが取り付けられている。ラジアル軸受12aの内輪は雄ロータ軸21に対して位置が固定され、ラジアル軸受12aの外輪は止めリングによりロータケーシング4に対して位置が固定されている。スペーサ18を介して、軸受支持部材19がロータケーシング4のモータ6側に取り付けられている。ボルトで締め付けることにより、軸受支持部材19及びスペーサ18が、ロータケーシング4のモータ6側に固定されている。スラスト軸受12bの内輪は、緩み止めナット23aにより雄ロータ軸21に対して位置が固定されている。
同様に、ロータケーシング4のモータ6側には、中間軸受部16のラジアル軸受16aが取り付けられている。ラジアル軸受16aの内輪は雌ロータ軸22に対して位置が固定され、ラジアル軸受16aの外輪は止めリングによりロータケーシング4に対して位置が固定されている。スラスト軸受16bの内輪は、緩み止めナット23bにより雌ロータ軸22に対して位置が固定されている。
なお、軸受を構成する内輪と外輪及び転動体は、通常、鋼材からなり導電性を有する。そのため、モータ6のインバータ回路からの高周波電流が、モータ6のモータ軸31を支持する中間軸受部12及びモータ側軸受部13に流れ、中間軸受部12及びモータ側軸受部13の外輪及び内輪の間に軸電圧が発生することにより軸受を損傷するという電食現象を生じる。そこで、中間軸受部12及びモータ側軸受部13が、電気的に絶縁されている。軸受が電気的に絶縁されているというのは、例えば、軸受の転動体がセラミックスなどの無機系絶縁材料からなること、軸受の内輪及び外輪の少なくとも一方の外面がエポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂などの有機系絶縁材料で覆われていることである。また、軸受を支持する支持部材やケーシングにおいて、軸受に当接する部分が、絶縁材料で覆われていてもよい。このように中間軸受部12及びモータ側軸受部13が電気的に絶縁されていることにより、モータ6のインバータ回路からの高周波電流によって当該軸受部12,13が損傷を受けるという電食現象を生じにくくできる。
(潤滑油によるモータの冷却構造)
次に、上記第1実施形態において、スクリュロータ3を高速で回転駆動するモータ6を潤滑油で冷却する冷却構造を説明する。
図2に示すように、中間給油路82と通じる中間給油口64が、ロータケーシング4の上部に形成されている。中間給油口64から中間軸受部12まで延びる中間給油孔82aが、ロータケーシング4の内部に形成されている。ラジアル軸受12a及びスラスト軸受12bがスペーサ18によって離間して配置されている。離間したラジアル軸受12a及びスラスト軸受12bの間には、連通スペース82bが形成されている。中間給油孔82aは、連通スペース82bに連通している。したがって、中間給油路82は、ロータケーシング4内の中間給油孔82aを介して、連通スペース82bに連通している。
中間給油路82に供給された潤滑油は、連通スペース82bを通じて、中間軸受部12のラジアル軸受12a及びスラスト軸受12bのそれぞれに供給される。ラジアル軸受12aに供給された潤滑油は、ラジアル軸受12aの潤滑及び冷却に使用される。潤滑油は、中間軸封部14aのオイルシールにより、ロータ室17に向けて流れることが規制される。他方、ロータケーシング4は、一端がラジアル軸受12a及び中間軸封部14aの間に形成された間隙部に通じるとともに他端がモータ室20に通じている中間連通部54を備えている。ラジアル軸受12aからスクリュロータ3側に流れようとする潤滑油は、中間連通部54を通じて、モータ室20内に導かれる。中間連通部54を通じてモータ室20内に導かれた潤滑油は、排油部からモータ室20外に排出されて油回収部71に回収される。
したがって、中間連通部54を備えることで、ラジアル軸受12aに開放形を用いた場合でも、潤滑油が中間軸封部14aを越えてロータ室17内に流入することを防止できる。特に、複数のモータ6で個別に回転数を調節することのできる複数段圧縮機において、低圧段のスクリュロータ3が中間連通部54を備えることは、低圧段の吐出側が負圧になった場合でも、ロータ室17内への潤滑油の流入を効果的に防止できる。
スラスト軸受12bに供給された潤滑油は、スラスト軸受12bの潤滑及び冷却に使用される。スラスト軸受12bを流通しながら潤滑及び冷却した潤滑油は、モータ室20内に導かれ、モータ軸31を外面から冷却する。潤滑油は、モータ室20内で高速回転するモータ軸31及び回転子6aによって、微粒子化されてオイルミストになる。オイルミスト化した潤滑油は、モータ室20内の回転子6aと固定子6bとモータ軸31とに付着して、モータ6をモータ室20内から冷却する。
ロータ側のモータ室給油路83と通じるロータ側のモータ室給油口65が、中間軸受部12側のモータ室20の上部に、すなわち中間軸受部12側のモータケーシング5の上部に、形成されている。ロータ側のモータ室給油路83及びロータ側のモータ室給油口65は、それぞれ、モータ室給油路及びモータ室給油口として働く。ロータ側のモータ室給油口65には、潤滑油を微粒子状に噴射できるノズル(図示せず)を設けている。
ロータ側のモータ室給油路83に供給された潤滑油は、ノズルを通じて、モータ室20内に導かれる。モータ室20内に導かれた潤滑油は、モータ室20内の回転子6aと固定子6bとモータ軸31とに付着して、モータ6を冷却する。
中間排油路92と通じる中間排油口66が、中間軸受部12側のモータ室20の底部に、すなわち中間軸受部12側のモータケーシング5の底部に、形成されている。中間排油路92及び中間排油口66は、それぞれ、モータ室排油路及びモータ室排油口(排油部)として働く。中間軸受部12の潤滑とモータ6の冷却とに使用された潤滑油は、中間軸受部12側のモータ室20の底部に集まり、中間排油口66を通じて、モータ室20外に排出される。当該潤滑油は、中間排油路92を通じて油回収部71に回収される。
モータ側のモータ室給油路86と通じるモータ側のモータ室給油口77が、モータ側軸受部13側のモータ室20の上部に、すなわちモータ側軸受部13側の冷却ジャケット8をなすモータケーシング5の上部に、形成されている。モータ側のモータ室給油路86及びモータ側のモータ室給油口77は、それぞれ、モータ室給油路及びモータ室給油口として働く。モータ側のモータ室給油口77は、潤滑油を固定子6bの巻線に向けて流出させるように開口している。固定子6bの巻線の下方に位置するカバー9上部には、モータ側軸受給油孔79が形成されている。モータ側軸受給油孔79は、上部に凹状に開口面積を拡げた油受け部を有している。
モータ側のモータ室給油路86に供給された潤滑油は、モータ側のモータ室給油口77を通じてモータ室20内に供給され、固定子6bの巻線を冷却する。固定子6bの巻線の下方へ流れてきた潤滑油は、油受け部で集められ、モータ側軸受給油孔79を通じて、モータ側軸受部13に供給される。モータ側軸受部13に供給された潤滑油は、モータ側軸受部13の潤滑及び冷却に使用される。モータ側軸受部13を潤滑及び冷却した潤滑油は、モータ室20内に導かれる。
モータ側のモータ室排油路93と通じるモータ側のモータ室排油口78が、モータ側軸受部13側のモータ室20の底部に、すなわちモータ側軸受部13側の冷却ジャケット8をなすモータケーシング5の底部に、形成されている。モータ側のモータ室排油路93及びモータ側のモータ室排油口78は、それぞれ、モータ室排油路及びモータ室排油口(排油部)として働く。モータ側軸受部13の潤滑とモータ6の固定子6bの巻線の冷却に使用された潤滑油は、モータ側軸受部13側のモータ室20の底部に集まり、モータ側のモータ室排油口78を通じて、モータ室20外に排出される。当該潤滑油は、モータ側のモータ室排油路93を通じて油回収部71に回収される。
軸受ケーシング7のロータ側軸受部11側の上部には、ロータ側軸受給油路81と通じるロータ側軸受給油口(図示せず)が形成されている。軸受ケーシング7の内部には、ロータ側軸受給油口からロータ側軸受部11まで延びるロータ側軸受給油孔(図示せず)が形成されている。
ロータ側軸受給油路81に供給された潤滑油は、ロータ側軸受給油孔を通じて、ロータ側軸受部11に供給される。ロータ側軸受部11に供給された潤滑油は、ロータ側軸受部11の潤滑及び冷却に使用される。ロータ側軸受部11を潤滑及び冷却した潤滑油は、軸封部14cのオイルシールにより、ロータ室17に向けて流れることが規制される。
軸受ケーシング7の底部には、ロータ側軸受部11からロータ側軸受排油路91に通じるロータ側軸受排油口(図示せず)が形成されている。ロータ側軸受部11の潤滑及び冷却に使用された潤滑油は、ロータ側軸受排油口を通じて、軸受ケーシング7外に排出される。当該潤滑油は、ロータ側軸受排油路91を通じて油回収部71に回収される。
モータケーシング5の上部には、ジャケット給油路84と通じるジャケット給油口67が形成されている。ジャケット給油口67は冷却通路8bと連通している。ジャケット給油路84に供給された潤滑油は、ジャケット給油口67を通じて、冷却通路8bに供給されて、固定子6bを冷却する。
ジャケット排油路94と通じるジャケット排油口68が、モータケーシング5の下部に形成されている。冷却ジャケット8の下流側が、排油路90の一部分を構成するジャケット排油路94に通じている。ジャケット排油口68は、冷却通路8bと連通している。冷却通路8bを流れた潤滑油は、ジャケット排油口68を通じて、モータケーシング5外に排出される。当該潤滑油は、ジャケット排油路94を通じて油回収部71に回収される。したがって、軸受部11,12,13を潤滑及び冷却する潤滑油を、冷却ジャケット部8aの冷却通路8bに流すことで、モータ6の固定子6bを冷却することにも利用できる。
図3に示すように、モータ軸給油部材10は、取付フランジ10aと突出部10bとを備え、カバー9の側面の開口部に対して密閉状態で取り付けられている。取付フランジ10aの中央部には、モータ軸給油口69が形成されている。軸方向に延びる突出部10bの内部には、油導入孔10cが形成されている。油導入孔10cは、軸方向に延びる貫通孔であって、モータ軸給油口69と軸受支持体37の挿通孔37cとを連通している。
軸受支持体37の中央部には、挿通孔37cが形成されている。挿通孔37cは、モータ軸給油部材10の突出部10bよりも大径であり、僅かな隙間を介して突出部10bを挿通可能なように軸方向に延びる貫通孔である。油導入孔10c及び挿通孔37cは、中心穴33に対して同軸に配置されている。突出部10bの端部が挿通孔37cと軸方向に重なるように、突出部10bの一部分が挿通孔37cの中に挿通されている。図4に示すように、油導入孔10cと挿通孔37cと中心穴33との連通により、モータ軸連通部39の一部分が構成されている。
したがって、油導入孔10cと挿通孔37cと中心穴33と複数のフランジ連通孔27aと油ガイド穴21cと複数の油導出穴21dとの連通により、モータ軸連通部39が構成されている。当該構成によれば、モータ軸給油路85と通じるモータ軸給油口69から給油された潤滑油は、モータ軸31に形成された中心穴33の中を流れ、回転子6aを内側(内部)から冷却する。中心穴33の中を流れた潤滑油は、モータ軸31を内側(内部)から冷却する。なお、回転子6aに沿って軸方向に延設された中心穴33は、挿通孔37cよりも拡径されている(本実施形態では、直径で3倍以上に拡径している)。これにより、中心穴33の表面積(伝熱面)を大きく取ることができ、回転子6aの冷却効果を高めることができる。
中心穴33の中を流れてモータ6の回転子6aを内側から冷却することに使用された潤滑油は、複数の油導出穴21dから流出する。複数の油導出穴21dから流出した潤滑油は、モータ室20内で高速回転するモータ軸31及び回転子6aによって、微粒子化されてオイルミストになる。オイルミスト化した潤滑油は、モータ室20内の回転子6aと固定子6bとモータ軸31とに付着して、モータ6を冷却する。モータ6の冷却に使用された潤滑油は、中間排油口66を通じて、モータ室20外に排出される。当該潤滑油は、中間排油路92を通じて油回収部71に回収される。
ロータ側軸受排油路91、中間排油路92、モータ側のモータ室排油路93及びジャケット排油路94が合流して、排油路90が構成される。排油路90は、潤滑油を回収する油回収部71に接続されている。油回収部71の下流側には、回収された潤滑油を冷却する油冷却器72が設けられている。給油先に潤滑油を供給するための給油路80が、油ポンプ73の下流側に接続されている。給油先は、ロータ側軸受部11、中間軸受部12,16、モータ側軸受部13等である。本実施形態においては、冷却媒体としてモータ室20内、冷却ジャケット8、モータ軸31の中心穴33へも潤滑油が供給されている。そのため、給油路80は、ロータ側軸受給油路81、中間給油路82、ロータ側モータ室給油路83、ジャケット給油路84、モータ軸給油路85及びモータ側のモータ室給油路86に分岐している。各給油路81,82,83,84,85及び86は、ロータ側軸受給油口、中間給油口64、ロータ側モータ室給油口65、ジャケット給油口67、モータ軸給油口69及びモータ側のモータ室給油口77のそれぞれに通じている。したがって、潤滑油は、圧縮機本体2及びモータ6において潤滑と冷却を必要とする各給油先に供給され、各給油先での潤滑や冷却に使用され、そのあと、潤滑油が油回収部71に回収されて油冷却器72で冷却されるプロセスが繰り返される。このように、潤滑油は、スクリュ圧縮機1において循環して使用される。
上述したように、モータケーシング5が、ロータケーシング4の吐出側に取り付けられ、モータ6のモータ軸31がロータケーシング4の吐出側に延在している。ロータケーシング4の吐出側はスクリュロータ3によるガス圧縮で高温になり、モータ軸31も高温になる。高温になったモータ軸31を潤滑油で冷却することは、潤滑油による冷却効果がさらに顕著となる。
上記実施形態では、図6Aに示すように、雄ロータ軸21及びモータ軸31において、モータ軸31の軸径が、雄ロータ軸21の軸径よりも大きく構成されている。そして、モータ軸31に形成された連結穴32に対して雄ロータ軸21の連結端部24を挿入することにより、モータ軸31が雄ロータ軸21に連結されている。モータ軸31が一方の軸として働き、雄ロータ軸21が他方の軸として働いている。
これに対して、図6Bに示す変形例のように、雄ロータ軸21の軸径がモータ軸31の軸径よりも大きくて、雄ロータ軸21が一方の軸として働き、モータ軸31が他方の軸として働くように構成できる。モータ軸31に設けられた連結端部34の外周面34bには、例えば矩形断面で凹状の第2キー溝31aが形成されている。雄ロータ軸21に設けられた連結穴23の内周面24bには、例えば矩形断面で凹状の第1キー溝24aが形成されている。第1キー溝24a及び第2キー溝31aによって、矩形断面のキー溝42が構成されている。
モータ軸31の連結端部34が雄ロータ軸21の連結穴23に挿入された状態で、矩形断面のキー41が、モータ軸31の連結端部34の外周面34bと雄ロータ軸21の連結穴23の内周面24bとの間に介在配置されている。キー41がキー溝42に嵌め込まれることにより、キー41がキー溝42に嵌合している。したがって、カップリング部材として働くキー41によって、モータ軸31と雄ロータ軸21とが一体に連結されている。
(第2実施形態)
次に、図7を参照しながら、この発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態において、上記第1実施形態での構成要素と同じ機能を有する構成要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略する。
第2実施形態に係るスクリュ圧縮機1では、雄ロータ軸21がモータ軸部51を兼ねて、雄ロータ軸21及びモータ軸部51が一つの軸体から構成されている。
雄ロータ軸21のモータ6側が、緩み止めナット23aに対してモータ6側の部分から、モータ側軸受部13の部分まで延在して、モータ軸部51を構成している。モータ軸部51の内部には、モータ軸連通穴30が形成されている。モータ軸連通穴30は、軸方向に延びて、モータ側軸受部13側の端面開口及び複数の油導出穴21dを連通している。モータ軸給油部材10の突出部10bの端部が挿通孔37cと軸方向に重なるように、突出部10bの一部分がモータ軸連通穴30の中に挿通されている。そして、油導入孔10cとモータ軸連通穴30と複数の油導出穴21dとの連通により、モータ軸連通部39が構成されている。
当該構成によれば、モータ軸給油路85と接続されるモータ軸給油口69から給油された潤滑油は、モータ軸部51に形成されたモータ軸連通穴30の中を流れる。モータ軸連通穴30の中を流れた潤滑油は、モータ軸31を冷却し、さらに回転子6aを冷却する。
モータ軸連通穴30の中を流れてモータ6の冷却に使用された潤滑油は、複数の油導出穴21dから流出し、オイルミスト化されて、モータ室20内の回転子6aと固定子6bとモータ軸31とに付着して、モータ6を冷却する。モータ6の冷却に使用された潤滑油は、中間排油口66を通じて、モータ室20外に排出され、中間排油路92によって油回収部71に回収される。
(第3実施形態)
次に、図8及び図9を参照しながら、この発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態において、上記第1実施形態での構成要素と同じ機能を有する構成要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略する。
第3実施形態に係るスクリュ圧縮機1では、モータ側軸受部13側のモータ側のモータ室排油口78(図2に図示)が閉じられる一方、モータ室20外に潤滑油を排出することで油貯溜部50に貯留する油の油面高さを調整する貯溜排油孔(排油部)63が形成されている。
モータ側軸受部13側のモータ側のモータ室排油口78が、例えば、閉塞栓によって閉じられており、潤滑油が図2に示した当該モータ側のモータ室排油口78から流出しないように構成されている。油貯溜部50は、モータ側軸受部13側でのモータ室20の下部において、モータ側軸受部13側の固定子6bの下側面部とモータケーシング5(本実施形態においては、冷却ジャケット8)の下側面部及び底面部とによって、形成されている。油貯溜部50は、モータ側のモータ室給油口77を通じて、モータ側軸受部13側でのモータ室20内に供給された潤滑油を貯溜する。
貯溜排油路95と通じる貯溜排油口75が、モータ室20の側部となるモータケーシング5の側部(本実施形態においては、冷却ジャケット8の側部)に、又は、冷却ジャケット8及びカバー9の側部に形成されている。貯溜排油孔63は、油貯溜部50及び貯溜排油口75と連通し、排油部として働く。貯溜排油孔63は、回転子6a及び固定子6bの間に形成されるエアギャップ6gの最下部が潤滑油に浸るように、油貯溜部50に貯留する油の油面高さを調整している。本実施形態においては、エアギャップ6gの最下部よりも低位置に貯溜排油孔63が配設されている。この場合、油を排出する量を貯溜排油孔63で調整すれば、油面高さを調整することができる。また、貯溜排油孔63は、設置高さ(油をオーバーフローさせる高さ)で油面高さを調整してもよい。貯溜排油孔63は、略水平方向に又は斜め下向きに延びていてもよい。
上述したように、モータ室20内に流入してモータ6を冷却した潤滑油は、油貯溜部50に集まって貯溜される。油貯溜部50に貯溜されている潤滑油は、所望の油面高さとなるように貯溜排油孔63で調整されて、モータ室20外に排出される。そのため、油貯溜部50に貯溜されている潤滑油の油面レベルを、最下部のエアギャップ6gよりも僅かに上に位置させることができる。その結果、冷却されている固定子6bと接触する潤滑油との熱交換を利用して回転子6aを冷却することができる。他方で、油面レベルが最下部のエアギャップ6gよりも僅かに下に位置するように調整することもできる。その場合、潤滑油がエアギャップ6gに入り込むことが防止され、それにより、回転子6aがスムーズに回転して回転ロスの発生を抑制することができる。また、油貯溜部50に貯溜された潤滑油によって固定子6bの下部が冷却されるので、モータ6の冷却効果を高めることができる。そして、貯溜排油孔63を通じてモータ室20外に排出された潤滑油は、貯溜排油路95によって油回収部71に回収される。
なお、第1実施形態に示したように、スクリュロータ3のロータ軸21及びモータ6のモータ軸31を別体に構成したり、第2実施形態に示したように、雄ロータ軸21がモータ軸部51を兼ねて、雄ロータ軸21及びモータ軸部51を一つの軸体から構成してもよい。
また、上記実施形態では、油回収部71について詳細には説明していないが、油回収部71は、少なくともモータ室20外に排出された潤滑油を回収する空間であればよい。例えば、油回収部71は、モータ室20外に別途設置される油タンクで構成してもよく、モータケーシング5と一体構造で構成してもよい。
また、上記実施形態では、モータ軸31と雄ロータ軸21とを一体的に連結するためのカップリング部材としてキー41を用いているが、カップリング部材として、テーパーリング(シュパンリングとも言われる)を用いることもできる。なお、テーパーリングは、モータ軸31と雄ロータ軸21との間の装着スペースに配置されたリングの周面で発生する摩擦力を利用して、モータ軸31と雄ロータ軸21とを連結する。テーパーリングは、一方の傾斜面を有する楔状のインナーリングと、該一方の傾斜面に係合する他方の傾斜面を有する楔状のアウターリングとを組み合わせた構成である。
また、ロータ側軸受部11や中間軸受部12やモータ側軸受部13の構成及び各軸封部14a,14b,14c,14dの構成は、上記実施形態に限定されるものではない。上述した冷却構造を備えるスクリュ圧縮機1は、例えば、20000rpm程度の高速で回転駆動されるオイルフリー式のものに加えて、冷却油がロータ室17に導入されて3000rpm程度の低速で回転駆動される油冷式のものであってもよい。
また、冷却ジャケット8を無くして、モータ6の固定子6bを冷却する潤滑油を流すための冷却通路8bをモータケーシング本体5aに形成する構成であってもよい。この場合、固定子6bが、モータケーシング本体5aの内壁面に直に取り付けられる。
なお、本明細書における「ロータ側軸受部11、ロータ側軸受給油路81及びロータ側軸受排油路91」等での「ロータ側」とは、圧縮機本体2のスクリュロータ3側にあることを意味して、モータ6の回転子6a側にあることを意味するのでは無い。
以上の説明から明らかなように、この発明に係るスクリュ圧縮機1は、水平方向に配設されて互いに噛み合う雄雌一対のスクリュロータ3がロータケーシング4のロータ室17内に収容された圧縮機本体2と、回転子6a及び固定子6bがモータケーシング5のモータ室20内に収容され、前記回転子6aに固定されたモータ軸31によって前記スクリュロータ3のロータ軸21を回転駆動するモータ6と、給油先に潤滑油を供給するための給油路80と、前記ロータ軸21を支持するために前記モータ6側に設けられて潤滑油の流通により潤滑される中間軸受部12と、前記給油路80を介して前記モータ室20内に導かれた潤滑油を前記モータ室20外に排出するための排油部66,78と、前記排油部66,78から排出された潤滑油を回収する油回収部71とを備える。
上記構成によれば、中間軸受部12に供給されてモータ室20内に導かれた潤滑油が、モータ軸31を伝わることにより、モータ軸31を冷却する。モータ軸31を伝わる潤滑油は、モータ室20内で回転するモータ軸31及び回転子6aによってオイルミスト化され、モータ室20内の回転子6aと固定子6bとモータ軸31とに付着して、モータ6を冷却する。冷却に使用された潤滑油は、油回収部71に回収されて、モータ6の冷却が妨げられない。したがって、中間軸受部12に供給された潤滑油によって、スクリュロータ3を回転駆動するモータ6を効果的に冷却できる。
この発明は、上記特徴に加えて次のような特徴を備えることができる。
すなわち、スクリュ圧縮機1は、前記ロータ軸21を両持ち支持するために、前記中間軸受部12の反対側に設けられたロータ側軸受部11と、前記ロータ軸21に対して同軸で延在するように構成された前記モータ軸31を支持するモータ側軸受部13と、前記モータ側軸受部13に供給された潤滑油を貯溜するために、前記モータ側軸受部13側での前記モータ室20の下部に形成された油貯溜部50と、前記排油孔として、前記モータ室20外に潤滑油を排出することで、前記油貯溜部50に貯留する油の油面高さを調整する貯溜排油孔とをさらに備える。当該構成によれば、油貯溜部50に貯溜されている潤滑油は、所望の油面高さとなるように貯溜排油孔63で調整されて、モータ室20外に排出される。そのため、油貯溜部50に貯溜されている潤滑油の油面レベルを、最下部のエアギャップ6gよりも僅かに上に位置させることができる。その結果、冷却されている固定子6bと接触する潤滑油との熱交換を利用して回転子6aを冷却することができる。他方で、油面レベルが最下部のエアギャップ6gよりも僅かに下に位置するように調整することもできる。その場合、潤滑油がエアギャップ6gに入り込むことが防止され、それにより、回転子6aがスムーズに回転して回転ロスの発生を抑制することができる。また、油貯溜部50に貯溜された潤滑油によって固定子6bの下部が冷却されるので、モータ6の冷却効果を高めることができる。
前記ロータケーシング4の吐出側が、前記モータケーシング5に接続されている。当該構成によれば、モータ6のモータ軸31がロータケーシング4の吐出側に延在している。そして、ロータケーシング4の吐出側はスクリュロータ3によるガス圧縮で高温になり、モータ軸31も高温になる。高温になったモータ軸31を潤滑油で冷却することは、潤滑油による冷却効果がさらに顕著となる。
前記中間軸受部12と前記中間軸封部14aとの間には、前記モータ室20と連通するための中間連通部54が設けられている。当該構成によれば、中間軸受部12に開放形を用いた場合でも、潤滑油が中間軸封部14aを越えてロータ室17内に流入することを防止できる。特に、複数のモータ6で個別に回転数を調節することのできる多段圧縮機において、低圧段のスクリュロータ3が、中間連通部54を備えることは、低圧段の吐出側が負圧になった場合でも、ロータ室17内への潤滑油の流入を効果的に防止できる。
前記中間軸受部12が、前記スクリュロータ3側に設けられたラジアル軸受12aと前記モータ側に設けられたスラスト軸受12bとからなり、前記ラジアル軸受12aと前記スラスト軸受12bとの間には、前記中間軸受部12に潤滑油を供給するための中間給油路82が設けられている。当該構成によれば、スラスト軸受12bをモータ側に設けることにより、ロータ軸21が熱膨張によって伸長しても、スラスト軸受12bによってスラスト荷重を受けることができる。
前記モータ側軸受部13が、外輪での軸方向の摺動を許容するように前記モータ6に組み付けられている。当該構成によれば、モータ軸31が熱膨張によって伸長しても、無理な荷重がモータ側軸受部13に負荷されることを防止できる。
前記油回収部71から前記給油先に潤滑油を供給するための給油路80の途中には、油冷却器72が設けられている。当該構成によれば、潤滑油を循環して使用することができる。
前記給油路80が、前記モータ6の前記固定子6bを冷却する冷却ジャケット8に接続されたジャケット給油路84を備え、前記冷却ジャケット8の下流側が、前記油回収部71に接続されている。当該構成によれば、軸受部11,12,13を潤滑及び冷却する潤滑油を、モータ6の固定子6bの冷却に利用できる。
前記給油路80が、前記モータ室20の上部から潤滑油を供給するモータ室給油口65,77に接続されたモータ室給油路83,86をさらに備えている。当該構成によれば、軸受部11,12,13を潤滑及び冷却する潤滑油をオイルミスト化して、モータ6の冷却に利用できる。
1:スクリュ圧縮機(オイルフリースクリュ圧縮機)
2:圧縮機本体
3:スクリュロータ
3a:雄ロータ
3b:雌ロータ
4:ロータケーシング
5:モータケーシング
5a:モータケーシング本体
6:モータ
6a:回転子
6b:固定子
6g: エアギャップ
7:軸受ケーシング
8:冷却ジャケット
9:カバー
10:モータ軸給油部材
10c:油導入孔
11:ロータ側軸受部
12:中間軸受部
13:モータ側軸受部
14a:中間軸封部
17:ロータ室
20:モータ室
21:雄ロータ軸(ロータ軸)
21c:油ガイド穴
21d:油導出穴
22:雌ロータ軸(ロータ軸)
26:ネジ穴
27:締結フランジ
28:締結ボルト(締結部材)
30:モータ軸連通穴
31:モータ軸
33:中心穴
37:軸受支持体
39:モータ軸連通部
41:キー(カップリング部材)
42:キー溝
50:油貯溜部
51:モータ軸部
54:中間連通部
63:貯溜排油孔(排油部)
64:中間給油口
65:ロータ側モータ室給油口(モータ室給油口)
66:中間排油口(モータ室排油口;排油部)
67:ジャケット給油口
68:ジャケット排油口
69:モータ軸給油口
71:油回収部
72:油冷却器
73:油ポンプ
75:貯溜排油口
77:モータ側のモータ室給油口(モータ室給油口)
78:モータ側のモータ室排油口(モータ室排油口;排油部)
80:給油路
81:ロータ側軸受給油路
82:中間給油路
82a:中間給油孔
82b:連通スペース
83:ロータ側モータ室給油路(モータ室給油路)
84:ジャケット給油路
85:モータ軸給油路
86:モータ側のモータ室給油路(モータ室給油路)
90:排油路
91:ロータ側軸受排油路
92:中間排油路(モータ室排油路)
93:モータ側のモータ室排油路(モータ室排油路)
94:ジャケット排油路
95:貯溜排油路

Claims (9)

  1. 水平方向に配設されて互いに噛み合う雄雌一対のスクリュロータがロータケーシングのロータ室内に収容された圧縮機本体と、
    回転子及び固定子がモータケーシングのモータ室内に収容され、前記回転子に固定されたモータ軸によって前記スクリュロータのロータ軸を回転駆動するモータと、
    給油先に潤滑油を供給するための給油路と、
    前記ロータ軸を支持するために前記モータ側に設けられて潤滑油の流通により潤滑される中間軸受部と、
    前記給油路を介して前記モータ室内に導かれた潤滑油を前記モータ室外に排出するための排油部と、
    前記排油部から排出された潤滑油を回収する油回収部とを備える、スクリュ圧縮機。
  2. 請求項1に記載のスクリュ圧縮機において、
    前記ロータ軸を両持ち支持するために、前記中間軸受部の反対側に設けられたロータ側軸受部と、
    前記ロータ軸に対して同軸で延在するように構成された前記モータ軸を支持するモータ側軸受部と、
    前記モータ側軸受部に供給された潤滑油を貯溜するために、前記モータ側軸受部側での前記モータ室の下部に形成された油貯溜部と、
    前記排油部として、前記モータ室外に潤滑油を排出することで、前記油貯溜部に貯留する油の油面高さを調整する貯溜排油孔とをさらに備える、スクリュ圧縮機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスクリュ圧縮機において、
    前記ロータケーシングの吐出側が、前記モータケーシングに接続されている、スクリュ圧縮機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載のスクリュ圧縮機において、
    前記中間軸受部と前記中間軸封部との間には、前記モータ室と連通するための中間連通部が設けられている、スクリュ圧縮機。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のスクリュ圧縮機において、
    前記中間軸受部が、前記スクリュロータ側に設けられたラジアル軸受と前記モータ側に設けられたスラスト軸受とからなり、前記ラジアル軸受と前記スラスト軸受との間には、前記中間軸受部に潤滑油を供給するための中間給油路が設けられている、スクリュ圧縮機。
  6. 請求項2に記載のスクリュ圧縮機において、
    前記モータ側軸受部が、外輪での軸方向の摺動を許容するように前記モータに組み付けられている、スクリュ圧縮機。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一つに記載のスクリュ圧縮機において、
    前記油回収部から前記給油先に潤滑油を供給するための給油路の途中には、油冷却器が設けられている、スクリュ圧縮機。
  8. 請求項7に記載のスクリュ圧縮機において、
    前記給油路が、前記モータの前記固定子を冷却する冷却ジャケットに接続されたジャケット給油路を備え、前記冷却ジャケットの下流側が、前記油回収部に接続されている、スクリュ圧縮機。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のスクリュ圧縮機において、
    前記給油路が、前記モータ室の上部から潤滑油を供給するモータ室給油口に接続されたモータ室給油路をさらに備えている、スクリュ圧縮機。
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