JP2011001575A - 高周波焼入方法 - Google Patents

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潤二 己之上
Tetsumasa Watanabe
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Abstract

【課題】ワークの温度上昇が鈍化した後も、ワークを効率よく加熱可能な高周波焼入方法の提供を目的とする。
【解決手段】ワーク5に誘導加熱コイル6を対向配置し、当該誘導加熱コイル6に高周波電流を通じることにより、ワーク5に高周波誘導電流を生じさせ、ワーク5を焼入れする高周波焼入方法において、ワーク5の温度が所定温度に到達する及び/又は通電時間が所定時間を経過すると通電を中断し、誘導加熱コイル6に並列にコンデンサc1〜c3のいずれか又は全部を追加接続した後、通電が再開される。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波誘導加熱によって金属の被加熱物であるワークを、効率よく昇温させることが可能な高周波焼入方法に関するものである。
高周波誘導加熱焼入は、誘導コイルにワーク(被加熱物)を対向配置し、誘導コイルに高周波電流を流すことによってワークの表面に誘導電流を生じさせる。誘導電流はワークの電気的な抵抗等によって熱エネルギーとなって損失し、発熱する。
高周波誘導加熱焼入は、ワークを非接触で加熱することができ、ワーク自体が発熱するため、燃焼ガス等の発生がなく作業環境に良い。
また、短時間に加熱できるため、ワークの酸化が極めて少ない。さらに、局部加熱が可能であり、焼入条件の調整も容易である等の利点が多く、高精度な加工品質の実現とともに、高効率生産に大きく寄与している。特許文献1には、高周波焼入装置の一例が開示されている。
特開2007−239044号公報
しかし、特許文献1に開示されている高周波焼入装置では、炭素鋼で形成されたワークの焼入れが十分に行いにくかった。すなわち、誘導加熱によりワークの温度が上昇するが、ある温度領域に差し掛かると、ワークの温度上昇が鈍化する現象が生じる。
このことにより、従来の高周波焼入方法では、ワークが所定の焼入温度に達するまでに時間を要するという問題があった。
そこで本発明は、ワークの温度上昇が鈍化した後も、ワークを効率よく昇温可能な高周波焼入方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、ワークに誘導加熱コイルを対向配置し、当該誘導加熱コイルに高周波電流を通じることにより、ワークに高周波誘導電流を生じさせ、ワークを焼入れする高周波焼入方法において、ワークの温度が所定温度に到達する及び/又は通電時間が所定時間を経過すると通電を中断し、誘導加熱コイルに並列にコンデンサを追加後、通電を再開することを特徴とする高周波焼入方法である。
請求項1の高周波焼入方法は、通電を中断することで、高周波発振器やコンデンサを破損させることなく、誘導加熱コイルに対して並列にコンデンサを追加することができる。このことにより、並列共振回路を構成できる。並列共振回路を構成した後、通電を再開すると、並列共振回路で電流を増大でき、共振時において、誘導加熱コイルに最大の電流を印加することが可能となり、ワークの温度を速やかに焼入温度まで上昇させることができる。
また、通電の中断(ワークへの電流供給の停止)は、ワークの焼入れ部位の熱分布の斑(むら)をなくし、均熱化を図ることができる。
請求項2の発明は、ワークに誘導加熱コイルを対向配置し、当該誘導加熱コイルに高周波電流を通じることにより、ワークに高周波誘導電流を生じさせ、ワークを焼入れする高周波焼入方法において、誘導加熱コイルの前段には変圧器が備えられており、ワークの温度が所定温度に到達する及び/又は通電時間が所定時間を経過すると通電を中断し、変圧器の変成比を変更した後、通電を再開することを特徴とする高周波焼入方法である。
請求項2の発明は、請求項1の発明と同様に、通電を中断することで、高周波発振器や変圧器を破損させることなく、変圧器の変成比の変更が可能となる。このことにより、誘導コイルに印加する電力を変更することが可能となり、ワークの温度を速やかに焼入温度まで上昇させることができる。
また、焼入れの中断は、焼入れ部位の熱分布の斑(むら)をなくし、均熱化を図ることができる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、誘導加熱コイルの前段には変圧器が備えられており、変圧器の変成比を変更できることを特徴とする高周波焼入方法である。
請求項3の発明では、誘導加熱コイルに印加される電力が大きくなるように、変圧器の変成比を変更できる。そして、変圧器の変成比を変更することで、誘導コイルに印加する電力を変更することが可能となり、ワークの温度を速やかに焼入温度まで上昇させることができる。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、制御手段、温度センサ、及びタイマを備え、温度センサ及びタイマで、ワークの温度が所定温度に到達したこと及び/又は通電時間が所定時間を経過したことを監視し、誘導加熱コイルへの通電及び通電の停止と、コンデンサの接続及び切断とを制御手段によって自動制御することを特徴とする高周波焼入方法である。
請求項4の発明では、制御手段、温度センサ、及びタイマを備えることにより、温度センサにてワークの温度を監視し、またタイマにて通電時間を監視し、制御手段にて誘導加熱コイルへの通電及び通電の停止と、コンデンサの接続及び切断とを自動で制御する。このことにより、ワークの焼入品質の向上と均等化を図ることが可能となる。
請求項5の発明は、請求項2の発明において、制御手段、温度センサ、及びタイマを備え、温度センサ及びタイマにて、ワークの温度が所定温度に到達したこと及び/又は通電時間が所定時間を経過したことを監視し、誘導加熱コイルへの通電及び通電の停止と、変圧器の変成比の変更とを制御手段によって自動制御することを特徴とする高周波焼入方法である。
請求項5の発明では、制御手段、温度センサ、及びタイマを備えることにより、温度センサにてワークの温度を監視し、またタイマにて通電時間を監視し、制御手段にて誘導加熱コイルへの通電及び通電の停止と、変圧器の変成比の変更とを自動で制御することが可能となる。このことにより、ワークの焼入品質の向上と均等化を図ることが可能となる。
請求項6の発明は、請求項3の発明において、制御手段、温度センサ、及びタイマを備え、温度センサ及びタイマにて、ワークの温度が所定温度に到達したこと及び/又は通電時間が所定時間を経過したことを監視し、誘導加熱コイルへの通電及び通電の停止と、コンデンサの接続及び切断と、変圧器の変成比の変更とを制御手段によって自動制御することを特徴とする高周波焼入方法である。
請求項6の発明では、制御手段、温度センサ、及びタイマを備えることにより、温度センサにてワークの温度を監視し、またタイマにて通電時間を監視し、制御手段にて誘導加熱コイルへの通電及び通電の停止と、コンデンサの接続及び切断と、変圧器の変成比の変更とを自動で制御することが可能となる。このことにより、ワークの焼入品質のさらなる向上と均等化を図ることが可能となる。
本発明によれば、ワークの温度上昇が鈍化した後も、ワークを効率よく昇温可能な高周波焼入方法を、提供することができる。
本発明の高周波焼入方法を実施することができる電気回路図である。 本発明の高周波焼入方法を実施することができる図1とは別の電気回路図である。 本発明の高周波焼入方法を実施することができる図1,図2とは別の電気回路図である。
まず、本発明の第1実施形態の高周波焼入方法の構成について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、説明は、実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって、本願発明が制限して理解されるべきではない。
第1実施形態の高周波焼入方法は、図1に示す高周波回路10を用いて実施する。高周波回路10は、高周波発振器8(高周波電力発生装置)、共振回路用コンデンサユニット7、トランス9(変圧器)、温度センサ40、タイマ50、固定コンデンサc、制御装置60(制御手段)及び誘導加熱コイル6を備えている。
高周波発振器8は、交流電源1とインバータ2から構成される。インバータ2は、出力電力及び周波数を変更することができ、力率は約1になるように自動調整される。
共振回路用コンデンサユニット7は、固定コンデンサcと、コンデンサc1,c2,c3と、コンデンサc1〜c3に対応するスイッチa1,a2,a3を備え、コンデンサc1とスイッチa1が直列に接続されて組をなし、同様にコンデンサc2,c3とスイッチa2,a3とが各々接続された各組が並列に接続されている。そして、スイッチa1〜a3の切り替えにより、共振回路のコンデンサ容量を変更できる。すなわち、追加するコンデンサは、スイッチのON,OFFによって任意に選定でき、共振回路のコンデンサ容量を選定できる。
トランス9は、1次コイル3と2次コイル4から構成され、インピーダンスの整合、及び高周波発振器8と誘導加熱コイル6とを回路的に分離する役目を果たす。これは、誘導加熱コイル6が、万が一、ワークと短絡した際に、高周波発振器8が短絡して破損することを防止できる。なお、2次コイル4には誘導加熱コイル6が接続される。
誘導加熱コイル6は、中空の導体で構成されており、内部には冷却水流路(図示しない)が設けられており、冷却水流路に冷却水を通すことによって誘導加熱コイル6自体の焼損を阻止する。高周波焼入時には、誘導加熱コイル6にワーク5(被加熱物)が対向配置される。
ワーク5の近傍には、温度センサ40が配置されており、非接触でワーク5の温度の監視が可能である。
トランス9の近傍には、タイマ50が配置されており、出力電力の印加時間の監視が可能である。
高周波回路10の近傍には、制御装置60が設置されており、温度センサ40及びタイマ50からの情報(ワークの温度又は通電時間)に基づいて、高周波発振器8(インバータ2)の制御、スイッチa1,a2,a3の制御が可能である。
続いて、第1実施形態の高周波焼入方法の動作について説明する。
図1に示すように、高周波発振器8から高周波電流を出力し、トランス9を経由して誘導加熱コイル6に高周波電流を印加する。誘導加熱コイル6に高周波電流を流すことによってワーク5の表面に誘導電流が生じる。誘導電流は、ワーク5の電気的な抵抗等により熱エネルギーとなって損失し、ワーク5が発熱する。ワーク5の発熱温度は、温度センサ40で監視する。
ワーク5の発熱温度が摂氏723度付近になると、ワーク5の温度上昇が鈍化する。この鈍化する温度は、ワーク5の結晶構造が比透磁率の高い組織(フェライトとパーライトの混合組織)から、比透磁率の低い組織(オーステナイトとパーライトの混合組織)に変態する温度(磁気変態点)であると考えられる。このため、ワーク5の表面に誘導電流が流れにくくなり、ワーク5の温度上昇が鈍化するものと思われる。
さて、ワーク5の温度上昇が鈍化した後、制御装置60により、高周波発振器8からの出力電流を停止(中断)し、スイッチa1〜a3のうちの少なくとも1つを閉じ、誘導加熱コイル6に対して並列にコンデンサc1〜c3のいずれか又は全部を追加接続する。このことにより、高周波回路10内に並列共振回路を再構成できる。
並列共振回路では共振時において、誘導コイル6に最大の電流を印加することが可能となり、比透磁率の低い組織に変態したワーク5の表面に生じる誘導電流も増加し、ワーク5の昇温を十分に行うことが可能となる。
また、高周波発振器8からの出力電流を停止(中断)することで、回路変更に伴う高周波発振器8や固定コンデンサcの破壊を回避できる。
なお、固定コンデンサcにコンデンサc1〜c3を適宜組み合わせて使用することにより、誘導加熱コイル6と共振可能な容量にすることができる。
第1実施形態では、コンデンサc1〜c3を接続する時期を、ワーク5の温度上昇が鈍化した後としているが、接続時期は、この限りではない。例えば、ワーク5の温度上昇が、鈍化しない時点でコンデンサを接続してもよい。具体的には、センサ40によって検出されるワーク5の温度が、摂氏500度になるとコンデンサを接続することとしてもよい。
また、高周波回路10にコンデンサを複数備えている場合には、必ずしも同時に接続しなくてもよい。すなわち、ワーク5の温度上昇率を経過時間に置き換え、所定時間経過後に順次接続してもよい。
なお、タイマ50にて通電時間を監視し、自動制御とすることも可能である。
つまり、最大の電流及び電力を得る、あるいは大電力が得られるようにコンデンサの接続時期を調整することで、比透磁率の低い組織(オーステナイトとパーライトの混合組織)に変態したワーク5の昇温を高効率且つ十分に行うことが可能となる。
次に、第2実施形態の高周波焼入方法は、図2に示す高周波回路20を用いて実施する。高周波回路20は、高周波発振器8(高周波電力発生装置)、切替タップ21、トランス9、温度センサ40、タイマ50、固定コンデンサc、制御装置60及び誘導加熱コイル6を備えている。切り替えタップ21以外の構成は、第1実施形態と同様の構成であるため、重複する説明を省略する。
切替タップ21は、スイッチct1〜ct4を有し、これらのスイッチの切り替えにより、トランス9の1次コイル3と2次コイル4の巻数比(変成比)を変更することが可能となる。このことにより、誘導加熱コイル6に印加する電力を調整することができる。
つまり、最大の電力を得る、あるいは大電力が得られるようにトランス9の巻数比を調整することで、比透磁率の低い組織(オーステナイトとパーライトの混合組織)に変態したワーク5の焼入れを高効率且つ十分に行うことが可能となる。なお、トランス9の巻数比の調整は、通電を中断してから行い、調整後、通電を再開する。通電を中断することで、回路変更に伴う高周波発振器8やトランス9の破壊を回避できる。
次に、第3実施形態の高周波焼入方法は、図3に示す高周波回路30を用いて実施する。高周波回路30は、高周波発振器8(高周波電力発生装置)、共振回路用コンデンサユニット7、切替タップ21、トランス9、温度センサ40、タイマ50、固定コンデンサc、制御装置60及び誘導加熱コイル6を備えている。
高周波回路30は、第1実施形態の高周波回路10と、第2実施形態の高周波回路20の構成を併せ持っている。
要するに、第3実施形態の高周波焼入方法は、コンデンサc1〜c3のいずれか又は全部を追加接続する、及びトランス9の1次コイル3と2次コイル4の巻数比を変更することにより、誘導加熱コイル6に印加する電流及び電力を調整することができる。
つまり、最大の電流及び電力を得る、あるいは大電力が得られるようにコンデンサc1〜c3の接続時期又はトランス9の巻数比を調整することで、比透磁率の低い組織(オーステナイトとパーライトの混合組織)に変態したワーク5の昇温を高効率且つ十分に行うことが可能となる。
また、コンデンサの切り替え、及び変圧器の切り替えを行うことで、周波数を変えることができ、より適正な周波数で焼入れできる。
1 交流電源
2 インバータ
3 1次コイル
4 2次コイル
5 ワーク(被加熱物)
6 誘導加熱コイル
7 共振回路用コンデンサユニット
8 高周波発振器(高周波電力発生装置)
9 トランス(変圧器)
10 高周波回路(第1実施形態の最小限の構成)
20 高周波回路(第2実施形態の最小限の構成)
30 高周波回路(第3実施形態の最小限の構成)
a1 スイッチ
a2 スイッチ
a3 スイッチ
c 固定コンデンサ
c1 コンデンサ
c2 コンデンサ
c3 コンデンサ

Claims (6)

  1. ワークに誘導加熱コイルを対向配置し、当該誘導加熱コイルに高周波電流を通じることにより、ワークに高周波誘導電流を生じさせ、ワークを焼入れする高周波焼入方法において、ワークの温度が所定温度に到達する及び/又は通電時間が所定時間を経過すると通電を中断し、誘導加熱コイルに並列にコンデンサを追加後、通電を再開することを特徴とする高周波焼入方法。
  2. ワークに誘導加熱コイルを対向配置し、当該誘導加熱コイルに高周波電流を通じることにより、ワークに高周波誘導電流を生じさせ、ワークを焼入れする高周波焼入方法において、誘導加熱コイルの前段には変圧器が備えられており、ワークの温度が所定温度に到達する及び/又は通電時間が所定時間を経過すると通電を中断し、変圧器の変成比を変更した後、通電を再開することを特徴とする高周波焼入方法。
  3. 誘導加熱コイルの前段には変圧器が備えられており、変圧器の変成比を変更できることを特徴とする請求項1に記載の高周波焼入方法。
  4. 制御手段、温度センサ、及びタイマを備え、温度センサ及びタイマで、ワークの温度が所定温度に到達したこと及び/又は通電時間が所定時間を経過したことを監視し、誘導加熱コイルへの通電及び通電の停止と、コンデンサの接続及び切断とを制御手段によって自動制御することを特徴とする請求項1に記載の高周波焼入方法。
  5. 制御手段、温度センサ、及びタイマを備え、温度センサ及びタイマにて、ワークの温度が所定温度に到達したこと及び/又は通電時間が所定時間を経過したことを監視し、誘導加熱コイルへの通電及び通電の停止と、変圧器の変成比の変更とを制御手段によって自動制御することを特徴とする請求項2に記載の高周波焼入方法。
  6. 制御手段、温度センサ、及びタイマを備え、温度センサ及びタイマにて、ワークの温度が所定温度に到達したこと及び/又は通電時間が所定時間を経過したことを監視し、誘導加熱コイルへの通電及び通電の停止と、コンデンサの接続及び切断と、変圧器の変成比の変更とを制御手段によって自動制御することを特徴とする請求項3に記載の高周波焼入方法。
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