JP2010540856A - ボーデンケーブルの鞘終端部用固定装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の固定装置は、鞘終端部(4)の第1の円柱形部分(5)を受けるようにスロット(3)が一縁に切り欠かれている支持部材(2)と、鞘終端部(4)の第2の円柱形部分(11)を受け入れて保持する把持手段(8)と、終端部(4)の挿入方向(B)とほぼ反対の半径方向(A)に把持手段(8)を押す付勢手段(12)と、付勢手段(12)によって変位させられるときに把持手段(8)を案内する案内手段(13)とを備える。把持手段(8)が、第2の円柱形部分(11)を間に受け入れる弾性アーム(9、10)を有する。

Description

本発明は、駆動ケーブルの鞘終端部の固定装置であって、スロットが一縁に切り欠かれている支持部材を有している固定装置に関する。このスロットが、鞘終端部の第1の円柱形部分を受け入れるように構成されている。
本発明の固定装置によれば、組み立て作業の中に鞘終端部が支持部材に正しく取り付けられない場合、終端部が支持部材から押し出されることで、組み立て作業の失敗が作業者に知らされる。
ケーブルの鞘を、その内側に収められた駆動ケーブルの作動を可能にするように固定するための公知の技術的解決策は、駆動ケーブルに取り付けられる鞘終端部と、この終端部を受け入れるのに適した固定の支持部材とを設けることからなる。支持部材は、典型的には、固定の部品(例えば、車両のフレーム)に取り付けられたプレートであり、その一縁に、この縁の付近において実質的にU字形であるようにスロットが切り欠かれている。鞘終端部は、典型的には、固定された支持部材をスロットに受け入れるためのリング状の溝を備えている。
本明細書において使用される「駆動ケーブル」とういう用語は、例えばブレーキおよび/またはスロットル系統、ギアボックスなどを操作するために使用されるケーブルに関する。一方、本明細書において使用される「鞘終端部」という用語は、ケーブルの鞘を、自動車と一体の指示部材または自動車に取り付けられた支持部材に固定するための部材に関する。
組み立て作業において、作業者が鞘終端部を支持部材に挿入するとき、支持部材のスロットへの終端部の取り付けが不完全になる可能性があり、ときに組み立てが正しく実行されない場合がある。
特許文献1には、細長い部材を固定部材に固定するための固定装置であって、縁まで続くスロットを有する装置が開示されている。この固定装置は、細長い部材の周囲に同軸に取り付けることができるスリーブを備えており、このスリーブは周状の溝を備えており、この溝は、スロットの位置の固定部材の厚さを収容する軸方向の長さを有し、溝の外径はスロットの内径よりも小さい。固定装置は、さらに、前記スリーブによって保持され、同スリーブに沿って軸方向に可動である鍔部材を備えており、この鍔部材が前記溝内へ延びる前縁を有していることで、当該固定装置が前記スロット内に位置するときに溝の直径が増大し、固定装置がスロットから引き出されることがない。鍔部材は、固定装置をスロットから引き出すことができるように、スリーブに沿ってスロットから離れるように軸方向に沿って動かすと、鍔部材の前縁を溝から引き出すことができるように構成されている。
特許文献2は、一縁まで続くスロットが設けられた平たいプレートに細長い部材を固定するための固定装置を開示している。この装置は、前記部材に装着されるスリーブを備えており、このスリーブは、スロットに沿ってスライドさせることができる溝と、前記スリーブに沿って移動することにより、スロット付きのプレートを溝内に収容可能にするばね付勢されたリングとを有している。このリングは、プレートの表面の突起に噛み合うように付勢されている。
しかしながら、このような従来技術の装置は、固定の支持部材に鞘終端部を迅速かつ効果的に固定できない。したがって、終端部の円柱形の本体を迅速に固定する装置であって、前記終端部を、完全かつ正しい位置においてのみ固定支持部に固定することを保証する装置に対するニーズが依然として存在する。
国際公開第2004/036068号 英国特許第2346186号
本発明は、駆動ケーブルの操作時に駆動ケーブルの鞘を動かぬように効率的に保持し、かつ終端部が固定の支持部材に正しく挿入されることを保証する装置を提供する。
本発明は、例えば自動車のブレーキ、スロットル、ギアボックス、などを操作するための駆動ケーブルの、鞘終端部の固定装置を提供する。鞘終端部は、駆動ケーブルの鞘の所定の長さ部分に取り付けられて、操作時にケーブルが鞘の内側を通って動くことができるように、駆動ケーブルの鞘を、例えば車両のフレームに固定された支持部材に保持するものである。鞘終端部は、第1の円柱形部分および第2の円柱形部分を有する円柱形の本体を備えている。
本発明の固定装置は、鞘終端部の第1の円柱形部分を受け入れるスロットが一縁に切り欠かれている支持部材を備えている。
鞘終端部が第1の円柱形部分および第2の円柱形部分を有する円柱形の本体を備えるという事実は、2つの固定部分が画定されるということを意味し、すなわち終端部が長さ方向に動くことを防止する軸方向の固定部と、終端部が支持部材から出ることを防止する半径方向の固定部とが画定されることを意味する。
さらに装置は、鞘終端部の第2の円柱形部分を受け入れて保持するための、支持部材と一体の把持手段を備えている。
次いで、把持手段と一体に付勢手段がさらに設けられており、把持手段を半径方向に押している。この押しの作用は、終端部が挿入されると、把持手段の半径方向の押しの向きが終端部の挿入方向に対向するか、または実質的に対向する(例えば、逆らう)ように生じる。
したがって、把持手段は、付勢手段の作用に逆らって支持部材に対してスライドすることができ、終端部の半径方向の固定部と相互作用する。その結果、終端部が誤って配置され、すなわち鞘終端部が支持部材のスロットに正しく配置されていない場合、終端部が支持部材から押し出され、組み立てが正しく行われていないことを作業者に知らせる。これにより、鞘終端部の支持部材への正確かつ完全で、かつ確実な係合のみが実行可能となり、したがって安全機能が得られる。
終端部の2つの本体部分の形状が円柱形であることにより、鞘終端部を任意の角度位置で支持部材に取り付けることができ、組み立て作業が容易になるとともに、そのような作業を素早く行うことができるようになる。
本発明のいくつかの実施形態においては、把持手段が、鞘終端部の第2の円柱形部分を受け入れる空間を間に画定する弾性アームを備えることができる。したがって、付勢手段によってかかる力が、弾性アームによってかかる力よりも小さいことが好ましい。
さらに別の実施形態においては、鞘終端部の第2の円柱形部分が、弾性アームの間の空間よりも実質的に大きい直径を有することができる。
付勢手段は、把持手段を鞘終端部へと付勢するように構成される限りにおいて、支持部材に対して固定された少なくとも1つのばね(例えば、1つ以上の圧縮ばね)を備えることができる。
案内手段を設けることが好ましい。そのような案内手段は、作業者が鞘終端部を支持部材に組み付けられるとき、付勢手段によって変位させられる把持手段を案内するために、支持部材に連結される。
いくつかの実施形態において、案内手段は2つのガイドを備えることができ、これらガイドの間で把持手段のアームが変位可能である。スロットが支持部材に形成され、これらのスロット内で、把持手段に形成された突起が自由に移動可能である。
案内手段のさらに別の実施形態においては、支持部材に取り付けられたハウジングが設けられる。この場合、ハウジングにスロットが形成され、これらのスロット内で把持手段の突起が自由に移動可能である。ハウジングは、支持部への取り付けのために、ハウジングから外へと突き出す係合突起を有している。
次に、本発明による固定装置の特定の実施形態を、あくまでも非限定的な例として、添付図面を参照しつつ以下で説明する。
本発明による固定装置の側断面図であり、鞘終端部が未だ支持部材へと挿入されていない。 図1の固定装置の正面断面図であり、鞘終端部が支持部材に挿入されようとしている。 図1の固定装置の正面断面図であり、鞘終端部が支持部材にさらに挿入されている。 図1の固定装置の正面断面図であり、鞘終端部が支持部材に完全に挿入されている。 本発明の固定装置の支持部材の正面図である。 本発明の固定装置の把持手段のための案内手段の第1の実施形態の正面図である。 把持手段用の案内手段の第2の実施形態の正面図である。 図7の案内手段の第2の実施形態の側断面図である。
全体を通して参照番号1によって示す本発明の固定装置の一実施形態を、図面に従って開示する。
図示されているように、装置は、図には一部分のみを示す支持部材2を備えている。支持部材2は、プラスチックまたは金属(例えば、アルミニウムなど)で製作できるプレート(例えば、図6および7、さらに詳しくは図5を参照されたい)を備えている。このプレートの上縁に、図1〜4に示されている鞘終端部など、鞘終端部4を収容するように構成されたスロット3が切り欠かれている。具体的には、支持部材2のスロット3が、外径D1を有する前記鞘終端部4の第1の円柱形部分5を受け入れるように構成されている。支持部材2のスロット3による鞘終端部4の受け入れは、図2に示すように、半径方向Bに実行される。
鞘終端部4は、図1に示すように、駆動ケーブル7の鞘6の一定の長さ部分に取り付けられた円柱形の本体を備えている。終端部4の形状が円柱形であることにより、終端部4を任意の角度位置で支持部材2のスロット3へと収めることができるので、組み立て作業を容易に、かつ素早く行うことができる。
上述の終端部4に組み合わせられる駆動ケーブル7は、例えば自動車においてブレーキ、スロットル、ギアボックス、などを操作するために使用される種類の駆動ケーブルである。図面に示されている鞘終端部4は、支持部材2へと挿入されると、駆動ケーブル7の鞘6を支持部材2に保持するように構成されている。一方、支持部材2は、例えば車両のフレームに取り付けられる。使用時、駆動ケーブル7は、操作される際に鞘6の内側を通って動くことができる。
装置1は、2つの弾性アーム9、10を備える把持手段8をさらに備えており、弾性アーム9、10の各々が、内側上り斜面9a、10aをそれぞれ有している。弾性アーム9、10の間に、外径D2を有する鞘終端部4の第2の円柱形部分11を受け入れるための空間が定められている。第2の円柱形部分11の外径D2は、図示の実施形態においては、第1の円柱形部分5の直径D1よりも実質的に大きく、弾性アーム9、10のそれぞれの最上縁の間の距離よりもわずかに大きい。
したがって、鞘終端部4には、2つの円柱形部分(外径D1およびD2をそれぞれ有する第1の円柱形部分5および第2の円柱形部分)が設けられている。把持手段8は、終端部4の前記第2の円柱形部分11によって終端部4を受け入れて保持するように、支持部材2に組み合わせられている。その結果、2つの固定部は終端部の本体に画定されている。すなわち、終端部4が長さ方向に動くこと(図1にCで示されているように)を防止するための軸方向の固定部、および終端部4が支持部材2から出ないようにするための半径方向の固定部である。
さらに、付勢手段12が設けられており、この付勢手段12は、図示の実施形態においては、間隔を空けて位置する2つの圧縮ばねで構成されている。これら2つの圧縮ばねは、支持部材2に対して固定されている(図1〜4を参照)。図面に示した実施形態では2つのばねが設けられているが、本明細書に記載される固定装置1の他の実施形態は、例えば単一のばねを備える付勢手段12を使用することができるか、または把持手段そのものが下部付勢部分を有してもよい。
付勢手段12は、図2に示すように、把持手段8の下部を、鞘終端部4の挿入方向Bとほぼ反対の半径方向Aに押すように、把持手段8に組み合わせられている。
付勢手段12によってかかる力は、鞘終端部4が前記アーム9、10の間でスロット3に適切に挿入される前に把持手段8を方向Bに押し下げることができるよう、弾性アーム9、10によってかかる力よりも小さい。
把持手段8は、付勢手段21のばねの作用に逆らって支持部材2に対してスライドすることができる。
従来の装置において、支持部材のスロットへの終端部の挿入は、終端部が支持部に接触する時点から、終端部が支持部に完全に収まるまで、通常は15〜25mmの範囲の終端部の移動を必要とする。作業者が支持部のスロットに終端部を挿入する際の終端部の移動全体にわたり、変位に基づく力が終端部に加わり、作業者が力を加えるのを止めると終端部が中間位置に挿入される。このことは、終端部の支持部への組み立てが、不完全かつ正確でないことを意味し、したがって、終端部が不意に支持部から出てしまう可能性があることを意味する。
図面に示した本発明の実施形態においては、鞘終端部4の位置に誤りがある場合、すなわち鞘終端部4が支持部材2のスロット3に正しく配置されていない場合、終端部4が自動的に支持部材2から押し出され、組み立てが正しく行われていないことを作業者に知らせる。これは、鞘終端部4の挿入時に鞘終端部4の第2の部分11に対して力を加える上述の把持手段8を設けることによって可能になっている。
さらに、作業者が鞘終端部4を支持部材2へと取り付けるときに付勢手段12によって変位させられる把持手段8を案内するために、案内手段13が設けられる。
図1〜6に示した案内手段13の一実施形態においては、2つのガイド13a、13bが設けられている。終端部4が、支持部材2に取り付けられるとき、または支持部材2から取り外されるとき、前記ガイド13a、13bの間で弾性アーム9、10を変位させることができる。使用時に把持手段8から外へと突き出している突起15が自由に移動できるように、支持部材2にスロット14が形成されている。
図7および8に示されている案内手段13の別の実施形態においては、支持部材2に取り付けられたハウジング17が設けられている。使用時に把持手段8から外へと突き出している突起15がその中で自由に移動できるスロット16が、前記ハウジング17に形成されている。この実施形態のハウジング17は、図8に示されるように、支持部2への取り付けのために、ハウジング17から外へと突き出している係合突起18を有している。
前記第2の実施形態のハウジング17と、案内手段13の前記第1の実施形態の2つのガイド13a、13bとは共に、鞘終端部4が、支持部材2へと挿入されるとき、または支持部材2から取り外されるとき、前記把持手段8が案内されて変位することができるよう、把持手段8を少なくとも部分的に囲むような形状を有している。
終端部4が未だ支持部材2へと取り付けられていない図1に示されている固定装置1の状態から出発し、作業者は、終端部4を支持部材2(例えば、車両のフレームに取り付けられている)に当て、図2に示されている半径方向Bに下向きの力を加えることによって、支持部材2のスロット3への終端部4の取り付けを開始する。
その結果、終端部4の第2の円柱形部分11が、図2に示すように、固定装置1の把持手段13に接触する。さらに支持部材2のスロット3に終端部4が取り付けられるとき、把持手段8が、付勢手段12によってかかる力(アーム9、10によってかかる力よりも小さい)に逆らって押し下げられる。
図3において、終端部4は、依然として把持手段13の第1の移動位置に位置しており、すなわち作業者が下向きの力を加えることを止めたならば終端部4を押し出すことができる位置に位置している。この位置において、把持手段8の弾性アーム9、10は、弾性アーム9、10の間の空間が拡大されるように広げられている。
弾性アーム9、10の間の間隔は、終端部4の第2の部分11が収まるとき、アーム9、10のそれぞれの斜面9a、10aのおかげで増加する。この時点で、作業者によって加えられる終端部の挿入力が止むと、終端部4が把持手段8によって押し出され、組み立てが正しく行われていないことが知らされる。
終端部4の第2の部分11を支持部2のスロット3へとさらに移動させると、その結果、鞘終端部4の第2の円柱形部分11の外径D2がアーム9、10の間隔に実質的に一致する程度まで、アーム9、10がさらに広がる。このアーム9、10の広がりによって、組み立ての力が突然に消滅する(終端部4の第2の円柱形部分11が既に突破力の地点を乗り越えている)。その結果、力の不釣り合いが生じ、図4に示されている最終的な固定位置に向かって、堅固かつ迅速な変位が可能になる。
鞘終端部4が図4に示す前記固定位置に達すると同時に、把持手段8が付勢手段12によって持ち上げられて、終端部4の第2の部分11がアーム9、10の間に完全に収まり、前記部分11をそこから解放できなくなる。この状態で、終端部4の第2の部分11がアーム9、10の間に完全に収めっていることに加え、終端部4の第1の部分5も、支持部材2のスロット3に完全に収まっている。
本発明は、本明細書に開示された実施形態に限定されない。例えば、本発明の装置1の別の実施形態では、鞘終端部4の第1の円柱形部分5の直径D1は、第2の円柱形部分11の直径D2よりも実質的に大きくてよい。いずれの場合も、円柱形部分5、11を、それぞれ支持部材2のスロット3および把持手段8のアーム9、10の間に収容されるように構成することができる。

Claims (9)

  1. 鞘終端部(4)の固定装置(1)であって、鞘終端部(4)の第1の円柱形部分(5)を受け入れるスロット(3)が一縁に切り欠かれている支持部材(2)を備えており、鞘終端部(4)の第2の円柱形部分(11)を受け入れて保持する把持手段(8)と、終端部(4)の挿入方向(B)とほぼ反対の半径方向(A)に把持手段(8)を押す付勢手段(12)とをさらに備えることを特徴とする、固定装置(1)。
  2. 把持手段(8)が、鞘終端部(4)の前記第2の円柱形部分(11)を受け入れる空間を間に画定する弾性アーム(9、10)を含む、請求項1に記載の固定装置(1)。
  3. 付勢手段(12)にかかる力が、前記弾性アーム(9、10)によってかかる力よりも小さい、請求項1または2に記載の固定装置(1)。
  4. 鞘終端部(4)の第2の円柱形部分(11)が、前記アーム(9、10)の間の空間よりも実質的に大きい直径(D2)を有する、請求項2に記載の固定装置(1)。
  5. 付勢手段(12)が、支持部材(2)に対して固定されて、把持手段(8)を終端部(4)に付勢する少なくとも1つのばねを備える、請求項1に記載の固定装置(1)。
  6. 付勢手段(12)によって変位させられるときに把持手段(8)を案内する、支持部材(2)に組み合わされた案内手段(13)を備える、請求項1に記載の固定装置(1)。
  7. 前記案内手段(13)が、間で前記アーム(9、10)が変位可能なガイド(13a、13b)および支持部材(2)に形成されたスロット(14)を備えており、把持手段(8)に形成された突起(15)が前記スロット(14)内へ入ることができる、請求項6に記載の固定装置(1)。
  8. 前記案内手段(13)が、支持部材(2)に取り付けられたハウジング(17)およびハウジング(17)に形成されたスロット(16)を備えており、把持手段(8)上の突起(15)が前記スロット(16)内へ入ることができる、請求項6に記載の固定装置(1)。
  9. 前記ハウジング(17)が、支持部材(2)への取り付けのために、前記ハウジング(17)から外へと突き出している係合突起(18)を有する、請求項8に記載の固定装置(1)。
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