JP2010540760A - 改良されたシーリング組成物 - Google Patents
改良されたシーリング組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010540760A JP2010540760A JP2010528243A JP2010528243A JP2010540760A JP 2010540760 A JP2010540760 A JP 2010540760A JP 2010528243 A JP2010528243 A JP 2010528243A JP 2010528243 A JP2010528243 A JP 2010528243A JP 2010540760 A JP2010540760 A JP 2010540760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- composition
- final composition
- weight percent
- premix
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C73/00—Repairing of articles made from plastics or substances in a plastic state, e.g. of articles shaped or produced by using techniques covered by this subclass or subclass B29D
- B29C73/16—Auto-repairing or self-sealing arrangements or agents
- B29C73/163—Sealing compositions or agents, e.g. combined with propellant agents
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2030/00—Pneumatic or solid tyres or parts thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
Description
(1) ラテックスシーラントの寿命または使用限界(age limit)は普通、5年である;
(2) 穿刺物体(puncturing object)がタイヤ内に残らない場合、穿刺箇所の特定、検査およびタイヤの恒久的修理を行って安全法規・基準を満たすのは実質的に不可能であり、その場合、タイヤを廃棄しなければならない;
(3) ラテックスが下水/地表水または地下水に入り込むのを許してはならない;
(4) 硬化ラテックスで汚れた使用済みパッケージはどれもきれいにして再利用することはできないので、その物質と共に廃棄しなければならない;
(5) ラテックスを使用してのタイヤの掃除および洗浄は問題となる;タイヤは、布/ぼろきれで液体を吸収し、それらを廃棄物処理用の容器に入れることによってのみきれいにすることができる;
(6) ラテックス乳化剤は、強いアンモニア蒸気を発生し、それゆえにこの不快な臭気のせいでタイヤ修理店などでは好まれない;
(7) ラテックス乳化剤はpH値が10であり、接触した場合、目、皮膚または粘膜を刺激する恐れがある;
(8) ラテックスをこぼした場合、通常無理であるが、過剰のラテックスをすぐに取り除き、反応が起こる前に衣服を完全に洗浄しなければ、衣類または作業服はいつまでも汚れたままである;
(9) ラテックスシーラントは、理想としては、ラテックスに対する酸素の相互作用を最小限に抑えるために、窒素層の下で瓶に充填すべきである。また酸化がいくらかでも起こるなら、ラテックスのシーリング能力にとって好ましくなく、ざらざらした粒子がタイヤバルブ中に残る可能性が高くなる。ホース中で圧縮空気(など)によってラテックスの小さな滴が時々運ばれるだけも、ホース中に「膜の形成」が開始されうるし、また結局バルブ域に塊が生じることもある;さらに
(10) ラテックスが含有する揮発性有機化合物は、飲み込んだ場合に健康に有害でありうるし、酸火傷を引き起こし、皮膚接触によって感作を引き起こす恐れがあり、水性生物にとって非常に有毒である。
a. プロピレングリコール、プロピレングリコール−エチレングリコールブレンド、および水のうちの1つまたは複数(それぞれ組成物の10〜90重量%の範囲である);
b. キサンタンガム(0.001〜0.3重量%)、メチルヒドロキシエチルセルロース(0.001〜0.3重量%)、カルボキシメチルセルロース(0.001〜0.3重量%)、ヒュームドシリカ(0.001〜0.1重量%)、オオバコ殻皮粉末(0.002〜0.5重量%)から選択される1ないし複数の増粘沈殿防止剤;
c. ふるいにかけられて60ミクロン未満(<60ミクロン)に微粉化されたゴム粉末(0.01〜1.5重量%)、ふるいにかけられて180ミクロンに微粉化された高密度ポリエチレン(0.1〜2.5重量%)、ナイロン、ポリプロピレン、スチレンおよびポリエチルテトラヒドロフタレートから選択される粉砕化されたプラスチック(0.01〜2.5重量%)、直径が60ミクロン未満(<60ミクロン)である珪藻土(0.5〜5.0重量%)、ベントナイト(0.01〜0.3重量%)、直径が100ミクロン未満(<100ミクロン)であるガムロジン(0.1〜1.5重量%)、カゼイン樹脂(0.1〜1.5重量%)、および40%ケイ酸ナトリウム(0.1〜2.0重量%)から選択される1ないし複数の充填剤およびシーリング粒子;
d. アンモニア(0.05〜1.5重量%)、重炭酸ナトリウム(0.05〜1.5重量%)、およびホウ酸ナトリウム(0.1〜2.5重量%)から選択される1ないし複数の腐食防止剤;
e. ポリアクリレートタイプである1ないし複数の合成エラストマー(構成成分(a)〜(d)の0.05〜2.0重量%を含む);
f. 防腐剤(組成物の残りを構成する)。
20〜80重量パーセントの水;
20〜80重量パーセントのプロピレングリコール;
0.001〜0.3重量パーセントの多糖ガム;
例えば、カルボキシメチルセルロースなどの、0.001〜0.3重量パーセントのセルロースポリマー;
0.001〜0.3重量パーセントのコロイド状ヒュームドシリカ;
0.5〜5.0重量パーセントの珪藻土(60ミクロン未満);
0.1〜3.0重量パーセントの高密度ポリエチレン(HDPE)(180ミクロン未満);
0.1〜1.0重量パーセントのベントナイト(60ミクロン未満);
0.1〜3.0重量パーセントのガムロジン(100ミクロン未満);
0.01〜1.5パーセントの量の1ないし複数のポリアクリレート;および
0.1〜0.5重量パーセントの防腐剤;
を含む、損傷した膨張式物品のシーリング用組成物が提供される。
A.ロジン(最終組成物の0.5〜5.0重量%を構成する)およびプロピレングリコール(最終組成物の0.5〜5.0重量%を構成する)をスチームジャケット付き容器に加え、ロジンがプロピレングリコール中で完全に溶融するまで約100℃の温度に加熱し、その後、約50℃の温度に達するまで攪拌しながら冷却し、次いで、攪拌を続けながらエチルアルコール(最終組成物の0.3〜5.0重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.15〜1.5重量%を構成する)、水(最終組成物の0.0〜5.0重量%を構成する)、ポリエチレン粉末(サイズが30μm〜180μm)(最終組成物の0.15〜5.0重量%を構成する)、珪藻土(最終組成物の0.5〜5.0重量%を構成する)を添加することによって、高温相プレミックスを形成するステップ;
B.約25℃の温度で攪拌しながらポリアクリル酸ナトリウム(最終組成物の0.05〜1.0重量%を構成する)を水(最終組成物の10〜20重量%を構成する)に添加し、最高で4時間攪拌を継続し、次いで、攪拌しながらプロピレングリコール(最終組成物の1.0〜5重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.01〜0.3重量%を構成する)およびステップAで形成された高温相プレミックスの一部(最終組成物の0.2〜2.0重量%を構成する)を添加することにより、別個の容器中にゲル相プレミックスを形成するステップ;
C.もう1つの別個の容器中で、水(最終組成物の20〜80重量%を構成する)、プロピレングリコール(最終組成物の10〜70重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.02〜0.5重量%を構成する)、高温相プレミックスの残り(全高温相プレミックスは最終的に最終組成物の1.0〜10.0重量%を構成する)、ゲル相プレミックス(粉砕機を通過させて粒径を50μm〜250μmの間にした後)(最終組成物の2.0〜20重量%を構成する)を添加し、攪拌混合し;
次いで、得られた組成物を最高24時間にわたって継続的に攪拌し、周囲温度に達するようにするステップ。
(a) 0.001〜0.3重量パーセント、より好ましくは約0.0025重量パーセントの量の多糖ガム、一例としては、キサンタンガム;
(b) 0.01〜0.3、より好ましくは約0.02、重量パーセントの量のカルボキシメチルセルロースおよび/またはメチルヒドロキシエチルセルロース;および/または
(c) 0.001〜0.3、より好ましくは約0.0015、重量パーセントの量のヒュームドシリカ(とりわけ、AEROSIL R972という名称/商標で入手可能なもの)。
(a) 粒径が150ミクロン未満で、0.01〜1.0、より好ましくは約0.075、重量パーセントの量の粉末化された樹皮粉末および/または粉末化されたピーナッツ殻、または同様の繊維またはセルロース系材料;
(b) 粒径が150ミクロン未満で、0.01〜1.0、より好ましくは約0.06、重量パーセントの量の粉末のスギナ(Equisetum Arvense)(一般的には、「ツクシ」と呼ばれる);
(c) 粒径が150ミクロン未満で、0.01〜1.0、より好ましくは約0.05、重量パーセントの量の茶粉末;
(d) 粒径が60ミクロン未満で、0.05〜5.0、より好ましくは約1.5、重量パーセントの量の珪藻土;
(e) 粒径が60ミクロン未満で、0.01〜0.5、より好ましくは約0.05、重量パーセントの量のベントナイト;
(f) 粒径が60ミクロン未満で、0.05〜1.5、より好ましくは約0.3、重量パーセントの量のガムロジン;および/または
(g) 0.01〜1.0、より好ましくは約0.10、重量パーセントの量の酸化亜鉛。
(1) パッケージされた製品の使用期限が実質的に延びる;
(2) タイヤをきれいにした後、パンク部位を特定して検査し、タイヤを修理して、タイヤが廃棄されないようにすることができる;
(3) 粒子をベースにしたシーラントは、下水網に入り込んでも構わない;
(4) パッケージは、再使用および/または再利用のために容易にきれいにすることができる;
(5) 清掃用のぼろ切れは、何度も洗って再使用でき、それらがごみとして捨てられる必要はない;
(6) 非ラテックス系のシーラントには不快な臭気がない;
(7) 製品のpHは8.5程度であり、また内容物の任意のエチレングリコールは別として、刺激性があるとは見なされない;
(8) 衣類または備品にこぼれたりはねかかったりしても、容易に拭き取られるかまたは洗い流される;さらに
(9) キャリヤー液中の粒子のサイズが制御されるので、タイヤを処理した後にバルブには最小限の汚れしか残らない。
本発明によるシーラント組成物は、懸濁状態にある好適なエラストマー、とりわけ、ポリアクリル酸ナトリウム、を含む。そのような懸濁状態にあるとき、微粒子形態のポリアクリル酸ナトリウムは、つまることなくタイヤバルブを通過することになる。
(1) エチレングリコール 18;
(2) プロピレングリコール 24;
(3) 水 15.8;
(4) アンモニア(20%) 4.0;
(5) アルコール 4.0;
(6) ホルマリン 0.2;
(7) プロピレングリコール 24、および
(8) ガムロジン 10.0。
(9) ポリアクリル酸ナトリウム 0.75;
(10) 水 41.0;
(11) プロピレングリコール 5.9;
(12) エチレングリコール 42.0;
(13) アンモニア(20%) 0.2;
(14) ホルマリン 0.15;
10重量%程度の残量がガムロジン溶液(A)で構成される。
別の組成物は以下のように調製できる。この場合も、組成物で例示された懸濁状態にある微粒子形態のポリアクリル酸ナトリウムは、つまることなくタイヤバルブを通過することになる。
溶液A
(1) ロジン 1.95
(2) プロピレングリコール 1.95
(3) アルコール 0.975
(4) アンモニア(20%) 0.455
(5) 水 1.17
6.5%
溶液B
(6) 水 3.631
(7) ポリアクリル酸ナトリウム 0.01
(8) プロピレングリコール 1.0
(9) アンモニア 0.024
(10) 溶液A 0.275
5.0%
10重量%程度の残量はガムロジン溶液(A)で構成される。
別の好ましい実施態様は、以下のステップを含む、空気タイヤのパンク穴のシーリング用組成物の製造方法に関する:
A.ロジン(最終組成物の1.5重量%を構成する)およびプロピレングリコール(最終組成物の1.5重量%を構成する)をスチームジャケット付き容器に加え、ロジンがプロピレングリコール中で完全に溶融するまで約100℃の温度に加熱し、次いで約50℃の温度になるまで攪拌しながら冷却し、その後、攪拌を続けながら、エチルアルコール(最終組成物の1.0重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.4重量%を構成する)、水(最終組成物の0.7重量%を構成する)、ポリエチレン粉末(サイズがl0μm〜180μm)(最終組成物の1.0重量%を構成する)、珪藻土(最終組成物の0.8重量%を構成する)、およびステアリン酸亜鉛(最終組成物の0.2重量%を構成する)を添加することにより、高温相プレミックスを形成するステップ;
B.約25℃の温度で攪拌しながら、ポリアクリル酸ナトリウム(最終組成物の0.2重量%を構成する)を水(最終組成物の11.43重量%を構成する)に添加し、最高で6時間攪拌を継続し、次いで、攪拌しながらプロピレングリコール(最終組成物の3.5重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.07重量%を構成する)、およびステップAで形成された高温相プレミックスの一部(最終組成物の0.8重量%を構成する)を添加することにより、別個の容器中にゲル相プレミックスを形成するステップ;
C.もう1つの別個の容器中に、水(最終組成物の25.0重量%を構成する)、プロピレングリコール(最終組成物の48重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.35重量%を構成する)、高温相プレミックスの残り(全高温相プレミックスは最終的に最終組成物の0.5重量%を構成する)、ゲル相プレミックス(粉砕機に通して20μm〜220μmの間の粒径にした後)(最終組成物の16重量%を構成する)を添加し、攪拌混合し;
次いで、得られた組成物を最高で24時間にわたって継続的に攪拌して周囲温度に達するようにする、ステップ。
別の好ましい実施態様は、以下のステップを含む、空気タイヤのパンク穴のシーリング用組成物の調製方法に関する:
(1) 溶液が透明になるまで攪拌および80℃に加熱しながら、タピオカデンプン(最終組成物の0.16重量%を構成する)を、プロピレングリコール(最終組成物の1.29重量%を構成する)、および水(最終組成物の1.13重量%を構成する)中に分散させることにより、TPS−プレミックスを形成する;
(2) 25℃でポリアクリル酸ナトリウム(最終組成物の0.19重量%を構成する)を容器中の水(最終組成物の10.34重量%を構成する)に添加し、6時間攪拌し、その後、プロピレングリコール(最終組成物の2.52重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.06重量%を構成する)、およびロジン溶液(最終組成物の0.76重量%を構成する)を添加し、高剪断ポンプ中を24時間循環させて、ポリアクリル酸ナトリウムの粒径を小さくして25マイクロメートル〜250マイクロメートルの間にすることによって、SPA−プレミックスを形成する。
(3) 別個の容器でカゼイン(最終組成物の0.27重量%を構成する)を、アルコール(最終組成物の0.22重量%を構成する)、プロピレングリコール(最終組成物の0.22重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.03重量%を構成する)、および水(最終組成物の0.04重量%を構成する)に添加し、プレミックス/溶液が滑らかで粘稠になるまで得られた混合物が高剪断ポンプ中を循環するようにさせることにより、CSN−プレミックスを形成する。
(4) スチームジャケット付き容器に、ロジン(最終組成物の1.09重量%を構成する)、およびプロピレングリコール(最終組成物の1.09重量%を構成する)を加え、その混合物を100℃に加熱することによって、RSN−プレミックスを形成する。ロジンが完全に溶融した後、混合物を攪拌し、55℃まで冷却する。次いで、添加するアルコール(最終組成物の0.12重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.25重量%を構成する)、CSN−プレミックス(最終組成物の0.26重量%を構成する)、および水(最終組成物の0.10重量%を構成する)を添加する。
(5) TPS−プレミックス、CPA−プレミックスおよびRSN−プレミックスを、ケイ酸ナトリウム(最終組成物の0.17重量%を構成する)、更なる20%アンモニア(最終組成物の0.05重量%を構成する)、エチレングリコール(最終組成物の7.82重量%を構成する)、更なるプロピレングリコール(最終組成物の38.71重量%を構成する)、ホルマリン(最終組成物の0.13重量%を構成する)、PVA乳白剤(最終組成物の0.16重量%を構成する)、炭酸マグネシウム(最終組成物の0.05重量%を構成する)、珪藻土(最終組成物の1.6重量%を構成する)、ポリエチレン粉末180 VN(最終組成物の1.29重量%を構成する)、キサンタンガム(最終組成物の0.002重量%を構成する)、およびAerosil R92(最終組成物の0.001重量%を構成する)と混ぜ合わせ、さらに所望に粘稠度が達成されるまで混合する。
Claims (27)
- 液体キャリヤーと、
1ないし複数の増粘沈殿防止剤と、
1ないし複数の充填剤およびシーラントと、
1ないし複数のポリアクリレートと
を含む、パンクしたタイヤをシールするためのシーラント組成物。 - 前記1ないし複数のポリアクリレートがポリアクリル酸ナトリウムである、請求項1に記載のシーリング組成物。
- 1ないし複数の腐食防止剤をさらに含む、請求項1または2に記載のシーリング組成物。
- 前記液体キャリヤーが、水、水とプロピレングリコールとの混合物、水とエチレングリコールとの混合物、水とプロピレングリコールとエチレングリコールとの混合物、ならびにプロピレングリコールとエチレングリコールとの混合物からなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシーリング組成物。
- 前記1ないし複数の増粘沈殿防止剤が、多糖ガム、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、ヒュームドシリカおよびオオバコ殻皮粉末からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシーリング組成物。
- 1ないし複数の充填剤およびシーラントが、粉末化された樹皮粉末、粉末化されたピーナッツ殻、粉末化された繊維材料、粉末化されたセルロース系材料、微粉化されたゴム粉末、微粉化された低密度ポリエチレン、ナイロン、ポリプロピレン、スチレンおよびポリエチルテトラヒドロフタレートから選択される粉砕化されたプラスチック、粉末のスギナ(Equisetum arvense)、茶粉末、パセリ粉末、珪藻土、ベントナイト、ガム樹脂、ケイ酸ナトリウムおよび二酸化チタンからなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシーリング組成物。
- 前記1ないし複数の腐食防止剤が、炭酸アンモニウム、重炭酸ナトリウムおよびホウ酸ナトリウムからなる群から選択される、請求項3〜6のいずれか一項に記載のシーリング組成物。
- a. プロピレングリコール、プロピレングリコール−エチレングリコールブレンド、および水のうちの1つまたは複数(それぞれ前記組成物の10〜90重量%の範囲である)と;
b. キサンタンガム(0.01〜1.5重量%)、メチルヒドロキシエチルセルロース(0.01〜1.5重量%)、カルボキシメチルセルロース(0.01〜1.5重量%)、ヒュームドシリカ(0.05〜3.0重量%)、オオバコ殻皮粉末(0.01〜1.5重量%)から選択される1ないし複数の増粘沈殿防止剤と;
c. ふるいにかけられて60ミクロン未満(<60ミクロン)にされた微粉化されたゴム粉末(0.01〜1.5重量%)、ふるいにかけられて150ミクロンにされた微粉化された低密度ポリエチレン(0.01〜2.5重量%)、ナイロン、ポリプロピレン、スチレンおよびポリエチルテトラヒドロフタレートから選択される粉砕化されたプラスチック(0.01〜2.5重量%)、直径が60ミクロン未満(<60ミクロン)である珪藻土(0.5〜5.0重量%)、ベントナイト(0.01〜1.5重量%)、直径が60ミクロン未満(<60ミクロン)であるガム樹脂(0.01〜1.5重量%)、溶解樹脂(0.05〜1.5重量%)、およびケイ酸ナトリウム(0.1〜2.0重量%)から選択される1ないし複数の充填剤およびシーリング粒子と;
d. 重炭酸アンモニウム(0.05〜1.5重量%)、重炭酸ナトリウム(0.05〜1.5重量%)、およびホウ酸ナトリウム(0.1〜2.5重量%)から選択される1ないし複数の腐食防止剤と;
e. ポリアクリレートタイプである1ないし複数の合成エラストマー(構成成分(a)〜(d)の0.05〜2.0重量%を構成する)と;
f. 防腐剤(前記組成物の残りを構成する)と
を含む、空気タイヤのパンク穴のシーリング用組成物。 - 前記1ないし複数の合成エラストマーがポリアクリル酸ナトリウムを含む、請求項7に記載の空気タイヤのパンク穴のシーリング用組成物。
- (a) 前記組成物の10〜90重量パーセントを構成するプロピレングリコール、前記組成物の10〜90重量パーセントを構成するプロピレングリコール−エチレングリコールブレンド、および前記組成物の10〜90重量パーセントを構成する水からなる群のうちの1つまたは複数;
(b) 0.05〜1.5重量パーセントのキサンタンガム、0.01〜1.5重量パーセントのメチルヒドロキシエチルセルロース、0.01〜1.5重量パーセントのカルボキシメチルセルロース、0.05〜3.0重量パーセントのヒュームドシリカ、および0.01〜1.5重量パーセントのオオバコ殻皮粉末からなる群から選択される1ないし複数の増粘沈殿防止剤;
(c) 0.01〜1.5重量パーセントのふるいにかけて60ミクロン未満(<60ミクロン)に微粉化されたゴム粉末、0.01〜2.5重量パーセントのふるいにかけて150ミクロン未満(<150ミクロン)に微粉化された低密度ポリエチレン、0.01〜2.5重量パーセントのナイロン、ポリプロピレン、スチレンおよびポリエチルテトラヒドロフタレート群からなる粉砕化されたプラスチック、0.5〜5.0重量パーセントの直径が60ミクロン未満(<60ミクロン)の珪藻土、0.01〜1.5重量パーセントのベントナイト、0.01〜1.5重量パーセントの直径が60ミクロン未満(<60ミクロン)のガム樹脂、0.05〜1.5重量パーセントの溶解樹脂、0.1〜2.0重量パーセントのケイ酸ナトリウムからなる群から選択される1ないし複数の充填剤およびシーリング粒子;
(d) 0.5〜1.5重量パーセントの重炭酸アンモニウム、0.05〜1.5重量パーセントの重炭酸ナトリウム、および0.1〜2.5重量パーセントのホウ酸ナトリウムからなる群から選択される1ないし複数の腐食防止剤;および
(e) 0.05〜2.0重量パーセントの量の1ないし複数のポリアクリレート;および
(f) 前記組成物の残りを構成する防腐剤;
を含む、空気タイヤのパンク穴のシーリング用組成物。 - 水および/またはプロピレングリコールおよび/またはエチレングリコールおよび/またはプロピレングリコール−エチレングリコールブレンドで構成される、90重量パーセントまでの量の液体キャリヤー;キサンタンガム、メチルヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒュームドシリカおよび/またはオオバコ殻皮粉末を含む群から選択される1ないし複数の増粘沈殿防止剤;粉砕化されたゴム粉末、ポリエチレン、樹皮粉末、ピーナッツ殻または同様の繊維材料、粉砕化されたプラスチック、珪藻土、ベントナイト、ガム樹脂および/またはケイ酸ナトリウムを含む群から選択される1ないし複数の充填剤およびシーリング粒子、1ないし複数のポリアクリレート;および重炭酸アンモニウム、重炭酸ナトリウムおよび/またはホウ酸ナトリウムを含む群から選択される1ないし複数の腐食防止剤を含む、損傷した膨張式物品のシーリング用組成物。
- 20〜80重量パーセントの水;
20〜80重量パーセントのプロピレングリコール;
0.1〜0.3重量パーセントの多糖ガム;
0.01〜0.3重量パーセントの、例えば、カルボキシメチルセルロースなどのセルロースポリマー;
0.1〜0.5重量パーセントのコロイド状ヒュームドシリカ;
0.1〜1重量パーセントの重炭酸アンモニウム;
0.1〜2重量パーセントのホウ砂;
1.0〜5.0重量パーセントの珪藻土(30ミクロン未満);
0.01〜0.5重量パーセントの低密度ポリエチレン(LDPE)(100ミクロン未満);
0.1〜1.0重量パーセントのベントナイト(40ミクロン未満);
0.05〜0.5重量パーセントのガム樹脂(30ミクロン未満);
0.05〜2.0パーセントの量の1ないし複数のポリアクリレート;および
0.1〜0.5重量パーセントの防腐剤
を含む、損傷した膨張式物品のシーリング用組成物。 - パンクした車両タイヤのシーリング用組成物であって、
以下の構成成分(量はすべて最終組成物における重量パーセント):
(1) プロピレングリコール 81.0
(2) グリセリン 1.0
(3) キサンタンガム 0.11
(4) オオバコ殻皮粉末 0.012
(5) カルボキシメチルセルロース 0.03
(6) 珪藻土 0.25
(7) ガム樹脂粉末 1.35
(8) 炭酸マグネシウム 0.135
(9) もみ殻粉末 0.3
(10) 二酸化チタン 0.075
(11) コルク粉末 0.15
(12) 樹皮粉末(乾燥) 0.1
(13) スギナ粉末 0.1
(14) ポリエチレン粉末 0.2
(15) 水 13.176
(16) 重炭酸ナトリウム 0.05
(17) 炭酸アンモニウム 0.05
(18) ホウ酸ナトリウム 1.0
(19) ホルマリン 0.2
(20) フルオレセイン 0.012、および
(21) 0.05〜2.0重量パーセントの量の
1ないし複数のポリアクリレート、
を含有する、パンクした車両タイヤのシーリング用組成物。 - パンクした車両タイヤのシーリング用組成物であって、以下の構成成分(量はすべて最終組成物における重量パーセント):
(1) プロピレングリコール 82.0まで
(2) グリセリン 0.5
(3) キサンタンガム 0.11
(4) オオバコ殻皮粉末 0.012
(5) カルボキシメチルセルロース 0.03
(6) 珪藻土 0.25
(7) ガム樹脂粉末 1.75
(8) 二酸化チタン 0.05
(9) 米糠粉末 0.45
(10) コルク粉末 0.15
(11) 樹皮粉末(乾燥) 0.10
(12) スギナ粉末 0.10
(13) ポリエチレン粉末 0.25
(14) 水 13.8936まで
(15) 重炭酸ナトリウム 0.05
(16) 炭酸アンモニウム 0.05
(17) ホウ酸ナトリウム 0.10
(18) ホルマリン 0.20
(19) フルオレセイン 0.12、および
(20) 0.05〜2.0パーセントの量の
1ないし複数のポリアクリレート、
を含有する、パンクした車両タイヤのシーリング用組成物。 - パンクした車両タイヤのシーリング用組成物であって、以下の構成成分(量はすべて最終組成物における重量パーセント):
(1) エチレングリコール 50.0まで
(2) プロピレングリコール 12.56まで
(3) グリセリン 1.0
(4) アルテア根粉末 2.5
(5) オオバコ殻皮粉末 0.35
(6) キサンタンガム 0.02
(7) カルボキシメチルセルロース 0.01
(8) Aerosil R2 0.05
(9) 炭酸マグネシウム 0.25
(10) 水 30.0
(11) 重炭酸アンモニウム 30.0
(12) 重炭酸ナトリウム 0.15
(13) ホウ酸ナトリウム 0.15
(14) ホルマリン 0.30
(15) フルオレセイン 0.15
(16) ガム樹脂 1.50
(17) エチルアルコール 1.0、および
(18) 0.05〜2.0パーセントの量の
1ないし複数のポリアクリレート、
を含有する、パンクした車両タイヤのシーリング用組成物。 - パンクした車両タイヤのシーリング用組成物であって、以下の構成成分(量はすべて重量パーセント)、すなわち、
最終組成物の10.5パーセントを構成し、かつ以下の構成成分からなるホットメルトプレミックス(量はすべてプレミックスにおける重量パーセント)
疎水性の粘着付与樹脂 12.5
米糠 4.0
炭酸マグネシウム 2.0
エチレングリコール 81.5;
最終組成物の12.5パーセントを構成し、かつ以下の構成成分からなるガム樹脂プレミックス(量はすべてプレミックスにおける重量パーセント)
ガム樹脂 12.5
米糠 4.0
炭酸マグネシウム 2.0
エチレングリコール 81.5;
最終組成物の4.25パーセントを構成し、かつ以下の構成成分からなるカゼインプレミックス(量はすべてプレミックスにおける重量パーセント):
カゼイン 15.0
米糠 1.0
炭酸マグネシウム 0.5
エチレングリコール 83.5
グリセリン 3.0
スキムミルク粉末 0.75;
最終組成物の9パーセントを構成し、かつ以下の構成成分からなる樹脂可溶性溶液プレミックス(量はすべてプレミックスにおける重量パーセント)
エチレングリコール 18.0
プロピレングリコール 50.0
水 15.8
アンモニア(20パーセント) 3.5
エチルアルコール 3.5
ホルマリン 0.2
ガム樹脂 9.0
炭酸マグネシウム 0.5;
最終組成物の57.25パーセントを構成し、かつ以下の構成成分からなる希釈溶液プレミックス(量はすべてプレミックスにおける重量パーセント)
プロピレングリコール 2.1
グリセリン 1.0
エチレングリコール 36.0
水 60.0
アンモニア 0.3
ホルマリン 0.3
乳白剤(PVA) 0.15
フルオレセイン 0.02
グリセリン 3.0
スキムミルク粉末 0.75
炭酸マグネシウム 0.05
水 2.5;および
0.05〜2.0パーセントの量の1ないし複数のポリアクリレート、
を含有する、パンクした車両タイヤのシーリング用組成物。 - 請求項16に記載した前記ホットメルト樹脂プレミックス、ガム樹脂プレミックスおよびカゼインプレミックスを別々にブレンドし、温度を−20℃まで下げ、別々に粉砕しておよそ150〜200ミクロンの粒径にし;請求項16に記載したガム樹脂を前記プロピレングリコールの半分に添加してから完全に溶融するまで80℃に加熱することによって請求項16に記載した樹脂可溶性溶液プレミックスを調製し、前記プロピレングリコールの残りを前記プレミックスの残りの成分と混合し、その後、攪拌しながら前記樹脂グリコール混合物の高温相をゆっくり添加し;次いで、最終組成物の全構成成分を一緒に添加し、−30℃まで冷却し、コロイドミル中に通して130ミクロン以下の粒径を有するコロイド懸濁液を形成する、請求項16に記載の組成物の調製方法。
- 前記組成物が、以下の構成成分(量はすべて重量パーセント)、すなわち、以下の構成成分からなる希釈溶液プレミックス(量はすべてプレミックスにおける重量パーセント)を含有し、
プロピレングリコール 2.1
グリセリン 1.0
エチレングリコール 36.0
水 60.0
アンモニア 0.3
ホルマリン 0.3
乳白剤(PVA) 0.15
フルオレセイン 0.02
これには、前記プレミックスの0.05重量パーセント〜2.0重量パーセントの量のポリアクリレートが添加され、その後、高剪断混合が行われて前記ポリアクリレート粒子が粉砕されて150ミクロン未満にされている、パンクした車両タイヤのシーリング用組成物。 - 以下それぞれにプレミックスガムロジン溶液(A)および微粒子懸濁液(B)と呼ぶ2つの部分で調製されるシーラント組成物であって、前記プレミックスガムロジン溶液(A)が、以下(量は重量パーセントで示す):
(1) エチレングリコール − 18;
(2) プロピレングリコール − 24;
(3) 水 − 15.8;
(4) アンモニア(20%) − 4.0;
(5) アルコール − 4.0;
(6) ホルマリン − 0.2;
(7) プロピレングリコール − 24.0および
(8) ガムロジン − 10.0、
を含み、さらに前記微粒子懸濁液(B)が、
(9) ポリアクリル酸ナトリウム − 0.75;
(10) 水 − 41.0;
(11) プロピレングリコール − 5.9;
(12) エチレングリコール − 42.0;
(13) アンモニア(20%)−0.2;
(14) ホルマリン − 0.15;
を含み、10重量%程度の残量がプレミックスガムロジン溶液(A)で構成されるシーラント組成物。 - 前記プレミックスガムロジン溶液(A)の成分(1)〜(6)を攪拌しながら上から下の順に最初に混ぜ合わせ、前記ガムロジン(7)を前記残りのプロピレングリコールに添加し、その混合物を前記ガムロジンが完全に溶融するまでおよそ80℃に加熱し、その後で、ガムロジンおよびプロピレングリコールの加熱混合物を成分(1)〜(6)の混合物に攪拌しながら添加し、その後で、前記プレミックスガムロジン溶液(A)を前記微粒子懸濁液(B)の成分(9)〜(14)に添加する、請求項19に記載の組成物の製造方法。
- 空気タイヤのパンク穴のシーリング用組成物の製造方法であって、
A.ロジン(最終組成物の0.5〜5.0重量%を構成する)およびプロピレングリコール(最終組成物の0.5〜5.0重量%を構成する)をスチームジャケット付き容器に加え、前記ロジンが前記プロピレングリコール中で完全に溶融するまで約100℃の温度に加熱し、その後、約50℃の温度に達するまで攪拌しながら冷却し、次いで、攪拌を続けながらエチルアルコール(最終組成物の0.3〜5.0重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.15〜1.5重量%を構成する)、水(最終組成物の0.0〜5.0重量%を構成する)、ポリエチレン粉末(サイズがl0μm〜180μm)(最終組成物の0.15〜5.0重量%を構成する)、珪藻土(最終組成物の0.15〜3.0重量%を構成する)を添加することによって、高温相プレミックスを形成するステップと;
B.約25℃の温度で攪拌しながらポリアクリル酸ナトリウム(最終組成物の0.2〜1.5重量%を構成する)を水(最終組成物の10〜20重量%を構成する)に添加し、最高で15分間攪拌を継続し、次いで、攪拌しながらプロピレングリコール(最終組成物の0.0〜10重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.01〜0.3重量%を構成する)およびステップAで形成された高温相プレミックスの一部(最終組成物の0.2〜5.0重量%を構成する)を添加することにより、別個の容器中にゲル相プレミックスを形成するステップと;
C.もう1つの別個の容器中で、水(最終組成物の20〜80重量%を構成する)、プロピレングリコール(最終組成物の10〜50重量%を構成する)、エチレングリコール(最終組成物の0〜30重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.2〜1.5重量%を構成する)、高温相プレミックスの残り(全高温相プレミックスは最終的に最終組成物の3.0〜20.0重量%を構成する)、ゲル相プレミックス(粉砕機に通して粒径を小さくして50μm〜2000μmの間にした後)(最終組成物の5.0〜20重量%を構成する)を添加し、攪拌混合するステップ;
を含み、次いで、得られた組成物を最高24時間にわたって継続的に攪拌し、周囲温度に達するようにした空気タイヤのパンク穴のシーリング用組成物の製造方法。 - ステアリン酸亜鉛(最終組成物の0.1〜1.0重量%を構成する)を前記高温相プレミックス中に含める、請求項22に記載の方法。
- 乳白剤および/またはPVA/MA(最終組成物の0.1〜10.0重量%を構成する)をステップCの間に添加する、請求項22または23に記載の方法。
- 空気タイヤのパンク穴のシーリング用組成物の製造方法であって、
A.ロジン(最終組成物の1.5重量%を構成する)およびプロピレングリコール(最終組成物の1.5重量%を構成する)をスチームジャケット付き容器に加え、前記ロジンが前記プロピレングリコール中で完全に溶融するまで約100℃の温度に加熱し、次いで約50℃の温度に達するまで攪拌しながら冷却し、次いで、攪拌を続けながら、エチルアルコール(最終組成物の1.0重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.4重量%を構成する)、水(最終組成物の0.7重量%を構成する)、ポリエチレン粉末(サイズが10μm〜180μm)(最終組成物の1.0重量%を構成する)、珪藻土(最終組成物の0.8重量%を構成する)、およびステアリン酸亜鉛(最終組成物の0.2重量%を構成する)を添加することにより、高温相プレミックスを形成するステップと;
B.約25℃の温度で攪拌しながら、ポリアクリル酸ナトリウム(最終組成物の0.2重量%を構成する)を水(最終組成物の11.43重量%を構成する)に添加し、最高で15分間攪拌を継続し、次いで、攪拌しながらプロピレングリコール(最終組成物の3.5重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.07重量%を構成する)、およびステップAで形成された高温相プレミックスの一部(最終組成物の0.8重量%を構成する)を添加することにより、別個の容器中にゲル相プレミックスを形成するステップと;
C.もう1つの別個の容器中に、水(最終組成物の33.2重量%を構成する)、プロピレングリコール(最終組成物の33重量%を構成する)、エチレングリコール(最終組成物の10重量%を構成する)、20%アンモニア(最終組成物の0.35重量%を構成する)、前記高温相プレミックスの残り(全高温相プレミックスは最終的に最終組成物の7.1重量%を構成する)、前記ゲル相プレミックス(粉砕機に通して粒径を小さくして50μm〜2000μmの間にした後)(最終組成物の16重量%を構成する)を添加し、攪拌混合するステップと;
を含み、次いで、得られた組成物を最高で24時間にわたって継続的に攪拌して周囲温度に達するようにした空気タイヤのパンク穴のシーリング用組成物の製造方法。 - ホルマリン(最終組成物の0.15重量%を構成する)をステップCの間に添加する、請求項25に記載の方法。
- 乳白剤および/またはPVA/MAをステップCの間に添加する、請求項25または26に記載の方法。
- 請求項21〜26のいずれか一項に記載の方法で調製される、空気タイヤのパンク穴のシーリング用組成物。
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AU2007905526 | 2007-10-09 | ||
AU2007905526A AU2007905526A0 (en) | 2007-10-09 | Improved sealing composition | |
AU2007905745 | 2007-10-19 | ||
AU2007905745A AU2007905745A0 (en) | 2007-10-19 | Improved sealing composition | |
AU2007906682A AU2007906682A0 (en) | 2007-12-07 | Improved sealing composition | |
AU2007906682 | 2007-12-07 | ||
PCT/AU2008/001499 WO2009046496A1 (en) | 2007-10-09 | 2008-10-09 | Improved sealing composition |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010540760A true JP2010540760A (ja) | 2010-12-24 |
JP5450425B2 JP5450425B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=40548885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010528243A Expired - Fee Related JP5450425B2 (ja) | 2007-10-09 | 2008-10-09 | 改良されたシーリング組成物およびその製造方法 |
Country Status (19)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8329778B2 (ja) |
EP (1) | EP2201078B1 (ja) |
JP (1) | JP5450425B2 (ja) |
KR (1) | KR101494485B1 (ja) |
CN (1) | CN101848976B (ja) |
AU (1) | AU2008310311C1 (ja) |
BR (1) | BRPI0816494A2 (ja) |
CA (1) | CA2701477C (ja) |
EG (1) | EG27112A (ja) |
HK (1) | HK1148768A1 (ja) |
IL (2) | IL204903A (ja) |
MX (1) | MX2010003755A (ja) |
MY (1) | MY161499A (ja) |
NO (1) | NO20100498L (ja) |
NZ (1) | NZ584808A (ja) |
PH (1) | PH12013500847B1 (ja) |
RU (1) | RU2518743C2 (ja) |
WO (1) | WO2009046496A1 (ja) |
ZA (1) | ZA201002411B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013002092A1 (ja) * | 2011-06-30 | 2015-02-23 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤバルブの掃除方法及び掃除具 |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8895640B2 (en) * | 2007-10-09 | 2014-11-25 | Trydel Research Pty Ltd | Sealing composition |
JP5542366B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2014-07-09 | 株式会社ブリヂストン | パンクシーリング剤の製造方法 |
HK1145125A2 (en) * | 2010-11-11 | 2011-04-01 | Top Alliance Technology Ltd | A sealant composition and method of making it |
ES2390142B1 (es) * | 2012-06-28 | 2013-07-25 | Easy Road, S.L. | Producto para la prevención de defectos de estanqueidad en balones neumáticos |
CN103849155B (zh) * | 2012-12-07 | 2016-09-28 | 成都俊马密封制品有限公司 | 纤维软木橡胶密封材料及其制备方法 |
CN103865481A (zh) * | 2012-12-12 | 2014-06-18 | 精联科技有限公司 | 一种补胎剂以及其制备方法 |
KR101584189B1 (ko) * | 2012-12-13 | 2016-01-13 | 요코하마 고무 가부시키가이샤 | 에멀션 응고제 |
AU2013200613A1 (en) * | 2013-02-05 | 2014-08-21 | Top Alliance Technology Limited | Tire Sealant and preparation method thereof |
WO2014124349A1 (en) * | 2013-02-11 | 2014-08-14 | Pneumacore, Inc. | Detecting wheel rim cracks |
JP5871079B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2016-03-01 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤパンクシール材 |
DE112014004118B4 (de) * | 2013-09-09 | 2021-07-15 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Koagulationsmittel, dessen Verwendung und Reifenloch-Reparaturset |
CN104629682B (zh) * | 2013-11-08 | 2018-05-22 | 精联科技有限公司 | 一种密封剂组合物及其制备方法 |
EP3067403A4 (en) * | 2013-11-08 | 2017-06-28 | Top Alliance Technology Limited | Sealant composition and preparation method therefor |
US9260642B2 (en) * | 2013-12-04 | 2016-02-16 | Top Alliance Technology Limited | Sealant composition and method of preparing the same |
KR101673692B1 (ko) | 2014-11-07 | 2016-11-07 | 현대자동차주식회사 | 건식 실리카 입자를 포함하는 상변이 현탁 유체 조성물 및 이의 제조방법 |
ES2556911B1 (es) * | 2015-10-13 | 2016-11-02 | The Smart Product Company, S.L. | Producto antipinchazos para neumáticos |
MX2018005552A (es) | 2015-11-06 | 2018-11-09 | Trydel Res Pty Ltd | Composicion sellante. |
US10655042B2 (en) * | 2015-11-13 | 2020-05-19 | Schlumberger Norge As | Wellbore strengthening additive and uses thereof |
KR102141685B1 (ko) * | 2018-09-18 | 2020-08-05 | 한국원자력연구원 | 신호전달용 밀폐 플러그 |
DE102020201586A1 (de) * | 2020-02-10 | 2021-08-12 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Fahrzeugluftreifen mit Dichtmittellage und Verfahren zur Detektion eines Fahrzeugluftreifens mit Dichtmittellage sowie zum Recycling eines Fahrzeugluftreifens mit Dichtmittel |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09296157A (ja) * | 1996-03-04 | 1997-11-18 | Suzuki Yushi Kogyo Kk | パンク防止剤 |
JP2000104042A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Three Bond Co Ltd | タイヤのパンク防止剤 |
JP2001287517A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Honda Motor Co Ltd | パンク防止用シール剤、チューブレスタイヤおよびタイヤチューブ |
JP2004175871A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Kurita Water Ind Ltd | 金属表面の洗浄剤及びそれを用いた金属表面の洗浄方法 |
JP2007144668A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Bridgestone Corp | タイヤのパンク修理装置 |
JP2007224248A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤパンクシール材 |
JP2009138112A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Maruni Industry Co Ltd | パンクシーリング剤 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE542221A (ja) * | 1954-10-22 | |||
US3676381A (en) * | 1969-02-18 | 1972-07-11 | Engine Power Corp | Sealant for pneumatic tires |
US4588758A (en) * | 1985-03-13 | 1986-05-13 | Jaspon Lawrence E | Tire sealant composition |
RU2030301C1 (ru) * | 1991-07-01 | 1995-03-10 | Научно-технический кооператив "Вторресурс" | Герметизированная пневматическая шина транспортного средства |
WO1996005048A1 (en) | 1994-08-12 | 1996-02-22 | Terence Dowel | Tyre puncture sealant compositions |
EP1510329B1 (de) * | 2003-08-28 | 2012-12-26 | Continental Reifen Deutschland GmbH | Mittel zum nachträglichen Abdichten von Fahrzeugluftreifen |
RO121646B1 (ro) | 2004-10-04 | 2008-01-30 | Valentina Ţigău | Compoziţie pentru etanşarea peretelui elastic al unei incinte în care există aer sub presiune |
RU2420412C2 (ru) * | 2007-08-23 | 2011-06-10 | Виктор Германович Зотин | Способ повышения надежности пневматической шины и устройство для его осуществления |
-
2008
- 2008-10-09 BR BRPI0816494-0A2A patent/BRPI0816494A2/pt not_active Application Discontinuation
- 2008-10-09 KR KR1020107009546A patent/KR101494485B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2008-10-09 WO PCT/AU2008/001499 patent/WO2009046496A1/en active Application Filing
- 2008-10-09 MX MX2010003755A patent/MX2010003755A/es active IP Right Grant
- 2008-10-09 JP JP2010528243A patent/JP5450425B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-10-09 NZ NZ584808A patent/NZ584808A/en not_active IP Right Cessation
- 2008-10-09 RU RU2010113630/05A patent/RU2518743C2/ru not_active IP Right Cessation
- 2008-10-09 CN CN200880111432.2A patent/CN101848976B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2008-10-09 AU AU2008310311A patent/AU2008310311C1/en not_active Ceased
- 2008-10-09 US US12/682,519 patent/US8329778B2/en active Active
- 2008-10-09 CA CA2701477A patent/CA2701477C/en active Active
- 2008-10-09 MY MYPI2010001537A patent/MY161499A/en unknown
- 2008-10-09 EP EP08838256.9A patent/EP2201078B1/en active Active
-
2010
- 2010-04-06 ZA ZA2010/02411A patent/ZA201002411B/en unknown
- 2010-04-07 NO NO20100498A patent/NO20100498L/no not_active Application Discontinuation
- 2010-04-07 IL IL204903A patent/IL204903A/en active IP Right Grant
- 2010-04-08 EG EG2010040564A patent/EG27112A/xx active
-
2011
- 2011-03-23 HK HK11102947.7A patent/HK1148768A1/xx not_active IP Right Cessation
-
2013
- 2013-04-26 PH PH12013500847A patent/PH12013500847B1/en unknown
- 2013-07-22 IL IL227601A patent/IL227601A/en not_active IP Right Cessation
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09296157A (ja) * | 1996-03-04 | 1997-11-18 | Suzuki Yushi Kogyo Kk | パンク防止剤 |
JP2000104042A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Three Bond Co Ltd | タイヤのパンク防止剤 |
JP2001287517A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Honda Motor Co Ltd | パンク防止用シール剤、チューブレスタイヤおよびタイヤチューブ |
JP2004175871A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Kurita Water Ind Ltd | 金属表面の洗浄剤及びそれを用いた金属表面の洗浄方法 |
JP2007144668A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Bridgestone Corp | タイヤのパンク修理装置 |
JP2007224248A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤパンクシール材 |
JP2009138112A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Maruni Industry Co Ltd | パンクシーリング剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013002092A1 (ja) * | 2011-06-30 | 2015-02-23 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤバルブの掃除方法及び掃除具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2701477C (en) | 2016-09-27 |
NO20100498L (no) | 2010-05-06 |
AU2008310311B2 (en) | 2013-01-31 |
CN101848976A (zh) | 2010-09-29 |
AU2008310311A1 (en) | 2009-04-16 |
PH12013500847A1 (en) | 2016-01-11 |
CN101848976B (zh) | 2014-06-04 |
HK1148768A1 (en) | 2011-09-16 |
RU2518743C2 (ru) | 2014-06-10 |
MY161499A (en) | 2017-04-14 |
EG27112A (en) | 2015-06-22 |
IL227601A (en) | 2016-02-29 |
ZA201002411B (en) | 2011-06-29 |
IL204903A0 (en) | 2010-11-30 |
KR101494485B1 (ko) | 2015-02-17 |
AU2008310311C1 (en) | 2014-03-27 |
US20100222455A1 (en) | 2010-09-02 |
EP2201078A4 (en) | 2017-09-13 |
EP2201078B1 (en) | 2018-12-05 |
JP5450425B2 (ja) | 2014-03-26 |
RU2010113630A (ru) | 2011-11-20 |
MX2010003755A (es) | 2010-06-23 |
NZ584808A (en) | 2011-08-26 |
EP2201078A1 (en) | 2010-06-30 |
BRPI0816494A2 (pt) | 2015-02-24 |
US8329778B2 (en) | 2012-12-11 |
CA2701477A1 (en) | 2009-04-16 |
WO2009046496A1 (en) | 2009-04-16 |
KR20100099680A (ko) | 2010-09-13 |
PH12013500847B1 (en) | 2016-01-11 |
IL204903A (en) | 2014-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5450425B2 (ja) | 改良されたシーリング組成物およびその製造方法 | |
RU2745619C2 (ru) | Герметизирующая композиция | |
EP0798140A2 (en) | Tire puncture sealant | |
WO2008022402A1 (en) | Improved sealing composition | |
US9260642B2 (en) | Sealant composition and method of preparing the same | |
JP2010043155A (ja) | タイヤパンクシール材 | |
US20140221535A1 (en) | Tire Sealant and Preparation Method Thereof | |
US8895640B2 (en) | Sealing composition | |
JP5824025B2 (ja) | シーラント組成物及びその調製方法 | |
AU2013200060B2 (en) | Improved Sealing Composition | |
JP4673003B2 (ja) | パンクシーリング剤 | |
US20200238644A1 (en) | Sealant composition | |
EP1270188A1 (en) | Tyre puncture sealant composition | |
AU2013200613A1 (en) | Tire Sealant and preparation method thereof | |
CA2805116A1 (en) | Tire sealant and preparation method thereof | |
IES990676A2 (en) | Tyre puncture sealant composition |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130531 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130828 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130904 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130927 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5450425 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |