JP2010537654A - 低濃度の望ましくない副産物を有する無菌で作製された一定範囲の乳幼児食品及び同乳幼児食品を作製する方法 - Google Patents

低濃度の望ましくない副産物を有する無菌で作製された一定範囲の乳幼児食品及び同乳幼児食品を作製する方法 Download PDF

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Abstract

一定範囲の乳幼児食品中の各製品が、食品1キログラムにつき約15マイクログラムより少ないフランによって示されるような、加工中に生成される最低レベルの望ましくない副産物を含む、一定範囲の乳幼児食品。
【選択図】図1

Description

[0001]本発明は一般に乳幼児食品、及び特に加工又は包装中に生成される低濃度の望ましくない副産物を有する乳幼児食品に関する。
[0002]食品の加工は、望ましくない副産物を生成することがあることが知られている。例えば、食品を焼く場合、焼くプロセスは望ましくないアクリルアミドの生成をもたらすことがある。或いは、例えばカン及びビンの中で、食品に調理を施す場合、これは望ましくないフランの生成をもたらすことがある。
[0003]フランは、アクリルアミドのように、加工中に食品を加熱する間に自然に発生する物質である。フランは、成分として食品に添加される合成物質ではないが、加工の結果として食品中に発生する。
[0004]高濃度のフランは遺伝毒性があり、動物実験では発癌性があることが示されている。
[0005]フランは、保健社会福祉省の発癌性物質のリストに載せられていて、高い曝露の実験用動物における研究に基づいて、国際がん研究機関によって発癌性の可能性があると考えられている。したがって、高濃度のフランは、食品において望ましくない。
[0006]フランは、ポリ不飽和脂肪酸(PUFA)、アスコルビン酸(ビタミンC)、β−カロテン、糖、及びアミノ酸を含む食物の熱加工によって発生することがある。
[0007]したがって、本発明の目的は、減少したレベルの望ましくない副産物を含む新規の範囲の乳幼児食品を提供することである。望ましくない副産物のレベルは、例えば、食品中のフランの濃度を参照することによって、測定することができる。
[0008]これら及び他の目的は、本発明の1態様において、一定範囲の乳幼児食品中の各製品が食品1kgにつき約15マイクログラムより少ないフランを有する一定範囲の乳幼児食品を提供することによって対処される。結果として生じる範囲の乳幼児食品は、その範囲の中の各食品が、加工中に生成される望ましくない副産物の最低濃度を有するという利点を有する。様々な実施形態において、構成成分は実質的にフランを含まず(例えば、食品中に約5マイクログラム/kgより少ないフラン)、又は全くフランを含まない。
[0009]さらなる態様において、本発明は、発達の異なる段階中の乳幼児の栄養ニーズを満たすための食餌法を提供し、その方法は、発明による一定範囲の食品を乳幼児に与えることを含む。
[0010]さらなる態様において、本発明は、栄養に関連する障害の予防又は治療のための1種又は複数種の薬剤の製造における、本発明による一定範囲の食品の使用を提供する。
[0011]別の態様において、本発明は、本発明による一定範囲の食品を与えるステップを含む、栄養に関連する障害を予防又は治療する方法を提供する。
[0012]栄養に関連する疾患は、場合によって、肥満、栄養失調、糖尿病、及び心臓病から選択される。
[0013]本発明の他の及びさらなる目的、特徴、及び利点は、当業者によって容易に発見される。
本発明による食餌計画を示す図である。 121℃で25分間の熱処理の後、pH7の水性モデル系においてフラン形成を調査する試験の結果を示す図である。 121℃で25分間の熱処理の後、pH4の水性モデル系においてフラン形成を調査する試験の結果を示す図である。 アスコルビン酸及び魚油から抽出したLC−PUFAの添加に関連する、フラン形成の量を調査するために実施された試験の結果を示す図である。 食品の加工のために使用される滅菌状態に関連して、フラン形成の濃度を調査するために実施された試験の結果を示す図である。結果はニンジンを含む野菜食品に関して示されている。 食品の加工のために使用される滅菌状態に関連して、フラン形成の濃度を調査するために実施された試験の結果を示す図である。結果は、タラ及び混合野菜を含む塩味の食品に関して示されている。
定義
[0018]本明細書の文脈の中で、用語「約」は、プラス又はマイナス20%、より好ましくはプラス又はマイナス10%、さらにより好ましくはプラス又はマイナス5%、最も好ましくはプラス又はマイナス2%のことを言う。
[0019]用語「一定範囲の乳幼児食品」は、乳と一緒に、乳幼児に栄養要求量を与える複数の包装された栄養組成物(例えば、2つ以上)のことを言う。範囲は1組の部分を形成すると解釈できる。
[0020]用語「副産物」は、製品の加工中に生成される食品中に存在する物質のことを言う。
[0021]定義することのできる乳幼児の発達段階が認識されており、第1段階は、月齢約4から約6ヶ月のことを言い、第2段階は、月齢約6から約8ヶ月のことを言い、第3段階は、月齢約8から約12ヶ月のことを言い、第4段階(ジュニア段階とも言われる)は、月齢約12から約36ヶ月のことを言う。これらの異なる発達段階中に該当する乳幼児は、異なる栄養要求量を有する。
[0022]本発明は多様であってもよいので、本明細書に記載の特定の方法、手順、及び試薬に限定されない。さらに、本明細書に使用される用語は、特定の実施形態を記載するだけの目的のためであり、本発明の範囲を限定することを意図しない。本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される通り、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈が明確に別段の指示をしない限り、複数の言及を含む。
[0023]別段の定義がない限り、本明細書に使用される全ての専門及び科学用語、並びにいずれの頭字語も、本発明の分野の当業者によって、一般に理解されるのと同じ意味を有する。本明細書に記載のものと同様又は均等のいずれかの方法及び材料を、本発明の実施において使用できるが、好ましい方法、装置、及び材料は、本明細書に記載される。
[0024]本明細書に挙げられる全ての特許、特許出願、及び出版物は、本発明とともに使用してもよいそれらの中に報告される化合物及び方法を記載し開示する目的のために、法律が許す範囲内で、参照により本明細書に組み込まれる。しかし、本明細書の何も、本発明が先行発明によって、かかる開示に先行する資格がないという承認として解釈されるべきではない。
[0025]本明細書に表現される全ての重量パーセントは、具体的に、別段の指示がない限り、食品の総重量による。
[0026]本明細書内の実施例は、明白で簡潔な明細書を書くことができるように記載されたが、実施例は、本発明から乖離することなく、様々に組み合わせ又は分離されてもよいと意図され、理解される。
発明
[0027]1つの態様において、本発明は一定範囲の乳幼児食品を提供し、その範囲の中の各製品は、食品1キログラムにつき約15マイクログラムより少ないフランを有する。フラン濃度が加工中に形成される望ましくない副産物の優れた指標として使用することができるという事実を考えると、本発明による一定範囲の食品は、その範囲の中の各食品が低レベルの望ましくない副産物を有するという利点を有する。
[0028]好ましい実施形態において、その範囲の中の各製品は、食品1キログラムにつき約20マイクログラムより少ないフランを含む。より好ましくは、その範囲の中の各製品は、食品1キログラムにつき約10マイクログラムより少ないフランを含む。より好ましくは、その範囲の中の各製品は、食品1キログラムにつき約5マイクログラムより少ないフランを含む。さらにより好ましくは、その範囲の中の各製品は、食品1キログラムにつき約2マイクログラムより少ないフランを含む。
[0029]好ましい実施形態において、構成成分は実質的にフランを含まないか(例えば食品1キログラムにつき1マイクログラムより少ないフラン)、又は、全くフランが測定されない。
[0030]好ましくは、その範囲の製品は、乳幼児の各発達段階に適する少なくとも1種の食品を含む。
[0031]好ましくは、その範囲の製品は、乳幼児の各発達段階に適する2種以上の食品を含む。より好ましくは、その範囲の製品は、乳幼児の各発達段階のために、少なくとも1種の野菜ベースの製品及び1種の果物ベースの製品を含む。より好ましくは、その範囲の製品は、乳幼児の各発達段階のために、複数種の野菜ベースの製品及び果物ベースの製品を含む。
[0032]好ましくは、その範囲の製品は、乳幼児の発達の第1段階のために、少なくとも1種の野菜ベースの製品及び1種の果物ベースの製品を含む。
[0033]好ましくは、その範囲の製品は、乳幼児の発達の第2段階のために、少なくとも1種の野菜ベースの製品、1種の完全食、及び1種の果物ベースの製品を含む。完全食は、栄養的にバランスのとれた1食分を提供するために考案される。すなわち、食事を提供するために、完全食を別の食品と一緒に組み合わせる必要はない。
[0034]好ましくは、その範囲の製品は、乳幼児の発達の第3段階のために、少なくとも1種の野菜ベースの製品、1種の完全食、及び1種の果物ベースの製品を含む。
[0035]好ましくは、その範囲の製品は、乳幼児の発達の第4段階のために、少なくとも1種の野菜ベースの製品、1種の完全食、及び1種の果物ベースの製品を含む。
[0036]好ましくは、月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための乳幼児食品は、アーティチョーク、ニンジン、キュウリ、ウイキョウ、サヤマメ、セイヨウネギ、レタス、パースニップ、ジャガイモ、黄カボチャ、カボチャ、及びズッキーニから選択される1種又は複数種の野菜を含む。
[0037]好ましくは、月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための乳幼児食品は、豆果のダイズを含む。
[0038]好ましくは、月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための乳幼児食品は、牛肉、子牛の肉、鶏肉、子羊の肉、豚肉、七面鳥の肉、及び鴨肉から選択される1種又は複数種の肉を含む。
[0039]好ましくは、月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための乳幼児食品は、リンゴ、アプリコット、バナナ、ブラックベリー、クロフサスグリ、コケモモ、サクランボ、ナツメヤシ、ブドウ、グーズベリー、グアバ、レモン、ライム、マンダリン、マンゴー、メロン、ネクタリン、オリーブ、オレンジ、モモ、ナシ、パイナップル、プラム、マルメロ、ラズベリー、アカフサスグリ、及びスイカから選択される1種又は複数種の果物を含む。
[0040]好ましくは、月齢約4から約6ヶ月まで(第1段階)の乳児のための乳幼児食品は、アニス、バームミント、カモミール、キャラウェー、ガーキン、オレンジブロッサム、及びソレルから選択される1種又は複数種の香草及びスパイスを含む。
[0041]好ましくは、月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための乳幼児食品は、アーティチョーク、ニンジン、キュウリ、ウイキョウ、サヤマメ、セイヨウネギ、レタス、パースニップ、ジャガイモ、黄カボチャ、カボチャ、ズッキーニ、ブロッコリー、カリフラワー、ナス、サツマイモ、トマト、エンドウマメ、及びホウレンソウから選択される1種又は複数種の野菜を含む。
[0042]好ましくは、月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための乳幼児食品は、ダイズ、ブラックグラムシード、ヒヨコマメ、ササゲ、インゲンマメ、ヒラマメ、ヤエナリ、及びキマメから選択される1種又は複数種の豆果を含む。
[0043]別の実施形態において、月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための乳幼児食品は、牛肉、子牛の肉、鶏肉、子羊の肉、豚肉、七面鳥の肉、及び鴨肉から選択される1種又は複数種の肉、及び/又は魚を含む。
[0044]好ましくは、月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための乳幼児食品は、リンゴ、アプリコット、バナナ、ブラックベリー、クロフサスグリ、コケモモ、サクランボ、ナツメヤシ、ブドウ、グーズベリー、グアバ、レモン、ライム、マンダリン、マンゴー、メロン、ネクタリン、オリーブ、オレンジ、モモ、ナシ、パイナップル、プラム、マルメロ、ラズベリー、アカフサスグリ、スイカ、イチジク、パパイヤ、パッションフルーツ、イチゴ、及びタンジェリンから選択される1種又は複数種の果物を含む。
[0045]好ましくは、月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための乳幼児食品は、アニス、バームミント、カモミール、キャラウェー、ガーキン、オレンジブロッサム、ソレル、カルダモン、アサツキ、クミン、タマネギ、サフラン、サボリー、エシャロット、及びタイムから選択される1種又は複数種の香草及びスパイスを含む。
[0046]好ましくは、月齢約6から約8ヶ月まで(第2段階)の乳児のための乳幼児食品は、ココナッツを含む。
[0047]好ましくは、月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための乳幼児食品は、アーティチョーク、ニンジン、キュウリ、ウイキョウ、サヤマメ、セイヨウネギ、レタス、パースニップ、ジャガイモ、黄カボチャ、カボチャ、ズッキーニ、ブロッコリー、カリフラワー、ナス、サツマイモ、トマト、エンドウマメ、ホウレンソウ、アスパラガス、ビート(の根)、芽キャベツ、キャベツ、ガーデンピー、ダイコン、及びカブから選択される1種又は複数種の野菜を含む。
[0048]好ましくは、月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための乳幼児食品は、ダイズ、ブラックグラムシード、ヒヨコマメ、ササゲ、インゲンマメ、ヒラマメ、ヤエナリ、キマメ、ライマメ、及びシカクマメから選択される1種又は複数種の豆果を含む。
[0049]好ましくは、月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための乳幼児食品は、牛肉、子牛の肉、鶏肉、子羊の肉、豚肉、七面鳥の肉、及び鴨肉から選択される1種又は複数種の肉、及び/又は魚、及び/又は卵を含む。
[0050]好ましくは、月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための乳幼児食品は、リンゴ、アプリコット、バナナ、ブラックベリー、クロフサスグリ、コケモモ、サクランボ、ナツメヤシ、ブドウ、グーズベリー、グアバ、レモン、ライム、マンダリン、マンゴー、メロン、ネクタリン、オリーブ、オレンジ、モモ、ナシ、パイナップル、プラム、マルメロ、ラズベリー、アカフサスグリ、スイカ、イチジク、パパイヤ、パッションフルーツ、イチゴ、タンジェリン、及びルバーブから選択される1種又は複数種の果物を含む。
[0051]好ましくは、月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための乳幼児食品は、アニス、バームミント、カモミール、キャラウェー、ガーキン、オレンジブロッサム、ソレル、カルダモン、アサツキ、クミン、タマネギ、サフラン、サボリー、エシャロット、タイム、コリアンダー、クルクマ、ガーデンソレル、ニンニク、ミント、及びバニラから選択される1種又は複数種の香草及びスパイスを含む。
[0052]好ましくは、月齢約8から約12ヶ月まで(第3段階)の乳児のための乳幼児食品は、ココナッツ及び/又はココアを含む。
[0053]好ましくは、月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための乳幼児食品は、アーティチョーク、ニンジン、キュウリ、ウイキョウ、サヤマメ、セイヨウネギ、レタス、パースニップ、ジャガイモ、黄カボチャ、カボチャ、ズッキーニ、ブロッコリー、カリフラワー、ナス、サツマイモ、トマト、エンドウマメ、ホウレンソウ、アスパラガス、ビート(の根)、芽キャベツ、キャベツ、ガーデンピー、ダイコン、カブ、マッシュルーム、及びクレソンから選択される1種又は複数種の野菜を含むことが好ましい。
[0054]好ましくは、月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための乳幼児食品は、ダイズ、ブラックグラムシード、ヒヨコマメ、ササゲ、インゲンマメ、ヒラマメ、ヤエナリ、キマメ、ライマメ、及びシカクマメから選択される1種又は複数種の豆果を含む。
[0055]好ましくは、月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための乳幼児食品は、牛肉、子牛の肉、鶏肉、子羊の肉、豚肉、七面鳥の肉、鴨肉から選択される1種又は複数種の肉、及び/又は魚、及び/又は卵、及び/又は甲殻類を含む。
[0056]好ましくは、月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための乳幼児食品は、リンゴ、アプリコット、バナナ、ブラックベリー、クロフサスグリ、コケモモ、サクランボ、ナツメヤシ、ブドウ、グーズベリー、グアバ、レモン、ライム、マンダリン、マンゴー、メロン、ネクタリン、オリーブ、オレンジ、モモ、ナシ、パイナップル、プラム、マルメロ、ラズベリー、アカフサスグリ、スイカ、イチジク、パパイヤ、パッションフルーツ、イチゴ、タンジェリン、ルバーブ、グレープフルーツ、及びキューイから選択される1種又は複数種の果物を含む。
[0057]好ましくは、月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための乳幼児食品は、アニス、バームミント、カモミール、キャラウェー、ガーキン、オレンジブロッサム、ソレル、カルダモン、アサツキ、クミン、タマネギ、サフラン、サボリー、エシャロット、タイム、コリアンダー、クルクマ、ガーデンソレル、ニンニク、ミント、バニラ、バジル、ゲッケイジュ、チャービル、シナモン、クローブ、ショウガ、カンゾウ、メース、マジョラム、ナツメグ、オレガノ、パセリ、コショウ、ローズマリー、セージ、及びテラゴンから選択される1種又は複数種の香草及びスパイスを含む。
[0058]好ましくは、月齢約12から約36ヶ月まで(ジュニア段階)の幼児のための乳幼児食品は、ココナッツ、ココア、アーモンド、ブナの木の実、ブラジルナッツ、カシューナッツ、クリ、ヘーゼルナッツ、マカデミアナッツ、ピーカンナッツ、ピスタチオナッツ、及びクルミから選択される1種又は複数種のナッツを含む。
[0059]さらなる態様において、本発明は、成分を分別して事前調理するステップ、成分を混合するステップ、成分にUHT処理を施すステップ、及び包装容器に無菌で充填するステップを含む、食品の作製の方法を提供する。有利なことに、このように作製された本発明の食品が、従来のレトルトを使用して加工された同様の製品と比較して、低減したレベルのフランを含む副産物を有することが見いだされている。
[0060]さらなる態様において、本発明は、乳幼児に本発明による一定範囲の食品を与えることを含む、異なる発達段階中の乳幼児の栄養ニーズを満たすための食餌法を提供する。
[0061]さらなる態様において、本発明は、栄養に関連する障害の予防又は治療のための1種又は複数種の薬剤の製造における、本発明による一定範囲の食品の使用を提供する。
[0062]別の態様において、本発明は、本発明による一定範囲の食品を与えるステップを含む、栄養に関連する障害を予防又は治療する方法を提供する。
[0063]栄養に関連する疾患は、場合によって、肥満、栄養失調、糖尿病、及び心臓病から選択される。
[0064]他の態様において、本発明は、本発明の方法を使用して作製される製品を提供する。
[0065]本発明はさらに、以下の実施例によって説明することができるが、これらの実施例は、説明の目的だけのために含まれており、別段に具体的な指示がない限り、本発明の範囲を限定することを意図しないことが理解される。
実施例の製品
[0066]第1段階のための1日の補完食は、
(i)乳幼児用穀物1人前100g、
(ii)本発明による野菜料理1人前65g、及び
(iii)本発明による果物料理1人前65g
を含んでいた。
[0067]いくつかの野菜及び果物料理を、一定範囲の離乳食品において提供し、第1段階の食事に対する適性に従って分類した。図1に示す食餌計画を使用して、どの食事が、第1段階のための1日の食物摂取量を構成することができるかを決定した。この実施例において、野菜料理は黄カボチャベースの料理であり、果物料理はリンゴベースの料理であった。
Figure 2010537654
Figure 2010537654
[0068]各料理は、以下の栄養価を提供した。
Figure 2010537654
[0069]補完料理によって提供される1日の総栄養価は、以下の通りであった。
Figure 2010537654
[0070]補助食品によって提供される1日のエネルギー摂取量の総計は、26.6%(166.5kcal)であった。1日のエネルギー摂取量の残りの73.4%(458kcal)は、乳によって提供された。これで、1日の総エネルギー摂取量は625.04kcalとなった。
実施例2
[0071]第2段階のための1日の補完食は、
(i)乳幼児用穀物1人前100g、
(ii)本発明による野菜料理1人前100g、
(iii)本発明による完全食1人前100g、及び
(iv)本発明による果物料理1人前65g
を含んでいた。
[0072]いくつかの完全食、野菜及び果物料理を、一定範囲の離乳食品において提供し、第2段階の食事に対する適性に従って分類した。図1に示す食餌計画を使用して、どの食事が、第2段階のための1日の食物摂取量を構成することができるかを決定した。この実施例において、野菜料理は園芸野菜及びトウモロコシをベースにし、完全食は園芸野菜及び子羊の肉をベースにし、果物料理はリンゴ及びラズベリーをベースにした。
Figure 2010537654
Figure 2010537654
Figure 2010537654
[0073]各料理は、以下の栄養価を提供した。
Figure 2010537654
[0074]補完料理によって提供される1日の総栄養価は、以下の通りであった。
Figure 2010537654
[0075]補助食品によって提供される1日のエネルギー摂取量の総計は、35.9%(241.1kcal)であった。1日のエネルギー摂取量の残りの64.1%(428.93kcal)は、乳によって提供された。これで、1日の総エネルギー摂取量は670.03kcalとなった。
実施例3
[0076]第3段階のための1日の補完食は、
(i)乳幼児用穀物1人前150g、
(ii)本発明による野菜料理1人前200g、
(iii)本発明による完全食1人前200g、及び
(iv)本発明による果物料理1人前130g
を含む。
[0077]いくつかの完全食、野菜及び果物料理を、一定範囲の離乳食品において提供し、第3段階の食事に対する適性に従って分類した。図1に示す食餌計画を使用して、どの食事が、第3段階のための1日の食物摂取量を構成することができるかを決定した。この実施例において、野菜料理は園芸野菜及びトウモロコシをベースにし、完全食はパスタ、トマト、及び牛肉をベースにし、果物料理はフルーツサラダをベースにした。
Figure 2010537654
Figure 2010537654
Figure 2010537654
[0078]各料理は、以下の栄養価を提供した。
Figure 2010537654
[0079]補完料理によって提供される1日の総栄養価は、以下の通りであった。
Figure 2010537654
[0080]補助食品によって提供される1日のエネルギー摂取量の総計は、58.0%(447.0kcal)であった。1日のエネルギー摂取量の残りの42.0%(323.0kcal)は、乳によって提供された。これで、1日の総エネルギー摂取量は770kcalとなった。
実施例4
[0081]第4段階のための1日の補完食は、
(i)乳幼児用穀物1人前350g、
(ii)本発明による野菜料理1人前200g、
(iii)本発明による完全食1人前250g、及び
(iv)本発明による果物料理1人前130g
を含む。
[0082]いくつかの完全食、野菜及び果物料理を、一定範囲の離乳食品において提供し、第4段階の食事に対する適性に従って分類した。図1に示す食餌計画を使用して、どの食事が、第4段階のための1日の食物摂取量を構成することができるかを決定した。この実施例において、野菜料理は園芸野菜及びトウモロコシ料理であり、完全食はパスタ、トマト、及び牛肉料理であり、果物料理は、フルーツサラダ料理であった。
Figure 2010537654
Figure 2010537654
Figure 2010537654
[0083]各料理は、以下の栄養価を提供した。
Figure 2010537654
[0084]補完料理によって提供される1日の栄養価は、以下の通りであった。
Figure 2010537654
[0085]補助食品によって提供される1日のエネルギー摂取量の総計は、66.5%(691.7kcal)であった。1日のエネルギー摂取量の残りの33.5%(348.3kcal)は、乳によって提供された。これで、1日の総エネルギー摂取量は1040kcalとなった。
試験結果及びデータ
[0086]121℃で25分間の熱処理後に、pH7及びpH4の水性モデル系において、フラン形成を試験した。結果を図2及び3に示す。結果は、pH7で、121℃で25分間の熱処理後、PUFAの濃度が、フランの発生に対して最大の影響を示すことを示している。
[0087]pH4で、121℃で25分間の熱処理後、アスコルビン酸は、フランの前駆物質として重要な役割を果たすが、PUFAはまだ、フランの発生に対して最大の影響を示すことがわかる。
[0088]2つのさらなる試験を実行した。アスコルビン酸及び魚油から抽出したLC−PUFAの添加に関連するフラン形成の量を調査するために、第1の試験を実施し、結果を図4に示す。食品の加工のために使用される滅菌状態に関連するフラン形成の濃度を調査するために、第2の試験を実施し、結果を図5及び6に示す。図5において、ニンジンを含む野菜食品に関する結果が示されている。図6において、タラ及び混合野菜を含む塩味食品に関する結果が示されている。本発明に従って加工した後、副産物として、食品1kgにつき約2マイクログラムのフランが生成されることがわかる。
[0089]結果は、魚油及びビタミンCのレベルを増加させると、フラン生成のレベルがより高くなることを明確に示している。さらに、レトルトによる食品の滅菌は、F0=100、F0=15、及びF0=8(F0は、無菌性のよく知られた指標であり、F0値は、ボツリヌス菌を殺すために必要とされる時間の既知の評価基準である)において、UHT処理による滅菌と比較して、食品におけるフラン生成の顕著により高いレベルをもたらす。実際に、UHT滅菌が、通常の滅菌状態下で、伝統的なレトルトと比較して、2.5から5因子まで、フラン形成を最小にすることが明確にわかる。さらに、顕著なことに、増幅滅菌状態が、レトルトによって加工された製品におけるフラン形成を直線的に増加させる結果となった一方で、UHT処理の結果としてのフラン形成は、ほとんど一定のままであった。
[0090]本明細書において、本発明の典型的な好ましい実施形態を開示しており、具体的な用語が使用されるが、それらは一般的及び記述的な意味においてのみ使用され、限定の目的で使用されておらず、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲において記載される。明らかに、本発明の多くの変更例及び改変例は、上記の教示に鑑み可能である。したがって、添付の特許請求の範囲内において、本発明は具体的に記載されたのとは別の方法で実施されてもよいことが理解されるはずである。

Claims (17)

  1. 一定範囲の乳幼児食品中の各製品が、1kgの食品について約15マイクログラムより少ないフランによって示されるような、加工中に生成される最低レベルの望ましくない副産物を含む、一定範囲の乳幼児食品。
  2. 一定範囲の乳幼児食品中の各製品が、1kgの食品について約5マイクログラムより少ないフランを含む、請求項1に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  3. 一定範囲の乳幼児食品中の各製品が、1kgの食品について約2マイクログラムより少ないフランを含む、請求項1又は2に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  4. 一定範囲の乳幼児食品中の各製品が、実質的にフランを含まない、請求項1〜3のいずれか一項に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  5. 一定範囲の製品が、乳幼児の各発達段階に適する少なくとも1種の食品を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  6. 一定範囲の製品が、乳幼児の各発達段階に適する2種以上の食品を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  7. 一定範囲の製品が、乳幼児の各発達段階のために、少なくとも1種の野菜ベースの製品及び1種の果物ベースの製品を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  8. 一定範囲の製品が、乳幼児の各発達段階のために、複数種の野菜ベースの製品及び果物ベースの製品を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  9. 一定範囲の製品が、乳幼児の発達の第1段階のために、少なくとも1種の野菜ベースの製品及び1種の果物ベースの製品を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  10. 一定範囲の製品が、乳幼児の発達の第2段階のために、少なくとも1種の野菜ベースの製品、1種の完全食、及び1種の果物ベースの製品を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  11. 一定範囲の製品が、乳幼児の発達の第3段階のために、少なくとも1種の野菜ベースの製品、1種の完全食、及び1種の果物ベースの製品を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  12. 一定範囲の製品が、乳幼児の発達の第4段階のために、少なくとも1種の野菜ベースの製品、1種の完全食、及び1種の果物ベースの製品を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の一定範囲の乳幼児食品。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の一定範囲の食品を、乳幼児に与えるステップを含む、異なる発達段階中の乳幼児の栄養ニーズを満たすための食餌法。
  14. 栄養に関連する障害の予防又は治療のための1種又は複数種の薬剤又は機能性食品の製造における、請求項1〜12のいずれか一項に記載の一定範囲の食品の使用。
  15. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の一定範囲の食品を与えるステップを含む、栄養に関連する障害の発症の予防、治療、又は遅延の方法。
  16. 栄養に関連する疾患が、肥満、栄養失調、糖尿病,及び心臓病から選択される、請求項14に記載の使用又は請求項15に記載の方法。
  17. 本明細書に実質的に記載される一定範囲の乳幼児食品。
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