JP2010534911A - 燃料電池及び燃料電池装置を運転する方法 - Google Patents

燃料電池及び燃料電池装置を運転する方法 Download PDF

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Abstract


本発明は、固体酸化物燃料電池(SOFC)をはじめとする燃料電池を運転する方法、特に始動する方法に関する。本方法は、第1又は初期の始動段階、及び前記燃料電池の動作温度が定常状態操作に達する前に、定常状態操作温度範囲を下回る所定の媒体温度に達すると開始する付加的な第2又は中間の始動段階を含む始動操作を備えている。前記第1又は初期の始動段階でバーナー装置(2)内の酸素と反応させて発熱している間、バーナーユニット(2)からの出力ガスは加温され、前記燃料電池(1)を積極的に暖める。さらに、燃料電池装置は開示されている本方法を実施するための燃料電池(1)、特にSOFCハイブリッドシステムを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体酸化物燃料電池(SOFC)をはじめとする燃料電池を運転する方法、特に始動する方法に関する。本発明はまた、SOFCハイブリッドシステムをはじめとするそのような燃料電池を包含する、上記の方法を実行する燃料電池装置に関する。
固体酸化物燃料電池は、水素又は水素が豊富な化合物や酸素などの燃料を電力、熱及び高温出力ガスに変換するために使用される。燃料電池のアノード区画には燃料が供給され、燃料電池のカソード区画には酸素が周囲空気又は圧縮空気により供給される。
このような燃料電池は、燃料電池内の様々な材料の様々な熱膨張特性によって、特に始動手順の間に生じる内部温度勾配に対して非常に脆弱である。
特許文献1は、ガスタービンと固体電極燃料電池から成る複合発電機と、そのような発電機を始動する方法を開示している。燃料電池に供給される燃料と空気を予熱するために、ガスタービンの排気管路が燃焼支援バーナ、予熱器及び蒸気発生器を通っている。これにより、複合発電機の始動時に、燃料改質装置において温度勾配が大きくなることを防止する。
特開2001−351665号公報
本発明の基本的な目的の1つとして、上記の導入部で述べたような燃料電池を運転する方法を、特に始動段階について改良することが挙げられる。これにより、始動段階での温度勾配を最小限に抑え、燃料電池の早期損傷を低減させ、燃料電池の寿命を延長することができる。
本発明の別の基本的な目的として、上記のような燃料電池を組み込んだ燃料電池装置を開示することが挙げられる。この燃料電池装置では、上記の方法を効率的に実施することができる。
上記の目的は、請求項1に記載の方法により達成される。
上記の目的は更に、請求項14に記載のハイブリッド燃料電池装置により達成される。
これらの方法及び装置により、燃料電池(特にSOFC)を始動する際の問題は、燃料電池の構成要素に損傷をきたすことなく解決される。また、ハイブリッド燃料電池装置全体の寿命及び性能が持続する。更に、既知の解決手段に比して、始動手順における発熱状態を低減させた分、燃料電池の触媒の寿命も持続する。しかも、本発明により、始動手順の間にも、ハイブリッド燃料電池装置を用いてタービン装置から電力を供給することができる。
従属請求項には、請求項1及び14に記載の解決手段それぞれの例示的且つ有利な実施形態及び改良形態が開示されている。
当然のことながら、本発明の特徴をそれぞれ任意に組み合わせたものも、添付の特許請求の範囲に含まれる。
添付図面に対応する本発明の例示的且つ好適な実施形態の以下の説明により、本発明の更なる詳細、特徴及び利点が明らかになる。
初期又は第一の始動段階の間に本発明に係る方法の第1実施形態を実行する、本発明の第1実施形態によるハイブリッド燃料電池装置の概略ブロック図である。 初期又は第一の始動段階の間に本発明に係る方法の第2実施形態を実行する、本発明の第2実施形態によるハイブリッド燃料電池装置の概略ブロック図である。 中間又は後続の第二の始動段階の間に本発明に係る方法を実行する、図1に示した本発明の第1実施形態によるハイブリッド燃料電池装置の概略ブロック図である。 定常運転状態の間に本発明に係る方法を実行する、図1に示した本発明の第1実施形態によるハイブリッド燃料電池装置の概略ブロック図である。
説明の便宜上、図1〜4では実質的に、対応する図に関して説明される特定の運転段階の間に使用、要求又は作動される管、管路及び構成要素のみを示している。
また、ハイブリッド燃料電池装置の管及び管路を小文字a、b、c、・・・で示し、装置及び構成要素を数字1、2、3、・・・で示し、外部供給装置を大文字A、B、C、・・・で示す。図1〜4を通して、同様の参照番号及び符号は常に、それぞれの場合に応じて、同じ管、管路、構成要素又は外部供給装置を指している。
図1は、本発明の好適且つ例示的な第1実施形態によるハイブリッド燃料電池装置の概略ブロック図である。
このハイブリッド燃料電池装置は、好ましくは、カソード区画11及びアノード区画12から成る固体酸化物燃料電池(SOFC)である燃料電池1を包含する。ハイブリッド燃料電池装置は更に、バーナ装置2(従来のバーナ装置又は触媒バーナ装置であってもよい)と、第1熱交換器3と、第2熱交換機4と、膨張器51及び圧縮機52を含むタービン装置5とを包含する。更に、以下の説明に従ってこれらの装置及び構成要素1〜5を互いに接続するために、複数の管又は管路a〜f及び第1及び第2弁21、22が設けられている。
電子制御装置(ECU)6は、出力端子21、22にそれぞれ接続されており、これにより、第1及び第2弁21、22を(それぞれ第1及び第2弁21、22と同じ参照番号21、22で示す対応する出力端子を介して)操作又は制御する。ただし、図示の便宜上、ECU6の出力端子21、22を介してのECU6と第1及び第2弁21、22の間の接続そのものは図において省略されている。図2〜4に示す制御装置6と出力端子及びこれらの図において示す関連弁についても、同様である。
最後に、空気供給装置A、燃料供給装置D及び排気装置Eが概略的に示されている。
燃料電池1(SOFC)は、燃料と酸素を電力、熱及び高温出力ガスに変換するために使用される。好ましくは、水素又は例えばジメチルエーテル(DME)などの水素が豊富な燃料を燃料として使用するが、任意の炭化水素(例えばアルカン等)、好ましくはC1〜C4基の(すなわち、1〜4個のC原子を有する分子群における)炭化水素であるが、4個以上のC原子を有する炭化水素、任意のアルコール、好ましくはC1〜C4基のアルコール、及び任意のエーテル、好ましくはC1〜C4基のエーテルも、本発明に係るハイブリッド燃料電池装置での使用に適している。基本的に、水素及びC1〜C4基の炭化水素において効率が最高になり、好ましいことが多い。
定常状態において、燃料は、燃料供給装置Dを介してハイブリッド燃料電池装置に供給される。酸素は、通常、周囲空気から空気供給装置Aを介してハイブリッド燃料電池装置に供給される。排気ガスは、ハイブリッド燃料電池装置から排気装置Eを介して放出される。
定常状態では一般的に、上記のような燃料を燃料電池1のアノード反応によって直接変換する。純水素ではない場合、まず一次反応段階においてアノード触媒上の独立した第1(又は上部)触媒層によって、水素と一酸化炭素を含有するガス混合体に燃料を変換し、次に燃料電池1のアノード触媒上の第2触媒層によって(二次)アノード反応にさらす。
ガス混合体は、メタン及び二酸化炭素と、上記の一次反応段階の反応生成物であるその他の物質も含有し得る。一次反応段階には、部分的な吸熱反応及び発熱反応の両方が含まれ得る。また、空気と水を用いて、第1触媒層におけるこのような反応を制御することができる。この第1又は一次反応段階の反応生成物は、使用により、燃料電池1のアノード触媒上の第2触媒層による二次反応段階の間、燃料電池1のアノードにおける電気化学反応の材料となる。
燃料電池1から出力されるガスは、多くの場合、バーナ装置2内で燃焼させることができる物質を含有する。これらのガスは、変換されていない水素か、燃料電池1のアノード区画内の第1及び第2触媒層で生じる反応の一次材料又は反応生成物であり得る。バーナ装置2からの高温出力ガスは、定常運転状態において、空気供給装置Aから燃料電池1のカソード区画11に供給される空気を圧縮する圧縮機52と協働するタービン装置5の膨張器51に導入される。タービン装置5の膨張器51により、電力が発生する。
上記の導入部で述べたように、固体酸化物燃料電池は一般的に、異なる熱膨張特性を有する様々な材料から成るので、内部温度勾配に対して非常に脆弱である。この内部温度勾配は、特にハイブリッド燃料電池装置の運転始動時、すなわちハイブリッド燃料電池装置が作動し、燃料電池が通常は約650℃〜約800℃の範囲の温度で作動するようなハイブリッド燃料電池装置が定常状態で運転されるまでの間に生じることが非常に多い。
このように不都合な内部温度勾配を防止又は緩和するために、本発明に係るハイブリッド燃料電池装置の運転は、定常運転状態前の、第1又は初期の始動段階と、好ましくは第2の後続又は中間の始動段階とを含む本発明に係る方法に従って始動する。
図1は、ハイブリッド燃料電池装置の作動時に開始する、第1又は初期の始動段階の間の本発明に係る方法の第1実施形態であり、以下にその説明を記載する。
第1又は初期の始動段階により、実質的には、バーナ装置2からの出力ガスの熱によって燃料電池1が受動的に加熱するように燃料電池1を加温して、バーナ装置2(好ましくは触媒バーナ装置又は従来のバーナ装置である)において燃料を酸素と反応させて発熱させる。
より詳細には、第1又は初期の始動段階の間、空気は、空気を圧縮するタービン装置5の圧縮機52と、熱をバーナ装置2の第1入力端に導入する第1熱交換器3とを通る第1管路aを介して、空気供給装置Aから供給される。また、燃料(好ましくはDME、上記参照)は、熱をバーナ装置2の第2入力端に導入する第1熱交換器3を通る第2管路bを介して燃料供給装置Dから供給される。
装置の入力端で燃料と空気を予熱する必要がある触媒バーナ装置2を使用する場合、好ましくは、例えば従来のバーナ装置又は電熱装置(図示せず)である追加ユニットを設けることによって、燃料電池1の出力ガス又はバーナ装置2の出力ガスによって第1熱交換器3が十分に加熱されない第1又は初期の始動段階の初めの段階において、第1熱交換器3及び/又は触媒バーナ装置2に直接供給される前の燃料と空気を加熱する。従って、この段階の間、第1熱交換器3だけでは、燃料と空気を十分に加熱することはできない。
触媒バーナ装置2ではなく、一般的な又は従来のバーナ装置2を使用する場合、バーナ装置2に供給する空気と燃料を予熱する必要は、通常はない。
バーナ装置2内では、供給された空気の酸素と燃料が反応して発熱し、高温出力ガスがバーナ装置2から、熱を放出する第2熱交換機4を通る第3管路cを介して、タービン装置5の膨張器51に供給される。そして、空気を圧縮する圧縮機52が駆動され、第1又は初期の始動段階の間に電力が発生する。
タービン装置5の膨張器51からの出力ガスを、以下の4つのうち少なくとも1つの態様でカソード区画11及び/又はアノード区画12を通過させることによって、この出力ガスの熱を用いて燃料電池1を均一に加温し、受動的に加熱させることができる。これらの態様のそれぞれを組み合わせてもよく、第1又は初期の始動段階を開始する前に態様を選択することができ、且つ/又は、第1又は初期の始動段階の実施中に態様を必要に応じて変更及び/又は選択して、燃料電池1に必要な熱を供給することができる。
第1態様では、出力ガスは、タービン5(すなわち、膨張器51)の出力端から、第1弁21を通って圧縮空気(管路a)及び/又は燃料(管路b)へ熱を放出する第1熱交換器3を通る第3管路cの第1部分c1を介して、更に第2弁22を通って第4管路dを介して直接的に(すなわち、第2熱交換機4を迂回して)燃料電池1のカソード区画11及び/又はアノード区画12に供給される。
第2態様では、出力ガスは、タービン5(すなわち、膨張器51)の出力端から、第1弁21を通って第3管路cの第2部分c2を介して直接的に(すなわち、第1熱交換器3を迂回して)第2弁22に、そしてバーナ装置2(管路c)の出力ガスによる熱を受け入れる第2熱交換機4を通る第5管路eを介して、更に第4管路dを介して燃料電池1の区画11、12の少なくとも一方に供給される。
第3態様では、出力ガスは、タービン5(すなわち、膨張器51)の出力端から、第1弁21を通って第2弁22を直接通る第3管路cの第2部分c2と第4管路dを介して直接的に(すなわち、第1及び第2熱交換機3、4を迂回して)燃料電池1の区画11、12の少なくとも一方に供給される。この態様は、バーナ装置2が従来のものであるが触媒バーナ装置2ではない場合に特に有効である。
第4態様では、出力ガスは、タービン5(すなわち、膨張器51)の出力端から、第1弁21を通って圧縮空気(管路a)及び/又は燃料(管路b)へ熱を放出する第1熱交換器3を通る第3管路cの第1部分c1を介して、そして第2弁22とバーナ装置2(管路c)の出力ガスによる熱を受け入れる第2熱交換機4を通る第5管路eを介して、更に第4管路dを介して燃料電池1の区画11、12の少なくとも一方に供給される。
制御装置6を用いた弁21、22の制御による上記の態様の少なくとも1つにより、燃料電池1の装置全体が所定温度まで均一に加温される。従って、燃料電池1の加熱は、燃料電池1内の酸素と水素による電気化学反応によるものではなく、バーナ装置2の高温出力ガスによるものとなる(バーナ装置2の出力ガスが燃料電池1に到達する未燃焼燃料を含有する場合に限り、対応する電気化学反応が燃料電池1内で生じ、燃料電池1を加温する可能性がある。しかし、この反応は通常、第1又は初期の始動段階の間では望ましくない)。
燃料電池1のカソード区画11及び/又はアノード区画12からの出力ガスは、出力ガスが排気装置Eに到達する前に、熱を圧縮空気又は供給燃料へ放出する第1熱交換器3を通る第6管路fを介して供給される。
第1及び第2弁21、22は、電子制御装置6によって制御される。関連弁に接続されるこの制御装置6の対応する出力端は、(上述したように)関連弁と同じ参照番号21、22で示されている。
上述したように、例えば、膨張器51内に放出される出力ガスの熱及び/又は燃料電池1を適切に温めるのに必要な出力ガスの熱に応じて、第1又は初期の始動段階を開始する前及び/又は第1又は初期の始動段階の実行中に、上記の4つの態様のうちの少なくとも1つを選択することができる。
図2は、始動又は初期段階の間に本発明に係る方法の第2実施形態を実行するための本発明の第2実施形態によるハイブリッド燃料電池装置の概略ブロック図である。図1の第1実施形態と同じ装置、構成要素及び管路は、それぞれ同じ参照番号及び符号で示されているので、これらの装置、構成要素及び管路の機能に関しては、図1の上記の説明を参照されたい。図示の便宜上、第3管路cの第1及び第2部分c1、c2と第1弁21は、図2には示していない。
図1及び2に示す、本発明の第1及び第2実施形態の間の大きな違いは、図2のハイブリッド燃料電池装置が、通常は熱を受け入れる第1及び/又は第2熱交換機3、4を通過し、好ましくは熱を放出して燃料電池1を更に加熱するためにアノードに隣接する燃料電池1内の独立した加熱室又は区画13を通過する導管又は管及びマニホルドを包含する追加の熱輸送システムを備えていることである。
図2の例では、第7管路k及び第8管路l(後者の管路lは第2熱交換機4を追加の熱輸送システムに接続する)だけでなく、管路k、l及び冷却室又は区画13(概略的にのみ示される)を通って熱交換流体又は冷却媒体を搬送するポンプ装置9が設けられており、これらの管路k、lの各々をそれぞれ第1及び第2熱交換器3、4を通すことによって、第7管路kが第1熱交換器3からの熱を受け入れ、且つ/又は第8管路lが第2熱交換器4からの熱を受け入れる。
更に、第7管路kと第8管路lの間の接続部には、冷却媒体を第1熱交換器3のみ、又は第1及び第2熱交換器3、4を介して、選択的に搬送することができるように、切換弁(図示せず)を設けることができる。
もちろん、冷却媒体が第2熱交換器4のみを通って、第1熱交換器3を通らないといったその他の構成も、同様に可能である。
また、図1及び3の実施形態に関して説明したように、図2の追加の熱輸送システムを、様々な加熱運転の態様又は組み合わせ又は順序で組み合わせて作動させることもできる。
この追加の熱輸送システムk、l、9、13を、特定の状況又は環境条件下で自動的に作動させたり、そのようなハイブリッド燃料電池装置を搭載した車両の運転者又はそのようなハイブリッド燃料電池装置のオペレータによって作動させたりもできる。この熱輸送システム、好ましくはポンプ装置9を同様に作動及び運転するために、電子制御装置6を設けることが好ましい。従って、図2に示すように、ポンプ装置9は、同じ参照番号9を付与した電子制御装置6の対応する出力端子を介して電子制御装置6にも接続されている。上記の切換弁(図示せず)の場合も同様である。
図3は、図1に示したような本発明の第1実施形態によるハイブリッド燃料電池装置の概略ブロック図である。ここでは、任意の段階であり、特に水素を燃料として使用する場合、定常状態の運転(図4)で作動する前に、好ましくは図1又は2による第1又は初期の始動段階に続く、本発明に係る始動運転の第2又は中間の始動段階を説明する。この(任意の)第2又は中間の始動段階により、始動段階の進行を全体的に加速させつつ、尚早に定常運転状態が始動して燃料電池1内の触媒が損傷する危険性を低減することができる。
図1の第1実施形態と同じ装置、構成要素及び管路については、ここでもそれぞれ同じ参照番号及び符号で示しているので、これらの装置、構成要素及び管路の機能に関しては上記の説明を参照されたい。
図1又は2に示す第1又は初期の始動段階と図3に示す第2又は中間の始動段階の間の大きな違いは、酸素が圧縮空気の態様でバーナ装置2の入力端だけでなく、燃料電池1のカソード区画11及びアノード区画12の少なくとも一方にも同様に供給されることである。
そのため、第1管路aは、好ましくは第1熱交換器3を過ぎてから、第4弁14を介してカソード区画11に、第5弁15を介してアノード区画12に通じる第1分岐路a1と、バーナ装置2の第1入力端に通じる第2分岐路a2とに第3弁41によって分岐されている。
電子制御装置6によって第1分岐路a1の第3弁41と第4及び/又は第5弁14、15を開放することにより、少量の空気(すなわち、酸素)が燃料電池1のカソード区画11及び/又はアノード区画12に供給される。好ましくは、カソード区画11内の温度が、或る一定の媒体温度、例えば燃料電池1の定常状態温度又は低温の動作温度を下回る約50℃に達すると、第4弁14が開放される。アノード区画12内の温度が、或る一定の媒体温度、例えば同様に燃料電池1の定常状態温度又は低温の動作温度を下回る約50℃に到達すると、第5弁15が開放される。
更に、好ましくは、これらの弁14、15を制御して、アノード及びカソード区画12、11の間の燃料電池1内の温度勾配を最小にする。
上述したように、始動手順の第2又は中間の始動段階の間に、このように空気を追加供給する(空気をタービン装置5の圧縮機52で圧縮し、第1熱交換器3で加熱する)ことにより、始動手順の進行が加速するので、早く定常運転状態に達することができる。
その理由は、燃料電池1のカソードとアノードの一次触媒層において、燃料との発熱反応が開始するからである。この発熱反応によって、カソード及びアノード区画11、12の両方に空気を供給し、所定閾値を上回る望ましくない温度勾配を回避することができる。
空気又は水用の燃料電池1の入口弁(図3には示さず)を開放することによって、燃料電池1内の温度を更に制御し、これにより、アノード区画12を冷却することができる。冷却水を用いて、アノードの第1触媒層内で一次燃料との吸熱反応を生じてもよい。同様に、必要に応じて燃料電池1の対応する入口弁(図3には示さず)から空気又は水を供給することによっても、カソード区画11の温度を更に制御することができる。
図4は、定常運転状態を説明するための、本発明の第1実施形態によるハイブリッド燃料電池装置の概略ブロック図である。図1の第1実施形態と同じ装置、構成要素及び管路については、ここでもそれぞれ同じ参照番号及び符号で示されているので、これらの装置、構成要素及び管路に関しては上記の説明を参照されたい。
この定常状態又は通常運転は、燃料電池1の動作温度が通常、例えば約650℃である低温の動作温度として周知の或る一定の温度まで上昇すると開始する。
バーナ装置2の出力ガスは、定常運転状態の間、熱を放出する第2熱交換器4とタービン装置5の膨張器51を通って、(熱を放出する)第1熱交換器3を介して、カソード及びアノード区画11、12の入力端の代わりに排気装置Eに供給される。図示の便宜上、関連する切換弁は図4には示さない。また、関連する管路部分c1及びc2と図1〜3の第4管路dは、定常運転状態の間は使用されないので図4では省略されている。図1〜3に示す、膨張器51の出力ガスを第2熱交換器4に任意で案内する第1及び第2弁21、22と第5管路eについても同様である。
図4においても、燃料は、熱を受け入れる第1熱交換器3を通る第2管路bを介して燃料供給装置Dから供給される。しかし、第1熱交換器3の出力端において、第2管路bは、第7弁23を介して直接アノード区画12に通じる第1分岐路b1と、第2熱交換器4の出力端から同様に燃料電池1のアノード区画12に供給される前に、任意的に一部の燃料を更に加熱するために第2熱交換器4に通じる第2分岐路b2とに、第6弁31によって分岐されている。第6弁31を制御することによって、この管路b1及びb2の間の燃料の分配を制御し、燃料電池1の動作温度を所望の範囲内に維持することができる。
更に、第2管路bの第3分岐路b3を設けることによって、第7弁23を介してバーナ装置2の第2入力端に燃料を供給し、バーナ装置2で燃料を燃焼させることもできる。バーナ装置2からの出力ガスは、管路cを介して、第2熱交換器4内の燃料を加熱するために第2熱交換器4に、そして圧縮機52を駆動させるために膨張器51に供給される。バーナ装置2への燃料供給量は、燃料を更に加熱するのに必要な熱量が第2熱交換器4に供給されるように、また、膨張器51を圧縮機52によって加わる負荷に応じて、第7弁23を操作することによって制御される。
最後に、定常運転状態に対して、ハイブリッド燃料電池装置は、好ましくは第1熱交換器3の出力端と排気装置Eの間に水分離器Wtを備える。それによって、出力ガス又はバーナ装置2に存在する出力ガスの一部から、水を(第2熱交換器4、タービン装置5及び第1熱交換器3を通った後に)分離する。分離される水の量は、特に排気ガス流の出力温度に応じて変化する。
水は、水分離器Wtから第9管路mを介して水タンクWに供給され、そこから第10管路nを介して第8弁24を通って、好ましくは第2熱交換器4に供給される。従って、水が加熱されて、主に水蒸気の態様で燃料と共に分岐管路b2を介して燃料電池1のアノード区画12に供給される。しかし、必ずしも分岐管路b2に燃料を供給しなくてもよいので、この分岐管路b2に、第10管路nからの蒸気を供給するのみでもよい(この場合、第6弁31により管路b2を遮断することで、燃料が管路b2を介して燃料電池1に供給されないようにする)。代替的に、第2熱交換器4を迂回して、燃料を第10管路nから分岐管路b2(図示せず)に直接供給することもできる。
同様に、第8弁24を制御することによって、水タンクWからの水の少なくとも一部を、第3管路c、膨張器51及び第1熱交換器3を介して元の水分離器Wtに供給することができる。
空気供給装置Aから再び空気が供給されてタービン装置5の圧縮機52を通り、第1熱交換器3に供給されて、膨張器51からの出力ガスによって加熱される。第1熱交換器3の出力端において、第1管路aは、第3弁41によって、直接カソード区画11に通じ且つ第5弁15を介してアノード区画12に通じる第1分岐路a1と、バーナ装置2の第1入力端に供給される第2分岐路a2とに、再び分岐される。
この構成により、分岐管路b2を介して水又は水蒸気及び/又は燃料を、アノードにおいて燃料の内部改質が生じると、第5弁15を開放して空気を更に、アノード区画12に供給することができる。
最後に、燃料電池1のカソード区画11及びアノード区画12の出力ガスは、好ましくは第9弁42及び第11管路gを介してバーナ装置2の第3入力端に供給されて、任意的にそれぞれ第2及び第1入力端を介してバーナ装置2に供給される燃料及び空気(酸素)と共に、これらのガス中のあらゆる未反応化合物を燃焼、すなわち酸化させる。代替的又は追加的に、これらの出力ガスを、第9弁42を過ぎてから第6管路f(図4に点線で示す)の関連部分を介して図1〜3による排気装置Eに同様に供給することもできる。
また、関連弁の切り換え又は操作を行う電子制御装置6は概略的にのみ示されており、関連弁に通じる電子制御装置6の出力端子は各々が関連弁の参照番号で示されている。
一般的に、出口温度が200℃以下のタービン装置5は、本発明に係るハイブリッド燃料電池装置への組み込みに好適である。この場合、装置全体の効率は65%以上の範囲となり得る。また、そのようなタービン装置5では、装置全体の水分バランスの管理が比較的容易である。第8弁24及び第3管路cを介して、第10管路nからタービン装置5に水をやや多めに噴射すると、より効率を高めることができる。
上述したように、本発明に係る方法及びハイブリッド燃料電池装置の主な利点は、始動手順の間、燃料電池、特にSOFCの耐久性及び性能寿命を減縮することなく運転し、電力を発生させることである。
装置全体のエネルギー源は、例えば車両(又は固定機器等)の一次燃料であり、この燃料は好ましくは主タンク内で加圧される。加圧空気は、タービン装置5の圧縮機52内で生成される。この空気を用いて、燃料電池1のカソード区画11及びアノード区画12内の温度、並びに、好ましくは触媒バーナ装置2であるバーナ装置2内の温度を制御することができる。
バーナ装置2は、一次燃料(水素ではない場合)、未反応水素、一酸化炭素及び燃料電池1のアノード区画12の第1及び第2触媒層で生じる反応のその他の反応副生成物をCOと水蒸気に変換して、タービン装置5の高温出力ガスを発生させるのに適している。
燃料電池1は、定常運転状態の間、第9弁42及び第11管路gを介して燃料電池1の出力端からの一酸化炭素、水素及び残留燃料などの熱空気及び高温還元剤を、バーナ装置2に供給する。このときの高温ガス及び物質の温度は、例えば約650〜約800℃の燃料電池1の通常動作温度に近い。
図2の熱輸送システムを、図4の定常運転状態の間に使用することもできる。この場合、燃料電池1の高温出力ガスは、好ましくは図2の熱輸送システムの冷却媒体によってタービン装置5の下流、場合によっては上流でガス/流体熱交換される。冷却媒体を用いることにより、燃料電池1の耐久性及び性能を損なうことなく、燃料電池1の温度を上昇させることができる。
水タンクWに保存した分離された水を更に用いて、燃料電池1の温度を制御することができ、これにより、一次燃料が水素ではない場合、吸熱水/ガスシフト反応によって装置の効率が向上する。
従って、本発明に係るハイブリッド燃料電池装置では、燃料電池1の上流に燃料改質装置を別個に設ける必要がない。これにより、ハイブリッド燃料電池装置の複雑さや、重量、費用及び体積が低減する。
また、本発明に係るハイブリッド燃料電池装置に適用可能なタービン装置5では、バーナ装置2から高品質な熱を得ることができる。ハイブリッド燃料電池装置により、タービン装置5及びバーナ装置2では共に、約60〜65%効率が上昇するが、約200℃と出口温度が低いタービン装置5をハイブリッド燃料電池装置に適用する場合、効率は更に高くなる。このときの効率は、低温の燃料電池の場合よりも実質的に高くなる。
DME燃料でハイブリッド燃料電池装置を運転することが好ましい。というのも、DME燃料を用いると、上記の温度において反応性が高く、しかも煤煙が堆積することがないからである。
DMEの利点は、入手が簡単な他の多くの炭化水素とは違い、一般的なNi基アノードに関する燃料電池1の耐久性の問題が生じないことである。DMEは、天然ガス及び「未処理」源から生成することができる。
更に、DMEの処理は、水素の場合よりもかなり簡便である。DMEは、非毒性、非活性、非発ガン性、非変異原性及び非腐食性であり、天然ガスと同様にして保存可能である。
DMEの別の利点は、燃料電池1とタービン装置5の間のバーナ装置2を、周囲温度で始動させることができるので、予備バーナを必要としないことである。しかも、ハイブリッド燃料電池装置を頻繁に始動させたり停止させたりする場合でも、寿命が大幅に延長する。
上記の弁21、22、41、31、23、24及び42は1つの入口と2つの出口を有する三方弁であり、この弁は、好ましくは両方の出口からの流量をそれぞれ独立して制御(すなわち、増減又は遮断)することができる。弁14及び15は1つの入口と1つの出口を有する開閉弁であり、出口からの流量を、好ましくは連続的に増減して制御することができる(「比例」弁)。
なお、上述した本発明の実施形態に修正を加えても、通常、添付の特許請求の範囲に含まれる。
また、本発明の説明及び特許請求の範囲において、「含む」、「包含する」、「組み込む」、「から成る」、「有する」、「である」などの表現は、非限定的な意味で用いられており、明記されていない部材、構成要素又は要素も存在し得ることを考慮に入れて解釈されたい。
最後に、添付の特許請求の範囲において、括弧内に記載の数字は、あくまでも特許請求の範囲の理解を助けるためのものであり、特許請求の範囲をいかなる形であれ制限するものではない。

Claims (28)

  1. 燃料電池を運転する方法であって、
    供給燃料をバーナ装置(2)内の酸素と反応させて発熱させ、且つ、前記燃料電池(1)を、該燃料電池(1)の動作温度が定常状態範囲内の低温に達するまで、前記バーナ装置(2)から出力されて前記燃料電池(1)に供給されるガスの熱によって加温する第1又は初期の始動段階を含む始動運転を包含する方法。
  2. 前記バーナ装置(2)からの出力ガスを用いて、タービン装置(5)により電力を発生させる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記バーナ装置(2)からの出力ガスを、酸素を供給するために、前記バーナ装置(2)に供給する空気を圧縮する圧縮機(52)を駆動させる膨張器(51)を介して供給する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記膨張器(51)からの出力ガスを、圧縮空気及び/又は供給燃料へ熱を放出する第1熱交換器(3)、及び/又は前記バーナ装置(2)からの出力ガスからの熱を受け入れる第2熱交換器(4)を介して供給する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記燃料電池(1)からの出力ガスを、圧縮空気及び/又は供給燃料へ熱を放出する前記第1熱交換器(3)を介して供給する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記燃料電池(1)を、前記第1及び/又は第2熱交換器(3、4)からの熱を前記燃料電池(1)内又は前記燃料電池(1)上の加熱室又は区画(13)に供給するための熱交換流体を包含する熱輸送システム(l、k、9)によって更に加熱する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記始動運転が、前記燃料電池の動作温度が前記定常状態範囲を下回る所定の媒体温度に達すると開始する第2又は中間の始動段階を包含しており、
    該第2又は中間の始動段階において、関連するカソード又はアノード区画(11、12)が前記所定の媒体温度に達した後に、前記燃料電池(1)の前記カソード区画(11)及び前記アノード区画(12)の少なくとも一方に酸素を供給する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記燃料電池(1)の動作温度が、前記所定の媒体温度を上回るが前記定常状態範囲を下回る所定の温度まで上昇すると、或いは、前記定常状態範囲内の低温に達すると、前記第2又は中間の始動段階が終了し、定常運転状態が開始する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記定常運転状態が、燃料を前記アノード区画(12)に供給し、空気を前記燃料電池(1)の前記カソード区画(11)に供給し、且つ、前記バーナ装置(2)から前記燃料電池(1)への出力ガスの供給を終了することによって開始する、請求項8に記載の方法。
  10. 前記アノード区画(12)に供給された燃料を、前記第1及び第2熱交換器(3、4)の少なくとも一方を介して供給することによって加熱する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1及び前記第2熱交換器(3、4)の少なくとも一方を、前記バーナ装置(2)内で燃料を燃焼させて、前記バーナ装置(2)からの出力ガスを前記関連する第1及び/又は第2熱交換器(3、4)を介して供給することによって加熱する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記バーナ装置(2)の出力ガスから水を分離し、実質的に水蒸気の態様で前記燃料電池(1)の前記アノード区画(12)に供給することにより、前記燃料電池(1)の温度を制御する、請求項9に記載の方法。
  13. 前記バーナ装置(2)の出力ガスから水を分離し、前記タービン装置(5)の前記膨張器(51)に供給することにより、前記タービン装置(5)の効率を向上させる、請求項9に記載の方法。
  14. 燃料電池(1)と燃料を燃焼させるバーナ装置(2)を有するハイブリッド燃料電池装置であって、
    前記バーナ装置(2)を前記燃料電池(1)に接続し、燃料を燃焼させることによって発生する熱を前記燃料電池(1)に供給することによって、請求項1〜13に記載の少なくとも1つの方法により前記燃料電池を加温する、ハイブリッド燃料電池装置。
  15. 空気供給装置(A)と前記バーナ装置(2)の第1入力端の間にあって前記空気供給装置(A)からの空気を前記バーナ装置(2)の前記第1入力端に供給するための第1管路(a;a2)と、燃料供給装置(D)と前記バーナ装置(2)の第2入力端の間にあって前記燃料供給装置(D)からの燃料を前記バーナ装置(2)の前記第2入力端に供給するための第2管路(b;b1、b3)とを有する、請求項14に記載のハイブリッド燃料電池装置。
  16. 前記バーナ装置(2)の出力と前記燃料電池(1)の間にあって前記バーナ装置(2)の出力ガスを前記燃料電池(1)に供給する第3及び第4管路(c;c1;c2;d)を有する、請求項14に記載のハイブリッド燃料電池装置。
  17. 空気及び/又は燃料を前記バーナ装置(2)に供給する前に加熱する第1熱交換器(3)を有する、請求項15に記載のハイブリッド燃料電池装置。
  18. 前記バーナ装置(2)の前記第1入力端に供給する空気を圧縮する圧縮機(52)を駆動させるための膨張器(51)を備えたタービン装置(5)を有する、請求項15に記載のハイブリッド燃料電池装置。
  19. 前記バーナ装置(2)の出力ガスが、前記タービン装置(5)の前記圧縮機(52)を駆動させるために、前記膨張器(51)を介して供給される、請求項18に記載のハイブリッド燃料電池装置。
  20. 前記燃料電池(1)に供給する前記バーナ装置(2)の出力ガスを加熱する第2熱交換器(4)を有する、請求項16に記載のハイブリッド燃料電池装置。
  21. 前記燃料電池(1)の出力ガスが、前記バーナ装置(2)に供給される空気及び/又は燃料へ熱を放出する前記第1熱交換器(3)を介して供給される、請求項17に記載のハイブリッド燃料電池装置。
  22. 熱交換流体を搬送するための複数の管路(k、l)であって、前記第1及び/又は第2熱交換器(3、4)を貫通して熱を受け入れ、且つ、前記燃料電池(1)を貫通して前記熱を放出する複数の管路(k、l)を備えた熱輸送システムを包含する、請求項17又は請求項20に記載のハイブリッド燃料電池装置。
  23. 前記バーナ装置(2)の出力ガスから水を分離し、実質的に水蒸気の態様で前記燃料電池(1)の前記アノード区画(12)に供給することにより、前記燃料電池(1)の温度を制御するための水分離器(Wt)を有する、請求項14に記載のハイブリッド燃料電池装置。
  24. 前記バーナ装置(2)の出力ガスから水を分離し、前記膨張器(51)に供給するための水分離器(Wt)を有する、請求項19に記載のハイブリッド燃料電池装置。
  25. 複数の弁(21、22、41、14、15、31、23、24、42)を制御することによって、請求項1〜13に記載の少なくとも1つの方法により請求項14〜24に記載の少なくとも1つのハイブリッド燃料電池装置を制御する制御装置(6)。
  26. プログラム可能なマイクロプロセッサ手段上で動作させると、請求項1〜13に記載の少なくとも1つのステップを実行するコンピュータプログラムコードを包含する、コンピュータプログラム。
  27. プログラム可能なマイクロプロセッサ手段の内部メモリにロードされると、請求項1〜13に記載の少なくとも1つのステップを実行するよう構成されたコンピュータプログラムコード手段を包含する、コンピュータで使用可能な媒体に格納されたコンピュータプログラム製品。
  28. 前記複数の弁(21、22、41、14、15、31、23、24、42)を制御するための請求項26に記載のプログラム可能なマイクロプロセッサ手段とコンピュータプログラムを包含する、請求項25に記載の制御装置(6)。
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