JP2010534587A - 改善された音響性能を有する複合ヘッドライナ - Google Patents

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Abstract

複合ヘッドライナ材料によって、車両内で発生する音波がヘッドライナの深部まで貫通可能になる。エネルギーの全ての又は相当の部分が車両内に反射されずに吸収される。カバーストックシートは、繊維ガラスマット層の上部及び下部のスクリム層と接着剤が浸透した繊維ガラスマットによって上部及び下部が被覆された発泡コアを備える多層材料によって裏張り補強される。

Description

本願は、改善された音響性能をもたらす例えば複合ヘッドライナ等の車両パネルに関する。
(関連特許出願への相互参照)
この出願は、2007年7月27日に提出された米国仮特許出願第60/952、360号の利益を主張し、その全体がここでの参照によって組み込まれる。
図1は、装飾カバーストック(coverstock)材料112、カバーストック発泡層114、通気遮断性粘着障壁層116、下部ガラスマット(glass mat)層120、コア発泡層130、上部ガラスマット層160、及びスクリム層140を有する従来の車両パネルを示す。上部ガラスマット層160、コア発泡層130、及び下部ガラスマット層120は、硬質の複合補強層を形成するために、上部ガラスマット層160とコア発泡層120との間及び下部ガラスマット層120とコア発泡層との間に、コア発泡層130に噴射され又はローリングされ得る触媒と共に、例えばメチレンジフェニルジイソシアネート(MDI、methylene diphenyl diisocyanate)等の熱硬化性接着剤を使用して互いに接着される。コア発泡層に上部ガラスマット層160及び下部ガラスマット層120を結合する接着フィルム又は熱溶融性接着剤を使用するのとは対照的に、この工程はMDIのような熱硬化性接着剤を使用するので、接着剤が上部ガラスマット層160及び下部ガラスマット層120を通って流れる。これは、上部接着層が装飾カバーストック材料112、カバーストック発泡層114、及び接着剤障壁116を備えるカバーストック積層板105を上部ガラスマット層160の下部表面に付着させるためにも使用され得る点で、好都合である。多くの場合、接着剤障壁116はスクリム層140と同一である。
複合ヘッドライナは、2枚のプレートのプレスの間にカバーストック積層板を含む多様な層を配置し、且つ積層された層に熱及び圧力を加えることによって形成される。その圧力が上部ガラスマット層160及び下部ガラスマット層120を通してMDI接着剤を多様な層と互いに接着させる一方で、その熱及び触媒がMDI接着剤を硬化又は固定させて複合マトリックスを形成する。
しかし、同時に、妨げられなければ、MDI接着剤が望ましくない場所に流れる可能性がある。詳細には、このような場所には、多様な層及び装飾カバーストック複合材料を加熱及び圧縮するために使用される工具表面が含まれる。特に、例えば、表面に窪み、隆起、接着剤の流出及び波紋を生ずることにより、装飾カバーストック材料112又はカバーストック発泡体114に到達可能である場合に、MDI接着剤が装飾カバーストック材料の表面の外観を損なうか、そうでなくても悪影響を与え得る。従って、スクリム層140及び接着剤障壁層116は、MDI接着剤がスクリム層140及び接着剤障壁層116を超えて流れることを阻止することにより、工具表面及び装飾カバーストック材料112及びカバーストック発泡層114をそれぞれ保護する。
本開示は、多孔質オープンセルの半硬質発泡コア、多孔質オープンセルの半硬質発泡コアに隣接する多孔質繊維補強層、多孔質繊維補強層に隣接するカバーストックシート、並びに多孔質オープンセルの半硬質発泡コア、多孔質繊維補強層及びカバーストックシートを互いに結合する接着性材料であって硬化液体接着剤を備える接着性材料を備える熱硬化性複合ヘッドライナを開示する。ここで、カバーストックシートは、カバーストック材料層、カバーストック発泡層及び接着剤障壁を備え、この接着剤障壁は、カバーストック材料層から多孔質繊維補強層に音波又は音響エネルギーを通過させ、且つ液体接着剤が接着剤障壁を通過して、少なくともカバーストック発泡層に入る能力を低下させる不織ポリエチレン・テレフタレート(PET)材料を備える。
また、本開示は、発泡コアの上部表面及び下部表面に接着剤を塗布するステップと、発泡コアの接着剤被覆表面に繊維層を配置するステップと、下部多孔質繊維層に隣接してスクリム層を配置するステップと、カバーストック材料層及び接着剤障壁を備えるカバーストックシートを用意するステップと、加熱プレスで積層された材料に熱及び圧力を加えるステップとを備える、複合ヘッドライナを製造する方法に関する。本発明によるシステム及び方法の多様な例示的実施形態のこれら及び他の特徴及び利点は、本発明による多様な装置、構造及び/又は方法の多様な例示的実施形態の以下の詳細な説明において記載され、又はそれから明らかである。
本発明によるシステム及び方法の多様な例示的実施形が、以下の図面を参照して詳細に説明される。
従来の複合ヘッドライナの概略図である。 本発明による複合ヘッドライナの概略図である。 図2に示された複合ヘッドライナを形成する工程の概略図である。
本発明は、装飾カバーストック材料、カバーストック発泡層、接着剤が通過する能力を低下させつつ音響エネルギーを通過させる接着剤障壁層、上部多孔質繊維層、発泡コア層、接着剤障壁層及び上部繊維層を発泡コア層に付着させる上部接着性材料、下部多孔質繊維層、スクリム層、並びにスクリム層及び下部繊維層を発泡コア層に付着させる下部接着性材料を備える、改善された音響性能を有する複合ヘッドライナに関する。
また、本発明は多孔質オープンセルの半硬質発泡コア、多孔質オープンセルの半硬質発泡コアに隣接する多孔質繊維補強層、多孔質繊維補強層に隣接するカバーストックシート、並びに多孔質オープンセルの半硬質発泡コア、多孔質繊維補強層及びカバーストックシートを互いに粘着して接続する接着性材料を備える熱硬化性複合ヘッドライナに関する。この接着性材料は、硬化ポリウレタン(例えば、MDI及びポリオール)接着剤を備える。ここで、カバーストックシートは、カバーストック材料層、カバーストック発泡層及び接着剤障壁を備え、この接着剤障壁は、カバーストック材料層から多孔質繊維補強層に音波又は音響エネルギーを通過させ、且つ液体接着剤が接着剤障壁を通過して、少なくともカバーストック発泡層に入る能力を低下させる不織ポリエチレン・テレフタレート(PET)を備える。
本明細書で使用される「略」、「約」、「実質的に」及び類似の用語は、本開示の主題が関連する当業者によって認められている通常の用法と調和する広い意味を有することが意図されている。こうした用語は、こうした特徴の範囲を特定の特徴が提供される厳密な数値範囲に限定することなく記載され且つ請求されることを許容することが意図されており、それは本開示を検討する当業者により理解されるべきである。従って、こうした用語は、記載され且つ請求された主題の実質的でなく且つ重要でない変更又は変形が添付の請求項に記載された発明の範囲内にあるとみなされることを意味すると解釈されるべきである。
本明細書における相対的な位置(例えば、「上」及び「下」)への言及は、単に図面で方向付けられた多様な要素を識別するために用いられるに過ぎないことに留意されるべきである。特定の構成要素の方向は、使用される用途によって大きく変化してもよいことが認識されるべきである。
図1に示されるように、発明者は、従来の接着剤障壁層116が音波及び他の種類の音響エネルギーに対する障壁として作用することを見出した。これは音響エネルギーが乗客コンパートメントの外側で発生する場合(外部音響210)に有利であるが、乗客コンパートメントから複合ヘッドライナに移動する音響エネルギーに対しては不利である。このような状況において、従来の接着剤障壁層116は、内部音響エネルギー200をカバーストック発泡体114及び装飾カバーストック材料112を通して乗客コンパートメント内に反射して戻す。カバーストック発泡体114が一般的には比較的薄く且つ装飾カバーストック材料112が音響エネルギーを減衰させるように設計されていないので、複合ヘッドライナ105は音響エネルギーの相当量を吸収又は消散しない。
米国特許第6、204、209号及び第6、368、702号は共に、発泡コア及び隣接する繊維層を有する複合ヘッドライナを開示しており、その全体がここでの参照によって本明細書に組みこまれる。’209特許は、この複合ヘッドライナが発泡コア及び繊維層の音響吸収特性によって音響特性をどのように改善したかを概説している。
発明者は、接着剤障壁の競合する接着剤障壁性を維持しながら、接着剤障壁は音響エネルギーがそれを通して下部繊維層及び発泡コアへと通過するように修正されることが可能であれば、例えば図1に示される複合ヘッドライナの音響特性が改善され得ることを見出した。発明者は、接着剤のカバーストック複合材料への移動を遅くする能力を有しながら、改善された音響性能を可能にする障壁を有する複合ヘッドライナを開発した。
図2は、本発明による改善された音響性能を有する複合ヘッドライナ100の1例示的実施形態を概略的に示す。図2に示されるように、複合ヘッドライナ100は、3層の積層された、又はトライラミネートのカバーストックシート110、下部多孔質繊維層120、下部接着層122、少なくとも半硬質の発泡コア130、上部接着層122、上部多孔質繊維層160、スクリム層140、及び開放シート150を有する。開放シートは必要が無ければ省略可能であることが理解されるべきである。トライラミネートカバーストックシート110は、カバーストック材料層112、カバーストック発泡層114、及び音響通過接着剤障壁118を有する。上部及び下部接着層122は、液体接着剤及び加熱されると液体接着剤を硬化させる触媒を有してもよい。
図2に示されるように、乗客コンパートメントからの音波又は音響エネルギー200は、複合ヘッドライナ100の乗客側表面(「展示面」(show surface)又は「A表面」(A surface)とも呼ばれる)に作用する。同様に、外部の音波又は音響エネルギー210が複合ヘッドライナ100の外側に作用する。図1に示されるように、従来の複合ヘッドライナ90では、乗客コンパートメントからの音波又は音響エネルギーはカバーストック材料及びカバーストック発泡体を通過するが、接着剤障壁に反射して乗客コンパートメントに戻る。このように、複合ヘッドライナの他の層は、従来のヘッドライナの音響吸収品質には寄与することが出来ない。図1に示されるように、従来のスクリム層14は、複合ヘッドライナの外側からの音響又はエネルギーが複合ヘッドライナを通じて乗客コンパートメントに入る能力を低下させることができる。さらに、スクリム層140を貫通した任意の外部音響210は、少なくとも従来の接着剤障壁116によって効果的に阻止されるであろう。
図2に示されるように、本発明による複合ヘッドライナ100は、乗客コンパートメントから複合ヘッドライナ100に作用する音波又は音響エネルギー200を接着剤障壁118、下部多孔質繊維層120、発泡コア130、及び上部多孔質繊維層160を通してより簡単に通過させる接着剤障壁118を有する。音波又は音響エネルギー200が接着剤障壁の基礎となるこれらの層に少なくとも部分的に吸収され、音波又は音響エネルギー200が減衰することが理解されるべきである。さらに、図2に示されるように、音波又は音響エネルギー200が、スクリム層140に到達して、乗客コンパートメントに向かって反射して戻され、上部多孔質繊維層160、発泡コア130、及び下部多孔質繊維層120が反射された音波又は音響エネルギーのより多くを吸収し、さらに音波又は音響エネルギー200を減衰させる。このように、音波又は音響エネルギー200の一部が複合ヘッドライナ100から乗客コンパートメントに再び入る場合であっても、音波又は音響エネルギー200は著しく減衰される。
さらに、複合ヘッドライナ100のいくつかの例示的な実施形態では、接着剤障壁118はまた、複合ヘッドライナの車両側から複合ヘッドライナ100に作用する音波又は音響エネルギー210を反射する傾向がある。
図2に示される例示的な実施形態では、カバーストック材料層112は、1枚のRHONBY繊維であり、厚みが約0.5mmである。しかし、任意の周知の又はこれから開発される材料がカバーストック材料層112として要求通りに使用され、且つカバーストック材料層112の厚みが選択される材料によって変化するであろうことが理解されるべきである。図2に示される例示的な実施形態では、カバーストック発泡層114は、仕上げ厚みが少なくとも2.25mmのポリウレタン発泡体の層として示される。一般的に、カバーストック発泡層114の成型前の厚みは、約2mmから約4mmであり、一方で成型後のカバーストック発泡層114の仕上げ厚みは、約1mmから約3mmとなるであろう。任意の所望の又はこれから開発される発泡材料がカバーストック発泡層114として使用され得ることが理解されるべきである。カバーストック材料は、技術的であり又は非技術的であり得ることが理解されるべきである。
図2に示されるように、例示の実施形態では、音響通過接着剤障壁118は不織層又はPET繊維のマットである。例示の実施形態では、接着剤障壁118は、成型前の厚みが約0.8mmから約1.3mmであり、成型後の厚みが約0.6mmから約1.1mmである。接着剤障壁118は、上部接着層122をカバーストック発泡層114又はカバーストック材料層112を通して流出させないが、音波又は音響エネルギー200を基礎となる上部多孔質繊維層160及び/又は下部多孔質繊維層120を通して通過させる。上部接着層122がカバーストック発泡層114内に、恐らくはそれを通して流出すると、上部接着層112の液体接着剤は、複合ヘッドライナ100に表面欠陥を引き起こし、すなわち、特定の複合ヘッドライナ100を廃棄する必要が生ずるであろう。
1例示的実施形態では、音響通過接着剤障壁は、Dutexim(例えば、Dutexim 41−12C)の層であり、これはフランス、シュミエのTharreau Industries社によって製造される。しかし、カバーストックシート110の外観及び機能が損なわれないように、上部接着層122の液体成分がカバーストックシート110に流入する能力を十分に減少させ、一方で同時に音波又は音響エネルギー200に接着剤障壁118を通過させ且つ少なくとも部分的に上部多孔質繊維層120に入らせる任意の材料が音響通過接着剤障壁118として使用され得ることが理解されるべきである。よって、例えば多様な不織PET層又はマットが使用されてもよい。例えば、音響通過接着剤障壁118は、耐水性フッ化炭素処理を用いてPGI GS−35(ノースカロライナ州、シャルロットのPolymer Group、Inc社によって製造される)を備えてもよい。
概略的には、発明者は、PET不織マットの特性が接着剤障壁118の音響及び接着性阻止性能に影響を及ぼすことを見出した。接着剤障壁118を形成するために使用される繊維材料、選択される材料の繊維の直径、及び選択される繊維のマット又は層の被覆(もし存在すれば)は、それぞれが接着剤障壁118が接着剤を阻止する能力に寄与し、一方で音響を基礎となる上部多孔質繊維層160及び/又は下部多孔質繊維層120を通して移動させるように、適切に選択されるべきである。
複合ヘッドライナ100の他の例示的な実施形態では、2層ラミネート、又はバイラミネートのカバーストックシートが図1及び2に示されるトライラミネートのカバーストックシート110の代わりに使用され得ることが理解されるべきである。このような例示的な実施形態では、バイラミネートカバーストックシートは、カバーストック材料層112及び接着剤障壁118を有する一方で、カバーストック発泡層114を省略する。バイラミネートのカバーシート110における接着剤障壁118はまた、音波又は音響エネルギー200を少なくとも下部多孔質繊維層120を通して通過させ、一方で下部接着層122の液体接着剤をカバーストック材料層へと流出させないことが理解されるべきである。
音響通過接着剤障壁118に加えて、複合ヘッドライナ110はまた、望ましくは、より低密度で、より多くのオープンセルコアポリウレタン(PU)発泡体を発泡コア130として使用する。低密度で、より多くのオープンコアポリウレタン発泡体を発泡コア130として使用することはまた、発泡コア130のニードルパンチを減少させ、理想的には排除する。ニードルパンチは、音響特性又は性能を改善するためにポリウレタン発泡層に施される場合がある。勿論、発泡コアのニードリング又はキャッピングは、非オープンセルの発泡材料の使用を可能にすることが理解されるべきである。しかし、ニードリングは、費用を増加させる付加的な工程である。発泡コア130にオープンセル発泡体を使用することがまた、複合材料の音響性能を増強することが理解されるべきである。
図2に示されるように、例示の実施形態において、発泡コア130は、層ポリウレタン発泡体である。例えば、発泡コア130は、Woodbridge Stratas 1615のポリウレタン発泡体(ミシガン州、トロイのWoodbridge Sales & Engineering、Inc社によって製造される)であってもよい。別の適切な材料は、Woodbridge Stratas 1220のポリウレタン発泡体である。適切な音響特性を有する任意の半硬質の発泡体が発泡コア130に使用され得ることが理解されるべきである。図1及び2に示される例示の実施形態では、発泡コア130は、成型前の厚みが約8mmであり、成型後の厚みが約7mmである。発泡コア130の厚みは、約5mm又はそれ以下から約14mm又はそれ以上の範囲であり得ることが理解されるべきである。一般に、発泡コア130は厚みがあるほど、複合ヘッドライナ100の音響特性が良くなるであろう。
また、上部多孔質繊維層160及び下部多孔質繊維層120は、複合ヘッドライナ100の音響特性をさらに改善するために選択され得る。図2に示される例示の実施形態では、上部多孔質繊維層160及び下部多孔質繊維層120は、繊維ガラスマットを使用して形成される。一般的に、上部多孔質繊維層160及び下部多孔質繊維層120は、成型前及び成型後の厚みが約0.5mmから約0.7mmであろう。上部多孔質繊維層160及び下部多孔質繊維層120が所望の補強量及び所望の音響性能レベルを提供する限り、任意の適切な周知の又はこれから開発される材料が上部多孔質繊維層160及び下部多孔質繊維層120に使用され得ることが理解されるべきである。多様な実施形態において、発泡コアは、厚みが約3から15mmであってもよい。
上記の層の厚みは、一般に製造工程を通じて変化することが理解されるべきである。また、複合ヘッドライナ100の厚み及び/又は重量を減少させることが望ましい場合があることが理解されるべきである。これは、所望の通りに、発泡コア130、上部ガラスマット層160及び/若しくは下部多孔質繊維層120、スクリム層140並びに/又はカバーストックシート110の1つ以上の厚み又は重量を減少させることにより達成され得る。例えば、上述した層の代わりに、成型前に5mmの厚みを有する発泡コア及び/又はより薄く且つ/若しくはより低密度の繊維層が使用され得る。
図3は、複合ヘッドライナ100の製造に適した製造工程の1例示的実施形態を示す。図3に示されるように、発泡コア130が第1ステーションを通過する。第1ステーションでは、液体接着剤が、次いで触媒124が発泡コア130の各表面に噴射されて上部及び下部接着層122を形成する。次に、上部多孔質繊維層160及び下部多孔質繊維層120が発泡コア130に隣接して配置され、且つスクリム層140が上部多孔質繊維層160に隣接して配置される。次に、使用される場合は開放シート150がスクリム層140に隣接して配置されるが、これは図3には示されていない。
次に、カバーストック材料層112、(選択的に)カバーストック発泡層114、及び接着剤障壁118を備えるカバーストックシート110が、下部多孔質繊維層120に隣接して配置される。
次に、結果として生ずる積層が加熱プレスされる。加熱プレスは、結果として生ずる積層に熱及び圧力を加えて複合ヘッドライナ100を形成する。圧力及び熱によって、液体接着剤が発泡コア130に流れ込み、並びに上部多孔質繊維層160及び下部多孔質繊維層120を通って且つスクリム層140及び接着剤障壁118に反して流れる。同時に、熱及び圧力によって、触媒が液体接着剤を硬化させて、接着剤障壁118と、カバーストックシート110、上部多孔質繊維層160及び下部多孔質繊維層120、発泡コア130並びにスクリム層140とを互いに結合して、複合ヘッドライナ100を形成する。同時に、熱及び圧力が複合材料を形成し、且つ接着剤を複合ヘッドライナ100に配置して、加熱プレスに使用される金型の形状に適合させる。
多様な実施形態において、加熱プレスは摂氏約100から約160度の温度で動作する。より詳細には、加熱プレスは摂氏約120から約160度の温度で動作する。ヘッドライナは、約30から約60秒間プレスに入れられるであろう。図3に示されるように、加熱プレスがヘッドライナに所望の形状を与えるように設計されてもよい。
図3はさらに、結果として生ずる複合ヘッドライナ100の展開図を示しており、接着剤障壁118はカバーストック材料層112及び選択的なカバーストック発泡層114(図3において表面最適層と呼ばれる)と上部接着剤浸透多孔質繊維層120(図3において浸透ガラスマットと呼ばれる)との間にスクリム層として識別される。
図面は必ずしも計測によるものではないことが理解されるべきである(すなわち、図示の多様な層の相対的な厚みは必ずしも実際の層の相対的な厚みを反映していない)。場合によっては、本発明の理解に必ずしも必要でなく又は他の詳細を理解することを困難にする詳細が省略されている場合がある。勿論、本発明は本明細書で例示された特定の実施形態に必ずしも限定されないことが理解されるべきである。
上記の複合ヘッドライナ100の構造及び要素の配置は例示目的のみであることに留意することも重要である。本開示では少数の実施形態のみが詳細に記載されているが、本開示を検討する当業者であれば、多くの変更(例えば、多様な要素の大きさ、寸法、構造、形状及び割合、パラメータ値、取り付け配置、使用材料、色、方向等の変更)が可能であることを容易に理解するであろう。例えば、一体的に形成されるように示された要素が複数の部品から構成されてもよく、又は複数の部品として示された要素が一体的に形成されてもよい。インターフェースの操作は逆にされ、そうでなければ変形されてもよい。構造及び/若しくは部材の長さ又は幅又はコネクタ又はシステムの他の要素は変更されてもよい。要素間に提供される調整位置の性質又は数は変更されてもよい(例えば、係合スロットの数又は係合スロットの大きさ又は係合の種類の変更によって)。システムの要素及び/又はアセンブリは、任意の多様な色、質感、及び組み合わせで、十分な音響特性を提供する任意の多様な材料から構成されてもよい。従って、全てのこのような変更が、以下の特許請求の範囲に含まれることが意図されている。本発明の精神から逸脱することなく、設計、動作条件及び配置における他の置換、変更、変形及び省略が行われてもよい。また、開示の複合材料はヘッドライナの形態で示されているが、当該材料は車両の任意の内部表面又は音響エネルギーの吸収が望ましいあらゆる場所で使用されてもよいことが理解されるべきである。

Claims (12)

  1. 多孔質オープンセルの半硬質発泡コアと、
    前記多孔質オープンセルの半硬質発泡コアに隣接する多孔質繊維補強層と、
    前記多孔質繊維補強層に隣接するカバーストックシートと、
    前記多孔質オープンセルの半硬質発泡コア、前記多孔質繊維補強層及び前記カバーストックシートを互いに結合し、且つ硬化液体接着剤を含む接着性材料と
    を備える複合ヘッドライナであって、
    前記カバーストックシートが、
    カバーストック材料層と、
    カバーストック発泡層と、
    前記カバーストック材料層から前記多孔質繊維補強層に音波又は音響エネルギーを通過させ、且つ前記液体接着剤が前記接着剤障壁を通過して少なくとも前記カバーストック発泡層に入る能力を低下させるニードルパンチ加工の不織ポリエチレン・テレフタレート材料を含む接着剤障壁と
    を備えることを特徴とする、複合ヘッドライナ。
  2. 前記接着性材料がメチレンジフェニルジイソシアネート及びポリオールを備えることを特徴とする、請求項1に記載の複合ヘッドライナ。
  3. 前記カバーストック発泡層の厚みが約1mmから約3mmであることを特徴とする、請求項1に記載の複合ヘッドライナ。
  4. 前記接着剤障壁がDutexim 41−12Cをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の複合ヘッドライナ。
  5. 前記接着剤障壁の厚みが約0.6mmから約1.1mmであることを特徴とする、請求項1に記載の複合ヘッドライナ。
  6. 複合ヘッドライナを製造する方法であって、
    発泡コアの上部表面及び下部表面に接着剤を塗布するステップと、
    前記発泡コアの接着剤被覆表面に繊維層を配置するステップと、
    下部多孔質繊維層に隣接してスクリム層を配置するステップと、
    カバーストック材料層及び接着剤障壁を含むカバーストックシートを用意するステップと、
    加熱プレスで前記積層化材料に熱及び圧力を加えるステップと
    を備えることを特徴とする、方法。
  7. 前記発泡コアに接着剤を塗布するステップの後に、前記発泡コアの前記上部表面及び下部表面に触媒を塗付するステップが続くことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 前記スクリム層に隣接して開放シートを配置するステップをさらに備えることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  9. 前記カバーストックシートがカバーストック発泡層をさらに備えることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  10. 前記加熱プレスが、摂氏約100度から約160度の温度で動作することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  11. 前記加熱プレスが、摂氏約120度から約160度の温度で動作することを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ヘッドライナが、約30から約60秒間前記加熱プレスで処理されることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
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