JP2010534473A - 有害生物防除デバイス内の餌物質の嗜好性を維持する技法 - Google Patents

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Abstract

シロアリ防除用餌容器は、下端部の反対側に上端部を含む。この餌容器は、シロアリの餌を含む室を含む。下端部は、選択された向きに、少なくとも部分的に地中に設置されたときに下端部を通した水の侵入を低減させる空気閉じ込めポケットを、餌の少なくとも一部分の下方に含む。

Description

適用可能な条約に基づき、本出願は、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる2007年7月26日出願の米国特許出願第60/962,024号の外国優先権を主張する。
本出願は有害生物の防除に関し、より詳細には、限定はされないが、有害生物防除デバイスに含まれる餌物質の嗜好性を維持する技法に関する。
人間、家畜および作物によって占有された地域から有害生物を除去することは長く難問であった。しばしば問題となる有害生物にはさまざまな種類の昆虫および齧歯類が含まれる。地下シロアリ(subterranean termite)は、木造構造物に深刻な損傷を与える潜在能力を有する特に厄介な種類の有害生物である。シロアリや、昆虫種と非昆虫種の両方の他のある種の有害生物を排除するさまざまな方式が提案されている。1つの方法では、有害生物防除が、防護対象地域における化学殺虫剤(chemical pesticide)の全面散布に依存する。しかしながら、より効率的とすることができ、かつより環境にやさしくなりうる標的化合物殺虫剤送達(targeted pesticide delivery)の方が、この方法よりも望ましくなりつつある。
最近、化学殺虫剤の標的送達に資するいくつかの進歩が見られた。Suの米国特許第5,815,090号はその一例である。シロアリ防除を対象とする他の例が、9330 Zionsville Road,Indianapolis,INを会社所在地とするDow AgroSciences社の「SENTRICON TERMITE COLONY ELIMINATION SYSTEM(商標)」である。このシステムでは、シロアリが食べることができる物質をそれぞれが有するいくつかのユニットを、防護すべき住宅の周囲の地中に埋める。有害生物防除サービス業者がそれらのユニットにシロアリがいるかどうかを日常的に調べ、それぞれのユニットに関連付けられた固有のバーコードラベルを参照して調査データを記録する。所与のユニットでシロアリが見つかった場合には、シロアリの巣へ運ばれてコロニーを根絶やしにすることが意図された遅効性殺虫剤を含む餌が設置される。米国特許第6,724,312号、7,212,112号および7,212,129号、ならびに米国特許出願公開第2001/0033230号および2001/0054962号は別の例を提供している。
ある種の場合、水分にさらされると餌は劣化し、これにより、標的有害生物を引き付ける餌の力が徐々に低下することがあり、時には関連センサ(存在する場合)の誤動作が生じる。餌の嗜好性をより長期にわたって維持し、かつ/また水分の侵入を制御することが望ましいことがしばしばある。したがって、この技術分野におけるさらなる貢献が求められている。
本出願の一実施形態は新規の有害生物防除技法である。他の実施形態は、水分の侵入などから地中の餌を守る新規の装置、システム、方法およびデバイスを含む。他の実施形態、形態、目的、特徴、利点、態様および利益は、以下の説明および図面から明らかになる。
いくつかの有害生物防除デバイスを含む本出願に基づく有害生物防除システムの概略図である。 動作中の図1のシステムの選択された態様を示す追加の図である。 1つの有害生物防御デバイスの有害生物監視アセンブリの部分分解断面図である。 図3のビュープレーン(view plane)に垂直なビュープレーンに沿って見た、図3の有害生物監視アセンブリの部分分解断面図である。 図3および4に示された有害生物監視アセンブリの通信回路サブアセンブリの一部分の部分上面図である。 図3の有害生物監視アセンブリを含む1つの有害生物防除デバイスの餌容器の分解図である。 図6の有害生物防除デバイスの有害生物アクセス配置物の分解図である。 図7のビューライン(view line)8−8に沿って見た、有害生物アクセス配置物に含まれるフィッティングの下面図である。 図7のビューライン9−9に沿って見た、有害生物アクセス配置物に含まれるフィッティングの上面図である。 餌容器の概略破断図を含み、1つの有害生物防除デバイスの地面に設置可能なハウジングをさらに示す、図6の有害生物防除デバイスアセンブリの分解透視図である。 図10のアセンブリの部分断面/部分破断概略側面図である。 図11の断面線12−12に沿って見た概略断面図である。 図11の有害生物防除デバイスに含まれる通信回路および図1および2に示された質問機に含まれる通信回路の概略図である。 部分破断図を含む、別の有害生物防除デバイスの透視図である。 部分破断図を含む、別の有害生物防除デバイスの透視図である。 部分破断図を含む、別の有害生物防除デバイスの透視図である。 水分試験の実験データの例示的な棒グラフである。 水分試験の実験データの例示的な棒グラフである。 水分試験の実験データの例示的な棒グラフである。 水分試験の実験データの例示的な棒グラフである。
次に、本発明の原理の理解を促進するため、図面に示された実施形態を参照する。これらの実施形態を記述するために具体的な用語が使用される。とは言え、それらの用語によって本発明の範囲を限定する意図はないことが理解されるであろう。記載された実施形態の一切の改変および他の変更、ならびに本明細書に記載された本発明の原理の他の一切の用途は、当業者が普通に思い付くものであることが予期される。
本出願の一実施形態は、地中に設置されたときに不必要な水の侵入によって引き起こされる餌の損傷を低減させるように構築された有害生物防除デバイスである。一形態では、この有害生物防除デバイスが、標的有害生物がアクセスする下入口点と、この入口点とその上方に配置された餌との間に空気を閉じ込めるポケットとを画定する餌容器である。この空気閉じ込めポケットは餌に水が到達することを防ぐ。この容器は、予め地中に設置しておいた地中ハウジングの空洞内に置いてもよく、またはこのようなハウジングなしで使用してもよい。あるいはまたは加えて、この容器は、有害生物の存在を検出するセンサを含むことができる。図1〜13の有害生物防除システム20はこのような実施態様の他の例を提供する。
図1は、有害生物防除システム20を示す。システム20は、地下シロアリなどの有害生物による損傷から建築物22を防護するように配置されている。システム20は、建築物22の周囲に配置されたいくつかの有害生物防除デバイス110を含む。図1では、明瞭さを保つために、いくつかのデバイス110だけが参照符号によって明示されている。システム20はさらに、デバイス110についての情報を集める可搬式の質問機(interrogator)30を含む。質問機30によってデバイス110から集められたデータは、通信インタフェース41を介してデータ収集ユニット(DCU)40に集められる。他の実施態様では、DCU40が存在しなくてもよく、またはDCU40を単に任意で利用することができ、その代わりに質問機30を端末データ収集機器として使用する。
加えて図2を参照すると、システム20の動作のある種の態様が示されている。図2には、少なくとも部分的に地面Gよりも下に位置する有害生物防除デバイス110に質問する質問機30を操作している有害生物防除サービスの提供業者Pが示されており、この質問は、質問機30とデバイス110の間の電気的接触を必要としない後により詳細に説明する無線通信技法を使用して実施される。この例では、設置されたデバイス110との無線通信を確立するために地面Gの上で掃くように動かすのに都合がよい手持ち式の質問機30が示されている。この無接触技法の代わりにまたはこの技法に加えて、データを集めるため、質問機30が、それぞれのデバイス110と電気的におよび/または機械的に接触してもよい。他の実施形態では、質問機30の代わりにまたは質問機30に加えて、デバイス110に固定された視覚および/または聴覚インジケータを使用するなど別の方式で、それぞれの有害生物防除デバイス110に関する情報を報告することができる。
図3〜12は、有害生物防除デバイス110のさまざまな特徴を示す。有害生物を検出し、殺虫剤を施用するため、有害生物防除デバイス110は内部的に、図6〜12に関してさらに説明する餌容器内に組み付けるように構築された有害生物監視アセンブリ112を備えるように構成されている。図3および4をより詳細に参照すると、有害生物監視アセンブリ112が、中心線組立て軸Aに沿って部分的に示されている。軸Aは、図3および4の両方のビュープレーンと一致する。図4のビュープレーンは図3のビュープレーンに対して垂直である。
有害生物監視アセンブリ112は、軸Aに沿って通信回路サブアセンブリ116の下方にセンササブアセンブリ114を含む。センササブアセンブリ114はセンサ150を含む。センサ150は餌と接触するように構築され、これについては図10〜12に関して後により詳細に説明するが、先に、センサ150の若干の詳細を以下で説明する。センサ150は全体に細長く、例えば図3および4に示されているように端部152bの反対側に端部152aを有する。図3および4では、センサ150の中間部分が、部分152aと152bを分離する一対の隣接する破断線によって表されている。センサ150はセンシング基板151を含む。基板151は、図4の分解図に示された導電性ループないし経路154の形態のセンシング素子153aを提供するように配置された導体153を担持する。図4の破断線によって表された中間センサ部分に沿って、経路154の2つのセグメントは、概ねまっすぐな平行経路(図示せず)に沿って続き、それに対応して、端部152aの縁の接触パッド32で終わる。電気絶縁フィルム34が、端部152aに沿ったそれぞれのセグメントの一部分を覆う。フィルムで覆われたセグメント部分は破線で示されている。フィルム34によって覆われたセグメントとセグメントの間に基板151を貫通する開口部36が形成されており、開口部36は、製造および/またはハンドリングのために使用することができる。これらのセグメントは端部152bで互いに接合して経路154を形成し、導電性ループを完成させる。
基板151および/または導体153は、有害生物監視アセンブリ112によって監視されている有害生物による消費または排除(displacement)の影響を受けやすい1種または数種の材料からなる。これらの材料は、関心の1種または数種の有害生物種にとっての食物物質、非食物物質、または食物物質と非食物物質の組合せとすることができる。実際、非食物物質からなる材料は、隣接する可食物質をシロアリが消費する間に容易に排除されることが分かっている。基板151または導体153が消費されまたは排除されると、ついには経路154が改変される。後により詳細に説明するように経路154の対応する1つまたは複数の電気特性を監視することにより、この改変を利用して有害生物の存在を指示することができる。あるいは、餌部材132に対して、基板151および/または導体153を、餌部材132のある程度の消費または排除が、経路154の導電率を検出可能に変化させるのに十分な機械力を発揮するような向きに向けることもできる。この代替実施形態では、基板151および/または導体153が関心の有害生物によって直接に消費されまたは排除される必要はない。
地下シロアリを対象とする一実施形態では、基板151が、シロアリによって消費され、排除され、または他の態様で除去されるセルロース材料から形成される。具体的な一例は、ポリエチレンなどのポリマー材料でコーティングされた紙を含む。とは言え、他の実施形態では、基板151が、シロアリおよび/または他の関心の有害生物を標的とするさまざまな材料からなることができる。
一形態では、導体153が、炭素含有インク化合物などの炭素ベースの導電材料によって提供される。このようなインクの1つの供給会社は、1600 Washington Ave.,Port Huron、Michigan 48060を会社所在地とするAcheson Colloids Company社である。導体153を構成する炭素含有導電インクは、シルクスクリーン印刷、パッド印刷またはインクジェット分配技法、あるいは当業者なら思い付くであろう他の同様の技法を使用して基板151上に付着させることができる。一般的に選択される金属導体と比較して、炭素ベースの導体はより高い電気抵抗率を有することができる。炭素含有インク化合物の体積抵抗率は約0.001オームcm(オームセンチメートル)以上であることが好ましい。より好ましい実施形態では、炭素含有材料からなる導体153の体積抵抗率が0.1オームcm以上である。より好ましい実施形態では、炭素含有材料からなる導体153の体積抵抗率が約10オームcm以上である。他の実施形態では、導体153が、当業者なら考え付くであろう別の組成物または別の体積抵抗率を有することができる。
有害生物監視アセンブリ112はさらに、センササブアセンブリ114に取外し可能に接続可能な回路サブアセンブリ116を含む。回路サブアセンブリ116は、センササブアセンブリ114の経路154の1つまたは複数の電気特性の変化によって示される有害生物の活動を検出し、伝達するように配置されている。回路サブアセンブリ116は、通信回路160の回路エンクロージャ118と、通信回路160をセンササブアセンブリ114のセンサ150に離脱可能に結合する一対の接続部材140とを含む。エンクロージャ118は、軸Aを中心とした概ね円形の外周をそれぞれが有するカバーピース120、Oリング124およびベース130を含む。図4には、図3よりも完全に組み立てられたエンクロージャ118が示されている。カバーピース120は空洞122を画定する。ベース130は、Oリング124を受け取るようにサイズが決められた溝131(破線で示されている)を画定する(図4参照)。Oリング124の代わりに、またはOリング124に加えて、ヒートシールを使用することができる。
通信回路160は、カバーピース120とベース130の間に配置される。通信回路160は、コイルアンテナ162と、回路構成要素166を担持したプリント配線板164とを含む。さらに図5を参照すると、ベース130、接続部材140および無線通信回路160からなるアセンブリの上面図が示されている。図5では、軸Aがビュープレーンに対して垂直であり、同じ符号が付けられた十字線によって表されている。ベース130は、プリント配線板164を貫通する取付け穴と係合する柱132を含む。ベース130はさらに、一体に組み立てられたときにコイルアンテナ162と係合し、コイルアンテナ162を、ベース130およびプリント配線板164に対して固定された状態に維持するマウント134を含む。ベース130はさらに、図4に最もよく示されているように自体を貫通する開口137をそれぞれが画定する4つの支持体136を含む。ベース130は、支持体136の隣接する対間の中心に位置する突起138を有するように成形されている。突起138は凹み139(図3に破線で示されている)を画定する。
図3〜5を全般的に参照すると、接続部材140はそれぞれ一対の接続ナブ(nub)146を含む。ナブ146はそれぞれ、それぞれの接続部材140の反対側の端部から延びる頸部147および頭部145を有する。それぞれの接続部材140には、対応する一対のナブ146間に突起148が配置される。突起148は凹み149を画定する。接続部材140は導電性エラストマー材料から形成される。一実施形態では、それぞれの接続部材140が、135 Bryant Street,Cranford,N.J.07016を会社所在地とするTECKNIT USA社から販売されているcompound 862などの炭素含有シリコーンゴムから製造される。とは言え、他の実施形態では、別の組成物を使用することができる。
それぞれの接続部材140をベース130に組み付けるため、対応する一対のナブ146が、それぞれの支持体136の一対の開口137に挿入され、突起148が凹み139の中へ延びる。それぞれのナブ146の頭部145は、頭部145が通るそれぞれの開口137よりもわずかに大きくなるようにサイズが決められる。その結果、挿入の間、頭部145は、それぞれの開口137を完全に通過するまで弾性的に変形する。開口137を通過すると頭部145は元の形状に戻り、頸部147が開口の縁としっかりと係合する。図5に示されているように、組み立てられた後、プリント配線板164は、それぞれの接続部材140の一方のナブ146と接触する。
接続部材140がベース130に組み付けられた後、溝131の中にOリング124が担持された状態でベース130をカバーピース120に接続することによって、エンクロージャ118が組み付けられる。水分の侵入および/または他の外来作用物質を低減させるため、得られた構造の内側にポッティング化合物を使用することができる。さらに、前述のとおり、Oリング124/溝131構造に加えて、またはOリング124/溝131構造の代わりに、ヒートシーリング技法を使用することができる。通信回路サブアセンブリ116が組み立てられた後、ベース130によって担持されたそれぞれの接続部材140の凹み149に端部152aをアサートすることにより、サブアセンブリ116にセンサ150が組み付けられる。センサ150を接続部材140と接触した状態にしっかりと保持するために、接続部材140によって端部152aにバイアス力が加えられるように、接続部材140は、凹み149に端部152aを挿入することによりわずかに弾性変形するようにサイズが決定される。接続部材140に端部152aが挿入されると、パッド32がそれぞれ、別の1つの接続部材140と電気的に接触する。それにより、プリント配線板164と接触したそれぞれのナブ146が、経路154をプリント配線板164に電気的に結合する。
図6は、サブアセンブリ114および116から得られたアセンブリを、有害生物防除デバイス110のより高次の組立て段階の分解図の部分として示す。図6では、有害生物監視アセンブリ112があるいはセンシングアセンブリ119と呼ばれ、集合的に、サブアセンブリ114と116を組み立てた形態を表す。組立て後、センシングアセンブリ119は、ユニットとして設置および他のハンドリングを容易にするように構築されている。図6はさらに、完全に組み立てられたときにセンシングアセンブリ119を含む餌容器200を、分解された形で示す。餌容器200はさらに、下端部206の反対側に上端部204を有する管状ボディ202を含む。後により詳細に説明するように餌を受け取る内部空間210を画定するため、ボディ202は中空である。上端部204は、内部空間210と交わる上開口214を画定し、下端部は、やはり内部空間210と交わる下開口216を画定する。したがって、開口214と開口216は互いに流体連通している。上端部は、開口214の周囲にらせん形のおねじ215を画定し、下端部は、開口216の周囲にらせん形のめねじ217を画定する。
センシングアセンブリ119は、上開口214を通して容器200の内部空間210に受け取られるようにサイズおよび形状が決められる。上端部は、アセンブリ119が内部空間210内に置かれたときに、アセンブリ119のエンクロージャ118がそれに載り、基板151が内部空間210内で下方に吊り下がる(図11および図12も参照されたい)ように構築された座218を提供するレッジ(ledge)を画定する。餌容器200(および対応する有害生物防除デバイス110)はさらに、キャップ91の形態のクロージャ90を含む。クロージャ90は、ボディ202の上端部204のおねじ215と係合するように構築されためねじ92を含む。キャップ91は、後にさらに説明するように、餌容器200を運搬し、または他の方法で操作するために手またはあるタイプの引抜き工具によってつかむように構築されたハンドル94を含む。クロージャ90は、上端部204にねじ付け、気密シールを提供するように、上端部204に対して選択的に回転させることができる。この状態が図10および11に示されている。したがって、室202にアセンブリ119を挿入した後にクロージャ90を上端部204と係合させることができ、同様に、希望に応じてアセンブリ119にアクセスするためにクロージャ90を取り外すことができる。
餌容器200はさらに、下開口216を通して室202にぴったりとはまって下座220と係合するように形状およびサイズが決められた水分バリヤ230を含む。一形態では、バリヤ230が、コルクまたは木のシートからなる円板である。他の実施形態では、バリヤ230が別の材料からなることができ、かつ/またはバリヤ230がなくてもよい。バリヤ230は、ボディ202の内部空間210を分割して、図10〜12に示されているボディ202内の餌含有室240の下境界278を画定する。
バリヤ230は、有害生物アクセス配置物(pest access arrangement)250によってその場に保持される。有害生物アクセス配置物250は、フィッティング(fitting)252と、フィッティング252によって担持されたシロアリの嗜好に合った栓254とを含む。図6〜9を特に参照すると、フィッティング252は、いくつかの貫通開口258を画定する仕切り256を含む。摩擦ばめによっておよび/またはコネクタ、接着剤などの助けを借りて栓254をフィッティング252内に捕捉するため、フィッティング252は、仕切り256から下方へ延びる側壁260を含む。側壁260はそれぞれ、仕切り256の下方の選択されたある距離のところで終わる溝(groove or channel)262を画定する。栓254がフィッティング252に組み付けられると、栓254は側壁260と接触し、その結果、側壁260が、後にさらに説明するようにシロアリを誘導する案内路を提供する溝262の境界を形成する。仕切り256と栓254の間に図7および10に示されているようなシロアリ集合室ギャップgを形成するため、フィッティング252は、栓254を仕切り256から離隔した状態に維持する内部レッジを有するように構築される。これに対応して、図7、1および11に示されているように、仕切り256の下方、栓254の上方に下室270が画定される。好ましい一実施形態では、ギャップgが5ミリメートル(mm)未満である。より好ましい実施形態では、ギャップgが約3mm未満、約1mm超である。より好ましい形態では、ギャップgが約2mmである。とは言え、他の実施形態では、ギャップgがなくてもよく、または異なる寸法を有してもよい。
フィッティング252は、下端部206のめねじ217と係合するおねじ264を含む。栓254が、下方からのアクセスから開口258および室270を閉鎖しているため、開口216にねじ込まれると、有害生物アクセス配置物は、最初のうち、シロアリおよび水分に対するバリヤを提供する。しかしながら、栓254は、シロアリを引き付け、シロアリが除去することができる材料からなる。栓254の表面と境界を接する溝262は、栓254の上部にシロアリを誘導する経路を提供する。シロアリは栓254を消費しまたは排除して、図11に概略的に示されているような栓254を貫通する1つまたは複数の通過路272を形成する。
室240は餌318を含む。シロアリを標的とする一形態では、餌318が、シロアリを引き付けるセルロースと殺虫剤とをそれぞれが含む複数のペレット320からなる。この形態では、餌318のペレット320が、その幾何学的中心を占め、その縦の中心線Aを横切って広がる室310の形状に従う。とは言え、他の実施形態では、餌318が、別の種類の有害生物を標的とした別の物質からなることができ、餌318が、より多くのまたはより少ない片を含むことができ、餌318を、木材、合成セルロースブロックなどの単一の片とすることができ、餌318が、殺虫剤を含みまたは含まない誘引剤を含むことができ、かつ/あるいは、餌318を、他の異なる態様で構成することができる。
餌容器200を組み立てるため、近位端部204からボディ202の内部空間210内にセンシングアセンブリ119を入れて、上座218と係合させる。ボディ202内にセンシングアセンブリ119を配置した後、近位端部204にクロージャ90をねじ付けて、気密シールによって開口214を閉じる。下座220まで達してもよい内部空間210の部分を少なくとも部分的に満たすため、容器200を逆さにして、開口216を通して餌318を装填する。一形態では、図12に示されているように、基板151の両側に沿って餌318のペレット320を分配する。餌318がその周囲に分配されたときに基板151を所望の位置に維持することを助けるため、ボディ202は、1つまたは複数の内部スロットおよび/またはガイドフランジを含むことができる。餌318を装填した後、開口216からバリヤ230を入れて、下座220と係合させる。開口206に有害生物アクセス配置物250をねじ込んで、仕切り256と下座220の間にバリヤ230を捕捉する。このように組み立てると、餌容器200は、ボディ202、クロージャ90、バリヤ230および配置物250を含み、集合的に、下端部200bの反対側に上端部200aを有する。上端部200aは容器200の頂部末端202aを画定し、下端部200bは容器200の底部末端202bを画定する。ボディ202、クロージャ90および配置物250は一般に環形/円筒形であるが、他の実施形態では、これらのうちの1つまたは複数の構成要素の形状を変更することができ、それに対応して、組立て、構成要素の互いに対する結合、または当業者であれば思い付く他の構築を適合させるための調整が実施される。これらの構成要素は、存在すると予想される有害生物による除去/損傷および環境によって引き起こされる劣化に抵抗する、地中に配置するのに適した材料からなる。非限定的な一形態では、これらの構成要素が有機ポリマー化合物から製造される。
図10および11は、有害生物防除デバイス110のハウジング170を示す。ハウジング170は取外し可能なキャップ180を含む。ハウジング170は、例えば図2に示されているように地面Gの下に設置するように配置される。ハウジング170は、アクセス開口178と交わる室ないし内部空間172を画定する。餌容器200は、開口178よりも上に容器200が一切突き出すことなく開口178を通して内部空間172内に挿入されるようにサイズが決められる。ハウジング170は、地下端部171bの反対側にアクセス端部171aを有する。端部171bは、図2に示されているように有害生物防除110を地中に配置するのを助けるテーパの付いた端175を含む。端175は開口部(図示せず)で終わる。ハウジング170によって画定されるいくつかの通路174が、内部空間172と連通することが好ましい。通路174は、シロアリが内部空間172に出入りするのに特によく適している。ハウジング170は、有害生物防除デバイス110を地中に配置することを助ける突き出たいくつかのフランジを有し、図10にはそのうちのいくつかが、参照符号176a、176b、176c、176dおよび176eによって示されている。ハウジング170は、開口178を覆うキャップ180を含む。キャップ180は、ハウジング170の溝179と係合するように配置された下向きのプロング(prong)184を含む。ハウジング170上にキャップ180を完全に着座させた後、キャップ180を回転させて、プロング184を、分解に抵抗するバヨネット(bayonet)型接続によってラッチ位置にかみ合わせることができる。キャップ180を回転させることを助けるため、キャップ180をトップキャップレンチなどの工具、例えばマイナスドライバと係合させるスロット182を使用することができる。ハウジング170およびキャップ180は、予想される環境への暴露による劣化に抵抗し、有害生物防除デバイス110で検出される可能性が高い有害生物による改変に抵抗する材料から製造することができる。一形態では、これらの構成要素が、ポリプロピレンまたはOne Plastics Avenue Pittsfield,MA 01201を会社所在地とするGeneral Electric Plastics社から販売されているCYCOLAC ARポリマープラスチック材料のようなポリマー樹脂から製造される。
シロアリ防除を対象とした一般的な用途では、端部171bが地面よりも下に貫入し、端部171aがほぼ地面の高さに配置されるように、ハウジング170を地中に設置する。キャップ180を外し、空間172内に載置するために、餌容器200を、開口178を通してハウジング170の空間172内に挿入する。最初に下端部200bを、上端部200aに比べて地面からより下方に挿入する。地中のハウジング170内に餌容器200を配置した後、開口178を覆うため、キャップ180を端部171aと係合させる。ハウジング170および容器200のこのような操作およびハンドリングに関して、部分171aおよび200aは近位端部とも呼ばれ、部分171bおよび200bは遠位端部とも呼ばれる。同様に、その結果得られた有害生物防除デバイスはそれぞれ、遠位端部100bの反対側に近位端部100aを有する(図11参照)。
システム20で実現される1つの手順では、いくつかの有害生物防除デバイス110が、防護すべき地域に対して間隔を置いて設置される。非限定的な例として、図1は、防護すべき建築物22の周囲に配置されたいくつかのデバイス110の可能な1つの分布を示す図を提供する。一般に、デバイス110はそれぞれ、図2に示されているように少なくとも部分的に地中に配置される。シロアリのコロニーは食物源への経路をいったん確立すると、その食物源に戻る傾向があることが分かっている。したがって、デバイス110は、建築物22などの防護したい地域または構造物の近くにいる可能性があるシロアリがこのような経路を確立するように選択された位置に置かれる。
地中に設置された餌は、さまざまな劣化モードの影響を受けやすく、その多くが水分にさらされることに起因することが分かっている。一般に、設置されたハウジングが浸水したときなど、餌が水で飽和すると、餌は腐敗し、または劣化し/カビが生える。さらに、センサ150が、さまざまなタイプの紙など、水分によって改変しうる材料からなる基板151を含むときには、センサ150が、有害生物の存在の誤った指示を与える水による損傷を受けることがある。餌318および/またはセンサ150がこのように劣化することを防ぐことによって、標的有害生物に対する餌318の耐用寿命および嗜好性は増大し、センサ150の動作の信頼性は一般により高まる。図11を参照すると、容器200は、水が餌318に到達する機会を減らすように構築される。最初に設置されると、バリヤ230および配置250はそれぞれ、餌318の最下境界278に水が到達することを防ぐバリヤを提供する。しかしながら、バリヤ230および栓254の組成はシロアリによる除去を促進する。したがって、ハウジング170に遭遇すると、シロアリは通路174を通って餌容器200に到達する。栓254はシロアリの嗜好に合った材料からなるため、シロアリは、おそらくは溝262によって導かれて栓254を貫通する通路272を形成して、室270に到達する可能性が高い。その結果、配置物250によって提示された水分バリヤは破られる。シロアリは、室270から、やはりシロアリが好む材料でできたバリヤ230に引き寄せられる。したがって、室270内のシロアリは仕切り256の開口258を通り抜け、通路274を形成して、バリヤ230と接触した餌318に到達する。その結果、バリヤ230によって提供された水分バリヤは破られる。
仕切り256は、シロアリによってバリヤ230が除去され、分断されたときに、餌室240内の餌318の最下境界278bを画定するように構築されていることを理解すべきである。フィッティング250の部分として、仕切り256は、シロアリによって容易に除去されずまたは改変されない材料からなる。したがって、餌318のより小さなある部分は開口258を通して落下する可能性があるが、餌318のより大きな片は、容器200のボディ202内の、末端202bに対して上方へオフセットされた位置に維持される。対応するオフセット距離Hが図11に示されている。容器200の下端部から餌318が後退し、または引っ込むと、ポケット280が形成される。図11に示されているように、ポケット280は、室270、通路272および通路274を含み、これらは全て交わって、シロアリが室240内の餌318に到達する経路を提供する。ポケット280は、その最も近い餌容器入口点を餌318の下方に有する任意のタイプの流体連通経路を含む、いくつかの異なる形状および構成をとることができる。したがって、容器のボディ202と気密シールを形成するために、クロージャ90が容器のボディ202に係合されると、容器200のこの集合的な構造が、上端部204から、下端部206の配置物250を通してシロアリが外部から入る最も高い入口点まで延びる気密境界を提供する。ポケット280は、このような入口点と室240内の餌318との間に形成される。
地中の水位が、アクセス配置物250を通してシロアリが外部から入る餌318への最も高い外部入口点よりも高い場合、ボディ202によって提供された気密境界がこの外部入口点まで続いている限り、形成されたポケット280は空気を閉じ込めて、ボディ202内において水が餌318まで上昇することを防ぐ。この閉じ込められた空気はその下方の水と界面を形成する。この界面の位置は、空気と水の間の圧力平衡の関数であり、温度、外気圧などの環境要因によって変化しうる。所与の環境条件に関して発揮された水圧により、閉じ込められた空気が圧縮される結果、ボディ202内の空気/水界面は一般に、ボディ202内においてある程度上方へ凹むことがある。アクセス配置物250は、餌318よりも距離Hだけ低いこのような入口点(1つまたは複数)の形成を誘導して、所望の環境条件範囲下において、仕切り256の上方に配置された餌318に水が到達する機会を減らす適切なポケット形成を提供する。好ましい一形態では、距離Hが約1センチメートル(cm)である。より好ましい形態では、距離Hが約2.5cm(1インチ)である。
シロアリが餌318に到達し、室240に侵入すると、基板151が改変される可能性が高まり、ついには経路154が破壊される。このことを使用して、センシングアセンブリ119の通信回路160によってシロアリの存在を知らせることができる。示された形態では、回路160が、質問機30からの外部無線信号に応答して経路154のステータスを報告する受動型回路である。図13は、質問機30および代表的な有害生物防除デバイス110の有害生物監視アセンブリ112の回路を概略的に示す。図8の監視回路169は、集合的に、接続部材140によってセンサ150の導体153に接続された通信回路160を表す。図13では、監視回路169の経路154が、有害生物の活動に応じて閉または開電気経路を提供するセンサ150の能力に対応した単極単投型スイッチによって表されている。さらに、通信回路160は、通電されたときに2状態ステータス信号を提供するセンサ状態検出器163を含み、一方の状態は、開経路または高抵抗経路154を表し、もう一方の状態は、電気的に閉じた経路または連続経路154を表す。通信回路160はさらに、デバイス110に対する対応する識別信号を生成する識別コード167を含む。識別コード167は、所定のマルチビット2進コードの形態、または当業者なら思い付くであろう同様の他の形態をとることができる。
通信回路160は、コイルアンテナ162を通して受け取った質問機30からの外部刺激または励起信号によって通電される受動RF応答機として構成される。同様に、回路160の検出器163およびコード167もこの刺激信号によって給電される。刺激信号による通電に応答して、通信回路160はコイルアンテナ162によって質問機30に、被変調RFフォーマットの情報を送信する。この無線送信は、検出器163によって決定されたシロアリの存在および識別コード167によって提供される固有のデバイス識別子に対応する。
図13はさらに質問機30の通信回路31を示す。質問機30は、RF刺激信号を生成するRF励起回路32と、RF入力を受け取るRF受信(RXR)回路34とを含む。回路32および34はそれぞれコントローラ36に動作可能に結合されている。質問機30は、回路32および34に対して別個のコイルを有するように示されているが、他の実施形態では、両方の回路に対して同じコイルを使用することができる。コントローラ36は、質問機30の入出力(I/O)ポート37およびメモリ38に動作可能に結合される。質問機30は、回路31に通電するそれ自体の電源(図示せず)を有し、これは一般に、電気化学セルまたは電気化学セルのバッテリ(図示せず)の形態をとる。コントローラ36は1つまたは複数の構成要素からなることができる。一例では、コントローラ36が、メモリ38にロードされた命令を実行するプログラム可能なマイクロプロセッサベースのコントローラである。
I/Oポート37は、図1に示されているように、質問機30からデータ収集ユニット40にデータを送るように構成される。図1を再び参照して、データ収集ユニット40の追加の態様を説明する。ユニット40のインタフェース41は、I/Oポート37を介して質問機30と通信するように構成される。質問機30から得たデバイス110についての情報を記憶し、処理するため、ユニット40はさらに、プロセッサ42およびメモリ44を含む。プロセッサ42およびメモリ44は、それぞれコントローラ36およびメモリ38に関して説明したのと類似の方法でさまざまに構成することができる。さらに、インタフェース41、プロセッサ42およびメモリ44を同じ集積回路チップ上に統合することができる。
したがって、示された実施形態では、質問機30が範囲内デバイス110に刺激信号を送信すると、通信回路160が、餌ステータス情報および識別子情報を質問機30に送信する。質問機30のRF受信回路34が、デバイス110からの情報を受け取り、コントローラ36による操作およびメモリ38への記憶のための適当な信号調節およびフォーマッティングを提供する。デバイス110から受け取ったデータは、I/Oポート37をインタフェース41に動作可能に結合することによって、データ収集ユニット40に送信することができる。
配置後、設置されたデバイス110は定期的に位置が突き止められ、質問機30によるそれぞれの無線通信回路160の質問によって、それぞれのデバイス110からデータがロードされる。このデータは、餌ステータス情報および識別情報に対応する。このようにして、目視検査のためにそれぞれのデバイス110を引き出しまたは開く必要なしに、所与のデバイス110内の有害生物の活動を容易に検出することができる。さらに、このような無線通信技法は、長期間記憶するためにデータ収集デバイス40にダウンロードすることができる電子データベースの確立および構築を可能にする。
所与のデバイス110のステータス信号が、経路154が破壊されていることを指示している場合には、有害生物防除サービスの提供業者Pは、キャップ190およびクロージャ90を外すことによって、そのようなデバイスを目視検査して、容器200に餌を追加するかどうかを決定することができ、そうでなければ、地中のそのままの位置に有害生物防除デバイスを残す。あるいはまたは加えて、提供されるサービスは、デバイスの110の開いた近位端部110aを通してアセンブリ119を取り出し、シロアリ活動を監視し続けるために改変されていない基板151を提供し、または容器200を完全に取り替えることができる。シロアリの活動を検出する他の任意のデバイス110に対してこのような手順を繰り返すことができる。シロアリの活動が検出された後、センシングアセンブリ119を用いてさらに監視し、または監視せずに、餌の定期的な補充を実行することができる。
図14〜16は、代替餌容器の非限定的ないくつかの例を示す。同様の参照符号は、上で説明したのと同様の特徴を指す。図14の透視図をより詳細に参照すると、容器300は、上端部330の反対側に下端部340を有するボディ302を含み、容器200に関して説明した方式と同じ方式でハウジング170に入るように構成される。上端部330は、ボディ302にねじ付けることによって係合される、上で説明した再密閉可能なクロージャと同様のクロージャ90を有するように構成される。容器300は、内部的に、上で説明したセンシングアセンブリ119(図示せず)を受け取る上座を有する構造とすることができ、またはいかなる形態のセンサも含まなくてもよい。
容器300は、配置物250とは異なる下端部340によって画定された有害生物アクセス配置物によって、餌318に水が到達する機会を減らすように構築される。具体的には、下端部340が、容器300の底部末端401によって画定された下縁400と、室310内の餌318の下境界378を画定する仕切り380の形態の後退部材379とを含む。仕切り380は、下縁400から距離Hだけ引っ込み、または後退しており、仕切り380と下縁400の間にギャップ403を形成する。ギャップ403は、容器300が地中に垂直に置かれたときに、上で説明したものと同様の空気閉じ込めポケット280を提供する。下縁400は、容器300の下端304に、地下シロアリが室240内に入ることを可能にする下端開口405を画定する。仕切り380は、地下シロアリが餌318にアクセスすることを容易にするように構築された、室240と交わる複数の開口390を含む。仕切り380は、容器300に取り付けられたメッシュスクリーンの形態をとることができる。本出願の一形態では、仕切り380が、米ウィスコンシン州のWaunakee,Inc.社から販売されている7メッシュプラスチックカンバスから形成され、接着剤で室310内に設置される。
容器300は、内部空間310を画定する側壁410を含み、その一部は、最下境界378を有する上で説明した餌室240を提供する。下縁400から仕切り380まで延びる側壁410の部分420は、シロアリが室310内へ入るのを助ける粗くされた表面を含むことが好ましい。部分420は、研摩紙粗加工または他の粗加工技法などの知られている方法によって粗くすることができる。
図15は、本出願の他の実施形態の容器400を示す。容器400は、中心線Lを取り巻いて上端(図示せず)から下端304まで延びるボディ402を含む。容器300と同様に、容器400も、その一部が餌室240を画定する内部空間310を含む。室240は餌318(破断部分に示されている)を含む。容器400は、下端部340の反対側に上端部(図示せず)を含む。下端部340は、容器400の底部末端401によって画定された下縁501と、空間310内の餌318の下方の仕切り380とを備える有害生物アクセス配置物を含む。仕切り380は、下縁501から距離Hだけ引っ込み、または後退しており、ギャップ403を形成する。ギャップ403は、容器300が地中に垂直に置かれたときに、上で説明したものと同様の空気閉じ込めポケット280を提供する。下縁501は、容器400の下端304に、地下シロアリが室310内に入ることを可能にする開口405を画定する。開口405の他に、シロアリは、下縁501に形成された複数の開いたスロットまたはノッチ520を通して空間310に入ることができる。ノッチ520の追加は、シロアリが容器400内へ入る別の通路を提供する。ノッチ520の最上境界520は、容器400の室240内の餌318の下方の最も高い外部入口点を提供し、したがって、ポケット280に対応する距離Hはそこから示されている。
図16は、本出願の他の実施形態の容器500を示す。容器500は上端(図示せず)から下端304まで延び、縦の中心線Lに関して対称であることが好ましい。容器300と同様に、容器500も、餌318を含む室310を含む(図15には示されていない)。容器500は、上端部(図示せず)および下端部340を含む。下端部340は、容器500の底部末端401によって画定された下縁601と、空間310内の餌318の下方の仕切り380とを備える有害生物アクセス配置物を含む。仕切り380は、下縁601から距離Hだけ引っ込み、または後退しており、仕切り380と下縁601の間にギャップ403を形成する。ギャップ403は、容器500がハウジング170内で垂直に使用されたときに、容器200に関して上で説明したような空気閉じ込めポケット280を提供する。縁601は、容器500の下端304に、地下シロアリが室310内に入ることを可能にする開口405を画定する。開口405の他に、シロアリは、下端部304の部分630に形成された複数の側面開口620を通して室310に入ることができる。開口620の最上境界は、容器500の室240の餌318の下方の最も高い外部入口点を提供し、したがって、容器500のポケット280に対応する距離Hはそこから示されている。
容器200および300と同様に、容器400および/または500も、上端および/またはセンサを密閉するクロージャ90を含むことができる。さまざまな代替実施形態では、餌容器200、300、400および/または500に餌が装填される。餌は、誘引剤を含んでもまたは含まなくてもよいが、殺虫剤を含まない。この場合、センシングアセンブリ119を使用してシロアリの存在を検出することができ、検出した後に、餌に殺虫剤が追加され、かつ/または殺虫剤を含む餌に置き換えられる。他の代替実施形態では、本出願に基づく餌容器が、ハウジングなしで地中に直接に配置されるように構築される。他の代替実施形態では、餌容器の上端がクロージャまたは開口を含まず、その代わりに、餌容器の上端が、シロアリが入る選択された高さまで延びる気密境界を提供するように構築された容器ボディの一体部分である。他の実施形態では、餌容器が、センシングアセンブリ119と一緒に利用されない。加えてまたはあるいは、容器は、容器300、400および500のような取外し可能なアクセス配置物を含まなくてもよく、かつ/または、水の侵入から防護するため空気を選択的に閉じ込めるために、容器200、300、400および500のポケット構成とは異なるポケット構成を提供することができる。他の実施形態では、シロアリ以外の有害生物を標的とするように餌および/または容器が変更される。他の実施形態は、地中に設置する以外のさまざまな環境に設置される、これらの変形実施形態のいずれかに基づく餌容器を含む。示された実施形態は、床のようなオフセットされた位置に餌318を保持する下部材ないし仕切りによって、餌318が支持されることを示しているが、他の実施形態では、下方の空気閉じ込めポケットから利益を得る十分なオフセットを提供するために、餌の一部または全部を餌室内に吊り下げ、または他の方式で餌室内に固定することができることを理解すべきである。特定の一実施態様では、餌の1つまたは複数の部分を、水にさらされることを防ぐためにポケットの上方に保持することができ、他の1つまたは複数の部分は、水にさらされる可能性がある他の場所に置かれる。容器200の栓154をシロアリの嗜好に合った餌の形態と考えると、容器200はこのような配置を例示する。上述のものの他に、さまざまな餌組成物および殺虫剤を使用することができる。本明細書に記載された任意の餌容器実施形態とともに使用することができるさまざまなセンサタイプ、センサ通信技法、餌物質、殺虫剤および有害生物防除デバイスの追加の例および開示は、いずれもその全体が本明細書に参照によって組み込まれる米国特許第6,724,312号、7,212,112号および7,212,129、ならびに米国特許出願公開第2001/0033230号および2001/0054962号に出ている。有害生物防除デバイスの他の形態は、センサがいかなる点にもない状態で使用される餌容器を含む。
他の実施形態では、有害生物防除デバイスが餌容器を含み、この餌容器が、シロアリ誘引剤を含む餌を含む室と、この室の内部への上開口を画定する上端部と、選択的に上開口にアクセスし、気密シールによって上開口を閉じるクロージャと、餌容器の底部末端を画定する下端部であり、餌容器が選択された向きに設置されたときに、下端部を通した水の侵入を低減させるために空気を閉じ込めるポケットを、餌の少なくとも一部分の下方に画定する下端部とを含む。
他の実施形態は、下端部の反対側に上端部を含む餌容器を備える。餌容器は、1種または数種のシロアリに対して毒性の殺虫剤を含む餌を含む室を画定する。下端部は、餌の少なくとも一部分の下方に配置され、餌へのシロアリのアクセスを可能にするように構築された有害生物アクセス配置物を含む。下端部は、餌容器が選択された向きに設置されたときに、有害生物アクセス配置物を通した水の侵入を低減させるために空気を閉じ込めるポケットを画定する。
他の実施形態は、少なくとも部分的に地中に設置されるように構築されたハウジングであり、アクセス開口を備える内部空間と、地下においてシロアリが内部空間内へ通過することを可能にする1つまたは複数の開口とを画定するハウジングと、アクセス開口を通してハウジングの内部空間内に受け取られるようにサイズおよび形状が決められた餌容器とを備える有害生物防除システムを対象とする。餌容器は、下端部の反対側に上端部を含み、シロアリの餌を含む室を画定する。下端部は、下端部を上端部よりも下にしてハウジング内に設置されたときに下端部を通した水の侵入を低減させるために、餌の少なくとも一部分の下方に空気閉じ込めポケットを含む。
他の実施形態は、下端部の反対側に上端部を含み、下端部と上端部の間に延びる室を画定する餌容器であり、この室がシロアリの餌を含み、下端部が、餌の少なくとも一部分の下方に空気閉じ込めポケットを画定する餌容器を用意すること、餌容器を設置する位置を選択すること、および前記位置において、下端部が上端部に比べて地面からより下方に配置されるように、餌容器を少なくとも部分的に地中に設置することを含む。
他の実施形態は、下端部の反対側に上端部を含み、下端部と上端部の間に延びる室を画定する餌容器を備える。この室は、シロアリを引き付ける餌を含み、下端部は、下端部を通した前記室内の餌へのシロアリのアクセスを上方へ誘導する手段を含み、餌容器は、下端部を上端部よりも下にして餌容器が地中に設置され、地中の水位が下端部の誘導手段に達したときに、誘導手段を通した水の侵入を低減させるために空気を閉じ込める手段を含む。
他の実施形態は、シロアリセンサと、下端部の反対側に上端部を含む餌とを備える。餌容器は、シロアリの餌とシロアリセンサの少なくとも一部分とを含む室を含む。下端部は、選択された向きに、少なくとも部分的に地中に設置されたときに、下端部を通した水の侵入を低減させるために、餌の少なくとも一部分の下方に空気閉じ込めポケットを含む。
他の実施形態では、有害生物防除デバイスが、シロアリが除去することができるシロアリを引き付ける材料からなる栓と、貫通するいくつかの開口を画定する上部材および栓を受け取るために上部材から下方へ延びる1つまたは複数の側壁を含むフィッティングとを含む有害生物アクセス配置物を備える。栓は、開口と交わるシロアリ集合室を画定するために、フィッティング内の上部材の下方に間隔を置いて配置され、前記1つまたは複数の側壁は、前記室に向かってシロアリを誘導するために、栓の表面と境界を接する1つまたは複数の溝を画定する。
実験結果
以下の実験結果は、例示的であり、本明細書に記載された本発明の性質および範囲に関して非限定的ないし非制限的であることが意図されている。
図17〜20は、空気閉じ込めポケット設計を有する容器200、300、400、500などの餌容器デバイス(以下「主題デバイス」と称する)と、比較実験の対照の役目を果たす、このようなポケットのない標準餌管デバイス(以下、特に「対照デバイス」と称する)との例示的な性能比較を示す、さまざまな棒グラフを示す。これらの実験に関して、新規のデバイスおよび対照デバイスはそれぞれ、テクスチャードセルロース/殺虫剤(textured cellulose and pesticide)を含む同じペレット型の餌を含む。それぞれのデバイスを、土を入れたポットの中に配置された参照符号170によって示されたハウジングなどのハウジングの中に置いた。これを集合的にステーションと呼ぶ。2つの異なるそれぞれの試験に対して、それぞれのタイプのデバイスを8つ使用した。結果は平均し、図17〜20にグラフとして示した。
第1の試験は、ステーション内に停滞水のない湿った土の試験である。水道水を加えて、それぞれのポットの土を徹底的に湿らせたが、ステーションの底に過剰な水はなかった。ほぼ最初の水分レベルを維持するのに必要な水を毎日ポットに加えた。第2の試験は、ステーションの底に1インチの停滞水が継続してある非常に湿った土の試験である。ポットの底から水が流れ出るように、水道水で土を徹底的に濡らした。ステーションの底に1〜1.5インチの水が溜まる点まで水がポットに吸い込まれるように、十分な水を加えた。毎日水を加えることによって、水位は、ステーションの底から1〜1.5インチに維持した。
停滞水のない湿った土について、13週の実験期間の間の乾いた餌ステーションの週ごとの百分率を示す棒グラフが図17に示されている。最初のチェックは3日後(3d)に実施し、その後は週に1回実施した。主題デバイスを含むステーションに関しては、8週にわたって100%のデバイスが乾いていたが、9週間後に1つのデバイスの餌が水分を含み、11週間後に2つのデバイスの餌が水分を含んでいた。以降の週ごとのチェックの間、これらの主題デバイスは乾いている判定された。主題デバイスをステーション内、特に底に湿った/濡れた土を有するステーション内に落下させると、水分/泥がデバイス内へはね上がる可能性があり、それが一時的に餌を濡らすと推測される。対照デバイスは1週間後に100%が濡れており、13週間にわたって濡れたままだった。
図18は、13週間の湿った土の試験に関する週1回のカビ評定(mold rating)を示す棒グラフを示す。カビ評定は週1回実施し、0〜3の尺度を利用した。カビ尺度は、0=ほぼ新しい、1=わずかなカビ、変色が見られる、2=中程度、3=重度のカビ、とした。カビ評定は、オペレータの目視観測によって決定した。13週の間、主題デバイス内の餌にカビは生えず、カビ評定は全て0(ほぼ新しい)であった。対照デバイスに関しては、1週間後に餌のカビが検出され、13週までに平均カビ評定はほぼ、中程度のカビ増殖に相当する2となった。4〜13週にかけて、カビは、主題デバイス内の餌よりも対照デバイスの餌の方がかなり多かった。
次に図19を参照すると、13週にわたる水に浸かった土の試験におけるデバイス内の乾いた餌の週ごとの百分率を示す棒グラフが示されている。最初のチェックは3日後に実施し、その後は週に1回実施した。主題デバイスに関しては、3週間後に2つのデバイスが水分を含んでいたが、4および5週間後には再び100%が乾いており、6〜8週では87.5%、9週間後には62.5%が乾いており、その後、百分率は低下して、13週後には37.5%が乾いていた。対照デバイスは、最初のチェックである3日後に100%が濡れており(乾燥0%)であり、残りの期間もそのままであった。チェックした後にステーション内に主題デバイスを落下させたときのはね返りが、主題デバイスの餌が濡れる原因であると推測される。追加の観察として、主題デバイスうちの4つのデバイスで、原型仕切り部材を保持していた接着剤が時間の経過とともに機能しなくなったようであり(9週間後に1つ、10週間後に1つ、12週間後に2つ)、それによって仕切り部材がゆるくなり、それにより、ステーションの底の1〜1.5インチの水に餌が近づき、またはこの水に浸かった。
図20は、図18に関して説明したのと同じ尺度および技法を使用した、13週にわたる水に浸かった土の試験における週ごとのカビ評定を示す棒グラフを示す。週ごとの全てのチェック(1〜13週)について、対照デバイスの餌には、主題デバイスの餌に比べてかなり多くのカビの増殖が見られた。主題デバイスでは6週間後までカビは見られず、カビ評定の平均は13週後で約0.6であった(1=わずかなカビの増殖)。対照デバイスの餌の平均カビ評定は13週後には3に近づいた(3=重度のカビ増殖)。
本明細書に明示された任意の理論、動作機構、証明または知見は、本出願の理解をさらに深めることを意図したものであり、どのような形であれ、本出願を、そのような理論、動作機構、証明または知見に従属させることを意図したものではない。上記の説明における語「好ましい」、「好ましくは」または「より好ましい」の使用は、そのように記述された特徴がより望ましいことがあるが、それにもかかわらず、それが不要であることがあり、それを欠く実施形態が、下記の特許請求の範囲によって定義された本発明の範囲に含まれるものとして企図されることがあることを理解すべきである。特許請求の範囲を読む際、「ある1つの」、「少なくとも1つの」、「少なくとも一部分」などの語が使用されているときには、その請求項にそのように限定されると明示されていない限り、その請求項を1つのアイテムだけに限定する意図はないことが意図される。さらに、語「少なくとも一部分」および/または「一部分」が使用されているときには、そうではないと明示されていない限り、そのアイテムは、一部分および/またはアイテム全体を含むことができる。図面および以上の説明において、本発明を示し、詳細に説明したが、それは、本質において例示的であり、非限定的であるとみなすべきであり、選択された実施形態だけを示し、説明したこと、ならびに、本明細書に定義されまたは以下の請求項のいずれかによって定義された本発明の趣旨に含まれる全ての変更、修正および等価物の保護が要求されていることが理解される。
20 有害生物防除システム
22 建築物
30 質問機
31 通信回路
32 接触パッド
32 RF励起回路
34 電気絶縁フィルム
34 RF受信(RXR)回路
36 基板の開口部
36 コントローラ
37 入出力(I/O)ポート
38 メモリ
40 データ収集ユニット(DCU)
41 通信インタフェース
42 プロセッサ
44 メモリ
90 クロージャ
91 キャップ
92 めねじ
94 ハンドル
110 有害生物防除デバイス
110a 近位端部
110b 遠位端部
112 有害生物監視アセンブリ
114 センササブアセンブリ
116 通信回路サブアセンブリ
118 回路エンクロージャ
119 センシングアセンブリ
120 カバーピース
122 空洞
124 Oリング124
130 ベース
131 溝
132 柱
134 マウント
136 支持体
137 開口
138 突起
139 凹み
140 接続部材
145 ナブの頭部
146 接続ナブ
147 ナブの頸部
148 突起
149 凹み
150 センサ
151 センシング基板
152a センサの端部
152b センサの端部
153 導体
153a センシング素子
154 導電性経路
160 通信回路
162 コイルアンテナ
163 センサ状態検出器
164 プリント配線板
166 回路構成要素
167 識別コード
169 監視回路
170 ハウジング
171a アクセス端部
171b 地下端部
172 内部空間
174 通路
175 テーパの付いた端
176a フランジ
176b フランジ
176c フランジ
176d フランジ
176e フランジ
178 アクセス開口
179 溝
180 キャップ
182 スロット
184 プロング
200 餌容器
200a 上端部
200b 下端部
202 管状ボディ
202a 頂部末端
202b 底部末端
204 環状ボディの上端部
206 環状ボディの下端部
210 環状ボディの内部空間
214 上開口
215 おねじ
216 下開口
217 めねじ
218 座
220 下座
230 水分バリヤ
240 餌含有室
250 有害生物アクセス配置物
252 フィッティング
254 栓
256 仕切り
258 貫通開口
260 側壁
262 溝
264 おねじ
270 下室
272 通過路
274 通路
278 下境界
280 ポケット
318 餌
320 ペレット

Claims (55)

  1. 餌容器を備え、前記餌容器が、シロアリの餌を含む室と、前記室の内部への上開口を画定する上端部と、選択的に前記上開口にアクセスし、気密シールによって前記上開口を閉じるクロージャと、前記餌容器の底部末端を画定する下端部であり、前記餌容器が、選択された向きに、少なくとも部分的に地中に設置されたときに、前記下端部を通した水の侵入を低減させるために空気を閉じ込めるポケットを、前記餌の少なくとも一部分の下方に画定する下端部とを含む有害生物防除デバイス。
  2. 前記餌容器が、前記底部末端を画定する有害生物アクセス配置物を含み、前記有害生物アクセス配置物が、
    前記下端部から前記餌に通じる、前記ポケットを少なくとも部分的に画定する1つまたは複数の通路を形成するために1種または数種のシロアリが除去することができる材料と、
    前記底部末端と前記餌の間に延び、前記ポケットを少なくとも部分的に画定する1つまたは複数の通過路
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載のデバイス。
  3. 少なくとも部分的に地中に設置するように構築されたハウジングをさらに備え、前記ハウジングが、地中に設置された後に地面よりも下に位置するハウジング下端部で終わり、前記餌容器を受け取る内部通路内への上アクセス開口を画定し、前記餌容器の前記選択された向きを達成するために、前記下端部が、前記上端部よりも先に前記上アクセス開口を通過する、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記餌の最下境界が、前記底部末端から少なくとも1センチメートルオフセットされた、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記餌が、前記ポケットによって、前記底部末端から少なくとも1インチオフセットされた、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記餌容器が、前記上開口の反対側に下開口を画定する管状ボディを含み、
    前記容器が、前記ボディの前記下開口の中に受け取られて前記ポケットを少なくとも部分的に画定する有害生物アクセス配置物を含み、
    前記餌がシロアリに対して毒性の殺虫剤を含む、
    請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記底部末端が前記有害生物アクセス配置物によって画定され、前記有害生物アクセス配置物が、栓と、シロアリが通り抜けるようにサイズが決められたいくつかの開口を画定する仕切りとを含み、
    前記仕切りが前記栓と前記餌の間に配置され、
    前記栓が、最初のうち、水分に対する初期のバリヤを画定するために、前記1つまたは複数の開口をその下のシロアリから閉鎖し、前記仕切りの前記1つまたは複数の開口に到達するために、シロアリが、前記バリヤを貫通する1つまたは複数の通路を形成することを可能にするように前記栓が構築され、
    前記1つまたは複数の通路を通過したシロアリを前記餌の下方に集めるための、前記仕切りの前記1つまたは複数の開口と交わる別の室を画定するために、前記栓が、前記仕切りから間隔を置いて配置された、
    請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記有害生物アクセス配置物がさらにフィッティングを含み、
    前記フィッティングが、前記仕切りと、下方へ延びる1つまたは複数の側壁とを含み、
    前記栓が、前記フィッティングに係合され、前記1つまたは複数の側壁と接触し、
    前記餌容器が、下開口を画定するボディを含み、
    前記フィッティングが、前記ボディの前記下開口を通して受け取られ、
    前記クロージャが、前記餌容器を手で移動させるように構築されたハンドル突出部を含み、前記上開口を再密閉可能に閉じるために前記ボディにねじ付けられたキャップの形態をとる、
    請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記室内に配置されたシロアリセンサをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記シロアリセンサが、前記クロージャが開いているときに前記上開口を通してアクセス可能な回路ハウジングと、前記室内の前記回路ハウジングから下方へ延びるセンシング基板とを含む、請求項9に記載のデバイス。
  11. 下端部の反対側に上端部を含む餌容器を備え、前記餌容器が、1種または数種のシロアリに対して毒性の殺虫剤を含む餌を含む室を画定し、前記下端部が、前記餌の少なくとも一部分の下方に配置され、前記餌へのシロアリのアクセスを可能にするように構築された有害生物アクセス配置物を含み、前記下端部が、前記餌容器が選択された向きに設置されたときに、前記有害生物アクセス配置物を通した水の侵入を低減させるために空気を閉じ込めるポケットを画定する有害生物防除デバイス。
  12. シロアリが通り抜けることを容易にするために、前記有害生物アクセス配置物が、前記餌の下方に1つまたは複数の開口を含む、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記有害生物アクセス配置物が、シロアリの嗜好に合った材料からなる栓と、シロアリが通り抜けるようにサイズが決められたいくつかの開口を画定する仕切りとを含み、前記仕切りが前記栓と前記餌の間に配置された、請求項11に記載のデバイス。
  14. 前記栓が、最初のうち、水分に対する初期のバリヤを画定するために、前記仕切りの前記開口をその下のシロアリから閉鎖し、さらに、前記1つまたは複数の開口に到達するために、シロアリが、前記バリヤを貫通する1つまたは複数の通路を形成することを可能にするように前記栓が構築され、
    前記1つまたは複数の通路を通過して前記仕切りに到達したシロアリを集めるための下室を画定するために、前記栓が、前記仕切りから間隔を置いて配置された、
    請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記シロアリアクセス可能構造がさらにフィッティングを含み、
    前記栓が、前記フィッティングに係合され、
    前記フィッティングが前記仕切りを含み、
    前記餌容器が、下開口を画定するボディを含み、
    前記フィッティングが、前記下開口を通して受け取られ、
    前記開口、前記下室および前記1つまたは複数の通路が前記ポケットを少なくとも部分的に構成する、
    請求項14に記載のデバイス。
  16. 前記仕切りと前記餌の間に配置されたコルク部材をさらに備え、前記栓を貫通して前記仕切りに達する前記1つまたは複数の通路をシロアリが形成するための案内経路を提供するために、前記フィッティングが、前記栓の表面と境界を接する1つまたは複数の溝を画定し、前記栓がセルロースを含み、前記フィッティングが、ねじ込みによって前記下開口の中に固定された、請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記室内に配置されたシロアリセンサをさらに備える、請求項11に記載のデバイス。
  18. 地中に設置するように構築されたハウジングをさらに備え、前記ハウジングが、その中に餌容器を受け取る通路を画定し、前記上端部の上開口を気密シールによって閉じるために、前記上端部がクロージャ内で終わる、請求項11に記載のデバイス。
  19. 前記餌容器が、前記上開口の反対側に下開口を画定する管状ボディと、少なくとも前記下開口まで延びる前記餌を取り囲む気密境界を提供する手段とを含み、
    前記餌が、前記餌容器の縦軸に沿って、前記下開口から少なくとも1センチメートル後退した、
    請求項18に記載のデバイス。
  20. 少なくとも部分的に地中に設置されるように構築されたハウジングであり、アクセス開口を備える内部空間と、地下においてシロアリが前記内部空間内へ通過することを可能にする1つまたは複数の開口とを画定するハウジングと、
    前記アクセス開口を通して前記ハウジングの前記内部空間内に受け取られるようにサイズおよび形状が決められた餌容器であり、下端部の反対側に上端部を含み、シロアリの餌を含む室を画定し、前記下端部を前記上端部よりも下にして前記ハウジング内に設置されたときに前記下端部を通した水の侵入を低減させるために、前記下端部が、前記餌の少なくとも一部分の下方に空気閉じ込めポケットを画定する餌容器と
    を備える有害生物防除システム。
  21. 前記ポケットが、前記餌容器の底部末端から前記餌を少なくとも1インチ分離する、請求項20に記載の有害生物防除システム。
  22. 前記餌容器が、前記ポケットを少なくとも部分的に画定するために前記餌の下方に配置された有害生物アクセス配置物を含み、前記有害生物アクセス配置物が、
    前記有害生物アクセス配置物を貫通する前記餌に到達するための1つまたは複数の通路を形成するために、前記シロアリが除去することができる材料と、
    前記下端部の底部末端と前記餌の間に延びる少なくとも1つの通過路
    のうちの少なくとも一方を含む、請求項20に記載の有害生物防除システム。
  23. 前記餌が、1種または数種のシロアリに対して毒性の殺虫剤を含む、請求項20に記載の有害生物防除システム。
  24. 前記下端部が有害生物アクセス配置物を含み、前記有害生物アクセス配置物が、栓と、シロアリが通り抜けるようにサイズが決められたいくつかの開口を画定する仕切りとを含み、
    前記仕切りが前記栓と前記餌の間に配置され、
    前記栓が、最初のうち、水分に対する初期のバリヤを提供するために、前記1つまたは複数の開口を前記シロアリに対して閉鎖し、シロアリが、前記バリヤを貫通して前記仕切りの前記1つまたは複数の開口のそれぞれの開口へ達する1つまたは複数の通路を形成することを可能にするように前記栓が構築され、
    前記1つまたは複数の通路を通過して前記仕切りに到達した1種または数種のシロアリを集めるための別の室を画定するために、前記栓が、前記仕切りから間隔を置いて配置された、
    請求項20に記載の有害生物防除システム。
  25. 前記シロアリアクセス可能構造がさらにフィッティングを含み、
    前記栓が、前記フィッティングに係合され、
    前記フィッティングが前記仕切りを含み、
    前記餌容器が、下開口を画定するボディを含み、
    前記フィッティングが、前記下開口を通して受け取られる、
    請求項24に記載の有害生物防除システム。
  26. 前記室内に配置されたシロアリセンサをさらに備える、請求項20に記載の有害生物防除システム。
  27. 前記シロアリセンサが、前記上端部によって画定される前記上開口を通してアクセス可能な回路ハウジングと、前記室内の前記回路ハウジングから下方へ延びるセンシング基板とを含む、請求項26に記載の有害生物防除システム。
  28. 前記上端部が、前記室にアクセスするための上開口を画定し、前記開口を気密シールによって選択的に閉じる餌容器クロージャを含み、
    前記ハウジングが、前記内部空間内への前記アクセス開口を選択的に閉じるように構築されたハウジングクロージャを含む、
    請求項20に記載の有害生物防除システム。
  29. 下端部の反対側に上端部を含み、前記下端部と前記上端部の間に延びる室を画定する餌容器であり、前記室がシロアリの餌を含み、前記下端部が、前記餌の少なくとも一部分の下方に空気閉じ込めポケットを画定する餌容器を用意すること、
    前記餌容器を設置する位置を選択すること、および
    前記位置において、前記下端部が前記上端部に比べて地面からより下方に配置されるように、前記餌容器を少なくとも部分的に地中に設置すること
    を含む方法。
  30. 前記餌容器を設置した後に地中の水位が前記下端部に達した場合に、前記餌に水が到達することを防ぐために前記ポケット内に空気を閉じ込めることを含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記地中位置を選択した後に、前記餌容器を設置することが、
    内部空間内へのアクセス通過路開口と、地下におけるシロアリの進入を容易にする前記内部空間と交わる複数の地下通路とを含むハウジングを前記地中位置に挿入すること、および
    前記内部空間内に載置されたときに前記下端部が前記上端部に対して下を向くように、前記餌容器を前記内部空間内に置くこと
    を含む、請求項29に記載の方法。
  32. 前記室内に置かれたセンサによってシロアリの存在を検出することを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記餌がシロアリに対して毒性の殺虫剤を含み、前記下端部が、栓と仕切りとを有する有害生物アクセス配置物を含み、前記仕切りが、シロアリが通り抜けるようにサイズが決められたいくつかの開口を画定し、前記仕切りが前記栓と前記餌の間に配置され、前記有害生物アクセス配置物が、最初のうち、前記仕切りの下方からの水分およびシロアリの通過に対するバリヤを画定し、前記方法がさらに、
    前記仕切りに到達するために、シロアリが、前記バリヤを貫通する1つまたは複数の通路を形成するのを容易にすること
    をさらに含み、
    前記1つまたは複数の通路を通過したシロアリを集めるための下室を画定するために、前記栓が、前記仕切りから間隔を置いて配置される、
    請求項29に記載の方法。
  34. 前記開口、前記1つまたは複数の通路および前記下室によって前記ポケットを少なくとも部分的に画定することを含む、請求項33に記載のデバイス。
  35. 前記上端部に担持された再密閉可能なクロージャを取り外すことによって、前記室にアクセスすることを含む、請求項29に記載の方法。
  36. 下端部の反対側に上端部を含み、前記下端部と前記上端部の間に延びる室を画定する餌容器を備え、前記室が、シロアリを引き付ける餌を含み、前記下端部が、前記下端部を通した前記室内の前記餌へのシロアリのアクセスを上方へ誘導する手段を含み、前記餌容器が、前記下端部を前記上端部よりも下にして前記餌容器が地中に設置され、地中の水位が前記下端部の前記誘導手段に達したときに、前記誘導手段を通した水の侵入を低減させるために空気を閉じ込める手段を含む装置。
  37. シロアリの存在を感知する手段をさらに備える、請求項36に記載の装置。
  38. 前記上端部が、前記室にアクセスする手段を含む、請求項36に記載の装置。
  39. シロアリセンサと、
    下端部の反対側に上端部を含む餌と
    を備え、
    前記餌容器が、シロアリの餌と前記シロアリセンサの少なくとも一部分とを含む室を画定し、選択された向きに、少なくとも部分的に地中に設置されたときに、前記下端部を通した水の侵入を低減させるために、前記下端部が、前記餌の少なくとも一部分の下方に空気閉じ込めポケットを画定する
    有害生物防除デバイス。
  40. 前記ポケットが、前記下端部の底部末端から前記餌を少なくとも1インチ分離する、請求項39に記載の有害生物防除システム。
  41. 前記餌容器が、前記室内の前記餌の下方に配置された有害生物アクセス配置物を含み、前記有害生物アクセス配置物が、
    前記底部末端と前記餌の間に1つまたは複数の通路を形成するために、シロアリが除去することができる材料と、
    前記底部末端と前記餌の間に延びる少なくとも1つの通過路
    のうちの少なくとも一方を含む、請求項39に記載の有害生物防除システム。
  42. 前記餌が、1種または数種のシロアリに対して毒性の殺虫剤を含む、請求項39に記載のデバイス。
  43. 前記下端部が有害生物アクセス配置物を含み、前記有害生物アクセス配置物が、栓と、シロアリが通り抜けるようにサイズが決められたいくつかの開口を画定する仕切りとを含み、
    前記仕切りが前記栓と前記餌の間に配置され、
    前記栓が、最初のうち、前記仕切りの下方の水分およびシロアリに対するバリヤを提供し、前記仕切りに到達するために、シロアリが、前記バリヤを貫通する1つまたは複数の通路をシロアリが形成することを可能にするように前記栓が構築され、
    前記1つまたは複数の通路を通過したシロアリを集めるための下室を画定するために、前記栓が、前記仕切りから間隔を置いて配置された、
    請求項39に記載のデバイス。
  44. 前記シロアリアクセス可能構造がさらにフィッティングを含み、
    前記栓が、前記フィッティングに係合され、
    前記フィッティングが前記仕切りを含み、
    前記餌容器が、下開口を画定するボディを含み、
    前記フィッティングが、前記下開口を通して受け取られる、
    請求項43に記載のデバイス。
  45. 前記シロアリセンサが、回路ハウジングと、前記室内の前記回路ハウジングから下方へ延びるセンシング基板とを含む、請求項39に記載のデバイス。
  46. 前記上端部が、前記回路ハウジングにアクセスするための上開口を画定し、選択的に前記上開口を開き、気密シールによって前記上開口を閉じるクロージャを含む、請求項45に記載のデバイス。
  47. シロアリが除去することができるシロアリの嗜好に合った材料からなる栓と、
    貫通するいくつかの開口を画定する上部材と、前記栓を受け取るために前記上部材から下方へ延びる1つまたは複数の側壁とを含むフィッティングであり、前記開口と交わるシロアリ集合室を画定するために、前記栓が、前記フィッティング内の前記上部材の下方に間隔を置いて配置され、前記室に向かってシロアリを誘導するために、前記1つまたは複数の側壁が、前記栓の表面と境界を接する1つまたは複数の溝を画定するフィッティングと
    を含む有害生物アクセス配置物を備える有害生物防除デバイス。
  48. 前記1つまたは複数の溝が、前記室に達する前に終わる、請求項47に記載のデバイス。
  49. 下開口を画定する餌容器ボディをさらに備え、前記有害生物アクセス配置物が前記下開口内に受け取られ、前記餌容器が、前記有害生物アクセス配置物の上方に配置されたシロアリの餌を含む餌室を含む、請求項47に記載のデバイス。
  50. 前記餌容器ボディと前記有害生物アクセス配置物が協力して、前記デバイスが、選択された向きに、少なくとも部分的に地中に設置され、地中の水位が前記有害生物アクセス配置物に達したときに空気を閉じ込めるポケットを画定する、請求項49に記載のデバイス。
  51. 前記餌の下方、前記餌容器ボディ内の前記シロアリフィッティングの前記上部材の上方に配置された、シロアリが除去することができる材料からなるバリヤをさらに備える、請求項50に記載のデバイス。
  52. 前記フィッティングがおねじを画定し、前記餌容器ボディが、前記おねじによって係合されるめねじを画定する下端部を含み、前記バリヤがセルロースからなる、請求項51に記載のデバイス。
  53. 前記餌容器ボディの前記上端部に係合された再密閉可能なクロージャをさらに備える、請求項52に記載のデバイス。
  54. 前記室内に配置されたシロアリセンサをさらに備える、請求項50に記載のデバイス。
  55. 前記シロアリの餌がシロアリに対して毒性の殺虫剤を含む、請求項50に記載のデバイス。
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