JP2019525775A - 有害生物の駆除装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

セルロース摂食有害生物に対して誘引物質として作用する複数のセルロース含有餌ユニットを含んでいる本体を備えたアセンブリーの使用を提供する、予め定められた位置におけるセルロースを摂食する有害生物の監視及び駆除の装置及び方法。複数のセルロース含有餌ユニットはアセンブリーに取り外し可能に設置される。水分保持部材は複数の餌ユニットの最上段の上方の上部に位置する。取り外し可能なキャップは上部と摩擦的にピッタリと係合する。キャップは、水などの液体を本体に注ぐことにより餌ユニットを湿らせて餌ユニットを採餌昆虫に対してより魅力的にする開口を備えている。セルロース物質の摂食が検出された場合には、餌ユニットは有毒物質を含んでいる餌物質と置換することが可能である。有害生物は、餌を摂食して毒をコロニーに運びこむ。本デザインは、地下、地表、および地上セルロース源を組み込んでおり、これ故、昆虫に採餌位置の選択を与える。装置におけるこれら代わる代わるの食物源及び加えられる誘引物質は、昆虫が実際に餌の食物源を見つけ且つ摂食する機会を増加させる。

Description

この特許出願は、2016年7月20日に出願された同時係属出願である米国特許出願第15/215,165号、発明の名称「有害生物の駆除装置及び方法」の一部継続出願である2016年12月28日に出願された同時係属出願である米国特許出願第15/392,708号、発明の名称「有害生物の地上駆除装置及び方法」の優先権の利益を主張するものであり、それぞれの米国特許出願の内容を参照により組み入れるものである。
本発明は、有害生物の駆除装置に係り、特に有害生物の生来の採餌をなるべく乱すことなく、シロアリや他の食物採餌節足動物等のセルロース摂食有害生物の引きつけ、捕獲及びコロニーの排除を可能とする装置に関するものである。
シロアリ等の多くの有害生物は、世界の至る所で木材又は他のセルロース含有成分を含んでいる構造体又は他の物体に対して重大な脅威である。というのは、これらの有害生物は栄養摂取のためにセルロースを摂食するからである。一般的に、土壌中に住んでいる地下シロアリは、しばしば大きなコロニーを形成する。コロニーのシロアリは食料を探し回り、これ故、土壌中に巣から外側に向かって通路を掘る。採餌するシロアリによって探し出された食物の一部は巣に持ち込まれる。また、シロアリは、食料源の位置をコロニー内の他のシロアリに知らせる手段を持っていることが知られている。シロアリは、居住用及び商業用建造物に侵入し、船舶でさえ侵入し、動き回って木製の又はセルロース製のポール、スタッド、梁及び土台を破壊する。
イエシロアリは、シロアリの外来種であり、このイエシロアリはその破壊的な習性のためにスーパーシロアリとあだ名が付けられている。これは、1つにはそのコロニーの大きなサイズのせいであり、そして木材を急速度で食べ尽くすシロアリの能力のせいである。1つのコロニーは、土の中を300フィート(100m)まで食料をあさる数百万匹のシロアリ(他の地下シロアリ種では数十万匹のシロアリであるのと比較して)を含んでいる。成熟したイエシロアリコロニーは、一日に13オンス(400g)の木材を食べ尽くすことができ、わずか3ヶ月程の間に建造物に激しい損傷を与えることができる。その集団の大きさ及び食べ尽くす範囲のために、コロニーの存在は近くの構造体に重大な脅威を与える。イエシロアリは多種多様の建造物(船及び高層の建造物を含む)に住みつき、景観及び木々にも損傷を与える。米国においては、東南アジアから持ち込まれた他の種、C・ゲストロイ(Coptotermes gestroi)と共に、イエシロアリは建物資産の莫大な損害の原因であり、大きな処理コスト及び修復コストになる。
別の著しく破壊的なタイプのシロアリは、北米で見つかる最も普通のシロアリであり、キアシシロアリ、すなわち東部地下シロアリである。これらのシロアリは、建築物における建造物用木材、木製の設備、紙、本及び木綿等のセルロース物質を常食としている。成熟したイエシロアリコロニーは、2万から500万匹もの働きシロアリに及んでおり、コロニーの女王イエシロアリは一週間に5千から1万個の卵を産む。イエシロアリ及びキアシシロアリも地上のセルロース物質を常食とする。多くの場合、イエシロアリは、摂食する木材に地上のコロニーを築く。これらのコロニーは、雨、野外の植物性の素材、又は人工の建造物における水分の漏れなど、地上の水分と関係がある。そのような場合、イエシロアリは、地表および地上での食物の摂取とコロニーを作ることに一定の選好性を示す。そのようなシロアリは地面に戻る必要がなく、湿分を含む木材の道筋が得られれば数階建ての建造物の頂上へ侵入することができる。
多くの有害生物の駆除装置は、公知であり、有害生物を監視し、撲滅するために多種多様の構成で形成されている。一般的なシロアリ駆除装置の一つのタイプは、例えば、地下に設置される監視用餌の食料源を利用しており、食料源は装置から餌を摂取し始めるシロアリが利用できる。餌は毒性物質を含んでおり、この餌を一旦食べると、シロアリのコロニーの全体を除去するか又は抑制することに役立つ。しかしながら、そのような装置は餌を見つけることができないシロアリに対しては効果がない。
シロアリ及び他の有害生物は縦方向の表面を見つける傾向があるということが観察されてきており、シロアリや他の有害生物は、食物及び水を求めて、地下の場所から縦方向の表面に沿って這い上がる。従来のコロニー撲滅装置の殆どは、有害生物の一部が餌に到達することを妨げる可能性がある平滑な外壁を持った円筒の形状をしている。
本発明は、地下の位置または建物や建造物の中にあるかどうかに拘わらず、従来の有害生物の駆除装置に関係する欠点を除去し、セルロース摂食昆虫の地下及び地上のコロニーを撲滅するように工夫されている有害生物の駆除装置を提供することを意図している。
本発明は、採餌するシロアリが装置に惹きつけられる可能性を高め、且つシロアリが餌を見つけ出すように誘導する可能性を高めることによって、採餌有害生物を撲滅するように工夫されている有害生物の駆除装置及び方法を提供する。このことは、採餌昆虫を装置の中央に向かわせる装置内の誘引物質を提供し、これ故、昆虫に餌を食べさせるように仕向ける独特なデザインによるものである。実施形態は、地下の多様な位置で使用可能である。他の実施形態は、地表面の上方すなわち居住用又は商業用建築物の内壁又は外壁などの建築物の壁に、ボート及び船舶に、立ち木、フェンス及び小屋などの構造物の主要部に取り付けられた梁、スタッド及び根太などの有害生物がいる支持部材に直接に、及び有害生物が寄生した木々に、適用するために使用可能である。
本発明は、予め選択された位置でシロアリなどの有害生物を駆除する装置及び有害生物の存在を監視する方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、降雨が少ない期間において、かなり長い期間に亘って餌の物質が水分を保持することを可能とする装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明のこれらの目的及び他の目的は、セルロースを摂食する有害生物への誘引物質として作用する複数のセルロース含有餌ユニットを含んでいる本体を備えたアセンブリーを使用する予め定められた位置においてセルロースを摂食する有害生物を監視し、且つ、駆除する装置及び方法を提供することによって達成される。餌ユニットは、最初に、セルロースを摂食する有害生物への誘引物質として作用するセルロースを含有するが、次のユニットは有害生物に対して有毒な物質として作用する活性成分を含んでいるか又は装置の環境を制御するのに役立つ成分を含んでいる。一つのそのような成分は、シロアリなどのセルロースを摂食する有害生物に対して妨害物として作用しないが、アリなどの異なる有害生物に対して妨害物として作用するナフタレンである。装置がもはや有効なシロアリの餌および毒ステーションとして役立たない程度までアリが装置に群がるような場合に、ユーザーはそのようなナフタレンユニットを挿入することを望むであろう。水分保持部材は餌ユニットの最上部の上方の上部に位置することができる。着脱可能なキャップは前記上部に摩擦的にピッタリと係合する。キャップは、ガスケットを備えた開口を有しており、採餌有害生物を乱すことなく餌ユニットを湿らすために本体に水などの液体を注ぐことを可能とし、これにより餌を採餌昆虫に対してより魅力的にする。セルロース物質の摂食が検出された場合には、餌ユニットは、有毒物質からなる物質を含んでいるユニットと置き換え可能であるか、又は付加的なセルロース物質又は有毒物質を含んでいるインターロック用の付加的な主箱体を加えることによって付加的に変更され得る。有害生物は、餌を摂食し、毒をコロニーに運び込む。装置は、地下、地表、および地上のセルロース源を組み込んでおり、これゆえ昆虫に採餌位置の選択を与える。これらのセルロース源及び装置に加えられた誘引的な機能は、昆虫に対して実際に餌の食物源を見つけ出し且つ摂食する機会を増加させる。
図面を参照すると、図面中、同様の部品は同様の符号を用いて示される。
図1は、本発明の第1実施形態に係る有害生物の駆除アセンブリーの斜視図である。
図2は、第1実施形態の有害生物の駆除アセンブリーの部分的な分解断面図である。
図3は、餌ユニット及び水分保持ユニットの分解図である。
図4は、餌ユニットの上面図である。
図5は、本発明に係る有害生物の駆除アセンブリーの第2実施形態の断面図である。
図6は、穿孔されたライザー及びライザーの底部に固定された水分捕集器の詳細斜視図である。
図7は、本発明の有害生物の駆除装置で使用される蒸発及び凝縮効果を図解しているライザーの側面図である。
図8は、本発明に係る有害生物の駆除アセンブリーの使用本体の平面図である。
図9は、使用本体の上面図である。
図10は、本発明に係る有害生物の駆除アセンブリーの第3実施形態の詳細断面図である。
図11は、延長ライザーを示す第3実施形態の詳細断面図である。
図12は、本発明の第3実施形態の延長部材の詳細図である。
図13は、本発明の有害生物の駆除アセンブリーを受け入れるための地中の穴を用意しているユーザーを示す。
図14は、用意された穴に有害生物の駆除アセンブリーを設置するユーザーを示す。
図15は、形成された穴に有害生物の駆除アセンブリーを埋め込むために土中に有害生物の駆除アセンブリーを位置させて下方への力を加えているユーザーを示す。
図16は、本発明の有害生物の駆除装置によって形成された餌ステーションの点検及びデータ収集を示す。
図17は、建物構造に対する本発明の餌ステーションの位置を示す。
図18は、本発明の有害生物の駆除装置に惹きつけられた有害生物を導く方向翼によって形成された経路を示す。
図19は、本発明のアセンブリーのキャップ上の水の凝縮を示す。
図20は、交換可能なモジュールを備えた本発明の有害生物の駆除装置及び方法の実施形態を示す。
図21は、さらに二つの延長部を備えた図20の実施形態を示す。
図22は、さらに一つの延長部を備えた図20の実施形態を示す。
図23は、延長部を備えていない図20の実施形態を示す。
図24は、図20の実施形態のロック用の頂部を示す。
図25は、図20の実施形態のセルロースの芯の動作を示す。
図26は、図20の実施形態の分解側面図である。
図27は、図20の実施形態の分解斜視図である。
図28は、図20の実施形態のセルロース食物モジュールを示す。
図29は、活性成分、セルロース又は所望の他の物質によって満たすことが可能である、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の詰め替え可能なカートリッジモジュールを示す。
図30は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の通気用の軸延長部を示す。
図31は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の底部通気用軸を示す。
図32は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の貯水槽モジュールを示す。
図33は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の別実施形態の別機構のキャップを示す。
図34は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の別実施形態の別機構のキャップの機能を示す。
図35は、さらに二つの延長部を備えた本発明の有害生物の駆除装置及び方法の別実施形態を示す。
図36は、さらに一つの延長部を備えた本発明の有害生物の駆除装置及び方法の別実施形態を示す。
図37は、延長部を備えていない本発明の有害生物の駆除装置及び方法の別実施形態を示す。
図38は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法のスポンジモジュールを示す。
図39は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法における活性成分、セルロース又は他の適当な物質を含むことができる密封されたカートリッジモジュールを示す。
図40は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の通気用軸引き抜き工具を示す。
図41は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の地下水用の芯を示す。
図42は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の外部水源及び水分補給ラインを示す。
図43は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の外部電源、変圧器、及び埋設された電気ケーブルを示す。
図44は、コンクリートスラブにある既存の開口における本発明の有害生物の駆除装置の改良設備を示す。
図45は、本発明の有害生物の駆除装置及び方法のインポートセンサー及びダウンポートリードを示す。
図46は、本発明の有害生物の駆除アセンブリーの地上の実施形態の正面斜視図を示す。
図47は、本発明の有害生物の駆除アセンブリーの地上の実施形態の背面斜視図を示す。
図48は、本発明の有害生物の駆除アセンブリーの地上の実施形態の正面断面図を示す。
図49は、本発明の有害生物の駆除アセンブリーの地上の実施形態の頂部断面図を示す。
図50は、本発明の有害生物の駆除アセンブリーの地上の実施形態の上面図を示す。
図51は、本発明の有害生物の駆除アセンブリーの地上の実施形態の側面図を示す。
図52は、本発明の有害生物の駆除アセンブリーの地上の実施形態の上部斜視図を示す。
図53は、本発明の有害生物の駆除アセンブリーの地上の実施形態の正面図を示す。
図54は、本発明の有害生物の駆除アセンブリーの地上の実施形態の本体ユニットの積み重ね接続部の斜視図を示す。
図55は、商業用建築物、居住用建築物及び船舶において使用中の本発明の有害生物の駆除アセンブリーの地上の実施形態の概略図を示す。
図面を参照すると、参照符号10は本発明の第1実施形態に係る有害生物の駆除アセンブリーを示す。アセンブリー10は、本体12と、本体12と着脱可能に係合可能である複数の軸方向に並んだ餌ユニット14と、本体12の頂部に嵌合される着脱可能なキャップ16と、最上部の餌ユニット20とキャップ16との間で本体12に着脱可能に装着される水分保持部材18とを備えている。
本体12は、中空の上部円筒部22と、同軸上に延びている下部24とを備えている。上部22は上部エッジ28によって形成された頂部開口端を有している。複数のフィン形状の翼30が前記下部24を形成している。翼30の各々は、下方に向いている鋭い先端32を有している逆三角形として構成することができる。各翼30は概略三角形状の平滑な細い本体を備えており、底部31は図示されるように弧状に形成することができる。
各翼30は内側のエッジ36と外側のエッジ38とを有している。図8及び図9の実施形態において示されるように、各翼30は交差し、内側のエッジ36で互いに接合されうる。翼は3個以上とすることができ、これらの翼は本体12の外周のまわりに等距離の間隔を形成して配置されている。
上部22及び下部24は、金属またはプラスチックなどの剛性がある頑丈な材料の単一のシートから一体に形成されうる。上部24は各翼30の上部エッジ40に堅く結合されうる。あるいは、上部22は下部24と着脱可能に係合されうる。内側に延びている水平な肩部42は、上部22の内面23と各翼30の内部との間に形成されている。以下に詳細に説明されるように、肩部42は餌ユニット14の少なくとも一つを支持する。
本体12は複数の餌ユニット14を支持するように構成されており、これら複数の餌ユニット14は同一のサイズでもよいし異なったサイズでもよい。好ましい実施形態の一つでは、餌ユニット14は、中空の概略円筒状の中央本体部50と、中央本体部50の頂部を覆うように延びている上部板52と、中央本体部50の底部に固定された下部54とを有している。上部板52は、中央本体部50の中空の内部と繋がっている中心開口56を有した逆円錐形状を有している。上部板52は中央本体部50の頂部エッジ51に固定された最も広い部分を有しており、板52の頂部は中央本体部52の内部に向かって下方に延びている。
下部54は、最も広い部分が中央本体部50の底部エッジ53に固定された逆円錐形状を有している。下部54の頂部55は中心開口58を備えており、この中心開口58は上部板52の開口56と同軸上で整列している。
複数の半径方向の溝60は、中央本体部50の円筒状の壁に沿って、上部板52から延びて下部54まで続いている。餌ユニット20,14a〜14dが本体12内に装着される時、前記複数の溝60は本体12の各翼30を受け入れるように構成されている。餌ユニット20,14a〜14dはセルロース含有物質から形成されており、このセルロース含有物質は、特に、地下シロアリ及び地上の採餌有害生物を誘引する。餌ユニットは圧縮されたセルロース含有物質から一体の物体として形成することができる。
最上部の餌ユニット20は拡大した中央本体部62を有しており、この中央本体部62は水平方向の内側に延びている肩部64を形成し、この肩部64は下部円錐部68と接続されている。肩部64は翼30の水平方向の肩部42上に載せられるように構成されている。餌ユニット14a〜14dと同様に、最上部の餌ユニット20は、上部円錐板74及び下部円錐部68にそれぞれ形成された整列した開口70,72を備えている。
図2に見られるように、餌ユニット14a及び14bは、餌ユニット14c及び14dよりも僅かに直径が大きい。傾斜した肩部80は、各翼30の底部の鋭い先端32と水平方向の肩部42との間に形成されている。第1土排除部材82は、本体12に装着され、各翼30の間に嵌合されて傾斜した肩部80の上に載せられる。第2土排除部材84は、餌ユニット14dの下方で本体12に装着される。
第1土排除部材82及び第2土排除部材84の各々は、その頂点が下方に向いた逆円錐形状の中空部材として形成されている。第1及び第2土排除部材82,84は比較的剛性のある材料から形成されており、この剛性のある材料はアセンブリー10が地中に打ち込まれる時に餌ユニットの下部が押しつぶされることを防止する。
水分保持部材18は、最上部の餌ユニット20の形状に適合するように形成することができ、本体12の上部22内に装着することができる。水分保持部材18は最上部の餌ユニット20の上方に位置する。水分保持部材18はスポンジなどのオープンセル発泡体材料から形成することができる。水分保持部材18は、その上部円錐88に開口86及び下部円錐92に整列した開口90を形成している。
餌ユニット14は第2円錐84の上方で各翼30上に縦方向に積み重ねられる。下部の餌ユニットは、1個又は2個以上であり、セルロース含有餌物質からなるか、または活性成分毒性物質からなるか又は装置の環境を制御するように機能する代替の物質からなりうる。餌、活性成分、又は代替の物質からなり得る付加的な餌ユニットは、第1土排除部材82の上方で縦方向に積み重ねられ、これら付加的な餌ユニットも1個又は2個以上であり得る。餌ユニットの開口がライザーチューブ94用の中心通路を形成するように、餌ユニットは第1及び第2土排除部材82,84と縦方向に整列されている。連なっている餌ユニットの各々の下部は、適合する角度を持った円錐部分を備えた下方の餌ユニットの上部プレートに嵌めこみ、これにより餌ユニットを積み重ねることを可能とする。最下部の餌ユニットの上部板52は、その上方に位置する餌ユニットにおける適合する角度を持った下部円錐部分54を受け入れるように構成されている。餌ユニットの積層は最上部の餌ユニット20で完了し、最上部の餌ユニット20は、その上部円錐板88内に水分保持部材18を摩擦によって受け入れる。
ライザーチューブ94は整列した開口86,90,70,72,56及び58を通して挿入される。ライザーチューブ94は第2円錐84から水分保持部材18の上方まで延びている。本発明の一態様では、ライザーチューブ94は本体12の上部22内まで延びている。
図6及び図7には、ライザーチューブ94がより詳細に図示されている。ライザーチューブ94は、本体12の長手方向の軸に沿って延びている。ライザーチューブ94は、その側壁に沿って形成された複数の穿孔96を有した細長い環状本体からなっている。ライザーチューブ94の底部は、ライザーチューブ94の底部エッジ100から上方に所定の距離だけ延びている長手方向の複数の溝98を備えている。ライザーチューブ94の底部エッジ100は円錐形状の水分収集器102上に載せられ、この水分収集器102は第2円錐84に摩擦によって装着される。本発明の一態様では、円錐形状の貯水槽の外面は第2円錐84の内面に適合し、第2円錐84内で水分収集器102の安定な位置決めを可能とする。
ライザーチューブ94は、餌ユニットがシロアリを惹きつけるために水分を保つように餌ユニットへの水分の循環を可能とする。図7において矢印104及び106によって概略示すように、水分は開口96を通って侵入しライザーチューブの内部を上昇していく。一部の水分は水分収集器102の逆円錐部に収集される。水分収集器102は、物質がこぼれた場合に、餌ユニットのセルロース物質の一部を受け入れることができると考えられる。
キャップ16は本体12の上部22に着脱可能に装着される。キャップ16は、平らな平坦頂部108と、円筒状の側壁110と、外側に湾曲した底面112とを備えている。平坦頂部108の直径は側壁110の直径よりも少なくとも僅かに大きく、外周部フランジ109は平坦頂部108のエッジ111と側壁110の外面との間に形成されている。外周部フランジ109は、ユーザーがアセンブリー10における餌ユニットの状態を点検するためにキャップ16を持ち上げて取り除くことを可能とする。キャップ16は、本体12に対してキャップ16を固定またはシールする手段でもある。一つの好ましい実施形態は、ファスナーポート115,117を設けることによって、キャップ16を本体12に固定することを可能とする。上部ファスナーポート115は側壁110から離れた外周部フランジ109に位置しており、この上部ファスナーポート115は外周部フランジ109を形成する頂部表面108の部分を通って本体12の上部エッジ28に接触する外周部フランジ109の底部まで延びている。下部ファスナーポート117は、上部ファスナーポート115と整列しており、ファスナー113より僅かに長く延びている穴である。ファスナーは、上部及び下部ファスナーポート115,117を組み合わせた長さよりも僅かに短い長さを有していることが好ましい。一旦、キャップ16が本体12上に載せられると、ファスナー113は上部ファスナーポート115を貫通して下部ファスナーポート117まで続き、これによりキャップ16を本体12に固定する。キャップ16の本体12との密封嵌め合いを確保するために、Oリング119が外周部フランジ109の下面に嵌められる。Oリング119は側壁110の外面に押圧される。
キャップ16の側壁110が上部22の内側に摩擦によってきつく嵌まるように、側壁110の外径は本体12の上部22の内径よりも少なくとも僅かに小さい。ポート114は、キャップの頂面108から底面112まで延びるようにキャップ16に形成されている。短いチューブ116はポート114に挿入可能である。ポート114は、餌ユニットに加えられる水の入り口として機能し、且つ露点、湿度及び温度などのアセンブリー10内の物理的な状態についてのデータの任意的な収集を可能とする。
図19に示されるように、キャップ16の外側に湾曲した底面112は、ライザーチューブ94を通って上昇する水を本体12の中心に導くことを助ける。ライザーチューブ94は本体12の中心を延びている。水分は、餌ユニット14に再循環し、餌ユニット14が乾燥することを防止する。
アセンブリー10を土の中に設置するため、図13に示すように、ユーザーはオーガーなどの入手可能な器具を用いて穴を掘る。オーガー120は、底部に小さい螺旋状の翼を持ち、その上方に大きな螺旋状の翼を持つ二段オーガーである。土用オーガー120は、土壌中に底部で小径の孔124を有し上部で大径の孔126を有した二段の孔122を形成することができる。孔122はアセンブリー10を受け入れるように構成されており、翼30の鋭い端部32がアセンブリーを孔内に導くことを可能とする。
動作中、第1及び第2土排除部材82及び84を有した本体12は、有害生物の存在が検出されたか疑われる場所において用意された孔122内に直接設置される。土壌は選択された場所において5%よりも多い水分含量を有していることが好ましい。本体12の下部24が地中にあって上部22が地上に延びているように、ユーザーは、翼30が土壌128に埋設されるように確保する。必要な場合には、図14に示すように、ユーザーは手工具130によって下方への力を加える。あるいは、図15に示すように、ユーザーは自分の手または足を用いて本体12を孔122内に押し込むことができる。
翼30は土中にアセンブリー10を固定し、アセンブリーが移動する機会を最小限にする。それから、ユーザーはセルロース含有餌ユニット14aを本体12と係合させて設置する。スポンジ材料からなる水分保持部材18は最上部の餌ユニット20の上方に設置され、ライザーチューブ94は水分保持部材18及び餌ユニット14の整列した開口に挿入される。キャップ16は上部22の頂部に位置し、水が餌ユニットに加えられてセルロース物質を湿らせる。
本発明の一態様では、セルロース含有餌ユニット30は約30日の間そのままの状態を保ち、採餌有害生物がセルロースを見つけて餌にする機会を与える。時々、ユーザーはアセンブリー10によって形成された餌ステーションを点検することができる。図16に概略的に図示されるように、ユーザーはアセンブリー10内の状態を点検するためにセンサー132を用いることができる。収集されたデータは無線送信機134を介して遠隔の場所、例えば監視会社に無線で送ることができる。
図17は、建物142に隣接した餌ステーション140が見込まれる場所を示す。その地所には建物142に隣接して木144がある。木は自然にシロアリを惹きつける。シロアリコロニー146はその地所に存在する可能性がある。仮想線148はコロニー146から木へのシロアリの移動を示す。餌ステーション140の位置は、建物142及び木(木々)144の近くに選択される。
図18は通り道を辿っていくシロアリを示し、且つアセンブリー10の翼30をセルロース餌ユニット14の中心へ導く通路として使用するシロアリを示す。翼30は、シロアリを導きシロアリが餌ユニット14にアクセスすることを可能とする縦方向の壁を形成する。
時々、ユーザーは、餌ユニット14が地上及び/又は地下シロアリを惹きつけたかどうか又はステーションの自然の環境に影響を与えたかどうかを確かめるために餌ステーション140を点検する。採餌が始まった後、活性成分を有した有毒なシロアリの餌をアセンブリー10に加えることができる。装置10が地下シロアリの活動を監視してシロアリの存在を検出する目的のためのみに使用される場合には、有毒な餌は加える必要がない。ユーザーが装置10内における活動を何も検知しない場合には、本体12を新しい場所に再配置することができる。ユーザーが節足動物、環形動物又は軟体動物などの標的としていない昆虫の存在を検出した場合には、本体12は再配置することが必要であると考えられる。
一旦、活性成分の餌が本体12内に設置されると、餌を常食とするシロアリは餌をコロニーに運び込む。有毒な物質がシロアリによって摂食されるにつれて、セルロース物質を含んだ餌は、餌が意図した有毒な効果をもたらすために、所定期間の間、内部空間20に加えられる。装置10はシロアリが装置10内で活発であるかどうかを決定するために定期的に点検される。
シロアリの活動及びセルロース含有物質と餌の摂食の速度に応じて、選択された場所において、より大きな又はより小さな装置10に置き換えることができる。セルロース含有物質が数日内に食べ尽くされる場合には、より多量のセルロース含有物質を保持するために、より大きな本体12が必要である。本体12のサイズは高さ及び直径で数インチから数フィートに渡ることができる。シロアリの採餌の圧力が極めて高く、且つコロニーのサイズと年齢が平均よりも大きい構造体のもとでは、より大きなユニットが使用される可能性があり、これ故、より多量のセルロースが30日間続くことが必要である。餌の置き換え期間として使用される間隔は、毒性物質規制によって30日から90日に設定されうると考えられる。
本発明の装置の利点の一つは、装置が自然の環境条件の下で、地下シロアリにより、セルロースが見つけられ且つ摂食される方法に最もよく似せていることである。セルロース含有物質は、木材のチップ、ボール紙、紙などであり、地表面、地下および地上に直接に置くことができ、これ故、地表面採餌有害生物を惹きつける。餌中の毒性物質は、好ましくは、遅延作用タイプであり、昆虫成長調整剤、病原体又は代謝阻害剤からなる。好ましくは、毒性物質は、殺虫剤毒性物質が添加された非毒性セルロース含有餌成分からなる。キャップ16の除去、点検及び/又は取り替えは、シロアリのコロニー又は巣と装置10との間に確立されたアクセス用の通路網を実質的に乱すことはない。というのは、セルロース含有物質の除去及びセルロース含有物質の有毒な餌との置き換えの間、本体12は移動されることがないからである。同様に、餌ユニット14の除去、点検、及び/又は取り替えは、アクセス用の通路網を実質的に乱すことがない。というのは、装置のユーザーは、装置の全体の設備を変えることなく素早く、容易に除去することができ、セルロース、活性成分又は他の適当な物質からなる適当な餌ユニット14に取り替えることができるからである。全体の装置の混乱を最小限とする、これら個々の餌ユニット14の容易な除去、点検、及び/又は取り替えは、シロアリが餌を食べている時にセルロース餌ユニットを活性成分餌ユニットと取り替えたり、又はユーザーがより多くのシロアリをステーションに惹きつけることを望む時に活性成分餌ユニットをセルロース餌ユニットに取り替えることによって、ユーザーが装置のセルロース又は毒物の内容を変えることを可能とする。
図5に示される本発明の第2実施形態では、本体の上部212は、上部212の長手方向軸に対して所定の角度で形成された開口214を備えるものとして示されている。開口214は、データの収集およびセンサー216(概略的に図16に示される)の本体200への導入のために使用されうる。
本発明のこの実施形態においては、キャップ216は、予め定められた量の水219を保持するための貯水槽217を形成する。前記予め定められた量の水219は底部開口218を通して徐々に且つゆっくりと分配される。キャップ216の頂部板220は入口開口を備えており、この入口開口は、開口114に類似していて、貯水槽217への水供給が許容される開口である。短い導管222は、有害生物の駆除アセンブリーの本体200に液体を導くために入口ポート224に挿入されている。
キャップ16と同様に、キャップ216は外側に延びている外周部フランジ221を有しており、この外周部フランジ221は、ユーザーがキャップ216を取り除くことを可能とし且つ有害生物の駆除アセンブリーの餌ユニットの状態を点検することを可能とする。キャップ216の他の特徴及び有害生物の駆除アセンブリーは、第1実施形態に類似しており、下部は複数の餌ユニット14と水分保持スポンジ18とを保持するために使用されている。本実施形態は乾燥した気候において特に利点があると考えられる。
図10乃至図12は本発明の装置の第3実施形態を示す。この実施形態においては、着脱可能な延長部材230が本体12の上部22に追加されている。延長部材230は、底部234及び頂部236を有した中空の環状要素232を備えている。環状要素232は、水平方向の内側に延びている肩部240を備えた内壁238を有している。延長部材230が本体部12と係合する時、肩部240は本体12の上部エッジ28上に載るように構成されている。延長部材230が本体12上に位置する時、要素232の下端は翼30の上部エッジ40上に載る。
延長部材230は、下部に外側ねじ244を有した延長ライザーチューブ242を備えている。外側ねじ244はアセンブリー10のライザーチューブ94の内側ねじ(図示せず)と螺合するように構成されている。延長ライザーチューブ242は、ライザーチューブ94に形成された穿孔96と同様の穿孔243を備えている。
データ収集ポート214は延長部材230によって覆うことが可能であるので、データ収集ポート250は頂部232に形成されている。延長部材230は、餌ユニット14と整列している付加的な餌ユニット248の導入を可能とする。上述した第1実施形態と同様に、水分保持部材18は最上部の餌ユニットの上方に配置されている。
延長部材の直径が上部22の直径に対応するので、キャップ16は延長部材230とともに使用しうる。図10に見られるように、上部22の内壁23は上部236の内壁246に繋がって連続して延びている。
セルロース物質上の水道水又は雨水は採餌昆虫を惹きつけるために十分であると考えられるが、液体の誘引物質を水道水または雨水の代わりに使用することができると考えられる。そのように砂糖水を、餌ステーションを昆虫にとってより魅力的にするために、キャップ16の開口を通して注ぐことができる。
本体の内部温度を増加させ又は減少させ、凝縮を容易にするために、キャップ16は明るい色または暗い色で着色することができる。本発明の装置が利用される天候に応じて、キャップは黒色又は白色とすることができる。
図20,図21,図22及び図23を参照すると、本発明の有害生物の駆除装置及び方法の別の実施形態は、異なったモジュールまたはモジュールの組み合わせを所定の餌ステーション主本体312に組み込むことを可能とし、点検のため、補充のため、および所望の他のモジュールとの取り替えのために取り出すことを可能とするモジュール式のデザインを提供する。
提供されたモジュールは、図28に示すようなセルロース食物モジュール314と、図38に示すような水分保持解放スポンジモジュール318と、図29に示すような詰め替え可能なカートリッジモジュール315と、図39に示すような1回の使用すなわち密封されたカートリッジモジュール313と、図32に示すような貯水槽モジュール317とを含んでいる。図29に示すような詰め替え可能なカートリッジモジュール315および図39に示すような1回の使用すなわち密封されたカートリッジモジュール313は、活性成分、セルロース、またはナフタレン等の他の所望の物質からなってもよい。各モジュールは、概略円筒状であり、円筒状モジュールの長手方向の寸法に沿って2つの空の空間または孔または溝を有している。中心の軸方向の孔は通気用軸394を収容し、上述したようにモジュールの間でガスおよび液体の移動を可能としている。この中心の孔は、通気用軸394を収容するが、液体およびガスの効率的な移動のために通気用軸との間に隙間があるほぼ円形または円筒状である。ポート空所397と呼ばれる付加的な溝が円筒状のモジュールの側部に沿ってかつ中心の軸方向の孔とほぼ平行に設けられている。ポート空所397の位置および形状は機能を果たすような範囲であればよいが、本発明が使用される際に全てのポート空所397が単一の連続的なポート空所を形成するために一列に並ぶように、ポート空所397は各モジュールで同一でなければならない。
ポートウェイ395は、本体312の底部から頂部まで連続的に穿孔されたライザーチューブとして本体312に設けられている。種々のモジュールのポート空所397は、ポートウェイ395を収容する。
装置は、図22に示す単一の付加的な貯水槽モジュール317および図21に示す2つの付加的な貯水槽モジュール317などのいくつかのモジュールを追加することを可能とする延長部322を用いて地表面の上方まで延長することが可能である。各延長部322は、本体312のポートウェイ395と一列になって本体312のポートウェイ395に続いている別のポートウェイ395を提供する。
図24を参照すると、ロック用の頂部316は、本体312の地表レベル面340において又は1または2以上の延長部322の開口端において装置を取り囲むために設けられている。各延長部322の下部コネクター部は、ロック用の頂部316のコネクター部とぴったり合い、各延長部322の上部コネクター部は本体312の地表レベル面340のコネクター部にぴったり合う。それゆえ、本体のコネクター部はロック用の頂部316または延長部322のいずれをも収容することができ、ロック用の頂部316は本体の地表レベル面又は1または2以上の延長部322の上端のいずれにも設置することができる。このコネクターの万能性ゆえに、装置の特定の据え付けは、必要な数のモジュールを保持するように構成することができ、必要な場合には据え付け後に再構成することができる。ロック用の頂部316は、頂部を取り付けるためまたは取り除くための鍵穴910を提供し、ポートウェイ395と一列になっているポートホール920を提供し、これゆえ温度、湿度および昆虫によってもたらされる音や振動などの状態および昆虫の存在を示す状態を測定するためのプローブの一時的な挿入を可能とする。ロック用のタブ930は、ロック用の頂部316の確実であるが取り外し可能な取り付けを提供する。
図28および図38を参照すると、昆虫のためのより広い表面積および通路を形成する目的のために、半径方向溝360がセルロース食物モジュール314および水分保持解放スポンジモジュール318のために設けられている。図29および図39を参照すると、同一の目的のために、詰め替え可能な活性成分カートリッジモジュール315および密封されたカートリッジモジュール313の頂部、底部および側面に、溝が設けられている。
詰め替え可能なカートリッジモジュール315および密封されたカートリッジモジュール313は、様々な活性成分または誘引物質を充填することができ、それゆえ装置を編成する者は、いずれの特定の場合においても、どのカートリッジを使用すべきかを選択することができる。図39に示す1回使用の密封されたカートリッジモジュール313は、1回のみの使用のための不正開封防止機構がついたカートリッジを提供する。カートリッジモジュール313はたった1回の使用を意味するのであるから、カートリッジは、装置への挿入から取り外しの間ずっと密封され続けている。これに対して、図29に示す再使用可能で詰め替え可能な活性成分カートリッジモジュール315は、その使用中に空になったとき又はいずれの時点でも、追加することができたり清掃するなどを行うことができる。カートリッジは詰め替え可能であることを意味するので、1回使用のカートリッジのような不正開封防止よりもむしろ蓋は取り外すことができる。
図30および図31を参照すると、本発明のこのモジュールの実施形態において、中心ライザー94は、底部通気用軸384および通気用軸延長部335に組み入れられる複数のライザー部394に分割される。使用の際、複数の積み重ねられた通気用軸394は一列に並べられて連続的なライザーシャフトを形成する。底部通気用軸384は、平坦な頂部と主ユニットの底部に適合する逆円錐の底部形状とを有したフランジを備えている。通気用軸延長部335は、ほぼウエハ形状のフランジを有しており、このフランジはガス及び液体の通過を可能とするために孔が開けられている。両形式のフランジは、各モジュールの底面を支持する機能を果たし、且つモジュールを主ユニットから及び主ユニットの中へ上昇及び下降させる手段を提供する。両形式のフランジは、使用中、装置の全体のポート空所と一列に並ぶポート空所397を備えている。
図40を参照すると、通気用軸抜き出し工具610は、据え付け、点検及び保守の目的のためにモジュールの挿入及び取外しのために設けることができる。通気用軸延長部335の通気用軸394は、通気用軸抜き出し工具610のネジ付きの下端に螺合する内部ネジを備えている。通気用軸延長部335は使用中にモジュールを支持し、モジュール及び延長アセンブリーは、通気用軸抜き出し工具610の適切な係合及び係合解除によって挿入又は取り出し可能である。
図25を参照すると、装置内で水分の分配を容易にするために、各通気用軸延長部335のフランジ及び通気用軸394をカバーするようにセルロースの芯337が設けられている。図示された構成は、貯水槽モジュール317を上方に有した底部にセルロース食物モジュール314を備えた設置状態を示している。通気用軸延長部335のフランジ及び軸延長部と接しているセルロースの芯337は、貯水槽モジュール317から制御された割合で水を吸収し、その水がフランジ及び軸の孔を通してセルロース食物モジュール314の頂部及び内部に移動することを可能とする。
本発明のこのモジュールの実施形態の分解図を示す図26及び図27を参照すると、地中から地表レベル面340まで設置されている本体312が二つのセルロース食物モジュール314を収容することが分かる。下方のセルロース食物モジュール314は底部通気用軸384に取り付けられ、上方のセルロース食物モジュール314は通気用軸延長部335に取り付けられており、両者は通気用軸394を備えている。セルロースの芯337はフランジ及び通気用軸の周りに配置されている。地表レベル面340の上方に、二つの延長部322が設けられており、下方の延長部は別のセルロース食物モジュール314を収容し、上方の延長部は貯水槽モジュール317を収容している。貯水槽からゆっくりと解放された水分は、セルロース食物モジュールの湿分を保つ。この設備は、末端の延長部に取り付けられたロック用の頂部316によって閉塞される。ロック用の頂部は適正な鍵によって容易に取り外すことができ、貯水槽モジュールは必要な場合に容易に詰め替えすることができる。
図41を参照すると、有害生物の駆除装置300に追加の水分を提供する別の任意の手段は、穿孔された孔、好ましくは地下水面まで穿孔された孔内に配置された地下水用の芯710を設けることである。装置内の水分レベルが地下深い所の水分レベルよりも乾燥している場合に、この芯710は有害生物の駆除装置300まで水分を引き上げる。地下水用の芯710はポートウェイ395と接触させることができ、これによって、水分をその穿孔を通して受け入れて分配することができる。地下水用の芯710は、シロアリへの誘引物質として作用するセルロース物質からなるか又はセルロース物質を含んでいるセルロースの芯でありうる。芯は(1)有害生物への誘引物質(2)地下水を吸収して地下水をセルロース物質に移送する源、としての二つの機能を果たす。芯は、取り外し可能であり、地下水で飽和した場合及び/又はシロアリへの誘引物質としての目的を完了した場合に装置から取り出すことができる。
図44を参照すると、本発明のこのモジュールの実施形態は、先に別の餌ステーション 又は有害生物の駆除装置を収容している孔に設置することが可能であるか、又は上述したように新たに設置することができる。コンクリート平板を貫通する設備であって随意的な地下水用の芯710を備えた改造した設備が図示されている。既存の有害生物の駆除装置に対するそのような改造は、土に対するセルロースのより高い表面積比をもたらす。シロアリが潜んで生息している土壌と有害生物の駆除装置のセルロースとの間の直接接触の度合いが大きいことが好ましい。この直接接触は、シロアリを有害生物の駆除装置に引き込むためのより容易な方法を提供する。古い以前から存在する有害生物の駆除装置を改造する際に、キャップを取り除くことができ、前から存在する装置は新たな装置と置き換えることができる。先の孔に新たな装置を設置する際に、土壌添加剤を新たな装置を取り囲む充填剤として加えることが可能である。土壌添加剤は、前から存在する孔と新たな装置との間隙を閉塞するシーリング材としての役割と、上述したように土壌対セルロースの表面積を増加する方法としての役割を兼用する。新たな装置及び所望の土壌添加剤を前から存在するコンクリート装置へ設置する際、古いキャップは新たな装置を地下で密封するために使用することが可能である。
図42を参照すると、別の任意の設備は、装置のための水分の補給源として幾つかの装置を接続する「デイジーチェーン」外部水分補給ラインである。水がたっぷりしみ込んだ木材はシロアリにはより魅力的であり、それゆえある状況下では木材に水をしみ込ませるために装置内に大きな水源を設けることが好ましい。井戸、池、天水桶、又は水道水等の外部水源720は水分補給ライン730を介して水を提供する。
図35,図36及び図37を参照すると、有害生物の駆除装置及び方法400の別の実施形態は、ロック用の頂部316の代わりに別機構のキャップ416を提供する。別機構のキャップ416は、ロック用の頂部と同様な方法で、本体312の地表レベル面340又は延長部322に取り付けられ、それ故、装置の種々の且つ変更可能な構成を閉塞するために使用されうる。取り付けられる時に、別機構のキャップ416の頂面は、地表レベル面340又は延長部322とほぼ同一面であるロック用の頂部316とほぼ同一のレベルに位置する。別機構のキャップ416の改良された部分は、図示するように、頂面から垂れ下がるキャップの部分に収容され、本体または延長部の内側の空間の上部を占有している。
図33及び図34を参照すると、別機構のキャップ416は装置の生産性を向上させることが可能である種々の拡張機能を提供する。別機構のキャップ416は、これに制限されないが、シロアリに対して誘引物質として作用する振動機806と、温度を制御することによって装置の全体の環境を制御する加熱要素807と、電源用の蓄電池群802又はソーラーパネル803と、装置の種々の状態を監視するセンサーアレイ801とを備えている。センサーアレイ801は、これに制限されないが、装置のシロアリの活動を監視するマイクロフォン又はカメラを含むことができる。別機構のキャップ416は、任意的な反射器804とともに活動表示灯805を提供することができる。別機構のキャップ416の表示灯805は、以前から利用されているように光源に引きつけられる昆虫に対するさらなる誘引物質として作用するよう任意に調整しうる。
センサーアレイ801は、上向きカメラ及び/又は露出計、動作感知装置、ガスセンサー、温度計、熱画像センサー、マイクロフォン、雨量計、比重計、GPSシステム、USBポートのような能力又は特徴を備えることができる。センサーアレイ801は、データストレージ、データ計算及びデータ通信能力を任意的に持つことができる。センサーアレイ801によって得たデータは、装置の所定の設備の有効性を維持する際に、及び進行している処理または将来の処理について決定をする際に、タイミングの情報、温度、湿度のレベルなどの重要な情報を提供する。センサーアレイ801によって得られたデータの適切な分析は、シロアリ用のより魅力的な環境を作り出す方法において、温度、湿度などの装置の全体の環境を変更することをもたらすことが可能である。
図45を参照すると、別の任意の設備は、装置の設備において、ダウンポートリード491を介して別機構のキャップ416に接続されたインポートセンサー492である。ポートウェイ395の通路の底部又はポートウェイ395の通路に沿ったどこかにインポートセンサー492を設置することは、図示するように、別機構のキャップ416が延長部上で地表面の上方に位置し、それ故、地下の本体312とは異なった加熱、冷却及び他の影響にさらされる時のような種々の環境において好ましい。また、ある種の測定は、熱、音又は別機構のキャップ416によって自然に発生した動きによって影響を受け、装置における状態の測定を妨げるか又は測定と干渉する。ダウンポートリード491は、図示するように、ポートウェイ395内に設置された別のワイヤー又はケーブルであり得るか、又は製造中に本体312及び延長部322のポートウェイ395に組み込まれたワイヤー又は導電性配線であり得る。
図43を参照すると、別の任意の設備は、装置のいくつかの場合のための外部電源チェーンであり、この外部電源チェーンは二重の目的がある。まず第1に、外部電源チェーンは、装置の種々の監視活動用の電源を必要とする全体の装置に電源を提供する働きをする。第2に、電磁カレントそれ自身がシロアリへの誘引物質として作用し、より多くの有害生物を装置に惹きつけることが可能である。外部電源740からの電力は、電気部品のために適切である低い電圧にするために変圧器750を通され、昆虫によって検出可能な電磁カレント場を生成しながら、装置の種々の部分に電力を提供する埋設された電気ケーブル760に安全に伝送される。
図46乃至図55を参照すると、地上の有害生物の駆除装置500の別の実施形態は、地表面の上方の予め定められた位置において又は居住用又は商業用建築物の内壁又は外壁などの建築物の壁、ボート及び船舶の壁において、立ち木、フェンス及び小屋などの構造物の主要部に取り付けられた梁、スタッド及び根太などの有害生物がいる支持部材において直接に、及び有害生物が寄生した木々において、セルロースを摂食する有害生物を監視して制御する装置及び方法を提供する。
水分保持部材は最上段の餌ユニットの上方の上部に位置している。取り外し可能なキャップは、餌ユニットを湿らせて餌ユニットを採餌昆虫に対してより魅力的にするために本体に水などの液体を注ぐことを可能とする開口を備えている。セルロース物質の摂食が検出された場合には、餌ユニットは、以下で詳細に説明するように、有毒物質を含んでいる餌物質と交換することが可能であるか、又は付加的なセルロース物質または有毒物質を含んでいるインターロック用の付加的な主箱本体を加えることによって変更可能である。上述した実施形態におけるように、有害生物は、餌を食べて毒をコロニーに運び込む。
有害生物駆除地上装置アセンブリーは、主箱本体541と、主箱本体541に取り外し可能に係合された複数の軸方向に並べられた餌ユニット314と、主箱本体541の頂部に嵌合された取り外し可能なキャップ316又は代替キャップ416と、任意的に、最上段の餌ユニットとキャップの間で主箱本体541に取り外し可能に取り付けられた貯水槽モジュール317とを備えている。
図55を参照すると、有害生物駆除地上装置500は、有害生物が寄生した領域を覆っている壁に、又は居住用および商業用建築物において、ボートなどの木製の船舶において、梁、スタッド、根太又は垂木等の有害生物がいる部材に直接に、および有害生物が寄生した木々、フェンス、小屋などの構造物の主要部に取り付けられることを意図している。
主箱本体541はスタッド等の有害生物が寄生した領域を覆う内壁又は外壁に取り付けられるか、又は有害生物が寄生した梁、垂木又は柱等の構造体に直接に取り付けられるようになっている箱を形成する。使用の際、壁に取り付けられるときに、主箱本体541は、開口した表面と、壁に最も近い部分的に開口した背面とを有している。取り付け用のタブ542は壁に取り付けするために設けられている。主箱本体541の側面は光及び空気の流れを通すことがない。主箱本体541の頂面は、ロック用のキャップ316を収容し、また、任意的に以下に述べるような別機構のキャップ416を収容しており、さもなければ、光及び空気の流れを通すことがない。主箱本体541の底面は、ロック用のキャップ316を収容し、さもなければ、光及び空気の流れを通すことがない。ロック用のキャップ316は普遍的且つ交換可能なデザインで作ることができ、それ故、同一のキャップを頂部又は底部に使用することができる。主箱本体541の背面は、有害生物が寄生した領域を覆っている壁と主箱本体の内部との間でシロアリの移動を可能とするように部分的に開口している。主箱本体の外周部の周りの背面は、粘着性発泡ガスケット543を装着するのに十分なほど硬い面を提供することが好ましい。背面の残りの部分は、シロアリ採餌活動のための魅力的な領域として機能することが可能である構造物支持用の幾つかの支持具又はバーを提供することができる。主箱本体541の開口した前面は二つの方法で密封されている。透明な窓550が開口した前面を覆い且つ密封するために設けられており、実質的な空気の流れを防止しつつ、時々、主箱本体の内部を目視点検することを可能とする。光及び空気の流れを通さない蝶つがいで付けられたドア544は、主箱本体541の前面を覆い且つ閉塞するために設けられている。ドアハンドル545は蝶つがいで付けられたドア544に設けられており、点検のためにドア544が開かれる時以外は、蝶つがいで付けられたドア544をきつく閉じることを保つために磁気ラッチ546が設けられている。光又は空気の流れの存在は、シロアリを惹きつけるよりもむしろ追い払いがちである。ロック用のキャップ316を所定の位置に配置し且つ蝶つがいで付けられたドア544を閉じた状態で、主箱本体541は部分的に開口した背面を除いて、光及び空気の流れを通すことがない。粘着性発泡ガスケット543は、背面の外周部と壁との間の光及び空気の密封シールを形成し、また、壁面の凹凸を相殺している。
主箱本体541は、同一サイズ又は異なったサイズであり得る複数の餌ユニット314を支持するように構成されている。モジュール留め具549は積層された餌ユニットを支持するためにアセンブリーの底部に設けられている。餌ユニット314は地下シロアリ及び地上採餌有害生物を特に惹きつけるセルロース含有物質から形成されており、餌ユニット314はセルロース含有物質から一体物として形成できる。水分保持部材は最上段の餌ユニットの形状に適合し、且つ主箱本体541の上部内に収まるように形成することができる。水分保持部材は最上段の餌ユニットの上方に位置している。水分保持部材はスポンジなどのオープンセル発泡体材料から形成することができる。餌ユニット314は主箱本体内で縦方向に積み重ねられる。下部の餌ユニットは、1個又は2個以上であることができ、セルロース含有物質から構成することができ、また装置の環境を制御する機能を果たす活性成分毒性物質又は代替の物質から構成することができる。餌、活性成分、又は代替の物質からなり得る付加的な餌ユニットが縦方向に積み重ねられ、これら付加的な餌ユニットも1個又は2個以上であり得る。餌ユニットの開口が通気用軸394用の中心の通路を形成するように、餌ユニットは縦方向に一列に並べられる。餌ユニットがシロアリを惹きつけるために水分を保つことができるように、通気用軸394は餌ユニットへの水分の循環を可能とする。水分は開口を通って入り込み、通気用軸394を通って上昇する。
使用の際、ユーザーは主箱本体541内にセルロース含有餌ユニット314を設置する。スポンジ材料からなる水分保持部材は最上段の餌ユニットの上方に配置される。液体はセルロース物質を湿らすために餌ユニットに加えられる。
本発明の一態様においては、採餌有害生物にセルロースを見つけてセルロースを餌とする機会を与えるため、セルロース含有餌ユニットは一定の期間そのままの状態を保つことが好ましい。ユーザーは、時々、餌を入れたアセンブリーを点検することができる。ユーザーはアセンブリー内の状態をチェックするためにセンサーを使用することができる。収集されたデータは、無線送信機を介して遠隔の場所、例えば監視会社に無線で送ることができる。ユーザーは、餌ユニット314がシロアリを惹きつけたか否か又はステーションの自然環境に影響を与えたか否かを確かめるために餌を入れたアセンブリーを点検する。給餌を開始した後に、活性成分を含有した有毒なシロアリ用餌をアセンブリーに加えることができる。装置が地下シロアリの活動を監視してシロアリの存在を検出する目的のためにのみ使用される場合には、有毒な餌を加える必要はない。ユーザーが装置内での活動を何も検出しない場合には、アセンブリーは新たな場所に再配置することができる。活性成分の餌が主箱本体541内に一旦設置されると、餌を食べるシロアリは餌をコロニーに持ち込む。有毒な物質がシロアリによって食べられると、餌がコロニーへの意図した有毒な効果をもたらすために、セルロース物質を含有した餌が、一定の期間、アセンブリーに加えられる。シロアリが活動的であるかを決定するために装置は定期的に点検される。シロアリの活動に応じて及びセルロース含有物質及び餌の摂食の速度に応じて、選択された位置において、より大きな装置またはより小さな装置に置き換えることができる。セルロース含有物質が数日内に摂食し尽くされる場合には、より多量のセルロース含有物質を保持するために、より大きなアセンブリーが必要とされる。
図54を参照すると、より大きなアセンブリーを形成するために2以上の主箱本体541を一緒に取り付けることができる。二つのテールレール547が主箱本体541の頂面に形成され、対応する二つのピンレールが主箱本体541の底面に形成され、蟻継ぎ接続を可能とする。頂面又は底面へのピン及びテールレールの配置は切り替えすることができる。二つのアセンブリーを互いに結合するときに、上方のユニットの底面のロック用キャップ316及び下方のユニットの頂面のロック用キャップ316は取り除かれて、連続的な内側の領域が形成される。
全体の装置の混乱を最小限とする個々の餌ユニット314の容易な除去、点検、及び/又は取り換えは、シロアリが採餌をしている時にセルロース餌ユニットを活性成分餌ユニットと取り換えることによって、又はユーザーがより多くのシロアリをステーションに惹きつけることを望む時に活性成分餌ユニットをセルロース餌ユニットと取り換えることによって、ユーザーは装置のセルロース又は毒物成分を変更することが可能である。蝶つがいで付けられたドア544の後ろ側の透明な窓550を通してユニットは視覚的に検査することができる。そうすることは、短い期間であるがアセンブリーに所定量の光が入ることを許容してしまうことになるが、付加的な換気を行う必要はない。蝶つがいで付けられたドア544の開放によって起こる空気の乱れ及び周囲環境における何らかの空気の乱れは透明な窓550によって阻止される。
餌内の毒性物質は、好ましくは、遅延作用タイプ又は昆虫成長調整剤、病原体、または代謝阻害剤からなる。好ましくは、毒性物質は、殺虫剤の毒性物質が加えられている非毒性セルロース含有餌成分からなる。設置されたモジュールは、セルロース食物モジュール314、水分保持解放スポンジモジュール、詰め替え可能なカートリッジモジュール、1回の使用すなわち密封されたカートリッジモジュール、および貯水槽モジュール317を含んでいる。詰め替え可能なカートリッジモジュールおよび1回の使用すなわち密封されたカートリッジモジュールは、活性成分、セルロース、またはナフタレン等の他の所望の物質からなり得る。各モジュールは、概略円筒状であり、円筒状モジュールの長手方向の寸法に沿って2つの空の空間または孔または溝を有している。上述したように、中心の軸方向の通気用孔は、通気用軸394を収容し、モジュール間でガスおよび液体の移動を可能としている。この中心の通気用孔は、通気用軸を収容するが、液体およびガスの効率的な移動のために通気用軸に近接した状態のままであるほぼ円形または円筒状でありうる。ポート空所と呼ばれる付加的な溝は、円筒状のモジュールの側部に沿って且つ中心の軸方向の孔とほぼ平行に設けられている。ポート空所の位置および形状の範囲は機能を果たすように構成されるが、本発明が使用される際に全てのポート空所が単一の連続的なポート空所を形成するために一列に並ぶように、ポート空所は各モジュールにおいて同一でなければならない。
ポートウェイ395は、本体の底部から頂部まで連続的に穿孔されたライザーチューブとして主箱本体541に設けられている。種々のモジュールのポート空所は、ポートウェイ395を収容する。
詰め替え可能なカートリッジモジュールおよび密封されたカートリッジモジュールは、様々な活性成分または誘引物質を充填することができ、それゆえ装置を編成する者は、いずれの特定の場合においても、どのカートリッジを使用すべきかを選択することができる。1回使用の密封されたカートリッジモジュールは、1回のみの使用のための不正開封防止機構がついたカートリッジを提供する。カートリッジモジュールは、たった1回の使用を意味するのであるから、カートリッジは装置への挿入から取り外しの間ずっと密封され続けている。これに対して、再使用可能で詰め替え可能な活性成分カートリッジは、その使用中に空になったとき、あるいはいずれの時点でも、追加することができたり、清掃することができたり、またその他の作業を行うことができる。カートリッジは詰め替え可能であることを意味するので、蓋は、1回使用のカートリッジのように不正開封防止よりもむしろ取り外すことができる。
使用の際、複数の積み重ねられた部分の通気用軸394は、一列に並べられて1つの連続的なライザーシャフトを形成する。
ロック用のキャップ316は装置を取り囲むために設けられている。ロック用のキャップ316は、頂部を取り付けるためまたは取り除くための鍵穴910を提供し、下方のポートウェイ395と整列しているポートホール920を提供し、これに制限されないが、温度、湿度、ガス放出、および昆虫によってもたらされる音や振動などの状態、および昆虫の存在を示す状態を測定するために、プローブの一時的な挿入を可能とする。ロック用のタブは、ロック用のキャップ316の確実であるが取り外し可能な取り付け手段を提供する。
有害生物駆除地上装置及び方法500の別の実施形態は、ロック用のキャップ316の代わりに別機構のキャップ416を提供する。別機構のキャップ416は、ロック用のキャップ316と同様な方法で、主箱本体541に取り付けられ、それ故、装置の種々の且つ変更可能な構成のために使用されうる。取り付けられる時に、別機構のキャップ416の頂面は、主箱本体541の頂面とほぼ同一面であるロック用のキャップ316とほぼ同一のレベルに位置する。図示するように、別機構のキャップ416の拡張部は、頂面から垂れ下がるキャップの一部に収容され、本体内の空間の上部を占める。
上述した実施形態において提供するように、別機構のキャップ416は、装置の生産性を向上することが可能である種々の拡張機能を提供する。装置は、これに制限されないが、シロアリに対して誘引物質として作用する振動機と、温度すなわち装置の全体の環境を制御する加熱要素と、電力用又は電流の放出用の蓄電池群又はソーラーパネルと、装置の種々の状態を監視するセンサーアレイとを備えることができる。センサーアレイは、制限なく、装置のシロアリの活動を監視するマイクロフォン又はカメラを含むことができる。別機構のキャップ416は、随意的に反射器を有した活動表示灯を提供することができる。別機構のキャップ416のライトは、以前から利用されているように光源に引きつけられる昆虫に対するさらなる誘引物質として作用するように任意に調整しうる。
センサーアレイは、上向きカメラ及び/又は露出計、動作感知装置、ガスセンサー、温度計、熱画像センサー、マイクロフォン、雨量計、比重計、GPSシステム、およびUSBポートのような能力又は特徴を備えることができる。センサーアレイは、データストレージ、データ計算及びデータ通信能力を任意的に持つことができる。センサーアレイによって得たデータは、装置の所定の設備の有効性を維持する際、及び進行している処理および将来の処理についての決定をする際に、タイミングの情報、温度、湿度のレベルなどの重要な情報を提供する。別機構のキャップ416は、データの送信のための配線で接続されうるか又はデータの無線通信を可能とする構成になっている。センサーアレイによって得られたデータの適切な分析によって、シロアリ用のより魅力的な環境を作り出す方法において、温度、湿度などの装置の全体の環境を変更することが可能である。
本発明の精神から逸脱することなく、本発明の方法及び装置において多くの変更及び改変がなし得る。本発明の権利は添付のクレームの範囲によってのみ制限されるということを祈る。

Claims (40)

  1. 予め定められた位置におけるセルロース摂食有害生物を駆除する有害生物駆除装置であって、
    (i)最下点で交わり且つ鋭い底部点を形成する間隔をおいて設けられた複数の翼を有し且つ実質的に円筒状の領域を形成する本体であって、使用時に地中に設置されるようになっており且つ地表レベル面を有する本体と、
    (ii)前記本体の円筒状の内部領域の側部に沿って縦方向に延びているポートウェイであって、使用時に前記本体の下部への連続的なアクセスを可能とするようになっているポートウェイと、
    (iii)前記本体の内部領域に入れられ且つ中央部の実質的に円筒状の空所と周辺部の実質的に円筒状の空所とを有した少なくとも一つのセルロース食物モジュールと、
    (iv)ガスと液体の縦方向の分配を可能とするようになっている通気用軸を有し且つ前記セルロース食物モジュールの取り外し及び再設置を容易とするようになっているフランジを有した底部通気用軸部と、
    (v)前記底部通気用軸部を起点とする前記通気用軸に同軸上で結合してより長い通気用軸を形成するための通気用軸を有した少なくとも一つの通気用軸延長部であって、ガスと液体の縦方向の分配を可能とする孔あきのフランジを有した少なくとも一つの通気用軸延長部と、
    (vi)前記地表レベル面で前記本体に取り外し可能に取り付けられるようになっているロック用の頂部とを備え、
    使用時に前記セルロース食物モジュールは前記底部通気用軸部および前記通気用軸延長部のフランジによって支持され、ガス及び液体は前記通気用軸によって前記本体内を縦方向に分配され、前記セルロースモジュールは設置可能、取り外し可能、および再設置可能であり、前記装置の監視は前記ポートウェイを通してなし得ることを特徴とする有害生物の駆除装置。
  2. 更に、(vii)組み込まれたポートウェイを有し前記底部通気用軸部を起点とする前記ポートウェイを続けるようになっている少なくとも一つの延長部であって、前記地表レベル面と前記ロック用の頂部との間で取り外し可能なロック用の配置になっており且つ前記本体の実質的に円筒状の内部領域に繋がっていて地表レベル面の上方に延びるようになっている少なくとも一つの延長部を備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  3. 更に、(vii)前記通気用軸の周りに配置され且つ前記通気用軸延長部のフランジ上に配置されるようになっている少なくとも一つのセルロースの芯であって、前記有害生物の駆除装置内でガスと液体の分散を促進するようになっている少なくとも一つのセルロースの芯を備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  4. 更に、(vii)水を貯留し且つ水を制御された割合で解放するようになっている少なくとも一つの貯水槽モジュールであって、前記ポートウェイを収容するポート空所を有している少なくとも一つの貯水槽モジュールを備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  5. 更に、(vii)水を吸収し且つ貯留し且つ水を制御された割合で解放するようになっている少なくとも一つのスポンジモジュールであって、前記ポートウェイを収容するポート空所を有している少なくとも一つのスポンジモジュールを備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  6. 更に、(vii)前記ポートウェイを収容するポート空所を有した少なくとも一つの詰め替え可能なカートリッジモジュールを備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  7. 更に、(vii)前記ポートウェイを収容するポート空所を有した少なくとも一つの密封されたカートリッジモジュールを備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  8. 更に、(vii)前記底部通気用軸に係合し且つ係合解除するようになっており、前記モジュールの設置、取り外し及び再設置を可能とする通気用軸抜き出し工具を備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  9. 更に、(vii)前記セルロース食物モジュール及び前記スポンジモジュールに設けられ、強化された通気と昆虫の移動を可能とするようになっている複数の半径方向溝を備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  10. 更に、(vii)前記本体の下方で穿孔された孔に設置されるようになっており、より深い土のレベルから水分を前記本体内に引き上げるようになっている地下水用芯を備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  11. 更に、(vii)複数の本体へ水を供給するようになっている外部水源と水分補給ラインとを備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  12. 更に、(vii)外部電源と、(viii)変圧器と、(ix)電流を前記複数の本体に供給するようになっている埋設された電気ケーブルとを備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  13. 更に、(vii)センサーアレイからデータを取得し、記憶し、且つ送信するようになっている別機構のキャップを備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  14. 更に、(vii)前記本体及び前記延長部の内部円筒状領域内に必要に応じて熱を提供するようになっている別機構のキャップを備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  15. 更に、(vii)前記本体及び前記延長部の内部円筒状領域内に必要に応じて振動を提供するようになっている別機構のキャップを備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  16. 更に、(vii)前記ポートウェイの内側に配置され、センサーのデータをダウンポートリードを介して前記ポートウェイに運ぶようになっているインポートセンサーを備えたことを特徴とする請求項1記載の有害生物の駆除装置。
  17. 予め定められた位置においてセルロース摂食有害生物を駆除するための有害生物駆除方法であって、
    (i)以下の(a)から(f)を備えた有害生物の駆除装置を提供し、
    (a)最下点で交わり且つ鋭い底部点を形成する間隔をおいて設けられた複数の翼を有し且つ実質的に円筒状の領域を形成する本体であって、使用時に地中に設置されるようになっており且つ地表レベル面を有する本体と、
    (b)前記本体の円筒状の内部領域の側部に沿って縦方向に延びているポートウェイであって、使用時に前記本体の下部への連続的なアクセスを可能とするようになっているポートウェイと、
    (c)前記本体の内部領域に入れられ且つ中央部の実質的に円筒状の空所と周辺部の実質的に円筒状の空所とを有した少なくとも一つのセルロース食物モジュールと、
    (d)ガスと液体の縦方向の分配を可能とするようになっている通気用軸を有し且つ前記セルロース食物モジュールの取り外し及び再設置を容易とするようになっているフランジを有した底部通気用軸部と、
    (e)前記底部通気用軸部を起点とする前記通気用軸に同軸上で結合してより長い通気用軸を形成するための通気用軸を有した少なくとも一つの通気用軸延長部であって、ガスと液体の縦方向の分配を可能とする孔あきのフランジを有した少なくとも一つの通気用軸延長部と、
    (f)前記地表レベル面で前記本体に取り外し可能に取り付けられるようになっているロック用の頂部とを備え、
    使用時に前記セルロース食物モジュールは前記底部通気用軸部および前記通気用軸延長部のフランジによって支持され、ガス及び液体は前記通気用軸によって前記本体内を縦方向に分配され、前記セルロースモジュールは設置可能、取り外し可能、および再設置可能であり、前記装置の監視は前記ポートウェイを通してなすことができ、
    (ii)前記予め定められた位置の地中に前記有害生物の駆除装置の前記本体を設置し、
    (iii)少なくとも一つの前記セルロース食物モジュールを前記本体の各々に設置し、
    (iv)セルロース摂食有害生物の存在のための前記有害生物の駆除装置を監視し、
    (v)前記本体の各々の内側の円筒状領域に毒物を加え、
    (vi)セルロース摂食有害生物の除去のための前記有害生物の駆除装置を監視することを特徴とする有害生物の駆除方法。
  18. 更に、(g)少なくとも一つの延長部を備えた前記有害生物の駆除装置を設けることを特徴とする請求項17記載の有害生物の駆除方法。
  19. 更に、(g)別機構のキャップを備えた前記有害生物の駆除装置を設けることを特徴とする請求項17記載の有害生物の駆除方法。
  20. 更に、(g)インポートセンサーに接続されたダウンポートリードを備える前記有害生物の駆除装置を設けることを特徴とする請求項17記載の有害生物の駆除方法。
  21. 予め定められた位置におけるセルロース摂食有害生物を駆除する有害生物駆除地上装置アセンブリーであって、
    (i)壁に装着されるようになっており、開口した前面、部分的に開口した背面、側面、頂面及び底面を有し、光及び空気の流れを通さない内部領域を形成する主箱本体と、
    (ii)前記主箱本体の前記前面を覆い、光及び空気の流れを通さない蝶つがいで付けられたドアと、
    (iii)前記主箱本体に対して前記蝶つがいで付けられたドアを閉塞した状態に保つようになっている磁気ラッチと、
    (iv)前記蝶つがいで付けられたドアに取り付けられ、前記蝶つがいで付けられたドアを開くことを可能とするようになっているドアハンドルと、
    (v)前記主箱本体を壁に取り付けるようになっている少なくとも一つの取り付け用タブと、
    (vi)前記主箱本体の前記部分的に開口した背面に取り付けられ、壁とともに不正開封防止且つ光及び空気の流れを通さないシールを形成するようになっている粘着性発泡ガスケットと、
    (vii)前記主箱本体の前面を形成し、空気の流れを通さない透明の窓と、
    (viii)前記主箱本体の内側領域の側部に沿って縦方向に延び、使用の際に前記主箱本体の内部への継続したアクセスを可能とするようになっているポートウェイと、
    (ix)中央部の実質的に円筒状の空所と周辺部の実質的に円筒状の空所を有し、前記主箱本体の内側領域に入れられる少なくとも一つのセルロース食物モジュールと、
    (x)前記セルロース食物モジュール内及び前記セルロース食物モジュール間で昆虫の移動を可能とするとともにガスと液体の縦方向の分配を可能とするようになっている通気用軸と、
    (xi)前記頂面で前記主箱本体に取り外し可能に取り付けられるようになっているロック用の頂部と、
    (xii)前記主箱本体の内側で前記底面の近くに配置され、前記セルロース食物モジュールを支持するようになっているモジュール留め具とを備え、
    使用時に前記セルロース食物モジュールは前記モジュール留め具によって支持され、ガス及び液体は前記通気用軸によって前記主箱本体内を縦方向に分配され、前記セルロース食物モジュールは設置可能、取り外し可能、および再設置可能であり、前記装置の監視は前記ポートウェイを通してなし得ることを特徴とする有害生物駆除地上装置アセンブリー。
  22. 更に、(xiii)前記底面で前記主箱本体に取り外し可能に取り付けられるようになっているロック用の底部を備えたことを特徴とする請求項21記載の有害生物駆除地上装置アセンブリー。
  23. 更に、(xiii)前記主箱本体の前記底面にある二つのピンレールと、前記主箱本体の前記頂面にある二つの対応するテールレールとを備え、前記複数の主箱本体の結合を容易にするようになっていることを特徴とする請求項21記載の有害生物駆除地上装置アセンブリー。
  24. 更に、(xiii)センサーアレイからデータを取得し、記憶し且つ送信するようになっている別機構のキャップを備えたことを特徴とする請求項21記載の有害生物駆除地上装置アセンブリー。
  25. 更に、(xiii)前記本体及び前記延長部の内側円筒状領域内で、必要に応じて熱と振動の少なくとも一つを提供するようになっている別機構のキャップを備えたことを特徴とする請求項21記載の有害生物駆除地上装置アセンブリー。
  26. 更に、(xiii)前記ポートウェイを収容するポート空所を有し、水などの液体を貯留し且つ前記液体を制御された割合で放出するようになっている少なくとも一つの貯液槽モジュールを備えたことを特徴とする請求項21記載の有害生物駆除地上装置アセンブリー。
  27. 更に、(xiii)前記ポートウェイを収容するポート空所を有し、水などの液体を吸収し且つ貯留し、且つ前記液体を制御された割合で放出するようになっている少なくとも一つのスポンジモジュールを備えたことを特徴とする請求項21記載の有害生物駆除地上装置アセンブリー。
  28. 更に、(xiii)前記ポートウェイを収容するポート空所を有した少なくとも一つの詰め替え可能なカートリッジモジュールを備えたことを特徴とする請求項21記載の有害生物駆除地上装置アセンブリー。
  29. 更に、(xiii)前記ポートウェイを収容するポート空所を有した少なくとも一つの密封されたカートリッジモジュールを備えたことを特徴とする請求項21記載の有害生物駆除地上装置アセンブリー。
  30. 更に、(xiii)前記セルロース食物モジュール及び前記スポンジモジュールに形成され、強化された通気と昆虫の移動を許容するようになっている複数の半径方向の溝を備えたことを特徴とする請求項21記載の有害生物駆除地上装置アセンブリー。
  31. 予め定められた位置においてセルロース摂食有害生物を駆除するための有害生物駆除方法であって、
    (i)以下の(a)から(l)を備えた有害生物駆除地上装置アセンブリーを提供し、
    (a)壁に装着されるようになっており、開口した前面、部分的に開口した背面、側面、頂面及び底面を有し、光及び空気の流れを通さない内部領域を形成する主箱本体と、
    (b)前記主箱本体の前記前面を覆い、光及び空気の流れを通さない蝶つがいで付けられたドアと、
    (c)前記主箱本体に対して前記蝶つがいで付けられたドアを閉塞した状態に保つようになっている磁気ラッチと、
    (d)前記蝶つがいで付けられたドアに取り付けられ、前記蝶つがいで付けられたドアを開くことを可能とするようになっているドアハンドルと、
    (e)前記主箱本体を壁に取り付けるようになっている少なくとも一つの取り付け用タブと、
    (f)前記主箱本体の前記部分的に開口した背面に取り付けられ、壁とともに不正開封防止且つ光及び空気の流れを通さないシールを形成するようになっている粘着性発泡ガスケットと、
    (g)前記主箱本体の前面を形成し、空気の流れを通さない透明の窓と、
    (h)前記主箱本体の内側領域の側部に沿って縦方向に延び、使用の際に前記主箱本体の内部への継続したアクセスを可能とするようになっているポートウェイと、
    (i)中央部の実質的に円筒状の空所と周辺部の実質的に円筒状の空所を有し、前記主箱本体の内側領域に入れられる少なくとも一つのセルロース食物モジュールと、
    (j)前記セルロース食物モジュール内及び前記セルロース食物モジュール間で昆虫の移動を可能とするとともにガスと液体の縦方向の分配を可能とするようになっている通気用軸と、
    (k)前記頂面で前記主箱本体に取り外し可能に取り付けられるようになっているロック用の頂部と、
    (l)前記主箱本体の内側で前記底面の近くに配置され、前記セルロース食物モジュールを支持するようになっているモジュール留め具とを備え、
    使用時に前記セルロース食物モジュールは前記モジュール留め具によって支持され、ガス及び液体は前記通気用軸によって前記主箱本体内を縦方向に分配され、前記セルロース食物モジュールは設置可能、取り外し可能、および再設置可能であり、前記装置の監視は前記ポートウェイを通してなすことができ、
    (ii)前記予め定められた位置の壁に前記有害生物駆除地上装置の前記主箱本体を設置し、
    (iii)少なくとも一つの前記セルロース食物モジュールを前記主箱本体の各々に設置し、
    (iv)セルロース摂食有害生物の存在確認のために有害生物駆除地上装置を監視し、
    (v)前記主箱本体の各々の内側の円筒状領域に毒物を加え、
    (vi)セルロース摂食有害生物の除去のために前記有害生物駆除地上装置を監視することを特徴とする有害生物の駆除方法。
  32. 前記有害生物駆除地上アセンブリーは、更に、
    (m)前記底面で前記主箱本体に取り外し可能に取り付けられるようになっているロック用の底部を備えたことを特徴とする請求項31記載の有害生物駆除地上装置の方法。
  33. 前記有害生物駆除地上アセンブリーは、更に、
    (m)前記主箱本体の前記底面にある二つのピンレールと、前記主箱本体の前記頂面にある二つの対応するテールレールとを備え、前記複数の主箱本体の結合を容易にするようになっていることを特徴とする請求項31記載の有害生物駆除地上装置の方法。
  34. 前記有害生物駆除地上アセンブリーは、更に、
    (m)センサーアレイからデータを取得し、記憶し且つ送信するようになっている別機構のキャップを備えたことを特徴とする請求項31記載の有害生物駆除地上装置の方法。
  35. 前記有害生物駆除地上アセンブリーは、更に、
    (m)前記本体及び前記延長部の内側円筒状領域内で、必要に応じ熱と振動の少なくとも一つを提供するようになっている別機構のキャップを備えたことを特徴とする請求項31記載の有害生物駆除地上装置の方法。
  36. 前記有害生物駆除地上アセンブリーは、更に、
    (m)前記ポートウェイを収容するポート空所を有し、水などの液体を貯蔵し且つ前記液体を制御された割合で放出するようになっている少なくとも一つの貯液槽モジュールを備えたことを特徴とする請求項31記載の有害生物駆除地上装置の方法。
  37. 前記有害生物駆除地上アセンブリーは、更に、
    (m)前記ポートウェイを収容するポート空所を有し、水などの液体を吸収し且つ貯留し、且つ前記液体を制御された割合で放出するようになっている少なくとも一つのスポンジモジュールを備えたことを特徴とする請求項31記載の有害生物駆除地上装置の方法。
  38. 前記有害生物駆除地上アセンブリーは、更に、
    (m)前記ポートウェイを収容するポート空所を有した少なくとも一つの詰め替え可能なカートリッジモジュールを備えたことを特徴とする請求項31記載の有害生物駆除地上装置の方法。
  39. 前記有害生物駆除地上アセンブリーは、更に、
    (m)前記ポートウェイを収容するポート空所を有した少なくとも一つの密封されたカートリッジモジュールを備えたことを特徴とする請求項31記載の有害生物駆除地上装置の方法。
  40. 前記有害生物駆除地上アセンブリーは、更に、
    (m)前記セルロース食物モジュール及び前記スポンジモジュールに形成され、強化された通気と昆虫の移動を許容するようになっている複数の半径方向の溝を備えたことを特徴とする請求項31記載の有害生物駆除地上装置の方法。
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