JP3069278U - 白蟻検出器 - Google Patents
白蟻検出器Info
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- JP3069278U JP3069278U JP1999009043U JP904399U JP3069278U JP 3069278 U JP3069278 U JP 3069278U JP 1999009043 U JP1999009043 U JP 1999009043U JP 904399 U JP904399 U JP 904399U JP 3069278 U JP3069278 U JP 3069278U
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- termites
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 家屋の敷地内に設置して白蟻の生息の確認調
査に使用できるように、低コストで、電源を必要とせ
ず、更には屋外に長期間設置することに耐えられるよう
にする。 【解決手段】 白蟻検出器1について、白蟻が好んで食
する素材から成る白蟻誘引部材2を、土中にその一部が
地表に突出するようにして埋設し、前記白蟻誘引部材2
の地表に突出した部位を耐水性の素材からなる覆部材3
により覆い、前記覆部材3を地面に固定して構成された
ものとする。
査に使用できるように、低コストで、電源を必要とせ
ず、更には屋外に長期間設置することに耐えられるよう
にする。 【解決手段】 白蟻検出器1について、白蟻が好んで食
する素材から成る白蟻誘引部材2を、土中にその一部が
地表に突出するようにして埋設し、前記白蟻誘引部材2
の地表に突出した部位を耐水性の素材からなる覆部材3
により覆い、前記覆部材3を地面に固定して構成された
ものとする。
Description
【0001】
この考案は、白蟻の民家などの家屋周辺における出没を検出する器具に関する ものである。
【0002】
白蟻の駆除対策としては、家主などの通報に基づき、業者がその家屋の床下等 で、白蟻が生息しているか否かを調査し、その結果、白蟻の生息が確認された場 所を重点的に薬剤散布などによって白蟻駆除作業を行うのが一般的である。しか し、家主などの通報は、羽蟻や浸食された箇所の発見等により行われるので、白 蟻の生息確認調査時には既に白蟻による床下等の浸食が進んでいるのが実情であ る。
【0003】 これに対し、家屋の床下の土台や柱などの木材に白蟻が浸食する場合に、白蟻 は、直射日光を嫌い、湿気を好む性質を有するので、家屋の周囲の敷地内に侵入 した後は、地中に蟻道を構築しながら家屋に向かって、その途中の切り株や木屑 を食い荒らしつつ進んでいくことが知られている。このため、床下での白蟻の生 息調査に先立って、家屋の周辺で白蟻の生息調査を行えば、白蟻による家屋の浸 食前に又は浸食状況が軽微なうちに、白蟻の予防や駆除を行うことが可能である 。
【0004】 一方で、従来の白蟻の生息確認調査では、例えば、実開平7−28373号公 報に示されるシロアリセンサーを設置する手法が公知である。この公報に示され るシロアリセンサーは、白蟻が好んで食べる発泡スチロールの柱状体に軸方向に 貫通する空洞を形成した中空型柱状ブロックと、前記空洞の両開口側に発光器と 受光器とを配することで基本的に構成されたもので、白蟻が浸食の際に蟻道の入 口周辺に蟻山を形成する習性を利用して、白蟻が空洞内に形成した発泡スチロー ル屑の蟻山により発光器から発せられた光が遮断された場合に、白蟻の生息を検 知して別の警報装置等により通報するようになっている。
【0005】
しかしながら、家屋の敷地内での白蟻生息確認の調査は、白蟻の生息の痕跡が ない状態で、かつ様々な場所で行われるにもかかわらず、白蟻が生息していない との結果が出ることが多々あることから、調査に使用される白蟻検出器は簡易で 安価なものであることが望ましいという要請があるのに対し、この公報に示され るシロアリセンサーは、発光器や受光器などの比較的高価な機器を要するため、 その製造コストが高くなる。
【0006】 また、家屋の床下ではなく家屋の敷地内という屋外調査である関係上、この公 報に示されるシロアリセンサーのように、発光器を発光させるため等に電源が必 要するものでは、電源との兼ね合い上、設置場所が制限され、また乾電池などを 使用する場合には長期間の使用に沿わないなどの不具合がある。更に、設置場所 が露天となるため、雨水などによりシロアリセンサーを構成する発光器等の機器 が故障する可能性もある。
【0007】 そこで、この考案は、家屋の敷地内に設置して白蟻の生息の確認調査に使用で きるように、低コストで、電源を必要とせず、更には屋外に長期間設置すること に耐えられる白蟻検出器を提供することを目的としている。
【0008】
しかるに、この考案に係る白蟻検出器は、白蟻が好んで食する素材から成る白 蟻誘引部材を、土中にその一部が地表に突出するようにして埋設し、前記白蟻誘 引部材の地表に突出した部位を覆部材により覆い、前記覆部材を地面に固定して することで、家屋の敷地内に設置されるものである。そして、前記土中にその一 部が地表に突起するように埋設された白蟻誘引部材について、定期的に前記埋没 した部位を地中から抜き出して、この埋設された部位の白蟻の浸食の度合いによ り白蟻を駆除するレベルを判定することができるものである。また、前記覆部材 は、白蟻誘引部材の地表に突出した部位を覆うことにより、前記白蟻誘引部材の 地表に突起した部位の周囲を暗くして白蟻の誘引性を向上し、白蟻の誘引部材へ の浸食性を高めることができ、また、覆部材は合成樹脂製からなり耐水性を有す るため雨ざらしの状態でも良いので、家屋の敷地内に設置することができるもの である。
【0009】 更には、白蟻誘引部材の先端を鋭利な角に形成することにより、この白蟻誘引 部材を地中に埋設する作業が簡易となる。更には、白蟻誘引部材の側面にその長 手方向に沿って延びる溝部を形成することにより、白蟻が土中からこの溝部を蟻 道として登ってきやすくなるので、白蟻の誘引性が向上し、また、溝部から白蟻 誘引部材内部を覗くことができるので、白蟻の生息確認も簡易となる。
【0010】 これに対し、白蟻が好んで食する素材から成る白蟻誘引部材を地面に載置し、 この白蟻誘引部材を耐水性の覆部材により外部と隙間なく覆い、前記覆部材を地 面に固定して構成されて、家屋の敷地内に設置されるものとしても良い。そして 、この白蟻検出器によっても、前記地面に載置された白蟻誘引部材について、定 期的に白蟻の浸食の度合いを確認することにより白蟻を駆除するレベルを判定す ることができるものである。また、前記覆部材は、白蟻誘引部材を覆うことによ り、前記白蟻誘引部材の周囲は地表にあっても暗くなるので白蟻の誘引性が保持 され、白蟻の誘引部材への浸食性を程度に維持することができ、また、覆部材は 合成樹脂製からなり耐水性を有するため雨ざらしの状態でも良いので、家屋の敷 地内に設置することができるものである。
【0011】 そして、上述したような白蟻検出器の構成とすることにより、精密機械等の高 価な機器を一切使用しないので、低コストで白蟻検出器を製造することができる 。また、白蟻検出のために電気を使用しないので電源からの距離や電池の寿命等 の制限がなく、設置場所の自由度が高くなり、又、長期間に渡って設置すること が可能である。
【0012】 一方で、白蟻誘引部材として、セルローズ又はこれに類するものを含む素材が 用いられるが、具体的には、棒状の木材をそのまま用いたり、他におが屑を固め て棒状にしたものや、棒状の発泡スチロールを用いることが考えられる。
【0013】
以下、この考案の実施の形態を図面により説明する。
【0014】 図1から図3において、この考案に係る白蟻検出器1の一例が示されており、 この白蟻検出器1は、白蟻誘引部材2と覆部材3とで構成されている。
【0015】 このうち、白蟻誘引部材2は、地中にその一部を埋設することにより、地中を 進む白蟻を誘引して白蟻の生息を検出・確認するためのもので、白蟻の好むセル ローズ若しくはそれに類するものを含む素材が用いらている。この実施形態では 、具体的には松、樫、楢、彬などの木材を直方体状に加工処理したものが用いら れているが、この形状に限定されず、例えば円柱状、三角柱状に加工処理したも のでも良く、また、木材の代わりにおが屑を固めたものを用いても良い。
【0016】 そして、白蟻誘引部材2の長手方向の一方端側には、地中に埋設する作業を簡 易にするために、鋭利な角部4が形成されている。また、白蟻誘引部材2の側面 に当該白蟻誘引部材2の長手方向に延びる溝部5が形成されており、これにより 、白蟻誘引部材2を土中に埋設させた場合に、溝部5は、鉛直方向に延びたもの となるので、白蟻が土中からこの溝部5を蟻道として登ってきやすくなり、また 、この溝部5から白蟻誘引部材2の内部を覗いて、内部に白蟻が生息しているか 容易に確認することができる。
【0017】 これに対し、覆部材3は、前記白蟻誘引部材2の地上に突起した部位を覆うた めのもので、例えばプラスチック等の耐水性を有する素材からなっている。この 実施形態では、上部に突起部が形成された円盤状の頂部6及びこの頂部6の周縁 から傘状に広がる傘部7からなる蓋部8と、蓋部8の開口周縁から鉛直方向に延 びてなる円筒部9とで構成されているが、白蟻誘引部材2の地上に突出した部位 を覆うことが可能であれば、その形状は特に限定されない。そして、円筒部9は 、その下端部から水平方向に延びる脚部10が複数形成されていると共に、この 脚部10には、円筒部9の軸方向と同方向に貫通された孔11が形成されて、こ の孔11にビスなどの固定具12を挿嵌させることにより、覆部材3を地面に固 定できるようになっている。
【0018】 しかるに、まず白蟻誘引部材2をその一部が地上に突起するように地中に埋設 すると共に、この覆部材3を白蟻誘引部材2の地上に突起した部位を覆うように 地面に接地させ、固定具12を脚部10の孔12に挿嵌することで、白蟻検出器 1の設置作業が完了する。そして、覆部材3で白蟻誘引部材2の地上に突起した 部位を覆うため、白蟻誘引部材2の周囲が暗くなり、その周囲の湿度が高くなる ので、白蟻の誘引率が向上すると共に、覆部材3により白蟻検出器1の位置が直 ちに確認できるので人が誤って躓いたりする危険が小さくなる。更には、白蟻検 出器1を露天の状態で設置しても、覆部材3により白蟻誘引部材2は外部と隙間 なく覆われているので、白蟻誘引部材2が直接に雨にうたれることがなく、白蟻 誘引部材2の腐食を有効に防止することができる。そして、覆部材3の外面に蛍 光塗料等を塗布することにより、夜間でも白蟻検出器1の位置を確認することが 可能である。
【0019】 次に、白蟻検出器1を家屋13の周囲の敷地内14に設置する位置であるが、 本願出願人の長年の経験と実績により定められるもので、例えば、図4に示され るように、玄関先1A、風呂場の側1B、勝手口1C、庭1D、裏庭1E等、家 屋13の周囲に効果的に設置される。
【0020】 これにより、図5に示すように、白蟻は、一般的に、家屋13の周囲の敷地内 14に侵入した後、地中に蟻道を構築しながら家屋13に向かって進むため、白 蟻検出器1の白蟻誘引部材2を浸食した後、家屋13の床下15に侵入していく ので、例えば3月に一度など、調査員が定期的に白蟻誘引部材を地中より抜き出 してこの白蟻誘引部材2の浸食度を確認することにより、白蟻が床下15まで侵 入している程度を簡易に判定することができる。
【0021】 すなわち、図6(a)のように、白蟻誘引部材2が全く浸食されていない状態 では、家屋の床下に白蟻が侵入しているとは考え難いので、床下診断・薬剤散布 の必要性は殆どないと判定することができる。これに対し、図6(b)のように わずかに白蟻の浸食が発見される状態、図6(c)のように白蟻の浸食が確認で きる状態、更に、図6(d)のように白蟻誘引部材2の形状を留めないまでに白 蟻に浸食されている状態と、白蟻の浸食度が進むにつれて、床下診断・薬剤散布 の必要性・緊急性が増すと判定することができる。
【0022】 そして、白蟻検出器1は、白蟻誘引部材2について、これまで、その一部を地 中に埋設すると説明したが必ずしもこれに限定されず、図7に示すように地面に 載置するようにしても良い。このように、白蟻誘引部材2を地面に載置しても、 覆部材3により外部と隙間なく覆われるため、白蟻誘引部材2の周囲は地中と左 程変わらない程度に暗くなり、また湿気が得られるので、白蟻誘引部材2への白 蟻の誘引性は保持される。尚、蓋部材3の構成については先の実施形態で説明し たのと同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0023】 しかるに、これまで説明した白蟻検出器1を家屋13の周囲の敷地内に設置す ることで、白蟻が家屋13に近づいていることを知ることができるものであり、 このため、白蟻の床下等の浸食が未だない状態、及び軽微な状態で、白蟻の予防 ・駆除の作業を効果的に行うことができる。また、白蟻検出器1は、木材などの 白蟻誘引部材2と覆体3とのみで構成されたものであるから、低コストで製造す ることができ、また、白蟻の検出のために電気などを一切必要としないものであ る。
【0024】
以上により、この考案に係る白蟻検出器によれば、白蟻の浸食の度合いにより 白蟻を駆除するレベルを判定する白蟻誘引部材と、白蟻の浸食性を高めるために 、前記白蟻誘引部材の周囲を暗くして白蟻の誘引性を向上させる覆部材とで構成 されるのみであるため、精密機械等の高価な機器を一切使用しないことからで低 コストで製造することができる。
【0025】 また、この考案に係る白蟻検出器によれば、電気を使用しないので電源からの 距離や電池の寿命等の制限がなく、設置場所の自由度が高くなり、又、長期間に 渡って設置することが可能である。
【0026】 そして、この考案に係る白蟻検出器のうちその一部を地中に埋設するものにつ いては、その先端を鋭利な角に形成することにより土中に埋設する作業が簡易と なり、また、側面にその長手方向に沿って延びる溝部を形成することにより、白 蟻が溝部を蟻道として土中から登りやすくなるので白蟻の誘引率が向上し、また 溝部から白蟻誘引部材内部を覗くことができるので、白蟻の生息確認が簡易とな る。
【0027】 更に、この考案に係る白蟻検出器によれば、家屋の周囲の敷地内に効果的に設 置することで、白蟻が家屋に近づいていることを知ることができるものであり、 このため、白蟻の床下等の浸食が未だない状態、及び軽微な状態で、白蟻の予防 ・駆除の作業を効果的に行うことができる。
【図1】図1は、この考案に係る白蟻検出器を構成する
白蟻誘引部材と覆体との実施形態の一例を示す説明図で
ある。
白蟻誘引部材と覆体との実施形態の一例を示す説明図で
ある。
【図2】図2は、同上の白蟻誘引部材の構成を示す説明
図である。
図である。
【図3】図3は、同上の白蟻検出器を地面に設置した状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図4】図4は、同上の白蟻検出器を家屋の周囲の敷地
内に設置する位置の一例を示す説明図である。
内に設置する位置の一例を示す説明図である。
【図5】図5は、同上の白蟻検出器により白蟻が家屋の
床下に侵入する前に当該白蟻が家屋に近づいていること
を検出することができることを示す説明図である。
床下に侵入する前に当該白蟻が家屋に近づいていること
を検出することができることを示す説明図である。
【図6】図6は、白蟻の白蟻誘引部材への浸食度を示す
説明図であり、(a)から(d)に進むにつれて、床下
診断、薬剤散布の必要性・緊急性が増すものである。
説明図であり、(a)から(d)に進むにつれて、床下
診断、薬剤散布の必要性・緊急性が増すものである。
【図7】図7は、白蟻誘引部材を地面に載置する形式の
白蟻検出器の構成を示す断面図である。
白蟻検出器の構成を示す断面図である。
1 白蟻検出器 2 白蟻誘引部材 3 覆部材 4 角部 5 溝部 13 家屋 14 敷地内
Claims (9)
- 【請求項1】 白蟻が好んで食する素材から成る白蟻誘
引部材を、土中にその一部が地表に突出するようにして
埋設し、前記白蟻誘引部材の地表に突出した部位を覆部
材により覆い、前記覆部材を地面に固定して構成された
ことを特徴とする白蟻検出器。 - 【請求項2】 白蟻が好んで食する素材から成り先端が
鋭利な角に形成された白蟻誘引部材を、土中にその一部
が地表に突出するようにして埋設し、前記白蟻誘引部材
の地表に突出した部位を、筒状体とこの筒状体の一方開
口を閉塞する蓋体とからなる覆部材により外部と隙間な
く覆い、前記覆部材を地面に固定して構成されたことを
特徴とする白蟻検出器。 - 【請求項3】 白蟻が好んで食する素材から成り側面に
長手方向に沿って延びる溝部が形成された白蟻誘引部材
を、土中にその一部が地表に突出するようにして埋設
し、前記白蟻誘引部材の地表に突出した部位を、耐水性
の覆部材により外部と隙間なく覆い、前記覆部材を地面
に固定して構成されたことを特徴とする白蟻検出器。 - 【請求項4】 白蟻が好んで食する素材から成り先端が
鋭利な角に形成されると共に側面に長手方向に沿って延
びる溝部が形成された白蟻誘引部材を、土中にその一部
が地表に突出するようにして埋設し、前記白蟻誘引部材
の地表に突出した部位を、筒状体とこの筒状体の一方開
口を閉塞する蓋体とからなる耐水性の覆部材により外部
と隙間なく覆い、前記覆部材を地面に固定して構成され
たことを特徴とする白蟻検出器。 - 【請求項5】 土中にその一部が地表に突起するように
埋設させた後に定期的に前記埋没した部位を地中から抜
き出して、この埋設された部位の白蟻の浸食の度合いに
より白蟻を防除するレベルを判定する白蟻誘引部材と、 白蟻の浸食性を高めるために、前記白蟻誘引部材の地表
に突起した部位の周囲を暗くして白蟻の誘引性を向上さ
せる覆部材とで構成されることを特徴とする白蟻検出
器。 - 【請求項6】 白蟻が好んで食する素材から成る白蟻誘
引部材を、家屋の周囲の敷地内に、土中にその一部が地
表に突出するようにして埋設し、前記白蟻誘引部材の地
表に突出した部位を覆部材により覆い、前記覆部材を地
面に固定することで構成されるものであって、 前記白蟻誘引部材は、定期的に前記白蟻誘引部材の埋没
した部位を地中から抜き出して、この埋設された部位の
白蟻の浸食の度合いにより白蟻を防除するレベルを判定
する判定手段となることを特徴とする白蟻検出器。 - 【請求項7】 白蟻が好んで食する素材から成る白蟻誘
引部材を地面に載置し、この白蟻誘引部材を耐水性の覆
部材により外部と隙間なく覆い、前記覆部材を地面に固
定して構成されたことを特徴とする白蟻検出器。 - 【請求項8】 地面に載置されて、定期的に白蟻の浸食
の度合いを確認することにより白蟻を防除するレベルを
判定する白蟻誘引部材と、 白蟻の浸食性を高めるために、前記白蟻誘引部材の周囲
を暗くして白蟻の誘引性を向上させる覆部材とで構成さ
れることを特徴とする白蟻検出器。 - 【請求項9】 前記白蟻誘引部材は、セルローズ又はこ
れに類するものを含む素材が用いられることを特徴とす
る請求項1、2、3、4、5、6、7、又は8に記載の
白蟻検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009043U JP3069278U (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 白蟻検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009043U JP3069278U (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 白蟻検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3069278U true JP3069278U (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=43202746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999009043U Expired - Lifetime JP3069278U (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | 白蟻検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3069278U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008178348A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Sumika Enviro-Science Co Ltd | シロアリ防除装置およびシロアリ防除方法 |
JP2010534473A (ja) * | 2007-07-26 | 2010-11-11 | ダウ アグロサイエンシィズ エルエルシー | 有害生物防除デバイス内の餌物質の嗜好性を維持する技法 |
KR20220007424A (ko) * | 2020-07-10 | 2022-01-18 | 순천향대학교 산학협력단 | 참진드기 트랩 |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP1999009043U patent/JP3069278U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008178348A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Sumika Enviro-Science Co Ltd | シロアリ防除装置およびシロアリ防除方法 |
JP2010534473A (ja) * | 2007-07-26 | 2010-11-11 | ダウ アグロサイエンシィズ エルエルシー | 有害生物防除デバイス内の餌物質の嗜好性を維持する技法 |
KR20220007424A (ko) * | 2020-07-10 | 2022-01-18 | 순천향대학교 산학협력단 | 참진드기 트랩 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |