JP2010528924A - 太陽光補正を向上させた車両用空調システム - Google Patents
太陽光補正を向上させた車両用空調システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010528924A JP2010528924A JP2010510849A JP2010510849A JP2010528924A JP 2010528924 A JP2010528924 A JP 2010528924A JP 2010510849 A JP2010510849 A JP 2010510849A JP 2010510849 A JP2010510849 A JP 2010510849A JP 2010528924 A JP2010528924 A JP 2010528924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar radiation
- value
- air conditioning
- conditioning system
- cabin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00735—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
- B60H1/0075—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models the input being solar radiation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00878—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
本発明は、車両用空調システムに関するものであり、本システムは、空調グループを制御して客室(2)内の温度を設定温度(θc)に調整するモジュール(1)を備え、前記制御モジュール(1)は、客室(2)内で受けた日照量の値に基づいて客室(2)内の温度調整量を補正することができるもので、本システムは、この日照量の値を補正して、客室(2)内における温度調整量の補正を、特に曇り空の条件下で向上させる手段を含むことを特徴とする。
Description
本発明は、客室内の温度を設定温度に調整する空調ユニット制御モジュールを備える車両用空調システムに関し、前記制御モジュールは、客室内の温度の調整量を、客室内に受け取られた日射の値の関数として補正することができる。
空調機能、特に「コンピュータ制御」式の空調機能は、現在の車両において標準的に装備されるようになっており、この機能によってユーザは、設定値を空調ユニットの制御モジュールに入力することにより所望の快適度を設定することができる。
このシステムのようなコンピュータ制御式空調システムは、大量の熱を客室に伝達しうる、客室のガラス窓を通して受け取られた日射に関係なく、迅速かつ正確に快適な設定値に到達する必要がある。
このシステムのようなコンピュータ制御式空調システムは、大量の熱を客室に伝達しうる、客室のガラス窓を通して受け取られた日射に関係なく、迅速かつ正確に快適な設定値に到達する必要がある。
例えば、特許文献の米国特許第4760772号に記載されている幾つかのシステムは、受け取られた日射を、赤外光センサを使用して考慮することにより、乗員が感じる熱的快適感に対する太陽放射の影響を補正し、特に、放射の角度、及び水平線の上方の太陽の位置を考慮する。
これらのシステムは、晴天時に満足できるものであることは確実であろうが、空が雲で覆われる(曇り空である)場合、光センサは、日射が少なくても、特に可視光スペクトルが少なくても、それが晴れた空において供給する入射放射量に関する情報と同じ情報を供給する。従って、これにより温度調整量の過剰補正が行なわれてしまい、乗員は、送風温度が低過ぎることによりいくらかの不快感を覚える。
これらのシステムは、晴天時に満足できるものであることは確実であろうが、空が雲で覆われる(曇り空である)場合、光センサは、日射が少なくても、特に可視光スペクトルが少なくても、それが晴れた空において供給する入射放射量に関する情報と同じ情報を供給する。従って、これにより温度調整量の過剰補正が行なわれてしまい、乗員は、送風温度が低過ぎることによりいくらかの不快感を覚える。
本発明の目的は、先行技術による前述のシステムを改善し、当該システムの欠点に対処することであり、特に晴れ及び曇り両方の天気において満足のゆく空調制御の補正を可能にすることである。
本発明の目的は、前述の種類の車両用空調システムであって、特に天候が曇天(曇り)である場合に、この日射の値を補正して客室内の温度調整量の補正を向上させる手段を備える車両用空調システムを提供することにある。
本発明の目的は、前述の種類の車両用空調システムであって、特に天候が曇天(曇り)である場合に、この日射の値を補正して客室内の温度調整量の補正を向上させる手段を備える車両用空調システムを提供することにある。
このような空調システムによって、雲が空を覆う場合であっても、入射放射線のために客室内の温度の調整量が過剰に補正されることにより乗員が不快感を覚えることを回避することができる。
複数の特定の実施形態によれば、空調システムは以下の特徴のうちの1つ以上を備える。
−制御モジュールに供給される日射の値は、可視光スペクトルの少なくとも1つの日射の値、及び赤外線スペクトルの1つの日射の値から決定される補正された日射の値である。
−補正された日射の値は、可視光スペクトルの日射の値の関数として赤外線スペクトルの日射の値を補正する係数を含むルックアップテーブルから取得される。
−赤外線の日射の値が所定の閾値を上回り、及び/又は可視日射の値が所定の閾値を下回る場合、補正は赤外線スペクトルの日射の値に適用される。
−可視光放射に感受性である日射センサの第1セルと、赤外線放射に感受性である日射検出センサの第2セルとの吸収スペクトルの重複領域が無視できる程度しか無く、好ましくは区別できる吸収スペクトルを持つ。
−可視光スペクトルの日射の値は、客室内で受け取られる350〜800nmの波長の放射に比例する。
−赤外線スペクトルの日射の値は、客室内で受け取られる850〜950nmの波長の放射に比例する。
複数の特定の実施形態によれば、空調システムは以下の特徴のうちの1つ以上を備える。
−制御モジュールに供給される日射の値は、可視光スペクトルの少なくとも1つの日射の値、及び赤外線スペクトルの1つの日射の値から決定される補正された日射の値である。
−補正された日射の値は、可視光スペクトルの日射の値の関数として赤外線スペクトルの日射の値を補正する係数を含むルックアップテーブルから取得される。
−赤外線の日射の値が所定の閾値を上回り、及び/又は可視日射の値が所定の閾値を下回る場合、補正は赤外線スペクトルの日射の値に適用される。
−可視光放射に感受性である日射センサの第1セルと、赤外線放射に感受性である日射検出センサの第2セルとの吸収スペクトルの重複領域が無視できる程度しか無く、好ましくは区別できる吸収スペクトルを持つ。
−可視光スペクトルの日射の値は、客室内で受け取られる350〜800nmの波長の放射に比例する。
−赤外線スペクトルの日射の値は、客室内で受け取られる850〜950nmの波長の放射に比例する。
本発明の別の主題は車両客室の空調方法であり、本方法では、可視日射、及び赤外線の日射を検出するセンサを使用して日射の値を測定し;可視日射の値の関数として赤外線の日射の値を補正することにより、補正された日射の値を取得し;補正された日射の値の関数として、送風温度を表わす値、換気流量を表わす値、送風空気流量の分布を表わす値のうちの少なくとも1つを決定し;送風温度を表わす値、換気流量を表わす値、送風空気流量の分布を表わす値のうちの少なくとも1つを使用して空調ユニット制御モジュールを制御することにより、車両の客室の温度を設定温度に合わせる。
幾つかの特定の実施形態によれば、空調方法は以下の特徴のうちの1つ以上を備える。
−可視日射の値の関数として赤外線の日射の値を補正することにより、ルックアップテーブルを使用して補正された日射の値を取得する。
−補正された日射の値の関数として、送風温度を表わす値、換気流量を表わす値、送風空気流量の分布を表わす値のうちの少なくとも1つを、それぞれのルックアップテーブルを使用して決定する。
幾つかの特定の実施形態によれば、空調方法は以下の特徴のうちの1つ以上を備える。
−可視日射の値の関数として赤外線の日射の値を補正することにより、ルックアップテーブルを使用して補正された日射の値を取得する。
−補正された日射の値の関数として、送風温度を表わす値、換気流量を表わす値、送風空気流量の分布を表わす値のうちの少なくとも1つを、それぞれのルックアップテーブルを使用して決定する。
本発明の目的は、前述の種類の車両用空調システムを提案することである。
本発明の更なる特徴及び利点は、本発明の非制限的な実施形態に関する以下の記述を、単一の図に関連付けながら一読することにより明確に理解されるものと思われる。
本発明の更なる特徴及び利点は、本発明の非制限的な実施形態に関する以下の記述を、単一の図に関連付けながら一読することにより明確に理解されるものと思われる。
後述の説明では、信号Sxは物理値xを表わす信号である。
非制限的な実施例として提示される図には、本発明による日射検出センサを使用して空調システムの制御量を補正する方法を表わすブロック図が描かれている。
非制限的な実施例として提示される図には、本発明による日射検出センサを使用して空調システムの制御量を補正する方法を表わすブロック図が描かれている。
コンピュータと、暖房換気空調(HVAC)ユニットとを備える空調ユニット制御モジュール1を使用して、送風空気混合フラップの位置を、それに適用されるパラメータに応じて変更することにより自動車の客室2内の温度を変えることができる。
本システムは、更に日射検出センサを備え、当該日射検出センサは、可視光スペクトルの放射光に感受性の高い第1セルと、近赤外線スペクトルの放射光に感受性の第2セルとを含む。
本システムは、更に日射検出センサを備え、当該日射検出センサは、可視光スペクトルの放射光に感受性の高い第1セルと、近赤外線スペクトルの放射光に感受性の第2セルとを含む。
好ましくは、第1セルは、350〜800nmの波長の放射光に感受性である。つまりこのスペクトルの放射パワーは雲の有無によって変化し、従って雲があるときに小さくなる。
好ましくは、第2セルは850〜950nmの波長の放射光に感受性である。従って、このスペクトルの放射パワーは、雲の有無に関係なく一定である。
好ましくは、第2セルは850〜950nmの波長の放射光に感受性である。従って、このスペクトルの放射パワーは、雲の有無に関係なく一定である。
有利には、第1セルの吸収スペクトルと、第2セルの吸収スペクトルとの重複領域は無視できる程度であり、好ましくは二つの吸収スペクトルは明確に区別できる。これらのセルの感度材料の吸収スペクトルの範囲が上述の範囲よりも広い場合、これらのセルに、前述の範囲に適合させた帯域通過光フィルタを取り付けることができる。
このセンサは空の方に向けられて入射太陽放射を受け取り、好ましくは、乗員の視界の邪魔にならないようにフロントガラスのバックミラーの基部に取り付けられる。
このセンサは空の方に向けられて入射太陽放射を受け取り、好ましくは、乗員の視界の邪魔にならないようにフロントガラスのバックミラーの基部に取り付けられる。
従って、このセンサは、第1セルが可視光スペクトルで受け取った日射SOLvisに比例する信号SSOLvisと、第2セルが近赤外線スペクトルで受け取った日射SOLirに比例する信号SSOLirを送出する。
これらの日射の値SOLvis、SOLirから、補正された日射の値SOLcorを決定し、これによって、送風温度θaの値、換気流量Dventの値、及び送風空気流量の分布Repの値を決定することができる。これらの値は、好ましくは、ルックアップテーブルLUTθa、LUTDvent、及びLUTRepを使用して決定され、これらのルックアップテーブルは、例えばこれらのルックアップテーブルが通常、赤外線の日射の値SOLirのみを使用して日射補正を行なう場合に作成される方法で事前に作成されている。概括すると、日射が増大すると、送風温度θaを低くする操作、換気流量Dventを増やす操作、及び送風空気流量の分布Repを変更する操作を含む操作のうちの少なくとも1つの操作が行なわれる。
これらの日射の値SOLvis、SOLirから、補正された日射の値SOLcorを決定し、これによって、送風温度θaの値、換気流量Dventの値、及び送風空気流量の分布Repの値を決定することができる。これらの値は、好ましくは、ルックアップテーブルLUTθa、LUTDvent、及びLUTRepを使用して決定され、これらのルックアップテーブルは、例えばこれらのルックアップテーブルが通常、赤外線の日射の値SOLirのみを使用して日射補正を行なう場合に作成される方法で事前に作成されている。概括すると、日射が増大すると、送風温度θaを低くする操作、換気流量Dventを増やす操作、及び送風空気流量の分布Repを変更する操作を含む操作のうちの少なくとも1つの操作が行なわれる。
補正信号SSOLcorは、ルックアップテーブルLUTcorから、赤外線の日射に対応する信号SSOLir、及び可視日射に対応する信号SSOLvisの少なくとも一方の信号に基づいて取得される。
このルックアップテーブルは、好ましくは0〜1の範囲に亘る補正係数を含み、これらの補正係数は、可視日射の値SOLvisの関数として赤外線の日射の値SOLirに適用される。
このルックアップテーブルは、好ましくは0〜1の範囲に亘る補正係数を含み、これらの補正係数は、可視日射の値SOLvisの関数として赤外線の日射の値SOLirに適用される。
これらの係数は、可視日射の値SOLvisの範囲、及び赤外線の日射の値SOLirの範囲を走査し、空を雲が完全に覆っているときに空調システムが日射を正しい値に補正すること、すなわち補正量を小さくすることを可能にする対応する係数値を決定することにより、較正により決定される。
有利には、テーブルLUTcorのサイズは、所定の閾値を上回る赤外線の日射の値SOLirを超える分だけの補正量を適用することにより、及び/又は可視日射の値SOLvisが所定の閾値を下回る場合に補正を適用することにより、小さくすることができる。
有利には、テーブルLUTcorのサイズは、所定の閾値を上回る赤外線の日射の値SOLirを超える分だけの補正量を適用することにより、及び/又は可視日射の値SOLvisが所定の閾値を下回る場合に補正を適用することにより、小さくすることができる。
例えば、赤外線の日射の値SOLirが所定の第1閾値を上回り、かつ可視日射の値SOLvisが所定の第2閾値を下回る場合、日射に起因する補正が空調システムにおいて行なわれる。補正された日射の値SOLcorは、赤外線の日射の値SOLirに、対応するテーブルLUTcorから得られる係数を乗じた値に等しい。これにより、赤外線の日射の値SOLir以下の補正された日射の値SOLcorが得られる。
次のテーブルは、ルックアップテーブルLUTcorの一実施例を示し、表に示される係数はSOLirの値とSOLvisの値の関数として決定されている。
次のテーブルは、ルックアップテーブルLUTcorの一実施例を示し、表に示される係数はSOLirの値とSOLvisの値の関数として決定されている。
対照的に、可視日射の値SOLvis、及び赤外線の日射の値SOLirが所定の閾値を上回る場合、空調システムにおいて日射に起因する補正は行なわれない。
センサは、第1セルと、第2セルとを含むことができ、これらのセルは、近赤外線スペクトルに感受性であり、可視放射光に感受性である各側で横方向に配置される。このようなセンサは、空調システムが客室2の左側に吹き付ける空気温度と右側に吹き付ける空気温度とに差を付けることを可能にする。このとき、制御モジュール1は、左側と右側で異なる温度を発生させることができる。
センサは、第1セルと、第2セルとを含むことができ、これらのセルは、近赤外線スペクトルに感受性であり、可視放射光に感受性である各側で横方向に配置される。このようなセンサは、空調システムが客室2の左側に吹き付ける空気温度と右側に吹き付ける空気温度とに差を付けることを可能にする。このとき、制御モジュール1は、左側と右側で異なる温度を発生させることができる。
有利には、可視日射の値SOLvis、及び赤外線の日射の値SOLirを供給するために使用されるセンサは、ライトの点灯を制御するシステム、及び/又はフロントガラスのワイパーを始動するシステムに使用される。
Claims (10)
- 車両用空調システムであって、客室(2)内の温度を設定温度(θc)に調整する空調ユニット制御モジュール(1)を備え、前記制御モジュール(1)は、客室(2)内で受け取られた日射の値の関数として客室(2)内の温度調整量を補正することができ、本システムは、この日射の値を補正して、特に空が雲で覆われる天候(曇り)のときに客室(2)内の温度調整量の補正を向上させる手段を備え、制御モジュール(1)に供給される日射の値が、可視光スペクトルの少なくとも1つの日射の値(SOLvis)、及び赤外線スペクトルの1つの日射の値(SOLir)に基づいて決定される補正された日射の値(SOLcor)であることを特徴とする、空調システム。
- 空に向けられて可視光スペクトルの日射の値(SOLvis)及び赤外線スペクトルの日射の値(SOLir)を供給する日射検出センサを備えることを特徴とする、請求項1に記載の空調システム。
- 補正された日射の値(SOLcor)が、可視光スペクトルの日射の値(SOLvis)の関数として赤外線スペクトルの日射の値(SOLir)を補正する係数を含むルックアップテーブル(LUTcor)から取得されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の空調システム。
- 赤外線の日射の値(SOLir)が所定の閾値を上回り、及び/又は可視日射の値(SOLvis)が所定の閾値を下回るとき、赤外線スペクトルの日射の値(SOLir)に補正が適用されることを特徴とする、請求項1ないし3のずれか一項に記載の空調システム。
- 可視光放射に感受性である日射検出センサの第1セルの吸収スペクトルと、赤外線放射に感受性である日射検出センサの第2セルの吸収スペクトルとが、無視できるオーバーラップ領域しか持たず、好適には区別可能であることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の空調システム。
- 可視光スペクトルの日射の値が、客室(2)内で受け取られる350〜800nmの波長の放射に比例することを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の空調システム。
- 赤外線スペクトルの日射の値が、客室(2)内で受け取られる850〜950nmの波長の放射に比例することを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の空調システム。
- 車両の客室の空調方法であって、
−可視日射(SOLvis)、及び赤外線の日射(SOLir)を検出するセンサを使用して日射の値を測定し、
−可視日射の値(SOLvis)の関数として赤外線の日射の値(SOLir)を補正することにより、補正された日射の値(SOLcor)を取得し、
−補正された日射の値(SOLcor)の関数として、送風温度(θa)を表わす値、換気流量(Dvent)を表わす値、及び送風空気流量の分布(Rep)を表わす値のうちの少なくとも1つを決定し、
−送風温度(θa)を表わす値、換気流量(Dvent)を表わす値、送風空気流量の分布(Rep)を表わす値のうちの少なくとも1つを使用して空調ユニット制御モジュール(1)を制御することにより、車両の客室(2)の温度を設定温度(θc)に合わせる、
空調方法。 - 可視日射の値(SOLvis)の関数として赤外線の日射の値(SOLir)を補正することにより、ルックアップテーブル(LUTcor)を使用して補正された日射の値(SOLcor)を取得する、請求項8に記載の車両客室の空調方法。
- ルックアップテーブル(LUTθa)、(LUTDvent)、(LUTRep)をそれぞれ使用することにより、補正された日射の値(SOLcor)の関数として、送風温度(θa)を表わす値、換気流量(Dvent)を表わす値、送風空気流量の分布(Rep)を表わす値のうちの少なくとも1つを決定する、請求項8又は9に記載の車両客室の空調方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0755600A FR2917012B1 (fr) | 2007-06-08 | 2007-06-08 | Systeme de climatisation pour un vehicule pourvu d'une correction de l'ensoleillement amelioree |
PCT/FR2008/050858 WO2009000984A1 (fr) | 2007-06-08 | 2008-05-19 | Systeme de climatisation pour un vehicule pourvu d'une correction de l'ensoleillement amelioree |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010528924A true JP2010528924A (ja) | 2010-08-26 |
Family
ID=38654678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010510849A Pending JP2010528924A (ja) | 2007-06-08 | 2008-05-19 | 太陽光補正を向上させた車両用空調システム |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8813831B2 (ja) |
EP (1) | EP2155509B1 (ja) |
JP (1) | JP2010528924A (ja) |
KR (1) | KR101539434B1 (ja) |
ES (1) | ES2389585T3 (ja) |
FR (1) | FR2917012B1 (ja) |
WO (1) | WO2009000984A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9417638B2 (en) * | 2012-12-20 | 2016-08-16 | Automotive Research & Testing Center | Intelligent thermostatic control method and device for an air conditioner blowing cold and hot air |
US20140329450A1 (en) * | 2013-05-03 | 2014-11-06 | Ford Global Technologies, Llc | A/c floor mode for vehicle comfort |
US9676248B2 (en) * | 2013-10-07 | 2017-06-13 | GM Global Technology Operations LLC | System and method for compensating for solar load |
CN104669982B (zh) * | 2013-11-29 | 2018-06-26 | 杭州三花研究院有限公司 | 汽车空调模式风门的控制方法及其控制系统 |
KR20200129845A (ko) * | 2019-05-10 | 2020-11-18 | 현대자동차주식회사 | 포토 센서 구조 |
KR20220167088A (ko) * | 2021-06-11 | 2022-12-20 | 현대자동차주식회사 | 공조 제어 장치 및 방법 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03109084U (ja) * | 1990-02-21 | 1991-11-08 | ||
JPH0725220A (ja) * | 1993-07-09 | 1995-01-27 | Nippondenso Co Ltd | 車両用空気調和装置 |
JPH11167687A (ja) * | 1997-12-03 | 1999-06-22 | Nikon Corp | 火災検知装置 |
JP2002362129A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-12-18 | Denso Corp | 車両の日射検出装置及びそれを用いた車両用空調装置 |
JP2003057112A (ja) * | 2001-08-20 | 2003-02-26 | Denso Corp | 日射量検出装置 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4491727A (en) * | 1981-07-01 | 1985-01-01 | Ramot University Authority For Applied Research | Solar radiation sensor and system including same for measuring solar radiation distribution |
JPS63141816A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-14 | Hitachi Ltd | 自動車用空調制御装置 |
JP2575846B2 (ja) * | 1988-10-28 | 1997-01-29 | マツダ株式会社 | 車両空調用制御装置 |
US5020424A (en) * | 1989-08-03 | 1991-06-04 | Zexel Corporation | Apparatus for controlling an automotive air-conditioner |
JPH0352208U (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-21 | ||
US4961462A (en) * | 1989-11-15 | 1990-10-09 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Control apparatus for automobile air-conditioners |
JP3232828B2 (ja) * | 1993-11-25 | 2001-11-26 | 日産自動車株式会社 | 車両用冷房装置 |
DE19509164C1 (de) * | 1995-03-14 | 1996-03-14 | Preh Elektro Feinmechanik | Regelaggregat für Fahrzeug-Klimaanlagen |
JP3444024B2 (ja) | 1995-06-21 | 2003-09-08 | 株式会社デンソー | 車両用日射センサ |
JP3671522B2 (ja) * | 1995-08-29 | 2005-07-13 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
US5755378A (en) * | 1997-01-21 | 1998-05-26 | Ford Global Technologies, Inc. | Method and system for controlling an automotive HVAC system to prevent formation of cabin thermal stratification |
FR2793739B1 (fr) * | 1999-05-18 | 2002-03-29 | Valeo Climatisation | Dispositif de detection d'un parametre associe a l'etat d'un vehicule, notamment automobile |
JP4587591B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2010-11-24 | 本田技研工業株式会社 | 車両用空調機の制御装置 |
JP3861797B2 (ja) * | 2002-10-31 | 2006-12-20 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
US6966498B2 (en) * | 2004-04-22 | 2005-11-22 | Delphi Technologies, Inc. | Solar radiation compensation method for a vehicle climate control |
-
2007
- 2007-06-08 FR FR0755600A patent/FR2917012B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-05-19 WO PCT/FR2008/050858 patent/WO2009000984A1/fr active Application Filing
- 2008-05-19 EP EP08805804A patent/EP2155509B1/fr not_active Not-in-force
- 2008-05-19 KR KR1020097025497A patent/KR101539434B1/ko active IP Right Grant
- 2008-05-19 JP JP2010510849A patent/JP2010528924A/ja active Pending
- 2008-05-19 ES ES08805804T patent/ES2389585T3/es active Active
- 2008-05-19 US US12/602,612 patent/US8813831B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03109084U (ja) * | 1990-02-21 | 1991-11-08 | ||
JPH0725220A (ja) * | 1993-07-09 | 1995-01-27 | Nippondenso Co Ltd | 車両用空気調和装置 |
JPH11167687A (ja) * | 1997-12-03 | 1999-06-22 | Nikon Corp | 火災検知装置 |
JP2002362129A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-12-18 | Denso Corp | 車両の日射検出装置及びそれを用いた車両用空調装置 |
JP2003057112A (ja) * | 2001-08-20 | 2003-02-26 | Denso Corp | 日射量検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20100017678A (ko) | 2010-02-16 |
KR101539434B1 (ko) | 2015-07-24 |
US8813831B2 (en) | 2014-08-26 |
EP2155509A1 (fr) | 2010-02-24 |
FR2917012B1 (fr) | 2012-12-14 |
WO2009000984A1 (fr) | 2008-12-31 |
EP2155509B1 (fr) | 2012-07-04 |
FR2917012A1 (fr) | 2008-12-12 |
US20100212880A1 (en) | 2010-08-26 |
ES2389585T3 (es) | 2012-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10052936B2 (en) | Driver personalized climate conditioning | |
CN105383444B (zh) | 挡风玻璃除雾系统和方法 | |
JP2010528924A (ja) | 太陽光補正を向上させた車両用空調システム | |
US8301335B2 (en) | Efficient AC operation using dew-point temperature | |
US11407278B2 (en) | Vehicle cabin thermal management system | |
CN104571137B (zh) | 用于抵偿太阳负荷的系统和方法 | |
US5957375A (en) | Sunload sensor for automatic climate control systems | |
US8011597B2 (en) | Auto A/C solar compensation control | |
US8463492B2 (en) | Efficient AC operation using dew-point temperature | |
JP2002293125A (ja) | 車両用空調機の制御装置 | |
CN107487148A (zh) | 一种车辆及其车载空调出风量控制方法和系统 | |
JP2000039847A (ja) | カーナビゲーション装置画面の傾斜度制御装置 | |
GB2344647A (en) | A vehicle climate control arrangement | |
KR100645154B1 (ko) | 일사센서를 이용한 자동차의 공조 제어방법 | |
CN111912437A (zh) | 光电传感器结构 | |
KR100375381B1 (ko) | 자동차용 자동 차광 장치 | |
KR20080083766A (ko) | 사용자 체온 감지 기반 자동차용 온도 제어 장치 | |
JP5082921B2 (ja) | 車室内温度制御装置 | |
KR20150143179A (ko) | 후석 ir센서를 이용한 차량용 공조 제어장치 | |
US7530234B2 (en) | Method for air-conditioning a vehicle interior dependent on incident sunshine | |
US20230226882A1 (en) | Solar load feedback for climate control | |
JP3810979B2 (ja) | 車両の空気調和装置 | |
CN116890599A (zh) | 控制方法、车辆及计算机可读存储介质 | |
CN106004320B (zh) | 车辆的基于光感测的空气调节和灯控制系统以及方法 | |
JPS62194925A (ja) | 自動車用空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120918 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130305 |