JP2010528509A - マスタ装置とスレーブ装置との間でのデータ伝送方法 - Google Patents

マスタ装置とスレーブ装置との間でのデータ伝送方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、マスタ装置(2)と1つまたは複数のスレーブ装置(3、4、5)との間で、マスタ装置(2)から複数のスレーブ装置(3、4、5)へと要求データフレーム(RQ1、RQ2)を伝送するための少なくとも1つの要求線(16)と、複数のスレーブ装置(3、4、5)からマスタ装置(2)へと応答データフレーム(RP1、RP2)を伝送するための応答線(17)と、複数のスレーブ装置(3、4、5)を作動させるための少なくとも1つの選択線(15)と、を備えるバスシステム(6)を介してデータフレームを伝送する方法であって、複数のスレーブ装置(3、4、5)のうちの1つをアドレス指定するための少なくとも1つのアドレスビット(SA)と、ユーザデータビット(LD)と、データフレーム長を示すための少なくとも1つの長さ表示ビット(DL)と、を有する要求データフレームおよび応答データフレーム(RQ1、RQ2、RP1、RP2)が伝送される、データフレームを伝送する方法に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マスタ装置と複数のスレーブ装置との間でデータフレームを伝送する方法、1つまたは複数のプログラム制御されるマスタ装置および/またはスレーブ装置での対応する方法の実施を促すコンピュータプログラム製品、および、マスタ装置およびスレーブ装置を有する本方法の実施に適した通信ネットワークに関する。
例えばマスタ装置として使用されるマイクロコントローラのような中央制御ユニットと、例えばスレーブ装置として使用されるセンサのような周辺モジュールとの間でのデータ伝送の際には、直列バスシステムが多くの場合に利用される。車両では、例えば、SPI(Serial Peripheral Interface)バスが多くの場合に使用される。その際、ある線では、マイクロコントローラから接続されたセンサへと直列クロック信号が伝送される。マイクロコントローラからセンサへのデータ転送のためのデータ線(MOSI=Master Out Slave In)と、センサからマイクロコントローラへのデータ転送のためのデータ線(MISO=Master In Slave Out)と、1つまたは複数の接続されたセンサを選択するための選択線(CSB=Chip Select、チップ選択)と、が設けられている。4つの線に基づくこのバスシステムのために、様々なデータプロトコルが知られている。
例えば、存在する周辺装置の数に対応する更なる別の選択線またはチップ選択(Chip Select)線を設けることが提案されたが、これは、各マイクロコントローラでの複数の選択ポートを条件とする。これにより、要求とそれに対する応答とがある選択周期内に行なわれる場合に、選択信号の所定のレベルにより定められている選択周期において、要求データ速度および対応する応答データフレームを、MOSI線またはMISO線を介して送信出来ることが可能になる。ただし、選択されたスレーブ装置または周辺装置は最初に要求データフレームを少なくとも部分的に評価する必要があるので、応答の第1ビット、すなわち最上位のビットが、要求のために固有に割り当てられることは不可能である。従って、データフレームの全ビットが、効率良く利用されるわけではない。
選択線が1つだけ設けられており、選択された周辺モジュールの数が、MOSI線を介して送信される要求データフレーム内のアドレスビットにより定められる場合に、同様の問題が発生する。要求データフレームも対応する応答データフレームも同一の選択周期内に送信される場合には、各応答データフレームの第1ビットが、要求のために固有に割り当てられることは不可能である。さらに、要求データフレームと応答データフレームとを異なる選択周期で送信することが提案された。従って、マイクロプロセッサからの要求と、選択されたスレーブ装置または周辺装置による対応する応答との間で、時間の補正が行なわれる。その場合には、データフレーム全体が、要求に固有のビットを伝送するために利用されることが可能であるが、例えばオートリブ・プロトコル(Autoliv−Protokoll)の場合のように各センサがチップ選択線に接続されている場合には、データスループットが半減する。
従って、本発明の課題は、マスタ装置とスレーブ装置との間でデータ伝送するための改善された方法を創出することにある。
本発明に基づいて、マスタ装置と1つまたは複数のスレーブ装置との間で、バスシステムを介してデータフレームを伝送する方法が構想される。バスシステムは、マスタ装置からスレーブ装置へと要求データフレームを伝送するための少なくとも1つの要求線と、複数のスレーブ装置からマスタ装置へと応答データフレームを伝送するための応答線と、複数のスレーブ装置を作動させるための少なくとも1つの選択線と、を有する。その際、複数のスレーブ装置のうちの1つをアドレス指定するための少なくとも1つのアドレスビットと、ユーザデータビットと、データフレーム長を示すための少なくとも1つの長さ表示ビットと、を有する要求データフレームおよび応答データフレームが伝送される。
マスタ装置は、例えば、マイクロコントローラ、またはセンサデータを評価するための中央演算ユニットと解されうる。スレーブ装置としては、周辺装置、センサ装置、または更なる別の制御可能な装置が可能である。要求データフレームと応答データフレームとは、好適に、互いに同期して伝送される。例えば、要求データフレームの直後にそれぞれ対応する応答データフレームが伝送されることが構想可能であり、その場合には、2つの異なる選択周期が関連している。要求データフレームおよび応答データフレームの各伝送は、例えば、選択線上での選択信号のレベルの変更によって開始される。その際、選択信号は、要求データフレームおよび/または応答データフレームの伝送時間のために、所定の論理レベルに設定されることが可能である。好適に、要求データフレームの後に、同一のアドレスビットを有する応答データフレームが、アドレス指定されたスレーブ装置によって送信される。
本発明は、要求データフレームのユーザデータビットに従って、アドレス指定されたスレーブ装置によって、例えば32ビットの長い応答データフレームが送信されることを特に可能にする。このことは、例えば、マスタ装置としてのマイクロコントローラが、スレーブ装置としてのセンサに特に大容量のデータを要求する場合に必要となる可能性がある。その場合には、要求データフレームのユーザデータビットに従って、その要求データフレームの後に続く、追加ビットの分だけ延長された要求データフレームが伝送されることも可能である。ユーザデータビットには、例えば、センサデータの要求に関連する命令が書き込まれている。マスタ装置は延長された応答データフレームを期待しているので、データ転送の同期性を妨げないように、後続の延長された要求データフレームも送信され、それは延長された応答データフレームと同時に並行して伝送される。延長された要求データフレームが同時に、例えば、書き込み命令および書き込まれるべきデータと共に送信される場合には、延長された応答データフレームが必要となることもある。
延長された要求フレームの追加ビットは、好適に、特に巡回冗長検査のための検証ビットを含み、長さ表示ビットは、延長された要求フレームの長さを示す。巡回冗長検査は、データ伝送の際の誤りを検出できるために、伝送されるべきデータの検証値を算定する方法に相当する。
延長された要求データフレームが送信される場合に、同期して送信される応答データフレームの長さ表示ビットは、応答データフレームの変更されていない長さを示している。マスタ装置に制御されて選択信号が関連するスレーブ装置に要求をする限り、スレーブ装置はビットを送信し、従って延長された応答データフレームが生じる。
本発明の変形例において、各データフレームは、長さ表示ビットに従って、巡回冗長検査のためのパリティビットまたは検証ビットを有する。従って、例えば、異なるデータフレーム長の間で、例えば16ビットから32ビットへと切り替えることが可能であり、その場合には、より長いデータフレームの追加的な信頼性の特徴として、巡回冗長検査が行なわれる。
好適には、アドレスビットは、各データフレームの最上位のビットとして伝送される。従って、アドレス指定されたスレーブのアドレスが可能な限り迅速に検出されることが保証される。有利に、さらに、書込み読取りビットが、要求データフレーム内の所定のビット位置で伝送され、状態ビットが、応答データフレーム内の同一のビット位置で伝送される。これにより、ユーザデータ、例えば命令の復号化が、スレーブ装置において容易になる。さらに、状態ビットは、データ転送時またはスレーブ装置における誤りについての情報を伝達することが可能である。好適に、アドレスビットと、ユーザデータビットと、長さ表示ビットと、書込み読取りビットと、状態ビットと、パリティビットおよび/または検証ビットと、のビット位置が、全データフレームのために同一に設定される。
本発明はさらに、少なくとも1つのマスタ装置と1つまたは複数のスレーブ装置とを備える、バスシステムに接続された通信ネットワークを提供し、その場合に、マスタ装置およびスレーブ装置は、データフレームを伝送するための対応する方法を実行するように構成されている。バスシステムは、例えば、SPIバスとして実現されることが可能である。
本発明の更なる別の好適な実施形態は、特許請求の範囲に記載の従属請求項、および以下で記載される実施形態の主題である。
以上説明したように本発明によれば、マスタ装置とスレーブ装置との間でデータ伝送するための改善された方法を創出することができる。
本発明に基づくデータ伝送方法を実施するための通信ネットワークの実施形態を示す。 一実施形態に係るデータフレーム構造を示す。 要求データフレームおよび応答データフレームの時間経過を示す。 16ビットから32ビットへと延長されたデータフレームの実施形態を示す。 32ビットのデータフレームの実施形態を示す。 マスタ装置およびスレーブ装置における工程段階を示す。
図では、他に何も記載していない限り、同一または機能的に同一の構成要素には同一の符号を付す。
図1は、マスタ装置2と複数のスレーブ装置3、4、5とを備えた通信ネットワーク1を示している。マスタ装置2は、例えば、マイクロプロセッサとして実現されることが可能である。スレーブ装置3、4、5は、例えば、適用に対して調整された、センサ構成要素を備えるASIC(Application Specific Integrated Circuit)として実現されることが可能である。例えば、スレーブ装置3、4、5は、センサとして構成されることが可能である。例えば、様々な車両軸、加速度データ、エンジン速度データ、および/または、ヨーレートデータについての対応するセンサ3、4、5により伝達される速度データに従った、車両でのマイクロコントローラ2による電子的安定性システム(ESP)の制御が構想可能である。以下では、「マスタ装置」、「マイクロコントローラ」という概念、および、「スレーブ装置」、「センサ」、「センサ装置および周辺装置」という概念は、同義語として利用される。
センサ3、4、5は、例えばSPIバスとして実現されているバスシステム6を介して、マスタ装置2と接続されている。その際、バスシステム6は、選択線またはチップ選択線15と、要求線またはMOSI線16と、応答線またはMISO線17と、クロック信号SCLKのためのクロック線18と、を有する。マスタ装置2は、自身の出力部10でクロック信号SCLKを生成する。クロック信号SCLKは、クロック線18を介して、スレーブ装置3、4、5の対応する入力インタフェース14へと導かれる。マスタ装置2は、出力部7で、チップ選択信号CSBを生成する。チップ選択信号CSBは、選択線15を介してスレーブ装置3、4、5の対応する入力部11へと導かれる。通常では、チップ選択信号は、ロー・アクティブ(low−aktiv)である。すなわち、スレーブ装置3、4、5は、チップ選択信号が論理的Lレベルの際に作動され、対応するインタフェース12に接続されている要求線16上で、要求データを待つ。その後、対応する選択されたスレーブ装置3、4、5が、対応する出力部13を介して、応答データフレームを、マスタ装置の対応する入力部9へと導かれる応答線17で伝達する。
図2には、典型的な16ビットのデータフレームが図示されている。その際、行FRには、下の2つの行に示されている要求データフレームMOSIおよび応答データフレームMISOのビットの番号が記載されている。データフレームのビットは、クロック信号SCLKにより、対応する応答線または要求線に印加される。ロー・アクティブなチップ選択信号は、CSBで示されている。2つの異なる要求線16および応答線17によって、同時に同期して、例えば16ビットを含む要求データフレームおよび応答データフレームを伝送することが可能である。
しかし、選択信号またはチップ選択信号CSBは、選択線15のみを備える実現の場合に、選択線15に接続された全スレーブ装置3、4、5を同時に作動させる。従って、本発明に基づいて、アドレス指定、従って、各要求されたスレーブ装置の選択は、要求データフレームへのアドレスビットの挿入により行なわれる。その際、本発明はさらに、Lレベルにあるチップ選択信号CSBにより定められる選択周期において、選択されたスレーブ装置のための要求データフレームと、その応答データフレームとが同時には伝送されないことを構想する。むしろ、図3で詳細に解説するように、要求データフレームRQ1に対する応答データフレームRP1を、その直後の選択周期で送信することが構想される。図1に示されるような構成の場合に、例えば、選択周期CY1において、第1要求データフレームRQ1が、マスタ装置2によりMOSI線を介してスレーブ装置3、4、5へと送信される。その際、要求データフレームは、複数のスレーブ装置のうちの1つをアドレス指定するアドレスビットを含んでいる。その後に続く選択周期CY2において、第1要求データフレームRQ1でアドレスビットにより指定されたスレーブ装置が、MISO線を介して対応する応答データフレームRP1を送信する。従って、データフレーム全体がユーザデータのために提供されることが保証される。なぜならば、第1要求データフレームRQ1でアドレス指定されたスレーブ装置は、要求データフレームRQ1内の対応する要求命令を復号化するために十分な時間を有するからである。MOSI線16を介して送信される要求データフレームRQ1、RQ2も、MISO線17を介してスレーブ装置により送信される応答データフレームRP0、RP1も、同一の構造を有する。ただし、要求データフレームは、所定のビット位置ごとに書込み読取りビットを有し、一方、応答データフレームは、このビット位置に状態ビットを有する。このことは、以下で詳細に解説する。
図4には、一実施形態に係る16ビットのデータフレームが記載されている。その際、最初に、16ビット長の要求データフレームRQ1が記載されている。その際、図4では、最上位のビットが左に、最下位のビットが右に記載されている。要求データフレームの第1位の3ビット、すなわち、上位ビットには、アドレスビットSA0、SA1、SA2が割り当てられている。これらアドレスビットは、スレーブ装置3、4、5のうちのどれがマスタ装置2によって要求されるかについて設定する。要求データフレームRQ1内の第4位に、書込み読取りビットRD/WRが設けられている。書込み読取りビットRD/WRは、書込み命令または読取り命令が次に続くかどうかについて、アドレス指定されたスレーブ装置3、4、5に信号で知らせる。このことは、各伝送される命令の復号化を容易にする。第5位及び第6位には、要求データフレームRQ1の長さを指定する2つの長さ表示ビットDL0、DL1が設けられている。長さ表示ビットが2つの場合には、例えば、00が16ビットの要求データフレームのために、01が32ビットのフレーム長のために、10が48ビットのために、11が64ビットのデータフレームのために使用される符号化が構想可能である。その際、他の対応付けも可能である。パリティビットPARとして実現される最下位のビットとの間に、9ビットのユーザデータLD0〜LD8が設けられている。要求におけるユーザデータLD0〜LD8は、通常、アドレスビットSA0、SA1、SA2によりアドレス指定されたスレーブ装置のための命令に相当する。応答RPにおけるユーザデータLD0〜LD8は、センサがマイクロプロセッサへと送り返すセンサデータに相当する。
図4には、その要求データフレームRQ1の後に続く、アドレス指定されたスレーブ装置3、4、5により送信される対応する応答データフレームが、RPで表されている。これは、先行する選択周期で送信された要求データフレームRQ1と同一の構造を有する。第1位または最上位の3ビットには、送信スレーブ3、4、5のアドレスに対応するアドレスビットSA0、SA1、SA2が割り当てられている。書込み読取りビットの代わりに、第4位のビット位置に、状態ビットGSが設けられている。スレーブ装置3、4、5が、例えば先行する要求データフレームRQ1の、誤りがあるデータ伝送を検出した場合には、スレーブ装置3、4、5はこのことを対応する状態ビットGSを介して知らせることが可能である。最下位のビットは、同様にパリティビットPARであり、その場合には、状態ビットGSのビット位置とパリティビットPARのビット位置との間に、ユーザデータビットLD0〜LD8、例えばセンサデータが設けられている。
図4では、さらに、32ビットを含む延長された要求データフレームRQ1’が記載されている。スレーブ装置3、4、5に対するマスタ装置2の要求によって、更なるユーザデータビットが望まれる可能性がある。スレーブ装置2は、例えば、要求データフレームのユーザデータLD内の対応する命令を介して、アドレス指定されたスレーブ装置3、4、5に、18以上のユーザデータビットLDを有する32ビットのデータフレームを応答データフレームで送り返すことを促す。対応するSPIバスを介したデータ伝送の同期性を保証するために、より長い応答データフレームの間に、同時に送信される後続の要求データフレームRQ1’が延長される必要がある。延長された要求データフレームRQ1’は、まず、最初の16ビットでは通常のデータ構造を有し、その後に、追加ビットAD0〜AD7と、巡回冗長検査のための検証ビットとしての8つの検証ビットCR0〜CR7と、を有する。16ビット分の延長は、延長された要求データフレームRQ1’の長さ表示ビットDL0、DL1において考慮される。例えば、16ビットの増分におけるデータフレームの延長が構想されることが可能である。従って、2つの長さ表示ビットの場合に、16、32、48、または、64ビット長のデータフレームが生じる。長さ表示ビットによって、各データフレームにおけるユーザデータビットLDの数が示されることが可能である、または、アドレスビットSA0、SA1、SA2と、状態ビットGSまたは書込み読取りビットRD/WRと、長さ表示ビットDL0、DL1と、検証ビットPARと、CR0〜CR7と、ユーザデータビットLDと、を含むデータフレームの全長も示されることが可能である。
マスタ装置2が延長された要求データフレームRQ1’を送信する場合に、マスタ装置2は、並行して、図4にRPで表されるような構造および長さの有効な応答データフレームを受信する。長さ表示ビットDL0、DL1は、以前の16ビットのデータフレーム長を示す。並行して送信される延長された要求データフレームRQ1’の伝送時間のための更なる別の追加的なビットが、選択信号CSBがスレーブ装置を駆動する限り、スレーブ装置によって付加される。従って、本発明は、例えば、ユーザデータの形態、もしくは、ユーザデータに挿入されたスレーブ装置3、4、5のための命令の形態、または、マスタ装置2に送り返されるセンサデータに従った異なるデータフレーム長の間での簡単な切り替えを可能にする。
16ビット以上のデータフレーム長から、簡単なパリティチェック検証ビットとは異なる、8ビットの巡回冗長検査のための検証ビットを最下位のビットとして挿入することが設定可能である。簡単な巡回冗長検査(CRC;Cyclic Redundancy Check)の場合、伝送されるべきデータは、動的な多項式の係数として見なされ、対応する多項式が、所定の生成多項式でモジュロ除算される。得られたモジュロ除算の剰余が、CRCビットとなる。伝送されたデータ、すなわちユーザデータに誤りがないことを検証するために、付加されたCRCビットを有する受信されたユーザデータが、2進数列として解釈され、設定されたCRC多項式によって改めてモジュロ除算される。モジュロ除算の剰余が出ない場合には、伝送されたユーザデータは誤りがないとして見なされる。その際、更なる別のよりコストが掛かる巡回冗長検査も構想可能である。
図5には、32ビット長の要求データフレームRQ2および対応する応答データフレームRP2の例が示されている。各最上位のビット位置には、3つのアドレスビットSA0、SA1、SA2が割り当てられている。第4位のビットは、要求データフレームRQ2の場合には書込み読取りビットRD/WRであり、応答データフレームRP2の場合には状態ビットGSである。その後に2つの長さ表示ビットDL0、DL1が続き、それらは例えば符号化01の場合に32ビットに対するデータフレーム長を示す。長さ表示ビットと検証ビットとの間に配置されたユーザデータビットLD0〜LD17のためのCRC検証ビットを有する、8つの最下位のビット位置が設けられている。32ビットのデータフレームの伝送は、チップ選択周期が形成する32クロック周期において行なわれる。応答データフレームRP2は、要求データフレームRQ2で送信された選択周期の直後の選択周期において伝送される。
図6には、どの工程段階がマスタ装置2およびスレーブ装置3により実行されるかについて図示されている。対応する装置は、その際、先に述べた方法を実行し、データフレームを対応して生成するように実現されている。対応するスレーブ装置3は、例えば図4または図5による要求データフレームRQを含んでいる。第1工程S1では、受信された長さ表示ビットを用いて、16ビットのデータフレーム、または、より長いデータフレームが関わるのかについて判定される。16ビットよりも長いデータフレームは全て、8ビットのCRCにかけられる。長さ表示ビットが16ビットの要求データフレームを示す場合には、これは、伝送されたパリティビットPARを用いて検査される。引き続いて、工程S2では、センサまたはスレーブ装置3の選択段階の間に必要なクロックの数が、長さ表示ビットに従って判定される。従って、全データが、示された長さに対応して、長さ表示ビットにより同期されて獲得されたのかどうかについて、信頼性検査が行なわれる。長さ表示ビットは要求のデータフレームのビット数を符号化するので、これによって要求クロックの数も設定される。これらの命令は既知の長さを有しており、かつ、書込み読取りビットによって、書込み命令、または読取り命令が関わっているのかどうかが分かるので、要求のユーザデータが抽出されうる。長さ表示ビットによって、データフレームがどの箇所で終わるか、または、ユーザデータがフレームのどこに存在するのかが分かるので、応答のユーザデータが抽出されうる。
マスタ装置2の側でも同じように、最初に、長さ表示ビットDLによって応答の有効なデータフレーム長が判定され、ユーザデータに対するパリティ検査またはCRC検査が実行される。これは、工程S1’で行なわれる。マイクロコントローラまたはマスタ装置2には、応答データフレームRPがどのぐらいの長さを有するのかが分かる。なぜならば、先行する選択周期に、ユーザデータについての対応する命令がマスタ装置2により送信されたからである。工程S2’では、従って、ユーザデータ、例えばセンサデータが抽出され、評価される。
本発明は、特に、可変的に異なるデータフレーム長が処理され、伝送されることが可能であるという利点を有する。さらに、データフレーム全体がデータ交換のために利用されることが可能である。時間がずらされた要求データフレームおよび応答データフレームにより、これらを完全に利用することが可能である。検証ビットまたは複数のCRC検証ビットの使用により、データ伝送はさらに特に確実になる。
本発明は、好適な実施形態を用いて詳細に解説されてきたが、それに限定されるものではなく、多様に変更可能である。図4および図5に記載されたデータフレーム長とは異なる、更なる別のデータフレームが構想可能である。アドレスビット、書込み/読取りビット、長さ表示ビット、状態ビット、および、検証ビットのための、図4および図5に記載されるビット位置も変更することが可能である。さらに、例えば、アドレス空間、または、データフレーム内で必要なアドレスビットの数を低減するために、複数のチップ選択線を設けることが構想可能である。提案されたデータ伝送方法は、SPIバスに限定されるものではなく、同期型直列バスシステムにおいて多様に利用することが可能である。

Claims (20)

  1. マスタ装置(2)と1つまたは複数のスレーブ装置(3、4、5)との間で、前記マスタ装置(2)から前記複数のスレーブ装置(3、4、5)へと要求データフレーム(RQ1、RQ2)を伝送するための少なくとも1つの要求線(16)と、前記複数のスレーブ装置(3、4、5)から前記マスタ装置(2)へと応答データフレーム(RP1、RP2)を伝送するための応答線(17)と、前記複数のスレーブ装置(3、4、5)を作動させるための少なくとも1つの選択線(15)と、を備えるバスシステム(6)を介してデータフレームを伝送する方法であって、
    前記複数のスレーブ装置(3、4、5)のうちの1つをアドレス指定するための少なくとも1つのアドレスビット(SA0、SA1、SA2)と、ユーザデータビット(LD)と、データフレーム長を示すための少なくとも1つの長さ表示ビット(DL0、DL1)と、を有する前記要求データフレームおよび前記応答データフレーム(RQ1、RQ2、RP1、RP2)が伝送される、データフレームを伝送する方法。
  2. 前記要求データフレーム(RQ1、RQ2)と前記応答データフレーム(RP1、RP2)とは、互いに同期して伝送される、請求項1に記載の方法。
  3. 要求データフレーム(RQ1)の直後に対応する応答データフレームが伝送される、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 要求データフレームおよび応答データフレーム(RQ1、RQ2、RP1、RP2)の伝送は、前記選択線(15)上での選択信号(CSB)のレベルの変更によって開始される、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記マスタ装置(2)によって、前記選択信号(CSB)が、前記要求データフレームおよび/または前記応答データフレーム(RQ1、RQ2、RP1、RP2)の伝送時間のために設定される、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 要求データフレーム(RQ1)の後に、同一のアドレスビット(SA0、SA1、SA2)を有する応答データフレーム(RP1)が、前記アドレス指定されたスレーブ装置(3、4、5)によって送信される、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 要求データフレーム(RQ1)のユーザデータビット(LD)に従って、前記アドレス指定されたスレーブ装置(3、4、5)によって、延長された応答データフレームが送信される、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 要求データフレーム(RQ0)の前記ユーザデータビット(LD)に従って、その後に続く、追加ビット(AD)の分だけ延長された要求データフレーム(RQ1’)が伝送される、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記追加ビットは、特に巡回冗長検査のための検証ビット(CR0−CR7)を含み、前記長さ表示ビット(DL0、DL1)は、前記延長された要求フレーム(RQ1’)の長さを示す、請求項8に記載の方法。
  10. 延長された要求データフレーム(RQ1’)と同期して送信される応答データフレーム(RP)の前記長さ表示ビット(DL0、DL1)は、前記応答データフレームの変更されていない長さを示す、請求項8または請求項9に記載の方法。
  11. 前記長さ表示ビット(DL0、DL1)に従って、各データフレームが、巡回冗長検査のためのパリティビット(PAR)または検証ビット(CR0〜CR7)を有する、請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記アドレスビット(SA0、SA1、SA2)は、各データフレームの最上位のビットとして伝送される、請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 書込み読取りビット(RD/WR)が、前記要求データフレーム(RQ1)内の所定のビット位置で伝送され、状態ビット(GS)が、前記応答データフレーム(RP)内の同一のビット位置で伝送される、請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の方法。
  14. パリティビット(PAR)は、前記要求データフレーム(RQ1、RQ2)および/または前記応答データフレーム(RP1、RP2)において、特に最下位のビットとして伝送される、請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記アドレスビット(SA0、SA1、SA2)、前記ユーザデータビット(LD)、前記長さ表示ビット(DL0、DL1)、前記書込み読取りビット(RW/WR)、前記状態ビット(GS)、前記パリティビット(PAR)および/または前記検証ビット(CR0〜CR7)のビット位置が、全データフレームのために同一に設定される、請求項1〜請求項14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記要求データフレームと前記応答データフレーム(RQ1、RP)は、16ビット、32ビット、48ビット、または64ビットを含む、請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 1つまたは複数のプログラム制御されるマスタ装置および/またはスレーブ装置(2、3、4、5)における、請求項1〜請求項16のいずれか1項に記載の方法の実施を促す、コンピュータプログラム。
  18. 少なくとも1つのマスタ装置(2)と1つまたは複数のスレーブ装置(3、4、5)とを備える、バスシステム(6)に接続された通信ネットワーク(1)であって、
    前記マスタ装置および前記スレーブ装置(2、3、4、5)は、請求項1〜請求項16のいずれか1項に記載の方法が実施されるように構成されている、通信ネットワーク(1)。
  19. 前記バスシステム(6)は、同期型バスシステムに相当し、特に、前記マスタ装置(2)は、クロック線(18)を介して前記複数のスレーブ装置(3、4、5)へとクロック信号(SCLK)を伝達する、請求項19に記載の通信ネットワーク(1)。
  20. 前記バスシステム(6)はSPIバスとして実現されている、請求項18または請求項19に記載の通信ネットワーク(1)。
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