JP2010526952A - 床仕上げ剤アプリケータ - Google Patents

Abstract

ハンドルを有するモップが接続されるが容易に取り外し可能でもある、引っ張り式床仕上げ剤アプリケータ。これは、或る場合に容易にアクセス可能な領域に床仕上げ剤を塗布するために手押し式（walk-behind）アプリケータの構成要素としてモップを用いることを可能にする一方で、あまり容易にアクセス可能でない領域に床仕上げ剤を塗布するために独立してモップを用いることも可能にする。アプリケータは、バッグインボックスの（bag in the box）床仕上げ剤を収納するように適合可能であるため、洗浄時間が減る。アプリケータは、最小数の使い捨て部品を用いることで、製造を経済的にする。いくつかの実施の形態は、車輪の動力によって駆動されるポンプを利用する。車輪からポンプへ動力を送るために、いくつかの実施の形態では伝動組立体が設けられる。

Description

本発明は、床仕上げ剤用のアプリケータに関する。より詳細には、引っ張り式（pull-behind）カートの構成要素としてポンプ及び着脱可能なモップを利用する簡易引っ張り式床仕上げ剤アプリケータに関する。

これは、現在係属中であり参照により本明細書に援用される２００７年５月７日付けで出願された米国特許出願第１１／７４４，９６７号の一部継続出願である。

引っ張り式床仕上げ剤アプリケータは、特許文献１、特許文献２、特許文献３、特許文献４、及び特許文献５に開示されている。このタイプの他の床仕上げ剤アプリケータは、Ｕｌｔｒａ−Ｔｒａｋ床仕上げ剤アプリケータとしてFast-Trak Inc.から、またＭｕｌｔｉ−Ｆｌｏアプリケータとしてミズーリ州セントジョセフのHillyard, Incから入手可能である。

これらのアプリケータは、多くの構成要素を有し且つ／又は別個のモッピング機能が備わっていない機構を伴う。例えば、特許文献１及び特許文献３に記載されているアプリケータは、複雑な送出システムを有する加圧タンクを含む。これらは、時間のかかる洗浄作業を要する。特許文献２及び特許文献４に記載されているものは、別個のモッピング機能が備わっていない。

引っ張り式床仕上げ剤アプリケータは、製造するのに経済的であるように単純な構造であるべきである。塗布を容易に行うことができないような場所に床仕上げ剤を塗布することが可能でもあるべきである。

米国特許第２，９７９，７５６号 米国特許第３，４５７，０１５号 米国特許第３，９８１，５９６号 米国特許第４，１２４，３１５号 米国特許第４，４７１，７１３号

従来技術は、最小数の部品を有しながらも移動式機械によって容易にアクセス可能な床領域及びそうでない床領域の両方に床仕上げ剤を塗布することができる床仕上げ剤アプリケータを提供していない。

本発明の一実施の形態は、車輪付きカートを含み且つ床仕上げ剤供給源を収納する、引っ張り式床仕上げ剤アプリケータを提供する。ハンドル部材及び床仕上げ剤拡布部材を有する床仕上げ剤拡布モップが、カートに着脱可能に取り付けられる。一実施の形態では、床仕上げ剤拡布モップは、クランプ部材によってカートに着脱可能に取り付けられる。床仕上げ剤を床へ送出するために床仕上げ剤供給源に接続される少なくとも１つの導管がある。いくつかの実施の形態では、弁部材が導管と連動し、弁作動部材が弁部材に作動可能に接続される。いくつかの実施の形態では、弁部材はピンチ弁である。

いくつかの実施の形態では、カートに接続されるスキッド部材があり、モップは、カートを直立位置からカートの前側に向かって約５度に位置決めするようにカート上に位置決めされる。

いくつかの実施の形態では、カートに接続されるキャリア部材と、床仕上げ剤を収容してキャリア部材に位置決めされる箱内の袋とがある。いくつかの実施の形態では、床仕上げ剤は、重力送りによって流れへ送出される。他の実施の形態では、床仕上げ剤は、ポンプ組立体の補助を介して送出される。いくつかの実施の形態では、ポンプは蠕動ポンプである。

いくつかの実施の形態では、ポンプ組立体は、カートの車輪の回転によって送られる動力によって駆動される。

本発明のいくつかの実施の形態は、車輪を有する床仕上げ剤アプリケータカートのポンプを選択的に駆動する伝動組立体を対象とする。伝動組立体は、カートの車輪に結合されて該車輪によって駆動される車軸と、車軸に接続される駆動歯車と、駆動歯車に係合する傘歯車を有し、ポンプを駆動する駆動軸とを備える。いくつかの実施の形態では、駆動歯車は一方向ローラクラッチを含む。いくつかの実施の形態では、伝動組立体は、ばねクラッチアクチュエータ（spring loaded clutch actuator）も含み、ばねクラッチアクチュエータは、少なくとも１つのスラストワッシャと、該スラストワッシャに係合する枢動棒部材とを含む。

いくつかの実施の形態は、床仕上げ剤のリザーバを支持する本体部材と、本体に結合されるハンドルと、本体部材に結合され、ハンドルに力が加わると本体の枢動点を少なくとも部分的に画定する一対の車輪と、本体に枢結され、床に対して上昇位置で本体を支持するように床と係合可能であるキックスタンドであって、床と係合していないときに枢動点を中心に本体に向かって付勢される、キックスタンドとを備える、床仕上げ剤アプリケータも対象とする。

床仕上げ剤を収容する箱の配置を示す床仕上げ剤アプリケータの斜視図である。 モップの取り付けを示す図１と同様の図である。 アプリケータから外されたモップを示す図２と同様の図である。 モップが取り付けられた状態で床仕上げ剤の分配を示す、図１に示すアプリケータの側面図である。 枢結スプレッダー棒部材の接続を示す詳細図である。 スプレッダー棒部材が床仕上げ剤搬送用の導管を支持しているところを示す部分正面図である。 スプレッダー棒部材を折り畳み状態で示す図６と同様の図である。 床仕上げ剤搬送用の導管を通る床仕上げ剤の流れを制御する弁の詳細図である。 アプリケータから外されたモップを示す、本発明の態様を具現する床仕上げ剤アプリケータの斜視図である。 モップが取り付けられた状態でベイルの作動を示す、図９に示すアプリケータの側面図である。 図１０に示すベイルの止め具機構の詳細図である。 ポンプを作動させる駆動手段を停止位置で示す、図９に示すアプリケータの底面図である。 車輪と連携するローラクラッチの断面を示す図１２の詳細図である。 駆動手段を作動位置で示す図１２と同様の図である。 図１４の線１５−１５に沿った断面図である。 ポンプを示し且つ床仕上げ剤の分配を示す、図９に示すアプリケータの正面図である。

図１〜図３を参照すると、全体的に１０で示す床仕上げ剤アプリケータは、車輪１８が回転可能に取り付けられているベース部１６に接合されるＵ字形の管状ハンドル部材１４を有する、カート１２を含む。床仕上げ剤を収容する袋２３を有する箱２１が、箱２１のキャリア部材を提供するベース部１６上に支持される。傾斜パネル２４がベース部１６を囲む。カート１２は、スキッド部材２２によって支持される。ハンドル部材１４には、第２のスプレッダー棒部材３７が接続されているスプレッダー棒部材２６も接続される。スプレッダー棒部材２６及び３７は、床面２７上に床仕上げ剤を堆積させるための床仕上げ剤搬送用の可撓性導管２５及び２９を支持する。ハンドル３０及びパッド３２を有する全体的に２８で示すモップが、クランプ３４及び３５によってハンドル部材１４に取り外し可能に取り付けられる。好ましくは、マップパッド３２は、床仕上げ剤の拡布及びレベリングのために異なるサイズの材料から構成される。これは、フォーム、フロックフォーム（flocked foam）、織布、又は不織布で作られ得る。

図５〜図７を参照すると、スプレッダー棒部材３７は、ヒンジ４１を用いてスプレッダー棒部材２６に枢結される。それは、ブラケット４３及びピン４５によってヒンジ開放位置に保持される。第２のブラケット４６が、スプレッダー棒部材２６に接続される。これは、ピン４５をブラケット４６に配置したときに、図７で見られるような折り畳み位置に枢動スプレッダー棒３７を締結する役割を果たす。スプレッダー棒部材２６及び３７は、導管２５及び２９を内部で支持するためのノッチ３９を有する。

袋２３から導管２５及び２９への床仕上げ剤の流れは、傾斜パネル２４に接続されている全体的に４７で示す制御ピンチクランプによって制御される。これは、図８で最もよく示される。送り管６３が、袋２３に接続され、本体部材４９及びクランプ板５１を含むピンチクランプ４７を通って延びる。クランプ部材５３を送り管６３と係合するように位置決めするように、クランプ部材５３がばね５７によって付勢閉鎖されている。これは、図７で見られる。クランプ部材５３は、支持ヒンジ５５を有するヒンジクランプ部材５３に接続されているケーブル５９によって開放される。ハンドル部材１４上の制御レバー６１が、ケーブル５９を引っ張ってクランプ部材５３を開放する。送り管６３は、Ｙコネクタ６５によって導管２５及び２９に相互接続される。

床仕上げ剤アプリケータ１０のさらなる理解は、図１〜図８で見られるようなその動作の説明によって得ることができる。床仕上げ剤を収容する袋２３は、箱２１に入れられ、この箱は、図１に示すようなカート１０に積載される。袋２３は、図６に示すような送り管６３に接続され、図６は、閉鎖位置で送り管６３を挟み付けている制御クランプ４７を示す。最初は、枢動スプレッダー棒部材３７が図７に示すような折り畳み位置にある。棒３７を延ばすには、ピン４５をブラケット４６から引き抜き、ヒンジ４１を用いてスプレッダー棒部材３７を図６に示す位置へ枢動式に延ばす。続いて、ピン４５をブラケット４３に入れて、スプレッダー棒部材３７を棒２６に固定する。これが、カート１２の中心軸からずれた位置をもたらして、導管２９及び２５それぞれの開端３１及び３３を分配位置にする。開端３１及び３３には、図４で見られるようなノズル３６等の分配ノズルが取り付けられている。モップハンドル３０は、クランプ３４及び３５を用いてハンドル部材１４に締結される。それは、カート１２の前部に延びるように位置決めされ、積載済みのカート１２の重量の一部をモップパッド３２に載せるためにスキッド部材２２を持ち上げるように延ばされる。これは、図４で見られる。この配置が、カートを直立位置から約５度に位置決めする。

ピンチ弁４７は、ピンチクランプ４７を図８で見られる位置に配置する圧縮レバー６１によって開放される。続いて、床仕上げ剤が、導管２５及び２９を通って流れて３６等のノズルから出る。床仕上げ剤は、カート１２を後方へ移動させるとモップパッド３２によって分配される。床仕上げ剤をカート１２によって容易にアクセス可能ではない表面に塗布するには、モップ２８を通常の方法でカート１２から外して用いる。

このように、消耗部品から構成される床仕上げ剤アプリケータが提供されることが分かるであろう。これは、箱２１内の袋２３、プラスチックの送り管６３、並びに導管２５及び２９の使用から分かる。これらの部品は、使用後に使い捨てしやすい。さらに、床仕上げ剤アプリケータ１０は、モップ２８に二重の用途を与える。これは、カート１２に取り付けられると床仕上げ剤用のスプレッダーとして働く一方で、手動モップとして別個に用いることもできる。

特定のピンチ弁４７を、アプリケータ１０と共に説明してきた。可撓性の管６３を通る流れの圧縮及び閉塞を行う任意のタイプのクランプを用いることができる。モップ２８の特定の設計も必須ではない。床仕上げ剤の適当な拡布及びレベリングを行う限り、使い捨てのモップヘッドを有する任意のモップを代用品とすることができる。

図１〜図８に示す実施形態は、重力によってリザーバから床へ床仕上げ剤を送出する床仕上げ剤アプリケータに関するものであった。換言すれば、ポンプの補助が利用されていなかった。しかしながら、図９〜図１５は、ポンプを利用して床へ床仕上げ剤を送出することを除いて、上述したものと酷似した別の床仕上げ剤アプリケータを示す。この実施形態の多くの特徴が、図１〜図８に示す実施形態の特徴と酷似している。したがって、共通又は同様の特徴には概して同様の参照符号が付される。

図９及び図１０に示すように、包括的に１０で示す床仕上げ剤アプリケータは、車輪１８が回転可能に取り付けられている成形プラスチックのベース部１６に接合されるＵ字形の管状ハンドル部材１４を有する、カート１２を含む。床仕上げ剤を収容する袋２３を有する箱２１が、箱２１のキャリア部材を提供するハウジング１６上に支持される。キックスタンド２２が、カート１２のベース部１６を支持する。ばね６０が、キックスタンド２２をハウジング１６に向けて枢動付勢する。

ハウジング１６には、クランプ３４及び３５を有するフレーム部材２０が接続される。ハンドル３０及びモップヘッド３２を有するモップ２８が、クランプ３４及び３５によってフレーム部材２０に取り外し可能に取り付けられる。好ましい方法では、モップヘッド３２は、床仕上げ剤の拡布及びレベリングのために異なるサイズの材料から構成されるパッドを有する。これは、フォーム、フロックフォーム、織布、又は不織布で作られ得る。

図１１、図１４、及び図１５を参照すると、車輪からポンプ６４へ動力を伝達する伝動組立体が示されている。伝動組立体は、ポンプ６４の作動を選択的に制御するばねクラッチ３８を含む。クラッチは、駆動軸４２に摺動可能に受け止められるスラストワッシャ４０を含む。ばね４４が、ワッシャ４０を枢動棒４８に対して付勢する。枢動棒４８にはケーブル６６が取り付けられる。駆動軸４２には傘歯車５０が接続される。駆動軸４２の反対端は、ポンプ６４につながる駆動軸５２に摺動可能に受け入れられる。駆動歯車５４が、車軸５６に取り付けられる。

図１０及び図１３で見られるように、ケーブル６６は、接続ペグ７１によってベイル６９にも取り付けられ、ハンドル１４上のブラケット６７に摺動可能に固定される。ハンドル１４には、ベイル６９が枢動可能に取り付けられている。ハンドル１４には、ベイル止め具７３も接続されている。

ポンプ６４は、ピストンポンプ、歯車ポンプ、膜ポンプ、蠕動ポンプ等の様々な異なるポンプを含み得る。各ポンプを床仕上げ剤の送出に利用することができ、上述の伝動組立体を介して操作可能であり得るが、蠕動ポンプの実施形態が非常に好ましい実施形態である。より詳細に後述するように、蠕動ポンプは、床仕上げ剤がポンプに接触しないため実質的に洗浄しやすいという理由で好ましい。

図１６を参照すると、蠕動ポンプは、コンパートメント７５に収容される。床仕上げ剤送り導管２５が、コネクタ７９を用いて袋２３と流体連通する。送り導管２５はポンプ導管８１とも流体連通し、出力導管８３もポンプ導管８１と流体連通する。スリーブ８５が、導管２５、８３とポンプ導管８１との接続を提供する。オリフィス８９を有する噴霧導管８７が、ブラケット９０によってハウジング１６に取り付けられる。

床仕上げ剤アプリケータ１０のさらなる理解は、図９〜図１６で見られるようなその動作の説明によって得ることができる。床仕上げ剤を収容する袋２３は、箱２１に入れられ、この箱は、図９に示すようなカート１２のハウジング１６に積載される。袋２３は、図１６に示すような可撓性の送り管２５に接続される。図１０に示すように、モップ２８は、クランプ２８及び２９を用いてアプリケータ１０に締結される。床仕上げ剤を袋２３から床面２７へ分配することが望まれる場合、アプリケータ１０を図１０に示す方向矢印１９で示す方向に移動させる。続いて、ベイル６９を方向矢印１７で示す方向に移動させると、これが枢動棒４８を図１２に示す位置から図１４に示す位置へ移動させることにより、駆動軸４２をスラストワッシャ４０によって移動させて、傘歯車５０を車輪１８による車軸５６の回転によって回転する駆動歯車５４と係合するように移動させる。駆動軸４２の回転は、図１５に示すピン５８・スロット５７構造（arrangement）を介して駆動軸５２を回転させる。これは、２つの軸の接続を維持したまま軸５２内での軸４２の直線運動を可能にする。軸５２の回転が、ポンプ６４のポンプ動作を行わせる。

図１６で最もよく示されるように、床仕上げ剤は、可撓性の送り導管２５を通って蠕動ポンプ６４へ流れ込む。それは、可撓性の出力導管８３へ圧送されて噴霧導管８７へ圧送され、そこからオリフィス８９を通して分配される。カート１２の移動中の蠕動ポンプ６４の作動は、車輪１８と連携するローラクラッチ９４によって防止され得る。これは、図１３に示されている。ローラベアリング９２が、ローラクラッチ９４のように軸５６に取り付けられる。スペーサ９３が、ベアリング９２とハウジング１６とを隔てる。歯車５０及び５４が非係合状態である図１２に示す位置に枢動棒４８を配置する位置にベイル６９を移動させない場合、ローラクラッチが、カート１２の移動中のポンプ６４の作動を防止する。

アプリケータのいくつかの実施形態の有利な特徴は、使い捨てのコネクタ７９並びに使い捨ての可撓性導管２５、８１、８３及び噴霧導管８７である。床仕上げ剤の塗布が完了すると、蠕動ポンプ６４を洗浄せずに、これらの構成要素を即座に取り外して交換することができる。換言すれば、蠕動ポンプの使用を通して、床仕上げ剤はポンプに一切接触しない。したがって、時間のかかる清掃が不要である。正確には、次の作業前に導管をポンプから取り外して交換するだけでよい。

アプリケーション１０のいくつかの実施形態の別の利点は、モップ２８の二重の用途である。それは、カート１２に取り付けられると床仕上げ剤用のスプレッダーとして働く一方で、アプリケータに取り付けられると容易にアクセス可能でない床の領域に床仕上げ剤を塗布するために手動モップとして別個に用いることもできる。

ローラクラッチ９４を、アプリケータ１０と共に説明してきた。ベイル６９を図１０に実線で示す上方位置にすることによって、アプリケータの前進運動中にポンプ６４の停止を行わせることができるため、所望であればローラクラッチ９４を省くことができる。モップ２８をアプリケータ１０から係脱可能にすることも必須ではない。さらに、上述の実施形態は、車輪の動力を利用してポンプを駆動したが、他の実施形態は、着脱可能なハンドルを有する電気ポンプを利用してもよい。本発明の精神の範囲内にあるそのような変更形態及び他の変更形態の全てが、添付の特許請求の範囲によって定義される範囲内にあることが意図される。

Claims (20)

1. 床仕上げ剤アプリケータであって、
   車輪と、床仕上げ剤供給源を収納するように構成及び配置される本体部材とを有するカートと、
   ハンドル部材及び床仕上げ剤拡布部材を有し、前記カートの使用中に前記カートから外して選択的に用いるために前記カートに着脱可能に取り付けられる床仕上げ剤拡布モップとを備える、床仕上げ剤アプリケータ。
2. 前記カートに結合され、床仕上げ剤を床へ送出するように動作可能であるポンプをさらに備える、請求項１に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
3. 前記ポンプは蠕動ポンプである、請求項２に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
4. 前記床仕上げ剤供給源に結合され、床仕上げ剤を前記ポンプへ送出する導管をさらに備える、請求項２に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
5. 前記ポンプと前記車輪との間に結合され、前記車輪の移動によって前記ポンプを駆動するように選択的に動作可能である伝動組立体をさらに備える、請求項２に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
6. 前記ポンプの動作を選択的に制御するように前記伝動組立体と連動する制御手段をさらに備える、請求項５に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
7. 前記制御手段はばねクラッチアクチュエータを含む、請求項６に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
8. 前記ばねクラッチアクチュエータは、少なくとも１つのスラストワッシャと、前記スラストワッシャに係合する枢動棒部材とを含む、請求項７に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
9. 前記伝動組立体は、車輪車軸に接続される駆動歯車と、前記駆動歯車に係合して前記ポンプを駆動する傘歯車を有する駆動軸とを含む、請求項５に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
10. 前記駆動歯車は一方向ローラクラッチを含む、請求項９に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
11. 前記駆動軸は、前記傘歯車を有する第１の軸と第２の軸とを含み、前記第１の軸及び前記第２の軸は、ピン・スロット構造によって相互接続される、請求項９に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
12. 前記車輪付きのカートは、前記床と係合するモップヘッドを有するモップのハンドルを選択的に受け入れるクランプ部材を含む、請求項１に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
13. 前記制御手段は、前記駆動軸に取り付けられるレバー、前記駆動軸に取り付けられるケーブル、及び前記ケーブルを作動させるハンドル部材を含む、請求項６に記載の床仕上げ剤アプリケータ。
14. 請求項１に記載のアプリケータを用いて床面に床仕上げ剤を塗布する方法。
15. 車輪を有する床仕上げ剤アプリケータカートのポンプを選択的に駆動させる伝動組立体であって、
    前記カートの車輪に結合され、前記車輪によって駆動される車軸と、
    前記車軸に接続される駆動歯車と、
    前記駆動歯車に係合する傘歯車を有し、前記ポンプを駆動する駆動軸とを備える、伝動組立体。
16. 前記駆動歯車は一方向ローラクラッチを含む、請求項１５に記載の伝動組立体。
17. ばねクラッチアクチュエータをさらに備える、請求項１６に記載の伝動組立体。
18. 前記ばねクラッチアクチュエータは、少なくとも１つのスラストワッシャと、前記スラストワッシャに係合する枢動棒部材とを含む、請求項１７に記載の伝動組立体。
19. 前記駆動軸は、前記傘歯車を有する第１の軸と第２の軸とを含み、前記第１及び第２の軸は、ピン・スロット構造によって相互接続される、請求項１５に記載の伝動組立体。
20. 床仕上げ剤のリザーバを支持する本体部材と、
    前記本体に結合されるハンドルと、
    前記本体部材に結合され、前記ハンドルに力が加わると前記本体の枢動点を少なくとも部分的に画定する一対の車輪と、
    前記本体に枢結され、床に対して上昇位置で前記本体を支持するように前記床と係合可能であるキックスタンドであって、前記床と係合していないときに枢動点を中心に前記本体に向かって付勢される、キックスタンドとを備える、床仕上げ剤アプリケータ。

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