JP2010524273A - 編集装置及び編集方法 - Google Patents

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Abstract

ビデオ素材を編集する編集装置100は、ビデオ素材の一部に第1の範囲を設定する編集部24と、上記第1の範囲に対応するビデオ素材と第2の範囲に対応するビデオ素材とを含むビデオ素材ファイルを生成するビデオ素材ファイル生成部27であって、第2の範囲が、上記第1の範囲の前および/または後ろに連続している、上記ビデオ素材ファイル生成部27と、上記ビデオ素材ファイルを出力する出力部28と、を備える。
【選択図】図12

Description

本発明は、ビデオ素材を編集する編集装置および編集方法に関する。
動画像データ、静止画像データ、音声データ、テキストデータなどの種々のビデオ素材を利用して、ユーザから受け付けた編集情報に応答して画像や音声の編集を行う種々のアプリケーションがある。そのようなアプリケーションは、パーソナルコンピュータやワークステーション、その他の情報処理装置上で機能するソフトウェアとして種々提供されている。
各アプリケーションは、記録媒体に格納された画像データや音声データなどの様々なビデオ素材の全部または一部を読み出し、所望の部分を繋ぎ合わせる編集処理を実行して、一連の映像データや音声データを生成するように構成されている。
このような編集アプリケーションでは、編集対象を所定の時間的範囲でビデオ素材を参照する複数のクリップとして扱い、たとえば、時間軸に沿った複数のトラック上にクリップを配置して、ユーザから受け付けた編集情報に対応して編集処理を実行するように構成できる。
編集中のクリップを他の異なるアプリケーションで利用するためには、編集情報が記述された編集データファイルをエクスポートすることが考えられる。編集データファイルは、各アプリケーション間で共通に利用可能となるように、標準化された記述フォーマットで記載されていればよく、たとえば、AAF(Advance Authoring Format)、XML(Extensible Markup Language)、EDL(Edit Decision List)、その他のフォーマットを用いることができる。
特開2004−310889号公報
データのやり取りを行うアプリケーションが同一のコンピュータシステムに搭載されているような場合やネットワークを通じて同一のビデオ素材を参照することが可能であるような場合には、編集データファイルだけをエクスポートするだけでよい。
しかしながら、エクスポートされた編集データファイルを用いるアプリケーションがオリジナルビデオ素材を参照できない場合には、クリップが参照しているビデオ素材のファイルを編集データファイルとともにエクスポートする必要がある。
エクスポートするビデオ素材ファイルとして、オリジナルのビデオ素材をそのままコピーして出力すると、余剰データが大きくなるという問題がある。このため、クリップが参照している参照範囲だけをオリジナルのビデオ素材からコピーしてビデオ素材ファイルを生成し、これをエクスポートすることが考えられる。
クリップが参照するビデオ素材のうちの参照範囲だけをデータファイルとしてエクスポートする場合、このデータファイルを利用するアプリケーションにおいて、このクリップが参照している参照範囲の開始点の前または終了点の後ろに伸張するようなトリミングを行うことができないという問題がある。
本発明の目的は、新規で有用な編集装置および編集方法を提供することである。本発明の他の目的は、編集装置からビデオ素材を含むファイルをエクスポートする場合に、エクスポート先でのビデオ素材の編集の自由度を向上可能なファイルを生成する編集装置および編集方法を提供することである。
本発明の第1の観点によれば、ビデオ素材を編集する編集装置であって、前記ビデオ素材の一部に、第1の範囲を設定する編集部と、前記第1の範囲に対応するビデオ素材と、該第1の範囲の時間的に前または後ろに連続する第2の範囲に対応するビデオ素材とを含むビデオ素材ファイルを生成するビデオ素材ファイル生成部と、前記ビデオ素材ファイルを出力する出力部と、を備える、前記編集装置が提供される。
本発明によれば、出力されたビデオ素材ファイルを他の編集装置あるいはソフトウェアで編集する場合、第1の範囲のビデオ素材のみならず、第1の範囲の前または後ろに連続する第2の範囲のビデオ素材を編集できるため、編集可能な範囲が広がって、編集の自由度が向上する。また、従来は、第1の範囲の前後のビデオ素材の編集が必要になった場合、編集装置で第1の範囲を設定し直して再度出力する必要があったが、本発明によれば、第1の範囲の前または後ろに連続する第2の範囲のビデオ素材をビデオ素材ファイルに含ませているので、その手間を省略できる。
本発明の第2の観点によれば、ビデオ素材を編集する編集方法であって、前記ビデオ素材の一部に、第1の範囲を設定するステップと、前記第1の範囲に対応するビデオ素材と、該第1の範囲の時間的に前または後ろに連続する第2の範囲に対応するビデオ素材とを含むビデオ素材ファイルを生成するステップと、前記ビデオ素材ファイルを出力するステップと、を含む、前記編集方法が提供される。
本発明によれば、出力されたビデオ素材ファイルを他の編集方法あるいはソフトウェアで編集する場合、第1の範囲のビデオ素材のみならず、第1の範囲の前または後ろに連続する第2の範囲のビデオ素材を編集できるため、編集可能な範囲が広がって、編集の自由度が向上する。また、従来は、第1の範囲の前後のビデオ素材の編集が必要になった場合、編集装置で第1の範囲を設定し直して再度出力する必要があったが、本発明によれば、第1の範囲の前または後ろに連続する第2の範囲のビデオ素材をビデオ素材ファイルに含ませているので、その手間を省略できる。
本発明によれば、編集装置からビデオ素材を含むファイルをエクスポートする場合に、エクスポート先でのビデオ素材の編集の自由度を向上可能なファイルを生成する編集装置および編集方法を提供できる。
本発明の一実施形態に係る編集装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る編集装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る編集装置で生成される編集画面の一例を示す説明図である。 AAFフォーマットによるデータ構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る編集装置の制御フローチャートである。 プロジェクトの処理画面の一例を示す説明図である。 エクスポート時における詳細設定画面の一例を示す説明図である。 本発明の他の実施形態による制御フローチャートである。 他の編集装置でプロジェクトファイルをインポートする際の設定画面の一例を示す説明図である。 他の編集装置で編集されたプロジェクトファイルを再度インポートする際のメニュー画面の一例を示す説明図である。 他の編集装置で編集されたプロジェクトファイルを再度インポートする際のインポートダイアログ画面の一例を示す説明図である。 エクスポートされるビデオ素材ファイルの生成の説明図である。 エクスポートされるビデオ素材ファイルの生成の他の例の説明図である。 エクスポートされるビデオ素材ファイルの生成のさらに他の例の説明図である。
<発明の概要>
動画像データ、静止画像データ、音声データ、テキストデータなどのビデオ素材を統合して、動画像データやオーディオデータを編集する編集装置は、デスクトップ型コンピュータ、ラップトップ型コンピュータなどのいわゆるパーソナルコンピュータ端末を用いて実現することができる。編集装置は、ユーザの編集指示に応じて、自身に内蔵されるかまたは外付けで接続される記憶媒体、またはネットワーク上に存在するデータストレージに格納されたビデオ素材を参照し、時間長情報を備えるクリップとして選択する。
クリップが参照するビデオ素材の参照範囲と、編集により生成されるビデオ素材の時間軸上での時間位置とをクリップIDと関連付けることにより、編集データが生成される。
編集装置は、ビデオ素材の一部あるいは全部を参照するクリップの編集データを管理する。クリップが参照するビデオ素材とその編集データとをまとめてプロジェクトと呼ぶ場合もある。なお、プロジェクトは編集データを必ずしも含む必要はない。
編集装置は、他のアプリケーションのためにビデオ素材をエクスポートする場合には、必要に応じてオリジナルのビデオ素材からクリップが参照する範囲を切り出したビデオ素材を含むビデオ素材ファイルを生成する。
また、編集装置は、ビデオ素材ファイルと共に、編集データを含む編集データファイルを出力する。編集装置は、ビデオ素材ファイルと編集データファイルが一体化されたファイル、すなわち、ビデオ素材とそれに対応する編集データとを含むファイルを出力してもよい。この一体化されたファイルをプロジェクトファイルと呼ぶ場合もある。
編集情報はプロジェクト情報と呼ばれ、このプロジェクト情報に含まれる編集データは、たとえば、AAF、XML、EDL、その他のフォーマットで記述した編集データファイルとして出力される。
編集データファイルは、クリップ情報、プロジェクト情報、トラック情報、先頭位置情報、時間長情報などを含む。編集データファイルは、編集中のビデオ素材全体におけるクリップが参照するビデオ素材の位置および長さの情報を含み、ビデオ素材全体とクリップが参照するビデオ素材とを関連付けるように構成される。
プロジェクト情報にオリジナルのビデオ素材から切り出したビデオ素材ファイルを含ませる場合には、クリップが参照する参照範囲の前後に時間的に連続するように所定の追加範囲を付加してビデオ素材ファイルを生成する。
<編集装置のハードウェア構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る編集装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1を参照するに、編集装置100は、光ディスクやその他の記録媒体を駆動するためのドライブ101、CPU102、RAM104、ROM103、HDD105、通信インターフェース106、入力インターフェース107、出力インターフェース108、デコーダ109及びこれらを接続するバス111を備えている。
ドライブ101には光ディスクなどのリムーバブルメディア101aが装着され、このリムーバブルメディアからのデータの読み出しが行われる。図1では、ドライブ101が編集装置100に内蔵されている場合を示しているが、外付けのドライブであってもよい。このドライブ101は、光ディスクの他、磁気ディスク、光磁気ディスク、ブルーレイディスク、半導体メモリなどを採用することができる。ビデオ素材の読み出しは、通信インターフェース106を介して接続可能なネットワーク上のリソースであってもよい。
CPU102は、ROM103に記録されている制御プログラムをRAM104などの揮発性記憶領域に展開し、編集装置100全体の動作を制御する。
HDD105は、編集装置としてのアプリケーションプログラムが格納されている。CPU102がこのアプリケーションプログラムをRAM104上で展開し、コンピュータを編集装置として機能させる。また、光ディスクなどのリムーバブルメディアから読み出されたビデオ素材や各クリップの編集データなどをこのHDD105に格納するように構成することも可能である。HDD105に記憶されたビデオ素材に対するアクセス速度は、ディスクドライブに装着された光ディスクに比して速いので、編集時においてHDD105に格納されたビデオ素材を用いることで、表示の遅延が少なくなる。編集データの記憶手段として、高速アクセス可能な記憶手段であればHDD105に限定されるものではなく、たとえば、磁気ディスク、光磁気ディスク、ブルーレイディスク、半導体メモリなどを用いることができる。通信インターフェースを介して接続可能なネットワーク上のこれらの記憶手段を編集データ用の記憶手段として用いることも可能である。
通信インターフェース106は、たとえばUSB(Universal Serial Bus)を介して接続されるビデオカメラとの間で通信を行い、ビデオカメラ内部の記録媒体に記録されているデータを受信する。また、通信インターフェ−ス106は、LANやインターネットを介して生成された編集データをネットワーク上のリソースに送信することも可能である。
入力インターフェース107は、キーボードやマウスなどの操作部200を介してユーザが入力する指示を受け付け、バス111を介してCPU102に操作信号を供給する。
出力インターフェース108は、LDC(液晶表示装置)やCRTなどの表示装置、スピーカなどの出力装置300に、CPU102からの画像データや音声データを供給する。
AVユニット110は、ビデオ信号およびオーディオ信号に対する各種処理を実行するものであり、以下のような要素及び機能を備えている。
外部ビデオ信号インターフェース11は、編集装置100の外部とビデオ符号化/復号器12との間で、ビデオ信号の受け渡しを行う。たとえば、外部ビデオ信号インターフェース11には、アナログコンポジット信号、アナログコンポーネント信号の入出力部が設けられる。
ビデオ符号化/復号器12は、ビデオインターフェース13を介して供給されたビデオデータを復号処理及びアナログ変換し、得られたビデオ信号を外部ビデオ信号インターフェース11に出力する。またビデオ符号化/復号器12は、外部ビデオ信号インターフェース11や外部ビデオ・オーディオ信号インターフェース14から供給されたビデオ信号を、必要に応じてディジタル変換した後、たとえば、MPEG2方式で圧縮し、得られたデータをビデオインターフェース13を介してバス111上に出力する。
ビデオインターフェース13は、ビデオ符号化/復号器12とバス111との間でデータの受け渡しを行う。
外部ビデオ・オーディオ信号インターフェース14は、外部にある機器から入力されたビデオデータをビデオ符号化/復号器12に、オーディオデータをオーディオプロセッサ16に、それぞれ出力する。また、外部ビデオ・オーディオ信号インターフェース14は、ビデオ符号化/復号器12から供給されたビデオデータと、オーディオプロセッサ16から供給されたオーディオデータとを外部出力する。たとえば、外部ビデオ・オーディオ信号インターフェース14は、SDI(Serial Digital Interface)などに準拠したインターフェースである。
外部オーディオ信号インターフェース15は、外部とオーディオプロセッサ16との間でオーディオ信号の受け渡しを行う。たとえば、外部オーディオ信号インターフェース15は、アナログオーディオ信号のインターフェース規格に準拠したインターフェースである。
オーディオプロセッサ16は、外部オーディオ信号インターフェース15から供給されたオーディオ信号をアナログ/ディジタル変換し、得られたデータをオーディオインターフェース17に出力する。また、オーディオプロセッサ16は、オーディオインターフェース17から供給されたオーディオデータのディジタル/アナログ変換および音声調整などを行い、得られた信号を外部オーディオ信号インターフェース15に出力する。
オーディオインターフェース17は、オーディオプロセッサ16に対するデータの供給、オーディオプロセッサ16からバス111上へのデータ出力を行う。
<編集装置の機能構成>
図2は、編集装置100の機能構成を示すブロック図である。図2を参照するに、編集装置100のCPU102は、ユーザインターフェース部21、編集部24、情報入力部25、編集データファイル生成部26、ビデオ素材ファイル生成部27、情報出力部28の様々な機能ブロックを有し、これらの機能ブロックは、メモリ104上に展開されるアプリケーションプログラムによって実現される。
このような各機能ブロックにより、ビデオ素材と編集データを含むプロジェクトファイルのインポート機能、各クリップに対する編集機能、ビデオ素材および/または編集データを含むプロジェクトファイルのエクスポート機能、プロジェクトファイルのエクスポート時におけるビデオ素材に対するマージン設定機能などを実現する。
《編集機能》
図3は、編集装置100の編集画面の一例を示す図である。
図3を図2と共に参照するに、編集画面の表示データ、表示制御部23により生成され、出力装置300のディスプレイに出力される。
編集画面30は、編集されたコンテンツや取得したビデオ素材の再生画面を表示する再生ウィンドウ31、各クリップがタイムラインに沿って配置される複数のトラックで構成されるタイムラインウィンドウ32、取得したビデオ素材をアイコン表示するビンウィンドウ33などを備えている。
ユーザインターフェース部21は、操作部200を介してユーザが入力した指示入力を受け付ける指示受付部22、ディスプレイやスピーカなどの出力装置300に対する表示制御を行う表示制御部23を含んでいる。
編集部24は、操作部200を介してユーザから入力された指示により指定されたクリップが参照するビデオ素材、あるいはデフォルトで指定されているプロジェクト情報を備えるクリップが参照するビデオ素材を、情報入力部25を介して取得する。
情報入力部25は、HDD105内に記録されているビデオ素材が指定された場合には、これをビンウィンドウ33に表示し、HDD105内に記録されていないビデオ素材が指定された場合には、ネットワーク上のリソースやリムーバブルメディアなどからビデオ素材を読み出してビンウィンドウ33にアイコン表示する。図示した例では、3つのビデオ素材がアイコンIC1〜IC3で表示されている。
指示受付部22は、編集に用いるクリップと、ビデオ素材の参照範囲と、その参照範囲がコンテンツの時間軸上にしめる時間位置との指定を編集画面上で受け付ける。具体的には、指示受付部22は、クリップID、参照範囲の開始点および時間長、クリップが配置されるコンテンツ上の時間情報などの指定を受け付ける。このためのユーザの操作は、表示されているクリップ名を手がかりに、所望のビデオ素材のアイコンをタイムライン上にドラッグ&ドロップする。指示受付部22は、この操作によるクリップIDの指定を受け付けて、選択されたクリップが参照する参照範囲に応じた時間長でトラック上にクリップが配置される。
各トラック上に配置されたクリップは、クリップの開始点、終了点、タイムライン上の時間的な配置などを適宜変更することが可能となっており、たとえば、編集画面上に表示されるマウスカーソルを移動させて所定の操作を行うことで指示入力することが可能である。
《プロジェクトのエクスポート機能》
1つまたは複数のクリップを含むビデオ素材は、他のアプリケーションで使用する場合には、ビデオ素材生成部27によってビデオ素材ファイルを生成し、情報出力部28を介して出力される。
また、このビデオ素材に対応する編集データは、そのアプリケーションで使用可能なフォーマットで記述された編集データファイルを生成し、情報出力部28を介して出力される。編集データファイルは、アプリケーション間で共通に利用できるフォーマットを用いることができる。そのフォーマットは、たとえば、AAF、XML、EDL、その他のフォーマットである。
図4は、AAFフォーマットで編集データファイルに含まれる各クリップの編集情報の構造を示す図である。
図4を図2と共に参照するに、編集データファイル40には、シーケンス名を示すConpositionMob41、トラック名、編集単位(フレームレート/サンプルレート)、属性(ビデオ/オーディオ)を示すTimelineMobSlot42、時間長および属性を示すSequence43、素材中の先頭位置および長さを示すSourceClip44、クリップ名を示すMasterMob45、クリップが参照する素材の保存場所を示すFileSourceMob46などが含まれている。
編集データファイル生成部26は、プロジェクトのエクスポートが指示された場合に、編集部24で編集中のビデオ素材について編集データを収集して、所定のデータフォーマットで記述した編集データファイル40を生成する。
ビデオ素材ファイル生成部27は、オリジナルのビデオ素材からクリップが参照する参照範囲に時間的に前後に位置する所定長さの追加範囲を付加したビデオ素材を切り出して、これをビデオ素材ファイルとして出力する。
このビデオ素材ファイルは、編集部24により編集中のビデオ素材に含まれる各クリップに基づいて、ビデオ素材ファイル生成部27が所定のリソースから生成されたビデオ素材を含んでいる。
ビデオ素材ファイルに追加する追加範囲のマージン量は、ユーザによって指定される。また、データの属性やクリップが参照する参照範囲の時間的長さに応じてデフォルトでマージン量を設定することも可能である。
図5は、本実施形態に係る編集装置の制御フローチャートである。図6は、プロジェクトの処理画面の一例を示す説明図である。図7は、AAFフォーマットでのエクスポート時における詳細設定画面の一例を示す図である。図6および図7を適宜参照しつつ、図5のフローチャートに基づいて、ユーザがビデオ素材ファイルに追加するマージン量を指定する手順を説明する。この例では、各クリップに対するマージンを一括で設定する場合について説明する。
ステップS11では、CPU102は、クリップのエクスポート時のマージン量等の条件の指定を受け付ける。
具体的に説明すると、CPU102は、プロジェクトの処理に関する指示を受け付けると、図6に示すプロジェクト処理画面70を表示する。プロジェクト処理画面70では、プロジェクトの保存またはエクスポートに関するメニュー表示を行い、プロジェクトのエクスポートバー71が選択されると、エクスポートするプロジェクトの編集データファイルのフォーマット選択を受け付けるメニューウィンドウ72を表示する。図6に示した例では、メニューウィンドウ72には、AAFとEDLが選択できるように構成されているが、これに限定されるものではない。
編集データファイルのフォーマットが指定されると、そのフォーマットに応じたエクスポート詳細設定画面を表示し、各種詳細設定の指示を受け付ける。例えば、図7に示す詳細設定画面80は、ビデオクリップ設定部81、オーディオクリップ設定部82、ファイルコピー設定部83を備えている。ビデオクリップ設定部81およびオーディオクリップ設定部82では、それぞれ「素材をコピーする」、「1つにまとめてコピーする」、「オリジナルの素材を参照する」などの選択肢がラジオボタンで選択できる。
ファイルコピー設定部83では、「使用している素材をコピーする」、「クリップで使用している範囲をエクスポートする」を選択できる。ここで、「クリップで使用している範囲をエクスポートする」を選択し、マージン設定部84でマージン量を選択する。マージン量は、たとえば、「時:分:秒:フレーム」で指定する。30フレーム/秒の動画像である場合には、1フレームが1/30秒の時間に換算される。
次に、ステップS12では、CPU102は、プロジェクトの解析処理を実行する。ここでは、プロジェクトに含まれるトラックと、各トラックに配置されたクリップの時間位置、クリップが参照するビデオ素材の情報などを収集する。
ステップS13では、CPU102は、クリップが参照している全てのビデオ素材をエクスポートしたか否かを判定する。エクスポートしていないビデオ素材が存在すると判断した場合にはステップS14に移行し、エクスポートしていないビデオ素材が存在しないと判断した場合にはステップS18に移行する。
ステップS14では、CPU102は、エクスポートしていないビデオ素材を選択する。
ステップS15では、CPU102は、設定されたマージン量が付加された場合にその開始点から終了点までの範囲(in−out)がオリジナルのビデオ素材の開始点から終了点の範囲(in−out)内に収まるか否かを判別する。設定されたマージンを付加してもオリジナルのビデオ素材の開始点から終了点までの範囲に収まると判断した場合にはステップS16に移行し、そうでない場合にはステップS17に移行する。
ステップS16では、CPU102のビデオ素材生成部27はビデオ素材のビデオ素材ファイルを生成し、これをエクスポートする。このビデオ素材ファイルは、ステップS11で設定されたマージン量を有する追加範囲がクリップに参照されたビデオ素材の参照範囲の前後に、時間的に連続するように追加される。
ステップS17では、CPU102は、オリジナルのビデオ素材の開始点から終了点の範囲で制限をかけたビデオ素材のビデオ素材ファイルを生成し、これをエクスポートする。
ステップS16およびステップS17を終了した後は、ステップS13に移行してステップS13〜ステップS17を繰り返す。
ステップS18では、CPU102は、プロジェクト情報をAAFフォーマットに基づいて書き出し、編集データファイルを生成する。編集データファイルが、ステップS16によってビデオ素材ファイルを生成されている場合は、クリップが参照するビデオ素材の参照範囲、およびその前および/または後ろに時間的に連続する追加範囲の情報を含んでいる。また、編集データファイルが、ステップS17によってビデオ素材ファイルを生成されている場合は、クリップが参照するビデオ素材の参照範囲、およびオリジナルのビデオ素材の開始点から終了点の範囲の情報を含んでいる。なお、編集データファイルの各クリップの編集情報は、エクスポートしたビデオ素材ファイルを参照するように変更される。
(マージン量指定の他の例)
図8は、他の実施形態による制御フローチャートである。図6および図7を適宜参照しつつ、図8のフローチャートに基づいて、クリップ毎にマージン量を設定する場合について説明する。
ステップS21では、CPU102は、プロジェクトのエクスポートが選択されると、プロジェクトの解析処理を実行する。ここでは、プロジェクトに含まれるトラックと、各トラックに配置されたクリップの時間位置、クリップが参照するビデオ素材の情報などを収集する。
ステップS22では、CPU102は、クリップが参照している全てのビデオ素材をエクスポートしたか否かを判定する。エクスポートしていないビデオ素材が存在すると判断した場合にはステップS23に移行し、エクスポートしていないビデオ素材が存在しないと判断した場合にはステップS28に移行する。
ステップS23では、CPU102は、エクスポートしていないビデオ素材を選択する。
ステップS24では、CPU102は、クリップのエクスポート時のマージン量の指定を受け付ける。ここでは、マージン量を指定するためのウィンドウを表示して、前述と同様に「時:分:秒:フレーム」でマージン量の指定を受け付けることが可能である。
ステップS25では、CPU102は、設定されたマージン量を付加した場合にその開始点から終了点までの範囲(in−out)がオリジナルのビデオ素材の開始点から終了点の範囲(in−out)内に収まるか否かを判別する。設定されたマージンを付加してもオリジナルのビデオ素材の開始点から終了点までの範囲に収まると判断した場合にはステップS26に移行し、そうでない場合にはステップS27に移行する。
ステップS26では、CPU102は、ビデオ素材ファイル生成部27が、クリップが参照するビデオ素材の参照範囲にその前後に時間的に連続する追加範囲を、ステップS24で設定されたマージン量に応じて付加し、ビデオ素材ファイルを生成し、これをエクスポートする。
ステップS27では、CPU102は、オリジナルのビデオ素材の開始点から終了点の範囲で制限をかけたビデオ素材ファイルを生成しこれをエクスポートする。
ステップS26およびステップS27を終了した後は、ステップS22に移行してステップS22〜ステップS27を繰り返す。
ステップS28では、CPU102は、プロジェクト情報をAAFフォーマットに基づいて書き出し、編集データファイルを生成する。編集データファイルが、ステップS26によってビデオ素材ファイルを生成されている場合は、クリップが参照するビデオ素材の参照範囲、およびその前後に時間的に連続する追加範囲の情報を含んでいる。また、編集データファイルが、ステップS27によってビデオ素材ファイルを生成されている場合は、クリップが参照するビデオ素材の参照範囲、およびオリジナルのビデオ素材の開始点から終了点の範囲の情報を含んでいる。なお、編集データファイルの各クリップの編集情報は、エクスポートしたビデオ素材ファイルを参照するように変更される。
《プロジェクトのインポート》
本発明に係る編集装置により出力されたプロジェクトファイル、すなわちビデオ素材および編集データを含むファイルを、他の編集装置(編集用アプリケーション)でインポートして使用する場合について説明する。ここでは、AAFフォーマットで記述された編集データファイルと上述した追加範囲が付加されたビデオ素材を含むビデオ素材ファイルを読み込んで、さらに編集処理を行う場合のインポート方法について説明する。
図9は、他の編集装置でプロジェクトファイルをインポートする際の設定画面の一例を示す説明図である。
プロジェクトファイルをインポートするアプリケーション側において、図9に示すようなインポート設定画面90を表示する。
インポート設定画面90は、タイムコードマッピングオプション設定部91を備えている。タイムコードマッピングオプション設定部91では、「AAFファイルの開始点を考慮してインポートする」、「AAFファイルの開始点をタイムラインの先頭に設定してインポートする」、「AAFファイルの開始点を無視してタイムコードでインポートする」のオプションが選択できる。クリップが参照する参照範囲に追加範囲を含むビデオ素材ファイルに基づいて編集処理を実行することができ、追加範囲を利用して編集範囲を伸張できるので、自由度の高い編集処理が可能となる。
《他の編集装置で編集後のプロジェクトファイルの再インポート》
上述した追加範囲が付加されたビデオ素材を含むビデオ素材ファイルを一旦他の編集装置(編集用アプリケーション)のためにエクスポートし、その編集装置でさらに編集を加えて出力されたビデオ素材ファイルと編集データファイルとを本実施の形態に係る編集装置に再度インポートする場合について説明する。
図10は、他の編集装置で編集されたプロジェクトを本実施の形態に係る編集装置に再度インポートする際のメニュー画面の一例を示す説明図である。プロジェクトインポートメニュー画面の一例を示す図である。
図10を参照するに、プロジェクトインポートメニュー画面1000は、「プロジェクトを開く」、「シーケンスのインポート」、「オフラインクリップ復元」、「プロジェクトのインポート」などのメニューバーを備えており、このうちプロジェクトのインポートを指示するためのインポートバー1001を選択する、さらにフォーマットを選択するメニューウィンドウ1002が開くように構成されている。
メニューウィンドウ1002は、フォーマット形式としてAAF、EDLのいずれかを選択するための選択バーを表示し、フォーマットを指定できるように構成されている。
インポートするフォーマット形式を指定すると、インポートするファイルを選択するためのインポートダイアログが表示される。
図11は、他の編集装置で編集されたプロジェクトファイルを再度インポートする際のインポートダイアログ画面の一例を示す説明図である。
図11を参照するに、インポートダイアログ1100は、ファイルの格納場所を示す格納場所表示部1101、ファイル名を表示するファイル名表示部1102、ファイル種別を表示するファイル種別表示部1103、格納場所表示部1101に表示される格納場所に格納されたファイルをアイコン表示するファイル表示部1104などを備えている。
ファイル表示部1104に表示されるアイコンをクリックするか、あるいはファイル名表示部1102に表示されたファイル名をクリックすることにより、インポートするAAFファイルをインポートできる。
インポートされたAAFファイル内には、図4で示されるように、コンテンツ情報、含まれるクリップ情報などを備えており、各クリップが参照するビデオ素材とそのクリップとを関連付けるための情報を備えている。したがって、各クリップが参照するビデオ素材ファイルをこの編集装置に同時にインポートすることとなる。
ビデオ素材ファイルをインポートする際に、前述した他の編集装置でインポートする際と同様に、「AAFファイルの開始点を考慮してインポートする」、「AAFファイルの開始点をタイムラインの先頭に設定してインポートする」、「AAFファイルの開始点を無視してタイムコードでインポートする」などのオプションを選択することができる。
ここで、「AAFファイルの開始点を考慮してインポートする」を選択すると、AAFファイルに含まれる、エクスポート時に設定された、元のクリップが参照するビデオ素材の参照範囲、およびその前後に時間的に連続する追加範囲の情報を用いて、他の編集装置で編集されたビデオ素材ファイルが配置される。これによって、他の編集装置で編集されたビデオ素材ファイルのクリップをエクスポート前のクリップと置き換えても、時間軸がずれないように配置することが可能である。
このようにして、編集装置からエクスポートしたビデオ素材ファイルを他の編集装置でさらに編集を加えて、これをインポートして編集することが可能である。その際に、オリジナルのビデオ素材を用いるのではなく、クリップが参照する範囲の近傍を切り出したビデオ素材ファイルを生成していることから、データ量を軽減することができる。
また、1つの編集装置でできない編集処理を他の編集装置で行い、その編集情報を戻すことによって、編集の幅を広げることが可能となる。その際に、クリップが参照する参照範囲の前後に時間的に連続する追加範囲を含ませることで、トリミングなどの編集用途の幅が広がり、多彩な編集が可能となる。
《エクスポートされるビデオ素材ファイル》
図12は、エクスポートされるビデオ素材ファイルの生成の説明図である。
図12の中段に示すトラック1210上に配置されたクリップ1211は、図12の上段に示すオリジナルのビデオ素材1200の一部(開始点Ti〜終了点To)を参照している。このような場合に、エクスポートされるビデオ素材ファイルは、開始点Ti〜終了点Toの素材ファイル1211と、指定されたマージン量で素材ファイル1211の前後のビデオ素材1221,1222とを含んでいる。
この追加範囲1221,1222は、オリジナルのビデオ素材1200のうち、マージン分を含む開始点Tm1〜終了点Tm2を切り出したものとなっている。
複数のクリップが同一のビデオ素材を参照しており、1つのクリップが参照する参照範囲の終了点が、他のクリップが参照する参照範囲の開始点よりも後ろにあるような場合、すなわち、参照範囲が重複するような場合に、編集装置(編集アプリケーション)によっては同時に参照できないことがある。たとえば、クリップが参照しているビデオ素材ファイルを直接編集して、ビデオ素材を更新していくような破壊型の編集を行うような編集装置である。
図13は、エクスポートされるビデオ素材ファイルの生成の他の例の説明図である。
図13を参照するに、この場合には、各クリップが参照するビデオ素材のうちそれぞれが参照する参照範囲に所定のマージン量で追加範囲を付加したビデオ素材ファイルを生成するように構成する。
図13の例では、第1トラック1310に配置された第1クリップ1311が参照する参照範囲は開始点T1i〜終了点T1oであり、第2トラック1320に配置された第2クリップ1321が参照する参照範囲は開始点T2i〜終了点T2oである。
この場合、エクスポートするビデオ素材ファイルとして、第1クリップ1311が参照する参照範囲に所定のマージン分の追加範囲1331,1332を加えた第1ビデオ素材ファイル1330(開始点Tm1〜終了点Tm2)と、第2クリップ1321が参照する参照範囲に所定のマージン分の追加範囲1341,1342を加えた第2ビデオ素材ファイル1340(開始点Tm3〜終了点Tm4)とを出力することとなる。
ここで、第1クリップ1311がトラック1310に配置され、第2クリップ1321がトラック1320に配置されている例を示しているが、このような場合に限定されるものではなく、同一トラックに配置されていてもよく、また、各クリップが時間軸上で重複するように配置されてもよい。
前述と同様に、複数のクリップが同一素材を参照しており、1つのクリップが参照する参照範囲の終了点が、他のクリップが参照する参照範囲の開始点よりも後ろにあるような場合、すなわち、参照範囲が重複するような場合に、1つのクリップの参照範囲の開始点から他のクリップの参照範囲の終了点までを1つのビデオ素材ファイルとして切り出すことも可能である。前述したように、クリップが参照しているビデオ素材ファイルを直接編集して、ビデオ素材を更新していくような破壊型の編集を行うような編集装置の場合には、このように同一のビデオ素材ファイルを構成することができないが、非破壊型の編集処理を行うような編集装置(編集用アプリケーション)である場合には、データ量を軽減することができる。
図14は、エクスポートされるビデオ素材ファイルの生成のさらに他の例の説明図である。
図14を参照するに、たとえば、第1トラック1410に配置された第1クリップ1411が参照する参照範囲は開始点T1i〜終了点T1oであり、第2トラック1420に配置された第2クリップ1421が参照する参照範囲は開始点T2i〜終了点T2oである場合を考える。
この場合、エクスポートするビデオ素材ファイルは、第1クリップ1411の参照範囲の開始点T1iから第2クリップ1421の参照範囲の終了点T2oまでのビデオ素材と、所定のマージン分の追加範囲1431,1432のビデオ素材とからなるビデオ素材1430(開始点Tm1〜終了点Tm2)を含んでいる。
前述したように、オリジナルのビデオ素材の開始点から終了点(in−out)を超えて追加範囲を指定することはできないことから、マージン量が大きい場合にはオリジナルのビデオ素材の開始点から終了点の範囲に制限される。
また、クリップの開始点の前にだけ追加範囲を付加するように構成でき、クリップの終了点の後ろにだけ追加範囲を付加するように構成することができる。
<他の実施形態>
前述した方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明の範囲に含まれる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(ブルーレイディスク)、半導体メモリを挙げることができる。
前記コンピュータプログラムは、前記記録媒体に記録されたものに限られず、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送されるものであってもよい。
本発明は、動画像データや音声データを編集する編集装置に適用可能である。
22 指示受付部
24 編集部
25 情報入力部
26 編集データファイル部
27 ビデオ素材ファイル生成部
28 情報出力部
100 編集装置

Claims (14)

  1. ビデオ素材を編集する編集装置(100)であって、
    前記ビデオ素材の一部に、第1の範囲を設定する編集部(24)と、
    前記第1の範囲に対応するビデオ素材と、該第1の範囲の時間的に前および/または後ろに連続する第2の範囲に対応するビデオ素材とを含むビデオ素材ファイルを生成するビデオ素材ファイル生成部(27)と、
    前記ビデオ素材ファイルを出力する出力部(28)と、を備える、前記編集装置。
  2. 前記ビデオ素材ファイルの編集情報を有する編集データファイルを生成する編集データファイル生成部(26)をさらに備え、
    前記出力部は、前記編集データファイルと共にビデオ素材ファイルを出力する、請求項1記載の編集装置。
  3. 前記出力されたビデオ素材ファイルを他の編集装置で編集し、その編集されたビデオ素材ファイルと前記編集データファイルを読み込む入力部(25)をさらに備え、
    前記編集部は、前記編集データファイルに基づいて、前記編集されたビデオ素材ファイルのビデオ素材を元のビデオ素材に関連づける、請求項2記載の編集装置。
  4. 前記第2の範囲の長さに関する指示を受け付けるマージン受付部(22)をさらに備える、請求項1記載の編集装置。
  5. 前記編集部は、選択要求に応答して前記第1の範囲を設定する、請求項1記載の編集装置。
  6. 前記編集部は、前記第1の範囲よりも時間的に後ろに、第3の範囲をさらに設定し、
    前記第1の範囲および第3の範囲の一部が互いに重複している場合、前記ビデオ素材ファイル生成部は、前記第2の範囲が、前記第1の範囲の開始点から第3の範囲の終了点の範囲の時間的に前および/または後ろに設定されたビデオ素材を含むビデオ素材ファイルを生成する、請求項1記載の編集装置。
  7. ビデオ素材を編集する編集方法であって、
    前記ビデオ素材の一部に、第1の範囲を設定するステップと、
    前記第1の範囲に対応するビデオ素材と、該第1の範囲の時間的に前および/または後ろに連続する第2の範囲に対応するビデオ素材とを含むビデオ素材ファイルを生成するステップと、
    前記ビデオ素材ファイルを出力するステップと、
    を含む、前記編集方法。
  8. 前記ビデオ素材ファイルの編集情報を有する編集データファイルを生成するステップと、
    前記編集データファイルと共にビデオ素材ファイルを出力するステップと、
    をさらに含む、請求項7に記載の編集方法。
  9. 前記出力されたビデオ素材ファイルを他の編集装置で編集するステップと、
    前記編集されたビデオ素材ファイルを読み込むステップと、
    前記編集データファイルに基づいて、前記編集されたビデオ素材ファイルのビデオ素材を元のビデオ素材に関連づけるステップと、
    をさらに含む、請求項8に記載の編集方法。
  10. 前記第2の範囲の長さに関する指示を受け付けるステップをさらに含む、請求項7記載の編集方法。
  11. 前記第1の範囲を設定するステップは、第1の範囲を選択する要求に応答して当該第1の範囲を設定する、請求項7記載の編集方法。
  12. 前記ビデオ素材の一部に、前記第1の範囲よりも時間的に後ろに第3の範囲をさらに設定するステップと、
    前記ビデオ素材ファイルを生成するステップは、前記第1の範囲および第3の範囲の一部が互いに重複している場合、前記第2の範囲を、前記第1の範囲の開始点から第3の範囲の終了点の範囲の時間的に前または後ろに設定し、第1、第2および第3の範囲に対応するビデオ素材を含むビデオ素材ファイルを生成する、請求項7記載の編集方法。
  13. ビデオ素材を編集する編集方法のプログラムであって、
    前記ビデオ素材の一部に、第1の範囲を設定するステップと、
    前記第1の範囲に対応するビデオ素材と、該第1の範囲の時間的に前および/または後ろに連続する第2の範囲に対応するビデオ素材とを含むビデオ素材ファイルを生成するステップと、
    前記ビデオ素材ファイルを出力するステップと、
    を含む、編集方法をコンピュータに実行させるための、前記プログラム。
  14. ビデオ素材を編集する編集方法のプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記ビデオ素材の一部に、第1の範囲を設定するステップと、
    前記第1の範囲に対応するビデオ素材と、該第1の範囲の時間的に前および/または後ろに連続する第2の範囲に対応するビデオ素材とを含むビデオ素材ファイルを生成するステップと、
    前記ビデオ素材ファイルを出力するステップと、
    を含む、前記記録媒体。
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