JP2011526087A - 編集装置及び編集方法 - Google Patents

編集装置及び編集方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011526087A
JP2011526087A JP2010546987A JP2010546987A JP2011526087A JP 2011526087 A JP2011526087 A JP 2011526087A JP 2010546987 A JP2010546987 A JP 2010546987A JP 2010546987 A JP2010546987 A JP 2010546987A JP 2011526087 A JP2011526087 A JP 2011526087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trim
editing
clip
point
trimming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010546987A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5361908B2 (ja
Inventor
義治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2011526087A publication Critical patent/JP2011526087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5361908B2 publication Critical patent/JP5361908B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/034Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/34Indicating arrangements 

Abstract

トリムポイントを選択した段階でトリミング編集が可能か否を即座に認識することが可能であり、不必要な操作を省くことが可能な編集装置および編集方法を提供する。
編集装置は、トリミング編集の指示入力を受け付ける受付手段と、受付手段で受け付けた指示入力に基づくトリミング編集が可能か否かを判定する判定手段と、判定手段によりトリミング編集が可能でないと判定した場合に編集不可である旨の通知を出力する通知手段とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、動画像データ及び/又は音声データを編集する編集装置及び編集方法に関し、特にクリップの長さや参照位置を変更するトリミング編集が可能な編集装置および編集方法に関する。
動画像データ、静止画像データ、音声データ、テキストデータなどの種々の素材データを利用して、ユーザから受け付けた編集情報に応答して画像や音声の編集を行うアプリケーションは、パーソナルコンピュータやワークステーション、その他の情報処理装置上で機能するソフトウェアとして種々提供されている。
このような編集用アプリケーションを搭載したパーソナルコンピュータは、動画像データや音声データを編集する編集装置として機能し、記録媒体に格納された画像データや音声データ、ビデオカメラやTVチューナなどからキャプチャした動画像や音声データなどの様々な素材データを読み出して、所望の部分をつなぎ合わせたり、加工したりする編集処理を受け付けて映像音声データを生成する。
編集装置上で扱われる動画像データ、音声データは、各素材データのうちの所定範囲を参照するクリップとして扱われ、たとえば、タイムラインと呼ばれる時間軸に沿った1または複数のトラック上に配置され、ユーザから受け付けた編集情報に対応して変更が加えられる。
タイムライン上に配置されたクリップを編集するための編集ツールとしては、素材データのうちクリップとして使用する長さや使用する参照位置を変更する「トリミング編集」と呼ばれる編集方法がある。「トリミング編集」には、主に(1)クリップの先頭位置(In(イン)点)、後端位置(Out(アウト)点)をそれぞれタイムライン上で移動して、クリップの長さを延ばしたり、詰めたりする「通常のトリミング編集」、(2)隣接する2つのクリップの境界をタイムライン上で移動する「スライドトリム」、(3)クリップの長さやタイムライン上での位置を変えずに、使うフレームだけをずらす「スリップトリム」、(4)クリップの長さや使うフレームを変えずに前後のクリップの長さを変えることによりタイムライン上の位置をずらす「ローリングトリム」などがある。
タイムライン上に配置されたクリップのIn点を移動させる場合には、マウスカーソルをクリップの先頭に位置させてドラッグすることにより、クリップが参照する素材データ上の先頭フレーム位置とタイムライン上のIn点の位置を変更することができる。
同様に、クリップのOut点を移動させる場合には、マウスカーソルをクリップの後端に位置させてドラッグすることにより、クリップが参照する素材データ上の後端フレーム位置とタイムライン上のOut点の位置を変更することができる。
また、同一のタイムライン上に並べて配置されたクリップの境界にマウスカーソルを位置させてドラッグすることにより、2つのクリップがそれぞれ参照する素材データのフレーム位置とタイムライン上の境界位置を変更して、スライドトリムを実行することができる。
通常のトリミング編集では、クリップの先頭位置または後端位置にマウスカーソルを位置させてクリックされると、クリップ端部の表示色を所定幅で変更し、その位置が編集対象として指定されたことを操作者に明示する。このような編集対象として指定されたクリップ端部はトリムポイントと呼ばれ、トリミング編集の対象となっている位置を操作者に明示して編集を容易にする。この状態で、表示色が変更されたクリップ端部をドラッグすることで、クリップ端部を前後に移動することができ、該当する端部のタイムライン上の位置、この端部が参照している素材データの位置、およびクリップの長さを変更することが可能となる。
また、2つのクリップが隣接して配置されている場合に、境界に位置する一方のクリップ端部が前述と同様にしてトリムポイントとして選択された後、同一の境界に位置する他方のクリップ端部にマウスカーソルを位置させてCtrlキーを押しながらクリックされると、該当するクリップ端部の表示色を所定幅で変更して、トリムポイントを追加することができる。この場合、2つの隣接するクリップの境界位置がトリムポイントとして選択されることとなり、このトリミング編集がスライドトリムであることを明示するとともに、スライドトリムの編集対象となる位置を明示することができる。この状態で、2つの隣接するクリップの境界近傍をドラッグして移動させることにより、境界に位置する2つのクリップ端部のタイムライン上での位置、これら端部が参照している素材データの位置、および両クリップの長さを同時に変更することができる。
なお、スライドトリムのトリムポイントの指定は、2つのクリップの境界位置にマウスカーソルを位置させてクリックすることで、隣接する2つのクリップの境界に位置する端部を同時にトリムポイントとして指定するように構成できる。
クリップの一方の端部にマウスカーソルを位置させてクリックされ、トリムポイントとして選択された後、同一クリップの他方の端部にマウスカーソルを位置させてCtrlキーを押しながらクリックされると、該当するクリップ端部の表示色を所定幅で変更して、トリムポイントを追加することができる。この場合、1つのクリップの両端部がトリムポイントとして選択されたことを表示し、このクリップのタイムライン上の位置および長さを変更することなく、先頭位置および後端位置において参照する素材データのフレームを変更するスリップトリムの指定がなされたことを明示することができる。この状態で、このクリップのいずれか一方の端部位置をドラッグすることで、このクリップのタイムライン上での位置や長さを変更することなく、参照する素材データの位置をずらすことができる。
1つのクリップの前後に隣接するクリップが存在する場合に、前方に位置するクリップの後端および後方に位置するクリップの先頭のうち一方にマウスカーソルを位置させてクリックされ、該当するクリップ端部をトリムポイントとして選択された後、前方に位置するクリップの後端および後方に位置するクリップの先頭のうち他方にマウスカーソルを位置させてCtrlキーを押しながらクリックされると、該当するクリップ端部をトリムポイントとして追加することができる。この場合、1つのクリップの前後に位置するクリップの端部をトリムポイントとして表示することにより、ローリングトリムの指定がなされたことを明示することができる。この状態で、トリムポイントとして選択されたクリップ端部近傍をドラッグすることで、2つのクリップの間に挟まれたクリップの長さや参照する素材データの位置を変更することなく、このクリップの前後に位置するクリップ端部のタイムライン上での位置および参照する素材データの位置を変更して、間に挟まれたクリップのタイムライン上での位置を変更することができる。
従来の編集装置、編集方法において、対応する編集方法がないトリムポイントの組み合わせが選択された場合でも、操作者に適切に通知する手段がなく、またそのような場合に操作者が思っている通りに動作しない場合もあった(例えば、特許文献1)。
特開2006−129124号公報
前述したような編集装置では、編集対象となるクリップの端部をクリックして表示色を変更していくことでトリムポイントを指定し、トリミング方法を選択できるような構成となっている。
このように、複数のトリムポイントの指定を許可していることから、トリムポイントを選択している過程において、予め用意されている編集方法と対応しないようなトリムポイントの組み合わせが選ばれる場合が考えられる。たとえば、1つのクリップの両端位置とこのクリップに隣接するクリップのいずれかの端部位置がトリムポイントとして選択された場合には、これに対応するトリミング編集が用意されていない。ここで例示した場合の他にも、予め用意されている編集方法と対応しないトリムポイントの組み合わせは、種々のものが考えられる。
このように、対応する編集方法がないトリムポイントの組み合わせが選択された状態で、編集対象となるクリップをドラッグしようとしても正常に操作できないことから、操作者はドラッグを開始して初めてトリムポイントの組み合わせが正常でないことを認識できる。この場合、操作者は、現在選択されているトリムポイントを一旦解除して、改めてトリムポイントの選択を行う必要があり、操作が煩雑になるという問題がある。また、対応する編集方法がないトリムポイントの組み合わせが選択された状態で、編集対象となるクリップをドラッグすると、編集装置によっては操作者が予期せぬ動作あるいは誤動作をすることも起こりうる。
本発明では、トリミング編集の操作性を良好にし、且つ予期せぬ動作を防止することを目的とし、特に、トリムポイントを選択した段階でトリミング編集が可能か否を操作者が即座に認識することが可能であり、不必要な操作を省くことが可能な編集装置および編集方法を提供することを課題とする。
本発明に係る編集装置は、動画像データ及び/又は音声データのトリミング編集が可能な編集装置であって、トリミング編集の指示入力を受け付ける受付手段と、受付手段で受け付けた指示入力に基づくトリミング編集が可能か否かを判定する判定手段と、判定手段によりトリミング編集が可能でないと判定した場合に編集不可である旨の通知を出力する通知手段とを備える。
ここで、通知手段は、判定手段によりトリミング編集が可能であると判定した場合に、トリミング操作位置を示すトリムポイントに第1の表示を行うための表示データを出力し、判定手段によりトリミング編集が可能でないと判定した場合に、トリムポイントに第1の表示とは異なる第2の表示を行うための表示データを出力するように構成できる。
また、第1の表示を所定の色による表示とし、第2の表示を第1の表示とは異なる色による表示とすることができる。
また、通知手段は、判定手段によりトリミング編集が可能でないと判定した場合に、所定の音声データを出力するように構成できる。
さらに、トリミング編集が、In点、Out点を指定するトリミング、スライドトリム、スリップトリムおよびローリングトリムのうち少なくとも2つを含むように構成できる。
また、トリミング編集がリップルモードを有し、リップルモードのオンまたはオフに応答して、トリミング編集の動作が変化するように構成できる。
本発明に係る編集方法は、動画像データ及び/又は音声データのトリミング編集が可能な編集装置におけるトリミング編集方法であって、トリミング編集の指示入力を受け付ける段階と、受付手段で受け付けた指示入力に基づくトリミング編集が可能か否かを判定する段階と、トリミング編集が可能でないと判定した場合に編集不可である旨の通知を出力する段階とを含む。
本発明に係るプログラムは、動画像データ及び/又は音声データのトリミング編集が可能な編集装置においてトリミング編集機能を実現するプログラムであって、トリミング編集の指示入力を受け付ける段階と、受付手段で受け付けた指示入力に基づくトリミング編集が可能か否かを判定する段階と、トリミング編集が可能でないと判定した場合に編集不可である旨の通知を出力する段階とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明では、トリミング編集の指示入力を受け付けた段階で、トリミング編集が可能であるか否かを判定し、何らかの態様で操作者に提示していることから、予め用意されているトリミング編集に対応しないようなトリムポイントの組み合わせが選択された場合であっても、それが不適切な選択であることを操作者が即座に判断することができ、誤ったトリムポイントの組み合わせを選択することによる不必要な操作を省略することができる。さらに、選択された誤ったトリムポイントの組み合わせによる編集装置の誤動作や予期せぬ動作を防止することもできる。
本発明に係る編集装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明に係る編集装置の機能ブロック図である。 本発明に係る編集装置の要部を示すブロック図である。 本発明の編集画面の一例を示す説明図である。 In点選択によるトリミング編集の説明図である。 Out点選択によるトリミング編集の説明図である。 スライドトリムによるトリミング編集の説明図である。 スリップトリムによるトリミング編集の説明図である。 ローリングトリムによるトリミング編集の説明図である。 In点選択によるトリミング編集の説明図である。 Out点選択によるトリミング編集の説明図である。 スライドトリムによるトリミング編集の説明図である。 スリップトリムによるトリミング編集の説明図である。 ローリングトリムによるトリミング編集の説明図である。 トリミング編集不可の一例を示す説明図である。 トリミング編集不可の一例を示す説明図である。 トリミング編集不可の一例を示す説明図である。 異なるトラック間で同期するトリミング編集の説明図である。 異なるトラック間で同期してトリミング編集できない場合の説明図である。 トリムモード時のプレビューウィンドウの説明図である。 トリムモード時のプレビューウィンドウの説明図である。 トリムモード時のプレビューウィンドウの説明図である。 トリムモード時のプレビューウィンドウの説明図である。 トリムモード時のプレビューウィンドウの説明図である。 トリムモード時のプレビューウィンドウの説明図である。
〈概略構成〉
本発明は、動画像データ、静止画像データ、音声データ、テキストデータなどの素材データを統合して編集する編集装置であって、デスクトップ型コンピュータ、ラップトップ型コンピュータなどのいわゆる一般的なパーソナルコンピュータと、このパーソナルコンピュータにインストールされた動画像編集用アプリケーションソフトウェアにより実現される。
本発明に係る編集装置のハードウェア構成を図1に示す。
図1に示すように、編集装置のハードウェア構成100は、一般的なコンピュータハードウェア構成を備えるものであって、装置全体を制御するCPU101、BIOSなどの基本的な制御プログラムや各種パラメータが格納されたROM102、データを一時的に格納するRAM103、ディスプレイ上に表示される画像データを格納するフレームバッファ104、キーボードやマウス、その他のポインティングデバイスなどで構成される操作部121からの入力信号を受け付けてCPU101に供給する入力インタフェース(I/F)105、フレームバッファ104に格納された画像データをディスプレイ上に表示し、スピーカに音声データを出力するために出力装置122に接続された出力インタフェース(I/F)106、編集用アプリケーションプログラムを含む各種データが格納されたハードディスクドライブ(HDD)107、CD、DVDなどの光ディスク、フレキシブルディスク(FD)などの磁気ディスク、光磁気ディスク(MO)、ブルーレイディスク(BD)、半導体メモリなどのリムーバブルメディア123が装着されるドライブ108、LAN(Local Area Network)やインターネットなどのネットワークを介してデータの送受信を行う通信インタフェース(I/F)109、外部の機器との間でビデオ信号およびオーディオ信号の送受信を行うためのインタフェースおよびMPEGなどの圧縮方式による圧縮・伸張機能を備えるAV処理ユニット110、各部を接続するバス111を備えている。バス111は、1つではなく複数の階層的な構造になっていても良い。
〈機能ブロック〉
図2は、編集装置100の機能構成200を示すブロック図である。編集装置100のアプリケーションプログラムは、ユーザインタフェース部201、編集部204、情報入力部205、編集データ生成部206、素材データ生成部207、情報出力部208の各機能ブロックを有する。
ユーザインタフェース部201は、操作部121を介して操作者が入力した指示入力を受け付ける指示受付部202、ディスプレイやスピーカなどの出力装置122に対する表示制御を行う表示制御部203を含んでいる。
編集部204は、ユーザインタフェース部201を介して、操作部121から入力された指示に基づいて、編集処理を実行する。
情報入力部205は、HDD107、リムーバブルメディア123に格納された素材データやネットワーク上に存在する素材データなどの編集部204上で扱うクリップが参照する素材データの一部または全部を読み出して編集部204に入力する。
編集データ生成部206は、操作部121を介して入力された指示入力に基づいて編集部204により編集された編集内容を編集データとして生成するものであり、たとえば、クリップのタイムライン上の位置、参照する素材データの位置などの情報を編集データファイルとして生成する。編集データ生成部206で生成される編集データファイルは、アプリケーション間で共通に利用できるフォーマットを用いることができ、たとえば、AAF、XML、EDL、その他のフォーマットで記述したファイルを生成するように構成できる。
素材データ生成部207は、クリップが参照する素材データを編集データファイルとともにプロジェクト情報として出力する場合に、編集部204により編集中のコンテンツに含まれる各クリップに基づいて、所定のリソースから素材データの全部または一部を切り出して素材データファイルを生成する。この素材データファイルは、各クリップが参照する素材データの参照範囲のみを切り出すように構成することも可能であり、また、前後に所定のマージンを追加することにより、その後の編集の自由度を上げることができる。
情報出力部208は、編集データ生成部206で生成された編集データファイルと、素材データ生成部207で生成された素材データファイルをプロジェクト情報としてエクスポートする。情報出力部208から出力されたプロジェクト情報は、たとえば、他のアプリケーションで利用することが可能となり、たとえば、音楽製作用の編集ソフトウェアによりオーディオデータだけを編集するような多様な編集用途に用いることが可能となる。
〈編集画面〉
図4は、編集装置100の編集画面の一例を示す説明図である。
編集装置100では、様々なウィンドウが用意されており、各ウィンドウを所望のレイアウトで配置して表示することが可能であり、各ウィンドウの辺や角をドラッグしてリサイズすることも可能である。図4では、一般的によく用いられる3つのウィンドウ、(1)プレビューウィンドウ401(図4では左上部に表示)、(2)ビンウィンドウ421(図4では右上部に表示)、(3)タイムラインウィンドウ440(図4では下部に表示)をシングルモニタ用にカスタマイズしたウィンドウレイアウトとして編集画面400を例示する。
プレビューウィンドウ401は、各種操作の指示を受け付けるために操作項目を配置したメニューバー402、クリップの再生やタイムライン上のコンテンツ再生などの画像表示を行うプレイヤ/レコーダ表示ウィンドウ403、現在の再生位置、In点、Out点、デュレーション、ソースデータの全長またはタイムラインの全長を表示するタイムコードエリア404、タイムラインまたはクリップの再生、早送り、停止などの制御を指示するための制御ボタン405、In点、Out点の設定、タイムラインへのクリップ挿入、キャプチャ、ビンへのクリップ反映などに用いられる編集ボタン406、407などを備えている。
図4の左上部に配置されたプレビューウィンドウ401は、クリップの再生を行うプレイヤとタイムライン上のコンテンツの再生を行うレコーダを1つの表示ウィンドウに兼用させたシングルモードの場合であって、画面上に設けられた表示切替ボタン408を操作することにより、プレイヤ表示とレコーダ表示とを切り換えることができるように構成されている。
このようなプレイヤ/レコーダ表示ウィンドウ403に代えて、クリップの再生を行うプレイヤ表示ウィンドウとタイムライン上のコンテンツの再生を行うレコーダ表示ウィンドウとを同時に表示することも可能である。たとえば、プレイヤ表示ウィンドウとレコーダ表示ウィンドウの2つのウィンドウを同時に表示するデュアルモードを用意しておき、このようなデュアルモードで表示することにより、切り換えなしで両方の画像を同時に参照することが可能となる。
メニューバー402は、たとえば、ファイル、編集、表示、クリップ、マーカー、モード、キャプチャ、レンダリング、設定、ヘルプなどの構成を備えており、それぞれクリックすることにより、それぞれプルダウンメニューによりさらに詳細なメニューが開くように構成することができる。このような詳細メニューの表示方法はプルダウンメニューに限定されるものではなく、種々の方法で実現することが可能である。
図4の右上部に配置されたビンウィンドウ421は、素材データから切り出して読み込んだクリップを管理するためのウィンドウであって、各種操作を受け付けるための操作ボタン422、クリップの一覧を表示するクリップビュー423などを備えている。
クリップビュー423では、図示したようなデータ詳細を表す表示の他、アイコン表示や指定されたフレームのサムネイル画像表示など、種々の表示方法を選択することができる。
図4の下部に配置されたタイムラインウィンドウ440は、左から右へ時系列でクリップを配置し、各クリップのコンテンツ中の位置やクリップの長さ、参照する素材データの位置を変更したり、種々のエフェクト(効果)を適用したりするための編集ウィンドウである。このタイムラインウィンドウ440は、タイムライン上に配置されたクリップを一括して扱うためのシーケンスタブ441、各種操作の指示を受け付ける複数の操作ボタン442、タイムラインの時間尺度を表示するタイムスケール443、クリップの再生位置や編集位置を表示するためのタイムラインカーソル444、ビデオクリップが配置されるVトラック445、ビデオクリップとそれに付随するオーディオクリップが配置されるVAトラック446、オーディオクリップが配置されるAトラック447などを含む。Vトラック445、VAトラック446、Aトラック447はそれぞれ必要に応じて複数設定することができ、不要な場合には削除することも可能である。また、タイトルクリップを表示するためのTトラックを設けることも可能である。
ビンウィンドウ421に配置されているクリップをドラッグしてタイムラインウィンドウ440のトラック上にドロップすると、タイムラインウィンドウ440のタイムスケール443に基づいて背景とは異なる色で帯状のクリップが表示される。たとえば、図4では、Vトラック上にビデオクリップ448が配置された例を示している。
〈トリミング編集〉
編集装置100において編集される各クリップは、タイムライン上の位置、長さ、参照する素材データの位置などを変更することができる。このようなトリミング編集を行う場合には、プレビューウィンドウのメニューバーからモードをクリックし、開いたプルダウンメニューからトリムを選択することで、プレビューウィンドウをトリムモードに切り替えてプレビューウィンドウ上での操作することが可能である。また、タイムラインウィンドウのトラック上に配置されたクリップを直接操作してトリミング編集を行うことが可能である。
トリミング編集を行う際には、編集部204は、操作者からどのような指示を受け付けたかをディスプレイ上に表示しながら、操作者の編集に関する指示入力に基づいて、編集処理を実行する。
図3に示すように、編集に関する指示入力は、操作部121から入力され指示受付部202を介して、編集部204に入力される。
編集部204では、トリミング編集の指示入力を受け付ける受付手段301と、受付手段301で受け付けた指示入力に基づくトリミング編集が可能か否かを判定する判定手段302と、判定手段302によりトリミング編集が可能でないと判定した場合に編集不可である旨の通知を何らかの態様で出力する通知手段303とを備えている。
指示受付部202は、ディスプレイ上に表示されるボタンなどを介して操作者が入力する指示入力を受け付けるためのユーザインタフェースを構成するものであって、指示受付部202で受け付けられた指示入力は編集部204の受付手段301に送信される。受付手段301は、受信した指示入力に基づいてどのようなトリミング編集に関する指示であるかを解釈してその結果を判定手段302に送信する。
判定手段302では、トリミング編集に関する指示が適切であるか否かを判定し、その判定結果を通知手段303に送信する。たとえば、トリムポイントの選択の組み合わせが予め用意されているトリミング編集方法に対応していないと判定した場合には、不適切なトリムポイント選択である旨の判定結果を通知手段303に送信する。
通知手段303では、受信した判定結果に基づいた通知を表示制御部203に送出する。たとえば、トリムポイントの選択指示に関してトリミング編集が可能な指示入力があったと判定手段302が判定した場合には、通知手段303は選択されたトリムポイントが適切な選択であった旨の出力信号を表示制御部203に出力し、表示制御部203が該当するトリムポイントに黄色または緑色の表示出力を行うための表示データを出力するように構成できる。また、トリムポイントの選択指示に関してトリミング編集が不可能な指示入力があったと判定手段302が判定した場合には、通知手段303は選択されたトリムポイントが不適切な選択であった旨の出力信号を表示制御部203に出力し、表示制御部203がこれまでに選択されているトリムポイントに赤色の表示出力を行うための表示データを出力するように構成できる。
このようなトリミング編集のトリムポイント選択について更に詳細に説明する。
〈In点選択〉
図5は、タイムライン上に配置されたクリップ(Clip A)501のIn点をトリムポイントとして選択する場合の説明図である。タイムライン上に配置されたクリップ501は、In点502、Out点503を備えている。クリップ(Clip A)501のIn点502をトリムポイントとして選択する場合には、このIn点502近傍にマウスカーソルを位置させてクリックする。
この時、クリップ(Clip A)501のIn点502にトリムポイントとして選択されたことを示すために、所定幅のトリムポイント表示部504を設け、このトリムポイント表示部504の色を黄色などに変化させる。
図10に示すように、VAトラックに配置されたビデオクリップ(お台場02)1001とそれに付随するオーディオクリップ(お台場02)1002は、同時にトリミングすることが可能であり、両方のIn点をトリムポイントとして同時に選択することができる。たとえば、ビデオクリップ(お台場02)1001がIn点1003とOut点1004を備え、オーディオクリップ(お台場02)1002がIn点1005とOut点1006を備える場合に、マウスカーソル1009を両クリップのIn点近傍に位置させてクリックすることで、2つのクリップのIn点をトリムポイントとして同時に選択することができる。この時、トリムポイントとして両クリップのIn点を選択したことを表示するためにトリムポイント表示部1007、1008を設け、これらを所定の色で表示する。トリムポイント表示部1007、1008は、最新に選択されたものだけを例えば黄色で表示し、それ以外を例えば緑色で表示するように構成でき、図示した例では、ビデオクリップ(お台場02)1001のトリムポイント表示部1007を黄色で表示し、オーディオクリップ(お台場02)1002のトリムポイント表示部1008を緑色で表示するように構成している。
クリップのIn点がトリムポイントとして選択された状態で、このトリムポイント近傍にマウスカーソルを近づけると、図10に示すように、トリミングカーソル1010が表示される。図10に示されたトリミングカーソル1010は、In点選択によるトリミング編集を行うためのトリミングカーソルであり、このトリミングカーソルが表示されると、In点1003、1005をドラッグしてタイムライン上の位置、クリップの長さ及びIn点が参照している素材データの位置を変更することができる。
〈Out点選択〉
図6は、タイムライン上に配置されたクリップ(Clip A)601のOut点をトリムポイントとして選択する場合の説明図である。タイムライン上に配置されたクリップ(Clip A)601は、In点602、Out点603を備えている。クリップ(Clip A)601のOut点603をトリムポイントとして選択する場合には、このOut点603近傍にマウスカーソルを位置させてクリックする。
この時、クリップ(Clip A)601のOut点603にトリムポイントとして選択されたことを示すために、所定幅のトリムポイント表示部604を設け、このトリムポイント表示部604の色を黄色などに変化させる。
図11に示すように、VAトラックに配置されたビデオクリップ(お台場02)1101とそれに付随するオーディオクリップ(お台場02)1102は、同時にトリミングすることが可能であり、両方のOut点をトリムポイントとして同時に選択することができる。たとえば、ビデオクリップ(お台場02)1101がIn点1103とOut点1104を備え、オーディオクリップ(お台場02)1102がIn点1105とOut点1106を備える場合に、マウスカーソル1109を両クリップのOut点近傍に位置させてクリックすることで、2つのクリップのOut点をトリムポイントとして同時に選択することができる。この時、トリムポイントとして両クリップのOut点を選択したことを表示するためにトリムポイント表示部1107、1108を設け、これらを所定の色で表示する。トリムポイント表示部1107、1108は、最新に選択されたものだけを例えば黄色で表示し、それ以外を例えば緑色で表示するように構成でき、図示した例では、ビデオクリップ(お台場02)1101のトリムポイント表示部1107を黄色で表示し、オーディオクリップ(お台場02)1102のトリムポイント表示部1108を緑色で表示するように構成している。
クリップのOut点がトリムポイントとして選択された状態で、このトリムポイント近傍にマウスカーソルを近づけると、図11に示すように、トリミングカーソル1110が表示される。図11に示されたトリミングカーソル1110は、Out点選択によるトリミング編集を行うためのトリミングカーソルであり、このトリミングカーソルが表示されると、Out点1104、1106をドラッグしてタイムライン上の位置、クリップの長さ及びOut点が参照している素材データの位置を変更することができる。
〈スライドトリム〉
図7は、タイムライン上に隣接して配置された2つのクリップ(Clip A)701とクリップ(Clip B)702の境界位置をトリムポイントとして選択する場合の説明図である。タイムライン上に配置されたクリップ(Clip A)701は、In点703、Out点704を備えており、クリップ(Clip B)702は、In点705、Out点706を備えている。クリップ(Clip A)701のOut点704とクリップ(Clip B)702のIn点705は互いに接しており、この2つの端部を同時にトリムポイントとして選択することにより、スライドトリムを行うことができる。
まず、クリップ(Clip A)701のOut点704近傍にマウスカーソルを位置させてクリックし、さらに、クリップ(Clip B)702のIn点705近傍にマウスカーソルを位置させてCtrlキーを押しながらクリックすることで、両方をトリムポイントとして選択することができる。
また、マウスカーソルをクリップ(Clip A)701とクリップ(Clip B)702の境界に位置させてクリックすることにより、クリップ(Clip A)701のOut点704とクリップ(Clip B)702のIn点705を同時にトリムポイントとして選択することが可能である。
この時、クリップ(Clip A)701のOut点704およびクリップ(Clip B)702のIn点705に、トリムポイントとして選択されたことを示すために、それぞれ所定幅のトリムポイント表示部707、708を設け、このトリムポイント表示部707、708を所定の表示色で表示する。図示した例では、クリップ(Clip A)701のトリムポイント707は緑色で表示し、クリップ(Clip B)702のトリムポイント708は黄色で表示するように構成している。
図12に示すように、VAトラックに配置されたビデオクリップ(お台場01)1201とそれに付随するオーディオクリップ(お台場01)1203およびビデオクリップ(お台場02)1202とそれに付随するオーディオクリップ(お台場02)1204がそれぞれ隣接して配置されている場合、ビデオクリップとそれに付随するオーディオクリップとを同時にトリミングすることが可能であり、トリムポイントの選択も同時に行うことができる。
たとえば、ビデオクリップ(お台場01)1201がIn点1205とOut点1206を備え、このビデオクリップ(お台場01)1201に付随するオーディオクリップ(お台場01)1203がIn点1209とOut点1210を備えるものとする。また、これらクリップに隣接して配置されたビデオクリップ(お台場02)1202がIn点1207とOut点1208を備え、ビデオクリップ(お台場02)1202に付随するオーディオクリップ(お台場02)1204がIn点1211とOut点1212を備えるものとする。
マウスカーソル1217をビデオクリップ(お台場01)1201のOut点1206およびオーディオクリップ(お台場01)1203のOut点1210に位置させてクリックし、その後さらに、マウスカーソル1217をビデオクリップ(お台場02)1202のIn点1207およびオーディオクリップ(お台場02)1204のIn点1211に位置させてCtrlキーを押しながらクリックすることで、各ポイントをトリムポイントとして選択することができる。
また、ビデオクリップ1201、1202の境界またはオーディオクリップ1203、1204の境界位置にマウスカーソル1217を位置させてクリックすることにより、これら4点を同時にトリムポイントとして選択することが可能である。
この時、トリムポイントとして選択したことを表示するために、ビデオクリップ(お台場01)1201のOut点1206、ビデオクリップ(お台場02)1202のIn点1207、オーディオクリップ(お台場01)1203のOut点1210、オーディオクリップ(お台場02)1204のIn点1211に、それぞれトリムポイント表示部1213、1214、1215、1216を設け、これらを所定の色で表示する。図示した例では、トリムポイント表示部1214だけを黄色で表示し、それ以外を緑色で表示するように構成している。
このように隣接するクリップの境界位置がトリムポイントとして選択された状態で、このトリムポイント近傍にマウスカーソルを近づけると、図12に示すように、トリミングカーソル1218が表示される。図12に示されたトリミングカーソル1218は、スライドトリムによるトリミング編集を行うためのトリミングカーソルであり、このトリミングカーソルが表示されると、ビデオクリップ1201、1202の境界位置及びオーディオクリップ1203、1204の境界位置をドラッグしてタイムライン上の位置、クリップの長さ及び境界位置が参照している素材データの位置を変更することができる。
〈スリップトリム〉
図8は、タイムライン上に配置されたクリップ(Clip B)801のIn点およびOut点を選択してスリップトリムを行う場合の説明図である。
タイムライン上に配置されたクリップ(Clip B)801は、In点802、Out点803を備えている。まず、クリップ(Clip B)801のIn点802近傍にマウスカーソルを位置させてクリックし、さらに、クリップ(Clip B)801のOut点803近傍にマウスカーソルを位置させてCtrlキーを押しながらクリックすることで、両方をトリムポイントとして選択することができる。
この時、クリップ(Clip B)801のIn点802およびOut点803に、トリムポイントとして選択されたことを示すために、それぞれ所定幅のトリムポイント表示部804、805を設け、このトリムポイント表示部804、805を所定の表示色で表示する。図示した例では、クリップ(Clip B)801のトリムポイント804は緑色で表示し、トリムポイント805は黄色で表示するように構成している。
図13に示すように、VAトラックに配置されたビデオクリップ(お台場02)1301とそれに付随するオーディオクリップ(お台場02)1302が配置されている場合、ビデオクリップ(お台場02)1301とそれに付随するオーディオクリップ(お台場02)1302とを同時にトリミングすることが可能であり、トリムポイントの選択も同時に行うことができる。
たとえば、ビデオクリップ(お台場02)1301がIn点1303とOut点1304を備え、このビデオクリップ(お台場02)1301に付随するオーディオクリップ(お台場02)1302がIn点1305とOut点1306を備えるものとする。
マウスカーソル1311をビデオクリップ(お台場02)1301のIn点1303およびオーディオクリップ(お台場02)1302のIn点1305に位置させてクリックし、その後さらに、マウスカーソル1311をビデオクリップ(お台場02)1301のOut点1304およびオーディオクリップ(お台場02)1302のOut点1306に位置させてCtrlキーを押しながらクリックすることで、各ポイントをトリムポイントとして選択することができる。
この時、トリムポイントとして選択したことを表示するために、ビデオクリップ(お台場02)1301のIn点1303、Out点1304、オーディオクリップ(お台場02)1302のIn点1305、Out点1306に、それぞれトリムポイント表示部1307、1308、1309、1310を設け、これらを所定の色で表示する。図示した例では、トリムポイント表示部1308だけを黄色で表示し、それ以外を緑色で表示するように構成している。
このように同一クリップのIn点およびOut点がトリムポイントとして選択された状態で、このトリムポイント近傍にマウスカーソルを近づけると、図13に示すように、トリミングカーソル1312が表示される。図13に示されたトリミングカーソル1312は、スリップトリムによるトリミング編集を行うためのトリミングカーソルであり、このトリミングカーソルが表示されると、ビデオクリップ(お台場02)1301及びオーディオクリップ(お台場02)1302のIn点またはOut点をドラッグして、各クリップのタイムライン上の位置及びその長さを変更することなく、参照する素材データの位置を変更することが可能となる。
〈ローリングトリム〉
図9は、タイムライン上に隣接して配置された3つのクリップ(Clip A)901、クリップ(Clip B)902、クリップ(Clip C)903のうち、中央に挟まれたクリップ(Clip B)902の長さおよび参照する素材データの位置を変更することなく、前後に位置するクリップ901、903の長さを変更することにより、タイムライン上の位置を変更するローリングトリムの際のトリムポイント選択を説明するための説明図である。
タイムライン上に配置されたクリップ(Clip A)901は、In点904、Out点905を備えており、クリップ(Clip B)902は、In点906、Out点907を備えており、クリップ(Clip C)903は、In点908、Out点909を備えている。クリップ(Clip A)901のOut点905とクリップ(Clip B)902のIn点906は互いに接しており、クリップ(Clip B)902のOut点907とクリップ(Clip C)903のIn点908は互いに接している。
まず、クリップ(Clip A)901のOut点905近傍にマウスカーソルを位置させてクリックし、さらに、クリップ(Clip C)903のIn点908近傍にマウスカーソルを位置させてCtrlキーを押しながらクリックすることで、両方をトリムポイントとして選択することができる。
この時、クリップ(Clip A)901のOut点905およびクリップ(Clip C)903のIn点908に、トリムポイントとして選択されたことを示すために、それぞれ所定幅のトリムポイント表示部910、911を設け、このトリムポイント表示部910、911を所定の表示色で表示する。図示した例では、クリップ(Clip A)901のトリムポイント910は緑色で表示し、クリップ(Clip C)903のトリムポイント911は黄色で表示するように構成している。
図14に示すように、VAトラックに配置されたビデオクリップ(お台場01)1401とそれに付随するオーディオクリップ(お台場01)1404、ビデオクリップ(お台場02)1402とそれに付随するオーディオクリップ(お台場02)1405およびビデオクリップ(お台場03)1403とそれに付随するオーディオクリップ(お台場03)1406がそれぞれ隣接して配置されている場合について考察する。
ビデオクリップ(お台場01)1401はIn点1407とOut点1408を備え、このビデオクリップ(お台場01)1401に付随するオーディオクリップ(お台場01)1404がIn点1413とOut点1414を備えるものとする。また、これらクリップに隣接して配置されたビデオクリップ(お台場02)1402がIn点1409とOut点1410を備え、ビデオクリップ(お台場02)1402に付随するオーディオクリップ(お台場02)1405がIn点1415とOut点1416を備えるものとする。さらに、これらクリップに隣接して配置されたビデオクリップ(お台場03)1403がIn点1411とOut点1412を備え、ビデオクリップ(お台場03)1403に付随するオーディオクリップ(お台場03)1406がIn点1417とOut点1418を備えるものとする。
マウスカーソル1423をビデオクリップ(お台場01)1401のOut点1408およびオーディオクリップ(お台場01)1404のOut点1414に位置させてクリックし、その後さらに、マウスカーソル1423をビデオクリップ(お台場03)1403のIn点1411およびオーディオクリップ(お台場03)1406のIn点1417に位置させてCtrlキーを押しながらクリックすることで、各ポイントをトリムポイントとして選択することができる。
この時、トリムポイントとして選択したことを表示するために、ビデオクリップ(お台場01)1401のOut点1408、ビデオクリップ(お台場03)1403のIn点1411、オーディオクリップ(お台場01)1404のOut点1414、オーディオクリップ(お台場03)1406のIn点1417に、それぞれトリムポイント表示部1419、1420、1421、1422を設け、これらを所定の色で表示する。図示した例では、トリムポイント表示部1420だけを黄色で表示し、それ以外を緑色で表示するように構成している。
このようなトリムポイントが選択された状態で、このトリムポイント近傍にマウスカーソルを近づけると、図14に示すように、トリミングカーソル1424が表示される。図14に示されたトリミングカーソル1424は、ローリングトリムによるトリミング編集を行うためのトリミングカーソルであり、このトリミングカーソルが表示されると、ローリングトリムによる編集が可能となる。この場合、ビデオクリップ(お台場01)1401とオーディオクリップ(お台場01)1404のOut点を同時にドラッグするか、あるいはビデオクリップ(お台場03)1403とオーディオクリップ(お台場03)1406のIn点を同時にドラッグすることにより、ビデオクリップ(お台場02)1402およびオーディオクリップ(お台場02)1405の長さおよび参照する素材データの位置を変更することなく、その前後に位置するクリップの長さを変更することでタイムライン上の位置を変更することができる。
〈トリミング編集不可表示〉
トリムポイントを選択する過程で、トリミング編集が不可能なトリムポイントの組み合わせが発生する場合がある。すなわち、操作者が、編集装置が対応していないトリムポイントの組み合わせを選択しようとする場合である。このような場合には、トリムポイントが選択された時点でトリミング編集が不可能である旨の表示を行うことで、操作者が即座にそのことを認識でき、余分な処理を行うことなくトリムポイントを選択し直すことができるように構成する。
このようなトリミング編集が不可能であるようなトリムポイントの選択は種々のパターンが想定され、前述したような5つのトリミング編集の際のトリムポイント選択とは異なるトリムポイントの組み合わせの場合に、編集不可能であると判定するように構成できる。
編集不可能であるようなトリムポイント選択の一例を図15に示す。
図15に示すように、タイムライン上に配置されたクリップ(Clip A)1501は、In点1502、Out点1503を備えている。たとえば、クリップ(Clip A)1501のOut点1503近傍にマウスカーソルを位置させてクリックすることで、Out点をトリムポイントとして選択し、さらに、クリップ(Clip A)1501のIn点1502近傍の境界位置にマウスカーソルを位置させてCtrlキーを押しながらクリックしたとする。前述のスライドトリムの説明で述べたように、境界位置にマウスカーソルを位置させてクリックすることにより、境界位置前後の両方のポイントをトリムポイントとして選択することが可能である。したがって、クリップ(Clip A)1501のIn点1502、Out点1503およびクリップ(Clip A)1501のIn点1502の前方がトリムポイントとして選択されることとなる。このようなトリムポイントの組み合わせは、前述したようなトリミング編集方法に合致するものではないことから、トリミング編集が不可能なトリムポイントの組み合わせであると判定される。
この場合、選択されたトリムポイントに対応する位置に表示されるトリムポイント表示部1504、1505、1506を、編集不可である旨を示す所定色で表示する。前述したように、適切にトリミング処理が可能な場合には、黄色または緑色でトリムポイントを表示するように構成したが、この場合は、これとは異なる色で表示するように構成し、たとえば、赤色で表示する。
図16に示す例では、タイムライン上に配置されたクリップ(Clip A)1601は、In点1603、Out点1604を備えており、クリップ(Clip B)1602は、In点1605、Out点1606を備えているものとする。クリップ(Clip A)1601のOut点1604とクリップ(Clip B)1602のIn点1605は互いに接している。
ここで、クリップ(Clip A)1601のIn点1603近傍にマウスカーソルを位置させてクリックし、さらに、クリップ(Clip B)1602のOut点1606近傍にマウスカーソルを位置させてCtrlキーを押しながらクリックすることで、両方をトリムポイントとして選択する場合を考える。この場合も、トリムポイントの組み合わせが、前述したようなトリミング編集方法に合致するものではないことから、トリミング編集が不可能なトリムポイントの組み合わせであると判定される。
したがって、ここで選択されたトリムポイントに対応するトリムポイント表示部1607、1608を編集不可である旨を示す所定色、たとえば赤色で表示する。
図17に示す例では、タイムライン上に配置されたクリップ(Clip A)1701は、In点1703、Out点1704を備えており、クリップ(Clip B)1702は、In点1705、Out点1706を備えているものとする。クリップ(Clip A)1701のOut点1704とクリップ(Clip B)1702のIn点1705は互いに接している。
ここで、前述したような方法で、クリップ(Clip A)1701のOut点1704、クリップ(Clip B)1702のIn点1705、クリップ(Clip B)1702のOut点1706をトリムポイントとして選択していくと、このトリムポイントの組み合わせが、前述したようなトリミング編集方法に合致するものではないことから、トリミング編集が不可能なトリムポイントの組み合わせであると判定される。
したがって、ここで選択されたトリムポイントに対応するトリムポイント表示部1707、1708、1709を編集不可である旨を示す所定色、たとえば赤色で表示する。
以上のように、トリムポイントを選択した段階で、そのトリムポイントの組み合わせが予め用意されたトリミング編集方法に合致したものかを判定し、対応するトリミング編集方法がないと判定した場合にトリミング編集が不可である旨の表示を行うことで、操作者がトリミング編集不可であることを即座に判断することができ、トリムポイントのドラッグ操作などの編集処理を開始する前にトリムポイントの再選択を行うことができる。したがって、不要な操作を省略してトリミング編集の操作性を高め、ユーザフレンドリーなシステムを提供することができる。
〈異なるトラックの同時トリミング〉
異なるトラックに配置されたクリップを同時にトリミング編集する場合を考察する。
たとえば、図18に示すように、1つのトラックにクリップ(Clip A)1801、クリップ(Clip B)1802が配置されており、これとは異なるトラックにクリップ(Clip C)1803、クリップ(Clip D)1804が配置されている場合を考える。このような異なるトラックに配置されたクリップに対して、同時にトリミング編集を行うことが可能である。ただし、トリミング編集の種類は、全てのトラックを含み同一である。
たとえば、クリップ(Clip A)1801がIn点1805とOut点1806を備え、クリップ(Clip B)1802がIn点1807とOut点1808を備えるものとし、クリップ(Clip A)1801のOut点1806とクリップ(Clip B)1802のIn点1807とが接しているものとする。また、クリップ(Clip C)1803がIn点1809とOut点1810を備え、クリップ(Clip D)1804がIn点1811とOut点1812を備えるものとし、クリップ(Clip C)1803のOut点1810とクリップ(Clip D)1804のIn点1811とが接しているものとする。
マウスカーソルをクリップ(Clip A)1801のOut点1806近傍に位置させてクリックし、その後さらに、マウスカーソルをクリップ(Clip C)1803のOut点1810に位置させてCtrlキーを押しながらクリックすることで、各ポイントをトリムポイントとして選択することができる。
この時、トリムポイントとして選択したことを表示するために、クリップ(Clip A)1801のOut点1806、クリップ(Clip C)1803のOut点1810に、それぞれトリムポイント表示部1813、1814を設け、これらを所定の色で表示する。図示した例では、トリムポイント表示部1813を緑色で表示し、トリムポイント表示部1814を黄色で表示するように構成している。
このように異なるトラックに配置されたクリップのOut点が選択トリムポイントとして選択された状態で、このトリムポイント近傍にマウスカーソルを近づけてドラッグすることにより、これら異なるトラックに配置されたクリップのOut点選択によるトリミング編集が可能となる。
同様に、図19に示すように、1つのトラックにクリップ(Clip A)1901、クリップ(Clip B)1902が配置されており、これとは異なるトラックにクリップ(Clip C)1903、クリップ(Clip D)1904が配置されている場合に、トリミング編集が不可であるような場合を考える。
たとえば、クリップ(Clip A)1901がIn点1905とOut点1906を備え、クリップ(Clip B)1902がIn点1907とOut点1908を備えるものとし、クリップ(Clip A)1901のOut点1906とクリップ(Clip B)1902のIn点1907とが接しているものとする。また、クリップ(Clip C)1903がIn点1909とOut点1910を備え、クリップ(Clip D)1904がIn点1911とOut点1912を備えるものとし、クリップ(Clip C)1903のOut点1910とクリップ(Clip D)1904のIn点1911とが接しているものとする。
マウスカーソルをクリップ(Clip A)1901のOut点1906近傍に位置させてクリックし、その後さらに、マウスカーソルをクリップ(Clip C)1903のOut点1910およびクリップ(Clip D)1904のIn点1911に位置させてCtrlキーを押しながらクリックすることで、各ポイントをトリムポイントとして選択することができる。
しかしながら、このようなトリムポイントの組み合わせは、前述したようなトリミング編集方法に対応しておらず、トリミング編集が不可能なトリムポイントの組み合わせであると判定される。
したがって、ここで選択されたトリムポイントに対応するトリムポイント表示部1913、1914、1915を編集不可である旨を示す所定色、たとえば赤色で表示する。
この場合も、トリムポイントを選択した時点で即座に編集可能か否かを認識することが可能となり、トリムポイントをドラッグして編集操作を開始する前に、トリムポイントの再選択を行うことができる。
〈トリムウィンドウ〉
プレビューウィンドウをトリムモードに切り替えることによりトリミング操作を行うことが可能である。前述したように、プレビューウィンドウのメニューバーからモードをクリックし、開いたプルダウンメニューからトリムを選択することで、プレビューウィンドウをトリムモードに切り替えてプレビューウィンドウ上での操作することが可能である。
以下、プレビューウィンドウをトリムモードに切り替えてトリムウィンドウとして、トリミング編集を行う場合について説明する。
図20で示すように、トリムモードで表示されるプレビューウィンドウ2000は、プレイヤ/レコーダ表示ウィンドウ2001、タイムコード表示部2002、再生操作ボタン2003、トリミング操作ボタン2004、トリミング方法選択ボタン2005、通常モードへの切替ボタン2006などを備えている。なお、ここで、プレイヤ表示ウィンドウとレコーダ表示ウィンドウが同時に表示されるデュアルモードでの表示例を示している。
再生操作ボタン2003は、1フレーム前のフレームに移動するためのボタン、タイムラインを正方向に再生するための再生ボタン、1フレーム次のフレームに移動するためのボタンなどを含んでいる。
トリミング操作ボタン2004は、タイムラインカーソルを前の編集点に移動させるためのボタン、−10フレーム単位でトリミング位置を調整するためのボタン、−1フレーム単位でトリミング位置を調整するためのボタン、編集点の周辺を繰り返し再生するためのボタン、+1フレーム単位でトリミング位置を調整するためのボタン、+10フレーム単位でトリミング位置を調整するためのボタン、タイムラインカーソルを次の編集点に移動させるためのボタンなどを含んでいる。
トリミング方法選択ボタン2005は、In点選択ボタン、Out点選択ボタン、スライド選択ボタン、スリップ選択ボタン、ローリング選択ボタンなどを含んでいる。トリムモードのプレビューウィンドウ(以下、トリムウィンドウと称す)上では、トリムの選択・非選択に関係なく、In点、Out点、スライド、スリップまたはローリングのいずれかのトリムカーソルが表示される。ローリングまたはスリップトリムが選択されている場合は、そのカーソルが表示され、トリムが選択されていないか、またはローリングでもスリップトリムでもない場合は、プレビュー上の位置によってマウスカーソルがIn点、Out点またはスライドトリムのいずれかのトリミングカーソルで表示される。
たとえば、図21に示すように、トリムウィンドウ2101において、スリップトリムまたはローリングトリムが選択されていない状態で、マウスカーソルがトリムウィンドウ2101内の所定領域に位置した際に、マウスカーソルをIn点選択のトリミングカーソル2102に変更する。このトリミングカーソル2102はIn点選択によるトリミング編集が可能であることを示すものであって、トリムウィンドウ2101内でこのトリミングカーソル2102が表示された状態でマウスをクリックし左右にドラッグすることにより、In点のトリミング操作を行うことが可能となる。
In点選択のトリミングカーソル2102が表示された状態でマウスをクリックすると、タイムラインウィンドウの選択されているトラック上において、タイムラインカーソルに最も近いトリミング可能なポイントがトリムポイントとして選択され、所定の色(黄色)でトリムポイント表示部が表示される。ただし、タイムラインウィンドウ上でトリミング可能なトリムポイントが既に選択されている場合には、トリムウィンドウ2101上のトリミングカーソル2102をドラッグすることにより、既に選択されているトリムポイントをトリミングすることが可能である。また、タイムラインウィンドウ上で予め選択されているトリムポイントに、In点選択のトリムポイントとして適切でないポイントが含まれている場合には、トリムウィンドウ2101上でトリミングカーソル2102がドラッグされると、タイムラインウィンドウ上で選択されているトリムポイントをキャンセルし、タイムラインウィンドウの選択されているトラック上において、タイムラインカーソルに最も近いトリミング可能なポイントをトリムポイントとして選択し直す。
マウスカーソルがIn点選択のトリミングカーソル2102に変更される所定領域は、トリムウィンドウ2101の右側領域とすることができ、たとえば、トリムウィンドウ2101の右側1/3〜2/5の領域とすることができる。
また、図22に示すように、トリムウィンドウ2201において、スリップトリムまたはローリングトリムが選択されていない状態で、マウスカーソルがトリムウィンドウ2201内の所定領域に位置した際に、マウスカーソルをスライドトリムのトリミングカーソル2202に変更する。このトリミングカーソル2202はスライドトリムによるトリミング編集が選択可能であることを示すものであって、トリムウィンドウ2201内でこのトリミングカーソル2202が表示された状態でマウスをクリックし左右にドラッグすることにより、スライドトリムのトリミング操作を行うことが可能となる。
スライドトリムのトリミングカーソル2202が表示された状態でマウスをクリックすると、タイムラインウィンドウの選択されているトラック上において、タイムラインカーソルに最も近いトリミング可能なポイントがトリムポイントとして選択され、所定の色(黄色または緑色)でトリムポイント表示部が表示される。ただし、タイムラインウィンドウ上でトリミング可能なトリムポイントが既に選択されている場合には、トリムウィンドウ2201上のトリミングカーソル2202をドラッグすることにより、既に選択されているトリムポイントをトリミングすることが可能である。また、タイムラインウィンドウ上で予め選択されているトリムポイントに、スライドトリムのトリムポイントとして適切でないポイントが含まれている場合には、トリムウィンドウ2201上でトリミングカーソル2202がドラッグされると、タイムラインウィンドウ上で選択されているトリムポイントをキャンセルし、タイムラインウィンドウの選択されているトラック上において、タイムラインカーソルに最も近いトリミング可能なポイントをトリムポイントとして選択し直す。
マウスカーソルがスライドトリムのトリミングカーソル2202に変更される所定領域は、トリムウィンドウ2201の中央領域とすることができ、たとえば、トリムウィンドウ2201の中央1/3〜1/5の領域とすることができる。
また、図23に示すように、トリムウィンドウ2301において、スリップトリムまたはローリングトリムが選択されていない状態で、マウスカーソルがトリムウィンドウ2301内の所定領域に位置した際に、マウスカーソルをOut点選択のトリミングカーソル2302に変更する。このトリミングカーソル2302はOut点選択によるトリミング編集が選択可能であることを示すものであって、トリムウィンドウ2301内でこのトリミングカーソル2302が表示された状態でマウスをクリックし左右にドラッグすることにより、Out点選択のトリミング操作を行うことが可能となる。
Out点選択のトリミングカーソル2302が表示された状態でマウスをクリックすると、タイムラインウィンドウの選択されているトラック上において、タイムラインカーソルに最も近いトリミング可能なポイントがトリムポイントとして選択され、所定の色(黄色)でトリムポイント表示部が表示される。ただし、タイムラインウィンドウ上でトリミング可能なトリムポイントが既に選択されている場合には、トリムウィンドウ2301上のトリミングカーソル2302をドラッグすることにより、既に選択されているトリムポイントをトリミングすることが可能である。また、タイムラインウィンドウ上で予め選択されているトリムポイントに、Out点選択のトリムポイントとして適切でないポイントが含まれている場合には、トリムウィンドウ2301上でトリミングカーソル2302がドラッグされると、タイムラインウィンドウ上で選択されているトリムポイントをキャンセルし、タイムラインウィンドウの選択されているトラック上において、タイムラインカーソルに最も近いトリミング可能なポイントをトリムポイントとして選択し直す。
マウスカーソルがOut点選択のトリミングカーソル2302に変更される所定領域は、トリムウィンドウ2301の左側領域とすることができ、たとえば、トリムウィンドウ2301の左側1/3〜2/5の領域とすることができる。
マウスカーソルがIn点選択、スリップトリム、Out点選択のトリミングカーソルのいずれかに変更される領域は、それぞれ前述したような範囲に限定されるものではない。
図24に示すように、トリムウィンドウ2401において、トリミング方法選択ボタン2403のうち、スリップトリムのボタンが操作された場合、またはタイムラインウィンドウ上で選択されたトリムポイントが既にスリップトリムの選択である場合、マウスカーソルがトリムウィンドウ2401内に位置すると、マウスカーソルをスリップトリムのトリミングカーソル2402に変更する。このトリミングカーソル2402はスリップトリムによるトリミング編集が選択されたことを示すものであって、トリムウィンドウ2401内でこのトリミングカーソル2402が表示された状態でマウスをクリックし左右にドラッグすることにより、スリップトリムのトリミング操作を行うことが可能となる。
スリップトリムのトリミングカーソル2402が表示された状態でマウスをクリックすると、タイムラインウィンドウの選択されているトラック上において、タイムラインカーソルに最も近いトリミング可能なポイントがトリムポイントとして選択され、所定の色(黄色または緑色)でトリムポイント表示部が表示される。ただし、タイムラインウィンドウ上でトリミング可能なトリムポイントが既に選択されている場合には、トリムウィンドウ2401上のトリミングカーソル2402をドラッグすることにより、既に選択されているトリムポイントをトリミングすることが可能である。また、タイムラインウィンドウ上で予め選択されているトリムポイントに、スリップトリムのトリムポイントとして適切でないポイントが含まれている場合には、タイムラインウィンドウ上で選択されているトリムポイントをキャンセルし、タイムラインウィンドウの選択されているトラック上において、タイムラインカーソルに最も近いトリミング可能なポイントをトリムポイントとして選択し直す。
図25に示すように、トリムウィンドウ2501において、トリミング方法選択ボタン2503のうち、ローリングトリムのボタンが操作された場合、またはタイムラインウィンドウ上で選択されたトリムポイントが既にローリングトリムの選択である場合、マウスカーソルがトリムウィンドウ2501内に位置すると、マウスカーソルをローリングトリムのトリミングカーソル2502に変更する。このトリミングカーソル2502はローリングによるトリミング編集が選択可能であることを示すものであって、トリムウィンドウ2501内でこのトリミングカーソル2502が表示された状態でマウスをクリックし左右にドラッグすることにより、ローリングトリムのトリミング操作を行うことが可能となる。
ローリングトリムのトリミングカーソル2502が表示された状態でマウスをクリックすると、タイムラインウィンドウの選択されているトラック上において、タイムラインカーソルに最も近いトリミング可能なポイントがトリムポイントとして選択され、所定の色(黄色または緑色)でトリムポイント表示部が表示される。ただし、タイムラインウィンドウ上でトリミング可能なトリムポイントが既に選択されている場合には、トリムウィンドウ2501上のトリミングカーソル2502をドラッグすることにより、既に選択されているトリムポイントをトリミングが可能である。また、タイムラインウィンドウ上で予め選択されているトリムポイントに、ローリングトリムとして適切でないポイントが含まれている場合には、タイムラインウィンドウ上で選択されているトリムポイントをキャンセルし、タイムラインウィンドウの選択されているトラック上において、タイムラインカーソルに最も近いトリミング可能なポイントをトリムポイントとして選択し直す。
〈リップルトリム〉
リップルモードが選択されている場合には、トリミング編集を行う際に、後続のクリップが追随してタイムライン上の位置が変更される。たとえば、リップルモードが設定された状態でOut点の変更をする場合に、トリミング編集の対象となっているクリップと同一トラックに配置された後続のクリップが連動してタイムライン上を移動する。また、同期モードを合わせて設定しているような場合には、他のトラックのクリップを連動させることも可能である。
このようなリップルトリムは、通常、時系列前方にあるクリップのOut点に追随してタイムライン上の位置が変更される。In点選択によるトリミングの場合には、トリミングの対象となるクリップのIn点のタイムライン上の位置を変更せずにこのIn点が参照する素材データの位置を変更するとともに、このトリミングに応じてクリップのOut点のライムライン上の位置を変更する。これに対応して、時系列後方に位置するクリップは、トリミング対象となっているクリップのOut点に連動して、タイムライン上を移動する。スリップトリムの場合は、トリミング対象となっているクリップのうち、時系列後方に位置するクリップのOut点が移動しないことから、後続のクリップに位置の変更はない。また、スライドトリムやローリングトリムの場合、隣接するクリップの境界がタイムライン上で移動するものであって、全体としてのOut点の変更がない。
〈他の実施形態〉
トリミング編集が不可である旨の通知は、トリミングカーソルが表示される際に表示色を反転させることにより表示することも可能である。
また、トリミング編集が不可である旨の通知は、コンピュータのビープ音やその警告音などの音や、その他操作者に知覚できる態様で行うことも可能である。
本発明は、動画像データ及び/又は音声データを編集する装置に適用することが可能であり、パーソナルコンピュータなどのコンピュータハードウェアに編集用アプリケーションソフトを搭載することにより構成される編集装置として構成することができる。このような本発明に係る編集装置および編集方法では、トリミング編集を行う際に、操作者がトリムポイントを選択するだけそのトリミング編集が可能か否を認識することができ、不要な操作を省略することができ、操作性を高めることが可能となる。

Claims (8)

  1. 動画像データ及び/又は音声データのトリミング編集が可能な編集装置であって、
    トリミング編集の指示入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段で受け付けた指示入力に基づくトリミング編集が可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によりトリミング編集が可能でないと判定した場合に編集不可である旨の通知を出力する通知手段と、
    を備える編集装置。
  2. 前記通知手段は、前記判定手段によりトリミング編集が可能であると判定した場合に、トリミング操作位置を示すトリムポイントに第1の表示を行うための表示データを出力し、前記判定手段によりトリミング編集が可能でないと判定した場合に、前記トリムポイントに前記第1の表示とは異なる第2の表示を行うための表示データを出力する、請求項1に記載の編集装置。
  3. 前記第1の表示が所定の色による表示であり、前記第2の表示は、前記第1の表示とは異なる色による表示である、請求項2に記載の編集装置。
  4. 前記通知手段は、前記判定手段によりトリミング編集が可能でないと判定した場合に、所定の音声データを出力する、請求項1に記載の編集装置。
  5. 前記トリミング編集が、In点、Out点を指定するトリミング、スライドトリム、スリップトリムおよびローリングトリムのうち少なくとも2つを含む、請求項1に記載の編集装置。
  6. 前記トリミング編集が、リップルモードを有し、前記リップルモードのオンまたはオフに応答して、前記トリミング編集の動作が変化する、請求項5に記載の編集装置。
  7. 動画像データ及び/又は音声データのトリミング編集が可能な編集装置におけるトリミング編集方法であって、
    トリミング編集の指示入力を受け付ける段階と、
    前記受付手段で受け付けた指示入力に基づくトリミング編集が可能か否かを判定する段階と、
    トリミング編集が可能でないと判定した場合に編集不可である旨の通知を出力する段階と、
    を含む編集方法。
  8. 動画像データ及び/又は音声データのトリミング編集が可能な編集装置においてトリミング編集機能を実現するプログラムであって、
    トリミング編集の指示入力を受け付ける段階と、
    前記受付手段で受け付けた指示入力に基づくトリミング編集が可能か否かを判定する段階と、
    トリミング編集が可能でないと判定した場合に編集不可である旨の通知を出力する段階と、
    をコンピュータに実行させるための、前記プログラム。
JP2010546987A 2008-06-27 2008-06-27 編集装置及び編集方法 Active JP5361908B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2008/001690 WO2009157045A1 (en) 2008-06-27 2008-06-27 Editing device and editing method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011526087A true JP2011526087A (ja) 2011-09-29
JP5361908B2 JP5361908B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=40193671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010546987A Active JP5361908B2 (ja) 2008-06-27 2008-06-27 編集装置及び編集方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8712222B2 (ja)
EP (1) EP2308047A1 (ja)
JP (1) JP5361908B2 (ja)
CN (1) CN102089824A (ja)
WO (1) WO2009157045A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016195178A1 (en) * 2015-06-03 2016-12-08 Lg Electronics Inc. Mobile terminal and method of controlling therefor
WO2017002832A1 (ja) * 2015-06-29 2017-01-05 ヤマハ株式会社 編集装置、編集方法および記録媒体

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8881013B2 (en) * 2009-04-30 2014-11-04 Apple Inc. Tool for tracking versions of media sections in a composite presentation
US8701007B2 (en) * 2009-04-30 2014-04-15 Apple Inc. Edit visualizer for modifying and evaluating uncommitted media content
US8418082B2 (en) * 2009-05-01 2013-04-09 Apple Inc. Cross-track edit indicators and edit selections
US8627207B2 (en) * 2009-05-01 2014-01-07 Apple Inc. Presenting an editing tool in a composite display area
US10324605B2 (en) 2011-02-16 2019-06-18 Apple Inc. Media-editing application with novel editing tools
US8875025B2 (en) 2010-07-15 2014-10-28 Apple Inc. Media-editing application with media clips grouping capabilities
US8819557B2 (en) 2010-07-15 2014-08-26 Apple Inc. Media-editing application with a free-form space for organizing or compositing media clips
US9099161B2 (en) 2011-01-28 2015-08-04 Apple Inc. Media-editing application with multiple resolution modes
US11747972B2 (en) * 2011-02-16 2023-09-05 Apple Inc. Media-editing application with novel editing tools
US9997196B2 (en) 2011-02-16 2018-06-12 Apple Inc. Retiming media presentations
US8966367B2 (en) 2011-02-16 2015-02-24 Apple Inc. Anchor override for a media-editing application with an anchored timeline
JP2013009218A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Sony Corp 編集装置及び方法、並びにプログラム
CN102568527A (zh) * 2011-12-20 2012-07-11 广东步步高电子工业有限公司 一种轻松剪辑音频文件的方法、系统及其应用的移动手持装置
CN107967115A (zh) * 2011-12-31 2018-04-27 诺基亚技术有限公司 使元素被显示
KR101909030B1 (ko) 2012-06-08 2018-10-17 엘지전자 주식회사 비디오 편집 방법 및 이를 위한 디지털 디바이스
US9218064B1 (en) * 2012-09-18 2015-12-22 Google Inc. Authoring multi-finger interactions through demonstration and composition
US8873936B1 (en) 2012-11-27 2014-10-28 JAMR Labs, Inc. System and method for generating a synchronized audiovisual mix
JP2016517195A (ja) * 2013-03-08 2016-06-09 トムソン ライセンシングThomson Licensing リスト駆動選択プロセスを利用してビデオ及びメディアの時系列的編集を改善する方法及び装置
US20150301708A1 (en) * 2014-04-21 2015-10-22 VMIX Media, Inc. Video Editing Graphical User Interface
CN110915224A (zh) * 2018-08-01 2020-03-24 深圳市大疆创新科技有限公司 视频剪辑方法、装置、设备及存储介质

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5754851A (en) * 1992-04-10 1998-05-19 Avid Technology, Inc. Method and apparatus for representing and editing multimedia compositions using recursively defined components
US5760767A (en) * 1995-10-26 1998-06-02 Sony Corporation Method and apparatus for displaying in and out points during video editing
JP2001057660A (ja) * 1999-08-17 2001-02-27 Hitachi Kokusai Electric Inc 動画像編集装置
JP2001202754A (ja) * 1999-11-26 2001-07-27 Sony United Kingdom Ltd 編集装置及び編集方法及び媒体
US20050216840A1 (en) * 2004-03-25 2005-09-29 Keith Salvucci In-timeline trimming

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5448287A (en) * 1993-05-03 1995-09-05 Hull; Andrea S. Spatial video display system
JP3906875B2 (ja) 1997-08-08 2007-04-18 ソニー株式会社 編集装置及び編集方法
JP3895849B2 (ja) * 1997-11-11 2007-03-22 トムソン ライセンシング ノンリニア映像編集システム
JPH11203837A (ja) * 1998-01-16 1999-07-30 Sony Corp 編集システムおよび編集方法
JP2001143447A (ja) * 1999-11-16 2001-05-25 Sony Corp データ編集装置および方法、並びにデータ記録再生装置
US7930624B2 (en) * 2001-04-20 2011-04-19 Avid Technology, Inc. Editing time-based media with enhanced content
US7263129B2 (en) * 2002-08-29 2007-08-28 Sony Corporation Predictive encoding and data decoding control
JP4079429B2 (ja) * 2003-06-11 2008-04-23 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP4838502B2 (ja) * 2003-08-07 2011-12-14 キヤノン株式会社 画像表示装置とその製造方法
JP4385974B2 (ja) * 2004-05-13 2009-12-16 ソニー株式会社 画像表示方法、画像処理装置、プログラム及び記録媒体
JP4282583B2 (ja) * 2004-10-29 2009-06-24 シャープ株式会社 動画編集装置及び方法
JP4971660B2 (ja) * 2005-03-31 2012-07-11 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム、記憶媒体
US7669130B2 (en) * 2005-04-15 2010-02-23 Apple Inc. Dynamic real-time playback

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5754851A (en) * 1992-04-10 1998-05-19 Avid Technology, Inc. Method and apparatus for representing and editing multimedia compositions using recursively defined components
US5760767A (en) * 1995-10-26 1998-06-02 Sony Corporation Method and apparatus for displaying in and out points during video editing
JP2001057660A (ja) * 1999-08-17 2001-02-27 Hitachi Kokusai Electric Inc 動画像編集装置
JP2001202754A (ja) * 1999-11-26 2001-07-27 Sony United Kingdom Ltd 編集装置及び編集方法及び媒体
US20050216840A1 (en) * 2004-03-25 2005-09-29 Keith Salvucci In-timeline trimming

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016195178A1 (en) * 2015-06-03 2016-12-08 Lg Electronics Inc. Mobile terminal and method of controlling therefor
US9966114B2 (en) 2015-06-03 2018-05-08 Lg Electronics Inc. Mobile terminal and method of controlling therefor
WO2017002832A1 (ja) * 2015-06-29 2017-01-05 ヤマハ株式会社 編集装置、編集方法および記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US20110103772A1 (en) 2011-05-05
CN102089824A (zh) 2011-06-08
WO2009157045A1 (en) 2009-12-30
US8712222B2 (en) 2014-04-29
JP5361908B2 (ja) 2013-12-04
EP2308047A1 (en) 2011-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5361908B2 (ja) 編集装置及び編集方法
US8327267B2 (en) Image data processing apparatus, image data processing method, program, and recording medium
US5760767A (en) Method and apparatus for displaying in and out points during video editing
US7359617B2 (en) Dual mode timeline interface
JP2013009218A (ja) 編集装置及び方法、並びにプログラム
JPH1175150A (ja) 動画像編集方法及び動画像編集装置並びに動画像編集動作を実行するためのプログラムを記録した記録媒体
JP2012058858A (ja) 情報処理装置、データ分割方法及びデータ分割プログラム
US20100054692A1 (en) Electronic apparatus, method of changing a moving image data section, and program
JP2008033743A (ja) 時系列データ再生制御のためのプログラム及び装置
JPH09297750A (ja) ソースファイル編集装置
JP3773229B2 (ja) 動画像表示方法及び装置
JP4532786B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2007089012A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム
JP4108086B2 (ja) 動画像表示方法及び装置
JP5018706B2 (ja) 記録再生装置
JP2009093450A (ja) 再生装置および再生方法、並びにプログラム
JP2007053701A (ja) Ieee1894シリアルバスに接続されるセットトップボックス、及びieee1394シリアルバスに接続されるコントローラ機器
JP2002247504A (ja) 編集装置及び記録媒体
JP2010287273A (ja) 情報再生装置および情報再生方法
JP4257327B2 (ja) 動画像編集装置
JP7420642B2 (ja) 動画再生装置および動画再生方法
JP4038888B2 (ja) 映像編集装置
JP2004304854A (ja) 動画像編集方法
JP2000244903A (ja) 操作画面表示方法およびその表示を使った監視録画装置
JP5206860B2 (ja) コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20111004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5361908

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250