JP4836851B2 - オーディオ装置及びその再生方法 - Google Patents
オーディオ装置及びその再生方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4836851B2 JP4836851B2 JP2007083192A JP2007083192A JP4836851B2 JP 4836851 B2 JP4836851 B2 JP 4836851B2 JP 2007083192 A JP2007083192 A JP 2007083192A JP 2007083192 A JP2007083192 A JP 2007083192A JP 4836851 B2 JP4836851 B2 JP 4836851B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- music
- data
- storage unit
- music data
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
図21は従来のオーディオ装置に係る概略図である。ユーザがオーディオ装置71に携帯型オーディオ装置P1及びP2を接続すると、制御部72は携帯型オーディオ装置P1及びP2が接続されたことを認識して、携帯型オーディオ装置P1に記憶された楽曲情報73及び携帯型オーディオ装置P2に記憶された楽曲情報74を取得し、表示部75に該楽曲情報に対応させて携帯型オーディオ装置を特定するデータを表示する。そして、ユーザが表示部75の楽曲番号をタッチパネル76で選択することにより、該選択された楽曲の再生要求が制御部72になされる。これにより、制御部72は前記データが特定する携帯型オーディオ装置(P1)から楽曲データを読み出し、この楽曲データは楽曲データ再生部77より再生される。
携帯型オーディオ装置P1及びP2間で同一の楽曲情報があっても全ての楽曲情報を表示していたため、ユーザが所望の楽曲を選択し再生するのに時間がかかっていた。
本発明の別の目的は、複数の携帯型楽曲データ記憶部に同一の楽曲情報が記憶されている場合、1つの楽曲情報のみをオーディオ装置の楽曲情報記憶部(データベース)に保存するだけで、音質が良好な楽曲データを取得して楽曲(楽曲A)の再生ができ、しかも、携帯型楽曲データ記憶部が取り外されても、接続されている残りの携帯型楽曲データ記憶部より楽曲データを取得して楽曲Aの再生をすることができるオーディオ装置及びその再生方法を提供することである。
本発明の別の目的は、音質が良好な楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部に該楽曲データの再生中に表示する画像データが存在しなくても、音質が良好でない楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部に該画像データがあれば、該音質が良好な楽曲データを再生しつつ画像データを表示するオーディオ装置及びその再生方法を提供することである。
本発明は、楽曲データを記憶する複数の楽曲データ記憶部から楽曲情報を取得して表示部に表示し、該表示された所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき該楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部から該楽曲データを取得して再生するオーディオ装置である。
本発明の第1のオーディオ装置は、各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報に対応させて楽曲データ記憶部を特定するデータを記憶する楽曲情報記憶部と、各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報が同一であれば、音質が良好な楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部を特定するデータを該楽曲情報に対応させて前記楽曲情報記憶部に記憶し、所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき、該楽曲情報に付加した前記データが特定する楽曲データ記憶部より楽曲データを取得する制御部と、前記制御部より取得された楽曲データを再生する楽曲データ再生部を備えている。
第1、第2のオーディオ装置において、前記楽曲データ記憶部は携帯型オーディオ装置に含まれている。また、第1、第2のオーディオ装置において、前記制御部は、前記楽曲データ記憶部から取得する楽曲情報に楽曲データの圧縮率データが含まれている場合、該圧縮率データに基づいて楽曲データの音質を判定する。
本発明は、楽曲データを記憶する複数の楽曲データ記憶部から楽曲情報を取得して表示部に表示し、該表示された所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき該楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部から該楽曲データを取得して再生するオーディオ装置の再生方法である。
本発明の第1の再生方法は、各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報に対応させて楽曲データ記憶部を特定するデータを記憶する第1のステップと、各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報が同一であれば、音質が良好な楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部を特定するデータを該楽曲情報に対応させて記憶する第2のステップと、所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき、該楽曲情報に付加した前記データが特定する楽曲データ記憶部より楽曲データを取得して再生する第3のステップとを有している。
上記第1、第2のオーディオ装置の再生方法における第2のステップにおいては、前記楽曲データ記憶部から取得する楽曲情報に楽曲データの圧縮率データを含ませ、該圧縮率データに基づいて楽曲データの前記音質を判定する。
本発明によれば、各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報が同一であれば、各楽曲データ記憶部を特定するデータを該楽曲情報に対応させて記憶すると共に、該各データに楽曲データの音質順に順位をつけ、所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき、順位が最高の前記データが特定する楽曲データ記憶部より楽曲データを取得して再生し、所定の楽曲データ記憶部がオーディオ装置から取り外されたとき、該楽曲データ記憶部に対応する前記データの記憶を消去するように構成したから、順位が最高のデータが特定する楽曲データ記憶部を取り外しても次順位のデータおよび楽曲情報がオーディオ装置の楽曲情報記憶部(データベース)に残存し、この楽曲情報および次順位のデータを用いて楽曲の選曲、再生を行うことができる。また、取り外した楽曲データ記憶部に対応する前記データ部分の記憶をデータベースより消去するだけで該データベースの更新ができる。なお、付加情報が異なる場合には適時に、たとえば、次順位データを用いて楽曲の選曲、再生を行う際に、データベースの内容を更新すればよい。
図1は本発明に係るオーディオ装置の概略図である。
ユーザがオーディオ装置1に携帯型オーディオ装置P1及びP2を接続すると、制御部2は携帯型オーディオ装置P1及びP2が接続されたことを認識して、携帯型オーディオ装置P1に記憶された楽曲情報3及び携帯型オーディオ装置P2に記憶された楽曲情報4を取得し、携帯型オーディオ装置を特定するデータ(楽曲データ記憶装置データ)を該楽曲情報に対応させて楽曲情報記憶部5に記憶する。なお、楽曲情報とは楽曲名、アーティスト名、楽曲データのビットレート情報を示している。
次いで、制御部2は楽曲情報記憶部5に記憶した楽曲情報3及び楽曲情報4を参照して携帯型オーディオ装置P1及びP2に同一の楽曲情報があるか判定する。携帯型オーディオ装置P1及びP2に同一の楽曲情報があれば、制御部2は音質が良好な楽曲データ(ビットレートが高い楽曲データ)を楽曲情報に含まれているビットレート情報より判定し、
音質が良好な楽曲データが記憶されている携帯型オーディオ装置を特定するデータを該楽曲情報に対応させて楽曲情報記憶部5に新たに記憶し、同一の楽曲情報3及び楽曲情報4を削除する。
そして、制御部2はこの楽曲情報記憶部5に記憶された楽曲情報を、例えばアーティスト名順に並び替えて表示部6に表示する。なお、楽曲情報記憶部5に記憶された楽曲情報が6個以上ある場合はスクロールバー7を操作することにより表示できる。ユーザが表示部6の楽曲番号をタッチパネル8で選択することにより、該選択された楽曲の再生要求が制御部2になされる。これにより、制御部2はタッチされた楽曲番号のデータ“楽曲データ記憶装置”が特定する携帯型オーディオ装置(P1)から楽曲データを読み出し、この楽曲データは楽曲データ再生部9より再生される。
図2は本発明に係るオーディオ装置の構成図である。
符号11は、CDが装填されてこのCDを回転駆動するCDドライブを示しており、このCDドライブ11はCDを線速度一定でスピンドル回転制御するとともに、フォーカス/トラッキングサーボ制御し、CD読込装置12は光ピックアップで読み込んだ信号をEFM処理、AGC処理後、デジタル信号処理してTOC情報と楽曲データを発生する。楽曲データ再生部9は楽曲データを用いてDA変換処理等の制御を行ってスピーカ13より再生音を出力する。制御部2は、TOC情報を用いてトラック番号、演奏時間、残演奏時間等を表示部6に表示する。以上はCDを再生するオーディオ装置を用いる場合であるが、MDやDVDあるいはHDD等を再生するオーディオ装置を用いることもできる。
図3は携帯型オーディオ装置の構成図である。
楽曲データの記憶に際して、携帯型オーディオ装置に図示しない楽曲データと楽曲情報(楽曲名及びアーティスト名)とを記憶している外部機器(例えばPC等)を通信インターフェース21を介して接続する。そして、記憶制御部22は操作部26からのユーザ指示に従って、外部機器より楽曲データと楽曲情報とを通信インターフェース21を介して取得し、楽曲データ記憶部23に記憶する。この際、記憶制御部22は取得した楽曲データからビットレートを算出し、該楽曲情報にこのビットレート情報を付加して楽曲データ記憶部23に記憶する。これにより、楽曲データ記憶部23には図4に示すように楽曲名
、アーティスト名、ビットレート情報及び楽曲データが記憶される。以上は、楽曲データと楽曲情報の記憶方法であるが、該楽曲データに画像データがあれば、該画像データも楽曲データ記憶部23に記憶することができる。
第1のオーディオ装置の再生処理は、オーディオ装置に携帯型オーディオ装置P1及びP2を接続した際に、携帯型オーディオ装置間で同一の楽曲情報が記憶されている場合は、音質が良好な楽曲データが記憶されている携帯型オーディオ装置より楽曲データを取得して再生する。
図5は本発明に係る第1のオーディオ装置の再生処理のフローチャートである。なお、携帯型オーディオ装置P1及びP2には図4に示すような楽曲情報(楽曲名、アーティスト名及びビットレート情報)と楽曲データとが記憶されている。
もよい。制御部2は、携帯型オーディオ装置P1及びP2が接続されたことを認識して、各携帯型オーディオ装置P1及びP2の読出制御部24に楽曲情報を入力するように通信インターフェース14を介して指示し、この指示により、読出制御部24は楽曲データ記憶部23から楽曲情報を読み出して、制御部2に通信インターフェース21を介して該楽曲情報を入力する。これにより、制御部2は、携帯型オーディオ装置P1及びP2に記憶されている楽曲情報を取得し、楽曲情報記憶部5に記憶する(ステップS2)。その後、制御部2は、楽曲データ記憶装置を特定するデータを該楽曲情報に対応させて楽曲情報記憶部5に記憶する(ステップS3)。
次いで、制御部2は、楽曲名及びアーティスト名が同一の楽曲情報が楽曲情報記憶部5に記憶されているか判定する(ステップS4)。楽曲名及びアーティスト名が同一の楽曲情報が楽曲情報記憶部5に記憶されてなければ、後述するステップS9の処理を行う。一方、ステップS4において、楽曲名及びアーティスト名が同一の楽曲情報が楽曲情報記憶部5に記憶されていれば、制御部2は、携帯型オーディオ装置P1に記憶された楽曲のビットレートが携帯型オーディオ装置P2に記憶された楽曲のビットレートより高いかを楽曲情報に含まれているビットレート情報により判定する(ステップS5)。ステップS5において、携帯型オーディオ装置P1に記憶された楽曲のビットレートが携帯型オーディ
オ装置P2に記憶された楽曲のビットレートより高ければ、制御部2は、携帯型オーディオ装置P1を特定するデータを該楽曲情報に対応させて楽曲情報記憶部5に記憶する(ステップS6)。一方、ステップS5において、携帯型オーディオ装置P2に記憶された楽曲のビットレートが携帯型オーディオ装置P1に記憶された楽曲のビットレートより高ければ、制御部2は、携帯型オーディオ装置P2を特定するデータを該楽曲情報に対応させて楽曲情報記憶部5に記憶する(ステップS7)。そして、制御部2はステップS2及びステップS3において楽曲情報記憶部5に記憶した楽曲名及びアーティスト名が同一の2つの楽曲情報をのうち、楽曲データのビットレートが低い方の楽曲情報を楽曲情報記憶部5から削除する(ステップS8)。
以後、楽曲名及びアーティスト名が同一の楽曲情報が存在しなくなるまでステップS5〜S8の処理を繰り返す。これにより、携帯型オーディオ装置P1及びP2に図4(A)、(B)に示す楽曲情報が記憶されている場合、楽曲情報記憶部5は、図6に示すような楽曲情報が記憶され、楽曲名及びアーティスト名が同一の楽曲情報がある場合は、ビットレートの高い(音質が良好な)楽曲情報のみ記憶する。
第2のオーディオ装置の再生処理は、音質が良好な楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部に該楽曲データの再生中に表示する画像データが存在しなくても、音質が良好でない楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部に該画像データがあれば、該音質が良好な楽曲データを再生しつつ画像データを表示する。
図8〜図10は本発明に係る第2のオーディオ装置の再生処理のフローチャートである。なお、携帯型オーディオ装置P1及びP2の楽曲データ記憶部23には、それぞれ図11に示すような楽曲情報(楽曲名、アーティスト名及びビットレート情報)と画像データと楽曲データとが記憶されている。
部5に記憶する(ステップS23)。
次いで、制御部2は楽曲名及びアーティスト名が同一の楽曲情報が楽曲情報記憶部5に記憶されているか判定する(ステップS24)。楽曲名及びアーティスト名が同一の楽曲情報が楽曲情報記憶部5に記憶されていなければ、後述するステップS37の処理を行う。一方、ステップS24において、楽曲名及びアーティスト名が同一の楽曲情報が楽曲情報記憶部5に記憶されていれば、制御部2は、携帯型オーディオ装置P1に記憶された楽曲のビットレートが携帯型オーディオ装置P2に記憶された楽曲のビットレートより高いかを楽曲情報に含まれているビットレート情報により判定する(ステップS25)。ステップS25において、携帯型オーディオ装置P1に記憶された楽曲のビットレートが携帯型オーディオ装置P2に記憶された楽曲のビットレートより高ければ、制御部2は、携帯型オーディオ装置P1に記憶された楽曲に画像データがあるか前記画像データ記憶装置を特定するデータより判定する(ステップS26)。ステップS26において、携帯型オーディオ装置P1に記憶された楽曲に画像データがあれば、制御部2は、楽曲データ記憶装置及び画像データ記憶装置を特定するデータを「P1」として、該両データを楽曲情報に対応させて楽曲情報記憶部5に記憶する(ステップS27)。ステップS26において、携帯型オーディオ装置P1に記憶された楽曲に画像データがなければ、制御部2は、携帯型オーディオ装置P2に記憶された楽曲に画像データがあるか前記画像データ記憶装置を特定するデータより判定する(ステップS28)。ステップS28において、携帯型オーディオ装置P2に記憶された楽曲に画像データがあれば、制御部2は、楽曲データ記憶装置を特定するデータを「P1」、画像データ記憶装置を特定するデータを「P2」として、該両データを楽曲情報に対応させて楽曲情報記憶部5に記憶する(ステップS29)。しかし、ステップS28において、携帯型オーディオ装置P2に記憶された楽曲に画像データがなければ、楽曲データ記憶装置を特定するデータを「P1」とし、画像データ記憶装置を特定するデータを「0(無し)」として、該データを楽曲情報に対応させて楽曲情報記憶部5に記憶する(ステップS30)。
以後、楽曲名及びアーティスト名が同一の楽曲情報が存在しなくなるまでステップS24〜S36の処理を繰り返す。
これにより、携帯型オーディオ装置P1及びP2に図11(A)、(B)に示す楽曲情報及び画像データが記憶されている場合、楽曲情報記憶部5は図12に示すような楽曲情
報が記憶される。すなわち、楽曲名及びアーティスト名が同一の楽曲情報があり、かつ音質が良好な楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部に該楽曲データの再生中に表示する画像データがなく、音質が良好でない楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部に該画像データがある場合(楽曲名ABC)は、楽曲データ記憶装置を音質が良好な楽曲データが記憶されている携帯型オーディオ装置にし、画像データ記憶装置を音質が良好でない楽曲データが記憶されている携帯型オーディオ装置にする。
第1の再生処理によれば、複数の携帯型オーディオ装置に同一の楽曲情報が記憶されている場合でも、音質が良好な楽曲データが記憶されている携帯型オーディオ装置より楽曲データを取得して再生することができる。しかし、以下の問題が発生する。図14はかかる問題を説明する説明図であり、車載オーディオ装置1と、2つの携帯型オーディオ装置(ポータブルメディアという)P1,P2と、制御部(CNT)2と、楽曲情報記憶部(データベースという)5が示されている。
第1の再生処理によれば、2つのポータブルメディアP1,P2の楽曲情報(例えば曲名、アーチスト)が同じ場合、音質良好な楽曲データを記憶するポータブルメディアから該楽曲データを読み出すのに必要な選曲情報(ファイル名、メディア識別子、パス、曲名、アーチストなど)のみがデータベース5に登録される。ここでパスとはポータブルメディアの記憶部より曲データを読み出すために必要なデータである。
かかる状況において、図15に示すようにポータブルメディアP1をオーディオ装置より取り外すと、オーディオ装置1の制御部2はポータブルメディアP1から楽曲データを選曲するための情報をすべてデータベース5から消去する。このため、アーチストArtist01の楽曲Aを選曲するための選曲情報MSI1も消去されてしまう。この結果、ポータブルメディアP2に楽曲Aが収録されているにもかかわらず、該楽曲Aの再生ができなくなる問題が発生する。なお、ポータブルメディアの取り外し毎にデータベース5の再構築を行うこともできるが、再構築に長時間を要し、この間音楽再生ができない問題が発生する。
第1候補データFCDは、2つのポータブルメディアP1,P2の楽曲情報が同じ場合、音質の良好な楽曲データを記憶するポータブルメディアから該楽曲データを読み出すために必要なデータであり、ファイル名、メディア識別子、パスを有している。第2候補データSCDは、音質の悪い楽曲データを記憶するポータブルメディアから該楽曲データを読み出すために必要なデータであり、ファイル名、メディア識別子、パスを有している。楽曲属性情報MSAは第1候補の選曲情報より選択する。
なお、楽曲属性情報MSAを第1候補データ消去時に更新することもできるが、第1候補データ消去時には更新せず、該楽曲が選択されて再生する直前に更新を行うようにすれば更新処理が簡単になる。これは、同じ楽曲であれば曲選択に用いる楽曲情報は同じであることが多く、しかも、楽曲属性情報MSAの更新制御が容易となるためである。
新規ポータブルメディアがオーディオ装置に接続されると、制御部2は該ポータブルメディアから全楽曲の選曲情報MSIを読み取ってワークメモリに保存する(ステップ101)。ついで、i=1とし(ステップ102)、第i楽曲の選曲情報MSIに含まれる楽曲情報(例えばアーチスト名と曲名)と同一の楽曲情報を有する選曲情報がデータベース5に既に登録されているか調べる(ステップ103)。登録されていなければ、第i楽曲の選曲情報MSIより第1候補データFCDおよび楽曲属性情報(付加情報)MSAを作成してデータベース5に登録する。
一方、ステップ103において、同一の楽曲情報を有する選曲情報(選曲情報Aとする)がデータベース5に既に登録されていれば、第i楽曲の選曲情報MSIに含まれるビットレートと選曲情報Aのビットレートを比較する(ステップ105)。新規接続ポータブルメディアの第i楽曲の選曲情報MSIに含まれるビットレートの方が低ければ(ステップ106)、新規接続ポータブルメディアから第i楽曲の楽曲データを読み出すために必要はデータ(ファイル名、メディア識別子、パス)を第2候補データとしてデータベース5における選曲情報Aの第2候補データ領域に格納する(ステップ107)。なお、今後、楽曲データを読み出すために必要はデータを“読み出し必要データ”という。
しかし、ステップ106において、新規接続ポータブルメディアの第i楽曲の選曲情報MSIに含まれるビットレートの方が高ければ(ステップ106)、新規接続ポータブルメディアから第i楽曲の楽曲データを読み出すために必要はデータ(“読み出し必要データ”)を第1候補データとして、データベースにおける該選曲情報Aを記憶していた記憶領域の第1候補データ領域に格納し、かつ、第i楽曲の選曲情報MSIに含まれる楽曲属性情報MSAを楽曲属性情報領域に格納する。また、選曲情報Aの“読み出し必要データ”を第1候補データから第2候補データに格下げして第2候補データ領域にシフトする(以上ステップ108)。
ついで、全楽曲について処理が終了したかチェックし(ステップ09)、処理が終了すれば、新規ポータブルメディアがオーディオ装置に接続された場合のデータベース構築処理が終了する。しかし、全楽曲について処理が終了してなければ、i=i+1によりiを歩進し(ステップ110)、ステップ103以降の処理を繰り返す。
上記のデータベース構築処理が完了後、第1のステップS9以降と同様の方法で制御部2は選曲、再生制御を行う。
ポータブルメディアがオーディオ装置から取り外されると(ステップ201)、該ポータブルメディアの“読み出し必要データ”(ファイル名、メディア識別子、パス)をデータベース5より検索し(ステップ202)、“読み出し必要データ”を検索できたかチェックし(ステップ203)、検索できなければ処理を終了する。
しかし、“読み出し必要データ”を検索できれば、該“読み出し必要データ”が第1候補データであるか、第2候補データであるかチェックし(ステップ204)、第2候補データであれば、該第2候補データを含む選曲情報(選曲情報Aという)に第1候補データが含まれているかチェックし(ステップ205)、含まれていなければ、選曲情報Aを削除する(ステップ206)。ステップ206において、選曲情報Aに第1候補データが含まれていれば、選曲情報Aより第2候補データである“読み出し必要データ”(ファイル名、メディア識別子、パス)のみを消去する(ステップ207)。
一方、ステップ204において、“読み出し必要データ”が第1候補データであれば、該第1候補データを含む選曲情報(選曲情報Bという)に第2候補データが含まれているかチェックし(ステップ208)、含まれていなければ、選曲情報Bを削除する(ステップ209)。ステップ208において選曲情報Bに第2候補データが含まれていれば、選曲情報Bより第1候補データである“読み出し必要データ”(ファイル名、メディア識別子、パス)のみを消去する(ステップ210)。以後、適時に楽曲属性情報MSAの更新を行う
2…制御部
5…楽曲情報記憶部
6…表示部
8…タッチパネル
9…楽曲データ再生部
P1、P2…携帯型オーディオ装置
Claims (4)
- 楽曲データを記憶する複数の楽曲データ記憶部から楽曲情報を取得して表示部に表示し、該表示された所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき、該楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部から該楽曲データを取得して再生するオーディオ装置において、
各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報に対応させて楽曲データ記憶部を特定するデータを記憶する楽曲情報記憶部と、
各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報が同一であれば、音質が良好な楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部を特定するデータを該楽曲情報に対応させて前記楽曲情報記憶部に記憶し、所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき、該楽曲情報に付加した前記データが特定する楽曲データ記憶部より楽曲データを取得する制御を行う制御部と、
前記制御部により取得された楽曲データを再生する楽曲データ再生部とを、
備え、前記制御部は、上記制御に加えて、
前記楽曲情報と共に楽曲データ再生時に表示する画像データの有無を示すデータを取得し、
前記画像データが存在する楽曲データ記憶部を特定するデータを前記楽曲情報記憶部に更に記憶し、
前記音質が良好な楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部に該楽曲データの再生中に表示する画像データが存在せず、音質が良好でない楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部に該画像データが存在する場合には、前記楽曲情報に対応させて該画像データが存在する楽曲データ記憶部を特定するデータを前記楽曲情報記憶部に記憶し、
所定の楽曲情報の楽曲データ再生時、該楽曲情報に付加した前記データが特定する楽曲データ記憶部より画像データを取得して前記表示部に表示する制御を行う、
ことを特徴とするオーディオ装置。 - 楽曲データを記憶する複数の楽曲データ記憶部から楽曲情報を取得して表示部に表示し、該表示された所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき、該楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部から該楽曲データを取得して再生するオーディオ装置において、
オーディオ装置に接続された各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報に対応させて該楽曲データ記憶部を特定するデータを記憶する楽曲情報記憶部と、
各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報が同一であれば、各楽曲データ記憶部を特定するデータを該楽曲情報に対応させて前記楽曲情報記憶部に記憶すると共に、該各データに楽曲データの音質順に順位をつけ、所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき、順位が最高の前記データが特定する楽曲データ記憶部より楽曲データを取得する制御部と、
前記制御部により取得された前記楽曲データを再生する楽曲データ再生部と、
を備え、
前記制御部は、所定の楽曲データ記憶部がオーディオ装置から取り外されたとき、該楽曲データ記憶部に対応する前記データを前記楽曲情報記憶部より消去する、
ことを特徴とするオーディオ装置。 - 楽曲データを記憶する複数の楽曲データ記憶部から楽曲情報を取得して表示部に表示し、該表示された所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき該楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部から該楽曲データを取得して再生するオーディオ装置の再生方法において、
該オーディオ装置は、
各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報に対応させて楽曲データ記憶部を特定するデータを記憶し、
各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報が同一であれば、音質が良好な楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部を特定するデータを該楽曲情報に対応させて記憶し、
所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき、該楽曲情報に付加した前記データが特定する楽曲データ記憶部より楽曲データを取得して再生すると共に、
該オーディオ装置は更に、
前記楽曲情報と共に楽曲データ再生時に表示する画像データの有無を示すデータを取得し、
前記画像データが存在する楽曲データ記憶部を特定するデータを更に記憶し、
前記音質が良好な楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部に該楽曲データの再生中に表示する画像が存在せず、音質が良好でない楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部に該画像が存在する場合には、前記楽曲情報に対応させて該画像が存在する楽曲データ記憶部を特定するデータを記憶し、
所定の楽曲情報の楽曲データ再生時、該楽曲情報に付加した前記データが特定する楽曲データ記憶部より画像データを取得して表示する、
ことを特徴とするオーディオ装置の再生方法。 - 楽曲データを記憶する複数の楽曲データ記憶部から楽曲情報を取得して表示部に表示し、該表示された所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき該楽曲データが記憶されている楽曲データ記憶部から該楽曲データを取得して再生するオーディオ装置の再生方法において、
オーディオ装置に接続された各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報に対応させて該楽曲データ記憶部を特定するデータを記憶し、
各楽曲データ記憶部から取得した楽曲情報が同一であれば、各楽曲データ記憶部を特定するデータを該楽曲情報に対応させて記憶すると共に、該各データに楽曲データの音質順に順位をつけ、
所定の楽曲情報の楽曲データの再生が指示されたとき、順位が最高の前記データが特定する楽曲データ記憶部より楽曲データを取得して再生し、
所定の楽曲データ記憶部がオーディオ装置から取り外されたとき、該楽曲データ記憶部に対応する前記データの記憶を消去する、
ことを特徴とするオーディオ装置の再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007083192A JP4836851B2 (ja) | 2006-04-03 | 2007-03-28 | オーディオ装置及びその再生方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006101988 | 2006-04-03 | ||
JP2006101988 | 2006-04-03 | ||
JP2007083192A JP4836851B2 (ja) | 2006-04-03 | 2007-03-28 | オーディオ装置及びその再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007299510A JP2007299510A (ja) | 2007-11-15 |
JP4836851B2 true JP4836851B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=38768857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007083192A Expired - Fee Related JP4836851B2 (ja) | 2006-04-03 | 2007-03-28 | オーディオ装置及びその再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4836851B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002175685A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-06-21 | Alpine Electronics Inc | オーディオシステム |
JP2002298550A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Pioneer Electronic Corp | 情報再生装置及び情報再生方法並びに情報記録媒体及び再生プログラム |
JP4053399B2 (ja) * | 2002-10-10 | 2008-02-27 | アルパイン株式会社 | 音楽情報記録再生装置 |
JP2005203029A (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | ディスク再生装置 |
JP2006185575A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-07-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンテンツ記録装置 |
JP2007164914A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 車載用音楽再生装置 |
-
2007
- 2007-03-28 JP JP2007083192A patent/JP4836851B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007299510A (ja) | 2007-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3556602B2 (ja) | 再記録可能記録媒体のオーディオデータ再生方法 | |
JP2001291365A (ja) | 記録再生装置及び記録方法 | |
US20060114763A1 (en) | Content recording apparatus | |
US20070233714A1 (en) | Reproducing apparatus, content selection method, and program | |
JP4836851B2 (ja) | オーディオ装置及びその再生方法 | |
JP4919287B2 (ja) | 楽曲データ再生装置及びその再生方法 | |
JP5094442B2 (ja) | 再生装置およびプレイリスト更新方法 | |
JP2004079085A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JP5441582B2 (ja) | オーディオ装置及びイントロスキャン方法 | |
JP4587014B2 (ja) | オーディオ再生システム | |
JP4401363B2 (ja) | オーディオ再生方法及びオーディオ装置 | |
JP4386896B2 (ja) | オーディオ再生方法及びオーディオ装置 | |
JP4068018B2 (ja) | オーディオ装置 | |
KR100401226B1 (ko) | 재기록 가능 기록매체의 오디오 데이터 기록 관리 및재생방법 | |
JP4776661B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 | |
JP4570425B2 (ja) | 情報再生装置および記憶装置の空き容量増加方法 | |
KR100857092B1 (ko) | 재기록 가능 기록매체의 오디오 데이터 기록 관리 및재생방법 | |
JP5570794B2 (ja) | オーディオ再生装置 | |
JP2005235365A (ja) | 情報再生装置及び音声録音・再生装置 | |
KR20040062315A (ko) | 오디오 곡 랜덤 재생 제어방법 | |
KR20070001365A (ko) | 휴대형 재생장치의 재생리스트 파일 생성방법 | |
KR20070006159A (ko) | 오디오 더빙 제어방법 | |
KR20060068661A (ko) | Dvd 기록/재생 시스템에서 카테고리별 mp3 파일 검색방법 | |
JP2005141869A (ja) | 駆動装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム | |
KR20050096679A (ko) | 가라오케 기기에서의 오디오 곡 소절별 재생장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090929 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110726 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110927 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110927 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4836851 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |