JP2010522282A - 低温活性を持つ繊維柔軟用組成物及びこれを含む繊維柔軟用シート - Google Patents

低温活性を持つ繊維柔軟用組成物及びこれを含む繊維柔軟用シート Download PDF

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Abstract

本発明は、有効成分としてHPLC(high pressure liquid chromatography)又はGC(gas chromatography)で分析したC7〜C21のアルキル置換基の比率が0.6以上である正イオン界面活性剤を含む繊維柔軟用組成物及びこれを含む繊維柔軟用シートに関するもので、本発明の繊維柔軟用組成物は、低温水でも優れた溶解及び分散効果を持つので、これを含む繊維柔軟用シートは、洗濯過程中のリンス時に用いて繊維及び衣類に優れた帯電防止効果及び繊維柔軟効果を果す。

Description

本発明は、低温活性を持つ繊維柔軟用組成物及びこれを含む繊維柔軟用シートに関する。特に、有効成分として特定の化学式で表される1種以上の正イオン界面活性剤を含み、前記正イオン界面活性剤が特定の数学式を満足させる繊維柔軟用組成物及びこれを基材シートに塗布・担持させて製造される繊維柔軟用シートに関する。
一般に、衣類の静電気防止及び柔軟性付与のために、大部分の家庭で洗濯時に繊維柔軟剤を使用しており、その使用量が順次増加しつつある。最近、生活水準の向上と共に、繊維柔軟剤の基本機能である静電気防止及び柔軟性付与以外にも、多様な機能を持つ家庭用繊維柔軟剤が市販されている。
しかしながら、国内市販の家庭用繊維柔軟剤は、大部分液状タイプであり、包装容器も1kg〜5kg程度の容量で販売されている。それでこれを購入して使用する主婦にとっては、重くて取扱い上の不便さがある。また、米国特許5094761、5102564、5234610、5348667、5470492、5476599、5552378、5883069、5929026、6133226、6297210、6352969、6436896等は、一般洗濯機のリンス時に使用する液状タイプの繊維柔軟剤とは異なり、乾燥機用として用いられるシートタイプの繊維柔軟剤を開示しているが、前記シートタイプの繊維柔軟剤は、軽くて使用が簡便であるが、低温洗濯水ではシート上の有効成分が溶解、分散されず、乾燥機の高温だけで性能が発揮されるという短所がある。
米国特許5094761 米国特許5102564 米国特許5234610 米国特許5348667 米国特許5470492 米国特許5476599 米国特許5552378 米国特許5883069 米国特許5929026 米国特許6133226 米国特許6297210 米国特許6352969 米国特許6436896
本発明は、前記のような従来技術の問題点を解決するためのもので、その目的は、シート上に塗布・担持され易く、低温水で優れた溶解・分散性を持つ繊維柔軟用組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、液状タイプの繊維柔軟剤と同様に、一般洗濯機の洗濯過程中のリンス時に使用が可能であり、乾燥器用として用いられるシートタイプの繊維柔軟剤の長所である使用便利性を持つ繊維柔軟用シートを提供することにある。
本発明の繊維柔軟用組成物は、下記化学式1、化学式2又は化学式3で表される1種以上の正イオン界面活性剤を含むが、前記正イオン界面活性剤は、下記数学式1を満足させることを特徴とする。
化学式1
Figure 2010522282
化学式2
Figure 2010522282
化学式3
Figure 2010522282
数学式1
Q/T≧0.6
前記式中、R1、R2、R5、R6及びR7は、それぞれ直鎖状又は分岐状のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基又はC7〜C21のアルキニル基であり、
R3及びR4は、それぞれC1〜C4のアルキル基であり、
Aは、C1〜C4のアルキル基、(CH2)nOH又は(CH2)mOCOR8であり、
Bは、(CH2)nOH又は(CH2)mOCOR9であり
ここで、n及びmは、それぞれ1〜4の整数であり、
R8及びR9は、それぞれ直鎖状又は分岐状のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基又はC7〜C21のアルキニル基であり、
Xは、ハロゲン又はC1〜C4の硫酸アルキル、好ましくはF、Cl、I、Br、CH3SO4又はCH3CH2SO4であり、
Tは、HPLC(high pressure liquid chromatography)又はGC(gas chromatography)により検出される前記R1、R2、R5、R6、R7、A及びB内の C7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基及びC7〜C21のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
Qは、HPLC又はGCにより検出される前記R1、R2、R5、R6、R7、A及びB内の飽和炭化水素、すなわちC7〜C21のアルキル基に対するピークの総面積である。
本発明による正イオン界面活性剤は、HPLC又はGCにより分析した飽和炭化水素(C7〜C21のアルキル置換基)の比率が0.6以上であって、正イオン界面活性剤を含む繊維柔軟用組成物が塗布・担持された繊維柔軟用シートが洗濯過程中のリンス時に用いられる場合、有効成分の全部が溶解・分散される。
前記数学式1の比率は、0.6〜0.9であるのが好ましく、より好ましくは0.7〜0.9である。前記比率が0.6未満であれば、正イオン界面活性剤がシートに堅く塗布及び担持されなくて、シートから脱離され易いなどの問題が発生する。
また、本発明による正イオン界面活性剤は、下記数学式2をさらに満足させるのが好ましい。
数学式2
P/T≧0.9
前記式中、
Pは、HPLC又はGCにより検出される前記R1、R2、R5、R6、R7、A及びB内のC12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルケニル基及びC12〜C18のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
Tは、前記で定義したものと同様である。
前記正イオン界面活性剤は、HPLC又はGCにより検出されるR1、R2、R5、R6、R7、A及びB内の長鎖置換基(C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルケニル基及びC12〜C18のアルキニル基)の比率が0.9以上であって、ファンデルワールス力(Van der Waals' force)によりシートに塗布・担持され易く、前記正イオン界面活性剤を含む繊維柔軟用組成物がシートに塗布・担持される場合、繊維柔軟用シートが水に溶解される前には正イオン界面活性剤を含む有効成分がシートから容易に分離されない。
また、本発明による正イオン界面活性剤は、下記数学式3をさらに満足させるのが好ましい。
数学式3
0.6≦(Q1/T1)*X+(Q2/T2)*Y+(Q3/T3)*Z≦0.9
前記式中、
T1は、HPLCにより検出される前記R1及びR2のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基及びC7〜C21のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
Q1は、HPLCにより検出される前記R1及びR2の飽和炭化水素、すなわちC7〜C21のアルキル基に対するピークの総面積であり、
T2は、GCにより検出される前記R5及びR6のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基及びC7〜C21のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
Q2は、GCにより検出される前記R5及びR6の飽和炭化水素、すなわちC7〜C21のアルキル基に対するピークの総面積であり、
T3は、GCにより検出される前記R7、A及びB内のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基及びC7〜C21のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
Q3は、GCにより検出される前記R7、A及びB内の飽和炭化水素、すなわちC7〜C21のアルキル基に対するピークの総面積であり、
Xは、全体正イオン界面活性剤の使用量に対する化学式1で表される化合物の重量比であり、
Yは、全体正イオン界面活性剤の使用量に対する化学式2で表される化合物の重量比であり、
Zは、全体正イオン界面活性剤の使用量に対する化学式3で表される化合物の重量比である。
また、本発明による正イオン界面活性剤は、下記数学式4をさらに満足させるのが好ましい。
数学式4
(P1/T1)*X+(P2/T2)*Y+(P3/T3)*Z≧0.9
前記式中、
P1は、HPLCにより検出される前記R1及びR2のC12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルケニル基及びC12〜C18のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
P2は、GCにより検出される前記R5及びR6のC12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルケニル基及びC12〜C18のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
P3は、GCにより検出される前記R7、A及びB内のC12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルケニル基及びC12〜C18のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
T1、T2、T3、X、Y及びZは、それぞれ前記で定義したものと同様である。
前記正イオン界面活性剤は、全体組成物100重量部に対し、10〜80重量部を含むことが好ましい。10重量部未満であれば柔軟効果が著しく低下し、80重量部を超過すればシート相の製造に困難さがある。
また、本発明の繊維柔軟用組成物は、乳化剤をさらに含むことが好ましい。乳化剤は、シート製造の容易性及び製造されたシートに含浸された有効成分が洗濯時に洗濯水で全部溶解、分散される側面から、親水親油バランス(Hydrophilic-Lipophilic Balance:以下、“HLB”という)が8〜12である乳化剤を含むことがより好ましい。
乳化剤は、全体組成物100重量部に対し、3〜10重量部を含むことが好ましい。3重量部未満であればシート製造及びシート製造後の洗濯水内で有効成分の分散性が低下し、10重量部を超過すればシート製造後の滑動現象が激しくなって使用上の不便さがある。
本発明で用いられる乳化剤としては、ポリオキシエチレンステアリン酸エステル、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、ポリオキシエチレンココナッツエステル(polyoxyethylene coconut ester) 、ポリオキシエチレンセチルステアリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、エトキシ化キャスターオイル、エトキシ化キャスターワックス、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラウリルアミン、ポリオキシエチレンタローアミン、ポリオキシエチレンステアリルアミン、ポリオキシエチレンメチルエーテル、ポリオキシエチレンブチルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルエーテル、ポリオキシエチレントリデシルエーテル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレンオキシプロピレングリコール、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、エチレングリコール脂肪酸エステル、アルキルエステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエステル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエステル、ポリオキシアルキレンアリールエーテル、ポリオキシアルキレン誘導体、ポリオキシアルキレンポリオール、ポリエチレングリコールモノラウレート、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールモノステアラート、ポリエチレングリコールジステアレート、ポリエチレングリコールモノオレエート、ポリエチレングリコールジオレエート、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸エチル、パルミチン酸メチル、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル、オレイン酸n−ブチル、ステアリン酸n−ブチル、ステアリン酸イソブチル、オレイン酸イソブチル、オレイン酸イソオクチル、ステアリン酸イソオクチル、パルミチン酸イソオクチル、オレイン酸トリメチルプロパン、アジピン酸ジオレイル、ナトリウムジイソオクチルスルホサクシネート、二ナトリウムラウリルスルホサクシネート、イセチオン酸ナトリウム、ココイルイセチン酸ナトリウム(sodium cocoylisethionate)、ジメチルアルキルベタイン、アミンオキシド、アルカノールアミド、アセチル化ステアリン酸グリコール、メタクリル酸ステアリル共重合体、ビニルイソデカノエートクロスポリマー、メタクリル酸アリルクロスポリマー、アーモンドオイルPEG−6エステル、アーモンドオイルPEG−8エステル、ベヘン酸アルミニウム、リン酸ジセチルアルミニウム、ジリノール酸アルミニウム、ジミリスチン酸アルミニウム、イソステアリン酸アルミニウム、ミリスチン酸アルミニウム、ステアリン酸アルミニウム、トリステアリン酸アルミニウム、ココ硫酸アンモニウム(ammonium coco-sulfate)、フォスファチジルナダネ油脂肪酸アンモニウム(ammonium phosphatidyl rapeseedate)、ポリアクリル酸アンモニウム、アンモニウムポリアクリルオキシジメチルタウレート、アンモニウムスチレン、アプリコットカーネルオイルPEG−6/8/40エステル、アラキジルアルコール、アルガンオイルPEG−8エステル、アルガンオイルポリセリル−6エステル、アボカドオイルPEG−8/11エステル、アボカドオイルプロピレングリコールエステル、塩化ババススアミドプロピルトリモニウム(babassuamidepropyltrimonium chloride)、ババススアミドプロピルトリモニウムメトサルフェート(babassuamidopropyltrimonium, chloride)、蜜蝋、ワックス酸、べへネス−20(beheneth−20)、ステアリン酸べヘノイル、ベヘニルアルコール、ベントナイト、ベンゼンスルホニルトロメタミド、ビス−PEG/PPG−14/14ジメチコン、ビス−PEG/PPG−20/20ジメチコン、ビス(PPG−7 ウンテセネス−21)ジメチコン( bis(PPG-7 undeceneth-21) dimethicone)、ブチルデシルエステル、ベヘン酸ブチレングリコール、ヤシ脂肪酸ブチレングリコール、イソステアリン酸ブチレングリコール、ラウリル酸ブチレングリコール、ミリスチン酸ブチレングリコール、オレイン酸ブチレングリコール、パルミチン酸ブチレングリコール、ステアリン酸ブチレングリコール、ブチルグリコシドキャップレート(butylglycoside caprate)、ブチルグリコシドヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ブチルオクタン酸、C18−36酸グリコールエステル、C12−20酸PEG8エステル、カルシウムカルボキシメチルセルローズ、カルシウムカラギーナン(calcium carageenan)、ラウリル酸カルシウム、ミリスチン酸カルシウム、カルシウムポタシウムカーボマー、オクテニルコハク酸デンプンカルシウム、ステアリン酸カルシウム、C9−11アルコール、C12−13アルコール、 C12−15アルコール、C12−16アルコール、C12−15アルコール、 C12−22アルコール、C20−22アルコール、C20−40アルコール、C30−50アルコール、C10−16アルキルグリコシド、C12−20アルキルグリコシド、C18−38アルキルヒドロキシステアロイルステアレート、C9−15リン酸アルキル、C20−22リン酸アルキル、カノラオイルグリセリド、capryleth−4/5、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルPEG−4エステル(caprylic/capric triglyceride PEG-4 ester)、カプリリルジメチコンエトキシグリコシド、カーボマー、カルボキシメチルセルロースアセテートブチレート、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、セテアレス−2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/20/22(ceteareth−2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/20/22)、セテアレス−6オリベット(ceteareth-6 olivate)、ステアリルアルコール、セテアリルグリコシド、セテアリルフスマグリコシド、セテアリル麦わらグリコシド、セテス −1/2/3/4/5/6/7/8/10/12/13/14/15/16/17/18(ceteth−1/2/3/4/5/6/7/8/10/12/13/14/15/16/17/18)、セテレス−2/4/5/6/10/11/15(cetereth−2/4/5/6/10/11/15)、セトリモニウムブロミド、セトリモニウムクロリド、セトリモニウムメトサルフェート、セチルアルコール、セチルヒドロキシエチルセルロース、セチルpeg/ppg−7/3ジメチコン、リン酸セチル、C15−18グリコール、C18−30グリコール、コレス−5/10/15/20/24/30(coleth−5/10/15/20/24/30)、コセス−3/5/6/7/8/10/20/25(coceth−3/5/6/7/8/10/20/25、ココナットオイルPEG−10エステル、ココイルエチルグリコシド、DEAセチルサルフェート、ベヘン酸デキストリン、ラウリル酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、アルコキシル化アルコール、 ジセテアレス−10リン酸(diceteareth-10 phosphate)、リン酸ジセチル、ヤシ油脂肪酸ジエチルアミノエチル、ステアリン酸ジエチルアミノエチル、ドデカン二酸ジイソセチル、ジメチルカプルアミド、ジメチルオクチンジオール、リン酸ジオレイル、二ナトリウムセテアリルスルホサクシネート、クエン酸ココグリコシド二ナトリウム、リン酸ラウリル二ナトリウム、 二ナトリウムPEG−8リシノサクシネート、ジステアルアミドプロピルメチルアミン、ドデシルヘキサデカノール、グルコースペンタアセテート、グリセリルアラキダート、ベヘン酸グリセリル、グリセリルカルペート、グリセリルカルリレート、ヤシ油脂肪酸グリセリル、エルカ酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸/ミリスチン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、ラノリン脂肪酸グリセリル(glyceryl lanolate)、グリセリルラウレート、グリセリルラウレート/オレエート、グリセリルラウレートse、グリセリルラウリルエーテル、リノール酸グリセリル(glyceryl linoleate)、リノレン酸グリセリル(glyceryl linolenate)、モンタン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、オレイン酸クエン酸グリセリル、オレイン酸/エライジン酸グリセリル(glyceryl oleate/elaidate)、パルミチン酸グリセリル、ペンタデカン酸グリセリル、リシノール酸グリセリル、ロジン酸グリセリル、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸クエン酸グリセリル、牛脂脂肪酸グリセリル(glyceryl tallowate)、グリセリルウンデシレンエート、ヒドロキシステアリン酸グリコール、モンタン酸グリコール、オレイン酸グリコール、パルミチン酸グリコール、リシノル酸グリコール、ステアリン酸グリコール、グリコールタレート、ジヘキサデシルエイコサン酸、ヒドロキシエチルエキルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルキサンタンガム(hydroxypropyl xanthan gum)、ラウリルアルコール、ラウリン酸ラウリル、リン酸ラウリル、レシチン、メチルセルロース、リン酸オレイルエチル、リン酸オレイル、パーム酸、パームアルコール、パルミチン酸パームグリコシド、パームカーネルアルコール、アルコキシ化カルボン酸、アルコキシ化アミン、アルコキシ化アミド、ソルビタン誘導体、ポリプロピレンテレフタレート、オクテニルコハク酸ポタシウムデキストリン、蜜蝋ナトリウム、ナトリウムベヘノイルラクチレート、ナトリウムカプロイルラクチレート、ナトリウムカルピレート、セルロース硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、アルキルアミドアルキルアミン、リノーレ酸ナトリウム、ナトリウムステアリルフタルアマート、ステアリル硫酸ナトリウム、ステアリルアルコール、ヤシ脂肪酸スクロース、ジラウリン酸スクロース、ジステアリン酸スクロース、ヘキサエルカ酸スクロース、ラウリン酸スクロース、ミリスチン酸スクロース、オレイン酸スクロース、パルミチン酸スクロース及びタローグリセリドからなる群より選ばれる1種又は2種以上を含むことが好ましい。
また、本発明の繊維柔軟用組成物は、香料、防腐剤、安定化剤、色素又は抗菌剤をさらに含むことが好ましい。
本発明で用いられる香料は、繊維柔軟剤や洗濯洗剤などの通常の香料が用いられる。安定化剤は、耐熱又は耐光安定化剤であるのが好ましく、当業者であれば容易に選定して用いられる。
また、本発明で用いられる色素は、繊維柔軟剤や洗濯洗剤などに含まれる通常の色素が用いられるが、衣類の色相を損傷させないものを用いることが好ましい。抗菌剤としては、通常の防腐剤又は正イオン性抗菌剤が用いられる。
また、本発明は、基材シート;及び、本発明による繊維柔軟用組成物を含む繊維柔軟用シートに関するものである。
本発明の繊維柔軟用シートは、液状タイプの繊維柔軟剤と同様な方法により衣類の洗濯過程中のリンス時に投入して使用可能であり、乾燥機用シートタイプの繊維柔軟剤の長所である使用便利性を持つ。
本発明の繊維柔軟用シートは、有効成分を用いて本発明による繊維柔軟用造成物を基材シートに塗布、担持させて製造した後、適当なサイズに切断して繊維柔軟用シートを製造することが好ましい。
前記基材シートは、ポリエチレンテレフタルレート(以下、‘PET’という)、ポリプロピレン(以下、‘PP’という)及びポリエチレン(以下、‘PE’という)からなる群より選ばれる一つ以上の高分子を含む不織布であるのが好ましい。
基材シートに前記繊維柔軟用組成物を塗布、担持する方法は、特別に限定されず、通常の方法が用いられる。繊維柔軟剤組成物の総量及び基材シートのサイズも特別に限定されず、通常の洗濯水に要求される繊維柔軟剤の有効量及びシートの液状成分吸収能を考慮して適切に選択することができる。
前述したように製造された本発明の繊維柔軟用シートは、シートに担持された有効成分が洗濯過程中のリンス時に低温水、通常0℃〜25℃でも水で全部溶解、分散されて衣類に繊維柔軟効果及び帯電防止効果を果す。
本発明による繊維柔軟用組成物は、シートに塗布・担持され易く、低温水に全部溶解・分散される優れた溶解性を持つ。また、前記繊維柔軟用組成物を含む繊維柔軟用シートは、一般洗濯機のリンス時に必要な量だけ洗濯物と共に投入されることで、繊維及び衣類に優れた柔軟効果、帯電防止効果及び残香感などを付与し、乾燥機用シートの長所である使用便利性を持つ。
本発明の繊維柔軟用組成物は、シートに塗布・担持され易く、低温水でも全部溶解、分散される優れた溶解性を持つ。また、前記繊維柔軟用組成物を含む繊維柔軟用シートは、一般洗濯機のリンス時に必要な量だけ洗濯物と共に投入されることで、繊維及び衣類に優れた帯電防止効果及び繊維柔軟効果を果す。
以下、実施例により本発明を詳細に説明する。但し、実施例は、本発明を例示するためのもので、これに限定されるものではない。
<正イオン界面活性剤の置換基の分析>
エステルクアット内の置換基の分析
水を除去した試料を80℃で3時間メチル化(methylation)した後、ヘキサンで反応された成分を抽出してGC分析を行うことで、エステルクアット内の長鎖の置換基(C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルキル基)の比率及び飽和炭化水素(C7〜C21のアルキル基)の比率を測定した。
イミダゾール内の置換基の分析
試料をジオクサン及び水酸化カリウムに入れ、105℃で2時間反応させた後、HC1溶液に入れ、105℃で4時間さらに反応させ、エーテル抽出後、水を除去した生成物を80℃で3時間メチル化させた後、ヘキサンで反応された成分を抽出してGC分析を行うことで、イミダゾール内の長鎖の置換基(C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルキル基)の比率及び飽和炭化水素(C7〜C21のアルキル基)の比率を測定した。
DDAC内の置換基の分析
試料をIPAに十分に溶解させた後、0.45μmのディスクフィルター(diskfilter)で濾過した後、HPLCを用いてDDAC内の長鎖の置換基(C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルキル基)の比率及び飽和炭化水素(C7〜C21のアルキル基)の比率を測定した。
実施例1〜実施例3
下記の表1に示す成分及び造成比率を用いて、通常の方法により実施例1〜実施例3のシートに塗布される繊維柔軟用組成物を製造し、これを不織布に含浸させて繊維柔軟用シートを製造した。下記の化学式1〜化学式3の正イオン界面活性剤の長鎖の置換基(C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルキル基)の比率は、それぞれ0.92、0.94及び0.95であり、飽和炭化水素(C7〜C21のアルキル基)の比率は、それぞれ0.88、0.62及び0.66であるものを用いた。
Figure 2010522282
実施例4〜実施例6
実施例4、実施例5及び実施例6の繊維柔軟用組成物は、それぞれ実施例1、実施例2及び実施例3と同様な比率及び方式により製造するが、乳化剤としてオレイルエーテルOA−20(HLB 15.4)を同量で用いて製造した。
実施例7〜実施例9
実施例7、実施例8及び実施例9の繊維柔軟用組成物は、それぞれ実施例1、実施例2及び実施例3と同様な比率及び方式により製造するが、乳化剤としてオクチルフェニルエーテルOP−5(HLB 10.3)を同量で用いて製造した。
実施例10〜実施例12
実施例10、実施例11及び実施例12の繊維柔軟用組成物は、それぞれ 実施例1、実施例2及び実施例3と同様な比率及び方式により製造するが、乳化剤としてラウリルエーテルLA−6(HLB 11.5)を同量で用いて製造した。
実施例13〜実施例15
実施例13、実施例14及び実施例15の繊維柔軟用組成物は、それぞれ 実施例1、実施例2及び実施例3と同様な比率及び方式により製造するが、乳化剤としてセチルエーテルCA−7(HLB 11.2)を同量で用いて製造した。
実施例16〜実施例18
実施例16、実施例17及び実施例18の繊維柔軟用組成物は、それぞれ実施例1、実施例2及び実施例3と同様な比率及び方式により製造するが、乳化剤としてステアリルエーテルSA−7(HLB 10.7)を同量で用いて製造した。
実施例19〜実施例21
実施例19、実施例20及び実施例21の繊維柔軟用組成物は、それぞれ実施例1、実施例2及び実施例3と同様な比率及び方式により製造するが、乳化剤としてココナッツエステルFA−07C(HLB 12.1)を同量で用いて製造した。
実施例22〜実施例24
実施例22、実施例23及び実施例24の繊維柔軟用組成物は、それぞれ実施例1、実施例2及び実施例3と同様な比率及び方式により製造するが、乳化剤としてステアリルアミンSM−5(HLB 9)を同量で用いて製造した。
実施例25〜実施例27
実施例25、実施例26及び実施例27の繊維柔軟用組成物は、それぞれ実施例1、実施例2及び実施例3と同様な比率及び方式により製造するが、乳化剤としてポリエチレングリコールPEG 200(HLB 9.3)を同量で用いて製造した。
実施例28〜実施例30
実施例28、実施例29及び実施例30の繊維柔軟用組成物は、それぞれ実施例1、実施例2及び実施例3と同様な比率及び方式により製造するが、乳化剤としてポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルNP−60(HLB 18.5)を同量で用いて製造した。
比較例1〜比較例4
下記の表2に示す成分及び造成比率を用いて、通常の方法により比較例1〜比較例4の繊維柔軟用組成物を製造し、これをシートに塗布させて繊維柔軟用シートを製造した。このとき、比較例1のDDACは、長鎖の置換基(C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルキル基)の比率が0.5であり、飽和炭化水素(C7〜C21のアルキル基)の比率が0.56であるものを用いた。下記の比較例2のDDACは、長鎖の置換基の比率が0.4であり、飽和炭化水素の比率が0.5であるものを用いた。下記の比較例3のEQは、長鎖の置換基の比率が0.4であり、飽和炭化水素の比率が0.5であるものを用いた。下記の比較例4のイミダゾリンは、長鎖の置換基の比率が0.4であり、飽和炭化水素の比率が0.5であるものを用いた。
Figure 2010522282
実験例1:柔軟効果の試験
100%の綿タオルを一般の洗濯洗剤の標準使用量を用い、洗濯機で5回繰返して洗濯した後、脱水したものを、上記の実施例及び比較例の繊維柔軟用シート1枚を用いてそれぞれのリンス水(浴比1:30、25℃)に柔軟処理し、脱水して20℃、65%RH条件で24時間洗い落とした。その後、熟練されたパネリスト(panelist)の官能評価試験により、触感程度を柔軟点数として最低1点〜5点まで付与し、これを3回以上繰返してその平均値により柔軟効果を測定した。
Figure 2010522282
実験例2:吸水性の試験
標準綿布を緯糸及び経糸に区分して2×15cmサイズに切断した後、前記実験例1の方法と同様に柔軟処理し、20℃、65%RH条件で24時間洗い落とした。その後、試料布をクランプ及び錘を用いて垂直に係止し、水溶性の青色染料を0.1%で希薄させた水溶液中に試料布の末端を同時に浸し、青色染料の上昇高さを20分後に測定し、これを3回以上繰返してその平均値により吸収効果を試験した。
Figure 2010522282
実験例3:静電気防止性の試験(摩擦帯電圧)
KS K−0950の染色堅牢度試験用百綿布、百ポリエステル布、ナイロン布(韓国衣類試験研究員の製作)をそれぞれ4×6cmのサイズに切断し、前記実験例1の試験方法と同様に柔軟処理し、20℃、65%RH条件で24時間洗い落とした。その後、試料布をDAIEI KAGAKU SEIKI MFG. CO., LTD(日本)製品である摩擦帯電圧測定器(Rotary Static Tester)を用いて、KS K−0555B試験方法により60秒間600RPMで回転摩擦させて発生した帯電圧を測定し、3回以上繰返して実験して静電気防止性を測定した。
実験例4:静電気防止性の試験(半減期)
布を前記実験例3の試験方法と同様に柔軟処理した後、20℃、65%RH条件で24時間洗い落とした。KS K−0555A試験方法を応用し、Rothschild-Instruments(スイス)製品である静電電圧計(Static Voltmeter)を用いて、初期電圧150Vを印加した後、電圧が半分に落ちる時間により正電圧漏洩速度を測定し、3回以上繰返して評価した。
Figure 2010522282
実験例5:溶解性の試験
繊維柔軟用シートの有効成分が、洗濯後のリンス時に低温でどのくらい溶解されて洗濯水内に分散されるかを測定するために、3lビーカーに20℃の低温水3lを入れ、実施例の製品及び比較例の製品をそれぞれ入れて5分間撹拌した後、最初の製品の重さと処理後の乾燥製品の重さとを測定して、有効成分の溶解程度を示す溶解性を測定し、3回以上繰返して測定した。
Figure 2010522282
実施例及び比較例に対する性能評価の結果は、下記の表7に示す。
Figure 2010522282
前記表7の結果から、実施例1〜実施例12の繊維柔軟用シートは、比較例1〜比較例4の繊維柔軟用シートに比べて、柔軟性、溶解性、分解性、吸水性、静電気防止性が非常に優秀であることが分かる。
繊維柔軟用の本組成物はシートに容易に塗布または担持され、低温水でもあらゆる物質が溶解または分散される優れた溶解度を有する。さらに、前記繊維柔軟用組成物を含む繊維柔軟用シートは、洗濯物と一緒に、必要な量で、洗濯過程中のリンス時に用いて繊維及び衣類に優れた帯電防止効果及び繊維柔軟効果を果させるために使用してもよい。

Claims (10)

  1. 下記の化学式1、化学式2又は化学式3で表される1種以上の正イオン界面活性剤を含むが、前記正イオン界面活性剤は、下記の数学式1を満足させることを特徴とする繊維柔軟用組成物:
    化学式1
    Figure 2010522282
    化学式2
    Figure 2010522282
    化学式3
    Figure 2010522282
    数学式1
    Q/T≧0.6
    前記式中、
    R1、R2、R5、R6及びR7は、それぞれ直鎖状又は分岐状のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基又はC7〜C21のアルキニル基であり、
    R3及びR4は、それぞれC1〜C4のアルキル基であり、
    Aは、C1〜C4のアルキル基、(CH2)nOH又は(CH2)mOCOR8であり、
    Bは、(CH2)nOH又は(CH2)mOCOR9であり
    ここで、n及びmは、それぞれ1〜4の整数であり、
    R8及びR9は、それぞれ直鎖状又は分岐状のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基又はC7〜C21のアルキニル基であり、
    Xは、ハロゲン又はC1〜C4の硫酸アルキルであり、
    Tは、HPLC(high pressure liquid chromatography)又はGC(gas chromatography)により検出される前記R1、R2、R5、R6、R7、A及びB内のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基及びC7〜C21のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
    Qは、HPLC又はGCにより検出される前記R1、R2、R5、R6、R7、A及びB内の飽和炭化水素、すなわちC7〜C21のアルキル基に対するピークの総面積である。
  2. 前記正イオン界面活性剤は、下記の数学式2をさらに満足させることを特徴とする、請求項1に記載の繊維柔軟用組成物:
    数学式2
    P/T≧0.9
    前記式中、
    Pは、HPLC(high pressure liquid chromatography)又はGC(gas chromatography)により検出される前記R1、R2、R5、R6、R7、A及びB内のC12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルケニル基及びC12〜C18のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
    Tは、請求項1で定義したものと同様である。
  3. 前記正イオン界面活性剤は、下記の数学式3を満足させることを特徴とする、請求項1に記載の繊維柔軟用組成物:
    数学式3
    0.6≦(Q1/T1)*X+(Q2/T2)*Y+(Q3/T3)*Z≦0.9
    前記式中、
    T1は、HPLC(high pressure liquid chromatography)により検出される前記R1及びR2のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基及びC7〜C21のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
    Q1は、HPLCにより検出される前記R1及びR2の飽和炭化水素、すなわちC7〜C21のアルキル基に対するピークの総面積であり、
    T2は、GC(gas chromatography)により検出される前記R5及びR6のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基及びC7〜C21のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
    Q2は、GCにより検出される前記R5及びR6の飽和炭化水素、すなわちC7〜C21のアルキル基に対するピークの総面積であり、
    T3は、GCにより検出される前記R7、A及びB内のC7〜C21のアルキル基、C7〜C21のアルケニル基及びC7〜C21のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
    Q3は、GCにより検出される前記R7、A及びB内の飽和炭化水素、すなわちC7〜C21のアルキル基に対するピークの総面積であり、
    Xは、全体正イオン界面活性剤の使用量に対する化学式1で表される化合物の重量比であり、
    Yは、全体正イオン界面活性剤の使用量に対する化学式2で表される化合物の重量比であり、
    Zは、全体正イオン界面活性剤の使用量に対する化学式3で表される化合物の重量比である。
  4. 正イオン界面活性剤は、下記の数学式4を満足させることを特徴とする、請求項2に記載の繊維柔軟用組成物:
    数学式4
    (P1/T1)*X+(P2/T2)*Y+(P3/T3)*Z≧0.9
    前記式中、
    P1は、HPLC(high pressure liquid chromatography)により検出される前記R1及びR2のC12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルケニル基及びC12〜C18のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
    P2は、 GC(gas chromatography)により検出される前記R5及びR6のC12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルケニル基及びC12〜C18のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
    P3は、GCにより検出される前記R7、A及びB内のC12〜C18のアルキル基、C12〜C18のアルケニル基及びC12〜C18のアルキニル基に対するピークの総面積であり、
    T1、T2、T3、X、Y及びZは、ぞれぞれ請求項3で定義したものと同様である。
  5. 正イオン界面活性剤の含量は、全体組成物100重量部に対し、10〜80重量部であることを特徴とする、請求項1に記載の繊維柔軟用組成物。
  6. 乳化剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の繊維柔軟用組成物。
  7. 乳化剤の含量は、全体組成物100重量部に対し、3〜10重量部であることを特徴とする、請求項6に記載の繊維柔軟用組成物。
  8. 香料、防腐剤、安定化剤、色素又は抗菌剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の繊維柔軟用組成物。
  9. 基材シート;及び、
    前記基材シートに塗布又は担持された請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の繊維柔軟用組成物を含むことを特徴とする、繊維柔軟用シート。
  10. 前記基材シートは、ポリエチレンテレフタルレート(PET)、ポリプロピレン(PP)及びポリエチレン(PE)からなる群より選ばれる一つ以上の高分子を含む不織布であることを特徴とする、請求項9に記載の繊維柔軟用シート。
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