JP2010520789A - 2段階スネアバスケット医療装置 - Google Patents

2段階スネアバスケット医療装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、ポリープ、結石または異物の切除および除去に使用される医療装置に関する。この広範囲な目的は2段階スネアバスケットにより達成される。

Description

本出願は、内容全体が本明細書において参考として援用される2007年3月9日出願の米国仮出願番号60/894,022の優先権を主張する。
本発明は基本的に医療装置に関する。特に、本発明は、消化管(胃腸管)壁からの胃腸(またはGI)ポリープの識別切断または切除、および、消化管(胃腸管)からの胃腸ポリープの捕獲および回収という、重複した機能を行う内視鏡検査およびポリープ切除に使用される医療装置に関する。また、本発明はポリープ、異物または結石の純粋医療回収装置として機能させることができる。
結腸直腸癌は、米国で第三番目によく見られる癌のタイプである。2007年には、153,000を超える人々が結腸直腸癌と診断され、52,000を超える人々がこの疾病で死亡しており、米国で第2に死亡率の高い癌になると予測されている。結腸直腸癌の殆どは外科的に切除されるべきであり、結腸直腸癌の患者の大部分は化学療法と放射線療法とを必要とするであろう。
結腸直腸癌の圧倒的多数(約85−90%)は、前癌性の(腺腫性の)結腸直腸ポリープから発現する。大腸(結腸)内視鏡検査は、ポリペクトミー(ポリープ切除)として知られる技術によって、殆ど全ての結腸直腸ポリープ(大きいものも小さいもの)を発見し除去できる医療手段である。
大腸(結腸)内視鏡検査では、大腸内視鏡(レンズとライトスコープを備えた長いフレキシブルチューブ)が結腸直腸全体を視覚化するために肛門に挿入される。大腸内視鏡は医者が診断および治療の両方の目的のために多様な医療装置を挿通する長いチャンネル(管)を有する。このチャンネルの直径は、製造業者および使用される大腸内視鏡の仕様モデルにより通常2.8〜4.2mmの範囲である。
最新ガイドラインは、前癌性または癌性である場合、全ての結腸直腸ポリープは完全に除去され、究明のため病理学評価に送られることを推奨している。ポリープ除去は二段階プロセスからなる。第一に、ポリープは結腸直腸壁から切除または切断される。第二に、切断ポリープは結腸直腸内部から回収される。
全てのポリープの完全除去をともなう大腸内視鏡検査は、結腸直腸癌の発生率および死亡率を減少する最も効果的な方法である。結腸直腸癌の発生率の減少は、大腸内視鏡検査およびポリペクトミーの技術が適正に活用された場合、約90%の高さになると報告されている。
大腸内視鏡検査は、50歳以上の健常者;結腸直腸癌の家族暦をもつ50歳以下の健常者;血便の人、用便習慣に変化のある人または重大な腹部の痛みをともなう人;および、消化管からの緩やかな失血を示す可能性のある鉄欠乏性の人に推奨される。米国領域では、成人大腸内視鏡検査の約80%が50歳以上の患者に実施された。
1999年には、米国で約440万の大腸内視鏡検査が行われた。この数は、国民意識の高まり(ケイティ・コーリック等)および近年のGI(胃腸)トレーニングプログラムを卒業した内視鏡検査員の増加により、今や年間500万に近づいているようである。しかし、CDC(疾病対策センター)によれば、最近のガイドラインに勧告されているように、米国における約4180万の50歳またはそれ以上の人々が結腸直腸癌のスクリーニングを受けていない。
前癌性結腸直腸ポリープは、定期スクリーニングを受けている50歳を過ぎた患者(すなわち無症状)の約25−30%に発見される。ポリープのサイズは1−2mmから6cmを超えるまで様々である。結腸直腸ポリープ内の癌発見の可能性はサイズの増大にともなって増加する。
小型の結腸直腸ポリープは1−5mmのサイズである。これらは前癌性または癌性のリスクが最も低い。現在、小型の結腸直腸ポリープの切除および回収は、鉗子のジョー(狭口)に捕獲されたポリープとともに大腸内視鏡から取り出される単一(使用)の医療装置である生検鉗子によって達成される。
小ぶり結腸直腸ポリープは、6−9mmの大きさである。これらは低度の癌性リスクがあり、前癌性になる中程度のリスクがある。これらは通常、(電流を伴う若しくは伴わない)スネアループを用いて切除される。8mmまたはそれ以下の大きさの結腸直腸ポリープは、大抵、大腸内視鏡を通して専門の収集装置の中へ被検査物を吸引することによって回収される。これらの小さいポリープの多くは大腸内視鏡に入った後、ある時点で消滅し、回収されることはない。
大型の結腸直腸ポリープは1cm以上の大きさである。結腸直腸ポリープの約20%はこのカテゴリーに入る。これらのポリープの大多数は少なくとも前癌性である。癌のリスクは大きさに正比例して増加する。切除はスネアループにより達成される(一般的には焼灼を伴う)。その大きさの為、大腸内視鏡の中に吸引するには大き過ぎる。また、回収はより困難であり、一般的に補助の医療装置を必要とする。
上述したように、米国で約4180万の人々が現在はスクリーニングを受けていない。結腸直腸の癌とポリープに関し精度が高くかつ侵襲性の低いスクリーニング試験が商業的に実行可能となるので、スクリーニングの率と地域は他の地域と同様に近い将来、著しく上昇しそうである。これらの試験で確認された大腸内視鏡による除去が必要な更に大型の結腸直腸ポリープは、恐らく数百万に達するだろう。
結腸直腸ポリープに加えて、ポリープは上部消化管にも生じる。上部消化管のポリープは結腸直腸よりも少ないが、その数は重要でないとは言えない。約50,000〜100,000の大型上部胃腸ポリープが毎年除去されている。これらのポリープの大部分は前癌性であり、しばしば腹部の痛みと出血を引き起こす。これらのポリープ除去のメカニズムは、結腸直腸ポリープの除去に用いられる方法に類似している。
現在、胃腸ポリープ、特に大型のポリープ、を回収する幾多の方法が使用されている。6つのより慣用的な方法として、部分的回収(段階的回収)、内視鏡先端へのポリープ吸引、回収器としてのスネアの使用、捕捉装置の使用、バスケット装置の使用、および、回収ネットの使用、が挙げられる。夫々の方法には不利な点がある。5.7%から16.5%の切除結腸直腸ポリープは回収されないと推定されている。患者の不満に加えて、これは不必要な手術の遂行のような誤診につながり、付随して罹患率や死亡率の増加につながっている。回収されるポリープの割合の増加には、現在の技術の下では、相当の時間の経過が必要となる。
部分的回収は、内視鏡を通して吸引できる程度に充分な小片へポリープを細断する工程を含む。これは1つの片に切除できない大きく平坦なポリープが原因で必要に迫られて時折発生する。しかし、病理学者は切除が完了したかどうか判断できないであろう。従って、大腸内視鏡検査は、ポリープ切除部位を残存ポリープ片のために再検査をする前に、しばしば繰り返されることが必要であろう。また、被検査物の一部(場合により早期癌を含む)は回収されないかもしれない。
内視鏡先端へのポリープ吸引はいくつかの直腸ポリープに対し適切に機能する。しかし、確実にポリープを捕獲するために吸引が不充分であって、ポリープが落下する重大なリスクがある。落下したポリープは見失われ、また、(上部消化管(胃腸管)ポリープの場合)気管内に落下した場合には最悪の結果になる。
ポリープを回収するスネアの使用は、多くの内視鏡医に対して魅力的な選択である。装置を交換する時間が短縮でき、ポリープの切除と同様、回収のための同一装置の使用におけるコストがかからないため経費が節約できる。スネアのコストは約10〜20ドルである。しかし、スネアは二次元的である。従って、ポリープが容易に捕獲できる一方で、安全確保ではなく、容易に落下してしまう。更に、スネアはポリープを不注意に2分(両断)し、病理的解釈が困難になることがあるだけではなく、ポリープの一部または全部の欠損を引き起こすことがある。
4または5つのプラグのグラスパ(捕捉器具)が市販されているが、グラスパは一般的には3つのプラグを持つ。グラスパの開口末端構造によっていくつかの被検査物は落ちることがあるが、グラスパは被検査物を落とす確率を減少する。また、切除に用いられるスネアと異なり、グラスパは第二装置であり、グラスパの展開は手術の時間を要し、この時間の間に被検査物を見失う可能性を増加する。また、グラスパは手術にコスト(約75ドル)がかかる。
バスケット装置を使用する場合、適切に捕獲されるならば被検査物は安全確保できる。しかし、バスケットは小さいサイズであるため、非常に大型のポリープを捕獲することは困難である。また、バスケットは、展開に手術時間を要し、被検査物を見失うリスクを伴う第二装置である。更に、バスケットの使用には200ドルを超える追加コストがかかる。
回収ネットは被検査物の捕獲を容易にするが、ネットが破れることがあるため捕獲の安全性は低い。また、ネットは多様な被検査物を捕獲するのに使用できる。しかし、バスケット装置およびグラスパを用いる場合と同様、ネットは展開に時間を要する第二装置である。これは被検査物を見失うリスクを生じる。また、バスケットの使用により手術費用は約75から85ドル値上げとなる。
従って、小型および大型の胃腸ポリープを除去するための改良ポリープ除去装置が必要とされていた。
また、切除ポリープのような被検査物を容易に捕獲および回収できる小型および大型の胃腸ポリープを除去するための改良ポリープ除去装置が必要とされていた。
更に、被検査物を見失う可能性を減少する小型および大型の胃腸ポリープを除去するための改良ポリープ除去装置が必要とされていた。
更にまた、特に、手術時間および被検査物を見失う可能性が増加する可能性のある第二装置の展開を必要としない小型および大型の胃腸ポリープを除去する改良ポリープ除去装置が必要とされていた。
更にもう一つ、手術費用を増加することのない小型および大型の胃腸ポリープを除去する改良ポリープ除去装置が必要とされていた。
本発明は、小型および大型の胃腸ポリープを除去する改良ポリープ除去装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、切除ポリープのような被検査物を容易に捕獲および回収することができる小型および大型の胃腸ポリープを除去するための改良ポリープ除去装置を提供することを目的とする。
本発明は、更に、被検査物を見失う可能性を減少させた小型および大型の胃腸ポリープを除去するための改良ポリープ除去装置を提供することを目的とする。
更にまた、本発明は、ポリープの切除と回収の両方を可能にし、第二装置の展開を要しないような小型および大型の胃腸ポリープを除去する改良ポリープ除去装置を提供することを目的とする。
本発明の更にもう一つの目的は、手術費用を増加することのない小型および大型の胃腸ポリープを除去する改良ポリープ除去装置を提供することにある。
上記に加えて、本発明は、他の切除ポリープ、異物、結石等の回収に用いられる改良捕捉機能を備えた医療バスケット回収装置を提供することを目的とする。
本発明のこれらの目的およびその他の目的は、以下に、より充分に記載される発明によって充足される。
「発明の概要」
本発明は、内視鏡およびポリペクトミー(ポリープ切除)に使用する医療装置に関する。前記装置は、被検査物を見失う又は損傷する可能性を減少し、切除および回収の二重機能を行う。別の可能性として、本発明は、他のポリープ、異物、結石等の回収に使用することが可能である。本発明は、新規の“2段階スネア−バスケット”の使用により機能する。本発明の範囲のこの実施例および他の実施例は以下に、より充分に詳述される。
「図面の簡単な説明」
図1Aは、本発明に係る装置の閉位置の平面図を示す。
図1Bは、本発明に係る装置の開位置、すなわちスネア展開の平面図を示す。
図2Aは、本発明に係る装置のシースの一つにより包囲されたスネアと第一スネア形である開位置の遠位端図を示す。
図2Bは、本発明に係る装置のシースが回収され、第二バスケット形である開位置の遠位端図を示す。
図3Aは、スネアワイヤが重なった未展開形状、すなわち第一スネア形である本発明に係る装置の遠位端から見た図を示す。
図3Bは、展開された、第二バスケット形である図3Aの装置を示す図である。
図3Cは、図3Aと近似した図であり、先端位置でスネアワイヤがX状形態に互いに交差した状態で、キャップが示されている。
図3Dは、展開された、第二バスケット形の図3Cの図を示す。
図3Eは、スネアワイヤが重なった未展開形状、すなわち第一スネア形の本発明に係る装置の遠位端から見た図を示す。
図3Fは、展開された、第二バスケット形である図3Eの装置の図を示す。
図3Gは、遠位端でスネアワイヤが重なった形状およびX状形態に互いに交差した状態、未展開形状、すなわち第一スネア形の本発明に係る装置の遠位端から見た図を示す。
図3Hは、展開された、第二バスケット形である図3Gの装置の図を示す。
図4Aから図4Eは、ポリープの切除および回収に使用する本発明の一例を示す。
ここで“2段階スネア−バスケット”と称される本発明は、好ましい実施例において、大腸内視鏡、上部消化内視鏡、十二指腸内視鏡または小腸内視鏡の夫々を挿通して、大腸内視鏡検査、上部消化管内視鏡検査(食道胃十二指腸内視鏡検査)、ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)または小腸内視鏡検査の処置の間、操作される。2段階スネア−バスケットは、連結された伸長する管状素材の一端に設けられたハンドルからなり、手術の第二段階において第二バスケット形に変形できるように、手術の第一段階において他端の第一スネア形を制御する。
最初は、図1Aに示すように、第一スネア形は閉位置にある。図1Bに示すように、例えばハンドルを押すことにより(以下に詳述した図1Aおよび図1Bの(7)(8)ように)、開位置または第一スネア位置に変形可能である。スネアに蓄積されたエネルギーは第一スネア位置となるようにする。他の実施例では、スネアは、バネのように、復元力を利用して閉位置から第一スネア形にすることができる。どのような手段を用いても、スネアを閉位置から開位置へ変形することについて、ホールスネアワイヤまたはハーフスネアワイヤ(下記に詳述する)であっても、全てのスネアワイヤは同時に伸長することが望ましい。
第一段階における第一スネア形は、消化管壁からポリープ(又は、多段階分解および除去過程における非常に大型のポリープの一部)を切断するのに電気焼灼器を装備する又は装備しない切除スネアとして機能し、そして、切除されたポリープ(又は、非常に大型のポリープの分断部位)の捕捉を開始する。
第一スネア形は、ハンドルの制御により容易に第二段階の第二バスケット形に変形される。
第二バスケット形は、消化管の内部から切断ポリープ(又は、多段階分解および除去過程での非常に大型のポリープの分断部位)を除去するポリープ捕捉または回収部材としてハンドルの制御により第二段階で機能する。
好ましい実施例において、第一スネア形は、互いの上部および/または互いの内部に並置されて、蓄積されたエネルギー機構によってスネア形が保持された、2つまたは3つ(またはそれ以上)のスネアからなる。2つまたは3つ(またはそれ以上)のスネアは、夫々、ハンドル端から伸長する管状素材を通って、第一スネア形と第二バスケット形との間でスネアワイヤの移動が自由な先端キャップへ伝わる、ホールスネア(互いに一つの環状となったワイヤ)またはハーフスネア(先端キャップで連結されおよび/または保持された2つのワイヤ)からなる。
この好ましい実施例では、第一スネア形から第二バスケット形への変化は、戻り止め機構を用いて、スネアバスケット自身の位置または近接した位置での蓄積エネルギー機構の解放により達成される。ある蓄積エネルギー機構は、スネアワイヤを一緒に保持し、スネアワイヤに並行にハンドル端へ走るワイヤからなるシース部材とすることができる。シース部材は環状、また他の選択として、固体のシースまたはバネ留フックとすることができる。しかし、本発明に係るこの実施例および他の実施例では戻り止め機構を用いているが、戻り止め機構の使用のみに限定されるものではない。
好ましい実施例では、第一スネア形は、伸長形状でポリープを囲んで掛けられるように設計される。第一スネア形は、ハンドルの操作によって締付けることができ、その後、第一スネア形の少なくとも1つのスネアが焼灼手段として機能する。焼灼機能を備えたスネアは、電気焼灼器スネアプラグまたは機器ハンドルに設けられた他の機構を通じて電源に取付けられる。ポリープの焼灼および切除に続き、スネア形状は切除ポリープ(又は、非常に大型のポリープの分断部位)を包囲する位置に保持することができる。
好ましい実施例における第一スネア形は、ポリープ回収の間、多数のスネアワイヤを一緒に保持するシース部材を縮退または解放することで、第二バスケット形へ、ハンドルの制御により容易に変形することができる。シース部材が縮退された場合、2つのスネアは跳ねて又は回転して分離し、第二バスケット形となる。
第一スネア形の第二バスケット形への変換の後、第二バスケット形は、回収のために切除ポリープ(又は、非常に大型のポリープの分断部位)を安全に捕捉するように、ハンドルの制御により切除ポリープ(又は、非常に大型のポリープの分断部位)を囲んで締付けることができる。
本発明の様々な実施例では、スネアとバスケットのサイズおよび形状は変えることができ、バスケット形状におけるワイヤの角度は変えることができ、また、医療装置および伸長する管状素材の長さおよび直径も変えることができる。
本発明の様々な実施例では、第一スネア形内のスネアの数(そして、結果としてそれに対応する第二バスケット形のワイヤの数)は変えることができ、ホールスネア又はハーフスネアからなるスネアに変えることができる。ハーフスネアとホールスネアの配置および連結性もまた変えることができる。更に、焼灼手段の役割を果たす一以上のスネアか、又はシース部材か変えることができる。第一スネア形から第二バスケット形への転換の方法または機構もまた変えることができる。
本発明の様々な実施例において、シース部材は変えることができる。シース部材は環状、バネ留フック、または、固体シースにすることができる。本発明の他の実施例では、シース部材を用いない代わりに、装置は、第一スネア形から第二バスケット形への変換に、蓄積エネルギーの解放を利用しない回転レバーまたはフリップレバーによる戻り止め機構とすることもできる。
本発明の様々な実施例では、第一スネア形状と第二バスケット形状および2つの形状の変化を制御するハンドルは変えることができる。ハンドルは2つ以上のレバーを備えた単独のハンドルとロック装置とからなる構造、または、複数のハンドル、複数のレバーおよび複数のロック装置の組合せとすることができる。いくつかの実施例ではロック装置は必要ない。電気焼灼器プラグの位置および設計も変えることができる。
本発明は、単一の装置がポリープの切除と回収の両方を行う点において、別々の2つの装置より時間を節約し、コストを低減する可能性を持つ。例えば、特に大型結腸直腸ポリープの除去においては、切除または切断は大抵1つの装置により達成され、捕獲および回収は大抵、第二の装置により達成している。
また、本発明は、ポリープのサイズおよび形状によって、極めて大きな場合、しばしば捕獲および回収がより困難で、多段階の分解・除去を要するような、大型ポリープの回収を容易に行うことができる。第一スネア形状では、例えば、捕捉の最初の段階で開口二次元設計は、従前のバスケット装置におけるワイヤ間の狭空間より大きな空間を提供する。また、本発明は、単独の大腸内視鏡検査処置の間に、同一患者から多数のポリープ(または極めて大きなポリープの多数の部位)を切除および回収するために繰返し使用が可能である。また、本発明は、小型(極小)ポリープの完全内視鏡貫通除去方法を提供する生検鉗子の方法に類似した、小さいポリープの完全内視鏡貫通除去方法を採ることにより、小さいポリープの除去を容易にすることができる。
本発明は、また、消化管の中、または、他の器官や体腔の中の既に切断したポリープ(または極めて大きなポリープの切断部位)、異物および結石の純粋な回収装置として機能させることができる。純粋な回収装置の使用として、発明は電気焼灼機能を必要とせず、ポリープ切除の為の発明の対応電気焼灼要素も必要としないであろう。
実際には、本発明は、非常に多くの応用範囲を持ち、バスケット回収技術の為の被検査物の捕捉における広範な改良を示す。ポリープ除去において、結腸直腸、小腸、胃および食道領域のような消化管で使用できる。婦人科ポリープにおいて、尿管、頸部および膣に使用することができる。また、本発明は、膀胱および尿道のような泌尿生殖器管におけるポリープの除去にも使用することができる。また、本発明は、鼻腔、口蓋、口腔および声帯ポリープのような、耳、鼻および咽喉のポリープ除去に使用することができる。更に、本発明は腹膜腔におけるポリープの除去に使用することができる。
また、本発明は結石除去に使用することができる。これは、胆道系(肝内および肝外)、膵臓および胆嚢のような消化管の中の結石も含む。また、腎臓、膀胱および尿道の結石を除去する為に泌尿生殖器管にも使用できる。
その上更に、本発明は異物の回収に役立つ。例として、本発明は、結腸直腸、胃、食道および小腸の異物のような、消化管の異物を除去することができる。尿道および膀胱のような泌尿生殖器管から異物を除去することができる。膣、頸部および尿管のような婦人科の異物除去に利用できる。腹腔鏡の胆嚢手術間のような、腹内または腹膜内の異物を除去するのに使用できる。更に、破片、医療機器および切除被検査物のような胸腔からの異物の除去にも利用できる。
次に図を参照すると、図1Aは、閉位置すなわちスネア4が展開されていない状態の本発明の装置を示している。装置は、遠位端2および近位端3を備えた伸長管状素材またはチューブ1からなる。チューブ1は、好ましくは柔軟性のある、例えば、カテーテルのような樹脂で形成される。好ましくは、チューブ1の外径は約2.8mmから約4.2mmであり、より好ましくは約2.8mmから約3.7mmである。
チューブ1は、遠位端2でキャップ5において終端となるスネア4を含む。
チューブ1の近位端3は、制御ユニットまたはグリップ6に接続される。グリップ6は、好ましくはチューブ1よりも低柔軟性である。グリップ6は、例として、樹脂または金属で形成することができる。
第一摺動ハンドル7および第二摺動ハンドル8は、グリップ6上でスライド可能に配置される。第一摺動ハンドル7を第二摺動ハンドル8に連結する任意の連結手段(図示しない)が設けられている。その手段によって2つのハンドル(7,8)は一致して作動させることができる。連結手段は摺動ハンドル(7,8)が互いに独立して作動できるように離脱可能である。
図1Bは、スネア4を伸長または展開して、第一スネア形となった、状態の装置を示している。スネア4の一部は、第一スネアワイヤ10および第二スネアワイヤ11を囲むシース9からなる。スネアワイヤ(10,11)はシース9によって一緒に保持されている。また、シース9はワイヤ(10,11)チューブ1を通ってグリップ6に延びて、第二摺動ハンドル8に取り付けられる。スネアワイヤ(10,11)もまた、チューブ1を通って、以下でより詳細に記載する手段によって、第一摺動ハンドル7に取り付けられるようにグリップ6内に到達している。
図2Aおよび図2Bは,スネア4をより詳細に示している。図2Aは、展開された第一スネア形のスネア4を示している。ここでは第一スネアワイヤ10と第二スネアワイヤ11は一緒にシース9に囲まれて保持されている。図2Aに示すこの実施例では、シース9は、シース・バッキング12と複数のシース・リング13とからなる。この形で、チューブ1を通ってグリップ6に到達して、第二摺動ハンドル8と接続しているのはシース・バッキング12であり、取付具は、図1Aおよび図1Bでは9として示されている。
図2Aおよび図2Bに示されるように、図1Bと同様に、スネア・ワイヤ(10,11)はキャップ5で終端となる。しかし、キャップ5に代わり、一または両方のスネア・ワイヤ(10,11)は連続ループ(図示しない)を形成できるものと理解される。ほぼ遠位端付近または遠位端におけるスネアバスケット装置(4,14参照)のワイヤ(10,11)は、シングル・ワイヤに結合または付着でき、または、スネアバスケット装置(4,14参照)のほぼ最遠位付近または最遠位態様において、互いに編組(ブレイド)でき、それにより、スネアバスケット装置の最遠位態様を形成する。スネアバスケット装置(4,14参照)の遠位(先)端は、開放した状態ではなく、スネアワイヤ(10,11)は、上述のように、(編組(ブレイディング)、結合、等により)直接的に、または、(キャップ5、介在ワイヤまたはワイヤ群、等により)間接的に互いに接続されている。
上述のように、シース9は様々な形状とすることが可能である。例として図2Aには、ワイヤーシース・バッキング12によりサポートされている金属製のシースリング13の形状が示されている。一方、シースは頑丈(固体)である、柔軟性ある金属メンバ、または、柔軟なプラスティック又はゴム部材とすることも可能であり、リングは、完全に閉じているものではなく一部環状のリング、バネ留フックまたはクリップ式にすることも可能である。一方、遠位端から近位端、または、近位端から遠位端へと配設された挟持部は、スネアワイヤ10、11を共に保持するために用いることができる。図2Bに示すように、挟持部は、例えばバネ荷重手段により、または、単にチューブ1の中へ引き入れることにより、第2バスケット形14を形成するために解放される。上下または左右を一組として、スネア4の各々の側に2〜4つの挟持部が並べられる(アライン)。
図2Bでは、シース9がチューブ1の近位に引き入れられた状態が示されているが、他の実施例では、シース9はスネア4の遠位端へと押されることも可能であることに注意すべきである。
図1B、図2Aに示されたスネア4、または、図2Bの第2バスケット形14は、二つの一対のスネアワイヤ10,11から構成されているが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、本発明は3つ、4つ、もしくはそれ以上の数のスネアワイヤを使用して実施することが可能である。同様に、一つ又は複数(全てではない)のスネアワイヤは、ハーフワイヤとすることも可能である。ハーフワイヤも、キャップ5に接続されているか、または別の方法で他のスネアワイヤ10または11と接続される。
スネアワイヤ10、11としては、フラットワイヤ、編組ワイヤ、形状記憶ワイヤ、または、第一スネア形4または第二バスケット形14として機能するいかなる素材とすることも可能である。
スネアワイヤ10、11は、好ましくは、ステンレススチール、ニッケル・チタン合金(ニチノール)または、チタンで形成される。
図2Aで示されているように、スネアワイヤ10、11は、第一スネア形4では相互に近接している。一方、平面図から解かるように、スネアワイヤは順に重ねて並べて配置されている。チューブ1内において、スネアワイヤ10、11は、最初に互いに編み組みして第一編組15、16を形成し、次に、それらの第一編組15、16は、順々に一緒に編み組みされて第二編組17を形成する。この第二編組17は、実施例の図1Aまたは1Bに示すように、チューブ1を通過してグリップ6に入り、第一摺動ハンドル7に接合される。
この編組は、本発明を実施する為に不可欠なものではないことを理解すべきである。例えば、スネアワイヤ10、11は、そのままチューブ1を通過してグリップ6の中に入り、第一摺動ハンドル7に接合することも可能である。他の実施例では、他の素材を使用することも可能である。例として、第一スネア形4および第二バスケット形14を形成するスネアワイヤ10,11の部分はステンレス鋼、ニチノール、更には、チタンで構成することが可能である。また、第二編組17においても、さらに第一編組15、16においても、同一または異なる素材を一体的部材として使用することが可能である。したがって、この一体的部材はステンレス鋼、ニチノール、チタン、または異なる金属、更には、プラスティックのような非金属物質とすることも可能である。第一編組15,16、または、スネアワイヤ10,11は、溶接、半田付け、クランプ、接着剤、および同様の従来の手段により、この一体的部材に接合されている。
第二バスケット形14の形成は、様々な方法で形成される。一つの好ましい実施例では、スネアワイヤ10、11は、形状記憶ワイヤ、あるいは非拘束または平静状態において第二バスケット形14を形成する他のもので構成される。それらは、蓄積エネルギーを利用した抑制作用の戻止め機構によって第一スネア形4に保持される。この戻止め装置は、リング、フック、挟持部、または、シース収納に利用されるであろう。この戻止め装置は、形状の変化を生じさせるために蓄積エネルギーを解放するためのスプリングまたはハンドル操作により達成されるであろう。スプリングはチューブ1内に装備することかでき、そしてスプリングを解放するボタンを押すことにより所望時に稼働可能である。他の実施例では、第一スネア形4のスネアワイヤ10,11にトルクをかけて第二スネア形14へと回転させることも可能である。トルクは、様々な従来手段によってかけられる。例えば、第一摺動ハンドル7もまた回転可能であり、回転によりトルクが供給される。ホイール、ノブのようなトルクの供給となるものもトルク(供給)手段である。このトルク手段は、例えばチューブ1、または、グリップ6のどこか、更には第一摺動ハンドル7に設置することができる。
他の実施例(示されていない)では、支持手段は、チューブ1の遠位端に設けることができる。この支持手段は、チューブ1の遠位端2における変形、不安定や分裂を防止している。支持手段は、環状またはカップ状に形成され、プラスティックのような、いかなる適切な素材で形成することも可能である。
スネアワイヤ10,11の形状は、互いに関連しており、複数の異なった形状とすることが可能である。それら形状は、スネアワイヤ10、11及びキャップ5を示した正面図である図3A〜図3Hにより、より詳細に開示されている。
図3Aは、図2Aの形状と類似している。両者とも、第一スネア形4において、一つの(または第一の)スネアワイヤ10が、他方の(または第二の)スネアワイヤ11の外側に配置されている。リング13も示されている。図2B、図3Bの第二バスケット形14において、第一スネアワイヤ10は、上方に位置し、第二スネアワイヤ11は下方に位置することによりバスケットを形成する。図2Bでは、第一スネアワイヤ10は、ページの平面の上方に位置し、そして、第二スネアワイヤ11はページの平面の下方に位置する。
他の実施例では、図3Cのスネアワイヤ10、11は、キャップ5で互いに交差するX形状をしていることを除いては、図3Aと類似した形状をしている。スネアワイヤ10、11は、図3Cの点線で示されたように、図3Dの第二バスケット形14を形成するように移動する。
図3Eは、第一スネア形4の時に、第一スネアワイヤ10が第二スネアワイヤ11の下方に位置することを図示している。上のスネアワイヤ11は、下方圧力を持ち、下のスネアワイヤ10は上方圧力を持つ。この圧力が、例えばリング13(図示せず)が無かったとしても第一スネア形4においてスネアワイヤ10、11を一緒に保持する。スネアワイヤ10、11が移動すると、スネアワイヤはもはや相互に接触することなく、底のスネアワイヤ10は上方の位置になり、そして、上方の(下側)スネア11は下方の位置となり、図3Fの第二バスケット形14を形成する。
図3Gは、第一スネア形4の時に、第一スネアワイヤ10と第二スネアワイヤ11がX形状を形成するようにキャップ5で相互に交差している状態を図示している。図3Eの状態と同じように、上のスネアワイヤ(11はキャップ5の左、10はキャップの右)は下方圧力を持ち、下のスネアワイヤ(10はキャップ5の左、11はキャップの右)は上方圧力を持つ。図3Hの第二バスケット形14を形成するために、図3Hに示すようにスネア10,11の上端は上に位置させ、スネア10,11の下端は下に位置させる。この動きは、例えば、スネア10,11を相互に上記の図3Eと図3Fと同様の方法で移動することにより達成される。
もちろん上述のように、キャップ5は存在しなくてもよい。各スネアワイヤ10、11が、ループであるか、または、遠位端で接合していてもよい。
上述の、および特にポリープの除去において、本発明では切除のためにポリープを焼灼させている。従来の電源が提供される。一つの実施例では、1または複数が焼灼機能(作用)を行っている。他の実施例では、焼灼されたサンプルのいくつかはスネアワイヤ10、11に付着し、第二バスケット形14の展開を妨害したり阻害するので、この形状が最適というわけではない。これを防ぐために、焼灼のための電流は、導電材料またはワイヤのような導電材料を含むもので形成されたシース9を通過するようにする。電気回路を完成させるために、シース9の遠位端はワイヤまたはキャップ5に接触または接続される。別の実施例では、電流はシース9および1または複数のシースワイヤ10,11を通過するようにする。焼灼されたサンプルはシース9に接触しても、焼灼されたサンプルの殆どは、シースワイヤ10、11には付着しないためである。
本発明の実施例において、シースは使用されていないことが判る。例えば、スネアワイヤ10、11には形状記憶はなく、第一スネア形4に展開した時には相互に近接した状態になる。第二バスケット形14への変更は、例えば、前述のようなトルクを掛けたり、前述のフリップレバやダイヤルを利用した戻り止め装置の利用により、スネアワイヤ10、11の一方または両方を回転させることによって効果を生じるものである。別の実施例ではスネアワイヤ10,11は順に重ねた形状である。上のスネアワイヤ11は形状記憶に作られているか、または、下方へ押圧するように形成されており、下のスネアワイヤ10は上方へ押圧するように形成されている。これらの対抗する押圧力は第一スネア形とともにスネアワイヤ10,11に保持されている。別の実施例では、相互に接触しているスネアワイヤ10,11はフラット面からなり、チャンネルが設けられるか、当該位置により堅固に保持できるように、凸凹(さね継ぎ)型システムが用いられる。第二バスケット形14へ変換するために、スネアワイヤ10、11のそれぞれを相互に対して、前後または左右に、単に移動させる。ひとたびスネアワイヤ10,11が相互に接触している状態でなくなったら、第二バスケット形14へ切り替わる。たとえば、図3Eと図3Fで示している。
図4は、結腸直腸のポリープの切除と除去に使用された本発明の一実施例を示すものである。図4Aに示すように、一度ポリープが決められたら、第一スネア形4がポリープを囲むように使用される。図4Bに示すように、次にスネア4は締結されポリープは焼灼される。図4Cに示すように、次に、第一スネア形4は焼灼されたポリープを取り囲むように必要に応じて拡大される。図4Dでは、上記開示した手段により第一スネア形4は第二バスケット形14に変換されている。図4Eに示すように、第二バスケット形14は、切除されたポリープの周囲を締結し収容工程の完全な保全を完了している。
ポリープは、その後、スネアバスケット装置の全体を(小さいポリープのばあい)内視鏡の治療用管から引き出すか、スネアバスケット装置と内視鏡の両方ともを(大きいポリープのばあい)GIをタンデムのトラックキャビティから引き出すことにより排除される。
本発明の他の実施例では、シース9は、何本のスネアワイヤ10,11が第二バスケット14を構成するのに放出されるかを制御するのに使われる。
これは、たとえばスペースが限られている場合に必要となる。
図2Aと図2Bにおいて、シース9の全体を引き出すのではなく、右半分または左半分を引き出すこともできる。その結果、第二バスケット形14のワイヤが4本ではなく3本が形成される。
上述の通り、内視鏡には、撮取したイメージを観察する手段のみならず、光源付きのレンズも含まれる。その上、内視鏡には、医療用機器の付属品を挿通することのできる治療用管も含まれており、その直径は通常は2.8mm〜4.2mmからなる。ここでは図示されていないが、本発明はこれらの要素との互換性があると判断される。
上述の記載および、図面の開示で特に図1A、図1Bと図2Bの開示を観察すれば、本件特許出願の一実施例の機能は明らかである。
内視鏡は口、肛門または予め作られた外科用造孔から消化管に挿入され、施術者により消化管の所望の位置まで進行される。
もし、ポリープが見つかった場合、本発明の装置は、内視鏡の治療管に挿入され、治療管を通って内視鏡の治療管の遠位端の外まで伸延している遠位端であってポリープの含まれている胃腸内腔(ルーメン)に入るまで進行される。
第一摺動ハンドル7と第二摺動ハンドル8は、共に遠位方向に摺動し、それによりスネア4が展開する。スネア4をポリープの周囲に位置させて、第一摺動ハンドル7と第二摺動ハンドル8とを同時に近位方向に強く引く。一度正しく位置付けられてから、ポリープ焼灼のための電流がスネア4を通して電送される。スネア4はポリープを囲むように必要に応じて第一摺動ハンドル7と第二摺動ハンドル8の両方を遠位方向に押して再度拡張させることができる。
これはまた、スネアの中でのポリープ収穫の開始としてのポリープの整列を助長する。一度ポリープが整列すれば、第二摺動ハンドル8が近位方向に引かれるが、第一摺動ハンドル7は移動しない。これによりシース9を下に引き、スネアワイヤ10と11は分離する。一度シース9がスネアワイヤ10,11から分離すると、シース9はワイヤをその中に保持することができないので、ワイヤは第二バスケット形14を形成する。これは、更に高度に効果的なポリープ獲得工程である。
第二バスケット形14は、その後、第一摺動ハンドル7を第二バスケット14の中にポリープが確実に捕獲され、更なる摺動の抵抗が判断表示されるまで近位に引かれ、ポリープの確保と完全な捕獲のためにポリープの周囲の第二バスケット形を締結するのに必要になると閉鎖される。
ポリープが確保された第二バスケット形14は(小さなポリープの場合)内視鏡から引き出され、または(大きなポリープの場合)確保したポリープとともに第二バスケット形14を含む内視鏡の機器の全体が引き出される。
ポリープは、一旦人体から分離されると第二バスケット形14から放出される。
シース部材9は、第一スネア形4を再形成するために、スネアワイヤ10,11へ手作業か又は第一摺動ハンドル7と第二摺動ハンドル8を共に摺動させることにより再進行させることができる。
第一スネア形4はその後、例えば図1Aに示されているように閉じられる。機器はこれにより患者に継続的に使用できる状態となる。
開示された実施例は、その中で本発明が実施されたであろう各種の方法が図示されている。当業者によれば、本発明の本質と範囲を逸脱することなく、その他の実施例の遂行が可能である。
本発明に係る装置の閉位置の平面図を示す 本発明に係る装置の開位置、すなわちスネア展開の平面図を示す 本発明に係る装置のシースの一つにより包囲されたスネアと第一スネア形である開位置の遠位端図を示す 本発明に係る装置のシースが回収され、第二バスケット形である開位置の遠位端図を示す スネアワイヤが重なった未展開形状、すなわち第一スネア形である本発明に係る装置の遠位端から見た図を示す 展開された、第二バスケット形である図3Aの装置を示す図である 図3Aと近似した図であり、先端位置でスネアワイヤがX状形態に互いに交差した状態で、キャップが示されている 展開された、第二バスケット形の図3Cの図を示す スネアワイヤが重なった未展開形状、すなわち第一スネア形の本発明に係る装置の遠位端から見た図を示す 展開された、第二バスケット形である図3Eの装置の図を示す 遠位端でスネアワイヤが重なった形状およびX状形態に互いに交差した状態、未展開形状、すなわち第一スネア形の本発明に係る装置の遠位端から見た図を示す 展開された、第二バスケット形である図3Gの装置の図を示す ポリープの切除および回収に使用する本発明の一例を示す ポリープの切除および回収に使用する本発明の一例を示す ポリープの切除および回収に使用する本発明の一例を示す ポリープの切除および回収に使用する本発明の一例を示す ポリープの切除および回収に使用する本発明の一例を示す

Claims (69)

  1. 人体から回収のために組織、ポリープ、結石および他の異物を捕捉する医療装置において、
    制御ユニットと、
    管状素材が前記制御ユニットから管状素材の遠位端へ伸長する内部チャンネルを有する伸長管状素材と、
    前記制御ユニットを通してシングルループが内部チャンネルの遠位端に少なくとも部分的に縮退し、超えて伸長することが可能であり、管状素材の内部チャンネルを通して制御ユニットから伸長し、並置されて内部チャンネルの遠位端でシングルループに保持される構成からなる第一スネア形を形成する、少なくとも2つのスネアワイヤと、からなり、
    前記少なくとも2つのスネアワイヤは、制御ユニットを通して第一スネア形を変換することにより第二バスケット形を形成し、前記第二バスケット形は前記制御ユニットを通して人体から組織、ポリープ、結石および他の異物を捕捉および回収するよう作動することを特徴とする医療装置。
  2. 前記第二バスケット形は、制御ユニットにより前記第一スネア形に変換可能であることを特徴とする請求項1記載の医療装置。
  3. 少なくとも1つのスネアワイヤは、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項1記載の医療装置。
  4. 少なくとも1つのスネアワイヤは、1つの連続した環状ワイヤを装備することを特徴とする請求項1記載の医療装置。
  5. 少なくとも1つのスネアワイヤは、少なくとも2つの接続されたワイヤと少なくとも1つのワイヤ接続機構を装備することを特徴とする請求項1記載の医療装置。
  6. 並置されて第一スネア形でシングルループに保持される前記スネアワイヤは、シース部材によりシングルループに保持され、前記シース部材は、制御ユニットを通して第一スネア形を第二バスケット形に変換するように縮退し、第二バスケット形を第一スネア形に変換するように伸長することが可能であることを特徴とする請求項1記載の医療装置。
  7. 前記シース部材は、環状であることを特徴とする請求項6記載の医療装置。
  8. 前記シース部材は、固体シースであることを特徴とする請求項6記載の医療装置。
  9. 前記シース部材は、バネ留フックであることを特徴とする請求項6記載の医療装置。
  10. 前記シース部材は、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項6記載の医療装置。
  11. 前記シース部材はおよび少なくとも1つのスネアワイヤは、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項6記載の医療装置。
  12. 並置されて第一スネア形でシングルループに保持される前記スネアワイヤは、制御ユニットを通して、第一スネア形を第二バスケット形に変換するように解放し、第二バスケット形を第一スネア形に変換するように嵌装することが可能な少なくとも1つのレバーにより、シングルループに保持されることを特徴とする請求項1記載の医療装置。
  13. 少なくとも1つの回転レバーを装備することを特徴とする請求項12記載の医療装置。
  14. 少なくとも1つのフリップレバーを装備することを特徴とする請求項12記載の医療装置。
  15. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのハンドルを装備することを特徴とする請求項1記載の医療装置。
  16. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのスライド部材を装備することを特徴とする請求項15記載の医療装置。
  17. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのロック装置を装備することを特徴とする請求項15記載の医療装置。
  18. 結腸直腸壁から胃腸ポリープを切除し、結腸直腸から回収するために切除ポリープを捕捉する医療装置において、
    制御ユニットと、
    内部チャンネルを通して前記管状素材が前記制御ユニットから前記管状素材の遠位端へ伸長する、内部チャンネルを有する伸長管状素材と、
    前記制御ユニットを通してシングルループが内部チャンネルの遠位端に少なくとも部分的に縮退し、超えて伸長することが可能であり、シングルループが電源接続により結腸直腸壁からポリープを切除する焼灼手段として作動可能である、第一スネア形を形成し、管状素材の内部チャンネルを通して制御ユニットから伸長し、並置されて内部チャンネルの遠位端でシングルループに保持される、少なくとも2つのスネアワイヤと、からなり、
    前記少なくとも2つのスネアワイヤは、制御ユニットを通して第一スネア形を変換することにより第二バスケット形を形成し、前記第二バスケット形は前記制御ユニットを通して人体から組織、ポリープ、結石および他の異物を捕捉および回収するよう作動することを特徴とする医療装置。
  19. 前記第二バスケット形は、制御ユニットを通して第一スネア形に変換できることを特徴とする請求項18記載の医療装置。
  20. 少なくとも1つのスネアワイヤは、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項18記載の医療装置。
  21. 少なくとも1つのスネアワイヤは、1つの連続した環状ワイヤであることを特徴とする請求項18記載の医療装置。
  22. 少なくとも1つのスネアワイヤは、少なくとも2つの接続されたワイヤと少なくとも1つのワイヤ接続機構を装備することを特徴とする請求項18記載の医療装置。
  23. 並置されて第一スネア形でシングルループに保持される前記スネアワイヤは、シース部材によりシングルループに保持され、前記シース部材は、制御ユニットを通して第一スネア形を第二バスケット形に変換するように縮退し、第二バスケット形を第一スネア形に変換するように伸長することが可能であることを特徴とする請求項18記載の医療装置。
  24. 前記シース部材は、環状であることを特徴とする請求項23記載の医療装置。
  25. 前記シース部材は、固体シースであることを特徴とする請求項23記載の医療装置。
  26. 前記シース部材は、バネ留フックであることを特徴とする請求項23記載の医療装置。
  27. 前記シース部材は、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項23記載の医療装置。
  28. 前記シース部材はおよび少なくとも1つのスネアワイヤは、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項6記載の医療装置。
  29. 並置されて第一スネア形でシングルループに保持される前記スネアワイヤは、制御ユニットを通して、第一スネア形を第二バスケット形に変換するように解放し、第二バスケット形を第一スネア形に変換するように嵌装することが可能な少なくとも1つのレバーにより、シングルループに保持されることを特徴とする請求項18記載の医療装置。
  30. 少なくとも1つの回転レバーを装備することを特徴とする請求項29記載の医療装置。
  31. 少なくとも1つのフリップレバーを装備することを特徴とする請求項29記載の医療装置。
  32. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのハンドルを装備することを特徴とする請求項18記載の医療装置。
  33. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのスライド部材を装備することを特徴とする請求項32記載の医療装置。
  34. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのロック装置を装備することを特徴とする請求項32記載の医療装置。
  35. 人体から回収のために組織、ポリープ、結石および他の異物を捕捉する方法において、
    第一スネア形が並置されてシングルループに保持される少なくとも2つのスネアを含み、環状の第一スネア形を組織、ポリープ、結石および他の異物にかける工程と、
    制御ユニットを通して第一スネア形を第二バスケット形に変換する工程と、
    人体から組織、ポリープ、結石および他の異物を捕捉して回収するために制御ユニットを通して第二バスケット形を縮退する工程と、からなることを特徴とする方法。
  36. 更に、制御ユニットを通して第二バスケット形を第一スネア形に変換する工程からなることを特徴とする請求項35記載の方法。
  37. 更に、焼灼手段として第一スネア形を用いて結腸直腸壁からポリープを切除する工程からなることを特徴とする請求項35記載の方法。
  38. 少なくとも1つのスネアワイヤは、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項35記載の方法。
  39. 少なくとも1つのスネアワイヤは、1つの連続した環状ワイヤを装備することを特徴とする請求項35記載の方法。
  40. 少なくとも1つのスネアワイヤは、少なくとも2つの接続されたワイヤと少なくとも1つのワイヤ接続機構を装備することを特徴とする請求項35記載の方法。
  41. 並置されて第一スネア形でシングルループに保持される前記スネアワイヤは、シース部材によりシングルループに保持され、制御ユニットを通してシース部材が縮退することにより第一スネア形が第二バスケット形に変換されることを特徴とする請求項35記載の方法。
  42. 前記シース部材は、環状であることを特徴とする請求項41記載の方法。
  43. 前記シース部材は、固体シースであることを特徴とする請求項41記載の方法。
  44. 前記シース部材は、バネ留フックであることを特徴とする請求項41記載の方法。
  45. 前記シース部材は、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項41記載の方法。
  46. 前記シース部材はおよび少なくとも1つのスネアワイヤは、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項41記載の方法。
  47. 並置されて第一スネア形でシングルループに保持される前記スネアワイヤは、制御ユニットを通して、第一スネア形を第二バスケット形に変換するように解放され、第二バスケット形を第一スネア形に変換するように嵌装されることが可能な少なくとも1つのレバーにより、シングルループに保持されることを特徴とする請求項35記載の方法。
  48. 少なくとも1つのレバーは、回転レバーであることを特徴とする請求項47記載の方法。
  49. 少なくとも1つのレバーは、フリップレバーであることを特徴とする請求項47記載の方法。
  50. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのハンドルを装備することを特徴とする請求項35記載の方法。
  51. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのスライド部材を装備することを特徴とする請求項50記載の方法。
  52. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのロック装置を装備することを特徴とする請求項50記載の方法。
  53. 結腸直腸から胃腸ポリープを切除および回収する方法において、
    第一スネア形が並置されてシングルループに保持される少なくとも2つのスネアを含み、結腸直腸から回収するために環状の第一スネア形をポリープにかける工程と、
    焼灼手段として第一スネア形を用いて結腸直腸壁からポリープを切除する工程と、
    制御ユニットを通して第一スネア形を第二バスケット形に変換する工程と、
    結腸直腸から切除ポリープを捕捉および回収するために制御ユニットを通して第二バスケット形を縮退する工程と、からなることを特徴とする方法。
  54. 更に、制御ユニットを通して第二バスケット形を第一スネア形に変換する工程からなることを特徴とする請求項53記載の方法。
  55. 少なくとも1つのスネアワイヤは、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項53記載の方法。
  56. 少なくとも1つのスネアワイヤは、1つの連続した環状ワイヤを装備することを特徴とする請求項53記載の方法。
  57. 少なくとも1つのスネアワイヤは、少なくとも2つの接続されたワイヤと少なくとも1つのワイヤ接続機構を装備することを特徴とする請求項53記載の方法。
  58. 並置されて第一スネア形でシングルループに保持される前記スネアワイヤは、シース部材によりシングルループに保持され、制御ユニットを通してシース部材が縮退することにより第一スネア形が第二バスケット形に変換されることを特徴とする請求項53記載の方法。
  59. 前記シース部材は、環状であることを特徴とする請求項58記載の方法。
  60. 前記シース部材は、固体シースであることを特徴とする請求項58記載の方法。
  61. 前記シース部材は、バネ留フックであることを特徴とする請求項58記載の方法。
  62. 前記シース部材は、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項58記載の方法。
  63. 前記シース部材はおよび少なくとも1つのスネアワイヤは、電源に接続する焼灼手段であることを特徴とする請求項58記載の方法。
  64. 並置されて第一スネア形でシングルループに保持される前記スネアワイヤは、制御ユニットを通して、第一スネア形を第二バスケット形に変換するように解放され、第二バスケット形を第一スネア形に変換するように嵌装されることが可能な少なくとも1つのレバーにより、シングルループに保持されることを特徴とする請求項53記載の方法。
  65. 少なくとも1つのレバーは、回転レバーであることを特徴とする請求項64記載の方法。
  66. 少なくとも1つのレバーは、フリップレバーであることを特徴とする請求項64記載の方法。
  67. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのハンドルを装備することを特徴とする請求項34記載の方法。
  68. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのスライド部材を装備することを特徴とする請求項67記載の方法。
  69. 前記制御ユニットは、少なくとも1つのロック装置を装備することを特徴とする請求項67記載の方法。
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