JP2010516932A5

JP2010516932A5 -

Info

Publication number: JP2010516932A5
Application number: JP2009545882A
Authority: JP
Filing date: 2008-01-02
Publication date: 2012-11-01
Anticipated expiration: 2028-01-02

Description

行程ストッパエレメント１２には、直径において複数に段付けされた一貫した長手方向孔２０が設けられている。この長手方向孔２０は、一方では凹部１６に、他方では行程ストッパエレメント１２における孔３の開かれた端部に開口している。長手方向孔２０は、凹部１６に向かって延びる領域２０ａで小さい直径を有しており、これにより絞り孔２０ａを形成している。凹部１６への長手方向孔２０の開口２０ｂは、絞り孔２０ａよりもずっと大きな直径を有している。開口２０ｂから絞り孔２０ａへの移行部は階段状に形成されており、鋭い縁部を成して形成されている。これにより、凹部１６から絞り孔２０ａへの流れは著しく妨げられる。絞り孔２０ａには、凹部１６とは反対側で、長手方向孔２０の別の領域２０ｃが続いている。この別の領域２０ｃは、絞り孔２０ａよりも大きな直径を有している。長手方向孔２０の領域２０ｃから絞り孔２０ａへの移行部は良好に流れるように形成されており、例えば図１に示したようにやや円錐状のまたは丸み付けられた移行部が設けられている。行程ストッパエレメント１２の区分１２ａには少なくとも１つの横方向孔２２が設けられており、この横方向孔２２を通って、長手方向孔２０の領域２０ｃが環状ギャップ１４に接続されている。有利には周面にわたって分配配置された複数の横方向孔２２が行程ストッパエレメント１２に設けられている。

Claims

逆止弁であって、弁ケーシング（１；６１）が設けられており、該弁ケーシングには孔（３）が設けられており、該孔（３）には弁座（５）が形成されていて、ボール状の弁部材（７）と該弁部材（７）のための行程ストッパエレメント（１２）とが設けられており、該行程ストッパエレメント（１２）には、弁部材（７）が、逆止弁の開放時に当接し、行程ストッパエレメント（１２）が、弁部材（７）に面した側に漏斗状の凹部（１６）を有しており、該凹部（１６）には、逆止弁の開放状態で弁部材（７）が進入し、行程ストッパエレメント（１２）は、前記弁ケーシング（１；６１）に、前記孔（３）内で溶接結合部（２６；３０）によって直接的又は間接的に軸方向で固定されている形式のものにおいて、
行程ストッパエレメント（１２）が、貫通する長手方向孔（２０）を有しており、長手方向孔（２０）が凹部（１６）に向かって、絞り孔（２０ａ）として形成された領域を有しており、凹部（１６）への長手方向孔（２０）の開口（２０ｂ）が、絞り孔（２０ａ）よりも大きな直径を有していることを特徴とする逆止弁。
行程ストッパエレメント（１２）と弁ケーシング（１；６１）とが硬化された鋼により製造されている、請求項１記載の逆止弁。
行程ストッパエレメント（１２）が周面において、孔（３）内で弁ケーシング（１；６１）に溶接されている、請求項１又は２記載の逆止弁。
孔（３）内に、孔（３）の直径変更により、弁座（５）とは反対の側に環状肩部（１０）が形成されていて、該環状肩部（１０）は、行程ストッパエレメント（１２）のための当接部を形成し、行程ストッパエレメント（１２）は、軸方向で孔（３）内に弁座（５）に向かって挿入される際に環状肩部（１０）に当接する、請求項１から３までのいずれか１項記載の逆止弁。
長手方向孔（２０）の絞り孔（２０ａ）と開口（２０ｂ）との間の移行部が鋭い縁部を成すように形成されている、請求項１から４までのいずれか１項記載の逆止弁。
長手方向孔（２０）が、凹部（１６）とは反対側で絞り孔（２０ａ）に続く、絞り孔（２０ａ）よりも大きな直径を有する別の領域（２０ｃ）を有しており、長手方向孔（２０）の絞り孔（２０ａ）と前記別の領域（２０ｃ）との間の移行部が、良好に流れるように形成されている、請求項１から５までのいずれか１項記載の逆止弁。
前記移行部が円錐状に又は丸み付けられて形成されている、請求項６記載の逆止弁。
環状肩部（１０）と弁座（５）との間の孔（３）の領域で、行程ストッパエレメント（１２）と孔（３）との間に、環状ギャップ（１４）が設けられており、行程ストッパエレメント（１２）には、環状ギャップ（１４）を長手方向孔（２０）に接続する少なくとも１つの横方向孔（２２）が設けられている、請求項１から７までのいずれか１項記載の逆止弁。
内燃機関の燃料噴射システムのためのインジェクタであって、液圧的な圧力変換器（５９）を有する形式のものにおいて、
液圧的な圧力変換器（５９）内に、請求項１から８までのいずれか１項記載の逆止弁（６７）が設けられていることを特徴とする、内燃機関の燃料噴射システムのためのインジェクタ。
前記逆止弁（６７）が、前記液圧的な圧力変換器（５９）の変換器ピストン（６１）内に設けられていることを特徴とする、請求項９記載の内燃機関の燃料噴射システムのためのインジェクタ。